JP2006237135A - フィルタ内蔵型コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数が少なく、信号伝達特性が変化せず、抵抗値が小さく、信頼性の高いフィルタ内蔵型コネクタの提供。
【解決手段】 フィルタ内蔵型コネクタ1の樹脂ケース20には、4本のコネクタピン31、32、33等が固定されており、このうちの2本32、33は樹脂ケース20内において分断されている。当該分断位置には、コモンモードチョークコイル101が設けられている。コモンモードチョークコイル101の2本の導線の一端、他端は、それそれコモンモードチョークコイルの4つの電極に1つずつ継線されている。4つの電極は、分断されたコネクタピン32の一方の端部と、コネクタピン33の一方の端部33Cと、コネクタピン32の他方の端部と、コネクタピン33の他方の端部33Dとにそれぞれ1つずつ導電性樹脂を介して電気的に接続されている。
【選択図】図4
【解決手段】 フィルタ内蔵型コネクタ1の樹脂ケース20には、4本のコネクタピン31、32、33等が固定されており、このうちの2本32、33は樹脂ケース20内において分断されている。当該分断位置には、コモンモードチョークコイル101が設けられている。コモンモードチョークコイル101の2本の導線の一端、他端は、それそれコモンモードチョークコイルの4つの電極に1つずつ継線されている。4つの電極は、分断されたコネクタピン32の一方の端部と、コネクタピン33の一方の端部33Cと、コネクタピン32の他方の端部と、コネクタピン33の他方の端部33Dとにそれぞれ1つずつ導電性樹脂を介して電気的に接続されている。
【選択図】図4
Description
本発明はフィルタ内蔵型コネクタに関し、特にコネクタ内にノイズを除去するためのフィルタを内蔵するフィルタ内蔵型コネクタに関する。
USB、IEEE1394、DVI等の高速デジタル信号伝送に用いられるコネクタとしては、ノイズを除去するためのフィルタたるコモンモードチョークコイルを内蔵する構成のフィルタ内蔵型コネクタが従来より知られている。
この構成のコネクタは、例えば特開2002−190412号公報(特許文献1)に記載されており、樹脂ケースと、樹脂ケースに固定された4本のコネクタピンと、2本の導線が巻回されてなるコモンモードチョークコイルと、基板とを備えている。4本のコネクタピンは平行に配置されており、そのうちの2本には、これらをまたぐようにして基板が載置されている。基板は4つの接続パターンを有しており、そのうちの2つは当該2本のコネクタピンに電気的に接続され、残りの2つは作動信号コードにそれぞれ電気的に接続されている。
コモンモードチョークコイルは4つの電極を有しており、コモンモードチョークコイルの2本導線の一端と他端とがそれぞれ電極に1つずつ継線されている。コモンモードチョークコイルは基板上に載置されており、コネクタピンに接続された2つの接続パターンには、コモンモードチョークコイルの2本の導線の一端が継線されたコモンモードチョークコイルの電極が、それぞれ電気的に接続されている。また、作動信号コードに接続されている2つの接続パターンには、コモンモードチョークコイルの2本の導線の他端が継線されたコモンモードチョークコイルの電極が、それぞれ電気的に接続されている。このように作動信号コードにコモンモードチョークコイルが電気的に接続されていることにより、作動信号中のノイズを除去することができる。
特開2002−190412号公報
しかし、上述のフィルタ内蔵型コネクタでは、基板を備えているため部品点数が多くなり、製造コストが高くなっていた。また基板は、それ自体がC成分(静電容量)を有しているため、信号伝達特性が変化してしまうという問題が生じていた。
また、コモンモードチョークコイルが、基板を介してコネクタピン、作動信号コードにそれぞれ電気的に接続されているため、コネクタピンと基板の接続パターンとの間の接続点、接続パターンとコモンモードチョークコイルとの間の接続点、接続パターンと作動信号コードとの間の接続点、といった具合に接続点が多く、接続点において抵抗が発生するため全体として抵抗値が増加し、また、製品の信頼性が低下していた。
そこで、本発明は、部品点数が少なく、信号伝達特性が変化せず、抵抗値が小さく、信頼性の高いフィルタ内蔵型コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は樹脂ケースと、該樹脂ケースに固定された少なくとも1本のコネクタピンと、コアと、該コアに巻回された少なくとも1本の導線と、該導線の一端が継線される第1電極と該導線の他端が継線される第2電極とを有するコイル部品とを備えるフィルタ内蔵型コネクタを提供している。
該コネクタピンの少なくとも1本は分断され、分断された該コネクタピンの一方には該第1電極が電気的に接続され、分断された該コネクタピンの他方には該第2電極が電気的に接続されている。
