JPH07262882A - ロータリスイッチ - Google Patents

ロータリスイッチ

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JPH07262882A
JPH07262882A JP7796794A JP7796794A JPH07262882A JP H07262882 A JPH07262882 A JP H07262882A JP 7796794 A JP7796794 A JP 7796794A JP 7796794 A JP7796794 A JP 7796794A JP H07262882 A JPH07262882 A JP H07262882A
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JP
Japan
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light emitting
emitting element
lead
hole
stem
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JP7796794A
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Inventor
Tatsuo Kamiya
龍夫 神谷
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Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 特別の部品、作業工程を必要とせず、発光素
子のリードが確実にプリント基板に接続され、作業途中
において発光素子のリードを所定の位置に仮保持するこ
とができるようにする。 【構成】 中央凸部110が設けられたボディ100
と、中央凸部110に嵌まり込む開口210を有するロ
ータ200と、貫通孔111に移動自在に取り付けられ
るステム300と、ロータ200に取り付けられるブラ
シ400と、中央凸部110の発光素子取付部112に
取り付けられる発光素子500とを備え、底部120に
はブラシ400が接触するスイッチパターン140が露
出し、発光素子取付部112はリード520が挿入され
るリード挿入孔112Bと、発光素子500の本体部5
10を保持する本体保持部112Aとを有し、ボディ1
00の裏面側にはリード挿入孔112Bと連通したコン
タクト圧入孔が設けられており、コンタクト圧入孔には
リード520が仮保持されるコンタクト700が圧入さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キースイッチを押圧操
作する機能を兼ね備えるとともに、各スイッチの操作状
態等を指示する発光素子が組み込まれたロータリスイッ
チに関する。
【0002】
【従来の技術】キースイッチを押圧操作する機能を兼ね
備えるとともに、各スイッチの操作状態等を指示する発
光素子が組み込まれたロータリスイッチは、回転自在に
なったロータと、キースイッチを押圧操作するためのキ
ートップとを有している。このようなロータリスイッチ
として、本願出願人は以前に実願昭5−49522号を
出願している。
【0003】かかる従来のロータリスイッチに使用され
る発光素子としては、本体部がガラス製のランプが使用
されることが多い。このようなランプのリードは、本体
部の欠けを防ぐため、強度の低い材質、すなわち曲がり
やすい材質を使用しなければならない。このため、ラン
プの取付時にリードの不用意な曲がりを防ぐ必要があ
る。
【0004】かかるリードの曲がりを防止する方法とし
て、ランプを専用のホルダで保持し、ランプをホルダ
ごとロータリスイッチに組み込む、ロータリスイッチ
にランプのリードを導くガイドを形成し、ロータリスイ
ッチをプリント基板に取り付けた後に、ランプをロータ
リスイッチに組み込む、ランプをプリント基板に直接
取り付ける、等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たの方法では特別のホルダが必要となるため、部品点
数が増加するとともに、ランプをホルダに組み込むため
の作業工程が必要となり、接続箇所の増加による信頼性
の低下が懸念される。また、の方法では、ロータリス
イッチは他の電子部品と同様に半田ディップ工程で取り
付けることができるが、ランプをロータリスイッチを通
してプリント基板に挿入する工程と、ランプをプリント
基板に取り付けるための手半田作業が必要になる。さら
に、の方法では、ランプの高さを望み通りに設定する
