JPH0721080A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0721080A
JPH0721080A JP18194293A JP18194293A JPH0721080A JP H0721080 A JPH0721080 A JP H0721080A JP 18194293 A JP18194293 A JP 18194293A JP 18194293 A JP18194293 A JP 18194293A JP H0721080 A JPH0721080 A JP H0721080A
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JP18194293A
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English (en)
Inventor
Shigeki Konno
茂樹 今野
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
Original Assignee
Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じて、履歴メモリに格納されている
特定の情報の抹消を禁止することができる電子機器を提
供する。 【構成】 キュー状メモリ5aに順次格納された見出語
が、履歴キー3dの操作により読み出されて翻訳処理が
行なわれ、この翻訳処理の過程で、キュー状メモリ5a
の容量を越えた見出語が格納されても、ロックキー3c
の操作によって、所定の見出語がキューメモリ5aから
抹消されるのが禁止され、該所定の情報以外の見出語が
一番古いものから順次抹消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力される情報が所定
の容量に達するまで入力順に格納される履歴メモリを有
するコンピュータや電子辞書などの電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のコンピュータや電子辞書などの電
子機器では、コマンドや検索した見出語などの情報の履
歴を記憶するために、一定の容量のキュー状メモリであ
る履歴メモリを有し、この履歴メモリに入力される情報
を所定の容量に達するまで入力順に格納し、随時履歴メ
モリから情報を読み出しながら、所定の処理を行なって
いる。この場合、履歴メモリには入力順に指令情報が格
納され、該履歴メモリにその容量を越えて情報が格納さ
れると、入力順が先である古い情報から順次抹消されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、履歴メモリに
格納されている古い情報を再度利用することがあり、こ
のような場合、上述したように従来の電子機器のよう
に、履歴メモリにその容量を越えて情報が格納される
と、入力順が先である古い情報から順次抹消されてしま
うことは、効率的な処理を行なう上で好ましくない。
【0004】本発明は、前述したようなこの種の電子機
器の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、履
歴メモリに格納されている情報の内の特定の情報の抹消
を禁止できるようにした電子機器を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、入力される情報が所定の容量に達するまで
入力順に格納される履歴メモリを有する電子機器におい
て、前記履歴メモリに格納されている情報の内の所定の
情報の抹消を禁止する禁止手段を具備したことを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】履歴メモリに、その容量を越えた情報が格納さ
れても、該格納された情報の内の所定の情報の抹消が、
禁止手段によって禁止され、該抹消が禁止された情報以
外の情報で入力順が先の古い情報から順次抹消される。
これにより、履歴メモリに格納されている情報のうちの
必要とする情報を確実に再利用することができ、処理効
率が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0008】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1乃至図6を参照して説明する。図1は、本発明の
第1実施例に係わる電子機器である電子辞書の構成を示
すブロック図、図2は、図1の電子辞書における表示部
とキーボードの平面図、図3は、図1の電子辞書におけ
る辞書メモリのデータ格納状態の一例を示す説明図、図
