JP2002305439A - プログラマブル論理回路および半導体装置 - Google Patents

プログラマブル論理回路および半導体装置

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JP2002305439A
JP2002305439A JP2001108269A JP2001108269A JP2002305439A JP 2002305439 A JP2002305439 A JP 2002305439A JP 2001108269 A JP2001108269 A JP 2001108269A JP 2001108269 A JP2001108269 A JP 2001108269A JP 2002305439 A JP2002305439 A JP 2002305439A
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Takeshi Mitsunaka
健 満仲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないセル数で所望の回路を実現することが
可能なプログラマブル論理回路を提供する。 【解決手段】 スイッチングモジュール11は、論理ブ
ロックに固定値を供給することができ、かつ、隣接配線
N,E,S,Wの相互の接続を行なうこともできる。し
たがって同一セル内で論理演算を行ないながら隣接セル
間やグローバル配線と配線間を直接結線することができ
るのでセル配置の自由度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザがプログラ
ムによって多様な機能を実現できるプログラマブル論理
回路およびそれを搭載する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルロジックデバイス(PL
D)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPG
A)など、ユーザがプログラムによって多様な機能を実
現できるプログラマブル論理回路は、近年急速に発展し
ている。集積度およびスピードの向上によって、従来の
特定用途向け集積回路(ASIC)設計時のエミュレー
ションや、簡単な周辺回路の置換のみならず、アプリケ
ーションに応じてハードウェア構成を変えられる再構成
可能コンピュータにプログラマブル論理回路を使用する
ことが検討されている。
【0003】図16は、従来のセルアレイ型プログラマ
ブル論理回路の構成を示す配置図である。
【0004】図16を参照して、基本セル70〜74
は、プログラマブル論理回路の基本ユニットであり、2
次元配列状に配置されている。各基本セルは、内部の配
線を利用して、隣接する基本セルとの接続を行なうこと
ができる。ここで、隣接とは基本セルのある辺同士が他
の基本セルを介在せずに対向して配置される関係を言
い、たとえば図16において基本セル70は基本セル7
1〜74と隣接している。
【0005】このとき、基本セル70は、隣接間配線8
1〜84をそれぞれ介して隣接基本セル71〜74と接
続を行なうことができる。また、隣接基本セル71〜7
4以外の基本セルと基本セル70とを接続する場合に
は、グローバル配線85、86などを用いて接続する場
合が多い。
【0006】図17は、図16に示した基本セル70の
内部構造の一例を示す基本セル90のブロック図であ
る。
【0007】図17を参照して、基本セル90は、Nビ
ット入力の論理演算を行なう論理ブロック92と、隣接
間配線81〜84とグローバル配線85、86のいずれ
かを選択的に論理ブロック92と接続を行なうスイッチ
ングモジュール91と、スイッチングモジュール91の
接続制御を行なうコントローラ93とを含む。
【0008】スイッチングモジュール91は、論理ブロ
ックと隣接間配線81〜84およびグローバル配線8
5,86との間でどのような接続を行なうかについてプ
ログラム可能である。図示しないコンフィギュレーショ
ンメモリに格納されたコンフィギュレーションデータに
基づいてこの接続関係が決定され、コントローラ93が
スイッチングモジュール91に接続情報を供給する。な
お、コンフィギュレーションメモリはプログラマブル論
理回路を搭載する半導体装置に併せて搭載される場合も
あるし、半導体装置の外部に設けられる場合もある。
【0009】たとえば、図17における論理ブロック9
2が3入力1出力の論理ブロックであると仮定する。す
ると、スイッチングモジュール91は4行6列のマトリ
ックス状にスイッチが配置されるモジュールとなる。
【0010】図18は、スイッチングモジュール91の
構成を説明するための図である。図18を参照して、ス
イッチングモジュール91は、配線N,E,S,Wおよ
びグローバル配線GH,GVと接続される互いに平行に
配置される6本の配線と、論理ブロックの入力In1,
In2,In3および出力Outに接続され、前述の6
本の配線と直交する互いに平行な4本の配線とを有す
る。
【0011】スイッチングモジュール91は、図示しな
いが、配線に接続される6本の内部配線と論理ブロック
に接続される4本の内部配線のそれぞれの交点に対応し
てスイッチが4行6列のマトリックス状に配置されてい
る。コントローラ93がこれらのマトリックス状に配置
されたスイッチの接続情報をスイッチングモジュール9
1に供給する。したがってスイッチングモジュール91
は論理ブロックへの入力および出力を配線N,E,S,
Wおよびグローバル配線GH,GVの中から任意に選択
して接続することが可能である。
【0012】図19は、従来のプログラマブル論理回路
を用いて、回路を構成した場合の一例を示す図である。
