JPH0720354A - プラグ着脱工具及びプラグ装着工具 - Google Patents
プラグ着脱工具及びプラグ装着工具Info
- Publication number
- JPH0720354A JPH0720354A JP19092893A JP19092893A JPH0720354A JP H0720354 A JPH0720354 A JP H0720354A JP 19092893 A JP19092893 A JP 19092893A JP 19092893 A JP19092893 A JP 19092893A JP H0720354 A JPH0720354 A JP H0720354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- adapter
- tool
- slider
- attaching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3898—Tools, e.g. handheld; Tuning wrenches; Jigs used with connectors, e.g. for extracting, removing or inserting in a panel, for engaging or coupling connectors, for assembling or disassembling components within the connector, for applying clips to hold two connectors together or for crimping
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
グだけを抜き取り、あるいは、装着する。 【構成】 摺動フレームをプラグ本体に対して相対的に
動かすことにより、アダプタの一対の弾性係合爪から解
除させる方式のプラグを光コネクタに着脱可能に装着す
るプラグ着脱工具であって、摺動フレームの対向する側
面に形成された係合部に係合する第一の位置と該係合部
から外れる第二の位置とをとることができる一対のツメ
を有する本体を備えて構成されている。光コネクタが、
高密度で且つ接続ケーブル等の隙間に奥まって設置され
る場合においても、確実に、アダプタの所定の位置から
所定のプラグだけを抜き取り、あるいは、アダプタの所
定の位置に所定のプラグを差し込むことができる
Description
方から挿入された光ファイバと光軸を一致させて接続す
る光コネクタ用のプラグ着脱工具及びプラグ装着工具に
関する。
がある。
のプラグ2が挿入されるアダプタ4とから構成されるも
のである。
に、合成樹脂製の角柱状の部材からなるプラグ本体2b
と、プラグ本体2bの四周を取り囲むように且つプラグ
本体2bの軸方向に対して摺動可能に取り付けられてい
る(図10の矢印Xの方向)摺動フレーム2aとから構
成されている。プラグ本体2bの内部には、中心軸に沿
って光ファイバ(図示されていない)が通っているフェ
ルール3aが遊動保持されている。
プタ4の一対の弾性爪4c,4cが係合する係合突起2
cが形成されており、一方、摺動フレーム2aの対向す
る側面にも、後述するプラグ着脱工具1の爪12の係止
部12aが係合する係合孔2dが形成されている。摺動
フレーム2aは、また、アダプタ4の一対の弾性爪4c
を通過せしめる開口部2fと、開口部2fの先端両側に
形成された傾斜面2eとを有している。
を有し、内部で連通するスリーブ4hに両側からプラグ
2のフェルール3aを挿入し、その内部に保持されてい
る光ファイバの端面同士を光軸を共通にして接触させ、
光ケーブルを接続するようになっている。アダプタ4の
一対の弾性爪4c,4cは、図10の矢印Yの方向に弾
性的に変形するアーム4eと、アーム4eの先端に形成
されプラグ本体2bの係合突起2cが係合する掛止部4
fと、そして、掛止部4fの両側部に形成された凸部4
gとからなる。
爪4cのアーム4eが弾性変形し、掛止部4fが摺動フ
レーム2aの開口部2fを通ってプラグ本体2bの係合
突起2cと係合し、これにより、プラグ2をアダプタ4
に固定する。
ム2aを相対的に後退移動させると(図10において左
方向)、弾性爪4cの凸部4gは摺動フレーム2aの傾
斜面2eに沿って滑るように乗り上げ、アーム4eを係
合解除位置にまで弾性的に変形する。この状態で、プラ
グ2をアダプタ4から引き抜くことにより、プラグ2は
光コネクタ100から外すことができる。
れているように、図9及び図10に示した光コネクタ1
00のアダプタ4と同様のものを光ファイバ配線用パネ
ルにワンタッチで装着できるパネル取付金具を備えたア
ダプタ7も開発されている(実願平4−68545
号)。
タ7に使用されるアダプタハウジング7aは、対向する
