JPH07208676A - フランジ継手 - Google Patents

フランジ継手

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JPH07208676A
JPH07208676A JP6001372A JP137294A JPH07208676A JP H07208676 A JPH07208676 A JP H07208676A JP 6001372 A JP6001372 A JP 6001372A JP 137294 A JP137294 A JP 137294A JP H07208676 A JPH07208676 A JP H07208676A
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JP
Japan
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pipe
manhole
flange
side wall
sleeve short
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Sueo Yokota
末夫 横田
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンホール等の側壁に排水管を簡単かつ確実
に接続できるフランジ継手を提供する。 【構成】 ゴム等の弾性部材からなるフランジ継手3で
あって、スリーブ短管4の一端部が嵌挿される円筒部3
2の一端部外周側に断面半円弧状の屈曲部34を介して
フランジ33を設ける。また、円筒部32の他端部に前
記スリーブ短管4に挿通した排水管2の外周面と密接す
る小径の円筒接続部31を設ける。 【効果】 マンホール等の側壁に排水管を簡単かつ確実
に接続でき、また排水管の破損を未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホール等の側壁に
排水管を簡単かつ確実に接続できるフランジ継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のフランジ継手として、例えば実
公平4ー29190号公報には、コンクリート製マンホ
ールとコンクリート製ヒューム管とのジョイント部に適
用する円筒型のジョイントゴムが提案されている。
【0003】そして、このジョイントゴムを用いてマン
ホールとヒューム管とを接続する場合には、ジョイント
ゴムの鍔を接着剤を介してマンホールの側壁に接続し、
該ジョイントゴムの円筒部にヒューム管を嵌挿して接続
すると共に、マンホールの側壁に穿設した接続孔とヒュ
ーム管の端部外周面との間にモルタルを充填して接続し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このジ
ョイントゴムを用いた配管接続の場合には、マンホール
とヒューム管とがモルタルで強固に固定されるため、配
管施工後にヒューム管に管軸方向のスラスト荷重が作用
したり、土圧・輪荷重あるいは地盤沈下等によって曲げ
モーメントが作用したとき、ヒューム管に直接作用する
荷重によって当該接続部でヒューム管が破損する危険性
があった。
【0005】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、マンホール等の側壁に排水管を簡単かつ確実に接続
できると共に、排水管に作用するスラスト荷重や曲げモ
ーメント等を吸収・緩和して排水管の破損を未然に防止
できるフランジ継手を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、マンホール等
の側壁に穿設した接続孔に排水管を接続する際に使用す
るゴム等の弾性部材からなるフランジ継手であって、ス
リーブ短管の一端部が嵌挿される円筒部の一端部外周側
に断面半円弧状の屈曲部を介してフランジを設けると共
に、該円筒部の他端部に前記スリーブ短管に挿通される
排水管の外周面と密接する小径の円筒接続部を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成からなるので、配管施工の際に排水
管の接続角度を断面半円弧状の屈曲部で調整できる。ま
た排水管はスリーブ短管内に挿通されて管軸方向に移動
可能に支持されるので、排水管に作用するスラスト荷重
や曲げモーメント等の外力が吸収・緩和される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図1は本発明のフランジ継手を用いた配管の施工
状態を示す断面図であって、図中1はマンホール等の側
壁、2は塩化ビニル樹脂等の合成樹脂からなる排水管、
3はフランジ継手である。4は塩化ビニル樹脂等の合成
樹脂からなるスリーブ短管であって、該スリーブ短管4
の内径は排水管2の外径よりも若干大き目に形成されて
いる。
【0009】フランジ継手3はゴムあるいは軟質プラス
チック等の弾性部材からなるものであって、スリーブ短
管4の外径とほぼ等しい内径を有する円筒部32の一端
部外周側には断面半円弧状の屈曲部34を介してフラン
ジ33が一体的に設けられている。また、フランジ33
の背面、即ちマンホール等の側壁1と接する面にはブチ
ルゴム等の接着剤35が均一に塗布されており、その表
面が図示しない離型紙で覆われている。この離型紙は1
乃至複数箇所で径方向に切断されており、必要に応じて
フランジ33の背面から簡単に引き剥がすことができる
ようになっている。
【0010】また、円筒部32の他端部には排水管2の
外径とほぼ等しい内径を有する小径の円筒接続部31が
設けられている。この円筒接続部31の内周面には前記
同様にブチルゴム等の接着剤35が均一に塗布されてお
り、その表面は図示しない離型紙で覆われている。
【0011】このフランジ継手3とスリーブ短管4を用
いてマンホール等の側壁1に排水管2を接続する場合、
マンホール等の側壁1にスリーブ短管4の外径よりも若
干大きい接続孔11を穿設する。そこで、前記フランジ
継手3の円筒部32にスリーブ短管4の一端部を嵌挿す
ると共に、円筒部32の外周にバンド6を巻回して締付
け固定する。そして、スリーブ短管4の他端部をマンホ
ール等の外側から接続孔11に挿入する。
【0012】次に、フランジ継手3の円筒接続部31の
内周面を覆っている離型紙を引き剥がし、該円筒接続部
31及びスリーブ短管4に排水管2の端部を嵌挿すると
共に、フランジ継手3の屈曲部34で排水管2の接続角
度を調整しつつ位置決めを行なう。
【0013】この様にして排水管2を仮配管した後、フ
ランジ継手3のフランジ33の背面を覆っている離型紙
を引き剥がし、フランジ33の背面をマンホール等の側
壁1に押付けて接着剤35で側壁1に接合する。また、
フランジ継手3の円筒接続部31の外周にバンド7を巻
回して締付け固定する。最後に、接続孔11とスリーブ
短管4の外周面との隙間にモルタル、ブチルゴム等の充
填材8を充填して施工作業が完了する。
【0014】配管施工後、スリーブ短管4は充填材8を
介してマンホール等の側壁1に強固に固定されるが、排
水管2はスリーブ短管4内に挿通されて管軸方向に移動
可能に支持される。このため、排水管2に作用するスラ
スト荷重は、弾性部材からなるフランジ継手3の円筒部
31の伸縮によって吸収される。また、排水管2に作用
する曲げモーメント等の外力はマンホール等の側壁1よ
り外方に突出しているスリーブ短管4の弾性変形によっ
て吸収・緩和されるため、排水管2が破損することはな
い。
【0015】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のフランジ継
手を用いると、マンホール等の側壁に排水管を角度調整
自在に接続できるので、配管施工が極めて簡単に行え
る。また配管施工後、排水管に作用するスラスト荷重や
曲げモーメント等の外力を吸収・緩和できるので、当該
接続部での排水管の破損を未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のフランジ継手を用いた配管の施
工状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 マンホール等の側壁 2 排水管 3 フランジ継手 4 スリーブ短管 11 接続孔 31 円筒接続部 32 円筒部 33 フランジ 34 屈曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール等の側壁(1)に穿設した接
    続孔(11)に排水管(2)を接続する際に使用するゴ
    ム等の弾性部材からなるフランジ継手(3)であって、
    スリーブ短管(4)の一端部が嵌挿される円筒部(3
    2)の一端部外周側に断面半円弧状の屈曲部(34)を
    介してフランジ(33)を設けると共に、該円筒部(3
    2)の他端部に前記スリーブ短管(4)に挿通される排
    水管(2)の外周面と密接する小径の円筒接続部(3
    1)を設けたことを特徴とするフランジ継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031242A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 積水化学工業株式会社 管構造

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