【0013】図18を参照して、基本セル100内部の
論理ブロック110は、定数“1”を基本セル101を
介して配線115から供給される。また、論理ブロック
110は、2本のグローバル配線113,114から入
力データを受ける。そして論理ブロック110は入力デ
ータに応じた演算出力を配線116を介して基本セル1
05へ出力する。
【0014】このとき、基本セル102内部の論理ブロ
ック111の出力を基本セル103内部の論理ブロック
112の入力データとして供給する必要がある場合につ
いて考える。
【0015】一接続例として、基本セル102内部の論
理ブロック111の出力は、配線117を経由して一旦
基本セル104に入力される。次に、グローバル配線1
18を経由して基本セル106にデータが送られる。そ
して基本セル106から配線119を介して基本セル1
03内部にある論理ブロック112にデータが入力され
る。
【0016】図20は、図19における基本セル100
の接続例を示す図である。図20を参照して、基本セル
100に含まれる論理ブロック110は、グローバル配
線GH,GVおよび配線Nを入力とし、演算出力を配線
Sに出力する。
【0017】図21は、図20の接続を実現するための
スイッチングモジュール91の配線状況を示した図であ
る。
【0018】図21を参照して、スイッチングモジュー
ル91に4行6列に配置されるスイッチングマトリック
スのうち4つのスイッチが導通状態にされ、他のスイッ
チは非導通状態とされる。
【0019】すなわち、グローバル配線GHに接続され
ている内部配線と論理ブロックの入力In1に接続され
ている内部配線との交点に対応するスイッチSW1、配
線Nに接続されている内部配線と論理ブロックの入力I
n2に接続されている内部配線の交点に対応するスイッ
チSW2、グローバル配線GVに接続されている内部配
線と論理ブロックの入力In3に接続されている内部配
線との交点に対応するスイッチSW3、配線Sに接続さ
れている内部配線と論理ブロックの出力Outに接続さ
れている内部配線との交点に対応するスイッチSW4、
以上4つのスイッチSW1〜SW4が導通状態におかれ
る。
【0020】図22は、特開平7−202680号公報
に記載された論理回路を図20に示した論理ブロック1
10に対応づけた図である。
【0021】図22を参照して、論理ブロック110
は、入力In1を制御信号Cとして受け、入力In2,
In3をそれぞれ入力A,Bとして受ける基本ユニット
121を含む。基本ユニット121は、次に示す式
(1)で表わされる論理演算を行なう。
【0022】Out=C・A+/C・B … (1) ただし、符号“/”は反転を示し、符号“・”は論理積
を示す。
【0023】特開平7−202680号公報には、上記
式(1)で表わされる論理演算を行なう基本ユニットが
開示されている。
【0024】図23は、図22に示した論理ブロック1
10の入出力信号の組合せを示した図である。
【0025】図23を参照して、入力In1の値が
“X”で、入力In2,In3がそれぞれ固定値
“0”,“1”である場合には、出力Out1は、“n
ot X”が出力される。
【0026】入力In1に“X”が与えられて入力In
2に“Y”が与えられ、入力In3が固定値“0”に設
定されると、出力Out1には“X and Y”が出
力される。
【0027】入力In1に“X”が与えられて入力In
2が固定値“1”に設定されて入力In3に“Y”が与
えられると、出力Out1としては、“X or Y”
が出力される。
【0028】入力In1に“X”が与えられ、入力In
2に“/Y”が与えられ、入力In3に“Y”が与えら
れると、出力Out1には“X xor Y”が出力さ
れる。
【0029】このように、入力に与えるデータの組合せ
によって論理ブロック110は複数の演算を行なうこと
が可能である。
【0030】ここで、従来のプログラマブル論理回路を
用いて全加算器の和(Sum)を出力する回路を構成す
る場合について説明する。
【0031】図24は、全加算器の和を出力する回路を
示した回路図である。図24を参照して、この回路は、
入力X,Yを受けるXOR(エクスクルッシブオア)回
路125と、XOR回路とキャリー入力Cinとを受け
て和Sumを出力するXOR回路126とを含む。
【0032】図25は、図24に示した回路を従来の論
理ブロック110を用いて構成した例を示した図であ
る。
【0033】図25を参照して、基本セル131に供給
された信号Xは、論理ブロック135の制御信号として
入力される。また、信号Yは論理ブロック135のデー
タ入力に与えられる。同時に、信号Yはグローバル配線
139を介して基本セル132へと伝達される。基本セ
ル132へ供給された信号Yは、論理ブロック136の
制御信号として与えられる。
【0034】また、定数“1”と定数“0”とをデータ
入力とする論理ブロック136により、信号Yの反転信
号YBが出力される。論理ブロック136の出力信号で
ある信号Yの反転信号YBは隣接間配線140を介して
基本セル131へ供給される。
【0035】このYの反転信号YBが論理ブロック13
5のデータ入力に供給されるので、基本セル131で
は、信号Xと信号Yのエクスクルシブオアの論理演算が
行なわれる。
【0036】基本セル131の出力結果すなわち(X
xor Y)は、隣接間配線141を介して基本セル1
33に供給される。基本セル133にはキャリー入力C
inが入力される。キャリー入力Cinは、制御信号と
して基本セル133内部の論理ブロック137に与えら
れる。
【0037】次に、基本セル131から基本セル133
に供給された信号(X xor Y)は、論理ブロック
