JP2568768Y2 - Led表示器 - Google Patents

Led表示器

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JP2568768Y2
JP2568768Y2 JP1442993U JP1442993U JP2568768Y2 JP 2568768 Y2 JP2568768 Y2 JP 2568768Y2 JP 1442993 U JP1442993 U JP 1442993U JP 1442993 U JP1442993 U JP 1442993U JP 2568768 Y2 JP2568768 Y2 JP 2568768Y2
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克好 朝比奈
喜弘 磯口
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はLED表示器に関し、特
に、車両のコンビネーションメータ等の警告灯を含む表
示灯等に使用されるLED表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車のコンビネーションメータ
には速度計、回転計、燃料計、水温計等の指針式メータ
の他に、距離計やエンジンや車両の異常状態を表示する
警告灯が設けられている。このような警告灯としては従
来、警告意匠が印刷された透光性の着色シートを前面に
備えたケース内に光源を内蔵したものが多く、異常状態
発生時等の警告必要時にこの光源を点灯させて警告意匠
を高輝度で照明し、異常状態を通知するようになってい
る。
【0003】図4(a) は自動車用のコンビネーションメ
ータに設けられた警告灯40の部分を拡大して正面から
見た図である。この例の警告灯40を正面から見ると、
ハッチングで示す地色部分41が黒色で塗装され、意匠
表示部分42のみに灰色で意匠が印刷されている。図
中、D1は充電警告意匠、D2は油圧警告意匠、D3は
排気温警告意匠、D4はブレーキ警告意匠、D5は燃料
残量警告意匠、D6はエンジン警告意匠である。
【0004】図4(b) は図4(a) のB−B線における断
面を示すものであり、従来の警告灯40がLED表示器
である場合の構成を示している。従来のLED表示器
は、図4(b) に示すように、プリント回路基板11の上
に意匠に応じて緑色、橙色、赤色等に発光する面発光の
LED(発光ダイオード)12が警告灯40にある警告
意匠の数だけ取り付けられており、このLED12の発
光面に当接して透光性の意匠レンズ13が設けられ、そ
の上に同じく透光性のスモーククリア板14が配設され
ている。
【0005】意匠レンズ13の裏面側には、意匠表示部
分42を除いて黒色のべた印刷15が施されており、意
匠表示部分42には所定の意匠が灰色印刷16によって
設けられている。また、LED表示器の発光面の色は白
色(乳白色)である。
【0006】一方、自動車用のコンビネーションメータ
に設けられた警告灯40では、車種や車両のグレードに
よって警告意匠の数が減らされることがある。例えば、
図4(a) に示した警告灯40において、燃料残量警告意
匠D5が省略される警告灯40′の場合、燃料残量警告
意匠D5の裏面側にLEDが設けられず、図5(a) に示
すように燃料残量警告意匠部分が地色である黒色でベタ
印刷されてデッドフロント(正面より見た場合ウォーニ
ングの警告意匠が見えない状態)化される。
【0007】また、燃料残量警告意匠D5が省略される
警告灯40′の場合、意匠レンズ13を共通使用すると
きは、図5(b) に示すように、図4(b) に示した状態か
ら燃料残量警告意匠D5の裏面側のLEDが取り去られ
るだけで、意匠レンズ13はそのままにされる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、意匠を
表示しない部分でLEDを設けない部分の意匠レンズ1
3の裏面をベタ印刷すると、デッドフロント化は可能で
はあるが、機種がグレードによってベタ印刷する場所を
異ならせることになり、意匠レンズの種類が多くなって
コストが上昇するという課題がある。また、意匠を表示
しない部分の裏面からLEDを除去するだけでは、警告
意匠の背面に基板11の表面色が見えてしまい、意匠が
見えてデッドフロント化ができないという課題がある。
そして、これを防止するために、意匠レンズ13の表面
に設けられるスモーククリア板14の色を濃くして不透
明度を増せば、デッドフロント化は可能であるが、LE
D12の点灯時の輝度の低下、色度の変化が顕著になる
という問題がある。
【0009】そこで、本考案は、基板上にLEDを設け
ず、意匠を表示しない部分があっても、意匠レンズを共
通使用することができる上に、意匠を表示しない部分の
デッドフロント化が達成できるLED表示器を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本考
案のLED表示器は、透光性材料で構成され、所定位置
には灰色インクで表示意匠が印刷され、意匠印刷部分以
外の部分には遮光性の黒色インクで地色が印刷された表
示板と、この表示板の裏面側に所定距離を隔てて配置さ
れたプリント回路基板と、このプリント回路基板上の所
定位置に、前記表示意匠に対向して表示意匠の数以下の
数だけ実装され、非点灯時の発光面が白色の面発光LE
Dと、前記表示意匠毎の空間のうち、前記LEDが設け
られない空間の前記回路基板面が白色となっていること
を特徴としている。
【0011】
【作用】本考案のLED表示器によれば、基板上にLE
Dが設けられている意匠表示部分は、意匠レンズ上の灰
色の印刷とLEDの発光面の白色(乳白色)とによって
デッドフロンドが可能になる。また、基板上にLEDが
