JPH07208497A - 電磁バネクラッチ - Google Patents

電磁バネクラッチ

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JPH07208497A
JPH07208497A JP6008433A JP843394A JPH07208497A JP H07208497 A JPH07208497 A JP H07208497A JP 6008433 A JP6008433 A JP 6008433A JP 843394 A JP843394 A JP 843394A JP H07208497 A JPH07208497 A JP H07208497A
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hole
output shaft
rotation
crown
electromagnetic
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Tsutomu Kubo
久保  勉
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/105Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with a helical band or equivalent member co-operating with a cylindrical coupling surface

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力された回転が円滑に出力回転として取り
出すことができ、出力軸の製造が容易であり、回転軸の
摩耗による損傷が有効に抑止されるようにする。 【構成】 円筒状のケーシング1内に、電磁コイル2
と、接磁用部材3と、押圧筒45と、回転出力部材5と
が内装され、接磁用部材3にはアマチュア39が突設さ
れ、電磁コイル2の励磁、消磁によってロータ57とア
マチュア39との間の接合、離間で入力歯車41の回転
の回転出力部材5への伝達を制御するよう構成され、回
転出力部材5はロータ57が固設された冠設体53とこ
の冠設体53に同心で共回り可能に連結される出力軸5
1とからなり、冠設体53には内周面に係止用の扁平部
56aを有する円弧孔531が設けられ、出力軸51の
一端部には円弧孔に対応した係止円弧部520が形成さ
れ、この係止円弧部を円弧孔に嵌入することによって冠
設体と出力軸とが共回り可能に結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転入力軸と回転出力
軸との間に介在され、入力軸の回転の出力軸への伝達お
よび伝達解除を制御する電磁バネクラッチに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すような電磁バネクラッ
チ(実開平3−125034号公報)が知られている。
この図に示すように、電磁バネクラッチは、円筒状のケ
ーシング10と、系外からの回転駆動を電磁バネクラッ
チ内に入力する入力歯車410と、上記ケーシング10
内に内装される図略の電磁コイルの磁力を利用したクラ
ッチ機構と、このクラッチ機構を介して出力される出力
取出し軸Xとからなる基本構成を有している。
【0003】上記出力取出し軸Xには大径の頭部530
を有する横長小径の出力筒510が軸心回りに共回り可
能に嵌設され、さらに上記頭部530と外径が等しくか
つ入力歯車410と共回りする押圧筒450が出力筒5
10に嵌設されている。上記頭部530の外周面と押圧
筒450の外周面に亘るようにコイルバネ310が嵌め
込まれており、このコイルバネ310の一端部も入力歯
車410に連結されているとともに、他端部はクラッチ
機構の一方のクラッチ板に連結されている。また、他方
のクラッチ板は頭部530と共回りするようになってい
る。
【0004】そして、図略の電磁コイルが励磁されてい
ない状態(消磁状態)では、上記各クラッチ板は離間し
ており、入力歯車410の回転は出力取出し軸Xに伝達
されないが、電磁コイルが励磁されるとクラッチ機構が
動作して上記両クラッチ板が接合され、入力歯車410
の回転はコイルバネ310およびクラッチ板を介して出
力取出し軸Xに伝達されるように構成されている。
【0005】また、上記クラッチ板が接合している状態
