JPH07205274A - 管状フィルムの製造方法 - Google Patents

管状フィルムの製造方法

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JPH07205274A
JPH07205274A JP576194A JP576194A JPH07205274A JP H07205274 A JPH07205274 A JP H07205274A JP 576194 A JP576194 A JP 576194A JP 576194 A JP576194 A JP 576194A JP H07205274 A JPH07205274 A JP H07205274A
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film
tubular
welding
thickness
sheet
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Kazutaka Takeuchi
一貴 竹内
Shoichi Shimura
正一 志村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周方向に厚みが均一な管状フィルムを、シー
ト状フィルムの溶着により生産性よく製造する。 【構成】 所望の厚さにシート状フィルムを巻いて、巻
き始めと巻き終りのフィルム端部を周方向に対する位置
で同位置になるように配置し、この部分を熱で溶着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般の搬送ベルトにはも
ちろん、画像形成装置の搬送フィルムや転写フィルム、
定着フィルムにも適用できる、円周方向に全体的に厚み
ムラの無い管状フィルムを製造する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、管状フィルムの製造方法として
は、 インフレーション法に代表されるような押出熱溶融成
形、 樹脂もしくはその前駆体を溶液状態としておき、それ
を管状の型の内周面あるいは外周面上に所定量塗布し、
脱溶媒処理(乾燥処理、必要に応じては更に熱処理)し
た後、管状の型より剥離して管状フィルムを得るいわゆ
るキャスト方法、また、第16図に示すようにシート
状フィルムを管状に巻き、重なり合った部分を熱溶着等
の手法により接合し、管状フィルムを得る方法等が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】上記従来の熱溶
融成形方法では、周方向に対しての厚みムラは最小限に
抑えられるが、インフレーション法により製造した管状
フィルムを、例えば出願人が先に提案した特開昭63−
313182号公報でエンドレスベルト状の薄膜フィル
ムを用い、ウォームアップ時間を大幅に減縮もしくは無
くした定着装置である第19図に示すような画像形成装
置の定着フィルム10としての用途に供した場合、通常
フィルムの巻き取り時に管状フィルムが潰され、その際
にできる折り目が正常な画像形成に対し不都合を生じる
場合がある。なお、この対策として管状のまま押し出
し、潰すことなく冷却固化し、折り目をつけずに製造す
る方法が考えられるが、この方法では量産性に乏しく、
得られた管状フィルムのコストが高くなってしまうとい
う欠点があった。
【0004】また、キャスト法に関しては、周方向に
均一な厚みの管状フィルムは製造できるが、均一の厚み
のフィルムを得るためには、溶液の微妙な濃度管理が必
要であったり、乾燥雰囲気の調整、また乾燥工程で発生
する溶媒の処理等に費用を要す等大きな問題が多々あ
り、量産に適した方法とは言い難い。
【0005】シート状フィルムを第17図に断面で示
すように管状に巻き、重なり合った部分の上下を熱溶着
等の手法で接合する方法では、第18図D部に示すよう
に、得られた管状フィルムの一部で重なりにより他の部
分より厚い部分ができ、前記のインフレーション法によ
り得られた管状フィルムの折り目と同様に、例えば第1
9図に示すような画像形成装置の定着フィルム10とし
て使用した場合、ヒーター13より管状フィルムの内側
から供給した熱が外周表面に伝達するまでの時間がフィ
ルムの厚さにより異なるので、良好な定着特性が得られ
ない等の問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、所望の厚みの管状フィルムを得るために、1/n
(nは1以上の整数)の厚みのシート状フィルムを管状
にn周巻き、かつ巻き始め及び巻き終りのフィルム端部
の周方向に対する位置を同位置となるように配置し、こ
の部分を熱溶着により接合することで、また更に、全周
の重なり部を後加熱により熱融着させることにより非常
に簡単にまた、安価に全体的に厚みムラ等の無い管状フ
ィルムを製造することが可能となった。また本発明によ
れば、フィルムの端部の周方向に対する位置を同位置と
するために、フィルムの巻き始め及び巻き終りを重ね合
わせ、重ね合っている部分でシート状フィルムの切り口
