JPS6043273B2 - 砥石経変化による研削力を補償した研削盤 - Google Patents

砥石経変化による研削力を補償した研削盤

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JPS6043273B2
JPS6043273B2 JP51022449A JP2244976A JPS6043273B2 JP S6043273 B2 JPS6043273 B2 JP S6043273B2 JP 51022449 A JP51022449 A JP 51022449A JP 2244976 A JP2244976 A JP 2244976A JP S6043273 B2 JPS6043273 B2 JP S6043273B2
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grinding wheel
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grindstone
power
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/16Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the load
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は所定の電力で研削する研削盤とくに内面研
削盤において砥石車のドレスによる外径の変化て研削力
が変化するのを連続的に補償するものに関する。
(従来技術) 通常、内面研削盤においては、研削力を安定させる等の
目的から、ワークの研削に要する砥石駆動用モーターの
電力を一定に制御する方法が採用される。
この方式によれば、砥石車のドレス(砥石面の修正)に
よつて、砥石径が小さくなると、接線研削力が増加し、
加工上好ましくない問題を生ずる。このような欠点を防
ぐために、従来は、砥石径が小さい点を標準にして砥石
モータの電力を低目に設定することが行なわれて居る。
この場合には、ドレス前の砥石径の大きいところでは研
削力が小さく研削盤の能力以下て運転されることになり
機械の効率的運転がなされないという欠点がある。この
対策として、特開昭49−15079に示されるように
、砥石径の変化を電気的に検出して、この検出量にした
がつて、研削電力の設定値等を自動的に変更することに
よつて、砥石径の減少による接線研削力の増大を補正す
ることが考えられている。
上記従来技術において、砥石径の変化(Δd)に応じ研
削電力を所定量(Δp)補正し、接線研
−Δp一削力(Ft)を一定にするよっA■設
定する場合を考えると、上記従来技術では、単一の遺腎
しか設定することができない。
すなわち、所定のワークを研削する場合は、第,7図実
線aに示すように初期砥石径DOlに対して適切な研削
電力P1を設定し、以後砥石径の減少に応じ接線研削力
が一定となるように澄腎を設定して研削電力を減少させ
ればよいのである。
しかし.ながら、別種類のワークを研削するため異なつ
た加工条件をとる場合、例えば、第7図の二点鎖線bで
示すように異る径DO2で異なる長さの砥石を使用する
際には、初期砥石径に対する適切な研削電力は異つた研
削電力P2となり、その結果接線研〈削力を一定とする
ための吠腎も異つた設定が必要となるが、上記従来技術
では単一の遺腎しか設定できないため、このような条件
変化には対応できない。一方上記従来技術においては、
砥石径の減少に応じて接線研削力を要求される特性とす
る、例えば砥石径にかかわらず接線研削力を常に一定に
することは可能であるが、設定し得る接線研削力特性は
単一のものである。
しかしながら、上記接線研削力特性は、被加工物に求め
られる加工精度の対象(例えば、表面あノらさ、円筒度
等)、砥石の砥粒のあらさ度合、被加工物の材質または
研削液の種類等によつて、その要求は変化するが、上記
従来技術の如く、単一の接線研削力特性しか設定できな
いものでは、このような条件変化に対応することはでき
なかつ・た。
すなわち第8図の1に示すように被加工物の表面あらさ
