JPH07202098A - リードフレームおよびその製造方法 - Google Patents
リードフレームおよびその製造方法Info
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- JPH07202098A JPH07202098A JP72894A JP72894A JPH07202098A JP H07202098 A JPH07202098 A JP H07202098A JP 72894 A JP72894 A JP 72894A JP 72894 A JP72894 A JP 72894A JP H07202098 A JPH07202098 A JP H07202098A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に多ピン化が図れるリードフレームおよ
びその製造方法を提供する。 【構成】 半導体装置用のリードフレームにおいて、ア
ウターリード21と該アウターリード21に続くインナ
ーリードの一部22が金属薄板により所定のパターンに
形成されているとともに、インナーリード先端部分がめ
っき皮膜24により形成され、前記金属薄板によるイン
ナーリード部分22に固着されていることを特徴として
いる。
びその製造方法を提供する。 【構成】 半導体装置用のリードフレームにおいて、ア
ウターリード21と該アウターリード21に続くインナ
ーリードの一部22が金属薄板により所定のパターンに
形成されているとともに、インナーリード先端部分がめ
っき皮膜24により形成され、前記金属薄板によるイン
ナーリード部分22に固着されていることを特徴として
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームおよびそ
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置用リードフレームは、金属帯
条をプレス加工もしくはエッチング加工して形成される
のが一般的である。ところで昨今は搭載する半導体チッ
プが高密度化していることから、リードフレームも多ピ
ン化が余儀なくされている。しかしながらプレス加工、
エッチング加工いずれの場合もその加工限界は金属帯条
の材厚に依存しており、材厚が0.125mm の場合にはピッ
チが0.20mm程度が限界である。このため多ピン化を図る
には、図4に示すように、リードフレーム10のインナ
ーリード12先端側にTAB(Tape Automated Bondin
g)テープ14を熱圧着したTAB−IN−QFPタイ
プのものや、図5に示すように、テープ上に微細パター
ンを形成した中継リード16をダイパッド18周縁に貼
着した複合タイプのリードフレームが知られている。
条をプレス加工もしくはエッチング加工して形成される
のが一般的である。ところで昨今は搭載する半導体チッ
プが高密度化していることから、リードフレームも多ピ
ン化が余儀なくされている。しかしながらプレス加工、
エッチング加工いずれの場合もその加工限界は金属帯条
の材厚に依存しており、材厚が0.125mm の場合にはピッ
チが0.20mm程度が限界である。このため多ピン化を図る
には、図4に示すように、リードフレーム10のインナ
ーリード12先端側にTAB(Tape Automated Bondin
g)テープ14を熱圧着したTAB−IN−QFPタイ
プのものや、図5に示すように、テープ上に微細パター
ンを形成した中継リード16をダイパッド18周縁に貼
着した複合タイプのリードフレームが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記T
AB−IN−QFPタイプのもの、複合リードフレーム
いずれの場合も製造工数、部品点数が増え、高価になる
という問題点がある。
AB−IN−QFPタイプのもの、複合リードフレーム
いずれの場合も製造工数、部品点数が増え、高価になる
という問題点がある。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決すべく
なされたものであり、その目的とするところは、容易に
多ピン化が図れるリードフレームおよびその製造方法を
提供するにある。
なされたものであり、その目的とするところは、容易に
多ピン化が図れるリードフレームおよびその製造方法を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、半導体装置用の
リードフレームにおいて、アウターリードと該アウター
リードに続くインナーリードの一部が金属薄板により所
定のパターンに形成されているとともに、インナーリー
ド先端部分がめっき皮膜により形成され、前記金属薄板
によるインナーリード部分に固着されていることを特徴
