JPS60238889A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は印刷表示板を透過照明によって点灯表示せしめ
る表示装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、オーディオ製品に薄膜体（以下メンブレンシート
と呼ぶ）を前面に設けた操作釦装置が多く利用され、そ
の操作確認のための表示装置も多様化している。

以下、従来の表示装置について、メンブレンシートを利
用した操作釦装置における表示装置で説明する。

第１図はメンブレンシートを利用した操作釦装置におけ
る表示装置の分解斜視図である。１は透明のポリウレタ
ン、ポリエステル、ポリカーボネートなどの表面上に表
示パターンが印刷された薄膜状のメンブレン７−トであ
る。メンブレンシート１のｍｅｍｏｒｙの枠内２は透過
前ＥＡ表示部３を除き燈色で抜きベタ印刷されている。

４はメンブレン基台、５は透過照明用の基台貫通孔、６
は基台突起部であり、７はパネル８に設けられた基台突
起部６を摺動ガイドするパネル貫通孔である。メンブレ
ン基台４は基台突起部６をパネル貫通孔７に挿入し、メ
ンブレンシート１をパネル８に感圧接着剤などで接着す
ることにより摺動自在に取り付けられている。キーボー
ドスイッチ９および発光ダイオード１ｏを半田付けされ
たプリント配線基板１１はタッピングねしく図示せず）
でパネル８に取り付けられている。

以上のように構成されたメンブレンシートを利用した操
作釦装置における表示装置について、以下その動作を説
明する。まずメンブレンシート１のｍｅｍｏ　ｒ　ｙの
枠内２を押圧すると、メンブレン基台４を介してキーボ
ードスイッチ９が動作する。

通常、メンブレンを利用した操作釦装置では押圧ストロ
ークが小さくノンロックであるので、その電気回路がＯ
ｎ状態かｏｆｆ状態であるのか判別しにくＡため表示器
を設けている。キーボードスイッチ９がＯｎ状態になる
と発光ダイオード１０が点灯し、その光はメンブレン基
台４の透過照明用の基台貫通孔６で遮光されることなく
、メンブレンシート１の抜きベタ印刷された透過照明表
示部３を照らす。発光ダイオード１０の光は透過照明表
示部３を点灯表示するだけでなく、その周辺部にも光が
若干透過するために透過照明表示部３に鮮明な点灯表示
を得ることができない。これは、抜きベタ印刷したイン
キの隠ぺい力が弱いためであり、一般に赤色、燈色、黄
色など暖色系のインキについては特に弱く、隠ぺい力の
強化も非常に困難である。

このような隠ぺい力の弱いインキでベタ印刷さ九たメン
ブレンシートには、下記のような光透過防止が行なわれ
ている。第２図は従来の光透過防止されたメンブレンシ
ートの正面図であり、第３図は光源を含めた第２図の構
成図である。メンブレンシート１の上に隠ぺい力の弱い
インキ１２で透過照明表示部３を抜きベタ印刷されてい
る。その上に光の透過防止をすべく、隠ぺい力の強いイ
ンキ１３で、印刷ズレを考慮し透過照明表示部３より若
干大きめに抜きベタ印刷されている。発光ダイオード１
ｏはメンブレンシート１の印刷面側に位置する、第４図
はメンブレンシート１の上に隠ぺい力の強いインキ１３
で、次に隠ぺい力の弱いインキ１２でそれぞれ抜きベタ
印刷を行なった状態を示す。発光ダイオード１０けメン
ブレンシート１の印刷面の裏面側に位置する。

しかしながら上記の従来の構成では、抜きベタ印刷の相
互印刷ズレを考慮して、隠ぺい力の強いインキ１３によ
る抜きベタ印刷の抜き部１４は透過照明表示部３よシ大
きくしであるため、その分透過照明表示部３の周囲に発
光ダイオード１０の光が若干透過し、透過照明表示部３
に鮮明な点灯表示を得ることができないという問題点を
有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、隠ぺい力
の弱いインキによるベタ印刷表示板でも透過照明表示部
に鮮明な点灯表示を得ることのできる表示装置を提供す
ることを目的とする。

発明の構成 本発明は、透明または半透明板上に印刷された表示板と
透過照明用光源を備えた表示装置であり表示板の可視側
に隠ぺい力の弱いインキでの全面ベタ印刷と隠ぺい力の
強いインキで表示パターンを抜きベタ印刷することによ
り、鮮明な点灯表示を得ることができるものである。