137のデータ入力として与えられる。同時に、基本セ
ル133に供給された信号(X xor Y)は、グロ
ーバル配線143を介して基本セル134に与えられ
る。基本セル134に与えられた信号(X xor
Y)は、論理ブロック138に制御信号として与えられ
る。論理ブロック138には、さらに、定数“1”と定
数“0”とがデータ入力として与えられる。すると、論
理ブロック138の出力信号は信号(X xor Y)
の反転信号(X xnor Y)となる。
【0038】この信号は、隣接間配線144を介して基
本セル133に与えられる。そして、この反転信号(X
xnor Y)も論理ブロック137のデータ入力と
して与えられ、基本セル133ではエクスクルシブオア
の論理演算が行なわれ、出力は全加算器の和Sumとな
る。
【0039】図26は、図25における基本セル131
におけるスイッチングモジュール91の配線状況を示し
た図である。
【0040】図26を参照して、スイッチングモジュー
ル91は、配線N,W,Sをそれぞれ論理ブロック13
5のデータ入力In1,In2,In3に接続する。そ
して演算結果を配線Eに出力する結線を行なう。同時
に、スイッチングモジュール91は、配線Wの信号を、
グローバル配線GVへも供給する結線を行なう。また、
スイッチングモジュール91は、論理ブロック135の
出力Out1を、配線Eに接続する。
【0041】図27は、図25における基本セル132
が含むスイッチングモジュール91の配線状況を示した
図である。
【0042】図27を参照して、スイッチングモジュー
ル91は、グローバル配線GV、配線W,Sをそれぞれ
論理ブロック136のデータ入力In1,In2,In
3に接続する。そして、スイッチングモジュール91
は、論理ブロック136の出力Out1と配線Nとを接
続する。また、同時にスイッチングモジュール91は、
配線Wから伝達される信号を配線Eへと供給する結線を
も行なう。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図18に示
すスイッチングモジュール91を備えたプログラマブル
論理回路を使用して図19に示した回路を実現する場合
について検討する。このとき、基本セル100は、グロ
ーバル配線GH,GVおよび配線Nを入力とし、演算出
力を配線Sに出力する。すなわち、基本セル100は、
このような3入力1出力の演算器として機能する。
【0044】このような演算器として機能しているとき
には、基本セル100の内部では、配線Wと配線Eとを
直接接続することができない。このため、グローバル配
線113が使用されている場合には、図19に示したよ
うに、基本セル102内部の論理ブロック111の出力
データを基本セル103内部の論理ブロック112の入
力に供給するために、基本セル100を回避する経路を
通ってデータをやり取りしなければならなかった。
【0045】このため、基本セル104や基本セル10
6のような配線目的のためのみに使用する基本セルが生
ずる。したがって、プログラマブル論理回路において基
本セルやグローバル配線が効率的に使用できない結果、
無駄を生じさせ、セル配置の自由度を減少させる一因と
なっていた。
【0046】また、図19に示す配線状況によると、基
本セル100に入力される定数“1”は、基本セル10
1を介して供給する必要がある。入力データや制御信号
として定数“1”または定数“0”を必要とする基本セ
ルは、隣接する基本セルを配線目的のための基本セルと
して使用することになる。したがって、プログラマブル
論理回路において基本セルやグローバル配線が効率的に
使用できない結果、無駄を生じさせ、セル配置の自由度
を減少させる一因となっていた。
【0047】さらに、図25に示すように基本セル13
1をXORゲートとして活用するためには、隣接基本セ
ルのデータからデータX,Yと、Yの反転信号YBとを
用意しなければならない。このため、信号Yの反転信号
YBを作成するために基本セル132を使用しなければ
ならなかった。したがって、プログラマブル論理回路に
おいて、反転回路を必要とするだけのために余分な基本
セルを使用しなければならず、所定の回路を実現するた
めに多くの基本セル数が必要となっていた。
【0048】
【課題を解決するための手段】この発明に従うと、接続
情報に応じて相互の接続関係が決定される複数の基本セ
ルを備えるプログラマブル論理回路であって、各基本セ
ルは、複数の入力ノードに与えられた信号に応じて論理
演算を行ない複数の出力ノードに演算結果を出力する論
理ブロックと、各基本セルの外部領域と信号を授受する
ための配線群と、配線群と複数の入力ノードおよび複数
の出力ノードとの接続関係を、接続情報に応じて決定す
るスイッチングモジュールとを含み、スイッチングモジ
ュールは、配線群と複数の入力ノードとの接続関係を接
続情報に応じて決定する第1のスイッチングマトリック
スと、配線群と複数の出力ノードとの接続関係および配
線群相互の接続関係を接続情報に応じて決定する第2の
スイッチングマトリックスと、接続情報に応じて複数の
出力ノードの少なくとも1つを第2のスイッチングマト
リックスから分離する選択回路とを有する。
【0049】好ましくは、スイッチングモジュールは、
接続情報に応じて、異なる2つの論理値にそれぞれ対応
する第1、第2の電源線のいずれかを選択して第1のス
イッチングマトリックスに接続するセレクタをさらに有
する。
【0050】この発明の他の局面に従うと、接続情報に
応じて相互の接続関係が決定される複数の基本セルを備
えるプログラマブル論理回路であって、各基本セルは、
第1〜第3の入力ノードに与えられた信号に応じて論理
演算を行ない出力ノードに演算結果を出力する論理ブロ
