JP3067521B2 - 操作釦照明装置 - Google Patents

操作釦照明装置

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JP3067521B2 JP6098539A JP9853994A JP3067521B2 JP 3067521 B2 JP3067521 B2 JP 3067521B2 JP 6098539 A JP6098539 A JP 6098539A JP 9853994 A JP9853994 A JP 9853994A JP 3067521 B2 JP3067521 B2 JP 3067521B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響製品等の電子機器
の操作釦照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音響製品に代表される電子機器は
夜間に使用される頻度が高くなってきており、操作釦の
操作性向上のため、その暗空間下での視認性が益々重要
になってきている。また、製品本体は年々小型化が進
み、必然的にその釦も小型化され釦表面に表示される絵
や文字の大きさも小さくなってきており、その視認性向
上が求められている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
操作釦照明装置の例について説明する。第1の従来例と
して二色成形による例を示す。図3は第1の従来例の操
作釦照明装置の斜視図、図4はその断面図である。図3
および図4において、光透過性樹脂で形成した一次成形
樹脂部分6は、その上部に絵文字部6−1を凸出させ、
下方に向かって導光部6−2を形成し、その他端に導光
面6−3を持ち、また外周部6−4を形成している。こ
のような一次成形樹脂部分6の上に光非透過性樹脂で二
次成形樹脂部分7を形成し、一体となって釦本体8を構
成している。基板5上に光源3が配設され、一次成形樹
脂部分6の導光部6−2の他端の導光面6−3に対向し
ている。
【0004】以上のように構成された第1の従来例の操
作釦照明装置では、光源3から発せられた光が一次成形
樹脂6の導光面6−3から導光部6−2を透過し、釦8
表面の絵文字部6−1を光らせる。
【0005】第2の従来例としてレ−ザ−カットによる
例を示す。図6、7において、光透過性樹脂で形成され
た釦本体9には光非透過性塗装による塗装膜10が被着
され、塗装膜10はレ−ザ−カットにより絵文字部9−
1が除去されており、絵文字部は釦本体9が露出してい
る。釦本体9は下方に向かって導光部9−2を形成し、
その他端に導光面9−3を持ち、また外周部9−4、ま
た外方へ向けてつば部9−5を形成している。
【0006】以上のように構成された第2の従来例の操
作釦照明装置では、光源3から発せられた光が釦本体9
の導光面9−3から導光部9−2を透過し、釦本体9表
面の絵文字部9−1を光らせる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来例の操作釦照明装置はそれぞれ問題点を有して
いた。すなわち第1の従来例においては、二色成形の技
術的問題により、釦の全外周部を光らせることは不可能
である。すなわち二次成形樹脂を釦本体8の前面に注入
するには図の構造では一次成形樹脂部分6の外周部6−
4の外側から注入する必要があるが、このため一次成形
樹脂部分6の外周部6−4の少なくとも一部は一次成形
樹脂6の前面に注入するための二次成形樹脂の通路とし
て分断され、一次成形樹脂6の外周部6−4の全外周部
を二次成形樹脂7から前面に露出することができない。
また、同様の問題により図5のように閉曲線で囲まれた
二次成形樹脂6aが存在する絵文字は形成できない。ま
た、絵文字の線幅は二次成型法の場合技術的に0.5m
mがほぼ下限で、細い文字が表示できない、などの問題
点があった。
【0008】第2の従来例においては、絵文字以外の釦
表面が塗装膜で覆われるため釦表面に光沢感を持たせる
ことができない。また、また塗装膜であるから硬度が低
く傷つきやすいという問題点があった。
【0009】本発明の操作釦照明装置は、上記従来の問
題点を改善するために、光透過性を持つ釦本体と印刷さ
れた透明板とを組合せることにより、釦表面の絵文字と
釦の全外周部を光らせること、釦表面に光沢感を持たせ
ること、2本の互いに交わらない閉曲線で構成された絵
文字が形成可能なこと、0.3mm程度までの細い線幅