側面にほぼ直方体形状の凸部7bを有する点を除いて、
上述した、アダプタ4と同様の構造を備えている。
aを挟むように組み合わされる一対の上下対称なコ字形
のプレート部材5からなっている。各プレート部材5に
は、パネルの一方の面に当接する一対の突起片5bと、
この突起片5bに対向する位置に形成され且つパネルの
他方の面に当接するばね片5cを有している。プレート
部材5のアダプタハウジング7aへの固定は、一例とし
て、プレート部材5の側壁に形成された孔5d又はフッ
ク5eをアダプタハウジング7aの凸部7bに係合させ
ることにより行う。
ばね片5cとの間に挟まれ、これにより、アダプタ7は
パネルに固定される。
クタは、接続すべきプラグが複数対になっている上に、
1つ1つのプラグのサイズも小さくなっている。さら
に、これら光コネクタは、例えば、公衆通信回線等の光
ファイバの配線用パネルに高密度に取り付けられる場合
が多く、さらに、他の接続ケーブル等の隙間に且つ奥ま
って設置されることも少なくない。
の所定の位置から所定のプラグだけを抜き取ることや、
アダプタの所定の位置に所定のプラグを差し込むこと
を、作業員の手により行うことが、難しい。
に、過まってプラグのフェルールに接触しフェルールを
汚す場合が生じる。この場合、汚れにより光学的接続特
性が劣化するおそれがある。
且つ他の接続ケーブル等の隙間に、奥まって設置される
場合においても、確実に、アダプタの所定の位置から所
定のプラグだけを抜き取り、あるいは、アダプタの所定
の位置に所定のプラグを差し込むことができるプラグ着
脱工具であって、着脱工具の先端が隣接する接続ケーブ
ル等に接触しないように小型としたプラグ着脱工具を提
供することを目的とする。
作容易にアダプタの所定の位置に所定のプラグを差し込
むことができるプラグ装着工具を提供することを他の目
的とする。さらに、プラグを抜き取り、あるいは差し込
む際に、プラグのフェルールを不用意に他の構造物に接
触させることのないプラグ着脱工具を提供することを目
的とする。
摺動フレームをプラグ本体に対して相対的に動かすこと
により、アダプタの一対の弾性爪から解除させる方式の
プラグを光コネクタに着脱するプラグ着脱工具であっ
て、摺動フレームの対向する側面に形成された係合部に
係合する第一の位置と該係合部から外れる第二の位置と
をとることができる一対のツメを有する本体を備えて構
成されている。
に、アダプタの所定位置に位置決め可能な位置決めガイ
ドを有した、本体に摺動可能に取り付けられたスライダ
を備えて構成されている。
を他方から挿入された光ファイバと光軸を一致させて接
続するアダプタの所定位置に、光コネクタ用のプラグを
確実に挿入固定するプラグ装着工具であって、プラグを
保持する保持手段を有する本体と;そして、アダプタの
所定位置に位置決め可能な位置決めガイドを有し、本体
に摺動可能に取り付けられたスライダと;を備えて構成
されている。
抜き取り及び装着ができる。
の摺動フレームの位置にセットし、ツメを第一の位置に
設定する。これにより、ツメは、摺動フレームの対向す
る側面に形成された係合部に係合する。この時、プラグ
着脱工具は、プラグのプラグ本体に対して係合しておら
ず、摺動フレームにのみ係合している。この状態で、プ
ラグ着脱工具を光コネクタのアダプタから引き抜くと、
摺動フレームはプラグ本体に対して相対的に移動する。
これにより、アダプタの一対の弾性爪からプラグは解除
され、抵抗なく引き抜くことができる。
レームの対向する側面に形成された係合部から外れる。
これにより、プラグは、プラグ着脱工具から解除され、
取り外すことができる。
取り時は、まず、スライダの位置決めガイドにより、プ
ラグ着脱工具を光コネクタに位置決めする。本体をスラ
イダに沿って摺動させ、本体をプラグの位置に移動す
る。しかる後、ツメを第一の位置に設定する。それ以後
の作用は、上述と同じである。
ラグ着脱工具に装着すると共に、アダプタの所定の位置
に押し入れる。アダプタの一対の弾性爪が、プラグの対
向する側面に形成された一対の係合部と係合することに
より、プラグはアダプタに係合される。ツメを第二の位
置にしてプラグ着脱工具を引き抜くと、プラグ着脱工具
だけがプラグから引き抜かれる。
時は、プラグをプラグ着脱工具に装着した後、スライダ
の位置決めガイドにより、プラグ着脱工具を光コネクタ
に位置決めする。本体をスライダに沿って摺動させ、本
体をアダプタの所定の位置に押し入れる。それ以後の作
用は、上述と同じである。
所定位置に、光コネクタ用のプラグを確実に挿入固定す
ることができる。
る。次に、スライダの位置決めガイドにより、プラグ装
着工具を光コネクタに位置決めする。次に、本体をスラ
イダに対して摺動させて、プラグをアダプタ内に押し入
れる。アダプタの一対の弾性爪が、プラグの対向する側
面に形成された一対の係合部と係合することにより、プ