では、入力歯車410と共回りするコイルバネ310は
径が縮寸するようになっており、このコイルバネ310
の径の縮寸によって出力筒510の頭部530の外周面
と押圧筒450の外周面とは同時に締結状態になるた
め、より確実に入力歯車410の回転は出力取出し軸X
の回転に伝達される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
のような電磁バネクラッチにおいては、頭部530を備
えた出力筒510は形状が比較的複雑であり、金属の切
削加工で製造するのが困難であることから、セラミック
や金属粉末を金型に装填して成形し、その後焼結処理を
行うことによって製造されていた。このような製造方法
を適用すると、形状が複雑であっても相当の精度で出力
筒510を製造することができる。
【0007】そして、従来の焼結品にあっては、出力軸
510に頭部530が一体に取り付けられた状態で製造
されていた。従って、それらは軸心方向に相当長いもの
になり、このような長いものの長手方向に出力取出支軸
Xを嵌入するための嵌入孔を設けなければならない。こ
のような嵌入孔は、非常に高い精度で形成されることが
要求されるため、たとえ金型を用いて成形する焼結品で
あっても、焼結後に切削加工で穿設されるのが一般的で
ある。ところが、頭部530を有する長尺の出力軸穿5
10に軸心方向に嵌入孔を切削するのは非常に困難であ
る。ましてや、出力軸510と、出力取出支軸Xとを共
回りさせるために、上記嵌入孔の内周面の一部に長手方
向に亘る扁平部を形成させようとすれば、上記切削加工
は至難になるという問題点が存在する。
【0008】また、このような焼結品は自身の摩擦係数
あるいは金属との間の摩擦係数が大きいため、押圧筒4
50の内周面と出力筒510の外周面との間の摩擦力に
よる摺動抵抗によって出力取出し軸Xがスムーズに回転
し得ないという問題点を有している。
【0009】さらに、上記焼結品の摩耗強度は金属より
も大きいため、例えば押圧筒450が金属製の場合に
は、出力筒510の外周面がヤスリの働きをして押圧筒
450の内周面を損傷させるとともに、押圧筒450に
も焼結品が適用されている場合には、押圧筒450と出
力筒510の双方が損傷し易くなるという不都合が存在
する。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、入力された回転が円滑に出
力回転として取り出すことができ、出力軸の製造が容易
であり、さらに、出力軸の摩耗による損傷が有効に抑止
される電磁バネクラッチを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電磁バネクラッチは、円筒状のケーシング内に、軸方向
の貫通孔を有する電磁コイルと、このコイルバネの一端
に係止され、軸方向に貫通孔を有しかつ上記電磁コイル
の貫通孔内に嵌装される接磁用部材と、軸方向の貫通孔
を有し、ケーシング外の入力歯車に共周りするように連
結されかつ電磁コイルの貫通孔内に上記コイルバネの他
端に係止された状態で嵌装される押圧筒と、上記それぞ
れの貫通孔に嵌装されかつ自身も軸方向の貫通孔を有す
る回転出力部材とが内装され、上記接磁用部材には径方
向に環状に突出したアマチュアが設けられ、上記回転出
力部材には径方向に突出した磁性体からなる環状のロー
タが設けられ、上記電磁コイルの励磁、消磁によって上
記ロータとアマチュアとの間の接合、離間が行われ、こ
の接合、離間によって入力歯車の回転出力部材への回転
伝達を制御するように構成された電磁バネクラッチにお
いて、上記回転出力部材は上記ロータが固設された冠設
体とこの冠設体に同心で共回り可能に連結される出力軸
とから構成され、上記冠設体には内周面に係止用の扁平
部を有する上記貫通孔としての円弧孔が設けられ、上記
出力軸の一端部には上記円弧孔に対応した係止円弧部が
形成され、この係止円弧部を上記円弧孔に嵌入すること
によって上記冠設体と出力軸とが共回り可能に結合され
ていることを特徴とするものである。
【0012】本発明の請求項2記載の電磁バネクラッチ
は、請求項1記載の電磁バネクラッチにおいて、上記円
弧孔は開口から冠設体の軸心方向の途中まで形成され、
この円弧孔に引き続いて出力軸を嵌入する同心の円孔が
冠設体に形成されていることを特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項3記載の電磁バネクラッチ