を持つ絵文字が形成可能なこと、釦表面の傷つきにくさ
を併せ持つ手段を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の操作釦照明装置は、絵文字部分が抜かれた光
非透過性の印刷が裏面から施された透明板と、透明板を
ほぼ隙間なく載置できる貼り付け面、透明板の絵文字部
分にほぼ対応する貼り付け面から下方に延び他端に導光
面を持つ導光部、導光部を兼ね、かつその上部が貼り付
け面よりわずかに高くなっていて、貼り付けられる透明
板の外周を位置規制する釦外周部、釦外周部の下部にお
いて外方へ突出するつば部、つば部の下面の導光面、お
よび釦外周部の上端にあって導光面から入来する光によ
って発光する発光面を有し光透過性樹脂で形成された釦
本体と、少なくとも透明板の絵文字部分が打ち抜かれ釦
本体の貼り付け面と透明板とを一体化する両面接着テ−
プと、釦本体の導光部の端面とつば部の下面の導光面と
に対向する光源とを有する構成であって、必要により両
面接着テープに代えて透光性の接着物を用いるものであ
る。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、光源から発し
た光は、釦本体に対して導光面から導光部を通って透明
板の絵文字部分に対応する貼り付け面部分を光らせ、他
方つば部の導光面から釦外周部を通って発光面を光らせ
ることによって、釦表面の絵文字と釦の全外周部を光ら
せることができ、2本の互いに交わらない閉曲線で構成
された絵文字も形成可能となり、他の手段に比して細い
線幅の絵文字をが形成でき、透明板が別体なので釦表面
に光沢感を持たせ、また傷つきにくい材料を用い得るよ
うに作用する。
【0012】
【実施例】以下本発明操作釦照明装置の実施例につい
て、図1および図2を参照しながら説明する。図1は本
発明の一実施例の操作釦照明装置の断面図で、図2は同
じくその分解斜視図である。図1および図2において、
少なくともその表面が光沢のある透明板1は、裏面から
光非透過性の印刷が施され、その印刷は絵文字の形状1
−1,1−2の部分が抜いてあり(印刷されていな
い)、光透過性樹脂で形成された釦本体2の、透明板1
の裏面の形状に沿った貼り付け面2−1の上に、両面接
着テ−プ4等により貼り付けられている。そしてその両
面接着テ−プ4は少なくとも透明板1の絵文字1−1,
1−2の部分ないしその周辺に多少の余裕を持った部分
が打ち抜かれ形抜き部4−1,4−2となっている。釦
本体2はさらに透明板1の絵文字部1−1,1−2にほ
ぼ対応した位置から図の下方に延び、その他端に導光面
2−4,2−5を持つ導光部2−2,2−3と、導光部
を兼ね、かつその上部が貼り付け面2−1よりわずかに
高くなっていて、貼り付けられる透明板1の外周を位置
規制する釦外周部2−6と、釦外周部2−6に続き外方
へ突出して図示しない機器表面パネルから離脱しないよ
うに保持するための、つば部2−7と、つば部2−7の
下面の導光面2−8と、そして釦外周部2−6の上端に
あって導光面2−8から入来した光によって発光する発
光面2−9とを有する。そしてランプ、LEDなどの光
源3が基板5上に配設されている。
【0013】以上のように構成された操作釦照明装置に
ついて、以下その動作を説明する。光源3から発せられ
た光が釦本体の導光面2−4,2−5から導光部2−
2、2−3を通り透明板1の絵文字部1−1,1−2に
対応する貼り付け面2−1の部分を光らせ、一方光源3
の発光の一部は釦外周部2−6のつば部2−7の下面の
導光面2−8から外周面2−6を通り釦本体の上面の全
外周部の発光部2−9を光らせる。
【0014】以上のように本実施例によれば、釦表面に
見える絵文字と釦の全外周部を光らせることが可能とな
る。釦表面の大部分は透明板1で形成されることにな
り、透明板の材質が自由に選べるため、表面の光沢感を
生かすことができ、また透明板にはたとえば傷つきにく
い硬質の樹脂を用いれば、表面印刷と異なり傷つきにく
い特性を得ることができる。また、絵文字部分は抜き印
刷で形成するので、図5のような2本の互いに交わらな
い閉曲線で構成された絵文字も形成でき、現在の印刷技
術によれば0.3mm程度までの細い線幅の絵文字を形
成することが可能となる。
【0015】なお実施例は絵文字という言葉で説明した
が、これは絵で操作内容を示すいわゆる狭義の絵文字の
みでなく、当然文字を表示しても差し支えない。また釦
本体2は光透過性樹脂で形成されるが、実験の結果では
完全に透明な樹脂よりも、たとえば多少乳白色の材質の