4は、図1の電子辞書におけるキュー状メモリのデータ
格納状態の一例を示す説明図、図5は、図1の電子辞書
の作用を示すフローチャート、図6は、図1の電子辞書
におけるキー操作と表示の一例を示す説明図である。
【0009】図1中、1は電子辞書(電子機器)であ
り、この電子辞書1は、CPU(中央処理装置)2と、
キーボード3と、ROM(リードオンリメモリ)4と、
RAM(ランダムアクセスメモリ)5と、表示部6と、
表示駆動部7とを備えている。そして、CPU2に、キ
ーボード3、ROM4、RAM5及び表示駆動部7が制
御線を介して接続してあり、また、表示駆動部7に表示
部3が制御線を介して接続してある。
【0010】CPU1は、後述するプログラムメモリ4
aに格納されている制御プログラムに従って本電子辞書
1全体を制御するものである。キーボード3は、検索指
示などの各種のデータを入力するもので、アルファベッ
トと数字を入力するデータキー3a、入力されたアルフ
ァベット列に一致する英単語と該英単語に対応する日本
語とを後述する辞書メモリ4bから検索する検索指令を
入力する翻訳キー3b、後述するキュー状メモリ5aに
格納されている英単語の内の所定の英単語の抹消を禁止
するロックキー3c、キュー状メモリ5a内に格納され
てている英単語の履歴の表示を指示する履歴キー3dを
それぞれ有している。
【0011】ROM4は、プログラムメモリ4aと、辞
書メモリ4bとを有している。プログラムメモリ4aに
は、制御プログラムやキュー状メモリ管理プログラムな
どが格納されている。また、辞書メモリ4bには、英単
語と日本語の対照辞書である英和辞書、該英和辞書の見
出語である英単語、該英単語に対応する対応情報である
日本語データへのポインタのテーブル及び日本語データ
本体などが格納されている。
【0012】RAM5は、検索された英単語の履歴情報
を格納するキュー状メモリ(履歴メモリ)5aを有して
いる。表示部6は、見出語(英単語)及び対応情報(日
本語)を表示するもので、表示駆動部7により駆動制御
される。この表示部6は、図2に示すように操作パネル
8の上に配設され、該表示部6の一側部と下側部とに亘
ってキーボード3が配設されている。
【0013】図3にはROM4の辞書メモリ4bのデー
タ格納状態の一例が示され、この辞書メモリ4bには、
日本語データ本体9と、見出語及びポインタのテーブル
10とが格納してあり、日本語データ本体9は、日本語
データ長格納部9aと、日本語データ格納部9bとで構
成されている。また、見出語及びポインタのテーブル1
0は、見出語数格納部10a、見出語データ長格納部1
0b、見出語格納部10c及びポインタ格納部10dと
で構成されている。そして、日本語データ長格納部9a
には、引き続いて日本語データ格納部9bに格納される
日本語データのデータ長が格納され、日本語データ格納
部9bには、見出語格納部10c内の英単語に対応する
日本語が格納されている。
【0014】また、見出語格納部10cには、見出語及
びポインタのテーブル10内の英単語の総数が格納さ
れ、見出語データ長格納部10bには、引き続いて見出
語格納部10cに格納される見出語のデータ長が格納さ
れ、見出語格納部10cには、英和辞書の見出語である
英単語が格納されている。そして、ポインタ格納部10
dには、見出語格納部10c内の英単語に対応する日本
語が格納されている日本語データ格納部9aの開始位置
のアドレスが格納されている。
【0015】例えば、本実施例において、見出語の英単
語として「identify」、該英単語の対応情報で
ある日本語として「確認する、鑑定する:同一視する」
が格納される場合には、日本語データ格納部9bに日本
語文字列、日本語データ長格納部9aに該日本語文字列
のバイト数である「30」、見出語格納部10cに英単
語文字列、見出語データ長格納部10bに該英単語文字
列のバイト数である「8」、ポインタ格納部10dに、
日本語文字列が格納されている日本語データ格納部9b
の先頭アドレス「1234H」がそれぞれ格納されてい
る。
【0016】そして、本実施例では翻訳キー3bが操作
されて検索指示が入力されると、CPU2は、ROM4
のプログラムメモリ4a内の検索プログラムにより、デ
ータキー3aから入力された文字列に一致する英単語
を、ROM4の辞書メモリ4b内の見出語及びポインタ
のテーブル10から検索し、プログラムメモリ4a内の
キュー状メモリ管理プログラムにより、該英単語をRA
M5のキュー状メモリ5aに格納して、履歴の追加処理
を行なう。
【0017】また、履歴キー3dが入力されると、CP
U2は、プログラムメモリ4a内のキュー状メモリ管理
プログラムにより、キュー状メモリ5aに現在までに格
納されている検索見出語の履歴を表示部6に表示し、ロ