は、請求項1または2記載の電磁バネクラッチにおい
て、上記冠設体は焼結材料によって形成されているとと
もに、上記出力軸は焼結材料よりも摩擦係数の小さい材
料によって形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明の請求項4記載の電磁バネクラッチ
は、請求項1乃至3のいずれかに記載の電磁バネクラッ
チにおいて、上記出力軸は金属製であることを特徴とす
るものである。
【0015】
【作用】上記請求項1記載の電磁バネクラッチによれ
ば、電磁コイルが消磁された状態では、系外から入力歯
車に伝達された回転駆動は、入力歯車と共回りする押圧
筒、この押圧筒に係止されたコイルバネ、およびこのコ
イルバネに係止された接磁用部材のアマチュアに伝達さ
れるが、電磁コイルからは磁力線が発生していないた
め、アマチュアはロータから離間したいわゆるクラッチ
が切られた状態になっており、その結果入力歯車の回転
はロータを介して回転出力部材に伝達されない。
【0016】上記電磁コイルが励磁された状態では、磁
力線の発生によってアマチュアとロータとは互いに吸着
接合され、いわゆるクラッチが入れられた状態になるた
め、入力歯車の回転駆動はアマチュアおよびロータを介
して回転出力部材に伝達されることになる。そして、入
力歯車の回転方向と、コイルバネの巻き方向とが同じで
あれば、上記入力歯車の回転によって押圧筒および接磁
用部材に係止されたコイルバネは捩じられて縮径し、コ
イルバネ内に嵌装された回転出力部材と押圧筒とを同時
に締結するため、この締結によって入力歯車の回転は確
実に回転出力部材に伝達される。
【0017】また、冠設体には内周面に係止用の扁平部
を有する円弧孔が設けられ、上記出力軸の一端部には上
記円弧孔に対応した係止円弧部が形成されているため、
出力軸の係止円弧部を冠設体の円弧孔に嵌入することに
よって、冠設体の扁平部と係止円弧部の扁平部とが当止
され、容易に出力軸と冠設体とを共回り可能に一体に結
合することが可能になる。
【0018】そして、冠設体とこの冠設体に同心で共回
り可能に連結される出力軸とがそれぞれ別体でできてい
るため、当初から一体の場合に比べて製造が容易にな
る。
【0019】上記請求項2記載の電磁バネクラッチによ
れば、円孔の存在により冠設体とこれに嵌入される出力
取出し軸との間の同軸度の精度が向上し、両者が共回り
する上で振れが起こらない。
【0020】上記請求項3記載の電磁バネクラッチによ
れば、上記冠設体は焼結材料によって形成されていると
ともに、上記出力軸は焼結材料よりも摩擦係数の小さい
材料によって形成されているため、この出力軸の外周面
が押圧筒の内周面と摺動しながら行われる出力軸の回転
による摩擦損失が減少し、出力軸の円滑な回転が実現す
るとともに押圧筒および出力軸の損傷が抑止される。
【0021】上記請求項4記載の電磁バネクラッチによ
れば、出力軸を金属製にしているため、従来の焼結材料
に比較して摩擦係数が小さくなる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明に係る電磁バネクラッチの一
例を示す分解斜視図であり、図2は、図1に示す電磁バ
ネクラッチが組み立てられた状態の側面視の断面図であ
って、一点鎖線で示す横方向に伸びる中心線の下部に側
面視の外観を画いている。これらの図に示すように、電
磁バネクラッチは、外装部材であるケーシング1と、こ
のケーシング1の中に内装される軸方向の装着孔210
を有した電磁コイル2と、この電磁コイル2の装着孔2
10に嵌装されかつ上記電磁コイル2の励磁および消磁
でクラッチのオン、オフ動作をする接磁用部材3と、入
力歯車41を介して回転を入力する回転入力部材4と、
入力された回転を出力する出力軸51を備えた回転出力
部材5とからなる基本構成を有している。
【0023】上記ケーシング1は、円筒状の筒ケース1
1と、この筒ケース11の一方の開口に装着されるスリ
ーブ14と、他方の開口を閉止する背面蓋体17とを備
えている。筒ケース11の一方の開口には、図2に示す
ように、側壁11aが形成されており、この側壁11a
の中央部の孔にスリーブ14が嵌め込まれている。すな
わち、スリーブ14の外周面には外径の大きい大径部
と、それより外径の小さい小径部とが形成されており、
上記小径部が筒ケース11の内側から側壁11aの開口
に嵌入された状態でスリーブ14は筒ケース11に固定