設けられていない意匠非表示部分は、意匠レンズ上の灰
色の印刷と基板上に施された白色とによってデッドフロ
ンドが可能になる。
【0012】
【実施例】以下添付図面を用いて本考案の表示灯の実施
例を詳細に説明するが、図4および図5で説明した警告
灯40,40′に使用される部材と同じ構成部材に付い
ては同じ符号を付して説明する。
【0013】図1(a) は本考案のLED表示器を取り付
ける自動車用のコンビネーションメータに設けられた警
告灯10の部分を拡大して正面から見た図である。この
例の警告灯10を正面から見ると、ハッチングで示す地
色部分41が黒色で塗装され、意匠表示部分42のみに
灰色で意匠が印刷されている。この実施例の警告灯10
では、意匠レンズは図4(a) のものと共通使用するが、
充電警告意匠D1、油圧警告意匠D2、排気温警告意匠
D3、ブレーキ警告意匠D4、および、エンジン警告意
匠D6の裏面にLEDが設けられており、燃料残量警告
意匠D6の裏面にはLEDが省略されているものとす
る。
【0014】図1(b) は図1(a) のA−A線における断
面を示すものであり、この実施例の警告灯10において
LED表示器を設けない部分の構成を示している。この
実施例では、図1(b) に示すように、プリント回路基板
11の上に意匠に応じて緑色、橙色、赤色等に発光する
面発光のLED(発光ダイオード)12が表示を行う警
告意匠の数だけ取り付けられており、このLED12の
発光面に当接して透光性の意匠レンズ13が設けられ、
その上に同じく透光性のスモーククリア板14が配設さ
れている。
【0015】共通使用する意匠レンズ13の裏面側に
は、意匠表示部分42を除いて黒色のべた印刷15が施
されており、意匠表示部分42には所定の意匠が灰色印
刷16によって設けられている。また、LED表示器の
発光面の色は白色(乳白色)である。
【0016】一方、本考案では、意匠レンズ13とプリ
ント回路基板11との間の空間に、この空間を各警告意
匠毎に仕切る仕切壁2を備えたウォーニングケース1が
設けられている。図2は図1(a) の状態から、スモーク
クリア板14と意匠レンズ13とを取り去った状態を示
している。ウォーニングケース1の仕切壁2はその内壁
面が白色としている。そして、LEDが設けられない部
分の仕切壁2に囲まれたプリント回路基板11の意匠レ
ンズ13側の面には白印刷3が施されている。
【0017】以上のように構成された警告灯10では、
LED12が設けられている部分では、意匠レンズ13
の灰色印刷とLED12の発光面の白色でデッドフロン
ト化が図れ、LEDが設けられていない部分では、意匠
レンズ13の灰色印刷とその下のプリント回路基板11
の面に塗布された白色でデッドフロント化が図れる。従
って、LED12を設けない意匠レンズ13の裏面を黒
色でベタ印刷する必要もない。
【0018】以上説明した実施例では、LEDが設けら
れない部分のウォーニングケース1の仕切壁2に囲まれ
たプリント回路基板11の意匠レンズ13側の面に白印
刷3が施されているが、図3に示すように、ウォーニン
グケース1のこの部分に白色の底板4を設けるようにし
ても同様の効果が得られる。
【0019】このように、本考案のLED表示器によれ
ば、LEDが設けられない部分の意匠レンズにベタ印刷
を施す必要がなく、また、意匠レンズ13の種類を最小
限におさえることができる。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
警告灯等の点灯装置にLEDを使用するLED表示器に
おいて、意匠レンズとプリント回路基板との間の空間を
ケースで表示意匠毎に仕切り、その内壁面を白色にし、
仕切られた表示意匠毎の空間のうち、LEDが設けられ
ない空間の回路基板面が白色としたので、基板上にLE
Dを設けず、意匠を表示しない部分があっても、意匠レ
ンズを共通使用することができる上に、意匠を表示しな
い部分のデッドフロント化が達成できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本考案の一実施例のLED表示器の正面
図であり、(b) は(a) のA−A線における断面図であ
る。
【図2】図1(b) に示したLED表示器においてスモー
ククリア板と意匠レンズとを取り去った状態を示す斜視
図である。
【図3】図2に示したウォーニングケースの別の実施例
の構成を示す一部切欠斜視図である。
【図4】(a) は従来のLED表示器の正面図であり、
(b) は(a) のB−B線における断面図である。
【図5】(a) は一部分にベタ印刷が施された従来のLE
D表示器の正面図であり、(b)は(a) のC−C線におけ
る断面図である。
【符号の説明】
1 ウォーニングケース 2 仕切壁 3 白色印刷 10 本考案のLED表示器 11 プリント回路基板 12 LED 13 意匠レンズ 14 スモーククリア板 41 ベタ印刷部分 42 意匠表示領域

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性材料で構成され、所定位置には灰
    色インクで表示意匠が印刷され、意匠印刷部分以外の部
    分には遮光性の黒色インクで地色が印刷された表示板
    と、 この表示板の裏面側に所定距離を隔てて配置されたプリ
    ント回路基板と、 このプリント回路基板上の所定位置に、前記表示意匠に
    対向して表示意匠の数以下の数だけ実装され、非点灯時
    の発光面が白色の面発光LEDと、 前記表示意匠毎の空間のうち、前記LEDが設けられな
    い空間の前記回路基板面が白色となっていることを特徴
    とするLED表示器。
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