JPH0720818Y2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JPH0720818Y2
JPH0720818Y2 JP1991011016U JP1101691U JPH0720818Y2 JP H0720818 Y2 JPH0720818 Y2 JP H0720818Y2 JP 1991011016 U JP1991011016 U JP 1991011016U JP 1101691 U JP1101691 U JP 1101691U JP H0720818 Y2 JPH0720818 Y2 JP H0720818Y2
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JP
Japan
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light
base
dial
light source
substrate
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Application number
JP1991011016U
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English (en)
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JPH04108817U (ja
Inventor
哲也 宮武
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Patlite Corp
Original Assignee
Patlite Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主としてサイレンアンプ
や車両搭載用拡声器などに採用されるスイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にサイレンアンプは、緊急自動車や
工場などに使用されるサイレンの増幅器であり、緊急時
には昼夜を問わずスイッチを入れてサイレンを作動させ
るためのものである。従ってサイレンアンプに採用され
るスイッチは、夜間においても充分に視認可能、即ち読
み取り可能なものであることが好ましい。そのため従来
のスイッチは、図2(B)に示すように、透明のアクリ
ル板にシルク印刷を施して文字などの記号部を白抜きに
した文字板30を採用し、この文字板30をサイレンア
ンプの基板31に対向させて配置すると共に、上記文字
板30と基板31との間に光源32を配置し、この光源
32で上記文字板30を照射して夜間においても上記記
号部が読み取れるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記従来の構
造では、単に透明のアクリル板にシルク印刷を施して文
字などの記号部を白抜きにした文字板30を採用してい
ただけなので、視認性が不十分であった。また図示の通
り光源32を上記文字板30と基板31との間に配置し
ていたので、上記文字板30と基板31との間隔Dが広
くなり、サイレンアンプ全体の寸法が大きくなる。この
ため、特に緊急自動車に搭載される車両搭載用サイレン
アンプに上記構造を採用した場合には、アンプが運転席
に突出するなどの不具合があった。
【0004】本考案は上記不具合に鑑みてなされたもの
で、夜間における記号部の視認性の向上を図ると共に、
より装置全体をコンパクトにまとめることのできるスイ
ッチを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案のスイッチは、基板に対向して配置され、且
つ、基板に対向する方向に付勢されることにより接点の
接続遮断が行なわれるとともに、一部が外部から視認さ
れる透明のベース部と、ベース部の上部に形成された凹
部と、透光性部分と非透光性部分とを設けて表出した記
号部を含み、上記凹部に外側面が嵌合することによりベ
ース部と一体的に変位する文字板と、上記基板に固定さ
れてベース部の隅部の外側面に対向するとともに、上記
ベース部の隅部の外側面を介して上記文字板を照明する
ことにより上記記号部を視認可能にする光源とを備え、
上記ベース部の隅部の外側面は、円弧状に窪んで光源の
周囲に対向する切欠を形成していることを特徴としてい
る。
【0006】上記光源は、側方に光を放出する発光ダイ
オードであってもよい。
【0007】
【作用】上記構造によると、光源が側方よりベース部を
照明するので、その光はベース部を介して文字板の透光
性部分を通過する。この結果、オペレータは、上記透光
性部分と非透光性部分との輪郭を識別することにより、
上記文字板の記号部を読み取ることができる。しかも上
記文字板は、透過性のベース部に設けた凹部に嵌合され