されているのである。
【0024】一方、筒ケース11の他方の側縁部には等
間隔で複数の弧状突起13が設けられ、隣接する弧状突
起13間に係止溝部13aが形成されているとともに、
上記背面蓋体17の周縁部には上記係止溝部13aに対
応した弧状突起18が設けられており、隣接する弧状突
起18間に係止溝部18aが形成されている。そして、
それぞれの係止溝部13a,18aにそれぞれの弧状突
起13,18を交互に嵌め込むことによって筒ケース1
1の背面側(図面の左方)の開口が閉止された状態にな
っている。
【0025】上記スリーブ14は、後述する押圧筒45
の第1ブッシュ46を回転可能に嵌入することができる
内径を備えた挿通孔140を有しており、この挿通孔1
40に挿通された押圧筒45を回転可能に軸支する軸受
の役割を果たしている。また、背面蓋体17にはその中
央部を貫通し、かつ互いに対向した内周面に一対の平行
な扁平内面17aを有する係止窓170が設けられてお
り、この係止窓170に内側から軸受板15が嵌め込ま
れるようになっている。
【0026】この軸受板15は後述する回転出力部材5
の冠設体53を回転可能に軸支する部材であり、背面中
央部に扁平な上記係止窓170に対応した係合凸部16
が膨設されているとともに、中央部に冠設体53を回転
可能に嵌入する挿通孔150が設けられている。そし
て、上記係合凸部16の外周面には上記扁平内面17a
に対応した一対の扁平側面16aが形成されており、係
合凸部16が係止窓170に嵌め込まれた状態で軸受板
15と背面蓋体17とは軸心周りの相対回転が阻止され
るようになっている。
【0027】上記電磁コイル2は、両端部に径方向に環
状に突設された一対の環状壁23を有するボビン21
と、このボビン21の外周面に巻設されたコイル線22
とから構成されている。上記環状壁23の外径は筒ケー
ス11の内径に略等しくなるように寸法設定されてお
り、電磁コイル2を筒ケース11内に圧入することによ
って、電磁コイル2が筒ケース11内に固定されるよう
になっている。電磁コイル2が筒ケース11内に内設さ
れた状態で、正面側(図面の右方)の環状壁23の中心
部分に形成された環状凹部23aは、筒ケース11の側
壁11a中央部に取り付けられたスリーブ14に嵌まり
込むようになっている。また、この状態で正面側のボビ
ン21から導出された電磁コイル2のリード線24は、
筒ケース11の外周面に設けられたコード孔12を介し
てら外部に導き出されるようになっている。
【0028】このような電磁コイル2のボビン21には
貫通孔である装着孔210が設けられており、この装着
孔210に接磁用部材3、回転入力部材4および回転出
力部材5の一部がそれぞれ嵌装されて本発明の電磁バネ
クラッチが形成されているのである。
【0029】まず、電磁コイル2の装着孔210に嵌装
される接磁用部材3は、自身は圧縮されて適用される伸
長方向に付勢するためのコイルバネ31と、このコイル
バネ31の背面側が嵌入されるバネ嵌装孔340を備え
たバネ支持筒34と、このバネ支持筒34の背面側に隣
接して設けられるリングバネ38と、このリングバネ3
8にリベット381を介して一体に結合された磁性体か
らなるアマチュア39とから構成されている。リベット
381はアマチュア39に設けられた連結孔39bとリ
ングバネ38に設けられた連結孔38cとに挿通されて
かしめられている。
【0030】上記コイルバネ31の正面側端部には内方
に折り曲げられて形成された第1係止爪32が設けられ
ているとともに、背面側端部には外方に折り曲げられて
形成された第2係止爪33が設けられている。また上記
バネ支持筒34には中央部に環状に突出したフランジ3
6が形成されているとともに、このフランジの右方には
第1ブッシュ35が延設され、左方には第2ブッシュ3
7が延設されている。上記フランジ36にはリベット3
81を挿通させる連結孔36bが穿設されている。
【0031】上記リングバネ38の内周面380には複
数の凸片38aが軸心に向かって突設されている。この
凸片38aは、図6に示すように、右方に向かって折り
曲げられており、この折り曲げられた部分にもリベット
381を通す連結孔38bが穿設されている。そしてこ
の連結孔38bおよび上記連結孔36bにリベット38
1が挿通されてかしめられ、リングバネ38とバネ支持
筒34とが互いに連結された状態になっている。そし
て、アマチュア39の内周面390にはバネ支持筒34