ックキー3cが操作され、キユー状メモリ5a内の所定
の英単語が指定されると、CPU2は、キュー状メモリ
管理プログラムにより、指定された英単語がキユー状メ
モリ5aから抹消されないように、該指定された英単語
にロックマークが書き込まれる。
【0018】キュー状メモリ5aのデータ格納状態は、
図4(a)に示すように、固有長のロックマーク部20
と見出語記憶部21とからなるレコードを一定数だけ記
憶することにより行なわれ、ここでは、最上部の「ta
ble」が最新の検索見出語で、最下部の「take」
が最も古い検索見出語である。ロックマーク部20は通
常「0」を記憶しているが、ロックキー3cとデータキ
ー3aとでロックの指定が行なわれると、ロックマーク
として「1」が書き込まれ、図4(a)では最下位の
「take」と、最下位から3番目の「librar
y」とがロックされて、ロックマーク部20に「1」が
書き込まれている。
【0019】この図4(a)の状態から、履歴キー3d
とロックキー3cとが操作され、データキー3aで数字
「3」が入力されると、同図(b)に示すように、履歴
内の最上位から3番目の見出語「write」が指定ロ
ックされ、見出語「write」のロックマーク部20
に「1」が書き込まれる。
【0020】また、図4(b)の状態から、データキー
3aと翻訳キー3bとが操作され、「run」という見
出語の英単語に対応する日本語の検索が行なわれると、
該見出語が新たな履歴としてキュー状メモリ5aに追加
される。この場合には、図4(c)に示すように、同図
(b)でロックマークが付加されておらず最も古い(最
も下位にある)レコードの「men」が抹消され、該レ
コードより上方のレコードが総て1レコード分、下方へ
シフトされ、新しいレコード「run」が最上位に格納
される。このようにして、図4(c)の状態から、さら
に新しい履歴が追加されると、次には最下位から3番目
の「black」が抹消されることになる。
【0021】次に、本実施例に係る電子辞書1の検索動
作を、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0022】ステップS5−1では、データキー3aか
ら入力される文字列が格納される入力バッファが初期化
され、ステップS5−2でキーボード3が操作され、キ
ー入力が行なわれる。このようにキーボード3からのキ
ー入力が行なわれると、ステップS5−3に進んで、翻
訳キー3bが操作されたか否かの判別が行なわれ、ステ
ップS5−3で翻訳キー3bが操作されたと判別される
と、ステップS5−6に進んで、CPU2によって、デ
ータキー3aにより入力バッファに格納された入力文字
列に一致する見出語とその対応情報とが検索される。
【0023】即ち、プログラムメモリ4a内の検索プロ
グラムにより、入力バッファに格納された文字列に一致
する見出語(英単語)が、辞書メモリ4b内の見出語及
びポインタのテーブル10から検索され、該見出語の対
応情報である日本語が、日本語データ本体9から検索さ
れる。そして、ステップS5−7に進んで、プログラム
メモリ4a内のキュー状メモリ管理プログラムにより、
該見出語である英単語がキュー状メモリ5aに格納され
履歴の追加処理が行なわれ、ステップS5−8に進ん
で、検索した見出語(英単語)と対応情報(日本語)と
が表示部6に表示される。
【0024】一方、前記ステップS5−3で翻訳キー3
bが操作されていないと判別されると、ステップS5−
4に進んで履歴キー3dが操作されたか否かが判別さ
れ、履歴キー3dが操作されたと判別されると、ステッ
プS5−9に進んで、キュー状メモリ5aに格納されて
いる検索見出語の履歴が、新しいものから順にリスト表
示され、ステップS5−10に進んでキーボード3の入
力処理が行なわれる。次いで、ステップS5−11に進
んで、前記ステップS5−10での入力処理で、データ
キー3aの数字キーが操作されたか否かが判別され、数
字キーが操作されたと判別されると、ステップS5−1
4に進んで、前記ステップS5−9でリスト表示した検
索見出語の履歴の中から、入力された数字に対応する見
出語を入力バッファに格納し、前記ステップS5−6以
降の検索処理に移行する。
【0025】また、ステップS5−11で数字キーが操
作されていないと判別されると、ステップS5−12に
進んで、翻訳キー3bが操作されたか否かが判別され、
翻訳キー3bが操作されていると前記ステップS5−1
に戻って、該ステップS5−1以降の処理が実行され
る。
【0026】更に、前記ステップS5−12で、翻訳キ
ー3bが操作されていないと判別されると、ステップS
5−13に進んで、ロックキー3cが操作されているか