方が内部の乱反射により、斜めから見た場合にも発光し
ているのがよくわかるという結果が得られた。さらに本
実施例では釦本体2への透明板1の一体化は両面接着テ
ープを用いたが、たとえば透光性の接着剤または透光性
の粘着テープを用いれば絵文字部分を抜く必要がなく、
さらに接着剤の塗布は印刷で行っても差し支えない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の操作釦照明
装置は、絵文字部分が抜かれた光非透過性の印刷が裏面
から施された透明板と、透明板をほぼ隙間なく載置でき
る貼り付け面、透明板の絵文字部分にほぼ対応する貼り
付け面から下方に延び他端に導光面を持つ導光部、導光
部を兼ね、かつその上部が貼り付け面よりわずかに高く
なっていて、貼り付けられる透明板の外周を位置規制す
る釦外周部、釦外周部の下部において外方へ突出するつ
ば部、つば部の下面の導光面、および釦外周部の上端に
あって導光面から入来する光によって発光する発光面を
有し光透過性樹脂で形成された釦本体と、少なくとも透
明板の絵文字部分が打ち抜かれ釦本体の貼り付け面と透
明板とを一体化する両面接着テ−プと、釦本体の導光部
の端面とつば部の下面の導光面とに対向する光源とを有
する。
【0017】このことによって以下の効果を併せ持つこ
とができる。すなわち釦表面の絵文字と釦の全外周部を
光らせることが可能となり、また釦表面の大部分は透明
板で形成されるので、透明板の表面の光沢感を生かすこ
とができ、透明板に硬質の材料を用いれば傷つきにくい
特性を得ることができる。また、絵文字部分は抜き印刷
で形成されるので、2本の互いに交わらない閉曲線で構
成された絵文字を形成すること、0.3mm程度までの
細い線幅の絵文字を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の操作釦照明装置の断面図
【図2】同じくその操作釦照明装置の分解斜視図
【図3】第1の従来例の二色成形による操作釦照明装置
の斜視図
【図4】同じくその断面図
【図5】従来例の二色成形では困難な絵文字の例を示す
斜視図
【図6】第2の従来例のレ−ザ−カットによる操作釦照
明装置の斜視図
【図7】同じくその断面図
【符号の説明】
1 透明板 1−1 絵文字部 2 釦本体 2−1 貼り付け面 2−2、2−3 導光部 2−4,2−5 導光部面 2−6 釦外周部 2−8 導光面 2−9 発光面 3 光源 4 両面テ−プ 4−1,4−2 形抜き部 5 基板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−153048(JP,A) 特開 昭63−198216(JP,A) 特開 平3−153351(JP,A) 実開 昭57−204624(JP,U) 実開 昭58−141521(JP,U) 実開 平1−176327(JP,U) 実開 平4−112419(JP,U) 実開 昭64−12329(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 23/30 H01H 9/18 H01H 13/02 H01H 13/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絵文字部分が抜かれた光非透過性の印刷
    が裏面から施された透明板と、 前記透明板をほぼ隙間なく載置できる貼り付け面、前記
    透明板の絵文字部分にほぼ対応する前記貼り付け面から
    下方に延び他端に導光面を持つ導光部、導光部を兼ね、
    かつその上部が前記貼り付け面よりわずかに高くなって
    いて、貼り付けられる前記透明板の外周を位置規制する
    釦外周部、前記釦外周部の下部において外方へ突出する
    つば部、前記つば部の下面の導光面、および前記釦外周
    部の上端にあって前記導光面から入来する光によって発
    光する発光面を有し光透過性樹脂で形成された釦本体
    と、 少なくとも前記透明板の絵文字部分が打ち抜かれ前記釦
    本体の貼り付け面と前記透明板とを一体化する両面接着
    テ−プと、 前記釦本体の前記導光部の端面と前記つば部の下面の導
    光面とに対向する光源とを有する操作釦照明装置。
  2. 【請求項2】 両面接着テープに代えて透光性の接着物
    を用いる請求項1に記載の操作釦照明装置。
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