と、リングバネ38と、アマチュア39とが互いにリベ
ット止めされた状態で、リングバネ38とバネ支持筒3
4とを結合しているリベット381の頭部に対応した位
置に、リベット381の頭部を逃がすための切欠溝39
aが設けられている。
【0032】そして、バネ支持筒34のフランジ36に
は、上記リベット381に対応したリングバネ38とア
マチュア39を結合しているリベット381の頭部逃が
し用の外方に向かって開放した第1切欠溝36aが設け
られている。また、バネ支持筒34のバネ嵌装孔340
の内周面には上記コイルバネ31の第2係止爪33を係
止するための水平方向に延びる第2切欠溝37aが削設
されている。
【0033】つぎに、上記回転入力部材4は、系外の回
転駆動を受け入れるための外周面に歯面が形成された入
力歯車41と、この入力歯車41の回転を中継する焼結
品からなる押圧筒45とから構成されている。この押圧
筒45は、中央部に環状のフランジ48が突設され、こ
のフランジ48の正面側に第1ブッシュ46が延設され
ているとともに、背面側に第2ブッシュ47が延設され
ている。
【0034】上記第1ブッシュ46の先端縁部には互い
に対向した一対の係止突起47aが平行に外方に向かっ
て突設されているとともに、入力歯車41の軸心部には
第1ブッシュ46を嵌入するための挿通孔411が穿設
されている。この挿通孔411の内周面には上記第1ブ
ッシュ46の係止突起47aに対応した係止溝42が切
り込まれている。従って、筒ケース11内に内装された
電磁コイル2の装着孔210内に押圧筒45を嵌装し、
スリーブ14から外部に突出した一対の係止突起47a
を係止溝42に嵌め込むことによって押圧筒45と入力
歯車41とは互いに共回りするように結合された状態に
なる。
【0035】また、上記押圧筒45の第2ブッシュ47
は、その外径がコイルバネ31の内径よりも僅かに小さ
く設定され、コイルバネ31に嵌入可能になっている。
この第2ブッシュ47の外周面には係止孔48aが穿設
されており、コイルバネ31の端部に設けられた第1係
止爪32を嵌入することができるようになっている。従
って、コイルバネ31、バネ支持筒34、リングバネ3
8およびコイルバネ31が組み立てられて形成された接
磁用部材3のコイルバネ31を押圧筒45の第2ブッシ
ュ47に装着し、第1係止爪32を係止孔48aに係止
させることによって、接磁用部材3と回転入力部材4と
は互いに共回りするように連結されることになる。
【0036】そして、上記回転出力部材5は、軸孔51
1を有する円筒状の出力軸51と、この出力軸51の背
面側端部に着脱可能に結合される冠設体53と、この冠
設体53に一体に結合されるロータ57とから構成され
ている。上記出力軸51の左端部には、図3に示すよう
に、一部の円弧面が切り欠かれて形成された側面視がL
字形状の切欠部52が形成され、この切欠部52によっ
て出力軸51の背面側に係止円弧部520が形成されて
いる。
【0037】また、出力軸51の右端周面には環状溝5
1aが設けられているとともに、係止円弧部520の左
端部には円弧溝52aが設けられている。上記環状溝5
1aには、図1および図2に示すCリング61が嵌め込
まれるとともに、上記円弧溝52aにもCリング62が
嵌め込まれ、それらが、組み立てられた電磁クラッチの
ケーシング1から出力軸51が抜け出るのを阻止する役
割を果たしている。このような出力軸51の外径は押圧
筒45の挿通孔451よりも僅かに小さく寸法設定さ
れ、出力軸51は挿通孔451に挿通可能になってい
る。
【0038】一方、冠設体53は、図4に示すように、
その外周面が最大外周径を有する第1周面54と、最小
外周径を有する第3周面56と、両者の間に挟まれた中
間の外周径を有する第2周面55とを備えた三段構造に
なっている。また、冠設体53には背面側から略中央部
に向かって軸心の延びる方向に扁平部56aの形成され
た上記係止円弧部520に対応する円弧孔531が形成
され、この円弧孔531に続いて正面側に向かって出力
軸51に対応した円孔540が設けられている。
【0039】このように、本発明においては、回転出力
部材5は、出力軸51と冠設体53とがそれぞれ別体と
して製造されているため、従来のようにそれらが一体で
ある場合に比べて製造が容易である。また、出力軸51
と冠設体53とが別体であるため、冠設体53は焼結品
とし、出力軸51はステンレス鋼材品にする等状況に応