が任意の角度となるような面で切断し、切断部分をつき
合わせるから巻数が多い(nが大きい)場合でも均一な
厚みのフィルムが容易に得られる。この場合も、nが2
以上のとき、全周の重なり部を後加熱により熱融着する
ことにより、非常に簡単にまた、安価に全体的に厚みム
ラの無い管状フィルムを製造することが可能である。
【0007】ここで言う同位置とは、フィルムの巻き円
(円筒)の軸心方向について同じ位置を意味する。な
お、本発明で言うフィルムの材質は後に詳しく記すよう
に各種の合成樹脂であるから当然に塑性があり若干の伸
縮は不可避であり、同位置の同一も当然に本発明の実施
を妨げない範囲での誤差の範囲を含むものである。
【0008】
【実施例】
〔実施例1〕第1図、第2図、第3図は本発明の第一の
実施例を表す図であり、1は管状に巻かれたフィルムを
示す。ここで、フィルムの材質としてはポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリメチルペンテン−1、ポリスチレ
ン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリサルフォン、
ポリアリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、
ポリエーテルサルフォン,熱可塑性ポリイミド、ポリエ
ーテルエーテルケトン、サーモトロピック液晶ポリマ
ー、ポリベンズイミダゾール等の熱可塑性樹脂もしくは
縮合型ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸が使用し
得る。なお、例えば画像形成装置の定着フィルムのよう
に耐熱性を要する用途の場合には、当然その用途に見合
った性質のフィルム材質を選択する必要があることは言
うまでもない。
【0009】また、2は前記フィルム1を熱溶着する際
のフィルム保持用治具であり、例えば、円筒形であり、
3は熱溶着ヘッド4における加重を均一に前記フィルム
1の溶着部Aに与えるために用いられるシリコーンゴム
等の耐熱弾性体を示す。
【0010】以下本実施例を更に具体的に説明する。
【0011】50μm厚みの管状フィルムを得るため
に、第1図において、フィルム1をフィルム保持用治具
21に2周巻き、溶着部Aの拡大図である第2図5に示
す如くフィルム1の巻き始め1a及びフィルム1の巻き
終り1bは周方向に対し同一位置となるように配置し
た。
【0012】さらに、第2図5に溶着ヘッド4(第2図
には不図示)をあて溶着を施した後の状態を第3図に示
す。第3図5’が第2図5の溶着後の状態を示してい
る。
【0013】なお、フィルムとして厚み25μmのポリ
エーテルエーテルケトンを使用し、溶着温度370℃、
溶着時の荷重を5Kg/cm2 、溶着時間30秒で溶着
を行った。更に、円柱状ポリテトラフルオロエチレン治
具の外周に溶着が完了したフィルム1を固定し、後加熱
を350℃で15分間行ったところ、全周にわたり融着
が起こり、しかも全体にわたり厚みが50μmの管状ポ
リエーテルエーテルケトンフィルムが得られた。
【0014】ここで、フィルム材質としてポリエーテル
エーテルケトン以外の熱可塑性樹脂を用いた場合も溶
着、後加熱の条件を適宜設定することで同様の結果が得
られている。
【0015】更に、この管状ポリエーテルエーテルケト
ンを第19図に示す画像形成装置の定着フィルム10と
して使用したところ、画像抜けのない良好な定着特性が
得られた。ここで、画像形成装置の定着フィルムとして
使用するために管状ポリエーテルエーテルケトンの外周
面にスプレー法等によりフッ素樹脂のコートを施した場
合にはトナーの管状ポリエーテルエーテルケトンフィル
ムへのオフセットが防止され更に良好な定着特性が得ら
れた。
【0016】〔実施例2〕また、本発明の他の実施例を
更に具体的に説明する。
【0017】ある厚みの管状フィルムを得るため第4図
において、同じ厚みのシート状フィルム1をフィルム保
持用治具2に1周巻き、かつ巻き始め及び巻き終りが重
ね合うように配置し、溶着する部分Aの拡大図である第
5図の5の部分のシート状フィルムの切り口(巻き始め
側のフィルム切断面1a及び巻き終り側のフィルム切断
面1b)が、角度7(約45°)になるような面6で切
断する。
【0018】切断後、余分な部分8と9(巻き始めから
1aまでと巻き終りから1bまでの間)を除去した後、
1aと1bをつき合わせる。
【0019】更に第5図の5の部分に溶着ヘッド4を当
て(第5図には不図示)、溶着を施した状態を第6図に
示す。第6図5’が、第5図5の溶着後の状態を示して
いる。
【0020】なお、フィルムとして厚み50μmのポリ
エーテルエーテルケトンを使用し、溶着温度370℃、
溶着時の荷重を5Kg/cm2 、溶着時間30秒で溶着
を行ったところ、全体にわたり厚みが50μmで厚みム
ラの無い管状ポリエーテルエーテルケトンフィルムが得
られた。
【0021】ここで、フィルムの材質としてポリエーテ
ルエーテルケトン以外の熱可塑性樹脂を用いた場合も、
溶着の条件を適宜設定することで同様の結果が得られて
