JPH0720881Y2 - ケースに於けるノブの取付け構造 - Google Patents

ケースに於けるノブの取付け構造

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JPH0720881Y2
JPH0720881Y2 JP1988064328U JP6432888U JPH0720881Y2 JP H0720881 Y2 JPH0720881 Y2 JP H0720881Y2 JP 1988064328 U JP1988064328 U JP 1988064328U JP 6432888 U JP6432888 U JP 6432888U JP H0720881 Y2 JPH0720881 Y2 JP H0720881Y2
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JP
Japan
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knob
case
substrate
guide member
mounting structure
Prior art date
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JP1988064328U
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Inventor
浩志 長谷川
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば自動車の計器盤の文字等の照明を調
光するイルミネーションコントロール装置等のように制
御ユニットケースに操作用ノブを取付けた構造に於い
て、前記ケースに於けるノブの取付け構造を改良した技
術に関する。
[従来の技術] 従来、この種の技術として、例えば、実開昭57-117608
号公報に開示されたものがある。
当該従来の技術はイルミネーションコントロール装置等
に使用される可変抵抗器のプリント基板に対する取付構
造に関して示されており、可変抵抗器は取付用突設部及
び円柱突起等を用いてプリント基板に固定されるととも
に、該可変抵抗器とプリント基板との組立品例えば、ブ
ラケット等はケースに収納されていた。
[考案が解決しょうとする問題点] しかしながら、前記したごとき従来の技術では例えば可
変抵抗器をプリント基板に固定するために前記円柱突起
を加締める必要があり、加締工程を要するとともに加締
めによってプリント基板を損傷する惧れがあった。又組
付部品等の作動及びその性能チェックは可変抵抗器をプ
リント基板に組付けた後で行なわれるが、該チェック段
階で不良が発見された場合に於いて、不良箇所を修復す
る時前記加締め部を取外すことは容易ではなく、修復に
よって再生するよりもむしろ廃却扱いすることが通常で
あり、無駄を生じるとともにコストの上昇を招来した。
[問題点を解決するための手段] この考案は前記した問題点に対処するとともに、可変抵
抗器やスイッチ灯を操作するノブを基板にワンタッチで
取付けることを目的としたものであり、所期の目的を達
成するための手段として、摺動パターンを形成しかつノ
ブのガイド部材を備えた基板と、該基板を固定する部位
を有したケースと、該ケースに一体的に形成しかつノブ
の嵌合部を有した弾性突片と、該弾性突片と前記ガイド
部材との間隙に弾性嵌合したノブと、該ノブ内に装着し
前記摺動パターンに摺接するブラシとで構成したことを
特徴とするケースに於けるノブの取付け構造を提供す
る。
[作用] 基盤をケースに固定した際、基板に形成された摺動パタ
ーンとケースに一体的に形成された弾性突片とが対向さ
れた状態に成る。そして、前記弾性突片は弾性を有して
おり、ノブを前記弾性突片と基板との間隙に押圧挿入す
ればノブは弾性突片及び基板によって保持される。
そして該保持状態に於いてノブを回動操作すれば、該ノ
ブに装着された可動接片てしてのブラシは基板に形成さ
れた摺動パターン面上を摺動される。そして、ノブを取
外す場合は、前記弾性突片と基板とで構成された間隙を
適当な治具によって開けば基板を損傷せず又ノブは各部
に何等の損傷も与えず簡単に取外すことができる。
[実施例] 添付図面は、この考案の好適な実施例を示した図面であ
り、第1図は垂直断面図、第2図は分解斜視図、第3図
及び第4図はそれぞれ組立順序を説明する垂直断面図で
ある。
添付図面に於いて、1は基板、2はケース、3は弾性突
片、4はノブ、5は可動接片としてのブラシ、6はガイ
ド部材、7はカバーである。基板1は、両面に導電パタ
ーン11を形成するとともに、該導電パターン11を延長し
て第1及び第2摺動パターン12及び13を形成している。
更に該第1摺動パターン12にはカーボン等の抵抗層12a
を被着形成している。
又、該基板1にはIC、パワー素子、チップ素子、コンデ
ンサ等の電子部品14と、端子15を載置し、基板1の外周
縁には前記ガイド部材6を嵌合する切欠部16及び後述す
るガイド部材6の位置決めピン63,63′を嵌挿する穴17,
17′を形成している。尚、前記穴は一方が長穴17′に形
成され他方が丸穴17に形成されている。
ケース2は、プラスチックの成形品からなり、内壁の両
側面に前記基板1が嵌挿固定される溝21を形成するとと
もに、ケース2の外壁の上下面にはカバー7が弾性嵌合
