JPH07205378A - デスクマットシート及びその製造方法 - Google Patents

デスクマットシート及びその製造方法

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JPH07205378A
JPH07205378A JP6002932A JP293294A JPH07205378A JP H07205378 A JPH07205378 A JP H07205378A JP 6002932 A JP6002932 A JP 6002932A JP 293294 A JP293294 A JP 293294A JP H07205378 A JPH07205378 A JP H07205378A
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JP
Japan
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plasticizer
sheet
curable resin
resin layer
desk mat
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JP6002932A
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Toru Hayashi
亨 林
Hisao Kadotani
久夫 門谷
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Bando Chemical Industries Ltd
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Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可塑剤を含んでなる軟質ポリ塩化ビニルシー
ト1の少くとも一方の表面に、紫外線硬化型樹脂層2が
設けられたデスクマットシートにおいて、上記紫外線硬
化型樹脂層2の非汚染性が低下するのを防止し、もっ
て、乾式複写物のトナーがデスクマットシートの接触面
に転写し難くなるようにする。 【構成】 PVCシート1と紫外線硬化型樹脂層2との
間に、PVCシート1中の可塑剤が紫外線硬化型層2に
移行するのを抑えるプライマー層3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軟質ポリ塩化ビニル
製のデスクマットシート及びその製造方法に関し、特に
乾式複写物上のトナーがデスクマットシートの表面処理
層に転写するのを防止する対策に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オフィス等のデスクに敷かれる
軟質ポリ塩化ビニル(以下、PVCと称す)製のデスク
マットシート上に、乾式複写した書類等をその複写面が
接する状態にして長時間に亘って放置しておくと、上記
複写面のトナーがデスクマットシートの接触面に転写し
易いということはよく知られている。
【0003】上記トナー転写に対する非汚染性を高める
対策として、従来では、 (1)紫外線硬化型樹脂層を、PVCシートの表面に設
ける、 (2)PVC中にビスアマイドを過剰に添加しておき、
このビスアマイドがシート表面から徐々にしみ出てくる
ようにする、 (3)PVCシートの表面を、2液型のポリウレタン樹
脂又はアクリル樹脂で処理する、 等のことが行われている。これらのうちでは、紫外線硬
化型樹脂層を設けるようにする(1)の対策がとりわけ
効果的であるとされているが、その理由は、紫外線硬化
型樹脂自体が、本来、優れた非汚染性を備えていること
にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記紫
外線硬化型樹脂層を設けた従来のものでも、トナーの転
写を十分に防止できるとはいい難い。すなわち、PVC
シート中の可塑剤が紫外線硬化型樹脂層に移行してその
非汚染性が低下するために、実際には、上記トナーの転
写がやはり発生するのである。
【0005】この発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、可塑剤を含んでなるPVCシート
の少くとも一方の表面に、紫外線硬化型樹脂層が設けら
れたデスクマットシートにおいて、所定の処理を施すこ
とにより、上記紫外線硬化型樹脂層の非汚染性が低下す
るのを防止し、もって、乾式複写物のトナーがデスクマ
ットシートの接触面に転写し難くなるようにすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明に係るデスクマットシートでは、P
VCシートと紫外線硬化型樹脂層との間に移行防止層を
設け、このことで、PVCシートの可塑剤が上記紫外線
硬化型樹脂層に移行するのを防止し、紫外線硬化型樹脂
層の非汚染性が低下しないようにした。
【0007】具体的には、この発明では、可塑剤を含ん
でなるPVCシートの少くとも一方の表面に、紫外線硬
化型樹脂層が設けられているデスクマットシートが前提
である。
【0008】そして、上記PVCシートと紫外線硬化型
樹脂層との間に、PVCシート中の可塑剤が紫外線硬化
型樹脂層に移行するのを抑える移行防止層を設けるよう
にする。