としている。また本発明方法では、半導体装置用のリー
ドフレームの製造方法において、金属薄板を加工して、
アウターリードと該アウターリードに続くインナーリー
ドの一部を所定のパターンに形成する工程と、前記金属
薄板の片面をエッチング加工して、インナーリード先端
部を形成しようとする部位に薄肉部を形成する工程と、
該金属薄板にレジストを塗布し、前記薄肉部が露出した
レジストパターンを形成する工程と、該レジストパター
ンをマスクとして前記薄肉部にめっきを施し、インナー
リード先端部分をめっき皮膜により形成する工程と、前
記薄肉部をエッチングして除去する工程と、前記レジス
トを除去する工程とを含むことを特徴としている。さら
に本発明方法では、半導体装置用のリードフレームの製
造方法において、金属薄板を加工して、アウターリード
と該アウターリードに続くインナーリードの一部を所定
のパターンに形成する工程と、前記金属薄板の片面をエ
ッチング加工して、インナーリード先端部となる部位に
薄肉部を形成する工程と、金属薄板の表裏面に電着レジ
ストを電着し、インナーリード先端部となる部位を被覆
したレジストパターンを形成する工程と、該レジストパ
ターンをマスクとして前記薄肉部を表裏面からエッチン
グする工程と、前記電着レジストを除去する工程とを含
むことを特徴としている。
するため次の構成を備える。すなわち、半導体装置用の
リードフレームにおいて、アウターリードと該アウター
リードに続くインナーリードの一部が金属薄板により所
定のパターンに形成されているとともに、インナーリー
ド先端部分がめっき皮膜により形成され、前記金属薄板
によるインナーリード部分に固着されていることを特徴
としている。また本発明方法では、半導体装置用のリー
ドフレームの製造方法において、金属薄板を加工して、
アウターリードと該アウターリードに続くインナーリー
ドの一部を所定のパターンに形成する工程と、前記金属
薄板の片面をエッチング加工して、インナーリード先端
部を形成しようとする部位に薄肉部を形成する工程と、
該金属薄板にレジストを塗布し、前記薄肉部が露出した
レジストパターンを形成する工程と、該レジストパター
ンをマスクとして前記薄肉部にめっきを施し、インナー
リード先端部分をめっき皮膜により形成する工程と、前
記薄肉部をエッチングして除去する工程と、前記レジス
トを除去する工程とを含むことを特徴としている。さら
に本発明方法では、半導体装置用のリードフレームの製
造方法において、金属薄板を加工して、アウターリード
と該アウターリードに続くインナーリードの一部を所定
のパターンに形成する工程と、前記金属薄板の片面をエ
ッチング加工して、インナーリード先端部となる部位に
薄肉部を形成する工程と、金属薄板の表裏面に電着レジ
ストを電着し、インナーリード先端部となる部位を被覆
したレジストパターンを形成する工程と、該レジストパ
ターンをマスクとして前記薄肉部を表裏面からエッチン
グする工程と、前記電着レジストを除去する工程とを含
むことを特徴としている。
【0006】
【作用】インナーリード先端部分を、レジストのパター
ンをマスクとして薄肉部上にめっきを施し、次いで薄肉
部を除去しためっき皮膜により形成したので、微細なパ
ターンに、かつ安価に形成できる。また第2の方法で
は、インナーリード先端部の微細パターンに対応する金
属帯条部分を薄肉化し、この薄肉化した部分を両面から
エッチングするのでそれだけ微細なパターンに形成でき
るのである。
ンをマスクとして薄肉部上にめっきを施し、次いで薄肉
部を除去しためっき皮膜により形成したので、微細なパ
ターンに、かつ安価に形成できる。また第2の方法で
は、インナーリード先端部の微細パターンに対応する金
属帯条部分を薄肉化し、この薄肉化した部分を両面から
エッチングするのでそれだけ微細なパターンに形成でき
るのである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るリードフレ
ーム20の一実施例を示す部分断面図である。21はア
ウターリード、22はアウターリード21に続くインナ
ーリードの一部であるインナーリード部分、23はダイ
パッドである。24はインナーリード先端側の微細なパ
ターンをなす部位のめっき皮膜であり、一端においてイ
ンナーリード部分22の先端上に固着されている。この
ような構造のリードフレームにおいて、前記アウターリ
ード21、それほど微細なパターンでない部位の前記イ
ンナーリード部分22、ダムバー(図示せず)等の部位
は金属薄板を加工して形成されている。なおダイパッド
23は必ずしも必要でない。
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るリードフレ
ーム20の一実施例を示す部分断面図である。21はア
ウターリード、22はアウターリード21に続くインナ