じて両者の材質を異なったものにすることが可能にな
る。さらに、冠設体53の円弧孔531は、図4に示す
ように、冠設体53左方の開口部から略中央部まで形成
され、その先は円孔540になっているため、全てを円
弧孔531にした場合に比較して、円孔540の存在に
より冠設体53とこれに嵌入される出力取出し軸Xとの
間の同軸度の精度が向上し、両者が共回りする上で振れ
が起こらず好都合である。
【0040】なお、本実施例においては、図4に示すよ
うに、扁平部56aは左方開口から円弧孔531の略中
央部まで形成されているが、略中央部まで形成されるこ
とに限定されるものではなく、冠設体53の製造を容易
なものにする観点から、頭部53の軸方向の全長に亘っ
て円弧孔531を設けるようにしてもよい。その場合、
これに合わせて出力筒51の切欠部52の軸心方向の長
さを長くし、頭部53の全長に亘った扁平部56aに対
応させればよい。
【0041】従って、左端部から出力軸51を冠設体5
3の円孔540に差し込むと、係止円弧部520は円弧
孔531に嵌入され、冠設体53の扁平部56aと出力
軸51の切欠部52との当止によって出力軸51と冠設
体53との周方向の相対移動が阻止され、出力軸51と
冠設体53とは軸心回りに共回り可能状態になる。ま
た、冠設体53の第1周面54の外径は、上記押圧筒4
5の第2ブッシュ47の外径と略等しくなるように寸法
設定されている。
【0042】上記冠設体53の第2周面55にはロータ
57が一体に圧入され両者は互いに共回りするようにな
っている。このロータ57は、本実施例の場合、外輪5
8と内輪58aとが複数の連結片589で結合されて構
成されている。そして内輪58aの内周面570の内径
は冠設体53の第2周面55の外周面の外径よりも僅か
に小さく設定され、大きな押圧力でロータ57が冠設体
53に圧入されているため、冠設体53とロータ57と
は共回り可能に一体に結合されている。なお、冠設体5
3とロータ57との結合は圧入に限定されるものではな
く、互いの接触面に嵌合用の凹凸を形成し、それら凹凸
を嵌め合わせるようにしてもよい。
【0043】上記第3周面56の外径は上記軸受板15
の挿通孔150の内径よりも僅かに小さく寸法設定され
ている。従って、第3周面56を軸受板15の挿通孔1
50に挿通することによって冠設体53は軸受板15に
軸心回りに回転自在に軸支された状態になっている。
【0044】そして、上記のような出力軸51、冠設体
53およびロータ57からなる回転出力部材5の冠設体
53に軸受板15および背面蓋体17が装着され、出力
軸51の係止円弧部520に設けられた円弧溝52aに
Cリング62が装着される。その後出力軸51が筒ケー
ス11内の電磁コイル2に内装された接磁用部材3のア
マチュア39、リングバネ38、バネ支持筒34および
押圧筒45に嵌装され、さらに出力軸51の右端部を入
力歯車41の挿通孔411から外部に突出させた状態で
環状溝51aにCリング61を装着して図2に示すよう
に本発明に係る電磁バネクラッチが得られる。
【0045】このような電磁バネクラッチの出力軸51
の軸孔511に出力取出し軸Xを挿入して固定すること
により、系外から供給された入力歯車41に対する回転
駆動は、押圧筒45、コイルバネ31、バネ支持筒3
4、リングバネ38、アマチュア39、第1ブッシュ4
6、ロータ57、およびロータ57を介して冠設体53
に伝達され、さらにこの冠設体53に共回りするように
嵌装された出力取出し軸Xに伝達され、外部に取り出さ
れるようになっている。
【0046】本発明の電磁バネクラッチは以上のように
構成されているので、電磁コイル2への電力の供給が遮
断されていると、電磁コイル2からは磁力線は発生して
おらず、その結果アマチュア39はリングバネ38の付
勢力によって左方に移動し、図5に示すように、ロータ
57に対する押圧当止が解除されたいわゆるクラッチが
切られた状態になっている。従って、この状態では、バ
ネ支持筒34の回転は冠設体53に伝達されず、結局入
力歯車41に供給された系外の回転駆動は出力取出し軸
Xに伝達されない。
【0047】つぎに、リード線24を介して電磁コイル
2に電力が供給されるとコイル線22から磁力線が発生
し、破線で示すように磁性体からなるスリーブ14、出
力軸51、ロータ57、筒ケース11を介して環状の磁
気通路が形成されるため、この磁気通路を通る磁力線の
作用によってアマチュア39をロータ57の方向に吸引
