JPH08195142A - 回転操作型電気部品の表示装置 - Google Patents

回転操作型電気部品の表示装置

Info

Publication number
JPH08195142A
JPH08195142A JP730095A JP730095A JPH08195142A JP H08195142 A JPH08195142 A JP H08195142A JP 730095 A JP730095 A JP 730095A JP 730095 A JP730095 A JP 730095A JP H08195142 A JPH08195142 A JP H08195142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display unit
operation type
rotary
type electric
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP730095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Abe
章吾 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP730095A priority Critical patent/JPH08195142A/ja
Publication of JPH08195142A publication Critical patent/JPH08195142A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体の厚さ寸法を大きくすることなく、回転
操作型部品に対して積層できる表示ユニットを提供す
る。 【構成】 表示ユニット10を、中心孔16の周囲に複
数の貫通孔18を有するハウジング11と、該ハウジン
グ11の下面に固着された絶縁基板12と、該絶縁基板
12上に直接ワイヤーボンディングされ、各貫通孔18
によって個々に区画された複数のLEDチップ19と、
前記ハウジング11の上面に固着された光拡散板13と
で構成し、ロータリエンコーダ1の回転軸5を前記中心
孔16に挿通した状態で、前記表示ユニット10をロー
タリエンコーダ1に積層・一体化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリエンコーダや
ロータリボリューム等の回転操作型電気部品の表示装置
に係り、特に、該回転操作型電気部品に具備される回転
軸の操作状態をLEDによって点灯表示する表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の回転操作型電気部品の
表示装置として、回転操作型電気部品に具備される回転
軸を操作パネルから突出させると共に、該回転軸の先端
に操作つまみを装着し、前記回転操作型電気部品から離
れた位置に表示ユニットを配置したものが提案されてい
る。この表示ユニットは、回転操作型電気部品を搭載し
たプリント基板上に実装された複数のチップ状LED
と、各LEDの前面側に配置され、LEDから発せられ
る光を操作パネルの表示面に導く導光体とで構成されて
されており、各LEDは回転操作型電気部品の出力信号
によって点灯するように接続されている。
【0003】このように構成された回転操作型電気部品
の表示装置にあっては、操作つまみを回転操作すると、
回転操作型電気部品から該操作つまみの回転角度に応じ
た信号が出力されると共に、その出力信号に応じて各L
EDが順次点灯し、該LED光を導光体によって導くこ
とにより、操作パネルの表示面でレベル表示などが行な
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術にあっては、プリント基板上の所定位置に回
転操作型電気部品と複数のチップ状LEDとを別々に配
置したので、これらの両方の組込みを同時に行なうこと
ができず、組立作業性が劣るという問題があった。ま
た、前記プリント基板上の限られたスペース内に回転操
作型電気部品と複数のチップ状LEDとをそれぞれ配置
しなければならないため、全体的に大型化するという問
題もあった。
【0005】なお、これらの問題を解決するため、表示
ユニットと回転操作型電気部品とを積層して一体化する
ことが考えられるが、その場合、表示ユニットのチップ
状LEDと導光体とを厚み方向に順次配置する必要があ
り、これらチップ状LEDと導光体とが嵩ばって厚くな
るため、該表示ユニットと回転操作型電気部品とを積層
することは困難であった。
【0006】本発明は、かかる従来技術の実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、組立作業性に優れ小型化
が可能な回転操作型部品の表示装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表示ユニットが、中心孔と該中心孔の周
囲に配列された複数の貫通孔とを有するハウジングと、
このハウジングの後端面に固着された絶縁基板と、この
絶縁基板上に実装され、前記各貫通孔によって個々に区
画された複数のLEDチップと、前記ハウジングの前端
面に固着され、前記LEDチップから発せられた光を拡
散する光拡散板とを備え、前記表示ユニットが前記中心
孔を回転操作型電気部品の回転軸に挿通した状態で積層
されていることを、最も主要な特徴とするものである。
また、上記の構成において、前記各貫通孔を前記LED
チップ側から前記光拡散板側に向けてロート状に広がる
ようにした。
【0008】
【作用】回転操作型電気部品の回転軸を回転操作し、該
回転軸の回転角に応じて各LEDチップが点灯すると、
その光はハウジングの貫通孔内を通って光拡散板に導か
れ、該光拡散板から外部へ出射される際に拡散される。
これによって、チップ状LEDと導光体とを厚み方向に
配置した従来のものと比べて、薄い表示ユニットが得ら
れるため、全体の厚さ寸法を大きくすることなく回転操
作型部品に対して積層でき、これら表示ユニットと回転
操作型部品とをプリント基板上に同時に実装することが
できる。
【0009】また、前記貫通孔を前記LEDチップ側か
ら前記光拡散板側に向けてロート状に広げると、LED
光が光拡散板により拡散される際に、貫通孔内でもロー
ト状の表面で反射することにより拡散され、貫通孔内よ
り外部へ出射される際にLED光の輝度が均一なものと
なるため、該LED光による表示をさらに見やすくする
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る回転操作型電気部品
の表示装置を示す斜視図、図2は該表示装置に備えられ
る表示ユニットを一部破断して示す平面図、図3は該表
示ユニットと回転操作型電気部品の分解斜視図、図4は
図1の回転操作型電気部品をプリント基板上に実装した
状態を示す側面図、図5は該表示ユニットの断面図であ
る。
【0011】これらの図において、符号1で示すのは回
転操作型電気部品の一例であるロータリエンコーダであ
り、該ロータリエンコーダ1は、中央に円筒部9を有す
る軸受本体6と、該軸受本体6の下面に固着された絶縁
基板7と、前記円筒部9に回転可能に支持された回転軸
5などから構成されており、前記軸受本体6の上面には
位置決め用の突起9aが形成されている。前記回転軸5
の下端には図示せぬコード板が固定され、前記絶縁基板
7の上面には図示せぬ摺動子が支持されており、これら
コード板と摺動子は前記軸受本体6の内部に収納されて
いる。そして、前記回転軸5に連動してコード板が回転
すると、該コード板の下面に形成された導電パターンが
前記摺動子と接離し、パルス状のオン・オフ信号が各端
子8から外部に導出されるようになっている。
【0012】また、符号10で示すのは表示ユニットで
