JPH07207898A - 立体駐車場床板の防音及び防水工法 - Google Patents
立体駐車場床板の防音及び防水工法Info
- Publication number
- JPH07207898A JPH07207898A JP3626194A JP3626194A JPH07207898A JP H07207898 A JPH07207898 A JP H07207898A JP 3626194 A JP3626194 A JP 3626194A JP 3626194 A JP3626194 A JP 3626194A JP H07207898 A JPH07207898 A JP H07207898A
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- JP
- Japan
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- elastic
- frp resin
- floor
- resin
- nonwoven fabric
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- Laminated Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】立体駐車場の上階床面の雑音の発生及び漏水を
防止することができる。 【構成】床板１上に合成樹脂塗料２を塗布し下地層Ｂと
する。次いで、弾性型ＦＲＰ樹脂３を重ねて塗布する。
弾性型ＦＲＰ樹脂３を塗布後、速やかにガラス繊維不織
布４を敷設する。敷設したガラス繊維不織布４の上面を
ローラー等により押圧しながらガラス繊維不織布４上に
再度弾性型ＦＲＰ樹脂３を塗布しＦＲＰの中間層Ｍとす
る。ＦＲＰの中間層Ｍが乾燥した後、珪砂６を混入した
硬化型ＦＲＰ５を塗布し上層Ｔとする。
防止することができる。 【構成】床板１上に合成樹脂塗料２を塗布し下地層Ｂと
する。次いで、弾性型ＦＲＰ樹脂３を重ねて塗布する。
弾性型ＦＲＰ樹脂３を塗布後、速やかにガラス繊維不織
布４を敷設する。敷設したガラス繊維不織布４の上面を
ローラー等により押圧しながらガラス繊維不織布４上に
再度弾性型ＦＲＰ樹脂３を塗布しＦＲＰの中間層Ｍとす
る。ＦＲＰの中間層Ｍが乾燥した後、珪砂６を混入した
硬化型ＦＲＰ５を塗布し上層Ｔとする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車場の上階床面
の防音及び防水工法に関するものである。
の防音及び防水工法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在、立体駐車場の上階床面には板面に
多数の小穴を穿設した鉄板等が使用されている。
多数の小穴を穿設した鉄板等が使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の床面
においては車が走行する際に大きな雑音が発生したり、
特に防水のための処置がされていないため、階上から雨
水等が漏れてしまい階下の車が濡れてしまうという不具
合を生じていた。本発明は、上記問題点に鑑み、立体駐
車場の上階床面の雑音の発生及び漏水を防止することが
できる立体駐車場床板の防音及び防水工法を提供するこ
とを目的とする。
においては車が走行する際に大きな雑音が発生したり、
特に防水のための処置がされていないため、階上から雨
水等が漏れてしまい階下の車が濡れてしまうという不具
合を生じていた。本発明は、上記問題点に鑑み、立体駐
車場の上階床面の雑音の発生及び漏水を防止することが
できる立体駐車場床板の防音及び防水工法を提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、立
体駐車場床板の防音及び防水工法を、立体駐車場の床板
上に合成樹脂を塗布し、該合成樹脂を乾燥させた後、弾
性型ＦＲＰ樹脂を塗布し、該弾性型ＦＲＰ樹脂上にガラ
ス繊維不織布を敷設し、敷設したガラス繊維不織布上に
ダレ止め粉を混入した弾性型ＦＲＰ樹脂を塗布し、弾性
型ＦＲＰ樹脂を乾燥させた後、珪砂を混入した硬化型Ｆ
ＲＰを塗布して防音及び防水性をもたせるようにしたも
のである。
体駐車場床板の防音及び防水工法を、立体駐車場の床板
上に合成樹脂を塗布し、該合成樹脂を乾燥させた後、弾
性型ＦＲＰ樹脂を塗布し、該弾性型ＦＲＰ樹脂上にガラ
ス繊維不織布を敷設し、敷設したガラス繊維不織布上に
ダレ止め粉を混入した弾性型ＦＲＰ樹脂を塗布し、弾性
型ＦＲＰ樹脂を乾燥させた後、珪砂を混入した硬化型Ｆ
ＲＰを塗布して防音及び防水性をもたせるようにしたも
のである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明による施工に係る立体駐車場床板を
示す一部欠截斜視図、図２は図１のＡ−Ａ線における一
部拡大断面図である。図１及び図２に示すように、まず
鉄板製の床板１上に合成樹脂塗料２をほぼ均一に塗布し
下地層Ｂとする。これにより次に塗布するＦＲＰ樹脂を
確実に密着させることができる。次いで、合成樹脂塗料
２を乾燥させた後、合成樹脂塗料２上に弾性型ＦＲＰ樹
脂３を重ねて塗布する。弾性型ＦＲＰ樹脂３を塗布後、
速やかにガラス繊維不織布４を敷設する。敷設したガラ
ス繊維不織布４の上面をローラー等により押圧しながら
ガラス繊維不織布４上に再度弾性型ＦＲＰ樹脂３を塗布
する。これによりＦＲＰの中間層Ｍができあがる。そし
て、このＦＲＰの中間層Ｍが乾燥した後、珪砂６を混入
した硬化型ＦＲＰ５を塗布し上層Ｔとする。これにより
塗布面表面に凹凸ができタイヤのスリップを防止するこ
とができる。ところで、本発明の要旨は合成樹脂塗料２
の下地層Ｂの上に、弾性型ＦＲＰ樹脂３とガラス繊維不
織布４とをサンドイッチ構造にした防音及び防水層を設
ける工程からなることを特徴とする防音及び防水工法に
あり、上記実施例における上層Ｔを塗布する工程は、本
発明の耐久性及び防水性を更に向上することを図ったも
のであり、下地層Ｂと中間層Ｍとの組み合わせによる工
法を基本とすることは言うまでもない。尚、上記施工方
法で採用される合成樹脂塗料２の素材としてはエポキシ
系の合成樹脂塗料が好適であり、床板１に極めて強固に
密着する。また、弾性型ＦＲＰ樹脂３にダレ止め剤を混
入することにより上記の施工効果を、より一層確実なも
のにすることができる。
する。図１は本発明による施工に係る立体駐車場床板を
示す一部欠截斜視図、図２は図１のＡ−Ａ線における一
