JPH07201879A - トランジスタの降伏電圧制御用半導体回路装置 - Google Patents
トランジスタの降伏電圧制御用半導体回路装置Info
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Abstract
降伏電圧が生ぜしめられないように改善を行うこと。 【構成】 カバー電極を相互に分離された2つの電極プ
レートで形成し、第1の電極プレートは、高濃度ドープ
されたn+−コレクタ領域と低濃度ドープされたn~−コ
レクタ領域との間の接合部と低濃度ドープされたn~−
コレクタ領域を覆い、さらに低濃度ドープされたn~−
コレクタ領域とp形ベース領域との間の接合部を覆って
おり、第2の電極プレートの一部は酸化膜の上方で、そ
して一部は高濃度ドープされたn+−コレクタ領域に接
触接続されるように構成する。
Description
された、酸化膜によって該空間電荷領域から分離された
カバー電極を有し、該カバー電極は分圧器によって定ま
るベース−コレクタ間の電位におかれている、トランジ
スタの降伏電圧制御用半導体回路装置に関する。
例えばドイツ連邦共和国特許公開第3227536号公
報から公知である。この公報ではトランジスタの空間電
荷領域の上方に酸化膜によって分離された金属性のカバ
ー電極が設けられている。このカバー電極は分圧器によ
って規定されるベース−コレクタ間の電位におかれる。
n+−ドープ領域(これは部分的にカバー電極を下面に
亘って覆う)を取り入れることにより、ベース−コレク
タ間に逆方向(遮断)電圧Uが印加される場合に、低濃
度ドープされたn~−領域内に広がる空間電荷領域がカ
バー電極下方の領域に制限される。この場合降伏電圧は
実質的にこの電位と酸化膜の厚さによって決まる。分圧
器は、モノリシックにも集積可能な2つの抵抗R1,R
2によって形成される。R1,R2が0である場合にベ
ース−コレクタ間で達し得る降伏電圧は符号U2ないし
てU1で示されている。この場合符号U2はキャリヤ充
満状態時降伏電圧を表わし、符号U1は空乏化状態時降
伏電圧を表わす。抵抗R1,R2からなる分圧器がモノ
リシックに集積されている場合には分圧器抵抗は低濃度
ドープされたn~−コレクタ領域内に存在する。降伏電
圧は電流密度への依存性は有していないので、ここでは
低濃度ドープされたn~−コレクタ領域(この領域は埋
め込まれたn+−高濃度ドープ領域とベースとの間に存
在する)上の酸化膜の厚さが残りの領域においてよりも
薄く選択される。これにより空乏化状態時降伏電圧が分
圧器抵抗に隣接する領域内に生じないことが達成され
る。達し得る最大の降伏電圧Uは、R1とR2の比がU
1とU2の比に等しい場合にU1+U2となる。プレー
ナ技術において通常用いられる熱酸化物は任意に厚くさ
せることができないので、そのような装置で達し得る最
大の降伏電圧は制限される。
2号公報からは、カバー電極を2つの金属領域に分割さ
せることにより降伏電圧Uの引き上げを達成させる手法
が公知である。この場合高抵抗の低濃度ドープされたn
~−コレクタ領域を完全に覆うカバー電極が金属膜に置
き換えられ、これがコレクタ領域をもはや不完全にしか
覆わなくなる。この金属膜は低濃度ドープされたn~−
コレクタ領域と高濃度ドープされたn+−コレクタ領域
の間の接合部だけを覆い、既に前述したベース−コレク
タ間の分圧器に接続される。高抵抗の低濃度ドープされ
たn~−コレクタ領域とベース領域との間のpn−接合
部は第2の金属プレートによって覆われる。この第2の
金属プレートはベース電位ないしはエミッタ電位におか
れる。これによりキャリヤ充満状態時降伏電圧が生じな
くなることが達成される。ベース−コレクタ間で遮断電
圧を印加する際にR2が0の場合にはベース−コレクタ
間で達成可能な遮断電圧はU1である。この電圧U1
は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3227536号
公報から公知のカバー電極の空乏化状態時降伏電圧と同
じである。この場合ベース−コレクタ間の降伏電圧は抵
抗R1,R2によって形成される分圧器によって高圧に
変圧された空乏化状態時降伏電圧U1である。これによ
り以下の関係式が得られる。
キャリヤ充満状態時降伏電圧U2によって影響されな
い。降伏電圧の上限はベースと低濃度ドープされたn~
−コレクタ領域との間のpn−接合部の阻止能力によっ
てのみ制限される。
の場合には、のこ歯状埋没部領域における高濃度ドープ
