JP2003004975A - 光プラグ着脱工具 - Google Patents

光プラグ着脱工具

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JP2003004975A JP2001185996A JP2001185996A JP2003004975A JP 2003004975 A JP2003004975 A JP 2003004975A JP 2001185996 A JP2001185996 A JP 2001185996A JP 2001185996 A JP2001185996 A JP 2001185996A JP 2003004975 A JP2003004975 A JP 2003004975A
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3898Tools, e.g. handheld; Tuning wrenches; Jigs used with connectors, e.g. for extracting, removing or inserting in a panel, for engaging or coupling connectors, for assembling or disassembling components within the connector, for applying clips to hold two connectors together or for crimping

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁性及び操作性に優れ、かつ安価でプラグ
の高密度実装に適する光プラグ着脱工具を提供する。 【解決手段】 略横向き凹溝条本体2の側板6の長手方
向先端部に、プラグフレーム12の側面に開設した係止
孔13と係合する係合突起4を突設した弾性を有する係
合片3を形成すると共に、前記係合片3の基部側に、プ
ラグ10の光ファイバケーブル11に外装したブーツ1
6を係脱自在に、弾性を付与したブーツ抱持部5を設け
て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レセプタクルに対
し、光プラグを着脱するのに用いられる工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光プラグの着脱専用工具として
は、基部を把持部とした本体の上下(左右)両側に、二
個一対のレバーを、その略中間部を枢着することで、当
該一対のレバー先端部のクランプ部が開閉自在となるよ
うに配設し、前記一対のレバーに、前記クランプ部が開
成される方向へバネにより閉成力を付勢してなるものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
のプラグ着脱工具は、二個一対のレバーが必要である
分、構造的に複雑となるため、大型で重く、かつプラグ
着脱時、レバー操作が必要であるから、操作性が悪い
上、高価であり、さらに、本体及びレバーは金属製のた
め絶縁性が悪い等の問題がある。
【0004】
【目的】本発明は、上記した従来のプラグ着脱工具が有
するこのような問題点に鑑みてなされたもので、光ファ
イバケーブルにブーツを外装してなるプラグの着脱工具
において、プラスチックで一体成形が可能であるため、
絶縁性に優れると共に、大量生産が可能で安価であり、
また、軽量で、かつプラグを脱落なく保持できてレセプ
タクルに対するプラグ着脱の操作性及びプラグ係脱をス
ムーズにできて使い勝手の良い、プラグの高密度実装に
適する光プラグ着脱工具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る光プラグ着脱工具は、請求項1では、
略横向き凹溝条に形成された本体の側板における長手方
向先端部に、プラグフレームの側面に開設した係止孔に
係合する係合突起を突設した弾性を有する係合片を形成
すると共に、前記係合片の基部側に、プラグの光ファイ
バケーブルに外装したブーツを係脱自在に、弾性を付与
したブーツ抱持部を設けてなることを特徴とする。
【0006】さらに、請求項2では、前記ブーツ抱持部
は、対設した二個一対の抱持板間に、略欠円形状のブー
ツ嵌合孔を形成すると共に、その両先端部にブーツ基部
の直径より狭い開口部を設けてなることを特徴とする。
【0007】
【作用】プラグの後端から延出されている光ファイバケ
ーブルを工具のブーツ抱持部及び本体の凹溝に挿入し、
当該工具をプラグと同軸方向において該プラグ後端部側
(フェルールと反対側)に押し込むと、係合突起がプラ
グフレームの後端角部に突き当り、工具押し込み力によ
り、係合片が外側へ弾性変形することで、上記係合突起
はプラグフレーム側面に乗り上がって前方へ滑動し、係
合突起がプラグフレームの係止孔に一致すると、係合片
が元の位置に弾性復帰し、該係合突起は係止孔に係合す
る。この時、基部(プラグ側)の外径を太径に、これよ
り先端側へ徐々に小径となるよう形成されているテーパ
付きブーツの基部太径部分が、ブーツ抱持部に、その弾
性に抗して押し込まれることで、該ブーツは、その抱持
部が両側から内側へ対向して弾性復帰する、その復帰力
によって脱落なく抱持され、プラグは工具の端部に係合
保持される。
【0008】上記した状態で、工具を把持し、プラグを
レセプタクルに押し込むことで、該レセプタクルに対
し、プラグは嵌合される。また、プラグを嵌合した状態
で、工具を手前に引張ることで、該プラグをレセプタク
ルから引き抜くことができる。
【0009】上記したように、プラグをレセプタクルに
嵌合した状態で、工具の後部を所定方向、即ち、光ファ
イバケーブルが工具本体の凹溝から脱出する方向へ僅か
に回転操作すると、工具は、既述係止孔と係合突起との
係合部が回転支点となって回転し、ブーツは、その抱持
部の弾性に抗して開口部を押し広げ、該開口部から脱出
すると同時に、上記係止孔と係合突起の係合が外れ、プ
ラグから工具を取り外すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光プラグ着脱
工具の実施の形態について図面を参照して説明する。図
1は、本発明に係る光プラグ着脱工具の一部切欠した主
要部と、プラグの斜視図を示し、図2は、同上工具にプ
ラグを係合した一部切欠した状態の縦断面図を示し、図
3は、同上工具の正面図を示し、図4は、同上工具の側
面図を示し、図5は、同上工具の背面図を示し、図6
は、図3におけるA−A線矢視断面図を示し、図7は、
図4におけるB矢視図を示し、図8は、図4におけるC
矢視図を示し、図9は、工具にプラグを係合した状態
と、レセプタクルとの縦断面図を示し、図10は、工具
を用いてプラグをレセプタクルに嵌合した状態の縦断面
図を示し、図11は、レセプタクルにプラグを嵌合した
状態で、該プラグから工具を取り外す状態の縦断面図を
示す。
【0011】本発明に係る光プラグ着脱工具1は、図1
ないし図8に示したように、本体2と、その一端に設け
た係合突起4付き係合片3及びブーツ抱持部5とで一体
に構成されている。
【0012】上記本体2は、次のように構成されてい
る。図3ないし図8に示したように、内面を略半円形状
の凹曲面6aに形成されている側板(背板)6と、該側
板6の上下両端から所定の間隔aをおいて前方へ並行に
突設した水平な頂板7及び底板8とで一軸方向へ長く凹
溝条に形成され、図9及び図10に示した如く、凹溝9
に対し、その前面開口部9aからプラグ10の光ファイ
バケーブル11を挿入及び脱出自在に形成させてある。
【0013】上記係合片3は、次のように構成されてい
る。図1ないし図6に示したように、上記した本体2の
長手方向の側板(背板)6先端部から軸方向前方(図1
ないし図6において右方向)へ延設して、上記側板6の
長手方向と直角な横幅よりも所定寸法だけ狭幅に、かつ
薄肉に形成して、背後方向(図2において上方向)へ弾
性変形可能にして、かつ水平な元の位置に復帰可能なる
よう弾性を付与させてある。
【0014】上記係合片3の前面の先端部中央には、プ
ラグフレーム12の後部上下両面に対称に開設されてい
る係止孔13、13の何れか一方の係止孔13と係合す
る上記係合突起4を突設させてある。
【0015】上記係合突起4は、図1及び図2に明示し
たように、上記係止孔13の後部開口縁13aに係合す
る略垂直な係合面4aと、該係合面4aの突出端から上
記係合片3の先端前面に傾斜下降する傾斜面4bとを形
成してある。上記傾斜面4bは、工具1をプラグ10後
部に押し込むことで、プラグフレーム12の側面に乗り
上げり、係合片3を背後方向へ変形させ、上記プラグ1
0に対し、工具1の係合をスムーズに行なわしめるため
に機能する。
【0016】上記ブーツ抱持部5は、次のように構成さ
れている。図1ないし図7に示したように、上記ブーツ
抱持部5は、本体2の先端部にあって、上記した係合片
3の基部側前部に一体に形成されている。
【0017】即ち、上記ブーツ抱持部5は、本体2にお
ける側板(背板)6の先端部上下両端から前方へ突出し
て対設した二個一対の抱持板14、14間に、略欠円形
状のブーツ嵌合孔15を、本体2の長手方向へ貫通して
形成させてある。
【0018】また、上記一対の抱持板14の先端部は、
基部(プラグ10側)の外径を太径に、これより先端側
へ除々に小径となるよう形成されている、テーパ付きブ
ーツ16における最大径の基部16aの円周と略同一曲
率で各々内側へ対向湾曲させてあって、その両先端部間
に開設される開口部15aの幅bは、上記ブーツ16の
基部16aの直径Cよりも所定寸法だけ狭く設定して形
成させてある。(図7参照)
【0019】さらに、上記一対の抱持板14、14は、
上記開口部15aを拡開可能にして、かつ元形に復帰可
能なるよう弾性を付与させてある。これにより、上記ブ
ーツ抱持部5に対し、その開口部15aからブーツ16
の嵌め外しが可能となる。また、上記一対の抱持板1
4、14は、既述頂板7及び底板8の前端とスリット1
7、17によって切り離されている。
【0020】また、上記した工具1は、弾性を有するプ
ラスチックを素材として一体に成形されている。従っ
て、図示した工具1の係合片3の中央部に穿設される穴
18は抜き型用であるが、軽量化及び弾性機能のアップ
にも貢献している。
【0021】なお、図1及び図2並びに図9ないし図1
1において、19は、フェルールを示し、図9ないし図
11において20は、パネル21に取り付けられたレセ
プタクルを示す。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、プラグフレームの係止孔と係合突起との係
合と、抱持部によるブーツの抱持による二点でプラグを
確実に支持できるので、レセプタクルに対するプラグの
嵌め外しを容易、確実行うことができると共に、工具の
後端をわずかに所定方向へ廻すことで、係止孔と係合突
起の係合部を支点として回転し、ブーツを抱持部から容
易、スムーズに外すことができるので、プラグの高密度
実装に適し、またプラスチックで一体に成形できるか
ら、絶縁性に優れると共に、大量生産が可能で、かつ構
造的に簡単であるから軽量で小型化できて操作性が良
く、使い勝手の良い工具を安価に提供することができる
等々、数々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光プラグ着脱工具の実施形態を示
す一部切欠した工具とプラグの斜視図である。
【図2】同上工具にプラグを係合した状態を示す一部切
欠した縦断面図である。
【図3】同上工具の全体を示す正面図である。
【図4】同上工具の全体を示す側面図である。
【図5】同上工具の全体を示す背面図である。
【図6】図3におけるA−A線矢視断面図である。
【図7】図4におけるB矢視図である。
【図8】図4におけるC矢視図である。
【図9】同上工具にプラグを係合し、レセプタクルに嵌
合する前の状態を示す縦断面図である。
【図10】同上工具を用いてプラグをレセプタクルに嵌
合した状態を示す縦断面図である。
【図11】レセプタクルにプラグを嵌合した状態で、プ
ラグから工具を取り外す状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 工具 2 本体 3 係合片 4 係合突起 5 ブーツ抱持部 6 側板 10 プラグ 11 光ファイバケーブル 12 プラグフレーム 13 係止孔 15a 開口部 16 ブーツ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略横向き凹溝条に形成された本体の側板
    における長手方向先端部に、プラグフレームの側面に開
    設した係止孔に係合する係合突起を突設した弾性を有す
    る係合片を形成すると共に、前記係合片の基部側に、プ
    ラグの光ファイバケーブルに外装したブーツを係脱自在
    に、弾性を付与したブーツ抱持部を設けてなることを特
    徴とする光プラグ着脱工具。
  2. 【請求項2】 前記ブーツ抱持部は、対設した二個一対
    の抱持板間に、略欠円形状のブーツ嵌合孔を形成すると
    共に、その両先端部にブーツ基部の直径より狭い開口部
    を設けてなることを特徴とする請求項1記載の光プラグ
    着脱工具。
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