ことが困難となる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、特別の部品或いは作業工程を必要とせず、発光素子
のリードが確実にプリント基板に接続され、作業途中に
おいて発光素子のリードを所定の位置に仮保持すること
ができるロータリスイッチを提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロータリス
イッチは、中央に中央凸部が設けられたボディと、前記
中央凸部に嵌まり込む開口を有するロータと、前記中央
凸部の貫通孔に移動自在に取り付けられるステムと、前
記ロータに取り付けられるブラシと、前記中央凸部の発
光素子取付部に取り付けられる発光素子とを備えてお
り、前記中央凸部の周囲の底部には、前記ブラシが接触
するスイッチパターンが露出しており、前記発光素子取
付部は、発光素子のリードが挿入されるリード挿入孔
と、このリード挿入孔にリードが挿入された発光素子の
本体部を保持する本体保持部とを有し、ボディの裏面側
には前記リード挿入孔と連通したコンタクト圧入孔が設
けられており、当該コンタクト圧入孔には、リード挿入
孔に挿入されたリードが仮保持されるコンタクトが圧入
される。
【0008】また、前記ステムは、ボディの貫通孔の内
部に臨んで設置されたキースイッチを押圧操作するもの
である。
【0009】さらに、前記ステムはキースイッチを押圧
する押圧部と、この押圧部から直交する方向に延出され
た脚部とを具備しており、前記脚部の爪がボディの中央
凸部の貫通孔に係合することによってステムの抜け止め
がなされている。
【0010】一方、前記ステムはスプリングによって反
キースイッチ側に弾発付勢されている。
【0011】なお、前記発光素子は、本体部がガラスか
らなっている。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るロータリスイ
ッチの概略的分解斜視図、図2は本発明の一実施例に係
るロータリスイッチの概略的斜視図、図3は本発明の一
実施例に係るロータリスイッチの概略的平面図、図4は
図3のA−A線断面図、図5は図3のB−B線断面図で
ある。
【0013】また、図6はボディの図面であって、同図
(A)は平面図、同図(B)は(A)のA−A線断面
図、図7はロータの図面であって、同図(A)は平面
図、同図(B)は概略的側面図、同図(C)は(A)の
A−A線断面図、同図(D)は(A)のB−B線断面図
である。
【0014】さらに、図8はステムの図面であって、同
図(A)は平面図、同図(B)は片側断面側面図、同図
(C)は底面図、図9はカバーの図面であって、同図
(A)は平面図、同図(B)は側面図、同図(C)は正
面図、図10はコンタクトの図面であって、同図(A)
は正面図、同図(B)は側面図、同図(C)は背面図、
同図(D)は平面図、同図(E)は底面図である。
【0015】本実施例に係るロータリスイッチは、中央
に中央凸部110が設けられたボディ100と、前記中
央凸部110に嵌まり込む開口を有するロータ200
と、前記中央凸部110の貫通孔111に移動自在に取
り付けられるステム300と、前記ロータ200に取り
付けられるブラシ400と、前記中央凸部110の発光
素子取付部112に取り付けられる2つの発光素子50
0と、前記ボディ100とステム300との間に介在さ
れ、ステム300を反キースイッチ側に弾発付勢するス
プリング600と、前記ロータ200が組み込まれたボ
ディ100に取り付けられるカバー800と、前記ロー
タ200の回転にクリック感を与えるクリック機構90
0とを有している。
【0016】前記ボディ100は、絶縁性を有する合成
樹脂で形成されており、図1、図6等に示すように、中
心部には略長方形状の貫通孔111が開設された円筒形
状の中央凸部110が突設されている。この中央凸部1
10の周囲はスイッチパターン140が露出した底部1
20となっており、当該底部120の周囲には外壁部1
30が設けられている。従って、スイッチパターン14
0が露出している底部120は、ボディ100において
最も凹んだ部分となっている。
【0017】前記スイッチパターン140は、リードフ
レームをボディ100に埋め込むことによって形成され
ており、当該リードフレームの端部がリード部141と
してボディ100の側面部から外側に突出している。か
かるスイッチパターン140は、図6に示すように、最
も内側にある内側個別パターン142と、この内側個別
パターン142の外側にあるコモンパターン143と、
このコモンパターン143の外側にある外側個別パター
ン144との3つの部分に大別される。コモンパターン
143はベタ電極であり、2つの個別パターン142、
144は、所定のピッチでパターンが形成されている。