ラグはアダプタに係合される。プラグはプラグ装着工具
に保持されているだけで係合はしていないため、プラグ
装着工具を引き抜くと、プラグ装着工具だけがプラグか
ら引き抜かれる。
ガイドを用いてアダプタへの位置決めを行った上で、プ
ラグを保持している本体をプラグを装着すべき位置に移
動するから、アダプタの所定の位置に所定のプラグだけ
を確実に装着することができる。
グ装着工具を図面に基づいて詳細に説明する。
具1を用いてアダプタ6に着脱すべきプラグ2は、従来
周知のものであり、図9及び図10に示されたプラグ2
と同様の構成要素を有している。また、アダプタ6に使
用されるアダプタハウジング4aは、図11のアダプタ
ハウジング7aと同様の構造を備えている。
と、このプラグ本体2bの軸方向に摺動可能に取り付け
られた摺動フレーム2aとを有している。プラグ本体2
bの対向する側面には、アダプタ6の一対の弾性爪4c
が係合する係合突起2c、2cが形成されており、一
方、摺動フレーム2aの対向する側面にも、後述する爪
12の係止部12aが係合する係合孔2d、2dが形成
されている。
光ファイバ配線用のパネルにワンタッチで固定すること
ができるパネル取付金具を含んでいる。
されているように、アダプタハウジング4aを挟むよう
に組み合わされる一対の上下対称なコ字形のプレート部
材5からなっている。各プレート部材5の端縁には、複
数のガイド溝5aが、接続すべきプラグ2の組数だけ且
つそれらを固定するための一対の弾性爪4cに対応して
形成されている。各プレート部材5には、パネルの一方
の面に当接する一対の突起片5b、5bと、パネルの他
方の面に当接するばね片5cとを有している。パネル
は、この突起片5bとばね片5cとの間に挟まれ、これ
により、アダプタ6はパネルに固定される。
アダプタと組み合わせて使用する本発明に係るプラグ着
脱工具1の一実施例が示されている。
も良く示されているように、断面ほぼコの字形の細長い
部材である。この本体10を取り囲むように断面コの字
形の細長いスライダ20が、本体10に摺動可能に取り
付けられている。また、本体10の内側には、薄板状の
一対のプレート部30a、30aとこれらをその右端部
で連結する接続部30bからなる切替スイッチ30が本
体10に対して摺動可能に取り付けられている。
ブロック10aとなっており、その右端面の中央には、
雌ねじの形成された孔10bが穿設されている。ブロッ
ク10aから左に向って、ウエブ部分10cが延びてお
り、その上下に一対の脚部10d、10dが設けられて
いる。脚部10dの左端側は、ウエブ部分10cよりも
長く延びており、従って、その部分においては、ウエブ
部分10cは存在しない。このウエブ部分10cのない
位置に相当する脚部10d,10dの間にプラグ2は収
納され、ウエブ部分10cと一対の脚部10d、10d
とによって形成された空間にプラグ2から延びている光
ファイバ3bは収納される。図1において、プラグ2は
構造の見易さのためにやや大きく且つプラグ着脱工具1
の外側に描き、そして、実際の装着位置は2点鎖線で描
いた。
替スイッチ30の接続部30bを収納する凹所10eが
形成されている。
ッチ30のプレート部30aを案内するためのガイド部
10f、10fが形成されている。図示された好ましい
実施例では、脚部10dの凹所10eに隣接する位置に
も、ガイド部10fが形成されている。これにより、切
替スイッチ30のプレート部30aは、本体10の脚部
10dの長手方向に沿って往復運動可能となっている。
も良く示されているように、一対のガイド部10f、1
0fの溝が配置されている。この一対のガイド部10
f、10fの間には、爪12が軸13を中心に回動可能
に取り付けられている。爪12の先端には、係止部12
aが形成されており、この係止部12aが、プラグ2の
摺動フレーム2aの対向する側面に形成された係合孔2
dに係合することができる。
折り曲げられた板ばね16が介在されており、爪12を
第一の位置(図5の実線の位置)に押圧している。爪1
2が第一の位置にある時、係止部12aはプラグ2の摺
動フレーム2aの対向する側面に形成された係合孔2d
に係合する。切替スイッチ30のプレート部30aが、
図5において左方向に移動すると、その先端30cが、
爪12の傾斜面12bに当接して爪12を第二の位置
(図5の二点鎖線の位置)まで回転させる。爪12が第
二の位置にある時、係止部12aはプラグ2の摺動フレ
ーム2aの対向する側面に形成された係合部2dから外
れる。従って、プラグ着脱工具1は、プラグ2から解除
された状態となる。
グ2をプラグ着脱工具1に対し保持するプラグ押え片1
4がねじにより固定されている(図2〜図4参照)。
た、位置決めブラケット15がネジにより固定されてい
る。位置決めブラケット15の上面は、断面ほぼ台形状
の突起15aとされている。
スイッチ30の接続部30bには、板バネ31及び切替