ーリードの一部であるインナーリード部分、23はダイ
パッドである。24はインナーリード先端側の微細なパ
ターンをなす部位のめっき皮膜であり、一端においてイ
ンナーリード部分22の先端上に固着されている。この
ような構造のリードフレームにおいて、前記アウターリ
ード21、それほど微細なパターンでない部位の前記イ
ンナーリード部分22、ダムバー(図示せず)等の部位
は金属薄板を加工して形成されている。なおダイパッド
23は必ずしも必要でない。
【0008】図2(a)〜(f)は上記リードフレーム
20の製造工程の一例を示す。まず金属薄板である金属
帯条26をプレス加工もしくはエッチング加工して、前
記アウターリード21、それほど微細なパターンでない
部位の前記インナーリード部分22、ダムバー(図示せ
ず)等のリードフレームに必要な部位を形成する。次に
金属帯条26の表裏面にレジスト27を塗布し、露光、
現像して、インナーリード先端部を形成しようとする部
位の裏面側のレジスト27を除去する((a)図)。次
にエッチング加工して上記インナーリードを形成しよう
とする部位の金属帯条26を厚さ10〜60μm程度に
薄肉化して薄肉部25を形成し、レジスト27を除去す
る((b)図)。
20の製造工程の一例を示す。まず金属薄板である金属
帯条26をプレス加工もしくはエッチング加工して、前
記アウターリード21、それほど微細なパターンでない
部位の前記インナーリード部分22、ダムバー(図示せ
ず)等のリードフレームに必要な部位を形成する。次に
金属帯条26の表裏面にレジスト27を塗布し、露光、
現像して、インナーリード先端部を形成しようとする部
位の裏面側のレジスト27を除去する((a)図)。次
にエッチング加工して上記インナーリードを形成しよう
とする部位の金属帯条26を厚さ10〜60μm程度に
薄肉化して薄肉部25を形成し、レジスト27を除去す
る((b)図)。
【0009】次いで(c)図に示すように金属帯条26
の表裏面に電着レジストを電着して、電着レジスト膜2
8a、28bを形成する。電着レジストを電着すること
によって、上記エッチングによって形成された薄肉部2
5の凹部内壁にも均一に電着レジスト膜28bが形成さ
れる。なお、金属帯条26表面の電着レジスト膜28a
の厚さは、インナーリード先端部となるめっき皮膜の厚
さに対応して電着させておく。次いで、(d)図に示す
ように電着レジスト膜28bを露光、現像して、凹部内
底面の電着レジスト膜28bを除去すると共に、表面側
の電着レジスト28aは、インナーリード先端部を形成
しようとする薄肉部25が露出したレジストパターンに
形成する。該レジストパターンは、幅を10〜60μm
程度とし、上記ダイパッド23となる部位には至らない
ようにし、逆に上記インナーリード部分22となる部位
に所定の範囲で重なるようにする。次いで(e)図に示
すように上記レジストパターンをマスクとしてインナー
リード先端部を形成しようとする薄肉部25にめっきを
施し、レジストパターン内の金属帯条26表面にめっき
皮膜24を形成する。該めっき皮膜24はインナーリー
ド部分22となる部位の先端に固着する形状となる。次
に(f)図に示すように電着レジスト28a、28bを
マスクとしてエッチングを行い、薄肉部25を除去す
る。めっき皮膜24を形成する部位を薄肉化しておく
と、金属帯条26のエッチング速度が一定になるため、
エッチングによりめっき皮膜24を傷つけずに済む。こ
の場合に金属帯条26とめっき皮膜24を異種材質とし
て(例えば前者を鉄−ニッケル合金、後者を銅)、エッ
チング液はめっき皮膜24が侵されない液を用いる。な
お、金属帯条26とめっき皮膜24を同材質としてもよ
いが、この場合はめっき皮膜24を薄肉部25よりは厚
くなるようにして、エッチングによってもめっき皮膜2
4が所定の厚さで残るようにするとよい。このようにし
てめっき皮膜24の部位とダイパッド23とが完全に分
離される。そして電着レジスト28a、28bを除去す
ることによって上記リードフレーム20が得られる。ダ
イパッド23を有しないリードフレームも上記と同様に
形成できる。
の表裏面に電着レジストを電着して、電着レジスト膜2
8a、28bを形成する。電着レジストを電着すること
によって、上記エッチングによって形成された薄肉部2
5の凹部内壁にも均一に電着レジスト膜28bが形成さ
れる。なお、金属帯条26表面の電着レジスト膜28a
の厚さは、インナーリード先端部となるめっき皮膜の厚
さに対応して電着させておく。次いで、(d)図に示す
ように電着レジスト膜28bを露光、現像して、凹部内
底面の電着レジスト膜28bを除去すると共に、表面側
の電着レジスト28aは、インナーリード先端部を形成
しようとする薄肉部25が露出したレジストパターンに
形成する。該レジストパターンは、幅を10〜60μm