【0018】前記中央凸部110に設けられた発光素子
取付部112は、発光素子500を取り付けるためのも
のであって、貫通孔111の両側に1つずつ設けられて
いる。
【0019】かかる発光素子取付部112は、発光素子
500のリード520が挿入される一対のリード挿入孔
112Bと、このリード挿入孔112Bにリード520
が挿入された発光素子500の本体部510を保持する
本体保持部112Aとを有している。
【0020】リード挿入孔112Bは、1つの発光素子
取付部112に2つ開設されている。このリード挿入孔
112Bの間の距離は、発光素子500のリード520
に対応して設定されている。
【0021】そして、このリード挿入孔112Bの周囲
には、2つの略C字形状の保持壁112aからなる本体
保持部112Aが設けられている。この2つの保持壁1
12aの間の距離、すなわち本体保持部112Aの径
は、発光素子500の本体部510の外径より僅かに大
きく設定されている。
【0022】また、ボディ100の外壁部130には、
後述するカバー800を取り付けるための爪部131が
形成されている。
【0023】かかるボディ100の底面部には、リード
挿入孔112Bに連通したコンタクト圧入孔150が開
設されている。このコンタクト圧入孔150は、後述す
るコンタクト700が圧入されるものであって、リード
挿入孔112Bより太く形成されている。また、このコ
ンタクト圧入孔150には、コンタクト700の係合片
730が係合される係合部151が設けられている。こ
の係合部151は、コンタクト圧入孔150と貫通孔1
11とを連通する切欠である。
【0024】前記ロータ200は、図1、図7等に示す
ように、平面視略リングの鍔部220と、この鍔部22
0の開口210の周縁部から上方に向かって延出された
円筒部230とが絶縁性を有する合成樹脂で一体に形成
されたものである。
【0025】開口210の内径は、ボディ100の中央
凸部110の外径と略同一に設定されている。従って、
この開口210にボディ100の中央凸部110を嵌め
込むと、ロータ200は回転可能にボディ100に組み
込まれたことになる。
【0026】鍔部220の表面側、すなわち円筒部23
0が突出している側には、クリック機構900を構成す
るスプリング910が嵌まり込む有底の穴221が設け
られている。また、当該鍔部220の裏面側には、ブラ
シ400を溶着で取り付けるための溶着用ボス222が
設けられている。なお、図面中224は、前記溶着用ボ
ス222が設けられた凸部223の裏面側の凹みであ
る。
【0027】円筒部230は、図外のキートップとロー
タ200とを接続するためのものであって、切込231
が設けられている。この切込231によって、円筒部2
30は若干撓むことが可能となるので、キートップの寸
法若干の誤差を吸収できるようになっている。
【0028】前記ブラシ400は、図1に示すように、
3つの接触子が形成されており、この接触子がスイッチ
パターン140の上を摺動して相互に接続するようにな
っている。すなわち、3つの接触子とは、コモンパター
ン143に常時接触しているものと、内側個別パターン
142に接触するものと、外側個別パターン144に接
触するものとである。
【0029】前記中央凸部110の貫通孔111に移動
可能に挿入されるステム300は、図1、図8等に示す
ように、前記貫通孔111の長手寸法と略同一の寸法を
有する略長方形状の押圧部310と、この押圧部310
の両端から垂下される一対の脚部320と、この脚部3
20の上方に突出される連結部330とが絶縁性を有す
る合成樹脂で一体に形成されており、側面視略H字形状
を呈している。
【0030】押圧部310の裏面中央には、キースイッ
チSWを直接押圧する部分である凸部311が突設され
ている。
【0031】一方、一対の脚部320は、このステム3
00を貫通孔111に移動可能に取り付けるものであっ
て、その先端には外向きの爪321が形成されている。
従って、この脚部320を貫通孔111に挿入すると、
爪321が貫通孔111に係合することによってステム
300の抜け止めがなされる。
【0032】また、一対の連結部330は、開口311
が開設されて略ロ字形状に形成されており、図示しない
キートップの連結脚部の先端の爪が嵌合するようになっ
ている。これによって、キートップとステム300とが
連動するようになる。また、連結部330の先端から開
口311にかけては、キートップの連結脚部が嵌合し易
いようにテーパ面となっている。
【0033】さらに、前記押圧部310の両端は、延長
部312として脚部320等より若干延長されている。
この延長部312は、スプリング600が当接する部分
である。すなわち、ステム300は、ボディ100の中