スイッチ摘み32が積層されてねじにより固定されてい
る。板バネ31の自由端側は、V字形に折り曲げられ、
位置決めブラケット15の突起15aと接触している。
切替スイッチ摘み32を指で押えて、本体10の長手方
向に相対的に移動させると、板バネ31のV字形に折り
曲げられた部分が位置決めブラケット15の突起15a
の斜面、上面及び斜面に沿って移動する。これにより、
切替スイッチ30を図2において左右方向に操作する
と、プレート部30a、30aは、図5において矢印X
の方向に往復移動し、爪12を第一の位置と第二の位置
とのいずれかの状態とする。
脱工具1はプラグ2の着脱の両方に使用するため、爪1
2及びこの爪12を第一の位置及び第二の位置に移動す
るための機構が設けられているが、装着だけに使用する
場合には、これら構成要素を省略することができる。
上下に連結されたフランジ部20b、20bとから構成
されており、本体10よりも長くなっている。図4にお
いて、ウエブ部分20aの左端側には、本体10の一対
の脚部10d、10dの間隔とほぼ等しい幅の溝20c
が形成されている。また、図4において、フランジ部2
0bの左端側には、それぞれ、パネル取付金具に形成さ
れたガイド溝5aと係合するガイド21がねじにより固
定されている。一対のガイド21、21の間隔A(図2
参照)がアダプタの種類によって異なるときは、それに
対応するガイドと交換することができる。
イダ20の外周には、断面がリップ付きのコ字形のホル
ダ40が固定されている。ホルダ40のリップ40a、
40aは、スライダ20の解放した面の一部を覆うもの
で、本体10からスライダ20が脱落するのを防止す
る。リップ40aの表面の所定の位置には、また、図1
及び図2に最も良く示されているように、爪12が第一
の位置にあるのか、あるいは、第二の位置にあるのかを
明確に示す表示,例えば「挿入」,「抜去」を付けてお
くことが好ましい。
のアダプタ6に対する確実な着脱を可能とするため、本
体10に摺動可能なスライダ20及びホルダ40等を設
けているが、作業員によりプラグ2をアダプタ6の所定
の位置に対して正確に位置決めできるような状況下で使
用する場合には、このスライダ20及びホルダ40等を
省略することができる。
の右端には、ブラケット42を介して、外筒44が固定
されている。ブラケット42の中心には、軸方向に孔4
2aが形成されており、段付きシャフト46のシャフト
部46aが摺動可能に挿入されている。シャフト部46
aの左端部には雄ねじが切られており、本体10の孔1
0bにねじ結合されている。段付きシャフト46の肩部
46bとブラケット42の端面との間には、第一の圧縮
スプリング48が装着されている。これにより、スライ
ダ20は、本体10に対して最も伸展した位置に押圧さ
れる。外筒44は、段付きシャフト46の大直径部46
cの外周に相対的に摺動可能に取り付けられている。
は、ほぼ円筒状の部材で外周に滑り止め用の溝が形成さ
れている。取手50の内部は、外筒44を収容可能な中
直径部50aと、段付きシャフト46の大直径部46c
を摺動可能に保持する小直径部50bと、そして、第二
の圧縮スプリング52を収容する大直径部50cとを有
している。段付きシャフト46の大直径部46cの右端
には、雄ねじが切られており、図において小直径部50
bの右側でボルト51とねじ係合している。従って、段
付きシャフト46は、ボルト51が小直径部50bと大
直径部50cとの間の肩部50dに当接するように第二
の圧縮スプリング52により押し付けられている。
押えキャップ53によって塞がれている。そして、第二
の圧縮スプリング52は、スプリング押えキャップ53
とボルト51との間に装着されている。第二の圧縮スプ
リング52には、第一の圧縮スプリング48が縮んだと
きのばね圧力よりも大きくて、また、プラグ2がアダプ
タ6に挿入可能であって且つプラグ2とアダプタ6の破
損が起らない程度の力でばね圧力が加わっている。従っ
て、本体10と取手50との間に大きな押し付け力がか
かった時に、取手50は図2において左側に移動し押し
付け力を緩和するため、プラグ2をアダプタ6に着脱す
る時におけるプラグ2又はアダプタ6の破損を未然に防
止する。
法について説明する。
2をアダプタ6から抜き去る方法について説明する。
爪12を第一の位置にセットし、この状態でスライダ2
0のガイド21を、パネル取付金具の所定のガイド溝5
aに挿入する。これにより、プラグ着脱工具1は、アダ
プタ6に確実に位置決めされる。取手50を握ってアダ
プタ6の方向に押すと、第一の圧縮スプリング48は押
し縮められ、本体10はスライダ20に沿って摺動す
る。
に、爪12の先端の傾斜面12cがプラグ2の摺動フレ
ーム2aに当接すると、板ばね16が圧縮して、爪12
の先端側が開き、摺動フレーム2aに乗り上げる(図7