ているので、凹部を区画するベース部の周囲が上記光源
の光を受けて発光する結果、文字板の周囲が浮き上がっ
て視認される。
【0008】特に、本考案の構成では、上記隅部の外側
面が、円弧状に窪んで光源の周囲に対向する切欠を形成
しているので、光源からの光がベース部に入射した際
に、光がベース部内にてより拡散される。しかも、光源
が、基板に固定されてベース部の隅部の外側面に対向し
ているので、光源とベース部とが互いに相対変位可能に
構成されることになる。他方、文字板は、その外側面が
ベース部の上面に形成された凹部に嵌合することにより
ベース部と一体に構成されているので、光源の上部は、
ベース部に対しても文字板に対しても開放されることに
なる。これにより、ベース部および文字板は、何れも光
源によって当該基板との対向方向に寸法的な規制を受け
ることはない。さらに光源として、側方に光を放出する
発光ダイオードを採用した場合には、ベース部がより効
率よく照明される。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本考案の一実施
例を詳述する。本考案の分解斜視図である図1におい
て、サイレンアンプの電装品を構成する基板10の前方
(図1の上側)には、例えば透明のアクリル板で成形さ
れた概ね矩形のベース部11が配置されている。
【0010】ベース部11は、上記基板10に対向する
底板部12と、底板部12の中央部から前方へ張り出す
本体部13とを一体に備えている。底板部12には、図
示しない接点が、基板10の接点に対し接続遮断自在に
設けられており、ベース部11を前方から付勢すること
により上記接点を上記基板10の接点に接続遮断してス
イッチがON・OFFされるようになっている。ベース
部11の本体部13の前面中央部には、概ね矩形の凹部
14が形成されている。上記凹部14の概ね中央部上側
(図1の左上側)には、後ろ側が広くなる長円形の長孔
15が左右に長く形成されており、この長孔15には、
後方から上方光放出型の発光ダイオード16が対向して
いる。この発光ダイオード16は、スイッチが接続状態
のときに発光してスイッチ接続状態を表示するためのも
のである。そして上記凹部14には、文字板17が嵌合
される。
【0011】この文字板17は、例えば透明のアクリル
板などで成形されており、その裏面(図1の下側に対向
する面)には、周知のシルク印刷法により黒色に着色さ
れて非透光性部分を構成している。そして上記裏面の一
部に非着色部分を設けることにより「自動」「8秒」な
どの文字部分18が白抜きにされている。また上記文字
板17の中央部上側には、上記長孔15に対向してスイ
ッチの接続遮断状態を示す表示灯部分19が長円形に白
抜きにされている。そしてこれら文字部分18及び表示
灯部分19が、文字板17の記号部Sを構成している。
【0012】そして本実施例においては、ベース部11
の底板部12の四隅に切欠12aを設け、各切欠12a
に、光源としての側方光放出型発光ダイオード20を対
向させている(それぞれ3個のみ図示)。各発光ダイオ
ード20は、基板10に配線されており、夜間使用時に
光を照射するように構成されている。上記発光ダイオー
ド20から照射される光の色は、例えば安全なイメージ
を与える緑色などが採用される。
【0013】上記構造において、夜間に各発光ダイオー
ド20を照射させると、各発光ダイオード20から照射
された光は、ベース部11の底板部12を通過すると共
に、底板部12内で乱反射してその一部が本体部13を
通過する。そして本体部13を通過した光は、その内部
で乱反射するため、凹部14に嵌合された文字板17内
をも通過する。そして文字板17を通過した光は、上記
文字板17の白抜き部分のみを介して外部へ通過する。
このため上記文字板17の白抜き部分及びベース部11
の本体部外周部分は、上記乱反射により緑色に浮き上が
って視認される。なお発光ダイオード16は、スイッチ
を接続遮断することにより点滅し、スイッチがONにな
っている間は、文字板17の表示灯部分19を照明す
る。
【0014】このように本実施例においては、光源とし
ての発光ダイオード20をベース部11の隅部に配置し
ているので、サイレンアンプのオペレータは、夜間にお
いても文字板17の文字部18を構成する透光性部分
と、シルク印刷により黒色に着色された非透光性部分と
の輪郭を識別することにより、上記文字板17の記号部
Sを読み取ることができる。しかも発光ダイオード20
を上記ベース部11の隅部に配置することにより、図2
(A)に示すように、基板10とベース部11との前後
方向の間隔Dを大幅に短縮することができ、全体をコン
パクトにまとめることができる。
【0015】さらに上記文字板17は、透過性のベース
部11に設けた凹部14に嵌合されているので、凹部1
4を区画するベース部11の周囲が上記光源の光を受け