されたn+−コレクタ領域(この領域は酸化膜によって
覆われていない)と隣接するカバー電極との間における
電位差が約150〜250Vになってしまう欠点があ
る。縁部領域におけるこの種の半導体装置が例えば製作
の際ないしは作動の際に損傷するかまたはイオンと混成
した場合には、短絡又は漏れ電流がのこ歯状溝領域にお
けるカバー電極とn+−領域との間に発生し得る。この
ことは半導体素子の機能障害につながる。その他にも非
不働態化された素子の場合にはのこ歯状溝領域における
カバー電極とn+−領域との間で火花連絡が生ぜしめら
れる。これは酸化膜の脆弱化を招き、それによる障害を
引き起こす。
したような従来装置における欠点に鑑みこれを解消すべ
く改善を行うことである。
は、カバー電極は相互に分離された2つの電極プレート
から形成され、第1の電極プレートは、高濃度ドープさ
れたn+−コレクタ領域と低濃度ドープされたn~−コレ
クタ領域との間の接合部と低濃度ドープされたn~−コ
レクタ領域を覆い、さらに低濃度ドープされたn~−コ
レクタ領域とp形ベース領域との間の接合部を覆ってお
り、第2の電極プレートの一部は酸化膜の上方で、そし
て一部は高濃度ドープされたn+−コレクタ領域に接触
接続されるように構成されて解決される。
よる半導体装置によって得られる利点は、半導体装置の
縁部領域とカバー電極との間の電位差が低減され、チッ
プ降伏や表面汚染に対してロバスト性の高められた半導
体装置が得られることである。その上さらに阻止能力の
高い分圧器抵抗の省スペース的な集積化が可能である。
カバー電極が相互に分離された2つの電極プレートから
形成され、第1の電極プレートが、高濃度ドープされた
n+−コレクタ領域と低濃度ドープされたn~−コレクタ
領域との間の接合部と低濃度ドープされたn~−コレク
タ領域を覆い、さらに低濃度ドープされたn~−コレク
タ領域とp形ベース領域との間の接合部を覆う構成によ
って、非常に有利には次のようなことが得られる。すな
わちベース−エミッタ間に遮断電圧が印加された場合に
降伏電圧が複数の抵抗によって形成された分圧器によっ
て逓昇に変圧される空乏化(状態時)電圧に相応し、同
時に第2の電極プレートと高濃度ドープされたn+−コ
レクタ領域(のこ歯状溝領域)の間で電位差が生じなく
なる。それにより電極と前記領域との間の短絡の発生又
は漏れ電流の発生は回避され得る。
項に記載される。
明する。
半導体装置10が示されている。この半導体装置10は
シリコンチップ12からなっている。このシリコンチッ
プ12は低濃度ドープされたn~−領域14と高濃度ド
ープされたn+−領域16を有している。この高濃度ド
ープされたn+−領域16は金属膜18と接触接続して
いる。この金属膜18はコレクタ端子Kを備えている。
n~−領域14には公知手法でp形領域20と高濃度ド
ープされたn+−領域22が拡散されている。p形領域
20は電極24と接触接続されている。この電極24は
ベース接続端子Aを有している。わかりやすくするため
にバイポーラトランジスタの場合にベース領域に埋込ま
れる高濃度ドープされたn+−エミッタ領域はここでは
示されていない。n+−領域22は、このエミッタドー
ピングと同時に拡散注入される。シリコンチップ12上
には酸化膜26が被着されている。この酸化膜26はp
形領域20と、シリコンチップ12の表面まで貫通して
達しているn~−領域14と、n+−領域22を覆ってい
る。酸化膜26の上には第1の電極28が配設されてい
る。この第1の電極28はn+−領域22とn~−領域1
4の間の接合部30と、チップ12表面まで達している
n~−領域14と、n~−領域14とp形領域20との間
の接合部32を覆っている。第2の電極34は酸化膜2
6上方の一部に配設され、n+−領域22と部分的に接
触接続している。電極プレート28と34は相互に間隔
dだけ空けて配設されている。電極プレート28は酸化
膜26によって前記電極プレート下方にあるシリコンチ
ップ12領域20,14,22から導電的に分離されて
いる。ベース接続端子Aとコレクタ接続端子Kの間では
抵抗R1,R2を備えた分圧器36が接続されている。
前記分圧器の分圧端子38は電極プレート28と接続さ
れている。電圧源40を介して遮断電圧Uが印加可能で
ある。
うに機能する。
タ接続端子Kとの間に遮断電圧Uが印加されたならば、
高濃度ドープされたn+−領域22はn~−領域14内に
拡がる空間電荷領域を電極プレート28下方の領域に制
限する。ベース接続端子Aとコレクタ接続端子Kとの間