(b)参照)。さらに、取手50を握ってアダプタ6の
方向に押すと、爪12の係止部12aは、プラグ2の摺
動フレーム2aに形成された係合孔2d内に落下し、係
合孔2dと係合する。
られると、第二の圧縮スプリング52が収縮し、取手5
0が図2の左側に動き、作業員の力が直接プラグ2に伝
えられない。これにより、過度の押し付け力により、プ
ラグ2又はアダプタ6が破損するのを未然に防ぐことが
できる。
さのために、パネル取付金具のプレート部材5及びスラ
イダ20,ガイド21等は省略して描いた。
フレーム2aに形成された係合孔2dと係合した状態
で、プラグ着脱工具1を光コネクタのアダプタ6から引
き抜くと、摺動フレーム2aはプラグ本体2bに対して
摺動可能となっているため、摺動フレーム2aはプラグ
本体2bに対して相対的に移動する(図7(c)におい
て右方向)。これにより、アダプタ6の一対の弾性爪4
cからプラグ2は解除され、抵抗なく引き抜くことがで
きる。
を第二の位置にすると、ツメ12は摺動フレーム2aの
係合孔2dから外れる。これにより、プラグ2は、プラ
グ着脱工具1から解除され、取り外すことができる。
は、スライダ20のガイド21をパネル取付金具の所定
のガイド溝5aに挿入し、これにより、プラグ着脱工具
1をアダプタ6に確実に位置決めした上で、本体10を
抜去すべきプラグ2の位置に移動し係止するから、アダ
プタ6の所定の位置から所定のプラグ2だけを確実に抜
き取ることができる。
タ6の所定の位置にプラグ2を装着する方法について、
説明する。
爪12を第二の位置にする。この状態で、本体10の先
端にプラグ2を装着する。プラグ2は、本体10の一対
の脚部10d,10dの間に形成された空間において、
プラグ押え片14とスライダ20のウエブ部20aの溝
20cを取り囲む壁部との間に挟持される。
状態でスライダ20のガイド21を、パネル取付金具の
所定のガイド溝5aに挿入する。これにより、プラグ着
脱工具1は、アダプタ6に確実に位置決めされる。取手
50を握ってアダプタ6の方向に押すと、第一の圧縮ス
プリング48は押し縮められ、本体10はスライダ20
に沿って摺動する。これに伴って、プラグ2もアダプタ
6の奥深く侵入する。アダプタ6の一対の弾性爪4c
が、プラグ本体2bの対向する側面に形成された一対の
突起2cと係合することにより、プラグ2はアダプタ6
に係合される。
は、プラグ2はプラグ着脱工具1から解除されているた
め、プラグ着脱工具1を引き抜くと、プラグ着脱工具1
だけがアダプタ6から引き抜かれる。
は、スライダ20のガイド21をパネル取付金具の所定
のガイド溝5aに挿入し、これにより、プラグ着脱工具
1をアダプタ6に確実に位置決めした上で、本体10を
プラグ2を装着すべき位置に移動するから、本体に挾持
されていたプラグ2はアダプタ6の所定の位置に確実に
装着することができる。
グ120に本発明に係るプラグ着脱工具1を用いてプラ
グを着脱する様子を示した概略斜視図である。
21の間隔Aが異なる点を除いて、前述した図1〜図5
に示したものと同一であるので、詳細な説明は省略す
る.
様によれば、ツメを第一の位置にすることにより摺動フ
レームとのみ係合させることができるから、アダプタの
所定の位置から所定のプラグだけを確実に抜き取ること
ができる。また、プラグを本体に保持させると共に、プ
ラグを保持した本体をプラグを装着すべき位置に移動し
てアダプタの一対の弾性爪によりプラグを係合するか
ら、ツメを第二の位置にしてプラグ着脱工具を引き抜く
と、アダプタの所定の位置に所定のプラグだけを確実に
装着することができる。
他の接続ケーブル等の隙間に奥まって設置される場合に
おいても、確実に、アダプタの所定の位置から所定のプ
ラグだけを抜き取り、あるいは、アダプタの所定の位置
に所定のプラグを差し込むことることができる効果があ
る。
ダの位置決めガイドを用いてアダプタへの位置決めし、
しかる後、本体をスライダに対し摺動させることによ
り、より確実にアダプタの所定の位置から所定のプラグ
だけを抜き取り、あるいは、アダプタの所定の位置に所
定のプラグを差し込むことることができる効果がある。
の保持手段にプラグを保持させると共に、本体に対し摺
動可能なスライダの位置決めガイドを用いてアダプタへ
の位置決めを行った上でプラグを保持した本体をプラグ
を装着すべき位置に移動するから、アダプタの所定の位
置に所定のプラグだけを確実に装着することができる効
果がある。
用状態を説明する斜視図である。
平面図である。
ある。
図である。
用いて光コネクタのアダプタからプラグを抜き去る際の
動作を説明した概略図である。
アダプタにプラグを装着する際の動作を説明した概略図
である。
た斜視図である。
正面図である。
に係るプラグ着脱工具を用いてプラグを着脱する様子を
示した概略斜視図である。