否かの判別が行なわれる。このステップS5−13でロ
ックキー3cが操作されていると判別されると、ステッ
プS5−15に進んでデータキー3aによる数字の入力
が行なわれ、ステップS5−16に進んで、前記ステッ
プS5−9でリスト表示した検索見出語の履歴の中か
ら、入力された数字に対応する見出語がロックされ、キ
ュー状メモリ5aからの抹消が禁止される。
【0027】この場合、入力された数字に対応する見出
語がすでにロックされている場合には、前記ステップS
5−16でキュー状メモリ5aからの抹消の禁止が解除
される。また、前記ステップS5−13でロックキー3
cが操作されていないと判別された場合及び前記ステッ
プS5−16の処理をすませた場合には、前記ステップ
S5−9に進み、該ステップS5−9以降の処理が実行
される。
【0028】図6は、本実施例に係る電子辞書1におけ
るキー操作と表示状態の一例を示す説明図であり、同図
を参照してキー操作と表示状態を具体的に説明する。同
図のK1のようにデータキー3aにより「table」
を入力すると、入力バッファに入力文字列が格納され、
表示部6にD1に示す画像が表示される。次いで、K2
のように翻訳キー3bが操作されると、入力文字列に対
応する見出語とその対応情報が、辞書メモリ4b内の見
出語及びポインタのテーブル10と、日本語データ本体
9とから検索され、表示部6にD2に示すように表示さ
れる。ここで、K3のように履歴キー3dが操作される
と、その時点までの検索見出語の履歴が、新しいものか
ら順番に1画面毎のリストにして、表示部6にD3に示
すように表示される。
【0029】この場合、図6に示すように、直前に検索
された「table」が最新の検索見出語として、リス
トの最上位に表示され、リストの2番目の見出語「ch
air」はすでにロックされていて、末尾に☆が付加さ
れている。この状態で、K4のようにデータキー3aで
数字「2」が入力され、リスト内の2番目の見出語「c
hair」が指定されると、該見出語とその対応情報
が、辞書メモリ4bから検索され、検索情報がD4に示
すように表示部6に表示される。
【0030】ここで、K5のように履歴キー3dが操作
され、検索見出語の履歴のリストが表示された状態で、
ロックキー3cが操作され、データキー3aから数字
「3」が入力されると、履歴リスト内の3番目の見出語
の「chair」のロックが解除され、続いてロックキ
ー3cが操作され、データキー3aから数字「4」が入
力されると、履歴リスト内の4番目の見出語である「w
rite」がロックされ、表示部6にはD5に示すよう
な履歴の表示が行なわれる。また、履歴リストを表示し
ている状態で、K6のように履歴キー3dが操作し続け
られると、履歴リストは履歴内の古い見出語の方へ移行
し、D6のように履歴内の最も古い見出語「take」
を含むリストが表示部6に表示される。
【0031】この状態で、K7に示すように翻訳キー3
bを操作し、K8に示すように「run」という見出語
を検索し、D8に示すように検索情報が表示部6に表示
された後に、K9のように履歴キー3dを操作すると、
履歴リストはD9、D10に示すように変更される。即
ち、D6に示す履歴リストから、ロックマークのない見
出語の中で、最も古い「men」が抹消され、最新の検
索見出語である「run」が最上位に追加される。
【0032】このように本実施例によると、キュー状メ
モリ5aに格納される履歴データの内で、再度利用する
可能性の大きい履歴データがキュー状メモリ5aから抹
消されるのを禁止して、電子辞書1の見出語の検索動作
を効率的に行なうことが可能になる。
【0033】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図7に基づき説明する。図7は、本発明の第2実施例
に係わる電子辞書におけるキュー状メモリのデータ格納
状態を示す説明図である。尚、この第2実施例において
電子辞書全体の構成は、上述した第1実施例の図1に示
すものと同一であるから、図1を流用して説明する。
【0034】第2実施例では、ロックマーク部20に
は、キュー状メモリ5aに初めて履歴として格納される
見出語に対しては「1」が書き込まれ、キュー状メモリ
5aに格納されている間に、検索された見出語に対して
は、ロックマーク部20の書き込みが特定値(この場合
は5)に達するまで、検索の度に「1」ずつ増加され
る。そして、ロックマーク部20の書き込みが特定数で
ある「5」に達すると、自動的にロック状態に設定され
る。また、ロックキー3cを用いてロック状態の設定を
行なうことも可能であり、ロックキー3cを用いてロッ
ク状態の設定を行なうと、ロックマーク部20には
「5」が書き込まれる。この場合、ロック状態の解除で