する。その結果、図6に示すように、アマチュア39は
リングバネ38の付勢力に抗してロータ57の方向に移
動するため、アマチュア39とロータ57とが互いに当
接状態になり、バネ支持筒34の回転がロータ57に伝
達されるいわゆるクラッチが入れられた状態になる。
【0048】そして、クラッチが入れられた状態になる
と、ロータ57は、バネ支持筒34、リングバネ38お
よびアマチュア39を介してコイルバネ31の第2係止
爪33と接続状態になるため、予めコイルバネ31の巻
き方向を入力歯車41の回転方向と同じにしておけば、
コイルバネ31の第1係止爪32に係止している押圧筒
45と一体の入力歯車41の回転によって、コイルバネ
31は捩じられて縮径し、冠設体53の第1周面54お
よび押圧筒45の第2ブッシュ47を同時に締め付ける
状態になり、回転入力部材4と回転出力部材5との結合
が確実に行われ、入力歯車41の回転が出力取出し軸X
に伝達される。
【0049】ところで、従来上記冠設体53はその形状
が複雑であり金属では加工が困難なこと、および、頭部
53の第1周面54と押圧筒45の第2ブッシュ47の
外周面とはコイルバネ31の縮径によって互いに共回り
可能に接続されなければならないころから、摩擦係数の
大きいセラミックや金属粉の成形物の焼結品が適用さ
れ、出力軸と一体に製造されていたが、このようなセラ
ミック等の金属に対する摩擦係数は大きく、さらに金属
に比べて強度が高いため、金属である押圧筒45内にお
ける回転出力部材の出力軸の回転が円滑に行われず、短
期間に押圧筒45の内周面が摩耗し、電磁クラッチの耐
用期間が短くなるという不都合が存在したのである。
【0050】そこで、本発明においては、上記のような
不都合を解消するために、摩擦抵抗は大きい方が好まし
い冠設体53は上記焼結品で形成するとともに、回転に
よって大きな摩擦負荷がかかる出力軸51の材料として
焼結品よりも摩擦係数の小さいものが適用され、それら
が結合されて回転出力部材5が形成されているのであ
る。そして、摩擦係数の小さい材料として具体的には金
属が適用されている。金属の種類については特に限定は
なく、通常の炭素鋼などの鋼材や、ステンレス鋼が好適
に適用可能であるが、防錆効果に優れたステンレス鋼が
より好適である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の電磁バネク
ラッチは、回転出力部材は上記ロータが固設された冠設
体とこの冠設体に同心で共回り可能に連結される出力軸
とから構成され、上記冠設体には内周面に係止用の扁平
部を有する上記貫通孔としての円弧孔が設けられ、上記
出力軸の一端部には上記円弧孔に対応した係止円弧部が
形成され、この係止円弧部を上記円弧孔に嵌入すること
によって上記冠設体と出力軸とが共回り可能に結合され
てなるものである。
【0052】以上のように回転出力部材を構成する冠設
体と出力軸とがそれぞれ別体でできているため、当初か
ら一体の場合に比べて製造が容易になり、回転出力部材
の製造コストの低減化上極めて有利である。
【0053】また、冠設体には内周面に係止用の扁平部
を有する円弧孔が設けられ、上記出力軸の一端部には上
記円弧孔に対応した係止円弧部が形成されているため、
出力軸の係止円弧部を冠設体の円弧孔に嵌入することに
よって、冠設体の扁平部と係止円弧部の扁平部とが当止
され、容易に出力軸と冠設体とを共回り可能に一体に結
合することが可能になる。
【0054】上記円弧孔を開口から冠設体の軸心方向の
途中にまで形成し、この円弧孔に引き続いて出力軸を嵌
入する同心の円孔を冠設体に形成すれば、円孔の存在に
より冠設体とこれに嵌入される出力取出し軸Xとの間の
同軸度の精度が向上し、両者が共回りする上で振れが起
こらず、電磁バネクラッチを確実に動作させる上で有効
である。
【0055】また、上記冠設体を焼結材料によって形成
するとともに、上記出力軸を焼結材料よりも摩擦係数の
小さい材料によって形成すれば、この出力軸の外周面が
押圧筒の内周面と摺動しながら行われる出力軸の回転に
よる摩擦損失が減少し、出力軸の円滑な回転が実現する
とともに押圧筒および出力軸の損傷が抑止される。
【0056】さらに、出力軸を金属製にすれば、従来の
焼結材料に比較して摩擦係数が小さくなり好都合であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁バネクラッチの一例を示す分
解斜視図である。