を重視し加工速度を安定させる際には砥石径の減少に応
じ接線研削力Ftが一定となるよう補正すればよい。
一方、接線研削力が一定となる特性に設定した場合には
、砥石が小径となると砥石の被加工物に対する接触面積
が小さくなり、いわゆる食い付きが良くなるので砥石の
押付力(法線研削力)が小さくなり砥石軸のたわみが少
くなつて被加工物の円筒度が低下してしまう。
つまり、第8図2に示すように被加工物の円筒度を重視
する際には、接線研削力を砥石径の減少に応じ減少させ
るにしても、接線研削力は増加傾向を維持させる必要が
ある。また、砥石の砥粒があらい楊合は、細かい場合に
比較し砥石径の減少に対する被加工物との接触面積が小
さくなる度合が大きいため砥石が小径となると円筒度が
低下する度合が大きい。
よつて第8図3に示すように砥粒があらい砥石を使用し
た際、被加工物の円筒度が要求されれば接線研削力が増
加する特性を2の場合より強く設定する必要がある。ま
た、被加工物が難削材である場合は、通常の材料の場合
に比較し、砥石径の減少に対する被加工物との接触面積
が小さくなる度合が小さいため砥石が小径となると円筒
度は低下するが、第8図4に示すように接線研削力が増
加する特性を2の場合より弱めに設定すれば適切な円筒
度を得ることができる。
さらに、研削液が油性の場合には、水溶性の研削液と比
較して砥石径が減少すると粘性抵抗による研削電力の消
費度合は大きくなる。
つまり、接線研削力を一定にすると押付力が高くなる傾
向になるため、適切な円筒度を得るには、第8図5に示
すように接線研削力が減少する特性を設定する必要があ
る。(本発明の目的) 本発明は上記従来技術の欠点を排除するためになされた
もので、砥石径の変化に対応して接線研削力を補正し、
しかも種々の加工条件の変化に応じ要求される接線研削
力特性を設定することができる内面研削に利用できる研
削盤を提供することを目的とする。
(本発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、電力検出器により
検出した砥石軸駆動モーターの消費電力と研削電力設定
器に設定した設定値とを比較器により比較して切込装置
の切込速度を制御して研削電力を一定に保つようにした
研削盤において、ドレスによつて小さくなつた砥石径を
検出する砥石径検出器と、この砥石径検出器の検出値を
入力とする砥石径関数回路を設け、この砥石径関数回路
を砥石径検出器の出力を入力とする第1演算増巾器Q1
と、この第1演算増巾器Q,の入力に接続した零点調整
器RVlと、この第1演算増巾器Q1の出力が一端を接
地した初期砥石径設定器RV3を介して接続される非反
転入力端子、補正率設定器RV2を介して第1演算増巾
器Q1の入力に接続される出力端子および、この出力端
子に接続される反転入力端子を有する第2演算増巾器Q
2とにより構成し、第1の発明ては、砥石径関数回路の
出力と研削電力設定器の設定値とを用いて演算すること
により砥石径が小さくなるにしたがつて研削電力設定器
の出力を低下させた出力を比較器に送る演算器、または
砥石径関数回路の出力と電力検出器の検出値とを用いて
演算するとにより砥石径が小さくなるにしたがつて電力
検出器の検出器の検出値を増加させた出力を比較器に送
る演算器を設けて砥石の接線研削力を連続的に補正し、
また第2の発明では砥石軸回転数検出器の検出値と砥石
軸回転数設定器の設定値に基づいて回転数制御信号を砥
石軸駆動モーター速度制御装置に送る回転数比較器に、
上記砥石径関数回路の出力と砥石軸回転数設定器の設定
値とを用いて演算することにより砥石径が小さくなるに
したがつて砥石軸回転数設定器の設定値を増加させた出
力を送る演算器を設け、砥石の接線研削力を連続的に補
正するようにしたものである。
(本発明の実施例) 以下にこの発明の実施例を図面について詳細に説明する
第1図は内面研削盤に備える研削電力の制御回路の一実
施例を示す。
第1図において、1は研削電力の設定部で、互に直列に
接続した研削電力設定器2とアナログ乗算器3とよりな
り、研削電力設定器2は、砥石駆動用モーターの電力を
調節して予め一定の値たとえば電圧■R1に設定するも