【0009】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、移行防止層を、アクリル変性樹脂からなるも
ので構成する。
【0010】請求項3の発明では、上記請求項1の発明
において、移行防止層を、ポリカーボネート系ウレタン
樹脂からなるもので構成する。
【0011】請求項4の発明では、上記請求項1の発明
において、PVCシートは、35〜70phrの可塑剤
を含有しているものとする。
【0012】請求項5の発明では、上記請求項1の発明
において、可塑剤を、ジオクチルフタレートとする。
【0013】請求項6の発明では、上記請求項1の発明
において、可塑剤を、ポリエステル系可塑剤とする。
【0014】請求項7の発明では、上記請求項1の発明
において、紫外線硬化型樹脂層を、アクリル・ウレタン
系樹脂からなるもので構成する。
【0015】請求項8の発明に係るデスクマットシート
の製造方法では、上記請求項1〜7のデスクマットシー
トを製造する場合に、可塑剤を含んでなる軟質ポリ塩化
ビニルシートの少くとも一方の表面に紫外線硬化型樹脂
層を設ける際、上記軟質ポリ塩化ビニルシートの表面
に、軟質ポリ塩化ビニルシート中の可塑剤が紫外線硬化
型樹脂層に移行するのを抑える移行防止層を設けた後、
上記移行防止層の上に紫外線硬化型樹脂層を設けるよう
にする。
【0016】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、PV
Cシート中の可塑剤が紫外線硬化型樹脂層に移行しよう
とする際、上記PVCシートと紫外線硬化型樹脂層との
間に設けられている移行防止層により、上記可塑剤は紫
外線硬化型樹脂層への移行が抑えられる。よって、上記
紫外線硬化型樹脂層における非汚染性の低下が防止され
るので、その非汚染性により、乾式複写物のトナーはデ
スクマットシートに転写し難くなる。
【0017】請求項2の発明では、上記移行防止層がア
クリル変性樹脂からなるもので構成されていることによ
り、上記請求項1の発明において、可塑剤の移行が効果
的に抑えられる。
【0018】請求項3の発明では、上記移行防止層がポ
リカーボネート系ウレタン樹脂からなるもので構成され
ていることで、上記請求項1の発明において、可塑剤の
移行が効果的に抑えられる。
【0019】請求項4の発明では、上記請求項1の発明
において、PVCシートが35〜70phrの可塑剤を
含有している場合に、その可塑剤の移行が効果的に抑え
られる。すなわち、35phr未満の場合には、移行防
止層が設けられていない従来のものと比べて非汚染性に
大きな差異は認められない。一方、70phrを越える
場合には、可塑剤の移行を十分に防止することが難しく
なって非汚染性が低下するようになる。
【0020】請求項5の発明では、上記請求項1の発明
において、PVCシートの含んでいる可塑剤がジオクチ
ルフタレートである場合に、その可塑剤の移行が効果的
に抑えられる。
【0021】請求項6の発明では、上記請求項1の発明
において、PVCシートの含んでいる可塑剤がポリエス
テル系可塑剤である場合に、その可塑剤の移行が効果的
に抑えられる。
【0022】請求項7の発明では、上記請求項1の発明
において、紫外線硬化型樹脂層がアクリル・ウレタン系
樹脂からなるものである場合に、可塑剤の移行が効果的
に抑えられる。
【0023】請求項8の発明では、上記請求項1〜7の
デスクマットシートを製造する場合に、可塑剤を含んで
なるPVCシートの少くとも一方の表面に紫外線硬化型
樹脂層を設ける際、上記PVCシートの表面に、先ず、
移行防止層が設けられ、その後、この移行防止層の上に
紫外線硬化型樹脂層が設けられることにより、PVCシ
ートと紫外線硬化型樹脂層との間に移行防止層を介在さ
せることができるので、この移行防止層により、PVC
シート中の可塑剤の紫外線硬化型樹脂層への移行が抑え
られるようになる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は実施例に係るデスクマットシートの断面
構成を模式的に示し、このデスクマットシートは、可塑
剤を含んでなるPVCシート1と、このPVCシート1
の上面に設けられた紫外線硬化型樹脂層2とを備えてい
る。
【0025】そして、この発明の特徴として、上記デス
クマットシートでのPVCシート1と紫外線硬化型樹脂
層2との間には、PVCシート1中の可塑剤が紫外線硬
化型樹脂層2に移行するのを抑える移行防止層としての
プライマー層3が設けられている。
【0026】具体的には、上記PVCシート1は、例え
ばジオクチルフタレート(DOP)やポリエステル系可
塑剤等の可塑剤を含有するものであり、その含有率は3
5〜70phrである。また、上記紫外線硬化型樹脂層
2は、例えばアクリル・ウレタン系樹脂からなるもので
ある。そして、上記プライマー層3は、例えばアクリル
変性樹脂やポリカーボネート系ウレタン樹脂等からなる
ものである。
【0027】次に、上記デスクマットシートの製造方法
について説明する。先ず、PVCシート1の表面にプラ
イマーを塗布してプライマー層3を設ける。その塗布量
は乾燥状態で層厚が約1μmとなるようにする。次い
で、紫外線硬化型樹脂材料を塗布し、これに紫外線を照
射して硬化させることで紫外線硬化型樹脂層2を設け
る。
【0028】したがって、この実施例では、PVCシー
ト1中の可塑剤が紫外線硬化型樹脂層2に移行しようと
する際に、プライマー層3により、その移行を抑えるこ
とができ、紫外線硬化型樹脂層2が本来的に有する優れ
