JPH0731344U - 間仕切り用軟質シート - Google Patents

間仕切り用軟質シート

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Publication number
JPH0731344U
JPH0731344U JP6329293U JP6329293U JPH0731344U JP H0731344 U JPH0731344 U JP H0731344U JP 6329293 U JP6329293 U JP 6329293U JP 6329293 U JP6329293 U JP 6329293U JP H0731344 U JPH0731344 U JP H0731344U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
soft
weight
partition
vinyl chloride
Prior art date
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Pending
Application number
JP6329293U
Other languages
English (en)
Inventor
正雄 佐々木
秀暢 赤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】屈曲性を維持しつつも傷付き性を改良した間仕
切り用軟質シートを提供することである。 【構成】塩化ビニル樹脂(PVC)100重量部,DO
P55重量部,エポキシ化大豆油5重量部,Ba−Zn
系安定剤1重量部にて中間シート1を形成し、該シート
1の内外両面1a,1bに、伸び率が50%以上で鉛筆
硬度をHに調整されたUV硬化型アクリル塗料を夫々2
0〜60μ厚でコートして形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、間仕切りあるいは間仕切りドア用等として利用される間仕切り用軟 質シートの改良に関する。尚、本明細書で鉛筆硬度とは、鉛筆の芯で引っ掻いた 時(筆厚)に傷つけた鉛筆の硬さをいう。
【0002】
【従来の技術】
間仕切り用軟質シートは、塩化ビニル樹脂にて細幅状あるいは幅広状に形成さ れた軟質塩化ビニルシートを、例えば工場,倉庫等の出り入口上縁の取付け縁か ら床面に向けて吊設して出入り用の間仕切りドアあるいは中扉としたり、または 所望骨材間に貼設して所望なブースを形成する間仕切りとして多数利用されてお り、作業者やフォークリフト等の車両が捲り上げて通行するため充分な屈曲性が 必要とされていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の間仕切り用軟質シートは塩化ビニルシート単体からなり充分な 屈曲性は備えていたものの、そのシート表面堅さが鉛筆硬度B程度であったため 表面傷付きやすく、特にフォークリフト等の車両が捲り上げて通行する度に表面 に傷がつき損傷度合いが激しいものであった。
【0004】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、屈曲性を維持しつつも傷付き性を改良した間仕切り用軟 質シートを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段は、塩化ビニル樹脂を主 原料として構成されている軟質中間シートの内外面のいずれか一面あるいは両面 に、伸び率が50%以上で鉛筆硬度をH以下(より硬く)に調整されたUV硬化 型アクリル塗料層を設けて構成されていることである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案間仕切り用軟質シートの一実施例を説明すると、図中aは本考案 間仕切り用軟質シートで、塩化ビニル樹脂を主原料として形成された軟質中間シ ート1の内外両面1a,1bに、UV硬化型アクリル塗料層2,2を設けて三層 状に形成されている。
【0007】 尚、図面では細幅短冊状に形成した間仕切り用軟質シートa…で間仕切りドア Aを構成しているが、本考案間仕切り用軟質シートaは何等これに限定されるも のではなく、例えば幅広状に形成した一枚もので間仕切りドアAを構成してもよ く、さらには骨材間に貼設して所望なブースを形成する間仕切りとして使用され るものであってもよくその使用方法は任意である。
【0008】 軟質中間シート1は、塩化ビニル樹脂に可塑剤(DOP等),安定剤(Ba− Zn系等)などの通常用いられる添加剤を必要に応じ所望量添加してなるこの種 のシートにおいて周知の構成であり、これを通常手段で混練し、そして通常の手 段で所定厚、所望幅および長さの軟質シート状に形成される。
【0009】 UV硬化型アクリル塗料層2は、伸び率が50%以上で鉛筆硬度をH以下に調 整されたUV硬化型アクリル塗料を、上記軟質中間シート1の内外両面1a,1 bに夫々所望厚、例えば10〜30μでコートしてなり、伸び率が50%未満で は屈曲時に処理面がひび割れてしまい、鉛筆硬度をHよりも軟らかくする(H以 上)と、傷付き性がPVCシート単体のものと変わらない。 尚、硬さ調整としては、限定はされないが、例えばポリエステルアクリレート を構成する多価アルコールと2塩基酸の骨格構造により調整する。
【0010】 また、本実施例ではUV硬化型アクリル塗料層2を軟質中間シート1の内外両 面1a,1bに設けているが、内外両面1a,1bのいずれか一面であってもよ く任意である。
【0011】 以下、具体的実施の一例について示す。 (軟質中間シート1配合) 塩化ビニル樹脂(重合度1300) 100重量部 DOP 55 〃 エポキシ化大豆油 5 〃 Ba−Zn系安定剤 1 〃
【0012】 上記配合からなり、T−ダイにて厚さ2.0mmの軟質中間シート1を形成し 、そして該シート1の内外両面1a,1bに下記表1記載のUV硬化型アクリル 塗料を夫々20〜60μ(UV硬化後)でコートして間仕切り用軟質シートa… を形成し、そして夫々の屈曲性,傷付き性を評価した(表1参照)。
【0013】 (屈曲性) 上記構成のシートaを折り曲げて、その折り曲げ箇所に生じる皺の発生状況で 屈曲性を評価した。表中、×は皺が多い、○は皺が見られないことを示す。
【0014】 (傷付き性) Hの鉛筆で強い筆圧で引っ掻いた時の表面傷付き性を評価した。表中、○は傷 付かない、×は跡が付いたことを示す。
【0015】
【表1】
【0016】
【考案の効果】
本考案は、塩化ビニル樹脂を主原料として構成されている軟質中間シートの内 外面のいずれか一面あるいは両面に、伸び率が50%以上で鉛筆硬度をHに調整 されたUV硬化型アクリル塗料層を設けて構成したため、捲り上げて通行するに 充分な屈曲性を維持しつつも表面傷付き性を改良し、頻繁な引っ掻き,引っ掻け 作用等が掛かったとしても表面損傷の少ない間仕切り用シートが提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案間仕切り用軟質シートの一使用例を示
す。
【符号の説明】
A:間仕切りドア a:間仕切り用軟質シート 1:軟質中間シート 2:UV硬化型アクリル塗料層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル樹脂を主原料として構成されて
    いる軟質中間シートの内外面のいずれか一面あるいは両
    面に、伸び率が50%以上で鉛筆硬度をH以下(より硬
    く)に調整されたUV硬化型アクリル塗料層を設けて構
    成されていることを特徴とする間仕切り用軟質シート。
JP6329293U 1993-11-25 1993-11-25 間仕切り用軟質シート Pending JPH0731344U (ja)

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