央凸部110に外嵌されたスプリング600によって反
キースイッチ側に弾発付勢されているのであるが、ボデ
ィ100の底部120とステム300の延長部312と
の間にスプリング600を介在させることによって前記
反キースイッチ側への弾発付勢を実現するのである。
【0034】カバー800は、ロータ200の円筒部2
30が貫通する開口810が開設されるとともに、この
開口810の周囲に所定ピッチで複数個の小孔820が
開設されている。さらに、当該カバー800の側方に
は、カバー800をボディ100に対して取り付けるた
めの取付脚部830が設けられている。なお、取付脚部
830には、前記爪131か嵌まり込む開口831が開
設されている。また、当該カバー800の4隅からは、
ロータリスイッチを図外のプリント基板等に取り付ける
ための脚部840が延出されている。
【0035】前記小孔820は、前記スプリング910
と、このスプリング910でカバー800側に弾発付勢
される小球920とからクリック機構900を構成す
る。すなわち、スプリング910で弾発付勢された小球
920が小孔820に係合することにより、ロータ20
0の回転にクリック感を演出するのである。なお、カバ
ー800には薄い金属板が用いられることが多いので、
小球920は回転によって摩耗しないような金属製であ
ることが望ましい。
【0036】発光素子500としては、本体部510が
ガラスで構成されたランプが用いられる。しかし、ラン
プのみならず他の発光素子、例えば発光ダイオードを使
用してもよい。
【0037】この発光素子500は、ロータリスイッチ
が有する2つの機能、ロータ200の回転操作と、ステ
ム300の押圧操作とに関係しており、ロータ200の
回転に伴って点減したり、ステム300の押圧に伴って
点減したりするようになっている。
【0038】次に、ボディ100の裏面側に設けられた
コンタクト圧入孔150に圧入されるコンタクト700
について、図1、図10等を参照しつつ説明する。この
コンタクト700は、導電性を有する金属板を折曲形成
したものであって、発光素子500のリード520を挟
持する一対の挟持片710と、この挟持片710で挟持
されたリード520の先端が挿入される先端部720
と、コンタクト700がコンタクト圧入孔150に圧入
された際に、コンタクト圧入孔150の係合部151に
係合する係合片730とを有している。
【0039】一対の挟持片710は内側に向かって折曲
形成されており、一対の挟持片710の間の寸法はリー
ド520の太さ寸法より小さく設定されている。
【0040】前記先端部720の先端は開口722とな
っており、また先端部720の角部には、半田が流入す
るためのスリット721が形成されている。さらに、係
合片730は外側に向かって折曲形成されている。
【0041】従って、このコンタクト700をコンタク
ト圧入孔150に圧入すると、先端部720がボディ1
00の裏面側から突出し、リード挿入孔112Bから挿
入された発光素子500のリード520が挟持片710
に挟持され、リード520の先端が先端部720に挿入
される。
【0042】キースイッチSWは、このロータリスイッ
チが取り付けられるプリント基板に実装されており、当
該キースイッチSWはロータリスイッチのボディ100
の貫通孔111の内部に臨むようになっている。
【0043】上述のような部品から構成されたロータリ
スイッチの組立手順、プリント基板への取付手順等につ
いて説明する。ボディ100の裏面側からすべてのコン
タクト圧入孔150にコンタクト700を圧入する。す
ると、コンタクト700の係合片730がコンタクト圧
入孔150の係合部151に係合する。
【0044】発光素子500を発光素子取付部112に
取り付ける。すなわち、発光素子500のリード520
をリード挿入孔112Bに挿入し、本体部510を本体
保持部112Aで保持するのである。すると、リード挿
入孔112Bとコンタクト圧入孔150とは連通してい
るので、リード520はコンタクト700に挿入される
ことになる。具体的には、コンタクト700の先端部7
20内にリード520が挿入されることになる。
【0045】ここで、リード520は、コンタクト70
0の一対の挟持片710によって挟持されているので、
発光素子500は作業中にぐらつかないように仮保持さ
れたことになる。
【0046】スプリング600をボディ100の中央凸
部110に外嵌するとともに、ステム300を中央凸部
110の貫通孔111に取り付ける。ステム300の脚
部320は貫通孔111に係合し、延長部312は前記
スプリング600に当接する。これによって、ステム3
00は、反キースイッチ側(図面では上側)に弾発付勢