は、ロックキー3cを操作することにより、ロックマー
ク部20には「1」が書き込まれる。
【0035】図7(a)の状態で、見出語「run」が
辞書メモリ4bから検索されると、キュー状メモリ5a
内に見出語「run」が履歴として格納されていない
と、同図(b)に示すように、見出語「run」が、最
新の検索見出語として履歴リストに追加され、そのロッ
クマーク部20に「1」が書き込まれる。この場合、ロ
ックされていない見出語の内で、最も古い「men」の
レコードが抹消される。そして、図7(b)の状態か
ら、見出語「write」が辞書メモリ4bから検索さ
れると、キュー状メモリ5a内にすでに見出語「wri
te」が履歴として記憶されているので、図7(c)に
示すように、該見出語のロックマーク部の「3」が
「4」に書き換えられ、最新の検索見出語として最上位
に位置変えされる。
【0036】第2実施例では、第1実施例で得られる効
果に加えて、所定回数以上参照された見出語は、自動的
にキュー状メモリ5aからの抹消が禁止されるので、利
用頻度の高い見出語が自動的にキュー状メモリ5aに保
存され、操作性よく効率的な電子辞書1の検索動作が行
なわれる。
【0037】尚、第2実施例のその他の部分の構成及び
動作は、すでに説明した第1実施例と同一であるから、
その説明を省略する。
【0038】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を図8及び図9に基づき説明する。この第3実施例は、
キュー状メモリからの見出語の抹消時に、ユーザに確認
を取る機能を備えたものである。尚、この第3実施例に
おいて電子辞書全体の構成は、上述した第1実施例の図
1に示すものと同一であるから、該図1を流用して説明
する。
【0039】図8は第3実施例に係る電子辞書の検索動
作を示すフローチャートであり、ステップS8−1で、
データキー3aから入力される文字列を格納する入力バ
ッファが初期化され、ステップS8−2でキーボード3
が操作されると、ステップS8−3に進んで、翻訳キー
3bが操作されたか否かの判別が行なわれる。翻訳キー
3bが操作された場合には、ステップS8−6に進ん
で、入力バッファに格納された文字列に一致する見出語
とその対応情報とが、辞書メモリ4bから検索され、ス
テップS8−7に進んで、検索された見出語と対応情報
とが表示部6に表示される。
【0040】次いで、ステップS8−8に進んで入力バ
ッファが初期化され、ステップS8−9でキーボード3
の操作が行なわれると、ステップS8−10に進んで履
歴キー3dが操作されたか否かの判別が行なわれ、履歴
キー3dが操作されていると、ステップS8−11に進
み、履歴キー3dが操作されていない場合には前記ステ
ップS8−3に戻る。ステップS8−11では、キュー
状メモリ5aに新たに検索見出語を履歴として追加する
場合に、キュー状メモリ5aから抹消する見出語の選択
指示を入力させ、ステップS8−12で、選択した見出
語をキュー状メモリ5aから抹消し、前記ステップS8
−6で検索された見出語が新しい履歴として追加された
後、前記ステップS8−2に戻る。
【0041】また、前記ステップS8−3で翻訳キー3
bが操作されていないと判別されると、ステップS8−
4に進んで履歴キー3dが操作されたか否かの判別が行
なわれるが、以下のステップS8−4、ステップS8−
5、ステップS8−13乃至ステップS8−20での処
理は、すでに説明した第1実施例における図5のステッ
プS5−4、ステップS5−5、ステップS5−9乃至
ステップS5−16での処理と同一である。
【0042】図9は、第3実施例に係わる電子辞書にお
けるキー操作と表示状態の説明図であり、同図を参照し
て図8のステップS8−6乃至ステップS8−12の動
作を具体的に説明する。K1のようにデータキー3aで
「table」が入力され、翻訳キー3bが操作される
と、ステップS8−6で見出語「table」が辞書メ
モリ4bから検索され、ステップS8−7で表示部6に
D1に示すような検索情報が表示される。この状態か
ら、ステップS8−9でK2に示すように履歴キー3d
が操作されると、ステップS8−10の判断でステップ
S8−11に移行し、履歴キー3d以外のキーが操作さ
れると、ステップS8−3に戻って入力画面(図6のD
1参照)が表示される。
【0043】ステップS8−11に移行すると、キュー
状メモリ5aに格納されている見出語の中で、ロックさ
れておらず最も古い見出語「men」に対して、キュー
状メモリ5aから抹消してよいか否かを、図9のD2に
示す表示部6の表示によりユーザに確認する。これに対
して、ユーザがK3に示すようにデータキー3aの