いる。
【0022】また、この管状のポリエーテルエーテルケ
トンを第19図に示す画像形成装置の定着フィルム10
として使用したところ、画像抜けの無い良好な定着特性
が得られた。
【0023】ここでも、画像形成装置の定着フィルムと
して使用するために管状ポリエーテルエーテルケトンの
外周面にスプレー法等によりフッ素樹脂のコートを施し
た場合には、トナーの管状ポリエーテルエーテルケトン
へのオフセットが防止され、さらに良好な定着特性が得
られた。
【0024】〔実施例3〕本発明の他の実施を第7図、
第8図、第9図により更に示す。
【0025】なお、第7図、第8図、第9図において前
記の実施例2の説明と同様に同一の部材については同一
の番号を付してある。
【0026】ある厚みの管状フィルムを得るため第7図
において、目的の厚みのシート状フィルム1をフィルム
保持用治具2に1周巻き、溶着部Bの拡大図である第8
図の5で示すようにフィルムの切り口(1a及び1b)
が直角になるような面6で切断する。
【0027】更に、余分な部分(8と9)を除去し、1
aと1bをつき当てた後、第8図の5の部分に溶着ヘッ
ド4(第8図には不図示)を当て、溶着を施した状態を
第9図に示す。第9図5’が第8図5の溶着後の状態を
示している。
【0028】なお、フィルムとして厚み50μmのポリ
エーテルエーテルケトンを使用し、フィルム保持用治具
2に1周巻き、溶着温度370℃、溶着時の荷重を5k
g/cm2 、溶着時間30秒で溶着を行ったところ、全
体にわたり厚み50μmの厚みムラの無い管状のポリエ
ーテルエーテルケトンが得られた。また。この管状のポ
リエーテルエーテルケトンを第19図に示す画像形成装
置の定着フィルム10として使用したところ画像抜けの
無い良好な定着特性が得られた。
【0029】〔実施例4〕更に本発明の他の実施例を第
10図、第11図、第12図を用いて説明する。
【0030】なお、第10図、第11図、第12図にお
いて実施例1の説明と同様に同一の部材については同一
の番号を付してある。
【0031】60μm厚の管状フィルムを得るため第1
0図において、20μmの厚みのシート状フィルム1を
フィルム保持用治具2に3周巻き、溶着部Cの拡大図で
ある第11図の5で囲った部分に示す面6で切断する
(フィルムの切断面は1a,1b,1c,1d,1
a’,1b’,1c’,1d’)。
【0032】更に余分な部分(1a’と1d)を除去
し、切断面を各々をつき当て、第11図の5の部分に溶
着ヘッド4(第11図には不図示)を当て、溶着を施し
た状態を第12図に示す。第12図5’が、第11図5
の溶着後の状態を示している。
【0033】なお、フィルムとして厚み20μmのポリ
エーテルエーテルケトンを使用し、フィルム保持用治具
2に3周巻き、溶着温度370℃、溶着時の荷重を5K
g/cm2 、溶着時間30秒で溶着を行った後、円柱型
ポリテトラフルオロエチレン治具に固定し、アニールを
350℃、15分間行ったところ、全周にわたり融着が
起こり、また全体にわたり厚みが60μmの管状のポリ
エーテルエーテルケトンが得られた。
【0034】また、この管状のポリエーテルエーテルケ
トンを第19図に示す画像形成装置の定着フィルム10
として使用したところ、画像抜けの無い良好な定着特性
が得られた。
【0035】このように、目的のフィルム厚みがその1
/nの厚みのシート状フィルムを使用することにより任
意に作製することが可能となった。
【0036】〔実施例5〕第13図、第14図、第15
図で更に異なる本発明の実施例を説明する。
【0037】なお、第13図、第14図、第15図にお
いても第一の実施例の説明と同様に同一の部材について
は同一の番号を付してある。
【0038】最終的に90μm厚みの管状フィルムを得
るために第13図に示すようにフィルム1をフィルム保
持用治具2に3周巻き、溶着部Bの拡大図である第14
図5に示すごとくフィルム1の巻き始め1a及び巻き終
り1bが周方向に対して同一の位置となるように配置し
た。更に、第14図の5の部分に溶着ヘッド4(第14
図には不図示)を当て、溶着を施した後の状態を第15
図に示す。
【0039】第15図5’が第14図5の溶着後の状態
を示している。
【0040】なお、フィルムとして厚み30μmのポリ
エーテルエーテルケトンを使用し、溶着温度370℃、
溶着時の荷重を5Kg/cm2 、溶着時間30秒で溶着
を行った後、円柱状ポリテトラフルオロエチレン治具の
外周の固定し、後加熱を350℃で15分間行ったとこ
ろ、全周にわたり厚みが90μmの管状のポリエーテル
エーテルケトンフィルムが得られた。次に、この管状ポ
リエーテルエーテルケトンフィルムを第19図に示す画
像形成装置の定着フィルム10として使用したところ、
画像抜けの無い良好な定着特性が得られた。
【0041】次に、第16図、第17図、第18図によ
り比較例を示す。50μmの管状フィルムを得るため
に、第16図及び第17図のごとく50μm厚みのポリ
エーテルエーテルケトンフィルム端部が重なり合うよう
に保持用治具2に1周巻き、溶着温度370℃、溶着時
