JPH07201416A - フィルタ内蔵コネクタ - Google Patents

フィルタ内蔵コネクタ

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Publication number
JPH07201416A
JPH07201416A JP5335834A JP33583493A JPH07201416A JP H07201416 A JPH07201416 A JP H07201416A JP 5335834 A JP5335834 A JP 5335834A JP 33583493 A JP33583493 A JP 33583493A JP H07201416 A JPH07201416 A JP H07201416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter element
cylindrical filter
built
connector
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5335834A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kiguchi
真次 木口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5335834A priority Critical patent/JPH07201416A/ja
Publication of JPH07201416A publication Critical patent/JPH07201416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の入出力部分に用いられるフィルタ
内蔵コネクタに関するものであり、円筒型フィルタ素子
を用いて安価で熱ストレスに強いフィルタ内蔵コネクタ
を提供しようとするものである。 【構成】 1は孔内周部2及び、その孔近傍部分3以外
を金属メッキ4が施された絶縁ハウジングであり、5は
金属端子、6は円筒型フィルタ素子である。金属端子5
に対して互いに対向して配置された絶縁ハウジング1の
接続壁9a,9bに上記円筒型フィルタ素子6を圧入固
定し、さらに、円筒型フィルタ素子6の内周電極11と
金属端子5は、導電性樹脂12により電気的に接続され
ていることにより、比較的安価で、熱ストレスにも強い
円筒型フィルタ素子を用いたフィルタ内蔵コネクタを容
易に供給することができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の入出力部分
に用いられるコネクタにフィルタ素子を内蔵させ、電子
機器の内外からくる妨害電波・ラインノイズ等を効果的
に除去することを目的としたフィルタ内蔵コネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルタ内蔵コネクタを図6
(a)〜図8により説明する。まず使用されるフィルタ
について図6(a),(b)で説明すると、19は上下
それぞれに、電極17,18を有する円板型フィルタ素
子、23は内外周にそれぞれ電極20,21を有し、外
周部に段形状22を有する段付円筒型フィルタ素子であ
り、図7、図8は上記それぞれのフィルタ素子を用いた
フィルタ内蔵コネクタであり、それぞれ、24,25は
絶縁ハウジング、26,27は金属端子、28,29は
フィルタ素子と取り付けられるプリント基板30,31
のグランドパターンなどと接続するための金属グランド
板であり、19,23は各々円板型、段付円筒型フィル
タ素子である。
【0003】各々のフィルタ素子19,23の上下電極
17,18あるいは内外周電極20,21は、それぞれ
金属端子26,27と金属グランド板28,29に、は
んだ付けにより導通接続された状態にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来用いていた円板型フィルタ素子19は、貫通型フィル
タ素子のなかでは比較的安価であるが、材厚tが薄く、
機械的強度が低いため熱ストレスなどに弱い欠点をもっ
ていた。
【0005】又、段付円筒型フィルタ素子23は、熱ス
トレスに強く、外周部の段形状22により外周電極21
と、金属グランド板28などへのはんだ付けが容易であ
る反面その段形状22を形成するために価格が高いとい
う課題を有していた。
【0006】また、図6(c)のように内外周に電極3
0,31を有する外周部に段形状を持たない円筒型フィ
ルタ素子32は、比較的安価であり、熱ストレスにも強
いが、外周部の段形状がないため金属グランド板などに
取り付ける際位置決めが難しく、外周電極と金属グラン
ド板等とを、はんだ付けさせるための、良好なはんだフ
ィレットを形成させるのが困難であり、安定したはんだ
付けが行えないという課題があった。
【0007】本発明はこの円筒型フィルタ素子32の課
題の解決を図り、安価で熱ストレスに強いフィルタ内蔵
コネクタを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、比較的安価で熱ストレスにも強い円筒型
フィルタ素子を用い、その外周電極と金属メッキを施し
た絶縁ハウジングに設けた接続壁に圧入固定させること
により、外周電極を、はんだを用いずに固定・接続させ
るものである。
【0009】
【作用】上記のごとく接続壁で圧入固定したので、比較
的安価で、熱ストレスにも強い円筒型フィルタ素子を用
いたフィルタ内蔵コネクタを、容易に供給することがで
きるものである。
【0010】
【実施例】
(実施例1)本発明によるフィルタ内蔵コネクタの一実
施例を、図1〜図3により説明する。図1は、本実施例
を用いたフィルタ内蔵コネクタの側断面図(図2中指示
のX−X′指示部)であり、図2は、本実施例を用いた
5極タイプのフィルタ内蔵コネクタの斜視図、図3は、
フィルタ装着部分の拡大詳細図である。
【0011】図1において、1は孔内周部2及び、その
孔近傍部分3以外を金属メッキ4が施された絶縁ハウジ
ングであり、5は金属端子、6は円筒型フィルタ素子で
