JP5979166B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
しかし、本発明者らの認識する範囲では、電子式卓上用計算機などの電子機器において、暗所や夜間であっても操作キーを視認可能とした先行技術は発見されていない。
本発明の電子機器は、少なくとも1つの操作キーに対応する開口を有する筐体と、前記筐体内に配置され、前記操作キーに対応する電極と前記電極の周辺位置に設けられる発光素子とを有する基板と、前記基板上に設けられ、前記電極を通電可能にする可動接点部を有するとともに前記発光素子からの光が透過するように構成されたキー接点プレートと、前記開口に設けられ、少なくとも一部が光透過部材で形成された本体部と、前記筐体の内側に位置する部分に設けられ、前記本体部に光を伝搬するフランジ部と、を有する操作キーと、を備え、前記フランジ部は、前記発光素子に対向する部分の少なくとも一部が切欠かれた形状となることを特徴とする。
まず、実施形態の電子機器10の全体構成を図1、図2に基づいて説明する。
図1は電子機器10の平面図、図2は図1のA−A線断面図である。
次に、複数の操作キー31の構成を図3に基づいて説明する。
図3は配列状態の複数の操作キー31の平面図である。図3では、筐体50の外形線を二点鎖線で示す。また、操作キー31の1つを抜き出して拡大して示している。
切り欠き43の説明に先立ち、発光素子91の配置例について述べる。
図3に示すように、複数の発光素子91は、操作キー31の周囲に設けられており、各操作キー31の少なくとも前方向側に配置することができる。また、操作キー31の左右方向のいずれか少なくとも一方側に発光素子91を配置することができる。
切り欠き43は、複数の発光素子91の配置に対応して、各操作キー31に形成される。この例では、左右の辺41及び前後の辺42のうち、配置された発光素子91に近接する略直線形状の部分の中間に、切り欠き43を形成する。すなわち、図3において二点鎖線で囲われる4つの部分45のうち、発光素子91に近接する少なくとも1つの部分に、切り欠き43が形成される。切り欠き43は、辺41,42の中間の他、各辺41,42の隅部46寄りに偏在させてもよく、辺41,42における任意の位置に形成可能である。また、フランジ部36では、辺41,42の一部を切り欠く他、必要に応じて辺41,42の全体を切り欠くようにしてもよい。
次に、上部筐体50Uの構成を図4、図5に基づいて説明する。
図4は上部筐体50Uの裏面図、図5は図4の上部筐体50Uに複数の操作キー31を嵌め込んだ状態を示す図である。図4では、開口51の1つを抜き出して拡大して示し、図5では、1組の開口51及び操作キー31を抜き出して拡大して示す。
続いて、弾性プレート70の構成を図6〜図8に基づいて説明する。
図6は弾性プレート70の平面図、図7(a)は図6のB−B線断面図、図7(b)は(a)のC部拡大図、図8は弾性プレート70の裏面図である。
次に、基板90の構成を図9に基づいて説明する。
図9は基板90の平面図である。図9では、筐体50の外形線を二点鎖線で示す。
以上、説明した電子機器10の作用・効果を図10に基づいて述べる。
図10に示すように、電子機器10では、点灯した発光素子91から放射された光が、弾性プレート70を透過して上部筐体50Uの裏面側に照射される。この際、弾性プレート70を透過した光のうち一部の光Lは、発光素子91に近接する操作キー31にフランジ31の切り欠き43を介して照射される。つまり照射された光はフランジ31(切り欠かれた部分を含む)によりキー本体に伝搬され、これにより、操作キー31の周囲や表示37を照光させることができ、使用者は暗所や夜間であっても操作キー31及びその表示37を視認することができる。したがって、電子機器10では、部品点数の増加を抑えた簡易的な構造により、操作キー31を照光させて暗所や夜間における操作性を高めるとともに、操作キー31全体を比較的均一に照光させて見栄えを高めることができる。
次に、電子機器の変形例を図11、図12に基づいて説明する。なお、以下の変形例において、前述した電子機器10(図2参照)と共通する要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
前述した電子機器10(図2参照)においては、フランジ部36の発光素子91に近接する部分に切り欠き43を設け、開口51の縁部52,53を面取りした構成したが、切り欠き及び傾斜面を形成せずに、操作キー31を照光させることもできる。
前述した電子機器10(図2参照)においては、上部筐体50Uでは光を透過させない構成を例示したが、上部筐体50Uにおいて光を透過させることにより、操作キー31を照光させることも可能である。
<請求項1>
少なくとも1つの操作キーに対応する開口を有する筐体と、
前記筐体内に配置され、前記操作キーに対応する電極と前記電極の周辺位置に設けられる発光素子とを有する基板と、
前記基板上に設けられ、前記電極を通電可能にする可動接点部を有するとともに前記発光素子からの光が透過するように構成されたキー接点プレートと、
前記開口に設けられ、少なくとも一部が光透過部材で形成された本体部と、前記筐体の内側に位置する部分に設けられ、前記本体部に光を伝搬するフランジ部と、を有する操作キーと、を備え、
前記フランジ部は、前記発光素子に対向する部分の少なくとも一部が切欠かれた形状となることを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記操作キーは、前記操作キーの裏面に操作キーの種類を表す表示が印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記開口は、前記切り欠きに対向する前記開口の縁部が操作キー側に向く傾斜面となるように面取りされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記キー接点プレートには、前記発光素子と対向する位置の表面側に遮光部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項5>
前記遮光部が、遮光用塗料で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
