JP2003298849A - 画像処理装置及び画像処理装置の画像データの格納方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理装置の画像データの格納方法

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JP2003298849A JP2002095236A JP2002095236A JP2003298849A JP 2003298849 A JP2003298849 A JP 2003298849A JP 2002095236 A JP2002095236 A JP 2002095236A JP 2002095236 A JP2002095236 A JP 2002095236A JP 2003298849 A JP2003298849 A JP 2003298849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のジョブが様々な順序で処理される装置
において、ジョブの発生及び消滅によりメモリの記憶容
量が逐次変化する場合であっても、このような変化する
記憶容量に合わせてできるだけ多くのジョブに関する画
像データを効率的にメモリに格納できるようにする。 【解決手段】 画像処理装置1は、画像データを格納す
るメモリ手段6と、複数の異なる圧縮率の中から選択し
た1の圧縮率により画像データを圧縮する画像データ圧
縮手段14、15と、メモリ手段6の空き容量を検出す
るメモリ空き容量検出手段30、17と、メモリ手段6
の空き容量に応じて画像データの圧縮率を選択する圧縮
率選択手段16、17と、ジョブの発生及びそのジョブ
の消滅を管理し、各ジョブとメモリ手段6に格納された
画像データとの対応関係を記憶するメモリ管理手段29
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、コピー機、プリンタ、スキャナ、又はこれらの複合
機等の画像処理装置であって、メモリに画像データを格
納する際にメモリの容量を効率的に使用することができ
る装置、及びそのような画像処理装置の画像データの格
納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データをメモリに効率的に格納する
ための技術として従来より様々な画像データの圧縮技術
が提案されている。その中には、例えばJPEG等のよ
うに画像データの圧縮率を変化させて調節することがで
きる圧縮方式が存在する。そして、このような画像デー
タの圧縮技術を利用して、メモリ内に画像データを効率
良く格納するために画像データの圧縮率を調節する技術
が提案されている。このような技術として、例えば、特
開平05-91345号公報に開示された画像形成装置に関する
技術がある。この画像形成装置は、原稿から画像データ
を読み取った後、この画像データを圧縮してメモリに格
納する際に、圧縮後の画像データのデータ量とメモリの
記憶容量とを比較し、圧縮後の画像データのデータ量が
メモリの記憶容量を超える場合には、この圧縮後の画像
データを一旦消去し、再度原稿の画像データの読み取り
動作を行なった後、前回よりも高い圧縮率でその画像デ
ータを圧縮する。そして、圧縮後の画像データのデータ
量とメモリの記憶容量とを比較し、圧縮後の画像データ
のデータ量がメモリの記憶容量よりも少ない場合には、
その圧縮率により圧縮後の画像データをメモリに格納す
る。一方、この再度の圧縮後の画像データのデータ量が
メモリの記憶容量を超える場合には、同様の処理を繰り
返して更に高い圧縮率でその画像データを圧縮し、メモ
リに記憶可能なデータ量にする処理を行なう。
【0003】このような画像形成装置では、画像データ
のデータ量とメモリの記憶容量とを比較し、メモリの記
憶容量を最大限利用できるように画像データの圧縮率を
決定することから、圧縮率を高めることによる画像デー
タの画質の低下を出きる限り少なく抑えつつ、効率的に
メモリを利用して画像データの格納を行なうことができ
るという利点がある。したがって、コピー機等のよう
に、メモリに格納した画像データが短時間のうちに出力
されメモリから消去されるような装置においては有効な
技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術は、メモリの記憶容量を最大限利用して
画像データの格納を行なうことから、画像データの画像
を読み取って印字出力するというジョブを1つずつ順番
に処理していくコピー機のような装置に適用するには好
適であるが、例えば、ファクシミリ装置やコピー・ファ
クシミリ・プリンタ複合機のように、複数のジョブが様
々な順序で処理される装置について適用することは困難
である。すなわち、このような装置においては、ファク
シミリ送信ジョブやファクシミリ受信ジョブ、或いはプ
リントジョブ等の各種のジョブが様々な順序で発生する
とともに、それらのジョブが処理される順序は、例え
ば、ファクシミリ送信ジョブでは時刻を指定して後から
送信する場合や、ファクシミリ受信ジョブでは使用者が
受信した画像データの内容を確認してからプリントアウ
トする場合等のように様々に前後する場合があり、中に
は長期間処理されないまま残されるジョブもある。その
ため、このような複合機等においては、ジョブの発生及
び消滅によりメモリの記憶容量は逐次変化することとな
り、このような変化する記憶容量に合わせてできるだけ
多くのジョブに関する画像データを効率的にメモリに格
納できるようにすることが要請されている。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、複数のジョブが様々な順序で処理される装置に
おいて、ジョブの発生及び消滅によりメモリの記憶容量
が逐次変化する場合であっても、このような変化する記
憶容量に合わせてできるだけ多くのジョブに関する画像
データを効率的にメモリに格納できるようにすることを
技術課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する画像処理装置は、1又は2以上
のジョブに関する画像データを格納するメモリ手段と、
このメモリ手段に格納する画像データを複数の異なる圧
縮率の中から選択した1の圧縮率により圧縮する画像デ
ータ圧縮手段と、前記メモリ手段の空き容量を検出する
メモリ空き容量検出手段と、このメモリ空き容量検出手
段により検出された前記メモリ手段の空き容量に応じて
前記画像データ圧縮手段による画像データの圧縮率を選
択する圧縮率選択手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項2に記載する画像処理装置は、請求
項1に記載する構成において、前記メモリ手段に画像デ
ータを格納する処理を伴うジョブの発生及びそのジョブ
の消滅を管理するとともに、それらの各ジョブと前記メ
モリ手段に格納された画像データとの対応関係を記憶す
るメモリ管理手段を備え、前記メモリ空き容量検出手段
が、前記メモリ管理手段が有する情報に基づいて前記メ
モリ手段の空き容量を検出することを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項3に記載する画像処理装置の画像デ
ータの格納方法は、メモリ手段に画像データを格納する
処理を伴うジョブが発生した際、前記メモリ手段の空き
容量を検出し、その検出された空き容量に応じて画像デ
ータの圧縮率を選択し、その選択された圧縮率により前
記ジョブに対応する画像データを圧縮して前記メモリ手
段に格納することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理装置
1をコピー、ファクシミリ、プリンタ、及びスキャナの
複合機に適用した実施形態について図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置1
の電気的構成を示すブロック図である。この図に示すよ
うに、本発明の実施形態に係る画像処理装置1は、原稿
の画像を走査してそれを画像データとして読み取るため
の原稿読取部2と、画像データのファクシミリ送受信や
LAN(Local Area Network)3に接続してのコンピュ
ータ端末4等との通信を行なうための通信部5と、原稿
読取部2において読み取った原稿の画像データや、通信
部5において受信した画像データを一時的に格納してお
くための画像メモリ6と、この画像メモリ6に格納され
た画像データの画像をプリントアウトするためのプリン
タ部7と、使用者が画像処理装置1に対する動作指示や
設定等の入力を行なうためのスタートキーやテンキー等
の各種操作キーを有して構成される操作部8と、画像処
理装置1の設定状態や動作状態等を表示する液晶表示画
面やLEDランプ等を有して構成される表示部9と、こ
れら画像処理装置1の各部の動作制御を行なうための制
御部10とを有して構成されている。
【0010】原稿読取部2は、ファクシミリ送信しよう
とする原稿の画像を走査して画像データとして読み取る
ための部分であって、カラー画像読取用のCCD(Char
ge Coupled Device)11と、画像処理回路12と、読
取バッファ13と、読取用コーデック(CODEC:Co
der and Decoder)14とを有して構成されている。ま
た、図示しないが、原稿読取部2は、CCD11による
読み取りを行なうために原稿を1枚ずつ自動的に供給す
る原稿自動供給機構(ADF:Automatic Document Fee
der)や原稿を1枚ずつ手動で載置して読み取るための
フラットベッド機構等を有している。ここで、CCD1
1は、原稿の表面の画像を読み取り、それを電気信号か
らなる画像データに変換して出力する素子である。画像
処理回路12は、CCD11から出力された画像データ
を、アナログ信号からデジタル信号に変換する回路であ
る。読取バッファ13は、画像処理回路12における画
像処理を効率的に行なうために、一定量の画像データを
一時的に格納するバッファである。
【0011】読取用コーデック14は、画像処理回路に
おいて処理された画像データを所定の方式により符号化
し、そのデータ量を圧縮する処理を行なう回路である。
そして、この読取用コーデック14は、後述する通信用
コーデック15とともに、画像データ圧縮手段を構成す
る。すなわち、この読取用コーデック14において、原
稿読取部2で読み取り、画像メモリ6に格納する画像デ
ータを複数の異なる圧縮率の中から選択した1の圧縮率
により圧縮する処理が行なわれる。そのため、ここで
は、複数の異なる圧縮率の中から1の圧縮率を選択する
ことが可能な符号化方式を用いることとする。このよう
な符号化方式の例として、本実施形態においては、圧縮
率を任意に調節することが可能なJPEG方式を使用す
る。そこで、以下ではこのような圧縮率を選択すること
が可能な符号化方式をJPEG方式として説明するが、
このような符号化方式としては、JPEG方式のみに限
定されることはなく、圧縮率を複数の段階で、あるいは
任意に調節することが可能な方式であれば使用すること
が可能である。この読取用コーデック14における符号
化の際の圧縮率の選択は、圧縮率選択プログラム16に
従って動作するMPU17により構成される圧縮率選択
手段により行なわれるが、この点については後述する。
そして、この読取用コーデック14においてJPEG方
式で符号化された画像データが画像メモリ6に格納され
る。
【0012】通信部5は、他のファクシミリ装置との間
でファクシミリ送受信を行ない、あるいは、LAN3に
接続してコンピュータ端末4等との間で通信を行なうた
めの部分であって、モデム18と、網制御装置(NC
U)19と、通信用コーデック15と、LANインター
フェース20とを有して構成されている。ここで、モデ
ム18は、ファクシミリ送受信される画像データの変調
及び復調を行なう装置であり、網制御装置(NCU)1
9は、公衆電話回線に対する接続制御を行なう装置であ
る。
【0013】通信用コーデック15は、ファクシミリ受
信の際に受信した画像データを所定の方式により符号化
し、そのデータ量を圧縮する処理を行なうとともに、フ
ァクシミリ送信の際に画像メモリ6に格納された画像デ
ータをファクシミリ送信に適した符号化方式により符号
化する処理を行なう回路である。そして、この通信用コ
ーデック15は、前述した読取用コーデック14ととも
に、画像データ圧縮手段を構成する。すなわち、ファク
シミリ受信の際には、通信用コーデック15において、
通信部5で受信し、画像メモリ6に格納する画像データ
を複数の異なる圧縮率の中から選択した1の圧縮率によ
り圧縮する処理が行なわれる。そのため、この通信用コ
ーデック15における符号化方式としては、読取用コー
デック14と同様に、複数の異なる圧縮率の中から1の
圧縮率を選択することが可能な符号化方式であるJPE
G方式を使用することとしている。この通信用コーデッ
ク15における符号化の際の圧縮率の選択は、圧縮率選
択プログラム16に従って動作するMPU17により構
成される圧縮率選択手段により行なわれるが、この点に
ついては後述する。そして、この通信用コーデック15
においてJPEG方式で符号化された画像データは画像
メモリ6に格納される。
【0014】一方、ファクシミリ送信の際には、送信す
る画像データはJPEG方式により符号化されて画像メ
モリ6に格納されているので、通信用コーデック15
は、その画像データを読み出して復号するとともに、フ
ァクシミリ通信に適した符号化方式、、例えば、MMR
(モディファイド・モディファイド・リード)方式、M
R(モディファイド・リード)方式、あるいはMH(モ
ディファイド・ハフマン)方式等に符号化する処理を行
なう。そして、このようなファクシミリ通信に適した符
号化方式により符号化された画像データはモデム18及
び網制御装置(NCU)19によりファクシミリ送信さ
れる。なお、カラーファクシミリ送信の場合には、JP
EG方式で符号化した画像データを送信する場合があ
る。したがって、この場合には、前述のような復号及び
符号化の処理を行なう必要がなく、画像メモリ6に格納
された状態、すなわちJPEG方式で符号化された状態
のまま送信することが可能である。
【0015】また、LANインターフェース20は、画
像処理装置1をLAN3に接続してコンピュータ端末4
との通信やインターネットを介した通信を行なうための
装置である。すなわち、画像処理装置1は、LANイン
ターフェース20及びLAN3を介してサーバやクライ
アント等の各コンピュータ端末4と通信可能に接続され
ており、プリンタやスキャナとして動作する際に、これ
らの各コンピュータ端末4との間で画像データの送受信
を行なう。また、LAN3は、ルータ21にも接続され
ており、画像処理装置1は、これを介してインターネッ
トに接続して通信を行なうことも可能となっている。な
お、このLANインターフェース20を介してコンピュ
ータ端末4等との間で送受信される画像データについて
も、通信用コーデック15においてJPEG方式に符号
化し、あるいは復号する処理が行なわれる場合がある。
【0016】画像メモリ6は、原稿読取部2において読
み取った原稿の画像データや、通信部5において受信し
た画像データを一時的に格納するためのメモリである。
そして、この画像メモリ6が、1又は2以上のジョブに
関する画像データを格納するメモリ手段を構成してい
る。ここで、ジョブとは、画像処理装置1が処理すべき
仕事の単位であって、具体的には、原稿読取部2におい
て原稿の画像データを読み取って通信部5を介してファ
クシミリ送信するファクシミリ送信ジョブ、通信部5に
おいて画像データをファクシミリ受信してプリンタ部7
においてプリントアウトするファクシミリ受信ジョブ、
原稿読取部2において原稿の画像データを読み取ってプ
リンタ部7においてプリントアウトするコピージョブ、
コンピュータ端末4から画像データを受信してプリンタ
部7においてプリントアウトするプリントジョブ、ある
いは、原稿読取部2において原稿の画像データを読み取
ってコンピュータ端末4に送信するスキャンジョブ等が
含まれる。そして、これらのジョブの実行に伴って原稿
読取部2において読み取られた画像データや、通信部5
により受信された画像データが、画像メモリ6に格納さ
れる。この画像メモリ6には、読取用コーデック14や
通信用コーデック15において、圧縮率を選択すること
が可能な符号化方式、すなわちJPEG方式により符号
化された後の画像データが格納される。
【0017】プリンタ部7は、画像メモリ6に格納され
た画像データの画像をカラー又は白黒でプリントアウト
するための部分であって、プリンタ機構部22と、プリ
ンタ制御部23と、プリンタ用コーデック24と、プリ
ンタバッファ25とを有して構成されている。ここで、
プリンタ機構部22は、画像データから記録紙上に画像
を形成するための各種機構を備えた装置であって、その
記録方式としては、例えば電子写真方式や感熱記録方式
等の従来より公知の全ての記録方式を用いることができ
る。プリンタ制御部23は、制御部10のMPU17か
らの命令信号に従ってプリンタ機構部22の動作制御を
行う回路である。プリンタ用コーデック24は、JPE
G方式により符号化された状態で画像メモリ6に記憶さ
れている画像データを、プリンタ機構部22において記
録紙上に画像を形成するために復号する処理を行なう回
路である。プリンタバッファ25は、プリンタ機構部2
2において画像データの画像を形成する処理を効率的に
行なうために、一定量の画像データを一時的に格納する
バッファである。
【0018】制御部10は、画像処理装置1の全体の動
作を制御する部分であって、MPU(Microprocessing
Unit)17と、RAM(Random Access Memory)26
と、ROM(Read Only Memory)27とを有して構成さ
れている。ここで、MPU17は、バス28を介して画
像処理装置1を構成する上記の各部と接続されており、
これらの各部の動作制御を行なう演算処理回路である。
【0019】RAM26は、画像処理装置1の動作の実
行に伴って取得された各種データ等を一時的に記憶する
メモリである。そして、RAM26は、メモリ管理テー
ブル29を有している。このメモリ管理テーブル29
は、画像メモリ6に画像データを格納する処理を伴うジ
ョブの発生及びそのジョブの消滅を管理するとともに、
それらの各ジョブと画像メモリ6に格納された画像デー
タとの対応関係を記憶するテーブルであって、メモリ管
理手段を構成する。すなわち、メモリ管理テーブル29
には、ファクシミリ送信ジョブ、ファクシミリ受信ジョ
ブ、コピージョブ、プリントジョブ、あるいはスキャン
ジョブ等の画像処理装置1により処理される各ジョブ
と、これらの各ジョブに対応する画像データの画像メモ
リ6内における記憶場所と、各ジョブに対応する画像デ
ータのデータ量とがテーブル形式で記憶されている。こ
こで、各ジョブに対応する画像データとは、各ジョブの
実行に伴って原稿読取部2において読み取られ、あるい
は通信部5により受信されて画像メモリ6に格納された
画像データである。
【0020】そして、画像メモリ6に画像データを格納
する処理を伴うジョブが発生した場合には、そのジョブ
と、そのジョブに対応する画像データの記憶場所及びデ
ータ量がメモリ管理テーブル29に新たに登録される。
一方、メモリ管理テーブル29に登録されているジョブ
の処理が終了し、当該ジョブが消滅した場合には、当該
ジョブと、そのジョブに関連するデータはメモリ管理テ
ーブル29から削除される。したがって、このメモリ管
理テーブル29に記憶された全てのジョブに対応する画
像データのデータ量の合計と、画像メモリ6の最大記憶
容量とを比較することにより、画像メモリ6の空き容量
を検出することができる。この画像メモリ6の空き容量
を検出するための手段については後述する。
【0021】ROM27は、MPU17の動作に必要な
各種の動作プログラム等を記憶するメモリである。そし
て、本実施形態においては、ROM27に記憶されてい
る動作プログラムとしては、メモリ空き容量検出プログ
ラム30と、圧縮率選択プログラム16とが含まれてい
る。ここで、メモリ空き容量検出プログラム30は、画
像メモリ6の空き容量を検出する処理をMPU17に実
行させるための動作プログラムであって、このメモリ空
き容量検出プログラム30に従ってMPU17が処理を
行なうことによりメモリ空き容量検出手段が構成され
る。このメモリ空き容量検出手段は、前述のメモリ管理
テーブル29が有する情報に基づいて画像メモリ6の空
き容量を検出する。すなわち、メモリ空き容量検出プロ
グラム30は、ジョブの実行により画像メモリ6に画像
データを格納する際に動作し、予め定まっている画像メ
モリ6の最大記憶容量と、前述のメモリ管理テーブル2
9に記憶された全てのジョブに対応する画像データのデ
ータ量の合計とを比較し、それらの差を算出することに
より、画像メモリ6の空き容量を検出する処理をMPU
17に実行させる。なお、画像メモリ6の空き容量につ
いては、ここでは、画像メモリ6に画像データが全く格
納されていないときを100%とし、画像メモリ6にそ
の最大記憶容量と同量の画像データが格納されていると
きを0%として表すこととして説明する。
【0022】圧縮率選択プログラム16は、メモリ空き
容量検出プログラム30の実行により検出された画像メ
モリ6の空き容量に応じて、前述の画像データ圧縮手段
を構成する通信用コーデック15又は読取用コーデック
14による画像データの符号化に際しての圧縮率を選択
するプログラムであって、この圧縮率選択プログラム1
6に従ってMPU17が処理を行なうことにより圧縮率
選択手段が構成される。図2及び図3は、画像メモリ6
の内部に各ジョブに対応する画像データが格納される際
の状態を示す説明図であって、画像メモリ6に格納され
る各ジョブ毎の画像データの圧縮率及びデータ量と、そ
れらの画像データのデータ量が画像メモリ6の最大記憶
容量に対して占める割合を、様々な状態毎に模式的に表
したものである。これらの図にも示すように、本実施形
態においては、画像データの圧縮率として、グレード1
からグレード5までの5段階を設定し、画像メモリ6の
空き容量に応じて、これらの圧縮率の中からいずれかの
圧縮率を選択することとしている。
【0023】そこで、本実施形態においては、グレード
1を最も圧縮率が低く画質が高い設定とし、グレード
2、グレード3、グレード4の順に圧縮率が高くなり、
グレード5が最も圧縮率が高く画質が低い設定としてい
る。そして、圧縮率選択プログラム16は、画像メモリ
6の空き容量が大きいときにはグレード1の圧縮率を選
択し、画像メモリ6の空き容量が少なくなるに従ってグ
レード2からグレード5の圧縮率を適宜選択する動作処
理をMPU17に実行させる。すなわち、本実施形態に
おいては、画像メモリ6の空き容量が100〜80%の
場合にはグレード1の圧縮率を選択し、画像メモリ6の
空き容量が79〜65%の場合にはグレード2の圧縮率
を選択し、画像メモリ6の空き容量が64〜50%の場
合にはグレード3の圧縮率を選択し、画像メモリ6の空
き容量が49〜35%の場合にはグレード4の圧縮率を
選択し、画像メモリ6の空き容量が34%以下の場合に
はグレード5の圧縮率を選択することとしている。
【0024】次に、このような圧縮率選択プログラム1
6に従って圧縮率を選択し、画像データを画像メモリ6
に格納する処理の具体的な事例について、図2及び図3
に基づいて説明する。図2(a)は、画像メモリ6に画
像データが全く格納されていない状態を示している。し
たがって、画像メモリ6の空き容量は100%であり、
次に格納されるジョブAに関する画像データは、図2
(b)に示すように、グレード1の圧縮率により圧縮さ
れて格納される。この状態において画像データの空き容
量は70%とする。その場合、次に格納されるジョブB
に関する画像データは、図2(c)に示すように、グレ
ード2の圧縮率により圧縮されて格納される。この状態
において画像データの空き容量は55%とする。その場
合、次に格納されるジョブCに関する画像データは、図
2(d)に示すように、グレード3の圧縮率により圧縮
されて格納される。この状態において画像データの空き
容量は40%とする。その場合、次に格納されるジョブ
Dに関する画像データは、図3(e)に示すように、グ
レード4の圧縮率により圧縮されて格納される。この状
態において画像データの空き容量は30%とする。その
場合、次に格納されるジョブEに関する画像データは、
図3(f)に示すように、グレード5の圧縮率により圧
縮されて格納される。この状態において画像データの空
き容量は20%とする。その後、図3(g)に示すよう
に、ジョブAの処理が終了してそれに対応する画像デー
タが画像メモリ6から削除されたとする。その場合、画
像データの空き容量は50%であり、次に格納されるジ
ョブFに関する画像データは、図3(h)に示すよう
に、グレード3の圧縮率により圧縮されて格納される。
【0025】以上に説明してきた通り、本実施形態に係
る画像処理装置1は、メモリ手段を構成する画像メモリ
6に画像データを格納する処理を伴うジョブが発生した
際、メモリ空き容量検出プログラム30に従って画像メ
モリ6の空き容量を検出し、次に、圧縮率選択プログラ
ム16に従って検出された画像メモリ6の空き容量に応
じて画像データの圧縮率を選択し、その選択された圧縮
率により当該ジョブに対応する画像データを圧縮して画
像メモリ6に格納する処理を行なう。そこで、このよう
な画像処理装置1の動作処理について、図4及び図5に
示すフローチャートに基づいて具体的に説明する。な
お、これらの図において、丸で囲まれた「A」及び
「B」の記号は、それぞれ図における同じ記号と連続す
るものとする。また、このフローチャートに示す画像処
理装置1の各部の動作処理は、ROM27に記憶されて
いるメモリ空き容量検出プログラム30及び圧縮率選択
プログラム16を含む動作プログラムに従ってMPU1
7の制御の下に実行される。
【0026】まず、画像メモリ6に画像データを格納す
る処理を伴うジョブが発生したか否かについて判断する
(S1)。このようなジョブとしては、上述の通り、フ
ァクシミリ送信ジョブ、ファクシミリ受信ジョブ、コピ
ージョブ、プリントジョブ、あるいはスキャンジョブ等
の各種のジョブが含まれる。そして、画像メモリ6に画
像データを格納する処理を伴うジョブが発生していない
場合には(S1:NO)、そのまま待機する。一方、画
像メモリ6に画像データを格納する処理を伴うジョブが
発生した場合には(S1:YES)、次に、メモリ空き
容量検出プログラム30に従い、メモリ管理テーブル2
9が有する情報に基づいて画像メモリ6の空き容量を検
出する(S2)。この画像メモリ6の空き容量の検出
は、上述の通り、画像メモリ6の最大記憶容量と、メモ
リ管理テーブル29に記憶された全てのジョブに対応す
る画像データのデータ量の合計とを比較し、それらの差
を算出することにより行なう。
【0027】そして、処理S2において検出された画像
メモリ6の空き容量に応じて、圧縮率選択プログラム1
6に従い、画像データの圧縮率を選択する。そのため
に、まず画像メモリ6の空き容量が80%以上であるか
否かについて判断する(S3)。画像メモリ6の空き容
量が80%以上である場合には(S3:YES)、画像
データの圧縮率としてグレード1を選択し(S4)、処
理はS12へ進む。一方、画像メモリ6の空き容量が8
0%以上でない場合には(S3:NO)、次に、画像メ
モリ6の空き容量が65%以上であるか否かについて判
断する(S5)。画像メモリ6の空き容量が65%以上
である場合には(S5:YES)、画像データの圧縮率
としてグレード2を選択し(S6)、処理はS12へ進
む。一方、画像メモリ6の空き容量が65%以上でない
場合には(S5:NO)、次に、画像メモリ6の空き容
量が50%以上であるか否かについて判断する(S
7)。画像メモリ6の空き容量が50%以上である場合
には(S7:YES)、画像データの圧縮率としてグレ
ード3を選択し(S8)、処理はS12へ進む。一方、
画像メモリ6の空き容量が50%以上でない場合には
(S7:NO)、次に、画像メモリ6の空き容量が35
%以上であるか否かについて判断する(S9)。画像メ
モリ6の空き容量が35%以上である場合には(S9:
YES)、画像データの圧縮率としてグレード4を選択
し(S10)、処理はS12へ進む。一方、画像メモリ
6の空き容量が35%以上でない場合には(S9:N
O)、画像データの圧縮率としてグレード5を選択する
(S11)。
【0028】そして、以上のS4、S6、S8、S10
又はS11の処理により選択された圧縮率に従って前記
ジョブに対応する画像データを符号化して圧縮する処理
を行なう(S12)。この画像データを符号化して圧縮
する処理は、上述の通り、画像データ圧縮手段を構成す
る読取用コーデック14又は通信用コーデック15にお
いて行なわれる。その後、圧縮された画像データを画像
メモリ6に格納する(S13)。これにより処理は終了
する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
処理装置又は画像処理装置の画像データの格納方法によ
れば、複数の異なる圧縮率の中からメモリ手段の空き容
量に応じた圧縮率を選択して画像データを圧縮し、メモ
リ手段に格納することから、メモリ手段に画像データを
格納する処理を伴う複数のジョブが様々な順序及び時間
間隔で処理されることに伴って、そのようなジョブの発
生及び消滅によりメモリ手段の記憶容量が逐次変化する
場合であっても、このような変化する記憶容量に応じて
メモリ手段の記憶容量を効率的に使用し、多くのジョブ
に関する画像データを格納することができるとともに、
メモリ手段の記憶容量に余裕がある場合には、圧縮率を
低くして画質の劣化を抑制しつつ画像データを格納する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像処理装置における
画像メモリの内部に各ジョブに対応する画像データが格
納される際の状態を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態に係る画像処理装置における
画像メモリの内部に各ジョブに対応する画像データが格
納される際の状態を示す説明図である。
【図4】本発明の実施形態に係る画像処理装置におい
て、画像メモリの空き容量に応じて画像データの圧縮率
を選択し、その圧縮率により画像データを圧縮して画像
メモリに格納する際の動作処理を示すフローチャートの
前半部分である。
【図5】本発明の実施形態に係る画像処理装置におい
て、画像メモリの空き容量に応じて画像データの圧縮率
を選択し、その圧縮率により画像データを圧縮して画像
メモリに格納する際の動作処理を示すフローチャートの
後半部分である。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 原稿読取部 5 通信部 6 画像メモリ 7 プリンタ部 10 制御部 11 CCD 14 読取用コーデック 15 通信用コーデック 16 圧縮率選択プログラム 17 MPU 24 プリンタ用コーデック 26 RAM 27 ROM 29 メモリ管理テーブル 30 メモリ空き容量検出プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C187 AD03 AD07 AD14 AE07 AE13 BF14 BH30 DD02 DD07 5B021 AA19 BB12 DD10 5B047 AA01 CB25 DC20 EA01 EB15 5C073 BC03 CE02 5C078 BA53 CA27 DA01 DA07 EA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は2以上のジョブに関する画像デー
    タを格納するメモリ手段と、このメモリ手段に格納する
    画像データを複数の異なる圧縮率の中から選択した1の
    圧縮率により圧縮する画像データ圧縮手段と、前記メモ
    リ手段の空き容量を検出するメモリ空き容量検出手段
    と、このメモリ空き容量検出手段により検出された前記
    メモリ手段の空き容量に応じて前記画像データ圧縮手段
    による画像データの圧縮率を選択する圧縮率選択手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段に画像データを格納する
    処理を伴うジョブの発生及びそのジョブの消滅を管理す
    るとともに、それらの各ジョブと前記メモリ手段に格納
    された画像データとの対応関係を記憶するメモリ管理手
    段を備え、前記メモリ空き容量検出手段は、前記メモリ
    管理手段が有する情報に基づいて前記メモリ手段の空き
    容量を検出することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 メモリ手段に画像データを格納する処理
    を伴うジョブが発生した際、前記メモリ手段の空き容量
    を検出し、その検出された空き容量に応じて画像データ
    の圧縮率を選択し、その選択された圧縮率により前記ジ
    ョブに対応する画像データを圧縮して前記メモリ手段に
    格納することを特徴とする画像処理装置の画像データの
    格納方法。
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