の荷重を5Kg/cm2 、溶着時間を30秒で溶着を行
った。
【0042】得られた管状ポリエーテルエーテルケトン
フィルムの厚みを測定したところ、非溶着部は50μm
であったが溶着部(第18図D部)の厚みは95〜10
0μmとなった。更に、この管状ポリエーテルエーテル
ケトンフィルムを第19図に示す画像形成装置の定着フ
ィルム10として使用したところ溶着部(第18図D
部)の部分で定着した箇所が定着不良となり満足な定着
特性は得られなかった。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、所望の厚みの管状
フィルムを得るために、本発明では1/n(nは1以上
の整数)の厚みのシート状フィルムを管状にn周巻き、
かつ巻き始め及び巻き終りのフィルム端部の周方向に対
する位置が同位置となるように配置し、この部分を熱溶
着により接合することで、更にn=2以上のとき全周の
重なり部を後加熱により熱融着することで安価にかつ厚
みムラ等の無い管状フィルムを製造することが可能とな
った。
【0044】また本発明では、フィルム端部の周方向に
対する位置を同位置とするために、フィルムの巻き始め
及び巻き終りを重ね合わせ、重ね合っている部分でシー
ト状フィルムの切り口が任意の角度になるような面で切
断し、切断部分をつき合わせたから巻数が多い(nが大
きい)場合でも均一な厚さのフィルムが容易に得られ
る。この場合もnが2以上のとき全周の重なり部を後加
熱により熱融着させることにより、非常に簡単にまた、
安価に全体的に厚みムラの無い管状フィルムを製造する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を表す図である。
【図2】第1図A部の拡大図である。
【図3】第1図A部に溶着を施した後の状態を表す図で
ある。
【図4】本発明の第二の実施例を表す図である。
【図5】第4図A部の拡大図である。
【図6】第4図A部に溶着を施した後の状態を表す図で
ある。
【図7】本発明の第三の実施例を表す図である。
【図8】第7図のB部の拡大図である。
【図9】第7図のB部に溶着を施した後の状態を表す図
である。
【図10】本発明の第四の実施例を表す図である。
【図11】第10図のC部の拡大図である。
【図12】第10図のC部に溶着を施した後の状態を表
す図である。
【図13】本発明の第五の実施例を表す図である。
【図14】第13図のB部の拡大図である。
【図15】第13図のB部に溶着を施した後の状態を表
す図である。
【図16】従来の技術の一例を示す図である。
【図17】第16図のD部の拡大図である。
【図18】第16図のD部に溶着を施した後の状態を表
す図である。
【図19】本発明より得られた管状フィルムの一用途例
である画像形成装置の定着装置断面図である。
【符号の説明】
1 管状フィルムを作成するためのシート状フィルム 2 熱溶着用フィルム保持用治具 3 耐熱性弾性体 4 熱溶着ヘッド 5 熱溶着前のフィルム端部の重なり部の状態 5’ 熱溶着後のフィルム端部の重なり部の状態 6 フィルム切断面 7 フィルム切断面の角度 8 巻き始めの余分な部分 9 巻き終りの余分な部分 10 定着フィルム 11 駆動ローラ 12 テンションローラ 13 管状定着フィルム内周面に配置された定着用ヒ
ーター 14 ヒーターホルダー 15 加圧ローラー 16 給紙ガイド 17 排紙ガイド 18 排紙ローラー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向の厚みが均一な管状フィルムを製
    造する方法において、所望の1/n(nは1以上の整
    数)の厚みのシート状フィルムを管状にn周巻き、かつ
    巻き始め及び巻き終りのフィルム端部の周方向に対する
    位置を同位置となるように配置し、この部分を熱溶着に
    より接合して管状にしたことを特徴とする管状フィルム
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 nが2以上の場合、前記管状フィルム全
    周の重なり部を後加熱により熱融着したことを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記フィルム端部の周方向に対する位置
    を同位置とする配置が、フィルムの巻き始め及び巻き終
    りを重ね合わせ、重ね合っている部分を、シート状フィ
    ルムの切り口が任意の角度となるような面で切断し、こ
    の切断部分をつき合わせることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記切断したシート状フィルムの切り口
    が直角であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 nが2以上の場合、前記管状フィルム全
    周の重なり部を後加熱により熱融着したことを特徴とす
    る請求項3に記載の方法。
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