のであり、アナログ乗算器3は上記設定値に後述する如
き一つの可変する係数として設定された倍率Krlを乗
算するものである。4は比較器、5は切込装置、6は研
削部である。
設定部1の出力が比較器4を介して切込装置5に入力す
ると、該装置5はその入力信号に応じて砥石車または被
加工物の切込送り用直流モータの回転速度を制御して研
削部6における砥石軸に加わる研削力を変化させる。そ
の結果研削部6の一つの研削出力として砥石軸の消費電
力Pが変化する。
8は電力検出器としての電力変換器で、上記研削部6の
消費電力Pを変換係数Kflで電圧にかえて上記比較器
4へフィードバックするものであり、該比較器4は設定
部1からの入力と電力変換器8からの入力を比較演算し
て、切込装置5へ送る出力を加減して研削電力を常に一
定に保つようにするものである。
今、研削電力としての砥石軸モーターの消費電力P1砥
石の角速度w、砥石径D1被加工物の接線研削力Ftl
および切込装置5の出力変換係数Kal、研削部6の出
力変換係数Ka2とし、補正値Vdl初期倍率KRlO
l初期補正値■DOとすると、接線研削力Ftは次式で
表わされる。1式で■R1とKflを一定とすると接線
研削力Ftは砥石径Dに逆比例するとともにKrlに比
例するから、このKrlを砥石径Dの変化に応じた関数
にする如き一つの可変の補正値Vdを求めれば、砥石径
の減少に応じて砥石軸にかかる接線研削力の増加を連続
的に補正することができるようになる。
9は砥石の径を、ドレス量で検出する砥石経検出器とし
てのドレス補正量検出器で、たとえば砥石の位置決め装
置内に備えるドレスの補正機構に取り付けたポテンショ
メータ等の変位検出器で検出し、その出力電圧Viを連
続的にとらえると、ドレスによつて砥石径Dが小さくな
るとViは増加するように構成されている。
10はドレス補正量検出器9の出力を受けて、上記アナ
ログ乗算器3の設定倍率Krlの補正値Vdを決める砥
石径関数回路で、ドレス補正量検出器9の出力に応じて
補正値■dを可変し、ドレスによつて砥石径Dが小さく
なると研削電力設定部の設定値を下げるようにし、その
結果研削力の上昇が連続的に補正されるようになる。
砥石径関数回路10は、砥石径の実測初期伯P。、該初
期値。における一つの設定値としての補正値VdO、砥
石径D、可変係数Kdとすると補正値Vdが次式で表わ
されるように構成される。2式で、可変係数Kdを変え
ることによつて補正値Vdを変える事ができ、したがつ
て砥石径が大から小に変化した時、接線研削力が一定に
なる様にする事もできるし、また減少する様にも、さら
に増加する様にもできるようになる。
たとえば.2式でKd=0に選ぶとVd=VdOとなり
、従来の研削盤と同様に砥石径が小さくなるにつれて接
線研削力が増加するようにすることもできるが、今Kd
=VdO/DOに選ぶとVd=(VdO/DO)・Dと
なつて、砥石径が小さくなつても接線研削力は変化.せ
ずに一定になるようになり、さらにKd>VdO/DO
に選ぶと砥石径が小さくなると接線研削力が減少するよ
うにすることができる。砥石径関数回路10の実際の回
路を第2図に示す。第2図において、9は砥石車を砥直
ししたとき、砥直し量だ・け切込装置5を調整するよう
にした補正機構に設けたドレス補正量検出器で、12は
該検出器のポテンショメータで、該ポテンショメータの
入力を一定電圧(+Vcc)、その出力を可変電圧Vl
とすると、ドレスによつて砥石径が小さくなるとViは
増加する。Q1は第1演算増巾器で、その反転入力端子
に入力抵抗R1を介して上記ポテンショメータ12に接
続すると共に、バイアス側入力抵抗R2を介して零点調
整器の可変抵抗RVlに接続し、かつ該第1演算増巾器
Q1の非反転入力端子をバイアス抵拍只。を介して接地
し、さらにその出力端子の出力電圧を可変電圧■1とし
、さらに抵拍パ,を介して補正値Vdの取出端子とする
。上l記可変抵抗RVlの入力電圧−Veel入力抵抗
R2側の出力電圧VBlとして一端を接地する。RV3
は初期砥石径設定器の可変抵抗で、一端aを上記第1演
算増巾器Qェの出力端子に接続する一方、他端bを接地
し、かつその中間入力端子cを設けて、各端子の分圧比