ックを含み、論理ブロックは、第1の入力ノードに入力
が接続される第1のインバータと、第1のインバータの
出力信号と第2の入力ノードに与えられる信号のいずれ
か一方を第3の入力ノードに与えられる信号に応じて選
択する選択回路とを有し、各基本セルは、各基本セルの
外部領域と信号を授受するための配線群と、配線群と論
理ブロックとの接続関係を、接続情報に応じて決定する
スイッチングモジュールとをさらに含む。
【0051】好ましくは、選択回路は、第1の出力ノー
ドに選択した信号を出力し、論理ブロックは、選択回路
の出力を反転し、第2の出力ノードに出力する第2のイ
ンバータをさらに有する。
【0052】好ましくは、選択回路は、第4の入力ノー
ドと出力ノードとの間に接続され、第5の入力ノードに
与えられる信号に応じて導通状態となる第1のトランス
ファゲートと、第6の入力ノードと出力ノードとの間に
接続され、第1のトランスファゲートと相補的に導通状
態となる第2のトランスファゲートとを有する。
【0053】この発明のさらに他の局面に従うと、プロ
グラマブル論理回路を備える半導体装置であって、プロ
グラマブル論理回路は、接続情報に応じて相互の接続関
係が決定される複数の基本セルを含み、各基本セルは、
複数の入力ノードに与えられた信号に応じて論理演算を
行ない複数の出力ノードに演算結果を出力する論理ブロ
ックと、各基本セルの外部領域と信号を授受するための
配線群と、配線群と複数の入力ノードおよび複数の出力
ノードとの接続関係を、接続情報に応じて決定するスイ
ッチングモジュールとを含み、スイッチングモジュール
は、配線群と複数の入力ノードとの接続関係を接続情報
に応じて決定する第1のスイッチングマトリックスと、
配線群と複数の出力ノードとの接続関係および配線群相
互の接続関係を接続情報に応じて決定する第2のスイッ
チングマトリックスと、接続情報に応じて複数の出力ノ
ードの少なくとも1つを第2のスイッチングマトリック
スから分離する選択回路とを有する。
【0054】この発明のさらに他の局面に従うと、プロ
グラマブル論理回路を備える半導体装置であって、プロ
グラマブル論理回路は、接続情報に応じて相互の接続関
係が決定される複数の基本セルを含み、各基本セルは、
第1〜第3の入力ノードに与えられた信号に応じて論理
演算を行ない出力ノードに演算結果を出力する論理ブロ
ックを含み、論理ブロックは、第1の入力ノードに入力
が接続される第1のインバータと、第1のインバータの
出力信号と第2の入力ノードに与えられる信号のいずれ
か一方を第3の入力ノードに与えられる信号に応じて選
択する選択回路とを有し、各基本セルは、各基本セルの
外部領域と信号を授受するための配線群と、配線群と論
理ブロックとの接続関係を、接続情報に応じて決定する
スイッチングモジュールとをさらに含む。
【0055】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0056】図1は、本発明におけるプログラマブル論
理回路の基本ユニットである基本セル10の構造を示す
概念図である。基本セル10は、図16に示したような
セルアレイ型プログラマブル論理回路の構成において、
1つの半導体基板上に2次元配列状に配置される基本セ
ル70として用いられるものである。
【0057】図1を参照して、基本セル10は、3ビッ
ト入力2ビット出力の論理演算を行なう論理ブロック1
2と、隣接間配線N,E,S,Wおよびグローバル配線
GV,GHを論理ブロック12に接続するスイッチング
モジュール11と、スイッチングモジュール11の接続
を制御するコントローラ13とを含む。
【0058】スイッチングモジュール11において、ど
のような接続が行なわれるかはプログラム可能であり、
図示しないコンフィギュレーションメモリに格納された
コンフィギュレーションデータに基づいて決定される。
コントローラ13がスイッチングモジュール11に、コ
ンフィギュレーションデータに応じた接続情報を供給す
る。
【0059】図2は、図1に示したスイッチングモジュ
ールの内部構成を示す図である。図2を参照して、スイ
ッチングモジュール11は、第1のスイッチングマトリ
ックス21と、第2のスイッチングマトリックス22
と、論理ブロック12からの2つの出力信号Out1,
Out2のいずれか1つを内部配線L1、L2を介して
第2のスイッチングマトリックス22に供給する選択回
路23と、定数“0”と定数“1”のいずれか一方を第
1のスイッチングマトリックス21に与えるためのセレ
クタ24とを含む。セレクタ24は、コントローラ13
からの接続情報に応じて、定数“1”に対応する電源線
と定数“0”に対応する接地線のいずれか一つを出力ノ
ードに接続する。電源線、接地線は、基本セル10の他
の回路に電源電位、接地電位を与えるために基本セル1
0に接続されている。したがって、隣接配線やクローバ
ル配線を使用しないでも、定数を論理ブロック12に与
えることができる。
【0060】第1のスイッチングマトリックス21は、
3行7列のマトリックス状に配置され、外部配線N,
E,S,W,GH,GVおよび定数“0”または定数
“1”を伝達する信号線からなる信号線群と論理ブロッ
クに入力データを伝達する入出力配線群とを接続するた
めのスイッチ回路を含む。各配線間の接続は任意に行な
うことができ、コントローラ13が第1のスイッチング
マトリックス21とセレクタとへ接続情報を供給する。
【0061】第2のスイッチングマトリックス22は、
配線N,E,S,W,GH,GVからなる配線群と内部
配線L1、L2との間の接続を行なうスイッチングマト
リックスとして働く。このような構成により、第2のス
イッチングマトリックス22は、2行6列のマトリック
ス状に配置されるスイッチ回路を含む。