れさた状態で貫通孔111に対して移動可能に取り付け
られたことになる。
【0047】裏面側にブラシ400が取り付けられたロ
ータ200をボディ100に取り付ける。すなわち、ロ
ータ200の開口210をボディ100の中央凸部11
0に嵌め込むのである。これで、ブラシ400はボディ
100のスイッチパターン140に接触することにな
る。なお、ロータ200の鍔部220の有底の穴221
には、クリック機構900を構成するスプリング910
が組み込まれ、当該スプリング910には小球920が
組み込まれる。
【0048】カバー800をボディ100に被せる。こ
れによってロータリスイッチの組立が完了する。この状
態では、ロータ200の円筒部230がカバー800の
開口810から突出し、ステム300と2つの発光素子
500とが円筒部230の内側に臨んだようになってい
る。また、クリック機構900を構成する小球920
は、カバー800の小孔820に係合することより、ロ
ータ200の回転にクリック感を与えるようになってい
る。
【0049】このようにして組み立てられたロータリス
イッチは、プリント基板の取付孔に脚部840を挿入す
ることによってプリント基板に取り付けられる。ここ
で、プリント基板には、脚部840が挿入される取付孔
の他に、コンタクト700やリード部141が挿入され
る挿入孔等が開設されるとともに、ステム300によっ
て押圧操作されるキースイッチSWが取り付けられてい
る。このキースイッチSWは、ロータリスイッチをプリ
ント基板に取り付けると、ステム300の凸部311が
真上に位置するように、取付孔や挿入孔等との位置関係
が決定されている。
【0050】他の電子部品を取り付けるリフロー或いは
半田ディップ作業によって、ロータリスイッチもプリン
ト基板に取り付けられる。すると、コンタクト700の
スリット721からコンタクト700の内部に半田が進
入し、コンタクト700の先端部720の内部が半田で
充満される。これによって、発光素子500のリード5
20とコンタクト700とが、ひいてはリード520と
プリント基板とが確実に接続されることになる。
【0051】このように構成され、プリント基板に取り
付けられたロータリスイッチは、ロータ200の円筒部
230にキートップが上下動可能に嵌め込まれ、当該キ
ートップがステム300と連結される。従って、キート
ップの押圧操作によりキースイッチSWが操作され、キ
ートップを回転させるとロータリスイッチとしての機能
を発揮する。
【0052】
【発明の効果】本発明に係るロータリスイッチは、中央
に中央凸部が設けられたボディと、前記中央凸部に嵌ま
り込む開口を有するロータと、前記中央凸部の貫通孔に
移動自在に取り付けられるステムと、前記ロータに取り
付けられるブラシと、前記中央凸部の発光素子取付部に
取り付けられる発光素子とを備えており、前記中央凸部
の周囲の底部には、前記ブラシが接触するスイッチパタ
ーンが露出しており、前記発光素子取付部は、発光素子
のリードが挿入されるリード挿入孔と、このリード挿入
孔にリードが挿入された発光素子の本体部を保持する本
体保持部とを有し、ボディの裏面側には前記リード挿入
孔と連通したコンタクト圧入孔が設けられており、当該
コンタクト圧入孔には、リード挿入孔に挿入されたリー
ドが挿入されるコンタクトが圧入される。このため、特
別の部品等を用いずとも発光素子のリードが確実にプリ
ント基板に接続され、作業途中において発光素子のリー
ドを所定の位置に仮保持することができる。
【0053】また、前記ステムは、ボディの貫通孔の内
部に臨んで設置されたキースイッチを押圧操作するもの
であるので、キースイッチを押圧操作する機能を兼ね備
えたロータリスイッチとすることができる。
【0054】さらに、前記ステムはキースイッチを押圧
する押圧部と、この押圧部から直交する方向に延出され
た脚部とを具備しており、前記脚部の爪がボディの中央
凸部の貫通孔に係合することによってステムの抜け止め
がなされているので、確実にキースイッチを押圧操作す
ることができるようになっている。
【0055】前記ステムはスプリングによって反キース
イッチ側に弾発付勢されているので、キースイッチの確
実な操作が可能となる。
【0056】また、前記発光素子は、本体部がガラスか
らなっていてもリードを保持するたの特別な部品が必要
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロータリスイッチの概
略的分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係るロータリスイッチの概
略的斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係るロータリスイッチの概