【図2】図1の電磁バネクラッチが組み立てられた状態
を例示する断面図である。
【図3】回転出力部材の出力軸を例示する断面図であ
る。
【図4】回転出力部材の冠設体を例示する断面図であ
る。
【図5】クラッチ機構を例示する断面図であり、クラッ
チが切られた状態を示している。
【図6】クラッチ機構を例示する断面図であり、クラッ
チが入れられた状態を示している。
【図7】従来の電磁バネクラッチを例示する一部切欠き
斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 11 筒ケース 12 コード孔 13 弧状突起 13a 係止溝部 14 スリーブ 140 挿通孔 15 軸受板 150 挿通孔 16 係合凸部 16a 扁平側面 17 背面蓋体 17a 扁平内面 170 係止窓 18 弧状突起 18a 係止溝部 19 係止用突片 2 電磁コイル 21 ボビン 210 装着孔 22 コイル線 23 環状壁 24 リード線 3 接磁用部材 31 コイルバネ 32 第1係止爪 33 第2係止爪 34 バネ支持筒 340 バネ嵌装孔 35 第1ブッシュ 36 フランジ 36a 第1切欠溝 37 第2ブッシュ 37a 第2切欠溝 38 リングバネ 380 内周面 38a 凸片 38b,38c 連結孔 39 アマチュア 39a 切欠溝 39b 連結孔 4 回転入力部材 41 入力歯車 411 挿通孔 42 係止溝 45 押圧筒 451 挿通孔 46 第1ブッシュ 47 第2ブッシュ 48 フランジ 48a 係止孔 5 回転出力部材 51 出力軸 511 軸孔 51a 環状溝 52 切欠部 52a 円弧溝 53 冠設体 531 円弧孔 54 第1周面 55 第2周面 56 第3周面 56a 扁平部 57 ロータ 570 内周面 58 外輪 59 内輪 589 連結片 61 Cリング 62 Cリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のケーシング内に、軸方向の貫通
    孔を有する電磁コイルと、このコイルバネの一端に係止
    され、軸方向に貫通孔を有しかつ上記電磁コイルの貫通
    孔内に嵌装される接磁用部材と、軸方向の貫通孔を有
    し、ケーシング外の入力歯車に共周りするように連結さ
    れかつ電磁コイルの貫通孔内に上記コイルバネの他端に
    係止された状態で嵌装される押圧筒と、上記それぞれの
    貫通孔に嵌装されかつ自身も軸方向の貫通孔を有する回
    転出力部材とが内装され、上記接磁用部材には径方向に
    環状に突出したアマチュアが設けられ、上記回転出力部
    材には径方向に突出した磁性体からなる環状のロータが
    設けられ、上記電磁コイルの励磁、消磁によって上記ロ
    ータとアマチュアとの間の接合、離間が行われ、この接
    合、離間によって入力歯車の回転出力部材への回転伝達
    を制御するように構成された電磁バネクラッチにおい
    て、上記回転出力部材は上記ロータが固設された冠設体
    とこの冠設体に同心で共回り可能に連結される出力軸と
    から構成され、上記冠設体には内周面に係止用の扁平部
    を有する上記貫通孔としての円弧孔が設けられ、上記出
    力軸の一端部には上記円弧孔に対応した係止円弧部が形
    成され、この係止円弧部を上記円弧孔に嵌入することに
    よって上記冠設体と出力軸とが共回り可能に結合されて
    いることを特徴とする電磁バネクラッチ。
  2. 【請求項2】 上記円弧孔は開口から冠設体の軸心方向
    の途中まで形成され、この円弧孔に引き続いて出力軸を
    嵌入する同心の円孔が冠設体に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の電磁バネクラッチ。
  3. 【請求項3】 上記冠設体は焼結材料によって形成され
    ているとともに、上記出力軸は焼結材料よりも摩擦係数
    の小さい材料によって形成されていることを特徴とする
    請求項1または2記載の電磁バネクラッチ。
  4. 【請求項4】 上記出力軸は金属製であることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の電磁バネクラッ
    チ。
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