【0062】スイッチングモジュール11は、第1のス
イッチングマトリックス21と、第2のスイッチングマ
トリックス22は、双方とも、縦方向の配線群とそれら
に交差する横方向の配線群とを含む。各配線の交差部分
には、交差する配線をコントローラの接続情報に応じて
接続するスイッチ回路を含む。
【0063】図3は、スイッチングマトリックス21,
22のスイッチ回路の第1例を示した回路図である。
【0064】図3を参照して、スイッチ回路27は、コ
ントローラ13からの命令線M2に入力が接続されるイ
ンバータINV1と、命令線M2によって与えられる接
続信号およびインバータINVの出力信号に応じて縦方
向の配線LYと横方向の配線LXとを接続するトランス
ファーゲートTG1とを含む。
【0065】図4は、スイッチングマトリックス21,
22のスイッチ回路の第2例を示した回路図である。
【0066】図4を参照して、スイッチ回路28は、コ
ントローラ13からの命令線M2によって与えられる接
続信号によって制御され、縦方向の配線LYと横方向の
配線LXとの間の信号の相互の伝達を行なうトライステ
ートバッファTB1,TB2とを含む。
【0067】スイッチ回路の例は、図3、図4に限定さ
れるものではなく、配線間の接続や信号伝達を選択的に
行なうものであればよい。
【0068】以上説明したように、スイッチングモジュ
ール11においては、スイッチ回路によって配線群と論
理ブロックとの接続状態が決定される。すなわち、隣接
間配線N,E,S,Wとグローバル配線GH,GVとこ
れらに交差する論理ブロック12の入出力配線の交差部
分にマトリクス状に配置されるスイッチ回路がスイッチ
ングマトリックスとして働く。各配線間の接続は任意で
あり、コントローラ13がスイッチングモジュール11
に接続情報を供給する。
【0069】図5は、図2における選択回路23の構成
を示した回路図である。図5を参照して、選択回路23
は、コントローラ13から命令線M1を介して与えられ
る接続信号に応じて論理ブロック12が出力する出力信
号Out1,Out2のいずれかを選択して第2のスイ
ッチングマトリックス22へ供給する。
【0070】選択回路23は、命令M1を介して信号を
受けて反転するインバータINV2と、出力信号Out
1と内部配線L1との間に接続されるトランスファゲー
トTG2と、出力信号Out2が与えられる配線と内部
配線L2との間に接続されるトランスファゲートTG3
とを含む。
【0071】トランスファゲートTG2,TG3の各々
は、並列接続されたNチャネルMOSトランジスタおよ
びPチャネルMOSトランジスタを含み、NチャネルM
OSトランジスタおよびPチャネルMOSトランジスタ
のゲートには相補な信号が命令線M1およびインバータ
INV2の出力によって与えられる。
【0072】命令線M1が“1”に設定されると、トラ
ンスファゲートTG2は導通状態となり、トランスファ
ゲートTG3は非導通状態となる。一方、命令線M1が
“0”に設定されると、トランスファゲートTG3は導
通状態となり、トランスファゲートTG2は非導通状態
となる。
【0073】再び図2を参照して、たとえば、出力信号
Out1が選択回路23によって第2のスイッチングマ
トリックス22へ供給される場合には、出力信号Out
2は内部配線L2には伝達されない。したがって、スイ
ッチングマトリックス22が含んでいる内部配線L2に
接続される配線は隣接基本セルとの配線やグローバル配
線などの配線間を直接結線するために用いることができ
る。
【0074】第2のスイッチングマトリックス22内部
における各配線間の接続と、選択回路23の接続とは任
意に行なうことができ、コントローラ13が第2のスイ
ッチングマトリックス22および選択回路23へ接続情
報を供給する。
【0075】図6は、本発明におけるプログラマブル論
理回路を用いて、ある回路を構成した場合の配置例を示
した図である。
【0076】図6を参照して、基本セル30内の論理ブ
ロック40は、グローバル配線43,44が入力に接続
されている。本発明の基本セルを用いれば、基本セル3
0は、定数“1”または定数“0”を基本セル自身で供
給することができるので、隣接基本セル間の配線などを
介して他の基本セルから定数値を供給してもらう必要は
ない。
【0077】論理ブロック40の演算出力は、配線45
を介して基本セル35へ供給されている。ここで、同時
に基本セル32内の論理ブロック41の出力を基本セル
33内の論理ブロック42の入力に伝達する必要がある
場合について述べる。まず、基本セル32内の論理ブロ
ック41の出力は配線46を介して基本セル30に供給
される。
【0078】次に、基本セル30は、隣接基本セルとの
配線やグローバル配線などの配線同士を直接結線するこ
とができるので、配線46のデータ信号を配線47へ伝
達することができる。
【0079】さらに、配線47を介して基本セル33へ
データが供給され、基本セル33内の論理ブロック42
の入力にデータが伝達される。したがって、図19で示
したような配線のために必要な基本セル104,106
やグローバル配線118を用いなくても回路を実現する
ことができるので、基本セルやグローバル配線をその分
有効に活用して論理回路を構築することができる。そし
て配線に対する自由度をさらに増加させることができ
る。
【0080】図7は、図6における基本セル30と周囲
の配線との接続を説明するための図である。
【0081】図7を参照して、論理ブロック40は、グ
ローバル配線GH,GVが入力に接続される。また、基
本セル30は、定数“1”または定数“0”を図1のコ
ントローラ13からのデータをもとに基本セル内部で発
生する。
【0082】図8は、基本セル30におけるスイッチン