で達し得る降伏電圧は、R1ないしR2が0の場合降伏
電圧U2ないしU1となる。この場合降伏電圧U2は半
導体装置10のキャリヤ充満状態時降伏電圧であり、電
圧U1は半導体装置10の空乏化状態時降伏電圧であ
る。この場合ベース接続端子Aとコレクタ接続端子Kと
の間の降伏電圧は抵抗R1とR2によって形成される分
圧器36によって逓昇変圧された空乏化状態時降伏電圧
U1である。これにより、降伏電圧Uに対して以下の関
係式が成り立つ。
設し、n+−領域22に電極プレート34と同じ電位を
もたせることによって達成される。それによりシリコン
チップ12周辺部と電極プレート34との間に電位差は
生じなくなる(この電位差は、電極プレート28と34
からなる電極装置とn+−領域22との間で短絡または
漏れ電流を惹起し得る)。それにより図示の半導体装置
10の確実な機能性は大幅に高まる。この場合電極プレ
ート28と34の間の間隔dは、次のように選定されな
ければならない。すなわちこれらの間で電気的な火花連
絡が生ぜしめられないように選定されなければならな
い。付加的な手法として半導体装置10の表面全部をこ
こでは図示されていない不働態層で覆ってもよい。
る。この半導体装置40は、モノリシックに集積された
分圧器を有している。この図でも図1と同じ個所には同
じ符号が付され、再度の説明は省く。
たp~−領域として酸化膜26の下方に設けられてい
る。分圧抵抗42はこの場合n~−領域14内に埋め込
まれ、n+−領域44とn+−領域46の間に存在してい
る。降伏電圧Uに電流密度への依存性をもたせなくする
ためには、p形領域20とn+−領域44との間の領域
におけるn~−領域14上の酸化膜26の厚さをその他
の領域においてよりも薄くする必要がある。これにより
空乏化状態時降伏電圧が分圧器抵抗42に隣接するn~
−領域14内には生じないことが達成される。ここでは
明瞭化のために前記領域内で薄くされる酸化膜26の厚
さの変化は図2には示されない。電極プレート28はこ
こでは接合部32、n+−領域44、分圧器抵抗42、
並びにn~−領域14のそれらの間にある介在領域を覆
っている。この電極プレート28は一方の側ではp形領
域上方で終端し、また他方の側では分圧抵抗42とn+
−領域46の間のn~−領域14上方で終端している。
この場合電極プレート28は分圧器抵抗42から幅d1
だけ突出している。分圧器抵抗42とn+−領域46は
相互に幅wだけ離れている。電極プレート34は酸化膜
26の一部と、n+−領域46の一部に接触接続してい
る。電極プレート34はここでもn+−領域46と同じ
電位を有している。シリコンチップ12の縁部と電極3
4との間には前述したような欠点である電位差は生じな
い。この場合前記幅d1とwは次のように選択されなけ
ればならない。すなわちn~−領域14と分圧器抵抗4
2とn+−領域46の所定のドーピング経過と、酸化膜
26の所定の厚さのもとで、カソード接続端子Kに対す
る分圧器抵抗42の遮断電圧が降伏電圧Uよりも大きく
なるように選定されなければならない。電極プレート2
8と34の間の間隔dも火花連絡が生じないように選定
されている。
平面図が示されている。この半導体装置40はプレーナ
−NPN−ダーリントントランジスタにおいて集積され
た分圧器を備えた内部電圧制限部を有している。ここで
も図2と同じ部分には同じ符号が付されており、ここで
の再度の説明は省く。
長のp形導電領域を形成している。このp形−抵抗の表
面密度は1.5×1017cm~3である。この抵抗の浸入
深度は高抵抗において60ohm/cm、n~−領域1
4は約31μm(これは特性長さσ(σ=2√Dt)=
11μm)である。これは幅wによってちょうど125
μmだけn+−領域46から離されている。n+−領域4
6に対しては特性長さσ=3.6μmの際に1020cm
~3の表面密度が選定される。酸化膜26の厚さは2μm
である。製作過程の終了時においては図2にプロットさ
れた幅d及びd1はそれぞれ50μm,40μmにな
る。分圧器抵抗42と出力段のベース領域48の間には
高濃度ドーピングされたn+−領域46が存在する。そ
の上には酸化膜26によって導電的に分離された電極プ
レート28が存在している。この電極プレート28は接
触接続孔部50上方で分圧器抵抗42に接続されてい
る。分圧器抵抗のコレクタ側端部には分圧器抵抗42が
外部電極プレート34を介してn+−領域44と接続さ
れている。ここでは駆動ベースは符号52で示されてい