実施例の説明 第６図、第６図、第７図は本発明の実施例で、メンブレ
ンシートを利用した操作釦装置における表示装置のメン
ブレンシートと透過照明用光源を示す構成図である。メ
ンブレンシートを利用した操作釦装置の構成および動作
は従来例と同じであるＯ 第５図において、メンブレンシート１の上に、光の透過
防止をすべく透過照明表示部３を隠ベー力の強いインキ
１３で抜きベタ印刷し、その上に、隠ぺい力を意識的に
弱くしたインキ１２（半透明に近くなる）で全面ベタ印
刷をする。透過照明用光源である発光ダイオード１ｏは
メンブレンシーｊ・１の印刷面の裏面側に位置する。

以上のように構成された本実施例の表示装置について以
下その動作を説明する。発光ダイオード１０の光はメン
ブレンシート１を透過し、隠ぺい力の強いインキ１３で
抜きベタ印刷された抜き部である透過照明表示部３け光
が透過しその他の面は遮光される。

以上のように本実施例によれば、メンブレンシート１の
可視部側に隠ぺい力の弱いインキ１２で全面ベタ印刷を
し、発光ダイオード１０側に隠ぺい力の強いインキ１３
で透過照明表示部３を抜きベタ印刷したことにより、メ
ンブレンシート１の透過照明表示部３に鮮明な点灯表示
を得ることができる。しかも発光ダイオード１０が点灯
しないときは、透過照明表示部３が見えないため、点灯
したときの点灯表示に意外性がありその効果は大きい０ なお、メンブレンシート１の可視側に印刷されるインキ
１２の隠ぺい力の強弱は、発光ダイオード１ｏの光量と
、光の透過防止をすべく隠ぺい力の強いインキ１３の色
映りから決めなくてはならない。また、隠ぺい力の強い
インキ１３の色はできるだけ明度の高い白系統がよく色
映シが少ない。

庁お、メンブレンシート１の印刷構成は、第５図のよう
に表面印刷ばかりでなく、第６図に示すように裏面印刷
でも、第７図に示すように表裏両面印刷でも、可視側に
隠ぺい力の弱い）インキ１２、発光ダイオード１０側に
隠ぺい力の強いインキ１３を位置する限りその効果は同
じである。

発明の効果 水元ＢＡＩｉ表示板の表裏面を問わず可視側に隠ぺい力
の弱いインキで全面ベタ印刷をし、透過照明用光源側に
隠ぺい力の強いインキで表示パターンを抜きベタ印刷す
ることにより、表示板の表示パターンに鮮明な点灯表示
を得ることができ、また透過照明用光源の不点灯時には
表示パターンが見　）えないという効果を得ることがで
きる優れた表示装置を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はメンブレンシートを利用した操作釦装置におけ
る表示装置の分解斜視図、第２図は従来のメンブレンシ
ートの表示パターンを示す正面図、第３図は第２図の表
示装置の構成図、第４図も第２図の表示装置の他の構成
図、第５図は本発明の一実施例における表示装置の構成
図、第６図、第７図は他の実施例の構成図である。 １・・・・・・メンブレンシート、３・・・・・・透過
照明表示部、１ｏ・・・・・・発光ダイオード、１２・
・・・・・隠ぺい力の弱いインキ、１３・・・・・・隠
ぺい力の強いインキ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図 第２図　１ 第４図 第５図 第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）透明または半透明板上に隠ぺい力の強いインキで
   表示パターンを抜きベタ印刷し、その上に半透明つまり
   隠ぺい力の弱いインキを全面ベタ印刷してなる表示板と
   、その表示板の印刷面の裏面側に設けた光源から構成さ
   れ、光源により上記表示パターンを透過照明して点灯表
   示することを特徴とする表示装置。
2. （２）透明板上に半透明つまり隠ぺい力９弱いインキで
   全面ベタ印刷し、その上に隠ぺい力の強いインキで表示
   パターンを抜きベタ印刷してなる表示板と、その表示板
   の印刷面側に設けた光源から構成され、光源によシ上記
   表示パターンを透過照明して点灯表示することを特徴と
   する表示装置。
3. （３）透明板上の片面に隠ぺい力の強ｈインキで表示パ
   ターンを抜きベタ印刷し、裏面に半透明つまり隠ぺい力
   の弱いインキを全面ベタ印刷してなる表示板と、その表
   示板の表示パターンの抜きベタ印刷面側に設けた光源か
   ら構成され、上記表示パターンを透過照明して点灯表示
   することを特徴とする表示装置。