プラグ本体 2c 係合突起 2d 係合孔 3a フェルール 3b 光ファイバ 4 アダプタ 4a アダプタハウジング 4c 弾性爪 5 プレート部材 5a ガイド溝 5b 突起
片 5c ばね片 6 アダプタ 10 本体 10a ブロック 10b 孔 10c
ウエブ部分 10d 脚部 10e 凹所 10f ガイド部 12 爪 12a 係止部 12b,12c 傾斜
面 14 プラグ押え片 15 位置決めブラケット 15a 突起 16 板ばね 20 スライダ 20a ウエブ部分 20b フラン
ジ部 21 ガイド 30 切替スイッチ 30a プレート部 30b 接続部 30c 先端 31 板バネ 32 切替スイッチ摘み 40 ホルダ 42 ブラケット 44 外筒 46 段付きシャフト 48 第一の圧縮スプリング 50 取手 52 第二の圧縮スプリング 53 スプリング押えキャップ
Claims (7)
- 【請求項1】 摺動フレームをプラグ本体に対して相対
的に動かすことにより、アダプタの一対の弾性爪から解
除させる方式のプラグを光コネクタに着脱するプラグ着
脱工具であって、 前記摺動フレームの対向する側面に形成された係合部に
係合する第一の位置と該係合部から外れる第二の位置と
をとることができる一対のツメを有する本体;を備えて
構成されてなるプラグ着脱工具。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプラグ着脱工具であっ
て、さらに、 前記アダプタの所定位置に位置決め可能な位置決めガイ
ドを有した、前記本体に摺動可能に取り付けられたスラ
イダ;を備えて構成されてなるプラグ着脱工具。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のプラグ着脱工具
であって、さらに、 前記ツメを第一の位置と第二の位置との間で切り替え可
能な切替スイッチ;を備えて構成されてなるプラグ着脱
工具。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載のプラグ着脱工具
であって、さらに、 前記本体に対して前記スライダをプラグ挿入方向に押圧
する第一のスプリングと;前記本体に対し摺動可能に設
けられた取手と;そして、 前記本体と前記取手との間に装着された第二のスプリン
グであって、前記プラグを装着して前記アダプタに挿入
する際、挿入圧力が所定の大きさより大きくなった時収
縮するようになされた第二のスプリングと;を備えて構
成されてなるプラグ着脱工具。 - 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載のプラグ
着脱工具であって、 前記スライダの位置決めガイドが、前記スライダの先端
に取換え可能に固定される複数種類の一対のガイドであ
ることを特徴とするプラグ着脱工具。 - 【請求項6】 請求項2〜5に記載のプラグ着脱工具で
あって、前記プラグを前記アダプタに装着する前及び前
記アダプタから取り外した後は、プラグと前記本体が、
前記スライダの内部に引き込み保持する手段を備えて構
成されてなるプラグ着脱工具。 - 【請求項7】光ファイバの端面を他方から挿入された光
ファイバと光軸を一致させて接続するアダプタの所定位
置に、光コネクタ用のプラグを確実に挿入固定するプラ
グ装着工具であって、 前記プラグを保持する保持手段を有する本体と;そし
て、 前記アダプタの所定位置に位置決め可能な位置決めガイ
ドを有し、前記本体に摺動可能に取り付けられたスライ
ダと;を備えて構成されてなるプラグ装着工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19092893A JP3287433B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | プラグ着脱工具及びプラグ装着工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19092893A JP3287433B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | プラグ着脱工具及びプラグ装着工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720354A true JPH0720354A (ja) | 1995-01-24 |