<請求項6>
前記フランジ部は、前記発光素子に近接する辺が略直線形状に形成され、
前記切り欠きは、前記略直線形状の部分の中間に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項7>
前記筐体は、前記複数の前記開口の設けられる領域の外周に溝部を有し、
前記キー接点プレートは、前記キー接点プレートの外周に前記溝部に向いて突出する突出部を有し、
前記突出部が、前記溝部に嵌め込まれることで前記開口と前記操作キーとの隙間から浸入する液体の前記基板側への浸入を防止する防滴構造を形成していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項8>
前記筐体は、表示画面のための画面用開口を有し、
前記画面用開口は、透明プレートによって塞がれていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項9>
前記キー接点プレートは、ゴム材料からなることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項10>
前記発光素子は、前記操作キーを見る正面視の配置状態で前記基板を見たときに、前記各電極に対して前方向側の位置に、少なくとも設けられることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項11>
前記発光素子は、前記操作キーを見る正面視の配置状態で前記基板を見たときに、前記各電極に対して左右方向のいずれか一方側に、少なくとも設けられることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項12>
前記接点部は、カーボン蒸着により形成されていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の電子機器。
<請求項13>
前記電子機器が電子式卓上計算機であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の電子機器。
21 表示画面
31 操作キー
31a〜31d 操作キー
36 フランジ部
37 表示
41 辺
42 辺
43 切り欠き
50 筐体
51 開口
51a〜51d 開口
52 縁部
53 縁部
55 傾斜面
57 画面用開口
58 透明プレート
61 溝部
70 弾性プレート
72 突出部
76 遮光部
81 接点部
81a〜81d 接点部
90 基板
91 発光素子
92 電極
92a〜92d 電極
Claims (13)
- 少なくとも1つの操作キーに対応する開口を有する筐体と、
前記筐体内に配置され、前記操作キーに対応する電極と前記電極の周辺位置に設けられる発光素子とを有する基板と、
前記基板上に設けられ、前記電極を通電可能にする可動接点部を有するとともに前記発光素子からの光が透過するように構成されたキー接点プレートと、
前記開口に設けられ、少なくとも一部が光透過部材で形成された本体部と、前記筐体の内側に位置する部分に設けられ、前記本体部に光を伝搬するフランジ部と、を有する操作キーと、を備え、
前記フランジ部は、前記発光素子に対向する部分の少なくとも一部が切欠かれた形状となることを特徴とする電子機器。 - 前記操作キーは、前記操作キーの裏面に操作キーの種類を表す表示が印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記開口は、前記切り欠きに対向する前記開口の縁部が操作キー側に向く傾斜面となるように面取りされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
- 前記キー接点プレートには、前記発光素子と対向する位置の表面側に遮光部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記遮光部が、遮光用塗料で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
- 前記フランジ部は、前記発光素子に近接する辺が略直線形状に形成され、
前記切り欠きは、前記略直線形状の部分の中間に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記筐体は、前記複数の前記開口の設けられる領域の外周に溝部を有し、
前記キー接点プレートは、前記キー接点プレートの外周に前記溝部に向いて突出する突出部を有し、
前記突出部が、前記溝部に嵌め込まれることで前記開口と前記操作キーとの隙間から浸入する液体の前記基板側への浸入を防止する防滴構造を形成していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記筐体は、表示画面のための画面用開口を有し、
前記画面用開口は、透明プレートによって塞がれていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記キー接点プレートは、ゴム材料からなることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記発光素子は、前記操作キーを見る正面視の配置状態で前記基板を見たときに、前記各電極に対して前方向側の位置に、少なくとも設けられることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記発光素子は、前記操作キーを見る正面視の配置状態で前記基板を見たときに、前記各電極に対して左右方向のいずれか一方側に、少なくとも設けられることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記接点部は、カーボンで形成されていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記電子機器が電子式卓上計算機であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の電子機器。
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