される爪部22,22を形成している。又該ケース2の裏面
には前記端子15を装着するコネクタ23を形成している。
弾性突片3は前記ケース2と一体成形されたものであ
り、嵌合凹所31、肉薄部32及びテーパ面33を有してい
る。
ノブ4は、プラスチックの成形品からなり、前記弾性突
片3の嵌合凹所31に嵌合する凸部41、回止め突起42及び
操作部43を有している。
ブラシ5は、リン青銅等の金属板をプレス加工したもの
であり、前記基板1の第1摺動パターン12及び抵抗層12
aに摺動される第1接点51と、第2摺動パターン12に摺
接される第2接点52とを有している。
ガイド部材6は、前記ノブ4及びブラシ5を基板1の第
1及び第2摺動パターン12及び13に対応して案内する部
材であり、ノブ4のガイド穴61と基板1に弾性嵌合する
爪62と該ガイド部材6を前記基板1に対して位置決めす
る位置決めピン63,63′とを有したプラスチック成形品
である。
カバー7は、プラスチック成形品であり、前記ケース2
の爪22,22が嵌合する穴71、ノブ4の操作部43が突出す
る窓72及び自動車のインストルメントパネル(図示せ
ず)等に弾性嵌合するロック片73,73とを有している。
次に前記した各構成の組付順序を第3図及び第4図とと
もに説明する。
先ず、電子部品14及び端子15を載置した基板1にガイド
部材6を嵌合し、更にその上にブラシ5を装着したノブ
4を乗せる。
そして第3図に示すごとく基板1をケース2の溝21に沿
って第3図の左方向からケース2内へ装着する。この時
弾性突片3は、該弾性突片3の先端に形成されたテーパ
面33がノブ4に当接されることによってノブ4の上側へ
乗り上げ、更に基板1を左方向に進めることによってノ
ブ4の凸部41が弾性突片3の嵌合凹所31に嵌合される。
而して、第4図に示すごとく基板1及びノブ4はケース
2及び弾性突片3によって保持される。
そして、これをカバー7に装着すれば第1図に示すごと
く例えば調光用ユニットが完成し、カバー7の窓72から
突出したノブ4を操作することができる。
尚、この考案は上記実施例に限定するものではなく、例
えば摺動パターンにロータリースイッチの接点を形成し
てもよい。
[考案の効果] この考案は、ケースに一体的に形成しかつノブの嵌合部
を有した弾性突片とガイド部材を備えた基板との間隙に
ノブを弾性嵌合するよう構成したので、次に列挙する優
れた効果を奏する。
(a) ノブを基板上のガイド部材にワンタッチで取付
けかつ保持することができる。
(b) 従来の技術のごとき加締工程を全く必要としな
いのでノブの組付け工程を簡素化することができる。
(c) ユニットの組付け後に於いて何等かの不良が発
見され、ノブを取外す必要が生じた場合は弾性突片と基
板上のガイド部材とがなす間隙を適当な治具によって開
くことにより、基板及びノブに損傷を与えることなくノ
ブを簡単に取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の好適な実施例を示す垂直断面図で
ある。 第2図は、第1図に示すものの分解斜視図である。 第3図及び第4図は、第1図に示すものの組立順序をし
めした垂直断面図であり、第3図は基板及びノブをケー
ス及び弾性突片によって保持する前の状態を示した垂直
断面図である。第4図は、第3図の後の状態を示した垂
直断面図である。 1……基板、2……ケース、3……弾性突片、4……ノ
ブ、5……ブラシ、6……ガイド部材、7……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】摺動パターンを形成しかつノブのガイド部
    材を備えた基板と、該基板を固定する部位を有したケー
    スと、該ケースに一体的に形成しかつノブの嵌合部を有
    した弾性突片と、該弾性突片と前記ガイド部材との間隙
    に弾性嵌合したノブと、該ノブ内に装着し前記摺動パタ
    ーンに摺接するブラシとで構成したことを特徴とするケ
    ースに於けるノブの取付け構造。
JP1988064328U 1988-05-16 1988-05-16 ケースに於けるノブの取付け構造 Expired - Lifetime JPH0720881Y2 (ja)

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JPH01167003U JPH01167003U (ja) 1989-11-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2510990Y2 (ja) * 1991-02-20 1996-09-18 ナイルス部品株式会社 電子ユニット
JP3951485B2 (ja) * 1998-12-25 2007-08-01 松下電器産業株式会社 回転・押圧操作型電子部品およびそれを用いた電子機器

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JPS5228127U (ja) * 1975-08-16 1977-02-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60101704U (ja) * 1983-12-16 1985-07-11 アルプス電気株式会社 可変抵抗器の基板支持機構

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