あり、該表示ユニット10は、合成樹脂製のハウジング
11と、このハウジング11の下面に固着された絶縁基
板12と、前記ハウジング11の上面に固着された光拡
散板13とを備えており、該光拡散板13は梨地処理が
施されたフィルムからなる。図5に示すように、前記ハ
ウジング11と絶縁基板12には位置決め用の孔14,
15と中心孔16,17とがそれぞれ形成されており、
また、該ハウジング11の中心孔16の周囲には複数の
貫通孔18が穿設されている。これら貫通孔18は絶縁
基板12側から光拡散板13側に向けてロート状に広が
っており、その表面には光を反射させるための白色塗装
が施されている。さらに、前記絶縁基板12上には複数
のLEDチップ19がワイヤーボンディングされてお
り、各LEDチップ19は前記貫通孔18によって個々
に区画されている。各LEDチップ19には端子20が
接続されており、これら端子20は絶縁基板12から下
方へ導出されている。
【0013】図1に示すように、前述の如く構成された
ロータリエンコーダ1と表示ユニット10とは、互いに
積層・一体化されて1つの部品として取り扱われる。こ
の場合、ロータリエンコーダ1と表示ユニット10と
は、回転軸5と円筒部9を中心孔16,17に挿通させ
ると共に、孔14,15に突起9aを嵌合させることに
より回転方向に位置決めされ、図示せぬ両面接着テープ
などで接合・一体化される。その際に、中心孔16から
突出する円筒部9に図示せぬナットを螺合し、ロータリ
エンコーダ1と表示ユニット10とをより強固に一体化
させることも可能である。
【0014】このようにして一体化されたロータリエン
コーダ1と表示ユニット10は、図4に示すように、そ
れぞれの端子8,20をプリント基板2の図示しないパ
ターンに半田付けすることにより、プリント基板2上に
搭載される。また、該プリント基板2の前面側には操作
パネル4が配置され、該操作パネル4の表面に表示ユニ
ット10の光拡散板13を露出させると共に、操作パネ
ル4より突出する回転軸5の先端に操作つまみ3が装着
される。そして使用に際し、操作つまみ3を回転操作す
ると、回転軸5が回転してロータリエンコーダ1が動作
され、操作つまみ3の回転角度に応じた信号が各端子8
から出力される。また、この出力信号に応じて各LED
チップ19が順次点灯し、該LED光は貫通孔18の表
面で反射しながら光拡散板13に照射され、該光拡散板
13で拡散された後に外部へ出射される。
【0015】上記実施例にあっては、各LEDチップ1
9を絶縁基板12上に直接ワイヤーボンディングしてあ
り、しかも、各LEDチップ19から発せられるLED
光をハウジング11の貫通孔18内でそれぞれ導いて光
拡散板13で拡散するようにしたため、チップ状LED
と導光体とを厚み方向に配置した従来のものに比べ、表
示ユニット10の薄型化を図ることができ、ロータリエ
ンコーダ1と表示ユニット10が一体化された表示装置
を実現できる。また、ロータリエンコーダ1と表示ユニ
ット10が積層状態で一体化されているため、プリント
基板2上に実装する時など、両者を1つの部品として取
り扱うことが可能となり、組立作業性を高めることがで
きる。さらに、ハウジング11の各貫通孔18内にLE
Dチップ19を収納し、これら貫通孔18の上面を光拡
散板13によって被覆してあるため、光漏れを防止でき
ると共に、防塵性を高めることができる。さらにまた、
貫通孔18がLEDチップ19側から光拡散板13側に
向けてロート状に広がっているため、LED光が貫通孔
18内でも拡散されて光拡散板13に到達することによ
り、光拡散板13におけるLED光の輝度の均一化が図
られ、該LED光による表示を見やすくすることができ
る。
【0016】なお、上記実施例では、回転操作型部品と
してロータリエンコーダ1を例示したが、ロータリボリ
ュームなどの他の回転操作型部品を用いることも可能で
ある。また、上記実施例では、操作つまみ3(回転軸
5)の回転角度に応じて各LEDチップ19が順次点灯
して累積する場合について説明したが、各LEDチップ
19の点灯動作はこれに限定されず、例えば、回転軸5
の回転角度に応じて各LEDチップ19を順次点滅させ
たり、センタを基準として各LEDチップ19の点灯を
左右方向に累積させたり、あるいはセンタ位置にあるL
EDチップ19の発光色を変えるなど、使用目的に応じ
て適宜変更することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各LED光をハウジングの貫通孔内でそれぞれ導いて光
拡散板で拡散するようにしたため、表示ユニットの厚さ
寸法を小さくして回転操作型部品に積層・一体化するこ
とができる。その結果、回転操作型部品と表示ユニット
とをプリント基板に一度の手間で組込むことができ、組
立作業性を向上できる。また、前記貫通孔をLEDチッ
プ側から光拡散板側に向けてロート状に広げた場合、L
ED光が光拡散板により拡散される際に、貫通孔内でも
ロート状の表面で反射することにより拡散され、貫通孔
内より外部へ出射される際にLED光の輝度が均一なも
のとなるため、該LED光による表示をさらに見やすく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回転操作型電気部品の
表示装置を示す斜視図である。
【図2】該表示装置に備えられる表示ユニットを一部破
断して示す平面図である。
【図3】該表示ユニットと回転操作型電気部品の分解斜
視図である。
【図4】図1の回転操作型電気部品をプリント基板上に
実装した状態を示す側面図である。
【図5】該表示ユニットの断面図である。
【符号の説明】
1 エンコーダ(回転操作型電気部品) 5 回転軸 10 表示ユニット 11 ハウジング 12 絶縁基板 13 光拡散板 16,17 中心孔 18 貫通孔 19 LEDチップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示ユニットが、中心孔と該中心孔の周
    囲に配列された複数の貫通孔とを有するハウジングと、
    このハウジングの後端面に固着された絶縁基板と、この
    絶縁基板上に実装され、前記各貫通孔によって個々に区
    画された複数のLEDチップと、前記ハウジングの前端
    面に固着され、前記LEDチップから発せられた光を拡
    散する光拡散板とを備え、 前記表示ユニットが前記中心孔を回転操作型電気部品の
    回転軸に挿通した状態で積層されていることを特徴とす
    る回転操作型電気部品の表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記各貫通孔
    が前記LEDチップ側から前記光拡散板側に向けてロー
    ト状に広がっていることを特徴とする回転操作型電気部
    品の表示装置。
JP730095A 1995-01-20 1995-01-20 回転操作型電気部品の表示装置 Pending JPH08195142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP730095A JPH08195142A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 回転操作型電気部品の表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP730095A JPH08195142A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 回転操作型電気部品の表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08195142A true JPH08195142A (ja) 1996-07-30

