JPH0720992U - 便座装置 - Google Patents

便座装置

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JPH0720992U
JPH0720992U JP5240893U JP5240893U JPH0720992U JP H0720992 U JPH0720992 U JP H0720992U JP 5240893 U JP5240893 U JP 5240893U JP 5240893 U JP5240893 U JP 5240893U JP H0720992 U JPH0720992 U JP H0720992U
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JP
Japan
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toilet seat
toilet
pivot
bracket
lid
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Pending
Application number
JP5240893U
Other languages
English (en)
Inventor
伸雄 曽我部
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
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Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 便座10のブラケット12、13の内側に重
なるように便蓋11のブラケット14、15が配置さ
れ、枢軸19、21とシャフト22、23によって便座
10及び便蓋11が便座ボックス16に枢支されてい
る。シャフト22、23はスローダウン機構17、18
に連結され、中空の枢軸19にはリード線10a、10
bが挿通されている。 【効果】 リード線が枢軸を通って便座ボックス内に引
き込まれており、見栄えが良いと共にリード線の保護が
図れる。便座及び便蓋の急閉が防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は洋風便器に設置される便座装置に係り、特にリード線を枢支部に通す と共に、スローダウン機構を設けた便座装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
便座の枢支軸に便座電装品のリード線(例えば暖房便座のヒータ用のリード線 や、各種センサのリード線)を通すと、これらリード線が外部に露出せず、見栄 えが良くなると共に、リード線が悪戯を受けることが防止される等の利点が生じ る。このような便座装置は、例えば、実開平3−3296号、同3−78492 号に開示されている。
【0003】 ところで、起立した便座や便蓋を倒伏させる際に、手を離してもゆっくりと倒 れ込むようにするためのスローダウン機構を組み込んだ便座装置も近年普及しつ つある。
【0004】 第4図は従来の便座装置を示す斜視図、第5図は第4図のV−V線に沿う断面 図である。
【0005】 便座1及び便蓋2の後縁にそれぞれ1対のブラケット3、4が突設され、該ブ ラケット3、4が枢支ピンを介して便座ボックス5に枢支されている。
【0006】 第4図に示す従来の便座装置において、便座及び便蓋のそれぞれにスローダウ ン機構を組み込むには、第5図の如く便座ボックス5の両側2ヶ所にスローダウ ン機構6、7を設置し、便座1をピン8でスローダウン機構6に連結し、便蓋2 をピン9でスローダウン機構7に連結する必要がある。
【0007】 ピン8は、便座1のブラケット3に対し回転不能に係合し、便蓋2のブラケッ ト4に対しては回転自在となっている。
【0008】 ピン9は、便蓋2のブラケット4に対して回転不能に係合し、便座1のブラケ ット3に対しては回転自在となっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の便座装置に対し便座及び便蓋用のスローダウン機構を組み 込む場合、便座の左右両側にスローダウン機構が配設されることになり、リード 線を枢軸部に挿通させることができないという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の便座装置は、洋風便器の上面に固定設置される便座ボックスと、該便 座ボックスに対しそれぞれ後部の左側及び右側の2ヶ所が同軸に枢支された便座 及び便蓋とを備えてなり、該便座及び便蓋の後縁部にはそれぞれブラケットが突 設され、これらブラケットが前記便座ボックスに枢軸を介して枢支されており、 便座のブラケットが便蓋のブラケットと前記便座ボックスとの間に介在されてい る便座装置において、前記左側及び右側の枢支箇所のうち、一方では便座が第1 の中空の枢軸によって枢支され、該中空枢軸内に便座電装品のリード線が挿通さ れており、他方の該枢支箇所では、便座のブラケットが第2の中空の枢軸を介し て便座ボックス内の便座用スローダウン機構に連結され、便蓋のブラケットが、 該第2の中空枢軸内に挿通された枢軸を介して便座ボックス内の便蓋用スローダ ウン機構に連結されていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
本考案の便座装置にあっては、便座の一方の側に便座用及び便蓋用のスローダ ウン機構が設置されており、他方の側の枢軸部にリード線が挿通されている。
【0012】
【実施例】
以下図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係る 便座装置を示す水平断面図、第2図は枢支用のシャフトとスローダウン機構とを 示す斜視図、第3図は同縦断面図である。
【0013】 第1図の通り、便座10及び便蓋11の後縁の2ヶ所からそれぞれブラケット 12、13、14、15が突設されており、このブラケット12〜15が便座ボ ックス16に対し枢支されている。この便座ボックス16内には、便座10の一 方の側に便座用のスローダウン機構17と便蓋用のスローダウン機構18が設置 されている。
【0014】 なお、便座10は暖房便座となっており、ヒータ及び温度検出用のセンサが内 蔵されている。このヒータ及びセンサから延びるリード線10a,10bは、ブ ラケット12から側方向に突設された中空筒状の枢軸19内を引き通されて便座 ボックス16内に引き込まれている。ブラケット12の他方の側面には、この枢 軸19と同軸状に開口20が設けられ、ブラケット14の側面から突設された枢 軸21がこの開口20に挿入されている。