た非汚染性の低下を防止することができるようになるの
で、その非汚染性により、乾式複写物のトナーの転写を
防止することができる。
【0029】また、上記デスクマットシートを製造する
場合に、上記PVCシート1の表面に、先ず、プライマ
ー層3が設けられ、その後、このプライマー層3の上に
紫外線硬化型樹脂層2が設けられることにより、PVC
シート1と紫外線硬化型樹脂層2との間にプライマー層
3を介在させることができる。よって、上記デスクマッ
トシートを具体的に得ることができるようになる。
【0030】ここで、上記PVCシート1の含有する可
塑剤及びプライマー層3の各々を幾つかの材料により具
体的に構成したデスクマットシートにおける非汚染性の
実験結果について述べることにする。
【0031】先ず、上記PVCシート1については、
(1)45phrのDOPを可塑剤として含有するも
の、(2)60phrのポリエステル系可塑剤を含有す
るもの、(3)PVC−PU無可塑軟質シート、をそれ
ぞれ用いた。
【0032】一方、上記プライマー層3に用いた材料と
しては、(A)本発明例としてのアクリル変性樹脂であ
るアミノアルキルメタクリレート(「商品名:XTA−
202」武田薬品社製)、(B)本発明例としてのポリ
カーボネート系ウレタン樹脂(「商品名:ラックスキン
U−440」武田薬品社製)、(C)比較例としてのア
クリル系樹脂、をそれぞれ用いた。尚、もう1つの比較
例としてプライマー層3が設けられていないもの、つま
り、PVCシート1の表面に直接に紫外線硬化型樹脂層
2が設けられているもの(D)も用意した。そして、
(1)〜(3)の各々と(A)〜(D)の各々とをそれ
ぞれ組み合わせ、合計で12種類のデスクマットシート
を作製するようにした。また、上記紫外線硬化型樹脂層
2を構成する紫外線硬化型樹脂としては、アクリル・ウ
レタン系樹脂(「商品名:セイカビーム4633」大日
精化工業社製)を各デスクマットシートに共通に用い
た。
【0033】上記各デスクマットシートについて、乾式
複写した複写紙を各デスクマットシートの紫外線硬化型
樹脂層2に複写面のトナーが接触するように重ね合わ
せ、さらに、100g/cm2 の荷重を上から加えた状
態で50℃の雰囲気温度中に5日間に亘って放置した
後、各々のトナーの転写性を調べた。その結果を次表1
に示す。尚、表中で、「○」はトナーが殆ど転写してい
ない状態、「△」はトナーが若干転写している状態、
「×」はトナーが転写している状態をそれぞれ示してい
る。
【0034】
【表1】
【0035】上記の表1から判るように、プライマー層
3として、(A)のアクリル変性樹脂を用いたものと、
(B)のポリカーボネート系ウレタン樹脂を用いたもの
(これら2つは何れも本発明例のものである)とでは、
(1)〜(3)の何れのPVCシート1の場合において
も高い非汚染性を示している。これに対し、プライマー
層3に、(C)のアクリル系樹脂を用いた比較例のもの
では、(D)のプライマー層3のない比較例のものと比
べて非汚染性は改善されてはいるものの、やはり、上記
本発明例のものと比べて非汚染性が十分であるとはいい
難い。尚、(3)のPVC−PU無可塑軟質シートにお
いては、(A)〜(D)の何れの場合においても高い非
汚染性を示しているが、その原因は、プライマー層3に
あるのではなく、PVC−PU無可塑軟質シートの無可
塑性にあるものと考えられる。
【0036】さらに、上記(1)及び(2)の各PVC
シート1における可塑剤の含有率をそれぞれ変化させ
て、上記(A)及び(B)のプライマー層3による効果
を調べたところ、含有率が35〜70phrの範囲にお
いて、上記プライマー層3による効果が認められた。す
なわち、70phrまでの範囲では、顕著な非汚染性が
認められた。一方、含有率が35phr未満の範囲で
は、例えば上記(C)のものと大きな差異はなかった。
したがって、可塑剤がDOP又はポリエステル系可塑剤
である場合に、その含有率が35〜70phrの範囲に
おいて有効であることが判った。また、その場合の紫外
線硬化型樹脂層2としては、上記実験に用いたアクリル
・ウレタン系樹脂で構成するのが好適であることも判っ
た。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るデスクマットシートによれば、可塑剤を含んでなる
軟質ポリ塩化ビニルシートの少くとも一方の表面に、紫
外線硬化型樹脂層が設けられたデスクマットシートにお
いて、上記軟質ポリ塩化ビニルシートと紫外線硬化型樹
脂層との間に、軟質ポリ塩化ビニルシート中の可塑剤が
紫外線硬化型層に移行するのを抑える移行防止層を設け
たことにより、上記可塑剤が紫外線硬化型樹脂層に移行
するのを抑えることができるので、上記可塑剤の移行に
起因する紫外線硬化型樹脂層の非汚染性の低下を防止し
てその非汚染性を十分に維持できるようになり、このこ
とで、乾式複写物のトナーが転写するのを十分に防止す
ることができる。
【0038】請求項2の発明によれば、上記移行防止層
をアクリル変性樹脂からなるもので構成したことによ
り、上記請求項1の発明において、可塑剤の移行を効果
的に抑えることができる。
【0039】請求項3の発明によれば、上記移行防止層
をポリカーボネート系ウレタン樹脂からなるもので構成
したことにより、上記請求項1の発明において、可塑剤
の移行を効果的に抑えることができる。
【0040】請求項4の発明によれば、上記可塑剤の含