コネクタピンの少なくとも1本は分断され、分断されたコネクタピンの一方には第1電極が電気的に接続され、分断されたコネクタピンの他方には第2電極が電気的に接続されているため、基板等を介してコネクタピンにコイル部品を接続させずに済み、部品点数を少なくすることができる。また、信号伝達特性を変化させずに済み、抵抗値を小さくすることができ、信頼性を高めることができる。
ここで、該コネクタピンと該第1電極、該第2電極は、それぞれ金メッキされ導電性樹脂を介して互いに電気的に接続されていることが好ましい。
コネクタピンと第1電極、第2電極は、それぞれ金メッキされ導電性樹脂を介して互いに電気的に接続されているため、導電性樹脂と第1電極、第2電極との界面が酸化することを防止することができる。また、ユーザがリフロー等によりフィルタ内蔵型コネクタを基板に半田付けする際に高温になった場合であっても、コネクタピンと第1電極、第2電極との電気的接続を確実に維持することができ、高温性に優れたフィルタ内蔵型コネクタとすることができる。
また、該コイル部品は、該コアに複数の該導線が巻回されたコモンモードチョークコイルであることが好ましい。該第1電極と該第2電極よりなる一組の電極が該導線の数に対応して複数組設けられている。該導線の本数と同数の該コネクタピンは分断され、分断された該コネクタピンの一方には該第1電極がそれぞれ電気的に接続され、分割された該コネクタピンの他方には該第2電極がそれぞれ電気的に接続されている。
導線の本数と同数のコネクタピンは分断され、分断されたコネクタピンの一方には第1電極がそれぞれ電気的に接続され、分割されたコネクタピンの他方には第2電極がそれぞれ電気的に接続されているため、基板等を介してコネクタピンにコモンモードチョークコイルを接続させずに済み、部品点数を少なくすることができる。また、信号伝達特性を変化させずに済み、抵抗値を小さくすることができ、信頼性を高めることができる。
以上により、部品点数が少なく、信号伝達特性が変化せず、抵抗値が小さく、信頼性の高いフィルタ内蔵型コネクタを提供することができる。
本発明の実施の形態によるフィルタ内蔵型コネクタについて図1〜図8を参照しながら説明する。図1に示されるように、本実施の形態によりフィルタ内蔵型コネクタ1は、具体的にはパソコン等の機器の側のUSB用のコネクタであり、機器内部の図示せぬ基板上に載置固定される。フィルタ内蔵型コネクタ1は、金属ケース10と、樹脂ケース20と、4本のコネクタピン31〜34と、コイル部品たるコモンモードチョークコイル101(図4等)とを備えている。
金属ケース10は、図1に示されるように、外形が略四角柱形状の筒状をなしており、その内部に後述の樹脂ケース20の一部を収容する。金属ケース10の軸方向の一端に位置する開口部10Aは、パソコン等の機器の外枠から機器の外方へ開口するケーブル側コネクタ差込口をなしており、他端に位置する開口部10Bには、金属ケース10に収容される樹脂ケース20の一部が挿入されている。略四角柱形状の筒状をなす金属ケース10の一の側面、即ち、図1に示される金属ケース10の上面には、一対の係合部10C、10Cが突出して設けられており、一対の係合部10C、10Cが図示せぬ基板に形成された穴部等に係合することにより、フィルタ内蔵型コネクタ1が図示せぬ基板上に固定されるように構成されている。
樹脂ケース20は、図2に示されるように略コの字形状をなしており、上壁21と、下壁22と、上壁21と下壁22とを連結する側壁部23とを備えている。下壁22及び側壁部23は、図1に示されるように金属ケース10の他端に位置する開口部10Bから挿入されて、金属ケース10内に収容されている。4本のコネクタピン31〜34は、図4等に示されるように略L字形状をなしており、底面部31A〜34Aと底面部31A〜34Aよりも短い側面部31B〜34Bとを備える。4本のコネクタピン31〜34の底面部31A〜34Aは、上壁21及び下壁22が延出している樹脂ケース20の側壁部23の一方の側23Aに対する他方の側23B(図4等)から、当該一方の側23Aへ向けてそれぞれ樹脂ケース20の側壁部23を貫通している。そして、上壁21に対向する下壁22に形成された4本の溝部に嵌合した状態で下壁22に沿って側壁部23から離間する方向へ互いに平行に延出しており、樹脂ケース20に固定されている。
4本のコネクタピン31〜34の側面部31B〜34Bは、図4等に示されるように、底面部31A〜34Aに対して略垂直に延出している。そして、樹脂ケース20の側壁部23の他方の側23Bに沿って樹脂ケース20の上壁21の位置へと至り、更に延出し、図1に示されるように、樹脂ケース20の上方へそれぞれ突出している。この突出している部分は、フィルタ内蔵型コネクタ1が図示せぬ基板上に載置固定されたときに、図示せぬ基板の導電パターンに電気的に接続される。