程度とし、上記ダイパッド23となる部位には至らない
ようにし、逆に上記インナーリード部分22となる部位
に所定の範囲で重なるようにする。次いで(e)図に示
すように上記レジストパターンをマスクとしてインナー
リード先端部を形成しようとする薄肉部25にめっきを
施し、レジストパターン内の金属帯条26表面にめっき
皮膜24を形成する。該めっき皮膜24はインナーリー
ド部分22となる部位の先端に固着する形状となる。次
に(f)図に示すように電着レジスト28a、28bを
マスクとしてエッチングを行い、薄肉部25を除去す
る。めっき皮膜24を形成する部位を薄肉化しておく
と、金属帯条26のエッチング速度が一定になるため、
エッチングによりめっき皮膜24を傷つけずに済む。こ
の場合に金属帯条26とめっき皮膜24を異種材質とし
て(例えば前者を鉄−ニッケル合金、後者を銅)、エッ
チング液はめっき皮膜24が侵されない液を用いる。な
お、金属帯条26とめっき皮膜24を同材質としてもよ
いが、この場合はめっき皮膜24を薄肉部25よりは厚
くなるようにして、エッチングによってもめっき皮膜2
4が所定の厚さで残るようにするとよい。このようにし
てめっき皮膜24の部位とダイパッド23とが完全に分
離される。そして電着レジスト28a、28bを除去す
ることによって上記リードフレーム20が得られる。ダ
イパッド23を有しないリードフレームも上記と同様に
形成できる。
【0010】図3はリードフレームの製造方法の他の実
施例を示す。まず金属帯条26をプレス加工もしくはエ
ッチング加工して、前記アウターリード21、それほど
微細なパターンでない部位の前記インナーリード部分2
2、ダムバー(図示せず)等のリードフレームに必要な
部位を形成する。次に金属帯条26の表裏面にレジスト
27を塗布し、露光、現像して、インナーリード先端側
の微細なパターンとなる部位の裏面側のレジスト27を
除去する((a)図)。次にエッチング加工して上記微
細なパターンとなる金属帯条26の部位を薄肉化して薄
肉部25を形成し、レジスト27を除去する((b)
図)。
施例を示す。まず金属帯条26をプレス加工もしくはエ
ッチング加工して、前記アウターリード21、それほど
微細なパターンでない部位の前記インナーリード部分2
2、ダムバー(図示せず)等のリードフレームに必要な
部位を形成する。次に金属帯条26の表裏面にレジスト
27を塗布し、露光、現像して、インナーリード先端側
の微細なパターンとなる部位の裏面側のレジスト27を
除去する((a)図)。次にエッチング加工して上記微
細なパターンとなる金属帯条26の部位を薄肉化して薄
肉部25を形成し、レジスト27を除去する((b)
図)。
【0011】次いで(c)図に示すように金属帯条26
の表裏面に電着レジストを電着して、電着レジスト膜2
8a、28bを形成する。電着レジストを電着すること
によって、上記エッチングによって形成された薄肉部2
5の凹部内壁にも均一に電着レジスト膜28bが形成さ
れる。そして、電着レジスト28a、28bを露光、現
像して、インナーリード先端側の微細なパターンを被覆
するレジストパターンを形成し((c)図)、この電着
レジスト28a、28bによるレジストパターンをマス
クとしてエッチング加工して上記薄肉部25を両面から
エッチングし、その後電着レジスト28a、28bを除
去することによって図3(d)に示すリードフレームを
得ることができる。この方法によれば、インナーリード
先端側の微細パターンに対応する金属帯条部分を薄肉化
し、この薄肉化した部分を両面からエッチングするので
それだけ微細パターンに形成できるのである。また電着
レジスト膜28a、28bは均一厚さに形成できるの
で、露光した際、薄肉部25の凹部内の電着レジスト2
8bにも正確に露光パターンを焼き付けることができ、
マスクのパターン通りの電着レジストパターンを形成で
きる。
の表裏面に電着レジストを電着して、電着レジスト膜2
8a、28bを形成する。電着レジストを電着すること
によって、上記エッチングによって形成された薄肉部2
5の凹部内壁にも均一に電着レジスト膜28bが形成さ
れる。そして、電着レジスト28a、28bを露光、現
像して、インナーリード先端側の微細なパターンを被覆
するレジストパターンを形成し((c)図)、この電着
レジスト28a、28bによるレジストパターンをマス
クとしてエッチング加工して上記薄肉部25を両面から
エッチングし、その後電着レジスト28a、28bを除
去することによって図3(d)に示すリードフレームを
得ることができる。この方法によれば、インナーリード
先端側の微細パターンに対応する金属帯条部分を薄肉化
し、この薄肉化した部分を両面からエッチングするので
それだけ微細パターンに形成できるのである。また電着
レジスト膜28a、28bは均一厚さに形成できるの