JP3287433B2 JP3287433B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=16266024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19092893A Expired - Lifetime JP3287433B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | プラグ着脱工具及びプラグ装着工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3287433B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002350677A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Honda Tsushin Kogyo Co Ltd | プラグ挿着具、プラグ抜脱具及びそれらを備えたプラグ着脱具 |
JP2003004983A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Sanwa Denki Kogyo Co Ltd | 光プラグ着脱工具 |
JP2003004975A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Sanwa Denki Kogyo Co Ltd | 光プラグ着脱工具 |
JP2003511733A (ja) * | 1999-09-13 | 2003-03-25 | ストラトス ライトウェイヴ インコーポレイテッド | 相反する2つの性質を持った現場修理可能なコネクタ |
EP1316824A1 (en) * | 2000-08-07 | 2003-06-04 | Fujikura Ltd. | Clip removing tool and clip removing method |
JP2006293104A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光コネクタ |
JP4560244B2 (ja) * | 2001-06-20 | 2010-10-13 | 三和電気工業株式会社 | 光プラグ着脱工具 |
EP3457187A1 (en) * | 2017-09-13 | 2019-03-20 | Sanwa Denki Kogyo Co., Ltd. | Tab for optical connector |
CN114815080A (zh) * | 2022-05-07 | 2022-07-29 | 中天宽带技术有限公司 | 连接器、适配器、连接组件、分离工具及缆线 |
WO2024079931A1 (ja) * | 2022-10-13 | 2024-04-18 | 株式会社フジクラ | 光コネクタ用着脱工具 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP19092893A patent/JP3287433B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4786098B2 (ja) * | 1999-09-13 | 2011-10-05 | ストラトス・インターナショナル・インコーポレーテッド | 現場修理可能な両性型コネクタ |
JP2003511733A (ja) * | 1999-09-13 | 2003-03-25 | ストラトス ライトウェイヴ インコーポレイテッド | 相反する2つの性質を持った現場修理可能なコネクタ |
EP1316824A4 (en) * | 2000-08-07 | 2006-03-29 | Fujikura Ltd | TOOL AND METHOD FOR REMOVING STAPLES |
EP1316824A1 (en) * | 2000-08-07 | 2003-06-04 | Fujikura Ltd. | Clip removing tool and clip removing method |
JP2002350677A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Honda Tsushin Kogyo Co Ltd | プラグ挿着具、プラグ抜脱具及びそれらを備えたプラグ着脱具 |
JP4560244B2 (ja) * | 2001-06-20 | 2010-10-13 | 三和電気工業株式会社 | 光プラグ着脱工具 |
JP2003004975A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Sanwa Denki Kogyo Co Ltd | 光プラグ着脱工具 |
JP4598313B2 (ja) * | 2001-06-20 | 2010-12-15 | 三和電気工業株式会社 | 光プラグ着脱工具 |
JP2003004983A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Sanwa Denki Kogyo Co Ltd | 光プラグ着脱工具 |