グモジュール11の配線状況を説明するための図であ
る。
【0083】図8を参照して、セレクタ24は接続情報
に応じ、電源電位VDDを出力する。スイッチングマト
リックス21は、セレクタ24の出力を論理ブロックの
入力In2に接続し、グローバル配線GH,GVをそれ
ぞれ論理ブロックの入力In1,In3に接続する。
【0084】また、選択回路23は、論理ブロック40
からの出力信号Out1を内部配線L1に伝達し、か
つ、論理ブロック40からの出力信号Out2を内部配
線L2と分離する。スイッチングマトリックス22は、
内部配線L1を配線Sと接続し、同時に、内部配線L2
側を用いて配線Eと配線Wとを結線する。
【0085】図9は、図1における論理ブロック12の
内部構造を示す図である。図9を参照して、論理ブロッ
ク12は、入力信号In2を受けて反転するインバータ
51と、入力In1,In2,In3にそれぞれ入力
A,B,Cが接続されるセレクタ52と、セレクタ52
の出力を受けて反転するインバータ53とを含む。セレ
クタ52の出力は出力信号Out1となり、インバータ
53の出力は出力信号Out2となる。
【0086】図10は、図9におけるセレクタ52の一
構成例を示した回路図である。図10を参照して、セレ
クタ52は、入力ノードAに与えられる信号を受けて反
転するインバータINV3と、入力ノードBと出力ノー
ドOとの間に接続されるトランスファゲートTG4と、
入力ノードCと出力ノードOとの間に接続されるトラン
スファゲートTG5とを含む。
【0087】トランスファゲートTG4,TG5の各々
は、並列接続されたNチャネルMOSトランジスタおよ
びPチャネルMOSトランジスタを含み、NチャネルM
OSトランジスタおよびPチャネルMOSトランジスタ
のゲートには相補な信号が入力ノードAおよびインバー
タINV3の出力から与えられる。
【0088】入力ノードAが“1”に設定されると、ト
ランスファゲートTG4は導通状態となり、トランスフ
ァゲートTG5は非導通状態となる。一方、入力ノード
Aが“0”に設定されると、トランスファゲートTG5
は導通状態となり、トランスファゲートTG4は非導通
状態となる。
【0089】選択回路をこのような構成とすることによ
り論理ブロック12は少量のトランジスタで構成されて
いる。
【0090】図11は、論理ブロック12の動作を説明
するための図である。図9、11を参照して、論理ブロ
ック12は、3入力2出力の論理回路であり、入力In
1に“1”が入力されるときには入力In2に与えられ
る信号“X”に対して出力Out1として“not
X”を出力する。また、論理ブロック12は、このとき
出力Out2として信号“X”を出力する。
【0091】入力In3に“1”が与えられると、論理
ブロック12は、入力In1に与えられる信号“X”と
入力In2に与えられる信号“Y”に応じて出力Out
1として“X nand Y”を出力し、出力Out2
として“X and Y”を出力する。
【0092】入力In2に“0”が与えられると、論理
ブロック12は、入力In1に与えられる信号“X”,
入力In3に与えられる信号“Y”に応じて出力Out
1として“X or Y”を出力し、出力Out2とし
て“X nor Y”を出力する。
【0093】入力In1に信号“X”が与えられて入力
In2,In3にともに信号“Y”が与えられると、論
理ブロック12は、出力Out1として“X xor
Y”が出力される。
【0094】次に本発明におけるプログラマブル論理回
路を用いて全加算器の和(Sum)を構成する場合につ
いて例を示して説明する。
【0095】図12は、全加算器の和を出力する回路を
示した回路図である。図12を参照して、信号X,Yを
受けるXOR回路55と、XOR回路55の出力とキャ
リー入力信号Cinとを受けるXOR回路56とが設け
られる。XOR回路56の出力が全加算器の和であるS
umとなる。
【0096】図13は、本発明のプログラマブル論理回
路を用いて図12に示した回路を実現した接続例を示し
た図である。
【0097】図13を参照して、基本セル60には信号
X,Yが入力される。論理ブロック61内のインバータ
62によって信号Yの反転ができるために、基本セル6
0のみでXOR(エクスクルッシブオア)ゲートを構成
することができる。同様に、基本セル65のみで1つの
XORゲートが構成できる。図24で示した従来回路の
場合と比較しても明らかなように、本発明の実施例で
は、少ない基本セル数でXORゲートが2段接続された
全加算器の和(Sum)を出力する回路の構成が可能と
なる。
【0098】図14は、図13に示した基本セル60に
おけるスイッチングモジュール11の配線状況を示す図
である。
【0099】図14を参照して、スイッチングマトリッ
クス21は、配線Nを論理ブロック12の入力In1へ
接続する。また、スイッチングマトリックス21は、配
線Eを論理ブロック12の入力In2およびIn3へ接
続する。演算結果である出力Outは、選択回路23に
よって選択され、内部配線L1に伝達される。そして、
内部配線L1が接続される配線と配線Wとがスイッチン
グマトリックス22によって接続される。
【0100】図15は、図14においてさらにグローバ
ル配線の接続にスイッチングマトリックスを使用した場
合を示した図である。
【0101】図15を参照して、出力信号Out2は選
択回路23によって内部配線L2と分離されているの
で、内部配線L2が接続されるスイッチングマトリック
ス22内の配線は配線相互を接続するために用いること
ができる。したがって、グローバル配線GHとグローバ
ル配線GVとを接続するために内部配線L2が接続され
る部分を用いることが可能である。
【0102】以上説明したように、本発明によれば隣接