略的平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】ボディの図面であって、同図(A)は平面図、
同図(B)は(A)のA−A線断面図である。
【図7】ロータの図面であって、同図(A)は平面図、
同図(B)は概略的側面図、同図(C)は(A)のA−
A線断面図、同図(D)は(A)のB−B線断面図であ
る。
【図8】ステムの図面であって、同図(A)は平面図、
同図(B)は片側断面側面図、同図(C)は底面図であ
る。
【図9】カバーの図面であって、同図(A)は平面図、
同図(B)は側面図、同図(C)は正面図である。
【図10】コンタクトの図面であって、同図(A)は正
面図、同図(B)は側面図、同図(C)は背面図、同図
(D)は平面図、同図(E)は底面図である。
【符号の説明】
100 ボディ 110 中央凸部 111 貫通孔 112 発光素子取付部 112A 本体保持部 112B リード挿入孔 120 底部 200 ロータ 300 ステム 400 ブラシ 500 発光素子 510 (発光素子の)リード 520 (発光素子の)本体部 SW キースイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に中央凸部が設けられたボディと、
    前記中央凸部に嵌まり込む開口を有するロータと、前記
    中央凸部の貫通孔に移動自在に取り付けられるステム
    と、前記ロータに取り付けられるブラシと、前記中央凸
    部の発光素子取付部に取り付けられる発光素子とを具備
    しており、前記中央凸部の周囲の底部には、前記ブラシ
    が接触するスイッチパターンが露出しており、前記発光
    素子取付部は、発光素子のリードが挿入されるリード挿
    入孔と、このリード挿入孔にリードが挿入された発光素
    子の本体部を保持する本体保持部とを有し、ボディの裏
    面側には前記リード挿入孔と連通したコンタクト圧入孔
    が設けられており、当該コンタクト圧入孔には、リード
    挿入孔に挿入されたリードが仮保持されるコンタクトが
    圧入されることを特徴とするロータリスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ステムは、ボディの貫通孔の内部に
    臨んで設置されたキースイッチを押圧操作するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のロータリスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記ステムはキースイッチを押圧する押
    圧部と、この押圧部から直交する方向に延出された脚部
    とを具備しており、前記脚部の爪がボディの中央凸部の
    貫通孔に係合することによってステムの抜け止めがなさ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載のロータ
    リスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記ステムはスプリングによって反キー
    スイッチ側に弾発付勢されていることを特徴とする請求
    項1、2又は3記載のロータリスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記発光素子は、本体部がガラスからな
    ることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のロー
    タリスイッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2432052A (en) * 2005-11-01 2007-05-09 Forward Electronics Co Ltd Electric switch
KR100778343B1 (ko) * 2006-07-20 2007-11-21 동아전기부품 주식회사 중공 스위치의 램프 접속 구조

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GB2432052B (en) * 2005-11-01 2008-08-27 Forward Electronics Co Ltd Electric switch
KR100778343B1 (ko) * 2006-07-20 2007-11-21 동아전기부품 주식회사 중공 스위치의 램프 접속 구조

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