部拡大断面図である。図１及び図２に示すように、まず
鉄板製の床板１上に合成樹脂塗料２をほぼ均一に塗布し
下地層Ｂとする。これにより次に塗布するＦＲＰ樹脂を
確実に密着させることができる。次いで、合成樹脂塗料
２を乾燥させた後、合成樹脂塗料２上に弾性型ＦＲＰ樹
脂３を重ねて塗布する。弾性型ＦＲＰ樹脂３を塗布後、
速やかにガラス繊維不織布４を敷設する。敷設したガラ
ス繊維不織布４の上面をローラー等により押圧しながら
ガラス繊維不織布４上に再度弾性型ＦＲＰ樹脂３を塗布
する。これによりＦＲＰの中間層Ｍができあがる。そし
て、このＦＲＰの中間層Ｍが乾燥した後、珪砂６を混入
した硬化型ＦＲＰ５を塗布し上層Ｔとする。これにより
塗布面表面に凹凸ができタイヤのスリップを防止するこ
とができる。ところで、本発明の要旨は合成樹脂塗料２
の下地層Ｂの上に、弾性型ＦＲＰ樹脂３とガラス繊維不
織布４とをサンドイッチ構造にした防音及び防水層を設
ける工程からなることを特徴とする防音及び防水工法に
あり、上記実施例における上層Ｔを塗布する工程は、本
発明の耐久性及び防水性を更に向上することを図ったも
のであり、下地層Ｂと中間層Ｍとの組み合わせによる工
法を基本とすることは言うまでもない。尚、上記施工方
法で採用される合成樹脂塗料２の素材としてはエポキシ
系の合成樹脂塗料が好適であり、床板１に極めて強固に
密着する。また、弾性型ＦＲＰ樹脂３にダレ止め剤を混
入することにより上記の施工効果を、より一層確実なも
のにすることができる。
【０００６】以上のように構成した防水層は床板１との
高い密着性を得ることができ、漏水を確実に防ぐことが
できる。また、柔軟度のある弾性型ＦＲＰ樹脂３を使用
することにより、タイヤのスリップ音等の雑音を和らげ
るばかりでなく、ひび割れ等の破損の発生も低減するこ
とができる。
高い密着性を得ることができ、漏水を確実に防ぐことが
できる。また、柔軟度のある弾性型ＦＲＰ樹脂３を使用
することにより、タイヤのスリップ音等の雑音を和らげ
るばかりでなく、ひび割れ等の破損の発生も低減するこ
とができる。
【０００７】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したことによ
り、立体駐車場の上階床面に起こる雑音の発生及び漏水
の発生を防止することができるという優れた効果があ
る。
り、立体駐車場の上階床面に起こる雑音の発生及び漏水
の発生を防止することができるという優れた効果があ
る。
【０００８】
【図１】本発明による施工に係る立体駐車場床板を示す
一部欠截斜視図である。
一部欠截斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線における一部拡大断面図であ
る。
る。
１ 床板 ２ 合成樹脂塗料 ３ 弾性型ＦＲＰ樹脂 ４ ガラス繊維不織布 ５ 硬化型ＦＲＰ樹脂 ６ 珪砂 Ｂ 下地層 Ｍ 中間層 Ｔ 上層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｈ 6/08 7606−2Ｅ
Claims (4)
- 【請求項１】立体駐車場の床板上に合成樹脂を塗布し、
該合成樹脂を乾燥させた後、弾性型ＦＲＰ樹脂を塗布
し、該弾性型ＦＲＰ樹脂上にガラス繊維不織布を敷設
し、敷設したガラス繊維不織布上に弾性型ＦＲＰ樹脂を
塗布して防音及び防水性をもたせることを特徴とする立
体駐車場床板の防音及び防水工法。 - 【請求項２】弾性型ＦＲＰ樹脂を乾燥させた後、硬化型
ＦＲＰ樹脂を塗布することを特徴とする請求項１記載の
立体駐車場床板の防音及び防水工法。 - 【請求項３】弾性型ＦＲＰ樹脂にダレ止め剤を混入させ
たことを特徴とする請求項１記載の立体駐車場床板の防
音及び防水工法。 - 【請求項４】硬化型ＦＲＰ樹脂に珪砂を混入させたこと
を特徴とする請求項２記載の立体駐車場床板の防音及び
防水工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03626194A JP3453581B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 立体駐車場床板の防音及び防水工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03626194A JP3453581B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 立体駐車場床板の防音及び防水工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07207898A true JPH07207898A (ja) | 1995-08-08 |
| JP3453581B2 JP3453581B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=12464833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03626194A Expired - Fee Related JP3453581B2 (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 立体駐車場床板の防音及び防水工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3453581B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4698869B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2011-06-08 | Ｄｉｃ株式会社 | 複合構造体及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP03626194A patent/JP3453581B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4698869B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2011-06-08 | Ｄｉｃ株式会社 | 複合構造体及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3453581B2 (ja) | 2003-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |