JPH07203070A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07203070A
JPH07203070A JP5348793A JP34879393A JPH07203070A JP H07203070 A JPH07203070 A JP H07203070A JP 5348793 A JP5348793 A JP 5348793A JP 34879393 A JP34879393 A JP 34879393A JP H07203070 A JPH07203070 A JP H07203070A
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JP
Japan
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input processing
input
time
communication
processing
Prior art date
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Application number
JP5348793A
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English (en)
Inventor
Yoji Matsuda
陽二 松田
Toshiharu Takahashi
俊晴 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多様なファクシミリの送信データ入力処理にお
ける通信回線の維持を保証し、且つ、通信時間の短縮化
を図る。 【構成】主制御部16およびファクシミリ制御装置21
のCPU30は、操作パネル2の送信データの入力処理
の情報を参照する。入力処理の操作内容に応じた過去の
履歴を参照し、入力処理時間の推測を行う。次に主制御
部16は、ファクシミリ送信用にQNT/PM部14で
符号化/圧縮等を行い、ファクシミリ通信用のファクシ
ミリデータバッファ38に蓄えている送信データの量か
らデータの送信に要する時間を推定し、選択可能な通信
速度の中から最適な通信速度を決定する。主制御部16
は、ファクシミリ制御装置21を用いてファクシミリ送
信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ファクシミ
リ機能を搭載し、ネットワークを介して画像情報或いは
その他のデータを送受信できる画像通信装置、スキャナ
等の画像入力装置、印刷装置、画像情報蓄積装置など複
数の装置を一体化して構成されるディジタル式複合型画
像処理装置などの画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スキャナ等の画像処理装置、ハー
ドディスクや光ディスクなどの画像記憶装置、ファクシ
ミリやネットワークを用いた通信装置、印刷装置など種
々の画像処理装置を一体化して構成されるデジタル式複
合型画像処理装置(マルチファンクション型複写装置と
もいう)の開発が盛んである。
【0003】これらの画像処理装置では、ファクシミリ
通信においても従来の単純な画像通信機能以外にも、複
数の画像を1枚に縮小して送信する2イン1、4イン1
などのページ編集や、回転、変倍、はめ込み合成など多
数の編集処理機能を付加している。また、ファクシミリ
送信データについては、従来のスキャナからの入力だけ
でなく、光ディスク、ハードディスク、LAN(LOCAL
AREA NETWORK)等のネットワークを介したパソコンから
のデータ入力等、入力元が多様化している。
【0004】スキャナからの入力方法も、従来のADF
(自動原稿送り装置)を用いた入力だけではなく、複写
機と同様にコンタクトガラスを用いた平面式の原稿台か
らの入力を行う必要が生じている。これらのファクシミ
リ送信データの入力処理の多様化に対して、その国際間
で標準化された通信プロトコルは従来のような単純な画
像入力処理を想定しており、このような多様な処理を行
うための処理時間は考慮されていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ファ
クシミリの通信プロトコルは国際間の標準化が進んでお
り、全ての機種に対応するためには、独自の通信プロト
コルを用いるのではなく、標準の通信プロトコルを用い
て回線の維持を保証する必要があった。このように、従
来のファクシミリ通信制御方法だけでは、近年のファク
シミリ送信データの入力処理の多様化に伴い増加する入
力処理時間に対応して回線維持を行うことが非常に困難
であり、何らかの回線維持対策を行い回線の維持を保証
する必要が生じて、そのために通信時間が長くなるとい
う問題があった。
【0006】そこで、この発明は、多様なファクシミリ
の送信データ入力処理における通信回線の維持を保証
し、且つ、通信時間の短縮化を図ることのできる画像処
理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の画像処理装置
は、ファクシミリ制御装置を備えた画像処理装置におい
て、上記ファクシミリ制御装置で送信した際の編集処理
内容、送信画像サイズ、原稿入力等の入力処理内容に対
応する入力処理に要した時間の履歴を記憶する履歴記憶
手段と、上記ファクシミリ制御装置で送信する入力処理
内容を指示する指示手段と、この指示手段で指示された
入力処理内容に対応する上記履歴記憶手段に記憶されて
いる入力処理時間の履歴を読出す読出手段とから構成さ
れている。
【0008】この発明の画像処理装置は、ファクシミリ
制御装置を備えた画像処理装置において、上記ファクシ
ミリ制御装置で送信する際の編集処理内容、送信画像サ
イズ、原稿入力等の入力処理内容を指示する指示手段
と、この指示手段で指示された入力処理内容に応じて上
記原稿を編集処理する編集処理手段と、この編集処理手
段で編集処理された原稿を送信データに変換する変換手
段と、この変換手段で変換された送信データを一時記憶
する一時記憶手段と、この一時記憶手段に記憶された送
信データの量と複数のファクシミリ通信方式の通信速度
とから複数のデータ通信時間を推定する推定手段とから
構成されている。
【0009】この発明の画像処理装置は、ファクシミリ
制御装置を備えた画像処理装置において、上記ファクシ
ミリ制御装置で送信した際の編集処理内容、送信画像サ
イズ、原稿入力等の入力処理内容に対応する入力処理に
要した時間の履歴を記憶する履歴記憶手段と、上記ファ
クシミリ制御装置で送信する入力処理内容を指示する指
示手段と、この指示手段で指示された入力処理内容に対
応する上記履歴記憶手段に記憶されている入力処理時間
の履歴を読出す読出手段と、この読出手段から読出され
た入力処理時間の履歴から上記指示手段で指示された入
力処理内容に対応する入力処理時間の推測を行う推測手
段と、上記指示手段で指示された入力処理内容に応じて
上記原稿を編集処理する編集処理手段と、この編集処理
手段で編集処理された原稿を送信データに変換する変換
手段と、この変換手段で変換された送信データを一時記
憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に記憶された
送信データの量と複数のファクシミリ通信方式の通信速
度とから複数のデータ通信時間を推定する推定手段と、
この推定手段で推定された複数のデータ通信時間と上記
推測手段で推測された入力処理時間とから最適な通信速
度を決定する決定手段とから構成されている。
【0010】この発明の画像処理装置は、ファクシミリ
制御装置を備えた画像処理装置において、上記ファクシ
ミリ制御装置で送信する際の編集処理内容、送信画像サ
イズ、原稿入力等の入力処理内容を指示する指示手段
と、この指示手段で指示された入力処理内容に応じて上
記ファクシミリ制御装置の通信回線を接続する接続手段
と、上記指示手段で指示された入力処理内容に応じて通
信速度を決定する決定手段と、上記指示手段で指示され
た複数の頁からなる原稿を編集処理して送信データに変
換処理する処理手段と、この処理手段で処理された処理
時間に応じて、上記原稿の頁と頁との間にて上記接続手
段で接続された通信回線を維持するために上記決定手段
で決定された通信速度を変更制御する変更制御手段とか
ら構成されている。
【0011】この発明の画像処理装置は、ファクシミリ
制御装置を備えた画像処理装置において、上記ファクシ
ミリ制御装置で送信した際の編集処理内容、送信画像サ
イズ、原稿入力等の入力処理内容に対応する入力処理に
要した時間の履歴を記憶する履歴記憶手段と、上記ファ
クシミリ制御装置で送信する入力処理内容を指示する指
示手段と、この指示手段で指示された入力処理内容に対
応する上記履歴記憶手段に記憶されている入力処理時間
の履歴を読出す読出手段と、この読出手段から読出され
た入力処理時間の履歴から上記指示手段で指示された入
力処理内容に対応する入力処理時間の推測を行う推測手
段と、上記指示手段で指示された入力処理内容に応じて
上記原稿を編集処理する編集処理手段と、この編集処理
手段で編集処理された原稿を送信データに変換する変換
手段と、この変換手段で変換された送信データを一時記
憶する一時記憶手段と、この一時記憶手段に記憶された
送信データの量と複数のファクシミリ通信方式の通信速
度とから複数のデータ通信時間を推定する推定手段と、
この推定手段で推定された複数のデータ通信時間と上記
推測手段で推測された入力処理時間とから最適な通信速
度を決定する決定手段と、この決定手段で決定された通
信速度で送信した際に上記推測手段で推測された入力処
理時間以内で処理が終了した場合、このときの入力処理
時間を上記履歴記憶手段に保存する保存手段と、上記決
定手段で決定された通信速度で送信した際に上記推測手
段で推測された入力処理時間を越えた場合、このときの
入力処理時間を上記履歴記憶手段に記憶されている入力
処理時間の履歴を更新する更新手段とから構成されてい
る。
【0012】
【作用】この発明は、ファクシミリ制御装置を備えた画
像処理装置において、上記ファクシミリ制御装置で送信
した際の編集処理内容、送信画像サイズ、原稿入力等の
入力処理内容に対応する入力処理に要した時間の履歴を
履歴記憶手段に記憶し、上記ファクシミリ制御装置で送
信する入力処理内容を指示手段で指示し、指示された入
力処理内容に対応する上記履歴記憶手段に記憶されてい
る入力処理時間の履歴を読出し、読出された入力処理時
間の履歴から上記指示手段で指示された入力処理内容に
対応する入力処理時間の推測を推測手段で行い、指示さ
れた入力処理内容に応じて上記原稿を編集処理し、編集
処理された原稿を送信データに変換し、変換された送信
データを一時記憶し、一時記憶された送信データの量と
複数のファクシミリ通信方式の通信速度とから複数のデ
ータ通信時間を推定し、推定された複数のデータ通信時
間と上記推測手段で推測された入力処理時間とから最適
な通信速度を決定するようにしたものである。
【0013】この発明は、ファクシミリ制御装置を備え
た画像処理装置において、上記ファクシミリ制御装置で
送信する際の編集処理内容、送信画像サイズ、原稿入力
等の入力処理内容を指示手段で指示し、指示された入力
処理内容に応じて上記ファクシミリ制御装置の通信回線
を接続手段で接続し、指示された入力処理内容に応じて
通信速度を決定手段で決定し、指示された複数の頁から
なる原稿を編集処理して送信データに変換処理し、処理
された処理時間に応じて上記決定手段で決定された通信
速度を変更制御して上記原稿の頁と頁との間にて上記接
続手段で接続された通信回線を維持するようにしたもの
である。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2は、この発明の画像情報形成装置
としてのマルチファンクション型複写装置の外観を示す
ものである。図において、1はマルチファンクション型
複写装置本体で、その上面前部には操作パネル2が設け
られている。複写装置1の上面には、透明ガラスからな
る原稿台(図示しない)が設けられていて、この原稿台
上には、原稿押えカバーを兼ね、裏向きにセットしたシ
ート状の原稿(文書)を自動的に1枚ずつ送るADF
(自動原稿送り装置)3が開閉自在に設けられている。
複写装置1の底部には、被画像形成媒体としての用紙を
供給するための給紙カセット4を備えた給紙装置5が設
けられている。
【0015】複写装置1の図面に対して右側部には、用
紙を手差しで供給したり、手差しで供給するための手差
し給紙口6が設けられている。複写装置1の図面に対し
て左側部には、画像形成された用紙が排出されるソータ
7が設けられている。複写装置1の前面で、操作パネル
2の下方部位には、文書情報などを記憶する記憶媒体と
しての光ディスクを挿入するためのディスク挿入口8が
設けられていて、このディスク挿入口8と対応する複写
装置1内に光ディスク記憶装置(図示しない)が設けら
れている。
【0016】なお、いずれも図示しないが、複写装置1
内には、原稿台上にセットされた原稿の画像(文書情
報)を光学的な走査によって読取り入力するスキャナ
(入力手段)9、および、スキャナ9で入力された文書
情報や検索された文書情報を給紙装置5から供給される
用紙上に記録出力を行なうレーザプリンタ(出力手段)
10がそれぞれ設けられている。
【0017】図1は、この実施例のマルチファンクショ
ン型複写装置のコントローラ部とその周辺の構成を概略
的に示すもので、スキャナ9から画像情報を受け取るス
キャナインターフェース(SIF)11、記録装置に応
じた高画質化処理や拡大縮小などの処理を行う画像処理
部(IPU)12、1画素につき多値のビット数を持つ
多値のページメモリ部(PM)13、多値データを記憶
用に2値化して記憶する2値化ページメモリと圧縮伸張
回路とで構成されるQNT/PM部14、プリンタに画
像情報を転送するプリンタインターフェース(PIF)
15、および全体の動作をコントロールするためのCP
Uと制御プログラムを記憶させたROMとワークRAM
が搭載されている主制御部16とから構成されている。
【0018】主制御部16には、操作パネル2、画像情
報を圧縮した状態で記憶するための光ディスク装置(O
DD)17、光ディスク等の管理情報を記憶する補助メ
モリ用途に使用されるハードディスク(HDD)18が
接続されている。上記主制御部16、スキャナインター
フェース11、画像処理部12、ページメモリ部13、
QNT/PM部14、およびプリンタインターフェース
15は、システムバス19を介して接続されている。
【0019】スキャナインターフェース11と画像処理
部12、画像処理部12とページメモリ部13、ページ
メモリ部13とQNT/PM部14、QNT/PM部1
4とプリンタインターフェース15は、それぞれ異なる
画像バス20、…を介して隣接接続されている。
【0020】また、システムバス19には、ファクシミ
リの手順に従って公衆回線との接続インターフェースを
なすいわゆるモデムと送受信バッファ、これらの制御と
主制御部16との相互通信を行うCPUからなるファク
シミリ制御装置(FAXC)21、イーサネットとの接
続インターフェースとノベル社(NOVELL)ネット
ワークプロトコルを制御するためのCPUを含むネット
ワーク制御回路からなるネットワーク制御装置(LAN
C)22、および送信データの入力処理内容に応じて入
力処理に要した時間の履歴を管理テーブルとして記憶す
るNVRAM23とが接続されている。
【0021】公衆回線と接続して画像情報の送受信を行
うファクシミリ制御装置21に関してはモジュラケーブ
ルのみ図示されるが、モジュラケーブルの一端は公衆回
線に接続される。また、物理層をイーサネット(Eth
enet)とするネットワークに接続可能なネットワー
ク制御装置22に関してもケーブルのみ図示されるが、
ケーブルの一端はルータ、リピータ等のネットワークを
構成する機器に接続される。
【0022】図3は、ファクシミリ制御装置21のハー
ドウェアの構成例を示すもので、図中の点線部分は図1
中のシステムバス19を示している。ファクシミリ制御
装置21は、CPU30、DMA(DIRECT MEMORY ACCE
SS)コントローラ31、DMAバス32、CODEC3
3、バッファ34、DPRAM(DUAL PORT RAM )3
5、モデム(MODEM )36、NCU(NETWORK CONTROL
UNIT: 網制御装置)37とから構成され、さらに、シス
テムバス19を介してQNT/PM部14の一部を使用
しているファクシミリデータバッファ38が接続されて
いる。
【0023】例えば、NCU37により回線が選択され
たファクシミリ用の送信データは、QNT/PM部14
を用いて圧縮後、一旦ファクシミリデータバッファ38
に蓄えられる。ファクシミリデータバッファ38に蓄え
られたファクシミリデータは、DMAコントローラ31
により制御され、データ転送の指示があった場合にDM
A転送を行う。DMA転送されたデータは、CODEC
33で一度伸張された後、CPU30により送信データ
のヘッダ等を付加し、送信条件に合わせて再びCODE
C33で符号化圧縮を行う。符号化圧縮された通信デー
タは一旦バッファ34を経由して、モデム36を介して
公衆回線上に送出される。但し、送信データが画像デー
タではなく、バイナリファイルである場合にはこれらの
ヘッダの付加、符号化圧縮処理は行わず、バッファ34
からモデム36を介して公衆回線上に送出される。
【0024】ファクシミリの通信は、DPRAM35を
経由してファクシミリの通信制御ソフトウェアが指示を
行うことで制御を行う。この指示によりCPU30はモ
デム36を介して公衆回線上に標準プロトコルに基づい
た信号を送出する。指示内容が完了した場合は、DPR
AM35を経由してステータスを返す。本体装置1の主
制御部16は、指示が完了するまでステータスが返され
るのを待っている場合もあるが、すぐに復帰して他のジ
ョブを行い、必要なタイミングでステータスの確認を行
う場合もある。
【0025】上記システムバス19により主制御部16
と各デバイス間で、制御信号やデータ信号のやりとりが
なされ、画像バス20、…により各デバイス間で画像情
報の高速転送がなされるようになっている。この画像バ
ス20、…は、本装置1が複写機として動作するときの
ために設けられた独自のもので、いわゆる複写機のリア
ルタイム動作をするために、スキャナ9からくる画像情
報をスキャナインターフェース11で受信し、画像処理
部12で高画質化処理、拡大縮小処理を行い、プリンタ
インターフェース15でレーザプリンタ10へ出力する
という動作を並列的に行う。またその時の動作に不必要
な画像バス20、…上のデバイス(処理ボード)は通過
状態となる。
【0026】例えば、単なる複写動作の際には、QNT
/PM部14は不必要になるため通過状態となる。ま
た、ファクシミリ送信の際には画像処理部12とページ
メモリ部13が通過状態となる。図4は、操作パネル2
を示すもので、複写部数の数字を設定するテンキー5
0、複写動作を開始するスタートキー51、クリアキー
52、ストップキー53、複写する部数を表示する部数
表示部(LED)54、使用する用紙カセットを選択す
るカセットキー55とその表示をするカセット表示部5
6、用紙サイズを選択するサイズキー57とその表示を
する原稿サイズ表示部58、および表示部59とから構
成されている。
【0027】表示部59はタッチパネルディスプレイで
あり、スキャナ9で読取った画像を液晶ディスプレイ等
の表示手段で表示すると同時に、表面を透明抵抗体と電
極で構成したタッチパネル60を備えている。操作パネ
ル2を用いて、例えば5部複写する場合、テンキー50
の「5」のキーを押して部数表示部54の表示を確認
し、原稿を原稿台にセットしてスタートキー51を押せ
ば複写動作が開始される。
【0028】図5は、操作パネル2における表示部59
の構成を示すものである。表示部59であるタッチパネ
ルディスプレイは、透明電極で構成されたタッチパネル
60と液晶ディスプレイ61が一体となって構成された
ものである。タッチパネル60は、透明基盤に透明抵抗
体が一様に塗布され、X方向、Y方向での位置検出のた
めの電極が付けられたタッチパネル本体62と、電源に
より電圧を印加してその表面をペンまたは指で指示され
たときにその場所を検出するための各電極間の抵抗値を
求めるコントローラ部と各抵抗値から指示された場所を
演算により求める演算部とからなるタッチパネル制御部
63とから構成されている。
【0029】一方、液晶ディスプレイ61は、液晶表示
板本体64と、液晶表示板を駆動して表示を行う表示制
御部65と、表示データを表示画素単位で格納する表示
RAM(VRAM)66とから構成されている。このよ
うな構成において、タッチパネル制御部63の演算部で
求められた場所を表すデータは主制御部16により読み
取られ、主制御部16は対応する処理を行う。例えば、
手書き入力の場合には、対応する表示RAM66上の部
分のデータを非表示データから反転して表示状態にし、
その点を連続して表示することにより目的を達する。そ
の他、手書き入力だけでなく、表示したものの中から選
択することにより動作パラメータの入力を行うなど、表
示部59であるタッチパネルディスプレイは幅広い用途
に使用できる。
【0030】図6〜図8は、本装置1で用いる標準的な
G3ファクシミリ通信プロトコルの流れを示すものであ
る。ここでは全て非エラー訂正モードの例を示している
が、通信プロトコルの流れとしては基本的にエラー訂正
モードの場合も同様である。図6は、送信データを1ペ
ージだけ送信する場合の例を示している。図に示すよう
に、ファクシミリの通信プロトコルはA〜Eの5つのフ
ェーズに分割されており、それぞれA:呼設定、B:初
期認識、C:データの送信、D:送信データ確認、E:
切断に分かれている。
【0031】図7は、後続のページがあり、しかも送信
条件が変更されない場合の例である。この場合には、フ
ェーズDにおいてマルチページであることが被呼端末側
に知らされ(MPS)、続いてフェーズC以降が繰り返
される。図8は、後続のページがあり、しかも送信条件
が変更される場合の例である。この場合にはフェーズD
において通信条件の変更が被呼端末側に知らされ(EO
M)、続いてフェーズB以降が繰り返される。
【0032】次に、本複写装置1でのネットワーク送信
の動作を説明する。この場合、まず操作パネル2上でネ
ットワーク送信のモードを設定する。次に送信先情報
(ネットワークアドレス、ユーザIDなど)を設定す
る。そして送信画像データをセットする。設定された送
信先情報は主制御部16の管理下に送信待ち行列にセッ
トされる。また、送信条件に基づいて送信データは、C
PU30によって編集処理を行った後、CODEC33
で符号化/圧縮処理を行い、ネットワークに対応したプ
ロトコルに従って送信先への回線接続を行う。全ページ
送信終了すれば回線切断処理を行う。
【0033】以上の動作の間、主制御部16は操作パネ
ル2からの送信先情報を管理し、スキャナインターフェ
ース11、QNT/PM部14に画像サイズ、圧縮方式
などの各パラメータの設定を行う。そして、主制御部1
6は、操作パネル2から開始指示があれば、スキャナ9
を駆動し、入力された画像データに対して解像度変換、
2値化、圧縮処理を施した後これらをページメモリ部1
3へ保持するといった動作を最終ページまで行う。
【0034】次に、本複写装置1におけるファクシミリ
送信の動作を説明する。まず、操作パネル2上でファク
シミリ送信のモードを設定する。或いは、ネットワーク
制御装置22を介して図示しないパーソナルコンピュー
タ等の端末装置上から送信モードを設定する。操作パネ
ル2上からこのモード設定を行う場合には、タッチパネ
ルディスプレイとしての表示部59に表示されたモード
選択スイッチを指示することによって行われる。パーソ
ナルコンピュータ等の端末装置上からモード設定を行う
場合には、画面上のメニューからファクシミリ送信のモ
ードを選択する。次に、ファクシミリ送信モードでの設
定画面において送信先情報(電話番号、短縮ダイヤル番
号等)、送信サイズ情報、拡大/縮小などの変倍情報、
2イン1、4イン1等のページ編集処理情報、文字画像
を想定した処理或いは疑似中間表現を用いた入力処理で
あるのか等の送信条件を設定する。
【0035】メモリ蓄積送信を行う場合には、送信先情
報は主制御部16の管理下に送信待ち行列にセットされ
る。また、主制御部16は、送信条件に基づいて送信デ
ータの編集処理等を行った後、CODEC33で符号化
/圧縮処理等を行いバッファ34に蓄積される。バッフ
ァ34に蓄積されたデータは、送信先への回線接続成立
後、ファクシミリ送信が行われる。
【0036】ダイレクト送信を行う場合には、送信先情
報に基づいて主制御部16は、回線接続を行い、回線接
続が成立した段階で上述の送信条件に基づいて送信デー
タの編集処理等を行ってCODEC33で符号化/圧縮
後、ファクシミリ用のバッファ34を介してデータ量を
モニタし、ファクシミリ送信を行う。主制御部16は、
全ページの送信データを送信終了後、回線切断処理を行
う。
【0037】なお、本実施例のようにハードディスク1
8を装着していれば、ページメモリ部13だけでなく、
ハードディスク18でも送信待ちの圧縮データを保持で
きるので大量の送信データに対応可能となる。また、本
実施例ではハードディスク18の容量は40MBとして
いるが、更に拡張は可能である。画像データを光ディス
クに登録する場合には、QNT/PM部14上の2値化
された画像メモリの内容を同じくQNT/PM14上の
CODECにより圧縮処理を行い、そのデータを主制御
部16が光ディスク装置(ODD)17をコントロール
しながら決められたフォーマットで光ディスク上に登録
する。
【0038】次に本実施例における主制御部16および
ファクシミリ制御装置21のCPU30によるファクシ
ミリ送信の制御方法について説明する。図9は、本複写
装置1におけるファクシミリ送信の制御可能とするため
の機能を示すもので、原稿画像入力処理部70、処理時
間推定部71、通信時間推定部72、通信速度決定部7
3、通信制御部74、通信履歴管理部75とから構成さ
れる。
【0039】原稿画像入力処理部70は、例えばスキャ
ナ9を介して読込んだ原稿画像や、ファクシミリ制御装
置21或いはネットワーク制御装置22を介して受信し
た原稿画像、さらには光ディスク装置17、ハードディ
スク18から読出した原稿画像、ファイルなどにユーザ
が指定した編集処理を加えた上で、ファクシミリ送信用
にCODEC33で符号化/圧縮等を行いファクシミリ
通信用のバッファ34に一時的に蓄えるところまでを行
う。
【0040】処理時間推定部71は、操作パネル2或い
はネットワーク制御装置22を介して図示しないパーソ
ナルコンピュータなどから設定された画像入力時の編集
条件、画像の入力方法、使用するユーザ個人の操作能力
などの情報をもとに、NVRAM23に記憶されている
送信データ処理時間の履歴を参照し、送信データの入力
処理全体に必要とされる時間を推定する部分である。
【0041】通信時間推定部72は、一時的にバッファ
34に送信用データを蓄えた段階で送信データ量を測定
し、送信データ量と通信方式からデータの送信に要する
時間を推定する。通信速度決定部73は、推定されたデ
ータ送信時間と、処理時間推定部71において推定され
た処理時間とを比較し、送信データの入力処理が可能と
なるように通信速度の決定を行う。
【0042】通信制御部74は、ITU(国際電気通信
連合)のITU−T/T.30で定められた標準プロト
コルに基づいて回線接続を行い、送信データをファクシ
ミリ送信するための通信制御を行う。通信履歴管理部7
5は、編集処理内容、送信画像サイズ、原稿入力方法な
ど送信データの入力処理内容に応じて入力処理に要した
時間の履歴を管理テーブルとしてNVRAM23に記憶
している。
【0043】図10は、本複写装置1における通信制御
の処理全体の流れを示す。まず、主制御部16は、操作
パネル2、あるいはネットワーク制御装置22を介して
接続されているパーソナルコンピュータなどから、送信
データの入力処理の情報を参照する。入力処理の操作内
容に応じた過去の履歴を参照し、入力処理時間の推測を
行う。次に送信データの量からデータの送信に要する時
間を推定し、選択可能な通信速度の中から最適な通信速
度を決定する。主制御部16は、ファクシミリ制御装置
21を用いてファクシミリ送信を行うが送信データが複
数ページ存在し、次の送信データの入力処理が現在送信
中の送信ページの終了までに間に合わなかった場合に
は、プロトコル手順の追加を行い回線の維持を図る。
【0044】もし間に合わなかった場合には、その処理
時間をNVRAM23に処理時間履歴として更新し、次
のページ送信の際の通信速度を再設定するときに反映さ
せる。間に合った場合には、その処理時間をNVRAM
23に処理時間履歴として保存する。この際、通信条件
が変わる場合を除いて、通信速度は前のページの速度を
採用する。
【0045】次に、各処理における詳細な動作を説明す
る。図11は、送信データ入力処理時間推定の動作を説
明するためのフローチャートである。まず、主制御部1
6は、各処理、入力条件のパラメータテーブルを読込
み、それぞれの処理が選択されていれば、そのビットを
たてる。通信履歴管理部75から、選択されている処
理、入力条件の組み合わせに該当する入力処理時間履歴
のテーブルを読込む。各テーブルには過去K回の処理時
間履歴がデータとして保存されている。次にこのテーブ
ルを参照し、処理に要する時間を推定する。その際の推
定方法としては、例えば、最長と最短の時間を除いたK
−2回分の時間を平均した値に余裕時間として、0〜1
0秒加えた数値が用いられる。この際の余裕時間は可変
とし、装置の設定、或いは過去の回線維持の為のプロト
コル手順追加動作の発生率により変更される。
【0046】ここで、図12の(a),(b),(c)
に示すように上記パラメータテーブルを構成する処理、
入力条件の内容としては、原稿サイズ、送信画像の解像
度、ADF/原稿台など原稿台の種類、使用する個人の
識別ID、2イン1、4イン1などの編集処理、送信デ
ータの供給元(スキャナ2、光ディスク装置17、ハー
ドディスク18、ネットワーク制御装置22を介したパ
ーソナルコンピュータ等)などが含まれる。
【0047】使用する個人のIDを情報として用いる場
合には、予め操作パネル2等を介して、使用者のID番
号を入力しておく。また、ここで述べる入力処理時間と
は前のページの入力が終了してから次のページの入力処
理が終了するまでと定義する。図13は、送信時間推定
の動作を説明するためのフローチャートである。
【0048】Nページ目の送信データ量は、送信データ
をファクシミリ制御装置21に転送する際、一時的にバ
ッファ34に蓄積するときに測定を行う。通信データ量
は、必ずしも全データ量を測定する必要はなく、例えば
次の通信データの入力処理を終了するのに充分な時間が
確保できるだけの通信データ量があることが確認できれ
ば良い。それ以下のデータ量しかない場合にのみ、その
全データ量を確認する必要がある。例えば、ファクシミ
リ送信用のバッファ34の容量が64KBのとき、通信
速度が14.4kbpsであっても送信時間は35秒以上で
あり、全ての通信データ入力処理がその時間内に終了す
ることが予めわかっているのであれば、それ以上のデー
タ量の確認は必要ない。
【0049】またNページ目のデータ送信時間は、デー
タ量を通信速度で割った値と最小走査線時間に総ライン
数を掛けた値との比較を行い、値の大きな方を採用す
る。例えば、エラー訂正モードで送信を行う場合には、
最小走査線時間は必ず0(ミリ秒)であるため、必然的
に前者の値を採用することになる。また、送信データが
画像データでない場合には送信ライン数は判別できない
ため、通信時間はやはり前者の値を採用する。送信ライ
ン数は、入力された画像データの副走査方向サイズから
判別する。以上の通信時間の算出は、ITU−T(国際
電気通信標準化部門)T.30で規定されている通信速
度全ての場合について算出する。
【0050】図14は、通信速度決定の動作を説明する
ためのフローチャートである。まず、Nページ目の通信
速度は次のように決定される。送信データ入力処理の処
理時間推定部71により推定されたNページ目の入力処
理時間を参照する。通信時間推定部72により推定され
たNページ目の通信時間を、可能な全ての通信速度の場
合について参照する。
【0051】上記入力処理時間と上記通信時間とを比較
し、N+1ページ目の入力処理を完了することが可能で
あり、且つなるべく短いデータ通信時間となるようNペ
ージ目の通信速度を決定する。N+1ページ目の通信速
度は、図15に示すように横軸にNページ目に推定され
る通信時間を通信速度ごとに算出し、N+1ページ目に
予測される送信データ処理時間がどの範囲にはいるかに
より決定される。例えば、通信速度x(bps )の時の通
信時間をtx 、N+1ページ目の推測処理時間をTする
と、仮にtx2<T≦tx1場合だと、Nページ目の通信速
度はx1 (bps)となる。
【0052】ここで、N+1ページ目は実際にはまだ送
信データの入力及び、送信データ入力処理内容の指示が
行われていないため、実際にはNページ目の送信データ
入力処理パラメータと同一であるとして、送信データ入
力処理時間を推測する。送信条件が変更される場合に
は、図6〜図8のファクシミリ標準プロトコルで述べた
ようにファクシミリの通信プロトコル上でフェーズBか
ら通信を再開するため、通信速度をその条件に合わせて
再設定することが可能となっている。また、実際の入力
処理時間が予測された値よりも大きかったために、Nペ
ージ目のデータ送信が終了した段階で、送信データ入力
処理が終了していなかった場合には、回線維持を行うた
めの手段を有する(後述)ので、回線が切断することは
なく、またその際フェーズBから次の送信を行うため送
信速度の再設定は可能となっている。
【0053】図16は、回線維持保証制御の動作を説明
するためのフローチャートである。上記手順により決定
された通信条件で通信を行い、なおかつ次の通信データ
の入力処理が間に合わなかった場合に回線の維持を保証
するため以下の制御を行う。まず、DPRAM35のフ
ァクシミリ送信制御ソフトウェアは、CPU30に対し
て次のページの送信を行う際に必ず通信条件の変更を行
うよう指示を出す。
【0054】Nページ目のデータ送信が終了した段階
で、N+1ページ目の送信データ入力処理が終了してい
なければ、最初の指示通り送信条件の変更指示がフェー
ズDにおいてCPU30よりモデム36を介して送出さ
れ、図8のようにフェーズBからN+1ページ目のファ
クシミリ通信を行う。この際、次のページの送信データ
入力処理が終了するまで送信条件を被呼端末側に対して
指示しない(DCS信号)が、フェーズBのこの時点に
おいて被呼端末側は約35秒間DCS信号を待つことが
義務づけられているため、少なくともその間は回線が維
持される。
【0055】Nページ目のデータ送信が終了する前に、
N+1ページ目の送信データ入力処理が終了すれば、そ
の時点で通信条件の変更指示をキャンセルし、図7に示
すようにフェーズDにおいてマルチページ(送信条件の
変更無し)の指示がCPU30よりモデム36を介して
送信され、フェーズCからN+1ページ目のファクシミ
リ通信を行う。
【0056】N+1ページ目の送信データが存在しない
ことが判明すれば、その時点で送信条件の変更指示をキ
ャンセルし、最終ページであることを指示する。図17
は、送信データ入力処理時間履歴管理の動作を説明する
ためのフローチャートである。送信データの入力処理時
間履歴は以下のようにNVRAM23で参照/更新され
る。
【0057】Nページ目の入力処理条件パラメータテー
ブルを参照し、該当する送信データ入力処理条件におけ
る入力処理時間履歴テーブルを読み込む。Nページ目の
送信データの入力が終了した段階でタイマを起動し、N
+1ページ目の送信データの入力処理が終了するまでを
測定する。入力処理が終了した段階で、テーブル内の最
古の履歴を更新する。
【0058】もし、N+1ページ目の送信データ入力処
理条件が変更されていれば、現在読み込み中の入力処理
時間履歴テーブルは終了し、N+1ページ目の処理条件
に該当する入力処理時間履歴テーブルを読込む。後続ペ
ージが存在しないことが判明すれば、現在読込み中の入
力処理時間履歴テーブルは終了する。
【0059】以上説明したように上記実施例によれば、
従来のファクシミリでは行われなかった多種類の通信デ
ータ入力処理が通信中に行われた場合でも、通信回線を
維持することができる。また、入力処理に要すると推測
される時間と送信データ量とから、次の送信データの入
力処理を行うことが可能と考えられる最高速度の通信速
度を決定するので、通信時間が必要以上に長くなること
を防ぐことができる。
【0060】さらに、データに白ラインなど偽のデータ
を付加して回線維持を行うという方法をとらないので、
受信端末側で余計な排紙を強制する可能性がないなど受
信端末側に悪影響を及ぼさないようにすることができ
る。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
多様なファクシミリの送信データ入力処理における通信
回線の維持を保証し、且つ、通信時間の短縮化を図るこ
とのできる画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるマルチファンクシ
ョン型複写装置の要部の構成を概略的に示すブロック
図。
【図2】画像処理装置としてのマルチファンクション型
複写装置の外観図。
【図3】図1のファクシミリ制御装置における概略構成
を示す図。
【図4】図1のマルチファンクション型複写装置におけ
る操作パネルを示す図。
【図5】操作パネルにおけるタッチパネルディスプレイ
の構成を説明するための図。
【図6】標準的なG3ファクシミリ通信プロトコルの制
御手順を説明するための図。
【図7】標準的なG3ファクシミリ通信プロトコルの制
御手順を説明するための図。
【図8】標準的なG3ファクシミリ通信プロトコルの制
御手順を説明するための図。
【図9】図1のマルチファンクション型複写装置におけ
るファクシミリ通信制御を実現するための機能を示す
図。
【図10】図1のマルチファンクション型複写装置にお
けるファクシミリ通信制御の全体の処理動作を説明する
ためのフローチャート。
【図11】送信データの入力処理時間を推定する手順を
説明するためのフローチャート。
【図12】送信データの入力処理条件のパラメータテー
ブルと入力処理時間履歴テーブルの構成例を示す図。
【図13】送信データの通信時間を推測する手順を説明
するためのフローチャート。
【図14】通信速度を決定する手順を説明するためのフ
ローチャート。
【図15】通信速度を決定する手順を説明するための
図。
【図16】回線維持保証制御の手順を説明するためのフ
ローチャート。
【図17】送信データ入力処理時間履歴管理の手順を説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…マルチファンクション型複写装置 2…操作パネル 9…スキャナ 10…レーザプリンタ 12…画像処理部 13…ページメモリ部 14…QNT/PM部 16…主制御部 21…ファクシミリ制御装置 30…CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ制御装置を備えた画像処理
    装置において、 上記ファクシミリ制御装置で送信した際の編集処理内
    容、送信画像サイズ、原稿入力等の入力処理内容に対応
    する入力処理に要した時間の履歴を記憶する履歴記憶手
    段と、 上記ファクシミリ制御装置で送信する入力処理内容を指
    示する指示手段と、 この指示手段で指示された入力処理内容に対応する上記
    履歴記憶手段に記憶されている入力処理時間の履歴を読
    出す読出手段と、 この読出手段から読出された入力処理時間の履歴から上
    記指示手段で指示された入力処理内容に対応する入力処
    理時間の推測を行う推測手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ制御装置を備えた画像処理
    装置において、 上記ファクシミリ制御装置で送信する際の編集処理内
    容、送信画像サイズ、原稿入力等の入力処理内容を指示
    する指示手段と、 この指示手段で指示された入力処理内容に応じて上記原
    稿を編集処理する編集処理手段と、 この編集処理手段で編集処理された原稿を送信データに
    変換する変換手段と、 この変換手段で変換された送信データを一時記憶する一
    時記憶手段と、 この一時記憶手段に記憶された送信データの量と複数の
    ファクシミリ通信方式の通信速度とから複数のデータ通
    信時間を推定する推定手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ制御装置を備えた画像処理
    装置において、 上記ファクシミリ制御装置で送信した際の編集処理内
    容、送信画像サイズ、原稿入力等の入力処理内容に対応
    する入力処理に要した時間の履歴を記憶する履歴記憶手
    段と、 上記ファクシミリ制御装置で送信する入力処理内容を指
    示する指示手段と、 この指示手段で指示された入力処理内容に対応する上記
    履歴記憶手段に記憶されている入力処理時間の履歴を読
    出す読出手段と、 この読出手段から読出された入力処理時間の履歴から上
    記指示手段で指示された入力処理内容に対応する入力処
    理時間の推測を行う推測手段と、 上記指示手段で指示された入力処理内容に応じて上記原
    稿を編集処理する編集処理手段と、 この編集処理手段で編集処理された原稿を送信データに
    変換する変換手段と、 この変換手段で変換された送信データを一時記憶する一
    時記憶手段と、 この一時記憶手段に記憶された送信データの量と複数の
    ファクシミリ通信方式の通信速度とから複数のデータ通
    信時間を推定する推定手段と、 この推定手段で推定された複数のデータ通信時間と上記
    推測手段で推測された入力処理時間とから最適な通信速
    度を決定する決定手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ制御装置を備えた画像処理
    装置において、 上記ファクシミリ制御装置で送信する際の編集処理内
    容、送信画像サイズ、原稿入力等の入力処理内容を指示
    する指示手段と、 この指示手段で指示された入力処理内容に応じて上記フ
    ァクシミリ制御装置の通信回線を接続する接続手段と、 上記指示手段で指示された入力処理内容に応じて通信速
    度を決定する決定手段と、 上記指示手段で指示された複数の頁からなる原稿を編集
    処理して送信データに変換処理する処理手段と、 この処理手段で処理された処理時間に応じて、上記原稿
    の頁と頁との間にて上記接続手段で接続された通信回線
    を維持するために上記決定手段で決定された通信速度を
    変更制御する変更制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ制御装置を備えた画像処理
    装置において、 上記ファクシミリ制御装置で送信した際の編集処理内
    容、送信画像サイズ、原稿入力等の入力処理内容に対応
    する入力処理に要した時間の履歴を記憶する履歴記憶手
    段と、 上記ファクシミリ制御装置で送信する入力処理内容を指
    示する指示手段と、 この指示手段で指示された入力処理内容に対応する上記
    履歴記憶手段に記憶されている入力処理時間の履歴を読
    出す読出手段と、 この読出手段から読出された入力処理時間の履歴から上
    記指示手段で指示された入力処理内容に対応する入力処
    理時間の推測を行う推測手段と、 上記指示手段で指示された入力処理内容に応じて上記原
    稿を編集処理する編集処理手段と、 この編集処理手段で編集処理された原稿を送信データに
    変換する変換手段と、 この変換手段で変換された送信データを一時記憶する一
    時記憶手段と、 この一時記憶手段に記憶された送信データの量と複数の
    ファクシミリ通信方式の通信速度とから複数のデータ通
    信時間を推定する推定手段と、 この推定手段で推定された複数のデータ通信時間と上記
    推測手段で推測された入力処理時間とから最適な通信速
    度を決定する決定手段と、 この決定手段で決定された通信速度で送信した際に上記
    推測手段で推測された入力処理時間以内で処理が終了し
    た場合、このときの入力処理時間を上記履歴記憶手段に
    保存する保存手段と、 上記決定手段で決定された通信速度で送信した際に上記
    推測手段で推測された入力処理時間を越えた場合、この
    ときの入力処理時間を上記履歴記憶手段に記憶されてい
    る入力処理時間の履歴を更新する更新手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
JP5348793A 1993-12-27 1993-12-27 画像処理装置 Pending JPH07203070A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206846A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Fujitsu Ltd データ通信再送制御方法及び送受信装置
JP2011142695A (ja) * 2011-04-22 2011-07-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
US8879094B2 (en) 2009-04-23 2014-11-04 Konica Minolta, Inc. Image reading apparatus which is able to transfer an image to an external device and non-transitory computer readable medium

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US8879094B2 (en) 2009-04-23 2014-11-04 Konica Minolta, Inc. Image reading apparatus which is able to transfer an image to an external device and non-transitory computer readable medium
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