基本セル間の配線やグローバル配線間などの結線が可能
となるので、セル配置の自由度が向上される。
【0103】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0104】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のプログ
ラマブル論理回路によれば、選択回路が第2のスイッチ
ングマトリックスに対して論理ブロックから出力される
複数の出力信号のうちいずれか1つを選択的に与える。
第2のスイッチングマトリックス内において隣接基本セ
ル同士の接続やグローバル配線と配線との接続を直接行
なうことができる。したがって、1つの基本セルの内部
で論理演算を行ないながら、隣接セル間やグローバル配
線と配線間を直接結線可能である。
【0105】また、本発明のプログラマブル論理回路に
よれば、各基本セルのスイッチングモジュールは、定数
“0”を示す接地線と定数“1”を示す電源線のうちい
ずれか1つをコントローラの制御によって論理ブロック
の入力へ接続することができる。したがって、定数を供
給するために余分な基本セルを必要としないため、セル
配置の自由度を向上することができる。
【0106】また、本発明におけるプログラマブル論理
回路は、各基本セルの論理ブロックへ入力される1つの
入力信号が、インバータにより反転した信号である。し
たがって、XORゲートを構成する際に反転回路を別途
必要としないので少ないセル数でXORゲートを構成す
ることができ、セルの使用率の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるプログラマブル論理回路の基
本ユニットである基本セル10の構造を示す概念図であ
る。
【図2】 図1に示したスイッチングモジュールの内部
構成を示す図である。
【図3】 スイッチングマトリックス21,22のスイ
ッチ回路の第1例を示した回路図である。
【図4】 スイッチングマトリックス21,22のスイ
ッチ回路の第2例を示した回路図である。
【図5】 図2における選択回路23の構成を示した回
路図である。
【図6】 本発明におけるプログラマブル論理回路を用
いて、ある回路を構成した場合の配置例を示した図であ
る。
【図7】 図6における基本セル30と周囲の配線との
接続を説明するための図である。
【図8】 基本セル30におけるスイッチングモジュー
ル11の配線状況を説明するための図である。
【図9】 図1における論理ブロック12の内部構造を
示す図である。
【図10】 図9におけるセレクタ52の一構成例を示
した回路図である。
【図11】 論理ブロック12の動作を説明するための
図である。
【図12】 全加算器の和を出力する回路を示した回路
図である。
【図13】 本発明のプログラマブル論理回路を用いて
図12に示した回路を実現した接続例を示した図であ
る。
【図14】 図13に示した基本セル60におけるスイ
ッチングモジュール11の配線状況を示す図である。
【図15】 図14においてさらにグローバル配線の接
続にスイッチングマトリックスを使用した場合を示した
図である。
【図16】 従来のセルアレイ型プログラマブル論理回
路の構成を示す配置図である。
【図17】 図16に示した基本セル70の内部構造の
一例を示す基本セル90のブロック図である。
【図18】 スイッチングモジュール91の構成を説明
するための図である。
【図19】 従来のプログラマブル論理回路を用いて、
回路を構成した場合の一例を示す図である。
【図20】 図19における基本セル100の接続例を
示す図である。
【図21】 図20の接続を実現するためのスイッチン
グモジュール91の配線状況を示した図である。
【図22】 特開平7−202680号公報に記載され
た論理回路を図20に示した論理ブロック110に対応
づけた図である。
【図23】 図22に示した論理ブロック110の入出
力信号の組合せを示した図である。
【図24】 全加算器の和を出力する回路を示した回路
図である。
【図25】 図24に示した回路を従来の論理ブロック
110を用いて構成した例を示した図である。
【図26】 図25における基本セル131におけるス
イッチングモジュール91の配線状況を示した図であ
る。
【図27】 図25における基本セル132が含むスイ
ッチングモジュール91の配線状況を示した図である。
【符号の説明】 10,30〜36,60,65,70〜74 基本セ
ル、11 スイッチングモジュール、12 論理ブロッ
ク、13 コントローラ、21,22 スイッチングマ
トリックス、23 選択回路、24 セレクタ、27,
28 スイッチ回路、INV1〜INV3,62 イン
バータ、TG1〜TG5 トランスファゲート、40〜
42,61,66 論理ブロック、45〜47,81〜
84,LX,LY,N,E,S,W 配線、52 セレ
クタ、55,56 XOR回路、43,44,85,8
6,GH,GV グローバル配線、L1,L2 内部配
線、M1,M2 命令線、SW1〜SW4 スイッチ、
TB1,TB2 トライステートバッファ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続情報に応じて相互の接続関係が決定
    される複数の基本セルを備えるプログラマブル論理回路
    であって、 各前記基本セルは、 複数の入力ノードに与えられた信号に応じて論理演算を
    行ない複数の出力ノードに演算結果を出力する論理ブロ
    ックと、 各前記基本セルの外部領域と信号を授受するための配線
    群と、 前記配線群と前記複数の入力ノードおよび前記複数の出
    力ノードとの接続関係を、前記接続情報に応じて決定す