平行に配置された4本のコネクタピン31〜34のうちの内側の2本、即ち作動信号線に相当するコネクタピン32、33は、図3、図4に示されるように、樹脂ケース20の側壁部23の内部において分断されている。
樹脂ケース20の一部であって作動信号線に相当するコネクタピン32、33が分断されている位置には、図4に示されるように、側壁部23を通って上壁21から下壁22に至るまで貫通する貫通孔20aが形成されている。分断されたコネクタピン32、33の一方の端部32C、33Cと、他方の端部32D、33Dは、それぞれ貫通孔20a内に突出しており、当該一方の端部32C、33Cと他方の端部32D、33Dとをまたぐようにしてコイル部品たるコモンモードチョークコイル101が設けられている。コモンモードチョークコイル101は、貫通孔20aを通して樹脂ケース20内に挿入され、当該一方の端部32C、33Cと他方の端部32D、33Dとに当接する位置に配置される。
コモンモードチョークコイル101は、図5に示されるように、ドラムタイプの磁気コア102と略長方形の板状コア103を備え、これら磁気コア102と板状コア103とはフェライト等の磁性粉体が圧縮、焼結等過程を経て成形され、磁気コア102と板状コア103とにおいて、図8に示されるように閉磁路Gを形成するように構成されている。図6に示されるように、磁気コア102は長手方向に直交する断面が略長方形の巻芯部105と、巻芯部105の長手方向両端に設けられ、略同一形状の一対の鍔部104、104より構成され、巻芯部105には2本の導線106A、導線106Bが巻回されている。これら導線106A、導線106Bはバイファイラ巻きされている。
以下、鍔部104については略同一形状であるため、特に明記しない限り、片側のみで説明する。但し、符号については、説明の便宜上、磁気コア102の長手方向中央点を中心とした点対称の位置にある部材について同一の符号とした。従って実際には、一方の鍔部104の電極107Bに継線されている導線106Bは、他方の鍔部104の電極107Aに継線されている導線106Aと繋がっている。同様に、一方の鍔部104の電極107Aに継線されている導線106Aは、他方の鍔部104の電極107Bに継線されている導線106Bと繋がっている。
鍔部104は略直方体であり、頂面104Aと、頂面104Aに連なる側面104Bと、巻芯部105との連結面であって側面104Bの裏面である側面104Cと、側面104Bと側面104Cとを連結する側面104D及び側面104Eと、頂面104Aの反対面である裏面104Fとにより構成される。
鍔部104には、図6に示すように、頂面104A、側面104B及び裏面104Fに跨って、頂面104A、側面104B及び裏面104Fと、側面104Dとの接続位置の近傍側端部に電極107Aが形成され、同じく頂面104A、側面104B及び裏面104Fに跨って、頂面104A、側面104B及び裏面104Fと、側面104Eとの接続位置の近傍に電極107Bが形成されている。これら電極107A及び電極107Bは、鍔部104の表面にメッキ等されることにより形成されている。電極107A、107Bは、第1電極、第2電極に相当する。
電極107A及び電極107Bのメッキ等については、より詳細には下地電極として焼付けによりAgが5〜10μmの厚さで形成され、その上に電気めっきによりNiが0.5〜2.0μmの厚さで形成され、最外部電極としてめっきによりAuが0.5〜1.0μmの厚さで形成されている。電極の最外部をAuめっき処理により形成したため、使用環境下において酸化等で劣化することもなく、安定した品質を維持することができる。
導線106A、導線106Bは、図6に示されるように、巻芯部105と鍔部104との結合部付近より引き出されて、それぞれ巻線引出部106A−1、巻線引出部106B−1を形成する。導線106A、導線106Bは、側面104C−1に沿って頂面104A方向に引き出されており、頂面104Aと側面104Cとの交差個所で頂面104Aに沿うように折り曲げられている。頂面104A上では、導線106A、導線106Bがそれぞれ電極107A、電極107Bに機械的及び電気的に熱圧着されて継線されている。
板状コア103は、図8に示されるように、それぞれの鍔部104、104のそれぞれの頂面104A、104A上に、略平面より構成される下面103Bが当接して、これら鍔部104、104に跨って板状コア103が固定される。この板状コア103は、略平面の下面103Bの両端部がそれぞれの頂面104A、104A上に樹脂により固着され、また、下面103B、巻芯部105の上面105A及び一対の側壁104C−1で囲まれる隙間全体にも樹脂が充填され樹脂層108が形成される。