【0015】 便座10の他方のブラケット13に対しては中空筒状の枢軸としてのシャフト 22が回転不能に連結されている。このシャフト22は便座ボックス16内に引 き込まれ、スローダウン機構17に連結されている。
【0016】 このシャフト22内に挿通された枢軸としてのシャフト23は、その一端が便 蓋11のブラケット15に対し回転不能に連結され、他方の端部はスローダウン 機構18に連結されている。
【0017】 なお、第2図に示す通り、シャフト22はその外周面に2ヶ所の平面22a、 22bが設けられており、ブラケット13にはこの平面22aが係合する異形の 開口が設けられている。この異形の開口にシャフト22を差し込むことにより、 シャフト22がブラケット13に対し回転不能に連結される。
【0018】 平面22bはスローダウン機構17側の非円形孔17aに差し込まれ、これに よってシャフト22とスローダウン機構17との間で回転力が伝達可能とされて いる。
【0019】 同様に、シャフト23にも2ヶ所の平面23a、23bが設けられており、こ れによってシャフト23がブラケット15に対し回転不能に連結され、また、シ ャフト23とスローダウン機構18との間で回転力が伝達可能とされている。
【0020】 第2図に示す通り、スローダウン機構17、18は一体的に設けられている。
【0021】 このように構成された便座装置においては、便座10から延びるリード線10 a、10bが中空枢軸19を介して便座ボックス16内に引き込まれているため 、リード線が外部に露出せず、見栄えが良い。また、リード線10a、10bに 対し悪戯が加えられたりすることがない。
【0022】 便座10、11はそれぞれスローダウン機構17、18によって倒伏方向への 回動がゆっくりとしたものとなっているため、手を離しても急にバタンと倒れ込 むことがない。
【0023】 なお、本実施例にあっては、便座10のブラケット12、13が便蓋11のブ ラケット14、15と便座ボックス16との間に介在されている。従って、シャ フト23をシャフト22から引き抜いて便蓋11を便座ボックス16から取り外 した後であっても、便座10は便座ボックス16に対し左右方向にガタつくこと なく支持されている。
【0024】 本考案において、スローダウン機構としては、ギヤを利用したガバナ式のもの 、摩擦力を利用した摩擦式のもの、オイル式のスローダウン機構など各種の構成 のものを採用することができる。
【0025】 また、本実施例にあっては、枢軸21をブラケット14と一体に設けてあり、 第1図の左側部分ではシャフトは用いられていない。即ち、便座10及び便蓋1 1を枢支するためのシャフト23は1本だけで足りており、部品点数が少ない。 また、そのため、コスト安である。
【0026】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の便座装置は、リード線が便座の枢支部から便座ボックス 内に引き込まれると共に、便座及び便蓋のスローダウン機構を有するものである 。従って、リード線が見えず、見栄えが良いと共に、リード線の保護を図ること ができる。更に、便座や便蓋の急閉を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る便座装置の縦断面図である。
【図2】実施例に係る便座装置のシャフト及びスローダ
ウン機構を示す分解斜視図である。
【図3】実施例に係るシャフト及びスローダウン機構を
示す断面図である。
【図4】従来の便座装置を示す斜視図である。
【図5】従来の便座装置を示す縦断面図(図4のV-V 線
に沿う断面図)である。
【符号の説明】
10 便座 11 便蓋 12,13,14,15 ブラケット 16 便座ボックス 17,18 スローダウン機構 22,23 シャフト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋風便器の上面に固定設置される便座ボ
    ックスと、該便座ボックスに対しそれぞれ後部の左側及
    び右側の2ヶ所が同軸に枢支された便座及び便蓋とを備
    えてなり、 該便座及び便蓋の後縁部にはそれぞれブラケットが突設
    され、これらブラケットが前記便座ボックスに枢軸を介
    して枢支されており、 便座のブラケットが便蓋のブラケットと前記便座ボック
    スとの間に介在されている便座装置において、 前記左側及び右側の枢支箇所のうち、一方では便座が第
    1の中空の枢軸によって枢支され、該中空枢軸内に便座
    電装品のリード線が挿通されており、 他方の該枢支箇所では、便座のブラケットが第2の中空
    の枢軸を介して便座ボックス内の便座用スローダウン機
    構に連結され、便蓋のブラケットが、該第2の中空枢軸
    内に挿通された枢軸を介して便座ボックス内の便蓋用ス
    ローダウン機構に連結されていることを特徴とする便座
    装置。
JP5240893U 1993-09-28 1993-09-28 便座装置 Pending JPH0720992U (ja)

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JP5240893U JPH0720992U (ja) 1993-09-28 1993-09-28 便座装置

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JP5240893U JPH0720992U (ja) 1993-09-28 1993-09-28 便座装置

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JPH0720992U true JPH0720992U (ja) 1995-04-18

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ID=12913969

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JP5240893U Pending JPH0720992U (ja) 1993-09-28 1993-09-28 便座装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014097248A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Combi Corp 乳幼児用便器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014097248A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Combi Corp 乳幼児用便器
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