JPH0720996Y2 - ファクシミリ - Google Patents

ファクシミリ

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JPH0720996Y2
JPH0720996Y2 JP1989054324U JP5432489U JPH0720996Y2 JP H0720996 Y2 JPH0720996 Y2 JP H0720996Y2 JP 1989054324 U JP1989054324 U JP 1989054324U JP 5432489 U JP5432489 U JP 5432489U JP H0720996 Y2 JPH0720996 Y2 JP H0720996Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
upper case
platen roller
cover plate
head
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989054324U
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English (en)
Other versions
JPH02145862U (ja
Inventor
徹 武富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えば電話回線を用いて文章等を送信又は受
信を行うファクシミリに関し、更に詳しくは、感熱ロー
ル紙交換時に上ケースを横軸を支点として上方に開放す
るようにした形式のファクシミリにおいて、前記上ケー
スに設けたサーマルヘッドのカバー機構に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 従来、前記した形式のファクシミリでは、上ケースにサ
ーマルヘッドが付設されている。このサーマルヘッドの
下面は下方のプラテンローラーと接触させる為に露出し
て形成されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、従来では上ケースを持ち上げて感熱ロール紙
を交換するときに、前記サーマルヘッドの下面が露出し
ているので、手先がふれて汚れや傷を付け易く、且つサ
ーマルヘッドは発熱によってかなり高温に熱せられてい
るので火傷等の危険性があった。これを防ぐためにサー
マルヘッドの下面にカバーを設けるとサーマルヘッドを
プラテンローラーに接触させるときにカバーが邪魔にな
りファクシミリとしての機能を発揮させることが出来な
い。
そこで本考案は、上ケース開放時にはサーマルヘッドの
少なくとも前部下面をカバーする覆板を設けて前記した
汚れや手先の危険性をなくすると共に、上ケース閉鎖時
には覆板がサーマルヘッドの前方側に回避してこれが邪
魔することなくサーマルヘッドをプラテンローラーに接
触させることが出来るようにし、これにより前記した従
来問題点を解消することを主たる目的とするものであ
る。
〈問題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案に係るファクシミリ
にあっては、本体ケースに対して上ケースを枢軸を支点
として開閉するように形成し、本体ケースの内部に感熱
ロール紙を保持するロール紙支持部と、感熱ロール紙を
送出するプラテンローラを設け、前記プラテンローラと
相対する上方側で前記上ケースの下面にサーマルヘッド
をヘッドブラケットを介して取り付けると共に、前記上
ケース閉鎖時にヘッドブラケットの両端から下向きに突
出した二股状の嵌合爪がプラテンローラの芯軸に嵌合し
てサーマルヘッドの位置決めを行うファクシミリにおい
て、両端に回動リンクを一体連設させる覆板を設け、前
記回動リンクはヘッドブラケット両端で枢支ピンを介し
て嵌合爪と隣接して揺動可能に取り付けられ、前記上ケ
ース開放時に回動リンクのストッパーが嵌合爪に当接し
て下方への回動を規制して前記覆板をサーマルヘッドの
少なくとも前部下面をカバーする位置に支持する一方、
前記上ケース閉鎖時に回動リンクの先端部がプラテンロ
ーラの芯軸に当接して上方に回動して前記覆板をサーマ
ルヘッドの前方側に回避させるべく構成したものであ
る。
〈作用〉 上記のごとく構成されたファクシミリにおいては、上ケ
ース3を閉鎖した姿勢では、第2図のように回動リンク
20の先端部がプラテンローラーの芯軸14aに接当して上
方に回動して前記覆板19をサーマルヘッド15の前方側に
回避させ、これによりサーマルヘッド15を支障なくプラ
テンローラー14に接触させることが出来る。又、上ケー
ス3を開放すると、回動リンク20が自重により覆板19と
共に下動して覆板19がサーマルヘッド15の少なくとも前
部下面を覆い、これにより感熱ロール紙交換時にサーマ
ルヘッド15に指先が接触することを未然に防止する。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例について図面を参照にして説明す