有率を35〜70phrとしたことにより、上記請求項
1の発明において、その可塑剤の移行を効果的に抑える
ことができる。
【0041】請求項5の発明によれば、上記可塑剤をジ
オクチルフタレートとしたことにより、上記請求項1の
発明において、その可塑剤の移行を効果的に抑えること
ができる。
【0042】請求項6の発明によれば、上記可塑剤をポ
リエステル系可塑剤としたことにより、上記請求項1の
発明において、その可塑剤の移行を効果的に抑えること
ができる。
【0043】請求項7の発明によれば、上記紫外線硬化
型樹脂層をアクリル・ウレタン系樹脂からなるもので構
成したことにより、上記請求項1の発明において、可塑
剤の移行を効果的に抑えることができる。
【0044】請求項8の発明に係るデスクマットシート
の製造方法によれば、軟質ポリ塩化ビニルシートの表面
に紫外線硬化型樹脂層を設ける際に、先ず、上記軟質ポ
リ塩化ビニルシートの表面に移行防止層を設け、その
後、この移行防止層の上に紫外線硬化型樹脂層を設ける
ようにしたので、PVCシートと紫外線硬化型樹脂層と
の間に、PVCシート中の可塑剤の紫外線硬化型樹脂層
への移行を抑えるための移行防止層を介在させることが
でき、よって、上記請求項1〜7の発明に係るデスクマ
ットシートを具体的に得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るデスクマットシートの
構成を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 PVCシート(軟質ポリ塩化ビニルシート) 2 紫外線硬化型樹脂層 3 プライマー層(移行防止層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 31/28 7148−4F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可塑剤を含んでなる軟質ポリ塩化ビニル
    シートの少くとも一方の表面に、紫外線硬化型樹脂層が
    設けられたデスクマットシートにおいて、 上記軟質ポリ塩化ビニルシートと紫外線硬化型樹脂層と
    の間に、軟質ポリ塩化ビニルシート中の可塑剤が紫外線
    硬化型樹脂層に移行するのを抑える移行防止層が設けら
    れていることを特徴とするデスクマットシート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデスクマットシートにお
    いて、 移行防止層は、アクリル変性樹脂からなるものであるこ
    とを特徴とするデスクマットシート。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデスクマットシートにお
    いて、 移行防止層は、ポリカーボネート系ウレタン樹脂からな
    るものであることを特徴とするデスクマットシート。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデスクマットシートにお
    いて、 軟質ポリ塩化ビニルシートは、35〜70phrの可塑
    剤を含有していることを特徴とするデスクマットシー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデスクマットシートにお
    いて、 可塑剤は、ジオクチルフタレートであることを特徴とす
    るデスクマットシート。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデスクマットシートにお
    いて、 可塑剤は、ポリエステル系可塑剤であることを特徴とす
    るデスクマットシート。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のデスクマットシートにお
    いて、 紫外線硬化型樹脂層は、アクリル・ウレタン系樹脂から
    なるものであることを特徴とするデスクマットシート。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6又は7記
    載のデスクマットシートを製造する方法であって、 可塑剤を含んでなる軟質ポリ塩化ビニルシートの少くと
    も一方の表面に紫外線硬化型樹脂層を設ける際に、 上記軟質ポリ塩化ビニルシートの表面に、軟質ポリ塩化
    ビニルシート中の可塑剤が紫外線硬化型樹脂層に移行す
    るのを抑える移行防止層を設けた後、 上記移行防止層の上に紫外線硬化型樹脂層を設けること
    を特徴とするデスクマットシートの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4627851B2 (ja) * 2000-09-08 2011-02-09 オカモト株式会社 デスクマット
JP4733853B2 (ja) * 2001-04-23 2011-07-27 オカモト株式会社 アクリル系軟質樹脂製デスクマット
JP2013502331A (ja) * 2009-08-20 2013-01-24 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア ポリ電解質錯体を、可塑剤遮蔽体として用いる使用

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Effective date: 20030603