る。符号54と56で示された領域は駆動段ないし出力
段のエミッタ領域を表している。接触接続窓58及び6
0の上方ではベース領域がベース金属化部62と64に
接続されている。符号66及び68でエミッタ接触接続
窓が示されている。これに対して出力段のエミッタ金属
化部は符号70で表されている。わかりやすくするため
にブリーダ抵抗、種々異なる酸化厚膜部、反転ダイオー
ド、温度補償手段、横方向トランジスタ等は図3には示
されていない。
抗42の遮断性は前記関係式に従って設定された降伏電
圧Uよりも格段に高い。以下に示すテーブルは、異なる
表面電荷密度に対する二次元のデバイスシミュレーショ
ンの結果を表したものである。このテーブルは達成可能
な結果を明らかにしている。
の付加的エラー調整。
μmだけの第2の付加的エラー調整。
定されるものではなく、例えば逆のドープ領域も可能で
ある。この場合は例えばn~−領域14がp形ドープさ
れており、p形領域20はn形ドープ領域である。図示
の降伏電圧制御用半導体装置はトランジスタの他にも、
例えばダーリントントランジスタやダイオードに対して
も適している。
とカバー電極との間の電位差が低減され、チップ破壊や
表面汚染に対して十分な耐久力をもった丈夫な半導体装
置が得られる。
る。
の半導体装置の部分図である。
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 空間電荷領域上に配設され、酸化膜によ
って該空間電荷領域から分離されたカバー電極を有し、
該カバー電極は分圧器によって定まるベース−コレクタ
間の電位におかれている、トランジスタの降伏電圧制御
用半導体回路装置において、 前記カバー電極は相互に分離された2つの電極プレート
から形成され、第1の電極プレート(28)は、高濃度
ドープされたn+−コレクタ領域(22)と低濃度ドー
プされたn~−コレクタ領域(14)との間の接合部
(30)と、低濃度ドープされたn~−コレクタ領域
(14)を覆い、さらに低濃度ドープされたn~−コレ
クタ領域(14)とp形ベース領域(20)との間の接
合部(32)を覆っており、第2の電極プレート(3
4)の一部は酸化膜(26)の上方で、そして一部は高
濃度ドープされたn+−コレクタ領域(22)に接触接
続されていることを特徴とする、トランジスタの降伏電
圧制御用半導体回路装置。 - 【請求項2】 前記電極プレート(28;34)は環状
に取囲む電極プレートとして形成されている、請求項1
記載のトランジスタの降伏電圧制御用半導体回路装置。 - 【請求項3】 前記電極プレート(34)は前記n+−
コレクタ領域(22)内部に完全に存在する、請求項1
又は2記載のトランジスタの降伏電圧制御用半導体回路
装置。 - 【請求項4】 モノリシックに集積された分圧器(3
6)において分圧抵抗(42)が酸化膜(26)下方で
2つのn+−コレクタ領域(44;46)の間に埋込ま
れており、前記分圧抵抗は電極プレート(34)と接触
接続されたn+−コレクタ領域(46)から間隔(W)
を空けて設けられている、請求項1〜3いずれか1項に
記載のトランジスタの降伏電圧制御用半導体回路装置。 - 【請求項5】 前記第1の電極プレート(28)は、前
記分圧抵抗(42)から幅(d1)だけ突出しており、
前記分圧器抵抗(42)とn+−コレクタ領域(46)
の間のn~−コレクタ領域(14)上方で終端してい
る、請求項1〜4いずれか1項に記載のトランジスタの
降伏電圧制御用半導体回路装置。 - 【請求項6】 前記幅(d1)と間隔(W)は、選択可
能な比の関係を有しており、それによりn~−コレクタ
領域(14)、n+−コレクタ領域(46)及び分圧器
抵抗(42)の所定のドープ特性経過のもとで分圧器抵
抗(42)の遮断電圧が降伏電圧(U)よりも大きい、
請求項1〜5いずれか1項に記載のトランジスタの降伏
電圧制御用半導体回路装置。 - 【請求項7】 前記電極プレート(28)は、酸化膜
(26)を貫通して導かれている接続孔部(50)を介
して分圧器抵抗(42)に接続されている、請求項1〜
6いずれか1項に記載のトランジスタの降伏電圧制御用
半導体回路装置。 - 【請求項8】 前記電極プレート(28;34)と該電
極プレート(28;34)の間の領域に、絶縁された不
働態化(パッシベーション)層が設けられている、請求
項1〜6いずれか1項に記載のトランジスタの降伏電圧
制御用半導体回路装置。
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