で、露光した際、薄肉部25の凹部内の電着レジスト2
8bにも正確に露光パターンを焼き付けることができ、
マスクのパターン通りの電着レジストパターンを形成で
きる。
【0012】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】本発明に係るリードフレームによれば、
インナーリード先端部分をめっき皮膜で形成しているの
で、微細なパターンに形成でき、また安価に提供でき
る。また本発明方法によれば、インナーリードを微細な
パターンに形成できるという著効を奏する。
インナーリード先端部分をめっき皮膜で形成しているの
で、微細なパターンに形成でき、また安価に提供でき
る。また本発明方法によれば、インナーリードを微細な
パターンに形成できるという著効を奏する。
【図1】リードフレームの一例を示す部分断面図であ
る。
る。
【図2】リードフレームの製造工程例を示す説明図であ
る。
る。
【図3】リードフレームの他の製造工程例を示す説明図
である。
である。
【図4】従来のリードフレームを示す説明図である。
【図5】従来の他のリードフレームを示す説明図であ
る。
る。
20 リードフレーム 21 アウターリード 22 インナーリード部分 23 ダイパッド 24 めっき皮膜 25 薄肉部 26 金属帯条 27 レジスト 28a、28b 電着レジスト膜
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体装置用のリードフレームにおい
て、アウターリードと該アウターリードに続くインナー
リードの一部が金属薄板により所定のパターンに形成さ
れているとともに、インナーリード先端部分がめっき皮
膜により形成され、前記金属薄板によるインナーリード
部分に固着されていることを特徴とするリードフレー
ム。 - 【請求項2】 半導体装置用のリードフレームの製造方
法において、 金属薄板を加工して、アウターリードと該アウターリー
ドに続くインナーリードの一部を所定のパターンに形成
する工程と、 前記金属薄板の片面をエッチング加工して、インナーリ
ード先端部を形成しようとする部位に薄肉部を形成する
工程と、 該金属薄板にレジストを塗布し、前記薄肉部が露出した
レジストパターンを形成する工程と、 該レジストパターンをマスクとして前記薄肉部にめっき
を施し、インナーリード先端部分をめっき皮膜により形
成する工程と、 前記薄肉部をエッチングして除去する工程と、 前記レジストを除去する工程とを含むことを特徴とする
リードフレームの製造方法。 - 【請求項3】 半導体装置用のリードフレームの製造方
法において、 金属薄板を加工して、アウターリードと該アウターリー
ドに続くインナーリードの一部を所定のパターンに形成
する工程と、 前記金属薄板の片面をエッチング加工して、インナーリ
ード先端部となる部位に薄肉部を形成する工程と、 金属薄板の表裏面に電着レジストを電着し、インナーリ
ード先端部となる部位を被覆したレジストパターンを形
成する工程と、 該レジストパターンをマスクとして前記薄肉部を表裏面
からエッチングする工程と、 前記電着レジストを除去する工程とを含むことを特徴と
するリードフレームの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP72894A JPH07202098A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | リードフレームおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP72894A JPH07202098A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | リードフレームおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202098A true JPH07202098A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=11481801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP72894A Pending JPH07202098A (ja) | 1994-01-10 | 1994-01-10 | リードフレームおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07202098A (ja) |
-
1994
- 1994-01-10 JP JP72894A patent/JPH07202098A/ja active Pending
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