K3をRbc/Rabとする。Q2は第2演算増巾器、
RV2は補正率設定器の可変抵抗で、第2演算増巾器Q
2の非反転入力端子を上記初期砥石径設定器R■3の中
間入力端子cに接続する一方、その反転入力端子と出力
端子を一体に接続し”てその出力電圧を可変電圧V″1
とし、かつ該一体の接続部を補正率設定器RV2を介し
て上記第1演算増巾器Q1の反転入力端子に接続する。
R5は補正値Vdの取出端子に接続したバイアス抵抗で
、その他端に電圧VB2を加えてある。上記第1と第2
の演算増巾器Ql,Q2には夫々電源電圧として+Vc
cと−Vccの電圧をかける。上記の構成よりなる砥石
径関数回路10で第2演算増巾器Q2はバッファー増巾
器として働き、この第2演算増巾器Q2の出力電圧V″
1は第2演算増巾器Q2の非反転入力端子に加わる電圧
K3・■1に等しい。また第1演算増巾器Q1の反転入
力端子に加わる電圧は、この第1演算増巾器Q1の出力
V1の第2演算増巾器Q2および可変抵抗RV2を介し
ての負帰還作用により第1演算増巾器Q1の非反転入力
端子電圧と等しく零であり、第1演算増巾器Q1の入力
電流は無視できるとすると、次式が成立する。故に、第
1演算増巾器Q1の出力V1は次式で表わされる。零点
調整器RVlは砥石を取り付けて初期ドレスを行つた直
後にV1=0になる様に調整する。
このときVd=VdOであり、次回以降のドレスによつ
て砥石の径が小さくなるとV1は負になり、その結果V
d<Vd。となつて減少するようになる。今、砥石径関
数回路の出力電流を無視すると、が成り立つから補正値
Vdは次式で表わされる。
6式において、砥石取り付け直後における初期ドレス後
のVi=ViO)またViの変化分をViとするとVi
=ViO+Vi)さらにVi=ViOのときV,=0に
なるように零点調整器VR,の零点を調整すると、VB
.=&ViOとなるので、6式は次式の如く書き代えR
,られる。
7式において、Vi=Ki(DO−D)、,λβ几=V
d)「ヤ「・t)・Ki=Kdと置いてさらに書きかえ
ると、Vd=VdO−Kd(DO−D)となつて前記の
2式となる。
また、砥石径が変化した割合に対する砥石径関数回路の
出力の変化する割合の比を補正率αと定義すると補正率
αは次式で表わされる。8において補正率αは初期砥石
径D。
の異なる砥石を取り付けると変化する。これを補償する
ため、初期砥石径設定器RV。は初期砥石径に比例して
K。を設定できるように砥石径に応じた目盛が設けられ
る。すなわち第5図に示すように初期砥石径がD。,か
らD。。に変化させても初期砥石径設定器RV。を調整
して補正率αが変化しないようにして、接線研削力が一
定となる特性を得るI■となるようにしている。さらに
、8式で示される補正率は補正率設定器RV。の値に比
例して変化するから、RV。の値を被加工物に求められ
る加工精度の対象、砥石の砥粒のあらさ度合。被加工物
の材質、または研削液の種類等に応じ適当に設定すれば
補正値Vdが7式で設定されるようになる。したがつて
、K。を砥石の初期径で設定し、RV2をKd=μkα
になるように設定すれば、砥石径の減少に応じて補正率
αで研削電力設定部の設定値を連続的に下げ、その結果
砥石軸にかかる接線研削力の増加を補正することができ
るもである。すなわち、8式よりわかるように、上記補
正率設定器RV2は、その調整により補正率αすなわち
砥石径が変化した割台に対する砥石径関数回路の出力変
化割合を変えることができ、これによつて第6図に示さ
れるように被加工物に求められる加工精度の対象、砥石
のあらさの度合、被加工物の材質または研削液の種類等
を考慮して、接線研削力が砥石径の減少に応じて一定の
もの1から、増加傾向のもの2もしくは減少傾向のもの
3とするように研削電力を調整できるようにしている。
第3図は、第1図の実施例における研削電力設定部の設
定値の補正に代えて、電力変換器8における電力変換係
数の補正を行なおうとするものである。第3図に示す制
御回路は、第1図の制御回路におけるアナログ乗算器3
をアナログ除算器3aとした以外は全く同じ構成要素か
らなり、該アナログ除算器3aは電力変換器8と比較器
4の間に介在させて電力変換器8と共に電力変換の変換