「N」キーを操作することによって、抹消することを否
定すると、見出語「men」はロックされる。
【0044】そして、次に古いロックされていない見出
語「black」に対して、D3に示すようにキュー状
メモリ5aから抹消してよいか否かをユーザに確認す
る。これに対して、ユーザがK4に示すように、データ
キー3aの「Y」キーを操作することによって、抹消す
ることを肯定すると、ステップS8−12に移行して選
択された見出語「black」のレコードがキュー状メ
モリ5aから抹消され、抹消された見出語より新しい見
出語のレコードが、古い見出語方向にシフトされ、ステ
ップS8−6で検索した見出し語「table」が、最
新の履歴として追加され、図9のD4に示すように表示
部6に表示される。
【0045】このように、第3実施例によると、第1実
施例で得られる効果に加えて、見出語のキュー状メモリ
5aからの抹消が、ユーザの確認によって行なわれるの
で、ユーザが望むようにキュー状メモリ5aの格納状態
がセットされ、ユーザの使用経験に対応した操作性を有
し、点検処理が効率的に行なわれる。
【0046】尚、第3実施例におけるその他の構成及び
動作は、すでに説明した第1実施例と同一であるから、
その説明を省略する。
【0047】(その他の実施例)上記各実施例では、本
発明を電子辞書に適用した場合を説明したが、本発明は
これに限定されるものでなく、入力される情報が所定の
容量に達するまで入力順に格納される履歴メモリを有す
る各種の電子機器に対して、幅広く適用し得るものであ
る。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電子機器
によれば、必要に応じて所定の情報が履歴メモリから抹
消されるのを禁止することができるので、利用頻度の多
い情報を履歴メモリに格納し続けて、効率的な処理を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる電子辞書(電子機
器)の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電子辞書における表示部とキーボードの
平面図である。
【図3】図1の電子辞書における辞書メモリのデータ格
納状態の一例を示す説明図である。
【図4】図1の電子辞書におけるキュー状メモリのデー
タ格納状態の一例を示す説明図である。
【図5】図1の電子辞書の検索動作を示すフローチャー
トである。
【図6】図1の電子辞書におけるキー操作と表示状態の
一例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例に係わる電子辞書における
キュー状メモリのデータ格納状態の一例を示す説明図で
ある。
【図8】本発明の第3実施例に係わる電子辞書の検索動
作を示すフローチャートである。
【図9】図8の電子辞書におけるキー操作と表示状態の
一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電子辞書(電子機器) 2 CPU(禁止手段) 5 RAM(履歴メモリ) 5a キュー状メモリ(履歴メモリ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される情報が所定の容量に達するま
    で入力順に格納される履歴メモリを有する電子機器にお
    いて、前記履歴メモリに格納されている情報の内の所定
    の情報の抹消を禁止する禁止手段を具備したことを特徴
    とする電子機器。
JP18194293A 1993-06-28 1993-06-28 電子機器 Pending JPH0721080A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9188127B2 (en) 2011-09-15 2015-11-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Drive unit of magnetic coupling pump and magnetic coupling pump unit

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US9188127B2 (en) 2011-09-15 2015-11-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Drive unit of magnetic coupling pump and magnetic coupling pump unit

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