る。
第1図乃至第9図中、特に第5図において、符号1は本
考案を実施したファクシミリを示すものであって、本体
ケース2に対して上ケース3が枢軸4を支点として開閉
出来るように形成されている。前記上ケース3には電話
操作部5や原稿用紙差込口6並びに感熱ロール紙の残量
確認窓7等が設けられている。更に、前記上ケース3の
後端縁と本体ケースとの間に原稿用紙排出口8が、又上
ケース3の前端縁と本体ケース2との間に感熱ロール紙
ロール紙送出口9が夫々形成されている。
又、前記本体ケース2の左側に送受話器10がホルダ11と
共に設置されている。
更に第6図に示すように、本体ケース2の内部には感熱
ロール紙12を保持するロール紙支持部13と、前記送出口
9から感熱ロール紙12を送出するプラテンローラー14が
夫々設けられている。そしてこのプラテンローラー14と
相対する上方側で前記上ケース3の下面にサーマルヘッ
ド15がヘッドブラケット16を介して取り付けられてい
る。前記ヘッドブラケット16はアッパーシャーシ17によ
って前記上ケース3に固定されている。又、前記ヘッド
ブラケット16の両端には下向きに突出した二股状の嵌合
爪18が連設されており、上ケース3を閉じたときにこの
嵌合爪18がプラテンローラー14の芯軸14aに嵌合してサ
ーマルヘッド15の位置決めが行われるように構成されて
いる。
更に、第1図及び第2図に示すように、前記上ケース開
放時にサーマルヘッド15の少なくとも前部下面をカバー
する覆板19が回動リンク20を介してヘッドブラケット16
に取り付けられている。前記回動リンク20は枢支ピン21
を介して前記嵌合爪18と隣接して揺動可能に取り付けら
れており、そして上ケース3を閉じた時に第2図のよう
に回動リンク20の先端部がプラテンローラーの芯軸14a
に接当して上方に回動して前記覆板19をサーマルヘッド
15の前方側に回避させるように構成されている。尚、図
面中符号21は回動リンク20の下方への回動を規制するス
トッパーである。
更に、上ケース3を閉鎖位置にロックするために第7図
及び第9図に示すようなロック機構Bが設けられてい
る。このロック機構Bは本体ケース2の側壁部に枢軸22
aを介して回動自在に枢支された左右一対のフック22、2
2を含み、このフック22、22に前記上ケース3の両端内
面に形成した係合ピン23、23が係合するようになってい
る。そして前記フック22と係合ピン23との係合を解除す
るために、ノブ24が本体ケース2の前面角部に設けられ
ている。このノブ24は垂直な枢軸24aを介して本体ケー
ス2に回動自在に枢支されている。
又、前記ノブ24はその外面形状において本体ケース2の
外輪郭の一部を形作るように本体ケース外面と一致させ
て形成されている。そして前記縦軸24aに装着されたス
プリング25によって前記フック22が前記ピン23と係合す
る方向に付勢されており、前記ノブ24を前記スプリング
25に抗して第8図の矢印方向に押込み回動させることに
より、ノブ24の一端部24bが前記フック22の接触片22bを
押し付けてフック22を揺動させ、前記係合ピン23との係
合を解除するようになっている。
上記の構成において、上ケース3を閉鎖した姿勢では、
第2図のように回動リンク20の先端部がプラテンローラ
ーの芯軸14aに接当して上方に回動して前記覆板19をサ
ーマルヘッド15の前方側に回避させ、これによりサーマ
ルヘッド15を支障なくプラテンローラー14に接触させる
ことが出来る。又、上ケース3を開放すると、回動リン
ク20が自重により覆板19と共に下動して覆板19がサーマ
ルヘッド15の少なくとも前部下面を覆い、これにより感
熱ロール紙交換時にサーマルヘッド15に指先が接触する
ことを未然に防止することが出来る。
尚、前記実施例では、回動リンク20が自重により下動す
るようにしたが、別途スプリングを付設して強制的に下
動するようにしても良い。
又、本考案では第3図並びに第4図に示すように、覆板
19を中間部の枢支点26を支点として揺動可能にし、そし
てスプリング27によって下方が常時上向きに回動するよ
うにしておくことにより、覆板19によるサーマルヘッド
の被覆部分を多くすることができる。即ち、覆板19の下
部を長くしても上ケース閉鎖時には第4図に示すように
サーマルヘッド15の先端下縁部分に接触して揺動し、前
方に回避させることが出来るものである。
〈考案の効果〉 以上詳述したごとく本考案は、本体ケース2に対して上
ケース3を枢軸4を支点として開閉するように形成し、
本体ケース2の内部に感熱ロール紙12を保持するロール
紙支持部13と、感熱ロール紙12を送出するプラテンロー
ラ14を設け、前記プラテンローラ14と相対する上方側で
前記上ケース3の下面にサーマルヘッド15をヘッドブラ
ケット16を介して取り付けると共に、前記上ケース3閉
鎖時にヘッドブラケット16の両端から下向きに突出した
二股状の嵌合爪18がプラテンローラ14の芯軸14aに嵌合
してサーマルヘッド15の位置決めを行うファクシミリに