係数Kf,を設定する電力検出器1aを構成し、かつ該
アナログ除算器3aにドレス補正量検出器9の出力を受
ける砥石径関数回路10を接続して補正値■dを入力さ
せるようにする。今、研削電力設定器2の出力VRl、
初期変換係数2の出力VRl、初期変換係数KflOl
初期補正値VdOとすると、研削部6の出力としての研
削電力すなわち研削部6の消費電力Pは次式で表わされ
る。9式で、研削電力Pは補正値Vdに比例する。
したがつて、砥石径の減少に応じて電力検出器における
電力変換係数をかえてその検出値を連続的に増加させ、
その結果砥石軸にかかる接線研削力の増加を補正するこ
とができるものである。第4図は、電力検出器により検
出した砥石軸駆動モーターの消費電力と研削電力設定器
に設定した設定値とを比較して切込装置の切込速度を制
御して、研削電力を一定に保つようにした研削盤におい
て砥石軸モータ用電源周波数制御装置15を用いると共
にこれによつて駆動される高周波砥石軸モータ16を用
いてその出力を砥石軸回転数Nとし、砥石軸回転数検出
器18としたものである。第4図の制御回路において、
11は回転数設部で、この中には砥石軸回転数設定部1
7とアナログ除算器13とを有している。14は比較器
でアナログ除算器13の出力と砥石軸回転数検出器18
の出力が入力され、出力信号が砥石軸モータ用電源周波
数制御装置15に送られる。
砥石径関数回路10およびドレス補正量検出器9は第1
図のものとほぼ同一である。今、砥石軸回転数設定器1
7の出力■R2、アナログ除算器13の倍率KR2、砥
石軸回転数検出器18の変換係数Kf2、砥石径関数回
路10の補正値Vdl初期倍数KR2Ol初期補正値V
dOとすると、砥石軸回転数Nは次式で表わされる。し
たがつて、9式および前記1式において明らかな如く研
削部の接線研削力Ftは砥石径Dに逆比例すると同時に
砥石軸回転数Nにも逆比例し、かつ該砥石軸回転数Nは
補正値Vdに逆比例する−から、砥石軸の減少に応じて
砥石軸の回転数を連続的に増加させ、その結果砥石軸の
かかる接線研削力の上昇を補正することができるもので
ある。
なお、第4図の制御回路において、砥石軸の回転数にか
えて、砥石軸モータ用電源周波数を検出するようにして
もよく、また高周波砥石軸モータにかえて砥石軸ベルト
駆動用汎用モータを用い、砥石軸モータ用電源周波数制
御装置にかえて、砥石軸ベルト駆動用汎用モータの速度
制御装置を用いてもよく、さらに砥石軸回転数検出器に
かえて、砥石軸ベルト駆動用汎用モータの回転数検出器
を用いるようにしてもよい。(本考案の効果) l したがつて、本発明によれば、 1砥石径検出器の検出値変化によつて砥石径の減少によ
る接線研削力の増加を連続的に補正できる。
2砥石径検出器の検出値を入力すると砥石径関数回路に
、初期砥石径設定器おび補正率設定器を設けているため
、加工前に種々の加工条件に応じ、初期砥石径設定器お
よび補正率設定器を操作すれば、砥石径検出器の検出値
変化を補正し、要求される接線研削力特性を得るように
することができる。
つまり、初期砥石径設定器の操作によつて、初期砥石径
が変化しても接線研削力が一定となる特性を得る?若と
なるよう調整するようにしている。
また、被加工物に求められる加工精度の対象、砥石のあ
らさ度合、被加工物の材質または研削液の種類等を考慮
して補正率設定器を操作し、接線研削力が砥石径の減少
に応じて増加傾向もしくは減少傾向となるよう、補正し
得るようにしているので、要求される接線研削力特性設
定することができる。3砥石径関数回路は、2つの演算
増巾器を主体とするので、簡単な構成で所期の目的を達
成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の研削盤に備える制御回路の一実施例
を示すブロック図、第2図は第1図における砥石径関数
回路の一実施例を示す電気回路図、第3図は第1図の変
形例を示すブロック図、第4図は砥石径補正のできる砥
石軸モータ回転速度制御系のブロック線図、第5図は、
初期砥石径設定器の特性を説明する特性図、第6図は、
補正率設定器の特性を説明する特性図、第7図は、従来