    るスイッチングモジュールとを含み、 前記スイッチングモジュールは、 前記配線群と前記複数の入力ノードとの接続関係を前記
    接続情報に応じて決定する第1のスイッチングマトリッ
    クスと、 前記配線群と前記複数の出力ノードとの接続関係および
    前記配線群相互の接続関係を前記接続情報に応じて決定
    する第2のスイッチングマトリックスと、 前記接続情報に応じて前記複数の出力ノードの少なくと
    も1つを前記第2のスイッチングマトリックスから分離
    する選択回路とを有する、プログラマブル論理回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチングモジュールは、 前記接続情報に応じて、異なる2つの論理値にそれぞれ
    対応する第1、第2の電源線のいずれかを選択して前記
    第1のスイッチングマトリックスに接続するセレクタを
    さらに有する、請求項1に記載のプログラマブル論理回
    路。
  3. 【請求項3】 接続情報に応じて相互の接続関係が決定
    される複数の基本セルを備えるプログラマブル論理回路
    であって、 各前記基本セルは、 第1〜第3の入力ノードに与えられた信号に応じて論理
    演算を行ない出力ノードに演算結果を出力する論理ブロ
    ックを含み、 前記論理ブロックは、 第1の入力ノードに入力が接続される第1のインバータ
    と、 前記第1のインバータの出力信号と前記第2の入力ノー
    ドに与えられる信号のいずれか一方を前記第3の入力ノ
    ードに与えられる信号に応じて選択する選択回路とを有
    し、 各前記基本セルは、 各前記基本セルの外部領域と信号を授受するための配線
    群と、 前記配線群と前記論理ブロックとの接続関係を、前記接
    続情報に応じて決定するスイッチングモジュールとをさ
    らに含む、プログラマブル論理回路。
  4. 【請求項4】 前記選択回路は、第1の出力ノードに選
    択した信号を出力し、 前記論理ブロックは、 前記選択回路の出力を反転し、第2の出力ノードに出力
    する第2のインバータをさらに有する、請求項3に記載
    のプログラマブル論理回路。
  5. 【請求項5】 前記選択回路は、 第4の入力ノードと出力ノードとの間に接続され、第5
    の入力ノードに与えられる信号に応じて導通状態となる
    第1のトランスファゲートと、 第6の入力ノードと前記出力ノードとの間に接続され、
    前記第1のトランスファゲートと相補的に導通状態とな
    る第2のトランスファゲートとを有する、請求項3に記
    載のプログラマブル論理回路。
  6. 【請求項6】 プログラマブル論理回路を備える半導体
    装置であって、 前記プログラマブル論理回路は、 接続情報に応じて相互の接続関係が決定される複数の基
    本セルを含み、 各前記基本セルは、 複数の入力ノードに与えられた信号に応じて論理演算を
    行ない複数の出力ノードに演算結果を出力する論理ブロ
    ックと、 各前記基本セルの外部領域と信号を授受するための配線
    群と、 前記配線群と前記複数の入力ノードおよび前記複数の出
    力ノードとの接続関係を、前記接続情報に応じて決定す
    るスイッチングモジュールとを含み、 前記スイッチングモジュールは、 前記配線群と前記複数の入力ノードとの接続関係を前記
    接続情報に応じて決定する第1のスイッチングマトリッ
    クスと、 前記配線群と前記複数の出力ノードとの接続関係および
    前記配線群相互の接続関係を前記接続情報に応じて決定
    する第2のスイッチングマトリックスと、 前記接続情報に応じて前記複数の出力ノードの少なくと
    も1つを前記第2のスイッチングマトリックスから分離
    する選択回路とを有する、半導体装置。
  7. 【請求項7】 プログラマブル論理回路を備える半導体
    装置であって、 前記プログラマブル論理回路は、 接続情報に応じて相互の接続関係が決定される複数の基
    本セルを含み、 各前記基本セルは、 第1〜第3の入力ノードに与えられた信号に応じて論理
    演算を行ない出力ノードに演算結果を出力する論理ブロ
    ックを含み、 前記論理ブロックは、 第1の入力ノードに入力が接続される第1のインバータ
    と、 前記第1のインバータの出力信号と前記第2の入力ノー
    ドに与えられる信号のいずれか一方を前記第3の入力ノ
    ードに与えられる信号に応じて選択する選択回路とを有
    し、 各前記基本セルは、 各前記基本セルの外部領域と信号を授受するための配線
    群と、 前記配線群と前記論理ブロックとの接続関係を、前記接
    続情報に応じて決定するスイッチングモジュールとをさ
    らに含む、半導体装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157613A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Fujitsu Microelectronics Ltd リコンフィギュラブル回路
JP2016506106A (ja) * 2012-11-15 2016-02-25 ザイリンクス インコーポレイテッドXilinx Incorporated 集積回路のための柔軟性がより高いクロックネットワークアーキテクチャ
JP2018022212A (ja) * 2016-08-01 2018-02-08 株式会社日立製作所 情報処理装置

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