て発光する結果、文字板17の周囲が緑色に浮き上がっ
て視認される。さらに本実施例においては、光源として
側方光放出型発光ダイオード20を採用しているので、
ベース部11をより効率よく照明することができ、より
視認性を向上させることができる。
【0016】なお上述した実施例では、サイレンアンプ
に本考案を採用した例を示したが、本考案はサイレンア
ンプに限らず、車両搭載用拡声器など、夜間時において
も視認性が要求される種々の装置に採用することができ
るものである。本考案を具体化するに当たり、光源とし
て一般的な発光ダイオードを採用してもよい。また光源
の配置箇所は、四隅全てに限らず、例えば文字板17の
対角線上で対向する1対の発光ダイオードのみを配置し
てもよい。
【0017】さらに上記記号部Sを構成する文字部18
や表示灯部分19は、白抜きのものばかりでなく、黒色
着色部分で構成してもよく、その他本件実用新案登録請
求の範囲内で種々の変更を行なうことができることはい
うまでもない。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、夜
間においても上記文字板の記号部を容易に読み取ること
ができる。特に、上記切欠によって、光源からの光がベ
ース部内にてより拡散されるので、ベース部の視認性を
一層高めることが可能になる。この結果、ベース部を視
認性の高い表示部分の一部として有効に利用することが
可能になり、視認性の高いデザインを採用することが可
能になる。しかもベース部および文字板が、光源の上部
を開放した状態で光源と相対変位可能に構成されてお
り、ベース部および文字板が双方共、光源によって当該
基板との対向方向に寸法的な規制を受けることがないの
で、基板に対するベース部および文字板の対向方向、す
なわち、接点の接続遮断方向の間隔を大幅に短縮するこ
とができ、全体をコンパクトにまとめることができる。
【0019】さらに文字板が、透過性のベース部に設け
た凹部に嵌合されているので、凹部を区画するベース部
の周囲が上記光源の光を受けて発光する結果、文字板の
周囲が浮き上がって視認される。従ってこの点からも文
字板の視認性が向上する。さらに本考案の請求項2記載
の考案によれば、光源として側方光放出型発光ダイオー
ドを採用しているので、ベース部をより効率よく照明す
ることができ、より視認性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の寸法と従来技術による装置の寸法とを
比較する側面図である。
【符号の説明】
10 基板 11 ベース部 17 文字板 20 側方光放出型発光ダイオード(光源)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に対向して配置され、且つ、基板に対
    向する方向に付勢されることにより接点の接続遮断が行
    なわれるとともに、一部が外部から視認される透明のベ
    ース部と、ベース部の上部に形成された凹部と、透光性
    部分と非透光性部分とを設けて表出した記号部を含み、
    上記凹部に外側面が嵌合することによりベース部と一体
    的に変位する文字板と、上記基板に固定されてベース部
    の隅部の外側面に対向するとともに、上記ベース部の隅
    部の外側面を介して上記文字板を照明することにより上
    記記号部を視認可能にする光源とを備え、上記ベース部
    の隅部の外側面は、円弧状に窪んで光源の周囲に対向す
    る切欠を形成していることを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】上記光源は、側方に光を放出する発光ダイ
    オードである請求項1記載のスイッチ。
JP1991011016U 1991-03-04 1991-03-04 スイッチ Expired - Lifetime JPH0720818Y2 (ja)

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JP1991011016U JPH0720818Y2 (ja) 1991-03-04 1991-03-04 スイッチ

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JPH04108817U JPH04108817U (ja) 1992-09-21
JPH0720818Y2 true JPH0720818Y2 (ja) 1995-05-15

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JPH0614338Y2 (ja) * 1988-10-18 1994-04-13 日本開閉器工業株式会社 押釦スイッチの表示釦

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