ある。また、絶縁ハウジング1の金属メッキを施してい
ない孔近傍部分3の横には上記金属メッキ4が施されて
いるので、プリント基板7のグランドパターンなどと導
通接続させるための突起8の表面と導通している。金属
端子5に対して互いに対向して配置された接続壁9a,
9bがあり、接続壁9a,9b間の距離は、円筒型フィ
ルタ素子6の外周径よりやや小さめとなっており、円筒
型フィルタ素子6の外周電極10と接続壁9a,9bと
が圧入関係となり、電気的接触を保っている。さらに、
円筒型フィルタ素子6の内周電極11と金属端子5は、
導電性樹脂12により電気的に接続されている。
【0012】(実施例2)図4は、内周電極11と金属
端子5を、はんだ13により接続した他の実施例であ
り、他は上記実施例と同様の構成を持つものである。
【0013】(実施例3)図5は金属端子5と円筒型フ
ィルタ素子6との接合部分を示す他の実施例であり、金
属端子5の円筒型フィルタ素子6が貫通される部分に突
起部14を設け、その突起部の外形寸法15は、円筒型
フィルタ素子の内周径16よりやや大きく設定してお
り、金属端子5と円筒型フィルタ素子6の内周電極11
は軽微に圧入され電気的接触を保てる構造としているも
のであり、他は上記図1の実施例と同様の構成を持つも
のである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、比較的安価で熱
ストレスにも強い円筒型フィルタ素子を用い、その外周
電極と金属メッキを施した絶縁ハウジングに設けた接続
壁を圧入固定させることにより、その外周電極を、はん
だを用いずに固定・接続させることができ、安価で熱ス
トレスに強い円筒型フィルタ素子を内蔵したフィルタ内
蔵コネクタを容易に供給することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルタ内蔵コネクタの一実施例の側
断面図
【図2】同斜視図
【図3】同フィルタ装着部分の拡大図
【図4】同他の実施例の側断面図
【図5】同他の実施例のフィルタ装着部分の拡大図
【図6】貫通型フィルタ素子の斜視図
【図7】従来の円板型フィルタ素子を用いた従来のフィ
ルタ内蔵コネクタの側断面図
【図8】同段付円筒型フィルタ素子を用いた従来のフィ
ルタ内蔵コネクタの側断面図
【符号の説明】
1 絶縁ハウジング 4 金属メッキ 5 金属端子 6 円筒型フィルタ素子 8 突起 9a,9b 接続壁 14 突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の間隔で設けられた孔の内側及び、
    その近傍以外の部分に金属メッキを施した絶縁ハウジン
    グと、前記孔に一定間隔で植設された金属端子と、円筒
    形状であってその内周と外周部分に各々電極を有し、前
    記端子に内周部分を貫通装着し、前記外周電極が前記絶
    縁ハウジングの孔付近に設けられた接続壁と圧入固定さ
    れて電気的導通状態を保っており、前記内周部分と前記
    金属端子は導電性の樹脂によって導通状態にある円筒型
    フィルタ素子とで構成されるフィルタ内蔵コネクタ。
  2. 【請求項2】 導電性樹脂に代えてはんだ付けを用いた
    前記金属端子と前記円筒型フィルタ素子の内周部を接続
    ・導通させた請求項1記載のフィルタ内蔵コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記円筒型フィルタ素子が貫通する、前
    記端子部分に突起部を設け、前記円筒型フィルタ素子内
    周部分と前記金属端子・突起部を、軽微に圧入接触させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のフィルタ
    内蔵コネクタ。
JP5335834A 1993-12-28 1993-12-28 フィルタ内蔵コネクタ Pending JPH07201416A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5335834A JPH07201416A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 フィルタ内蔵コネクタ

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JP5335834A JPH07201416A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 フィルタ内蔵コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07201416A true JPH07201416A (ja) 1995-08-04

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ID=18292930

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5335834A Pending JPH07201416A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 フィルタ内蔵コネクタ

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JP (1) JPH07201416A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006237135A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Tdk Corp フィルタ内蔵型コネクタ

Cited By (1)

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JP2006237135A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Tdk Corp フィルタ内蔵型コネクタ

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