おいて、両端に回動リンク20を一体連設させる覆板19を
設け、接触回動リンク20はヘッドブラケット16両端で枢
支ピン21を介して嵌合爪18と隣接して揺動可能に取り付
けられ、前記上ケース3開放時に回動リンク20のストッ
パー21が嵌合爪18に当接して下方への回動を規制して前
記覆板19をサーマルヘッド15の少なくとも前部下面をカ
バーする位置に支持する一方、前記上ケース3閉鎖時に
回動リンク20の先端部がプラテンローラ14の芯軸14aに
当接して上方に回動して前記覆板19をサーマルヘッド15
の前方側に回避させるべく構成したから、上ケース3を
持上て感熱ロール紙12を交換する時に指先がサーマルヘ
ッド15に接触することを未然に防止し、これにより指先
の接触によるサーマルヘッド15の汚れや傷付き並びに指
先に火傷等の惧れをなくすることが出来ると共に、上ケ
ース3閉鎖時には前記覆板19はサーマルヘッド15の前方
側に自動的に回避するのでサーマルヘッド15を支障なく
プラテンローラ14に接触させることができ、しかも上記
の覆板19の動作が左右の回動リンク20のみで得られ、サ
ーマルヘッド15のカバー構造が極めて簡潔に構成できる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図並びに第2図は本考案の要部を示す拡大断面図、 第3図並びに第4図は本考案の他の実施例を示す拡大断
面図、 第5図は本考案を実施したファクシミリの一例を示す斜
視図、 第6図はその一部断面側面図、 第7図はその横断面図、 第8図はロック機構部分の分解説明図、 第9図は前記ファクシミリの縦断面図である。 1……ファクシミリ 2……本体ケース 3……上ケース 4……枢軸 14……プラテンローラー 15……サーマルヘッド 16……ヒンジブラケット 19……覆板 20……回動リンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース2に対して上ケース3を枢軸4
    を支点として開閉するように形成し、本体ケース2の内
    部に感熱ロール紙12を保持するロール紙支持部13と、感
    熱ロール紙12を送出するプラテンローラ14を設け、前記
    プラテンローラ14と相対する上方側で前記上ケース3の
    下面にサーマルヘッド15をヘッドブラケット16を介して
    取り付けると共に、前記上ケース3閉鎖時にヘッドブラ
    ケット16の両端から下向きに突出した二股状の嵌合爪18
    がプラテンローラ14の芯軸14aに嵌合してサーマルヘッ
    ド15の位置決めを行うファクシミリにおいて、両端に回
    動リンク20を一体連設させる覆板19を設け、前記回動リ
    ンク20はヘッドブラケット16両端で枢支ピン21を介して
    嵌合爪18と隣接して揺動可能に取り付けられ、前記上ケ
    ース3開放時に回動リンク20のストッパー21が嵌合爪18
    に当接して下方への回動を規制して前記覆板19をサーマ
    ルヘッド15の少なくとも前部下面をカバーする位置に支
    持する一方、前記上ケース3閉鎖時に回動リンク20の先
    端部がプラテンローラ14の芯軸14aに当接して上方に回
    動して前記覆板19をサーマルヘッド15の前方側に回避さ
    せるべく構成したことを特徴とするファクシミリ。
JP1989054324U 1989-05-10 1989-05-10 ファクシミリ Expired - Lifetime JPH0720996Y2 (ja)

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JP1989054324U JPH0720996Y2 (ja) 1989-05-10 1989-05-10 ファクシミリ

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JP1989054324U JPH0720996Y2 (ja) 1989-05-10 1989-05-10 ファクシミリ

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JPH02145862U JPH02145862U (ja) 1990-12-11
JPH0720996Y2 true JPH0720996Y2 (ja) 1995-05-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11524861B2 (en) 2019-12-16 2022-12-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing apparatus

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JPS62290Y2 (ja) * 1978-09-20 1987-01-07

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