の研削盤の砥石径変化に対する研削電力の変化を示す特
性図、第8図は、研削盤に要求される砥石径変化に対す
る接線研削力の変化を示す特性図である。 1・・・・・・設定部、2・・・・・・研削電力設定器
、3・・・・・アナログ乗算器、4・・・・・・比較器
、5・・・・・・切込装置、6・・・・・・研削部、8
・・・・・・電力変換器、9・・・・・・ドレス補正量
検出器、10・・・・・砥石径関数回路、Vd・・・・
・・補正値、11・・・・・・砥石軸モータ回転速度設
定部、13・・・・アナログ除算器、14・・・・・・
比較器、15・・・・・・砥石軸モータ用電源周波数制
御装置、16・・・・・・高周波砥石軸モータ、17・
・・・・砥石軸回転数設定器、18・・・・・・砥石軸
回転数検出器、Ql,Q2・・・・・演算増巾器、RV
2・・・・・・補正率設定器、RV3・・・・・・初期
砥石径設定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電力検出器により検出した砥石軸駆動モーターの消
    費電力と研削電力設定器に設定した設定値とを比較器に
    より比較して切込装置の切込速度を制御して研削電力を
    一定に保つようにした研削盤において、ドレスによつて
    小さくなつた砥石径を検出する砥石径検出器と、この砥
    石径検出器の検出置を入力とする砥石径関数回路を設け
    、この砥石径関数回路を、砥石径検出器の出力を入力と
    する第1演算増巾器Q_1と、この第1演算増巾器Q_
    1の入力に接続した零点調整器RV_1と、この第1演
    算増巾器Q_1の出力が一端を接地した初期砥石径設定
    器RV_3を介して接続される非反転入力端子、補正率
    設定器RV_2を介して第1演算増巾器Q_1の入力に
    接続される出力端子およびこの出力端子に接続される反
    転入力端子を有する第2演算増巾器Q_2とにより構成
    する一方、砥石径関数回路の出力と研削電力設定器の設
    定値とを用いて演算することにより砥石径が小さくなる
    にしたがつて研削電力設定器の出力を低下させた出力を
    比較器に送る演算器、または砥石径関数回路の出力と電
    力検出器の検出値とを用いて演算することにより砥石径
    が小さくなるにしたがつて電力検出器の検出器の検出値
    を増加させて出力を比較器に送る演算器を設け、砥石の
    接線研削力を連続的に補正することを特徴とする砥石径
    変化による研削力を補償した研削盤。 2 電力検出器により検出した砥石軸駆動モーターの消
    費電力と研削電力設定器に設定した設定値とを比較器に
    より比較して切込装置の切込速度を制御して研削電力を
    一定に保つようにした研削盤において、ドレスによつて
    小さくなつた砥石径を検出する砥石径検出器と、この砥
    石径検出器の検出値を入力とする砥石径関数回路を設け
    、この砥石径関数回路を、砥石径検出器の出力を入力と
    する第1演算増巾器Q_1と、この第1演算増巾器Q_
    1の入力に接続した零点調整器RV_1と、この第1演
    算増巾器Q_1の出力が一端を接地した初期砥石径設定
    器RV_3を介して接続される非反転入力端子、補正率
    設定器RV_2を介して第1演算増巾器Q_1の入力に
    接続される出力端子およびこの出力端子に接続される反
    転入力端子を有する第2演算増巾器Q_2とにより構成
    する一方、砥石軸回転数検出器の検出値と砥石軸回転数
    設定器の設定値に基づいて回転数制御信号を砥石軸駆動
    用モーター速度制御装置に送る回転数比較器に、上記砥
    石径関数回路の出力と砥石軸回転数設定器の設定値とを
    用いて演算することにより砥石径が小さくなるにしたが
    つて砥石軸回転数設定器の設定値を増加させた出力を送
    る演算器のを設け、砥石の接線研削力を連続的に補正す
    ることを特徴とする砥石径変化による研削力を補償した
    研削盤。
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