JP2006293104A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光コネクタ |
JP4542938B2 (ja) * | 2005-04-12 | 2010-09-15 | 住友電気工業株式会社 | 光コネクタ |
EP3457187A1 (en) * | 2017-09-13 | 2019-03-20 | Sanwa Denki Kogyo Co., Ltd. | Tab for optical connector |
US10317630B2 (en) | 2017-09-13 | 2019-06-11 | Sanwa Denki Kogyo Co., Ltd. | Tab for optical connector engagement and disengagement |
CN114815080A (zh) * | 2022-05-07 | 2022-07-29 | 中天宽带技术有限公司 | 连接器、适配器、连接组件、分离工具及缆线 |
CN114815080B (zh) * | 2022-05-07 | 2023-09-26 | 中天宽带技术有限公司 | 连接器、适配器、连接组件、分离工具及缆线 |
WO2024079931A1 (ja) * | 2022-10-13 | 2024-04-18 | 株式会社フジクラ | 光コネクタ用着脱工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3287433B2 (ja) | 2002-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5603631A (en) | Mechanism for preventing detachment of a plug | |
JP3160322B2 (ja) | 光コネクタ構造 | |
US7588373B1 (en) | Optical connector plug | |
JP5085694B2 (ja) | 光コネクタ | |
EP2144100B1 (en) | Optical Connector Plug | |
US7295746B2 (en) | Optical connector which can be disassembled and disassembling tool suitable to disassemble the same | |
JPH0720354A (ja) | プラグ着脱工具及びプラグ装着工具 | |
JP5059068B2 (ja) | 着脱工具 | |
CA2641787A1 (en) | Optical connector assembling jig | |
CN209784588U (zh) | 带自锁双芯光缆连接器及其装配结构和拆卸与开锁工具 | |
JP2002350677A (ja) | プラグ挿着具、プラグ抜脱具及びそれらを備えたプラグ着脱具 | |
JP2597947Y2 (ja) | 光コネクタのアダプタ | |
JP4158898B2 (ja) | コネクタ及びそのコネクタ着脱工具 | |
JP3221800B2 (ja) | 光コネクタ | |
JP3194854B2 (ja) | 変換プラグ | |
JPH08262270A (ja) | 光ファイバコネクタ及びそれに用いる工具 | |
JP3716457B2 (ja) | 操作ボタン装置 | |
JP2001074985A (ja) | 光ファイバ接続用コネクタの係止構造 | |
JP2579870Y2 (ja) | 光コネクタ用のプラグ | |
JP2532856Y2 (ja) | 電気機器のレール取付装置 | |
CN220551352U (zh) | 用于介入手术机器人的连接组件及介入手术机器人 | |
JP4746160B1 (ja) | スライド操作子 | |
WO2024142504A1 (ja) | 補助工具および補助工具付きコネクタ | |
JP4045732B2 (ja) | 器具固定具及び器具固定システム | |
JPH05313040A (ja) | 集合型光コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080315 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120315 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130315 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130315 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140315 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |