JPH07202680A - 基本論理セル回路 - Google Patents
基本論理セル回路Info
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- JPH07202680A JPH07202680A JP6237786A JP23778694A JPH07202680A JP H07202680 A JPH07202680 A JP H07202680A JP 6237786 A JP6237786 A JP 6237786A JP 23778694 A JP23778694 A JP 23778694A JP H07202680 A JPH07202680 A JP H07202680A
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/20—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits characterised by logic function, e.g. AND, OR, NOR, NOT circuits
- H03K19/21—EXCLUSIVE-OR circuits, i.e. giving output if input signal exists at only one input; COINCIDENCE circuits, i.e. giving output only if all input signals are identical
- H03K19/215—EXCLUSIVE-OR circuits, i.e. giving output if input signal exists at only one input; COINCIDENCE circuits, i.e. giving output only if all input signals are identical using field-effect transistors
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- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
- H03K17/687—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
- H03K17/693—Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors
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- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/02—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
- H03K19/173—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using elementary logic circuits as components
- H03K19/1733—Controllable logic circuits
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の基本セルよりも低消費電力で、より小
型のより数少ないトランジスタで、すべての2入力関数
を実行することのできる基本セル装置を得る。 【構成】 基本セル装置(10)は、それぞれマルチプ
レクサを構成するNチャンネルおよびPチャンネルトラ
ンジスタを含む第1および第2のトランスミッションゲ
ート(12)および(18)を含む。トランスミッショ
ンゲート(12)および(18)は、それぞれ制御信号
Cとインバータ(24)からの反転制御信号C(バー)
とを受信し、トランスミッションゲート(12)は第1
の入力信号(A)を受信し、トランスミッションゲート
(18)は第2の入力信号(B)を受信する。基本セル
装置(10)は両トランスミッションゲート(12)お
よび(18)から共通の出力信号(O)を発生する。基
本セル装置(10)はすべての2入力関数動作を実行す
ることができる。
型のより数少ないトランジスタで、すべての2入力関数
を実行することのできる基本セル装置を得る。 【構成】 基本セル装置(10)は、それぞれマルチプ
レクサを構成するNチャンネルおよびPチャンネルトラ
ンジスタを含む第1および第2のトランスミッションゲ
ート(12)および(18)を含む。トランスミッショ
ンゲート(12)および(18)は、それぞれ制御信号
Cとインバータ(24)からの反転制御信号C(バー)
とを受信し、トランスミッションゲート(12)は第1
の入力信号(A)を受信し、トランスミッションゲート
(18)は第2の入力信号(B)を受信する。基本セル
装置(10)は両トランスミッションゲート(12)お
よび(18)から共通の出力信号(O)を発生する。基
本セル装置(10)はすべての2入力関数動作を実行す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、集積回路装置に
関するものであり、更に詳細にはすべての2入力関数を
提供する基本セル装置に関する。
関するものであり、更に詳細にはすべての2入力関数を
提供する基本セル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラム可能な金属ゲートアレイにお
いては、N個の変数のあらゆる組み合わせを生成できる
ことが望ましい。基本セルはそのようなゲートアレイを
構成するために用いられる。伝統的な基本セルのレイア
ウトは2個のPチャンネルトランジスタと2個のNチャ
ンネルトランジスタとを用いてきた。2個のPチャンネ
ルトランジスタのゲートは典型的にはそれらの対応する
相手のNチャンネルトランジスタへつながれる。この伝
統的な基本セルで、金属とコンタクトを接続することに
よって得られる可能な関数は、NAND、NOR、NO
T、およびバッファ出力の各動作である。しかし、この
伝統的な基本セルは、伝統的な基本セルを複数個用いる
か、あるいは多重の論理ステージを利用することなしに
は、その他のAND、OR、XOR、あるいはXNOR
のような型の関数を便利に実行することができない。
いては、N個の変数のあらゆる組み合わせを生成できる
ことが望ましい。基本セルはそのようなゲートアレイを
構成するために用いられる。伝統的な基本セルのレイア
ウトは2個のPチャンネルトランジスタと2個のNチャ
ンネルトランジスタとを用いてきた。2個のPチャンネ
ルトランジスタのゲートは典型的にはそれらの対応する
相手のNチャンネルトランジスタへつながれる。この伝
統的な基本セルで、金属とコンタクトを接続することに
よって得られる可能な関数は、NAND、NOR、NO
T、およびバッファ出力の各動作である。しかし、この
伝統的な基本セルは、伝統的な基本セルを複数個用いる
か、あるいは多重の論理ステージを利用することなしに
は、その他のAND、OR、XOR、あるいはXNOR
のような型の関数を便利に実行することができない。
【0003】更に、より高密度で低電力をめざすため
に、一方で出力駆動をより大きな装置を通して行うた
め、論理回路を構成するにはより小型のトランジスタが
望ましい。しかし、伝統的な基本セルは、論理動作とト
ランスミッションゲートを提供する目的で、Nチャンネ
ルおよびPチャンネルトランジスタのために最低3個の
金属トラック接続を必要とする。伝統的な基本セルで必
要とされるこの接続のために、論理動作のためのトラン
ジスタの寸法を縮小することには限度がある。従って、
伝統的な基本セルよりも低消費電力で、より小型のより
数少ないトランジスタで多様な2入力関数を実行するこ
とのできる基本セル装置を実現することが望まれる。
に、一方で出力駆動をより大きな装置を通して行うた
め、論理回路を構成するにはより小型のトランジスタが
望ましい。しかし、伝統的な基本セルは、論理動作とト
ランスミッションゲートを提供する目的で、Nチャンネ
ルおよびPチャンネルトランジスタのために最低3個の
金属トラック接続を必要とする。伝統的な基本セルで必
要とされるこの接続のために、論理動作のためのトラン
ジスタの寸法を縮小することには限度がある。従って、
伝統的な基本セルよりも低消費電力で、より小型のより
数少ないトランジスタで多様な2入力関数を実行するこ
とのできる基本セル装置を実現することが望まれる。
【0004】
【発明の概要】以上のことから、広範囲に多様な2入力
関数を実行可能な基本セル装置に対する需要が発生する
ことが理解されよう。更に、縮小されたトランジスタ寸
法および低減化された消費電力で、2入力関数を実行す
ることのできる基本セル装置に対する需要も発生する。
関数を実行可能な基本セル装置に対する需要が発生する
ことが理解されよう。更に、縮小されたトランジスタ寸
法および低減化された消費電力で、2入力関数を実行す
ることのできる基本セル装置に対する需要も発生する。
【0005】本発明に従えば、2入力関数を生成するた
めの基本セル装置であって、伝統的な基本セル方式に関
する欠点や問題点を本質的に解消もしくは低減する基本
セル装置が提供される。
めの基本セル装置であって、伝統的な基本セル方式に関
する欠点や問題点を本質的に解消もしくは低減する基本
セル装置が提供される。
【0006】本発明の1つの実施例に従えば、制御信号
を受信しそれに応答して反転した制御信号を発生するた
めのインバータを含む、2入力関数生成用の装置が提供
される。第1のトランスミッションゲートが第1の入
力、前記制御信号、および前記反転した制御信号を受信
する。第2のトランスミッションゲートが第2の入力、
前記制御信号、および前記反転した制御信号を受信す
る。前記第1および第2のトランスミッションゲート
は、実行することが望まれる関数に従う結果である単一
の出力を発生する。
を受信しそれに応答して反転した制御信号を発生するた
めのインバータを含む、2入力関数生成用の装置が提供
される。第1のトランスミッションゲートが第1の入
力、前記制御信号、および前記反転した制御信号を受信
する。第2のトランスミッションゲートが第2の入力、
前記制御信号、および前記反転した制御信号を受信す
る。前記第1および第2のトランスミッションゲート
は、実行することが望まれる関数に従う結果である単一
の出力を発生する。
【0007】本発明の装置は、伝統的な基本セル方式よ
りも優れた各種の技術上の特長を有する。例えば、1つ
の技術的な特長は、伝統的な基本セルよりもより数多い
2入力関数を実行することができることである。別の1
つの技術的な特長は基本セル装置にマルチプレクサ設計
を導入していることである。更に別の1つの技術的な特
長は、マルチプレクサ基本セル装置を用いてより高次の
入力関数を提供することである。更に別の1つの技術的
な特長は、伝統的な基本セルと比較して、より数少ない
トランジスタ、より小型のトランジスタ、およびより少
ない消費電力でもって関数生成を実行できることであ
る。その他の技術的特長については、請求の範囲のほ
か、以下の図面、説明、および開示から当業者には明ら
かであろう。
りも優れた各種の技術上の特長を有する。例えば、1つ
の技術的な特長は、伝統的な基本セルよりもより数多い
2入力関数を実行することができることである。別の1
つの技術的な特長は基本セル装置にマルチプレクサ設計
を導入していることである。更に別の1つの技術的な特
長は、マルチプレクサ基本セル装置を用いてより高次の
入力関数を提供することである。更に別の1つの技術的
な特長は、伝統的な基本セルと比較して、より数少ない
トランジスタ、より小型のトランジスタ、およびより少
ない消費電力でもって関数生成を実行できることであ
る。その他の技術的特長については、請求の範囲のほ
か、以下の図面、説明、および開示から当業者には明ら
かであろう。
【0008】本発明の特長および本発明それ自体につい
てより完全に理解するために、以下に図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図面において、同様な部品に対して
は同じ参照符号が用いられている。
てより完全に理解するために、以下に図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図面において、同様な部品に対して
は同じ参照符号が用いられている。
【0009】
【実施例】図1はマルチプレクサ(MUX)基本セル装
置10の模式的レイアウトである。MUX基本セル装置
10は、第1のマルチプレクサレイアウトを構成するN
チャンネルトランジスタ14およびPチャンネルトラン
ジスタ16を含む第1のトランスミッションゲート12
を含んでいる。MUX基本セル装置10はまた、第2の
マルチプレクサレイアウトを構成するNチャンネルトラ
ンジスタ20およびPチャンネルトランジスタ22を含
む第2のトランスミッションゲート18を含んでいる。
MUX基本セル装置10は、第1トランスミッションゲ
ート12のNチャンネルトランジスタ14および第2ト
ランスミッションゲート18のPチャンネルトランジス
タ22のゲートへ供給される制御信号Cを受信する。M
UX基本セル装置10はまた、Nチャンネルトランジス
タ26およびPチャンネルトランジスタ28を含むイン
バータ24を通して、反転した制御信号を生成し、その
反転した制御信号は第2トランスミッションゲート18
のNチャンネルトランジスタ20および第1トランスミ
ッションゲート12のPチャンネルトランジスタ16の
ゲートへ供給される。MUX基本セル装置10はまた、
第1トランスミッションゲート12のNチャンネルトラ
ンジスタ14およびPチャンネルトランジスタ16のソ
ースにおいて第1の入力信号Aを受信する。MUX基本
セル装置10はまた、第2トランスミッションゲート1
8のNチャンネルトランジスタ20およびPチャンネル
トランジスタ22のソースにおいて第2の入力信号Bを
受信する。MUX基本セル装置10は、Nチャンネルト
ランジスタ14および20と、Pチャンネルトランジス
タ16および22のドレインにおいて、出力信号Oを発
生する。
置10の模式的レイアウトである。MUX基本セル装置
10は、第1のマルチプレクサレイアウトを構成するN
チャンネルトランジスタ14およびPチャンネルトラン
ジスタ16を含む第1のトランスミッションゲート12
を含んでいる。MUX基本セル装置10はまた、第2の
マルチプレクサレイアウトを構成するNチャンネルトラ
ンジスタ20およびPチャンネルトランジスタ22を含
む第2のトランスミッションゲート18を含んでいる。
MUX基本セル装置10は、第1トランスミッションゲ
ート12のNチャンネルトランジスタ14および第2ト
ランスミッションゲート18のPチャンネルトランジス
タ22のゲートへ供給される制御信号Cを受信する。M
UX基本セル装置10はまた、Nチャンネルトランジス
タ26およびPチャンネルトランジスタ28を含むイン
バータ24を通して、反転した制御信号を生成し、その
反転した制御信号は第2トランスミッションゲート18
のNチャンネルトランジスタ20および第1トランスミ
ッションゲート12のPチャンネルトランジスタ16の
ゲートへ供給される。MUX基本セル装置10はまた、
第1トランスミッションゲート12のNチャンネルトラ
ンジスタ14およびPチャンネルトランジスタ16のソ
ースにおいて第1の入力信号Aを受信する。MUX基本
セル装置10はまた、第2トランスミッションゲート1
8のNチャンネルトランジスタ20およびPチャンネル
トランジスタ22のソースにおいて第2の入力信号Bを
受信する。MUX基本セル装置10は、Nチャンネルト
ランジスタ14および20と、Pチャンネルトランジス
タ16および22のドレインにおいて、出力信号Oを発
生する。
【0010】動作時に、MUX基本セル装置10は、次
の式に従う結果を与えるように構成されている:
の式に従う結果を与えるように構成されている:
【数1】 式1から、制御信号Cが第1の入力信号AとANDをと
られ、反転した制御信号C(バー)が第2の入力信号B
とANDをとられて、これら2つのAND演算の結果が
ORをとられて出力信号Oが得られる。基本セル装置1
0のこの式から、2入力関数の多様な、可能な組み合わ
せが導かれる。
られ、反転した制御信号C(バー)が第2の入力信号B
とANDをとられて、これら2つのAND演算の結果が
ORをとられて出力信号Oが得られる。基本セル装置1
0のこの式から、2入力関数の多様な、可能な組み合わ
せが導かれる。
【0011】2入力に対して、4つの可能なAND組み
合わせが存在する。すなわち、X・Y、X・Y(バ
ー)、X(バー)・Y、そしてX(バー)・Y(バー)
である。表1は、これらの4つの可能なAND組み合わ
せを用いて、2入力関数のすべての可能な組み合わせを
どのように導くかを示している。
合わせが存在する。すなわち、X・Y、X・Y(バ
ー)、X(バー)・Y、そしてX(バー)・Y(バー)
である。表1は、これらの4つの可能なAND組み合わ
せを用いて、2入力関数のすべての可能な組み合わせを
どのように導くかを示している。
【0012】
【表1】
【0013】表1の2行目と4行目とを組み合わせて、
1つの入力を反転させた汎用AND関数とすることがで
きる。同様に、表1の11行目と13行目とを組み合わ
せて、1つの入力を反転させた汎用OR関数とすること
ができる。行の組み合わせの後に、表1は2入力に対し
て必要とされる関数の型がX NOR Y、X NAN
D Y、X XOR Y、X XNOR Y、X AN
D Y、X OR Y、X AND Y(バー)、およ
び X OR Y(バー)となることを示している。こ
れら8個の2入力関数のうちで、典型的にNAND論理
関数を実現できる伝統的な基本セル装置は、これらの演
算のうちの2つだけ、すなわちNANDとNORの両関
数だけを実現することができる。
1つの入力を反転させた汎用AND関数とすることがで
きる。同様に、表1の11行目と13行目とを組み合わ
せて、1つの入力を反転させた汎用OR関数とすること
ができる。行の組み合わせの後に、表1は2入力に対し
て必要とされる関数の型がX NOR Y、X NAN
D Y、X XOR Y、X XNOR Y、X AN
D Y、X OR Y、X AND Y(バー)、およ
び X OR Y(バー)となることを示している。こ
れら8個の2入力関数のうちで、典型的にNAND論理
関数を実現できる伝統的な基本セル装置は、これらの演
算のうちの2つだけ、すなわちNANDとNORの両関
数だけを実現することができる。
【0014】MUX基本セル装置10は、入力レベル状
態を変更したり、金属とコンタクトとの接続を変更した
りすることによって、上述の多様な関数を実現するため
に使用される。式1、表1に示された結果、およびブー
ル代数恒等式を参照すると、Bを0に等しくおくことに
よってAND関数(C・A)が生成されることが分か
る。反転入力AND関数(C(バー)・B)はAを0に
等しくおくことによって生成される。OR関数([C+
C(バー)・B]=C+B)はAを1に等しくおくこと
によって生成できる。反転入力OR関数([C・A+C
(バー)]=A+C(バー))はBを1に等しくおくこ
とによって生成できる。
態を変更したり、金属とコンタクトとの接続を変更した
りすることによって、上述の多様な関数を実現するため
に使用される。式1、表1に示された結果、およびブー
ル代数恒等式を参照すると、Bを0に等しくおくことに
よってAND関数(C・A)が生成されることが分か
る。反転入力AND関数(C(バー)・B)はAを0に
等しくおくことによって生成される。OR関数([C+
C(バー)・B]=C+B)はAを1に等しくおくこと
によって生成できる。反転入力OR関数([C・A+C
(バー)]=A+C(バー))はBを1に等しくおくこ
とによって生成できる。
【0015】MUX基本セル装置10の出力は、より大
きな回路応用において駆動トランジスタのゲート電流を
制御するために使用できる。駆動トランジスタのゲート
において論理関数を実行することによって、伝統的な基
本セルよりも少ない電力で、MUX基本セル装置10の
小型の装置を使用してより数多い論理関数を実行するこ
とができる。より大きい駆動トランジスタにおいても、
より少ない電流要求でもって関数生成を行うことがで
き、回路駆動に対して適切な電流レベルを与えることに
なる。このように、伝統的な基本セル装置よりも、消費
電力を減らした、より効率的な論理関数の実現が可能と
なる。更に、MUX基本セル装置10は入力に対して同
相の出力、あるいは位相のずれた出力のいずれかを提供
できるが、伝統的な基本セルでは入力信号に対して同相
の(すなわち、インバーションのない)出力を発生する
ためには追加のインバータを必要とし、従って装置中で
の遅延が増大する。
きな回路応用において駆動トランジスタのゲート電流を
制御するために使用できる。駆動トランジスタのゲート
において論理関数を実行することによって、伝統的な基
本セルよりも少ない電力で、MUX基本セル装置10の
小型の装置を使用してより数多い論理関数を実行するこ
とができる。より大きい駆動トランジスタにおいても、
より少ない電流要求でもって関数生成を行うことがで
き、回路駆動に対して適切な電流レベルを与えることに
なる。このように、伝統的な基本セル装置よりも、消費
電力を減らした、より効率的な論理関数の実現が可能と
なる。更に、MUX基本セル装置10は入力に対して同
相の出力、あるいは位相のずれた出力のいずれかを提供
できるが、伝統的な基本セルでは入力信号に対して同相
の(すなわち、インバーションのない)出力を発生する
ためには追加のインバータを必要とし、従って装置中で
の遅延が増大する。
【0016】図2Aおよび図2Bは、MUX基本セル装
置10を用いてNANDおよびNOR関数をどのように
実現するかを示している。インバータ24を使用しない
でも、MUX基本セル装置10は、伝統的な基本セルと
同じようにNANDおよびNOR関数を実行する構成を
とることができる。NAND関数構成が図2Aに示さ
れ、図2BはNOR関数構成を示している。
置10を用いてNANDおよびNOR関数をどのように
実現するかを示している。インバータ24を使用しない
でも、MUX基本セル装置10は、伝統的な基本セルと
同じようにNANDおよびNOR関数を実行する構成を
とることができる。NAND関数構成が図2Aに示さ
れ、図2BはNOR関数構成を示している。
【0017】図3Aおよび図3Bは、MUX基本セル装
置10中に挿入された追加のインバータがどのように付
加的な2入力関数を実現するかを示している。Nチャン
ネルトランジスタ32とPチャンネルトランジスタ34
を含む追加のインバータ30を使用することによって、
図3Aは、BをA(バー)に等しくおくことによってX
NOR関数(C・A+C(バー)・A(バー))がどの
ように生成されるかを示している。更に、図3Bに示す
ように、追加のインバータ30はAをB(バー)に等し
くおくことによってXOR関数(C・B(バー)+C
(バー)・B)を生成できる。図1のMUX基本セル装
置10は、インバータ30をつながない場合の図3Aま
たは図3Bのそれと同一のものでよい。
置10中に挿入された追加のインバータがどのように付
加的な2入力関数を実現するかを示している。Nチャン
ネルトランジスタ32とPチャンネルトランジスタ34
を含む追加のインバータ30を使用することによって、
図3Aは、BをA(バー)に等しくおくことによってX
NOR関数(C・A+C(バー)・A(バー))がどの
ように生成されるかを示している。更に、図3Bに示す
ように、追加のインバータ30はAをB(バー)に等し
くおくことによってXOR関数(C・B(バー)+C
(バー)・B)を生成できる。図1のMUX基本セル装
置10は、インバータ30をつながない場合の図3Aま
たは図3Bのそれと同一のものでよい。
【0018】既に述べたように、MUX基本セル装置1
0はAND関数とOR関数、そして反転入力AND関数
と反転入力OR関数を生成することができる。NOR関
数は両入力を反転したAND関数であり、NAND関数
は両入力を反転したOR関数であることを考えると、M
UX基本セル装置10は両入力を反転、両入力のいずれ
か1つを反転、もしくは両入力を反転させないことによ
って、AND関数とOR関数を実現できる。この特徴は
この回路を高次の入力へ拡張する場合に非常に有効であ
る。
0はAND関数とOR関数、そして反転入力AND関数
と反転入力OR関数を生成することができる。NOR関
数は両入力を反転したAND関数であり、NAND関数
は両入力を反転したOR関数であることを考えると、M
UX基本セル装置10は両入力を反転、両入力のいずれ
か1つを反転、もしくは両入力を反転させないことによ
って、AND関数とOR関数を実現できる。この特徴は
この回路を高次の入力へ拡張する場合に非常に有効であ
る。
【0019】例えば、各々がAND関数を構成する2個
のMUX基本セル装置10によって4入力NANDゲー
トを形成することができる。図4は4入力NANDゲー
ト構成を示している。4入力装置30は、入力Aおよび
Bを受信する第1のMUX基本セル32と、入力Dおよ
びEを受信する第2のMUX基本セル34とを含んでい
る。4入力装置30はまた、Nチャンネル駆動トランジ
スタ40と42を直列に、そしてPチャンネル駆動トラ
ンジスタ36と38を並列に含んでいる。駆動トランジ
スタ36、38、40、および42は伝統的な基本セル
のNAND関数を構成しており、それによって全体とし
て4入力NANDを形成する。これら2つのMUX基本
セル装置32および34は各々AND関数に構成されて
おり、それぞれが4入力のうちの任意の所望される個数
だけを反転させた、完全に柔軟なNAND演算を提供す
るように、既に述べたように2つの入力を反転、2入力
の片方を反転、もしくは2入力のいずれも反転させな
い、のうちのどの状態でも取ることができるようになっ
ている。4入力NOR関数も同様に構成できる。MUX
基本セル装置の応用を入力を増やす方へ拡張すること
は、MUX基本セル装置と駆動トランジスタとを追加す
ることによって容易に実現できる。
のMUX基本セル装置10によって4入力NANDゲー
トを形成することができる。図4は4入力NANDゲー
ト構成を示している。4入力装置30は、入力Aおよび
Bを受信する第1のMUX基本セル32と、入力Dおよ
びEを受信する第2のMUX基本セル34とを含んでい
る。4入力装置30はまた、Nチャンネル駆動トランジ
スタ40と42を直列に、そしてPチャンネル駆動トラ
ンジスタ36と38を並列に含んでいる。駆動トランジ
スタ36、38、40、および42は伝統的な基本セル
のNAND関数を構成しており、それによって全体とし
て4入力NANDを形成する。これら2つのMUX基本
セル装置32および34は各々AND関数に構成されて
おり、それぞれが4入力のうちの任意の所望される個数
だけを反転させた、完全に柔軟なNAND演算を提供す
るように、既に述べたように2つの入力を反転、2入力
の片方を反転、もしくは2入力のいずれも反転させな
い、のうちのどの状態でも取ることができるようになっ
ている。4入力NOR関数も同様に構成できる。MUX
基本セル装置の応用を入力を増やす方へ拡張すること
は、MUX基本セル装置と駆動トランジスタとを追加す
ることによって容易に実現できる。
【0020】図5はマルチプレクサ基本セル装置10に
関するレイアウト50の簡略化された模式図である。レ
イアウト50は、Nチャンネルトランジスタブロック5
2、54、および56と、Pチャンネルトランジスタブ
ロック58、60、および62を含む。Nチャンネルト
ランジスタブロック54とPチャンネルトランジスタブ
ロック60はインバータ24のためのトランジスタ26
および28をそれぞれ提供する。制御信号Cゲート接続
64は接続66位置に反転した制御信号C(バー)を発
生する。Nチャンネルトランジスタブロック52とPチ
ャンネルトランジスタブロック58はそれぞれ、入力信
号A接続68と入力信号B接続70とがつながれる場所
へ、図1に示すように、Nチャンネルトランジスタ14
および20と、Pチャンネルトランジスタ16および2
2を提供する。出力信号O接続72はマルチプレクサ基
本セル装置10の出力を発生する。制御信号Cゲート接
続64、および接続66からの反転制御信号C(バー)
ゲート接続74は適正なNチャンネルトランジスタおよ
びPチャンネルトランジスタに対してゲート信号を供給
する。Nチャンネルトランジスタブロック56とPチャ
ンネルトランジスタブロック62は、ゲート接続76が
適正な入力信号へつながれる時に、XORおよびXNO
R動作のための付加的なインバータを提供する。Nチャ
ンネルトランジスタブロック78とPチャンネルトラン
ジスタブロック80は駆動トランジスタゲート接続82
に対して接続がなされた時に、大型の駆動トランジスタ
を提供する。
関するレイアウト50の簡略化された模式図である。レ
イアウト50は、Nチャンネルトランジスタブロック5
2、54、および56と、Pチャンネルトランジスタブ
ロック58、60、および62を含む。Nチャンネルト
ランジスタブロック54とPチャンネルトランジスタブ
ロック60はインバータ24のためのトランジスタ26
および28をそれぞれ提供する。制御信号Cゲート接続
64は接続66位置に反転した制御信号C(バー)を発
生する。Nチャンネルトランジスタブロック52とPチ
ャンネルトランジスタブロック58はそれぞれ、入力信
号A接続68と入力信号B接続70とがつながれる場所
へ、図1に示すように、Nチャンネルトランジスタ14
および20と、Pチャンネルトランジスタ16および2
2を提供する。出力信号O接続72はマルチプレクサ基
本セル装置10の出力を発生する。制御信号Cゲート接
続64、および接続66からの反転制御信号C(バー)
ゲート接続74は適正なNチャンネルトランジスタおよ
びPチャンネルトランジスタに対してゲート信号を供給
する。Nチャンネルトランジスタブロック56とPチャ
ンネルトランジスタブロック62は、ゲート接続76が
適正な入力信号へつながれる時に、XORおよびXNO
R動作のための付加的なインバータを提供する。Nチャ
ンネルトランジスタブロック78とPチャンネルトラン
ジスタブロック80は駆動トランジスタゲート接続82
に対して接続がなされた時に、大型の駆動トランジスタ
を提供する。
【0021】図5のレイアウトは、トランジスタのため
の3個の金属トラック接続の必要性を回避することによ
り、伝統的な基本セルでのトランジスタの寸法制限を克
服している。伝統的な基本セルで見られるようなレイア
ウト50中での金属接続の重畳やツイストは発生しな
い。制御信号Cおよび反転制御信号C(バー)のゲート
接続64および74がツイストを提供するため、マルチ
プレクサ基本セル装置10のレイアウトは伝統的な基本
セルよりも効率的なものとなる。トランジスタの最小寸
法は単一の金属トラック接続と同程度となり、関数生成
のためのトランジスタの面積および寸法は伝統的な基本
セルと比べて縮小される。より大型の寸法のトランジス
タは節約されそれに適した駆動要求用に使用できる。
の3個の金属トラック接続の必要性を回避することによ
り、伝統的な基本セルでのトランジスタの寸法制限を克
服している。伝統的な基本セルで見られるようなレイア
ウト50中での金属接続の重畳やツイストは発生しな
い。制御信号Cおよび反転制御信号C(バー)のゲート
接続64および74がツイストを提供するため、マルチ
プレクサ基本セル装置10のレイアウトは伝統的な基本
セルよりも効率的なものとなる。トランジスタの最小寸
法は単一の金属トラック接続と同程度となり、関数生成
のためのトランジスタの面積および寸法は伝統的な基本
セルと比べて縮小される。より大型の寸法のトランジス
タは節約されそれに適した駆動要求用に使用できる。
【0022】要約すると、基本セル装置は、それぞれN
チャンネルトランジスタとPチャンネルトランジスタと
を含む2個のトランスミッションゲートを含んでいる。
各トランスミッションゲートは制御信号、反転制御信
号、および別々の入力信号を受信する。本基本セル装置
は2個のトランスミッションゲートから共通出力を発生
し、それによって多様な2入力関数生成を実現する。
チャンネルトランジスタとPチャンネルトランジスタと
を含む2個のトランスミッションゲートを含んでいる。
各トランスミッションゲートは制御信号、反転制御信
号、および別々の入力信号を受信する。本基本セル装置
は2個のトランスミッションゲートから共通出力を発生
し、それによって多様な2入力関数生成を実現する。
【0023】このように、本発明に従えば、既に述べた
特長を発揮する、すべての2入力関数を提供できる基本
セル装置が得られることは明らかである。好適実施例に
ついて詳細に説明してきたが、これに対して各種の変
更、置換、および修正が可能であることは理解された
い。例えば、ここに説明した直接的な接続の大部分は当
業者によって変更でき、2つの部品をここに述べたよう
に直接つなぐのではなくて、間に介在する1個または複
数個の部品を介してつなぐようにすることができる。そ
の他の例については、請求の範囲に定義された本発明の
本質および展望から外れることなしに当業者には容易に
思いつかれるであろう。
特長を発揮する、すべての2入力関数を提供できる基本
セル装置が得られることは明らかである。好適実施例に
ついて詳細に説明してきたが、これに対して各種の変
更、置換、および修正が可能であることは理解された
い。例えば、ここに説明した直接的な接続の大部分は当
業者によって変更でき、2つの部品をここに述べたよう
に直接つなぐのではなくて、間に介在する1個または複
数個の部品を介してつなぐようにすることができる。そ
の他の例については、請求の範囲に定義された本発明の
本質および展望から外れることなしに当業者には容易に
思いつかれるであろう。
【0024】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)すべての2入力関数を提供する装置であって:制
御信号を受信し、それに応答して反転した制御信号を発
生するインバータ、第1の入力、前記制御信号、および
前記反転した制御信号を受信するための第1のトランス
ミッションゲート、第2の入力、前記制御信号、および
前記反転した制御信号を受信するための第2のトランス
ミッションゲート、を含み、前記第1と第2のトランス
ミッションゲートが単一の出力を生成するようになっ
た、装置。
る。 (1)すべての2入力関数を提供する装置であって:制
御信号を受信し、それに応答して反転した制御信号を発
生するインバータ、第1の入力、前記制御信号、および
前記反転した制御信号を受信するための第1のトランス
ミッションゲート、第2の入力、前記制御信号、および
前記反転した制御信号を受信するための第2のトランス
ミッションゲート、を含み、前記第1と第2のトランス
ミッションゲートが単一の出力を生成するようになっ
た、装置。
【0025】(2)第1項記載の装置であって、前記第
1のトランスミッションゲート、前記第2のトランスミ
ッションゲート、および前記インバータの各々がNチャ
ンネルトランジスタとPチャンネルトランジスタとを含
んでいる装置。
1のトランスミッションゲート、前記第2のトランスミ
ッションゲート、および前記インバータの各々がNチャ
ンネルトランジスタとPチャンネルトランジスタとを含
んでいる装置。
【0026】(3)第2項記載の装置であって、前記第
1の入力が前記第1のトランスミッションゲートの前記
NチャンネルトランジスタおよびPチャンネルトランジ
スタのソースへつながれ、前記第2の入力が前記第2の
トランスミッションゲートの前記Nチャンネルトランジ
スタおよびPチャンネルトランジスタのソースへつなが
れ、前記制御信号が前記第1および第2のトランスミッ
ションゲートPチャンネルトランジスタのゲートへつな
がれ、前記反転した制御信号が前記第1および第2のト
ランスミッションゲートNチャンネルトランジスタのゲ
ートへつながれ、前記第1および第2のトランスミッシ
ョンゲートの前記NチャンネルトランジスタおよびPチ
ャンネルトランジスタが前記単一の出力へつながるドレ
インを有している装置。
1の入力が前記第1のトランスミッションゲートの前記
NチャンネルトランジスタおよびPチャンネルトランジ
スタのソースへつながれ、前記第2の入力が前記第2の
トランスミッションゲートの前記Nチャンネルトランジ
スタおよびPチャンネルトランジスタのソースへつなが
れ、前記制御信号が前記第1および第2のトランスミッ
ションゲートPチャンネルトランジスタのゲートへつな
がれ、前記反転した制御信号が前記第1および第2のト
ランスミッションゲートNチャンネルトランジスタのゲ
ートへつながれ、前記第1および第2のトランスミッシ
ョンゲートの前記NチャンネルトランジスタおよびPチ
ャンネルトランジスタが前記単一の出力へつながるドレ
インを有している装置。
【0027】(4)第1項記載の基本セル装置であっ
て、前記第1の入力と前記制御信号との間のAND関数
が、前記第2の入力を低レベル状態におくことによって
前記単一出力に得られるようになった基本セル装置。
て、前記第1の入力と前記制御信号との間のAND関数
が、前記第2の入力を低レベル状態におくことによって
前記単一出力に得られるようになった基本セル装置。
【0028】(5)第1項記載の基本セル装置であっ
て、前記第2の入力と前記制御信号との間のOR関数
が、前記第1の入力を高レベル状態におくことによって
前記単一出力に得られるようになった基本セル装置。
て、前記第2の入力と前記制御信号との間のOR関数
が、前記第1の入力を高レベル状態におくことによって
前記単一出力に得られるようになった基本セル装置。
【0029】(6)第1項記載の基本セル装置であっ
て、前記第2の入力と前記反転した制御信号との間の反
転入力AND関数が、前記第1の入力を低レベル状態の
おくことによって前記単一出力に得られるようになった
基本セル装置。
て、前記第2の入力と前記反転した制御信号との間の反
転入力AND関数が、前記第1の入力を低レベル状態の
おくことによって前記単一出力に得られるようになった
基本セル装置。
【0030】(7)第1項記載の基本セル装置であっ
て、前記第1の入力と前記反転した制御信号との間の反
転入力OR関数が、前記第2の入力を高レベル状態にお
くことによって前記単一出力に得られるようになった基
本セル装置。
て、前記第1の入力と前記反転した制御信号との間の反
転入力OR関数が、前記第2の入力を高レベル状態にお
くことによって前記単一出力に得られるようになった基
本セル装置。
【0031】(8)第1項記載の基本セル装置であっ
て、更に、前記第1と第2の入力の間に第2のインバー
タを含み、前記第2の入力が前記第1の入力の反転であ
って、前記第1の入力と前記制御信号との間のXOR関
数を前記単一出力に発生するようになった基本セル装
置。
て、更に、前記第1と第2の入力の間に第2のインバー
タを含み、前記第2の入力が前記第1の入力の反転であ
って、前記第1の入力と前記制御信号との間のXOR関
数を前記単一出力に発生するようになった基本セル装
置。
【0032】(9)第1項記載の基本セル装置であっ
て、更に、前記第1と第2の入力の間に第2のインバー
タを含み、前記第1の入力が前記第2の入力の反転であ
って、前記第2の入力と前記制御信号との間のXNOR
関数を前記単一出力に発生するようになった基本セル装
置。
て、更に、前記第1と第2の入力の間に第2のインバー
タを含み、前記第1の入力が前記第2の入力の反転であ
って、前記第2の入力と前記制御信号との間のXNOR
関数を前記単一出力に発生するようになった基本セル装
置。
【0033】(10)第1項記載の基本セル装置であっ
て、前記第1のトランスミッションゲートと前記第2の
トランスミッションゲートとの間の接続が、前記第1と
第2のトランスミッションゲートの各々の単一金属トラ
ックに沿って生じる基本セル装置。
て、前記第1のトランスミッションゲートと前記第2の
トランスミッションゲートとの間の接続が、前記第1と
第2のトランスミッションゲートの各々の単一金属トラ
ックに沿って生じる基本セル装置。
【0034】(11)すべての2入力関数を実行するた
めの基本セル装置であって:制御信号を受信および反転
して、反転した制御信号を発生する第1のインバータ回
路、前記インバータ回路へつながれて第1の入力を受信
するための第1の入力回路、前記インバータ回路へつな
がれて第2の入力を受信するための第2の入力回路、お
よび前記第1の入力回路と前記第2の入力回路へつなが
れて、前記基本セル装置がすべての2入力関数を実行す
ることができるようにしている第2のインバータ回路、
を含み、前記第1と第2の入力回路が、前記第1の入
力、前記第2の入力、前記制御信号、および前記反転し
た制御信号に応答して単一の出力を発生するようになっ
た、基本セル装置。
めの基本セル装置であって:制御信号を受信および反転
して、反転した制御信号を発生する第1のインバータ回
路、前記インバータ回路へつながれて第1の入力を受信
するための第1の入力回路、前記インバータ回路へつな
がれて第2の入力を受信するための第2の入力回路、お
よび前記第1の入力回路と前記第2の入力回路へつなが
れて、前記基本セル装置がすべての2入力関数を実行す
ることができるようにしている第2のインバータ回路、
を含み、前記第1と第2の入力回路が、前記第1の入
力、前記第2の入力、前記制御信号、および前記反転し
た制御信号に応答して単一の出力を発生するようになっ
た、基本セル装置。
【0035】(12)第11項記載の基本セル装置であ
って、前記第1のインバータ回路および前記第2のイン
バータ回路が前記第1および第2の入力回路から切り離
されて、前記第1および第2の入力の間のNAND関数
を前記単一出力に発生するようになった基本セル装置。
って、前記第1のインバータ回路および前記第2のイン
バータ回路が前記第1および第2の入力回路から切り離
されて、前記第1および第2の入力の間のNAND関数
を前記単一出力に発生するようになった基本セル装置。
【0036】(13)第11項記載の基本セル装置であ
って、前記第1のインバータ回路および前記第2のイン
バータ回路が前記第1および第2の入力回路から切り離
されて、前記第1および第2の入力の間のNOR関数を
前記単一出力に発生するようになった基本セル装置。
って、前記第1のインバータ回路および前記第2のイン
バータ回路が前記第1および第2の入力回路から切り離
されて、前記第1および第2の入力の間のNOR関数を
前記単一出力に発生するようになった基本セル装置。
【0037】(14)第11項記載の基本セル装置であ
って、前記第1の入力回路と前記第2の入力回路との間
の接続が、前記第1と第2の入力回路の各々の単一金属
トラックに沿って生じる基本セル装置。
って、前記第1の入力回路と前記第2の入力回路との間
の接続が、前記第1と第2の入力回路の各々の単一金属
トラックに沿って生じる基本セル装置。
【0038】(15)第11項記載の基本セル装置であ
って、前記第2のインバータ回路が前記第1の入力回路
および前記第2の入力回路から切り離されて、前記単一
出力にAND、OR、反転入力AND、および反転入力
OR関数を発生するようになった基本セル装置。
って、前記第2のインバータ回路が前記第1の入力回路
および前記第2の入力回路から切り離されて、前記単一
出力にAND、OR、反転入力AND、および反転入力
OR関数を発生するようになった基本セル装置。
【0039】(16)第11項記載の基本セル装置であ
って、前記第1のインバータ回路、前記第2のインバー
タ回路、前記第1の入力回路、および前記第2の入力回
路が単一金属トラック接続を備えたトランジスタを含ん
でいる基本セル装置。
って、前記第1のインバータ回路、前記第2のインバー
タ回路、前記第1の入力回路、および前記第2の入力回
路が単一金属トラック接続を備えたトランジスタを含ん
でいる基本セル装置。
【0040】(17)基本セル装置(10)はNチャン
ネルトランジスタ(14)とPチャンネルトランジスタ
(16)を含むマルチプレクサとして構成された第1の
トランスミッションゲート(12)を含む。基本セル装
置(10)はまた、Nチャンネルトランジスタ(20)
とPチャンネルトランジスタ(22)を含むマルチプレ
クサとして構成された第2のトランスミッションゲート
(18)を含む。第1のトランスミッションゲート(1
2)と第2のトランスミッションゲート(18)はそれ
ぞれ、制御信号Cとインバータ(24)からの反転した
制御信号C(バー)とを受信する。第1のトランスミッ
ションゲート(12)は第1の入力信号(A)を受信
し、第2のトランスミッションゲート(18)は第2の
入力信号(B)を受信する。基本セル装置(10)は第
1のトランスミッションゲート(12)および第2のト
ランスミッションゲート(18)から共通の出力信号
(O)を発生する。基本セル装置(10)はすべての2
入力関数動作を実行することができる。
ネルトランジスタ(14)とPチャンネルトランジスタ
(16)を含むマルチプレクサとして構成された第1の
トランスミッションゲート(12)を含む。基本セル装
置(10)はまた、Nチャンネルトランジスタ(20)
とPチャンネルトランジスタ(22)を含むマルチプレ
クサとして構成された第2のトランスミッションゲート
(18)を含む。第1のトランスミッションゲート(1
2)と第2のトランスミッションゲート(18)はそれ
ぞれ、制御信号Cとインバータ(24)からの反転した
制御信号C(バー)とを受信する。第1のトランスミッ
ションゲート(12)は第1の入力信号(A)を受信
し、第2のトランスミッションゲート(18)は第2の
入力信号(B)を受信する。基本セル装置(10)は第
1のトランスミッションゲート(12)および第2のト
ランスミッションゲート(18)から共通の出力信号
(O)を発生する。基本セル装置(10)はすべての2
入力関数動作を実行することができる。
【図1】マルチプレクサ基本セル装置の簡略化した模式
図。
図。
【図2】NANDおよびNOR関数を実行するマルチプ
レクサ基本セル装置の簡略化した模式図。
レクサ基本セル装置の簡略化した模式図。
【図3】XNORおよびXOR関数を実行するマルチプ
レクサ基本セル装置の簡略化した模式図。
レクサ基本セル装置の簡略化した模式図。
【図4】マルチプレクサ基本セル装置を用いて、4入力
のNAND関数を実行する装置の簡略化した模式図。
のNAND関数を実行する装置の簡略化した模式図。
【図5】マルチプレクサ基本セル装置のレイアウトの簡
略化した模式図。
略化した模式図。
10 マルチプレクサ基本セル装置 12 第1のトランスミッションゲート 14 Nチャンネルトランジスタ 16 Pチャンネルトランジスタ 18 第2のトランスミッションゲート 20 Nチャンネルトランジスタ 22 Pチャンネルトランジスタ 24 インバータ 26 Nチャンネルトランジスタ 28 Pチャンネルトランジスタ 30 インバータ 32 Nチャンネルトランジスタ 34 Pチャンネルトランジスタ 36,38 Pチャンネル駆動トランジスタ 40,42 Nチャンネル駆動トランジスタ 50 レイアウト 52,54,56 Nチャンネルトランジスタブロック 58,60,62 Pチャンネルトランジスタブロック 64 制御信号接続 66 制御信号接続 68 入力信号A接続 70 入力信号B接続 72 出力信号O接続 74 反転制御信号接続 76 ゲート接続 78 Nチャンネルトランジスタブロック 80 Pチャンネルトランジスタブロック 82 駆動トランジスタゲート接続
Claims (1)
- 【請求項1】 すべての2入力関数を提供する装置であ
って:制御信号を受信し、それに応答して反転した制御
信号を発生するインバータ、 第1の入力、前記制御信号、および前記反転した制御信
号を受信するための第1のトランスミッションゲート、 第2の入力、前記制御信号、および前記反転した制御信
号を受信するための第2のトランスミッションゲート、
を含み、 前記第1と第2のトランスミッションゲートが単一の出
力を生成するようになった、装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US12988193A | 1993-09-30 | 1993-09-30 | |
US129881 | 1993-09-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202680A true JPH07202680A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=22442040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6237786A Pending JPH07202680A (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-30 | 基本論理セル回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0647030A3 (ja) |
JP (1) | JPH07202680A (ja) |
KR (1) | KR950010366A (ja) |
TW (1) | TW265490B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5594363A (en) | 1995-04-07 | 1997-01-14 | Zycad Corporation | Logic cell and routing architecture in a field programmable gate array |
KR970069274A (ko) * | 1996-04-18 | 1997-11-07 | 황선두 | 원적외선방사 수지몰탈조성물 |
US6445049B1 (en) * | 1997-06-30 | 2002-09-03 | Artisan Components, Inc. | Cell based array comprising logic, transfer and drive cells |
DE19821455C1 (de) * | 1998-05-13 | 1999-11-25 | Siemens Ag | Verzögerungsoptimierter Multiplexer |
JP3608970B2 (ja) | 1999-03-16 | 2005-01-12 | 富士通株式会社 | 論理回路 |
KR101042586B1 (ko) * | 2010-09-07 | 2011-06-20 | (주) 테크원 | 도로포장용 블럭 및 이를 이용한 도로포장용 블럭 구조물 |
KR102539627B1 (ko) * | 2022-11-22 | 2023-06-02 | 주식회사 빌트존 | 재생골재를 이용한 시멘트 콘크리트 블록 조성물 및 그 제조 방법 |
-
1994
- 1994-09-26 EP EP94115120A patent/EP0647030A3/en not_active Withdrawn
- 1994-09-30 KR KR1019940024973A patent/KR950010366A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-09-30 JP JP6237786A patent/JPH07202680A/ja active Pending
-
1995
- 1995-03-27 TW TW084102933A patent/TW265490B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0647030A2 (en) | 1995-04-05 |
TW265490B (ja) | 1995-12-11 |
EP0647030A3 (en) | 1995-11-08 |
KR950010366A (ko) | 1995-04-28 |
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