Family

ID=11662182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP730095A Pending JPH08195142A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 回転操作型電気部品の表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08195142A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015809A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Nec Yonezawa Ltd 情報処理装置及びこれを用いた情報処理方法
JP2007214006A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチ装置及びこれを用いた入力装置
CN111043630A (zh) * 2014-07-30 2020-04-21 博西华电器(江苏)有限公司 灶具的操作装置及灶具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015809A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Nec Yonezawa Ltd 情報処理装置及びこれを用いた情報処理方法
JP2007214006A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチ装置及びこれを用いた入力装置
CN111043630A (zh) * 2014-07-30 2020-04-21 博西华电器(江苏)有限公司 灶具的操作装置及灶具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7918573B2 (en) Light guide device and light guide apparatus
JP3849221B2 (ja) 照光つまみ付スイッチ
US7279650B2 (en) Electronic apparatus having illumination button
JPH08195142A (ja) 回転操作型電気部品の表示装置
US5839810A (en) Display gauge
JPH11144564A (ja) 回転型電気部品の操作機構
JP2002298612A (ja) ラインフリッカ
JP3313271B2 (ja) ストロボ装置
JPH09230801A (ja) 制御機器
JPH04186277A (ja) 発光ダイオード表示装置
JPH0733316Y2 (ja) 照光式電子部品
JPH0143775Y2 (ja)
JP2001324938A (ja) 電子機器
JP2002287840A (ja) 操作装置
JPH0143774Y2 (ja)
JP2528672Y2 (ja) 回転操作型電気部品の取付け構造
JP2560045Y2 (ja) カメラの電気信号接続構造
JP3073302B2 (ja) 電子機器の操作装置
JPH07262882A (ja) ロータリスイッチ
JP2001255177A (ja) 指針照明装置
JPH041687Y2 (ja)
JPS5815992Y2 (ja) エクスプレッション装置
JPH0727602Y2 (ja) 照光式回転操作型電気部品
JP2004128422A (ja) 電気機器
JPH09320382A (ja) 光源保持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031224