下面103Bと上面105Aとの隙間には、図6に示されるように、巻芯部105に巻回された導線106A、導線106Bと、巻芯部105より電極107A、電極107Bへ引き出された巻線引出部106A−1、巻線引出部106B−1(図6)とが位置するため、これら導線106A、導線106Bと巻線引出部106A−1、巻線引出部106B−1とは図8に示される樹脂層108に内蔵され、固定された状態になる。
このような構成のコモンモードチョークコイル101を用いたため、小型で比較的高いインダクタンスを得ることができ、所望の特性インピーダンスに調整し易くすることができる。
板状コア103が対向している電極107A、電極107Bの一方の側に対向する他方の側は、図4等に示されるように、分断された2本のコネクタピン32、33の一方の端部32C、33Cと、他方の端部32D、33Dとにそれぞれ1つずつ電気的に接続されている。より具体的には、一方の端部32Cにコモンモードチョークコイル101の電極107Bが接続され、一方の端部33Cにコモンモードチョークコイル101の電極107Aが接続される。また、他方の端部32Dにコモンモードチョークコイル101の電極107Aが接続され、一方の端部33Dにコモンモードチョークコイル101の電極107Bが接続される。
この接続は導電性樹脂を介してなされており、ユーザがいわゆるリフローする際にフィルタ内蔵型コネクタ1が高温下にさらされた場合であっても、導電性樹脂が溶融せず電気的接続が解除されずに確実に維持されるように構成されている。このため、接続の信頼性を高くすることができ、パソコンやテレビ、ゲーム機、OA・FA機器等の電子機器のコネクタ部として、フィルタ内蔵型コネクタ1を用いることができる。
上述のように、2本のコネクタピン32、33が分断され、分断された位置32C、32D、33C、33Dにコモンモードチョークコイル101が接続されているため、図示せぬ基板等を介してコネクタピン32、33にコモンモードチョークコイル101を接続させずに済み、部品点数を少なくすることができ、信号伝達特性を変化させずに済む。また、抵抗値を小さくすることができ、信頼性を高めることができる。
本発明によるフィルタ内蔵型コネクタは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、コモンモードチョークコイル101は、本実施の形態による構成のものに限定されない。例えば、分断された2本のコネクタピン32、33に電気的に接続されるコモンモードチョークコイルの接続位置が、磁気コアの電極と磁気コアの導線との継線位置であるような構成であってもよい。
また、2本の導線106A、106Bが巻回されたコモンモードチョークコイル101が用いられたが、導線の本数はこれに限定されない。例えば、平行に4本並べられたUSBのコネクタピンの一番端のアースピン(GND)が分断され、当該分断されたアースピンの一方と他方とに、1本の導線がコアに巻回された構成のコイル部品の電極がそれぞれ1つずつ接続されてもよい。この構成により、アースピンを介して浸入するノイズを除去することができる。
また、USB用のフィルタ内蔵型コネクタ1としたが、これに限定されない。例えば、IEEE1394、DVI等用としてもよい。また、パソコン等の機器側のコネクタとしてのフィルタ内蔵型コネクタ1としたが、ケーブルの一端に設けられるコネクタとしてのフィルタ内蔵型コネクタとしてもよい。また、コネクタは、オス側であってもよくメス側であってもよい。
また、樹脂ケース20には貫通孔20aが設けられていたが、貫通孔ではなく、上壁から側壁部内の分断された2本のコネクタピンの位置に至るまで形成された凹部であってもよい。凹部へコモンモードチョークコイル101を挿入して、分断されたコネクタピンの一方の端部と他方の端部とに当接する位置に配置することができる。
また、頂面4A上では、導線6A、導線6Bがそれぞれ電極7A、電極7Bに熱圧着により継線されていたが、これに限定されない。例えば、超音波により接続してもよい。
また、導電ペーストに代えて半田付けにより分断されたコネクタピン31〜34とコモンモードチョークコイル101の電極とを電気的に接続してもよい。
本発明のフィルタ内蔵型コネクタは、パソコンやテレビ、ゲーム機、OA・FA機器等の電子機器において使用される高速デジタル信号伝送の、ノイズが伝播するコネクタの分野等において特に有用である。
1 フィルタ内蔵型コネクタ
20 樹脂ケース
31、32、33、34 コネクタピン
101 コモンモードチョークコイル
102 磁気コア
106A、106B 導線
107A、107B 電極
20 樹脂ケース
31、32、33、34 コネクタピン
101 コモンモードチョークコイル
102 磁気コア
106A、106B 導線
107A、107B 電極
Claims (3)
- 樹脂ケースと、
該樹脂ケースに固定された少なくとも1本のコネクタピンと、
コアと、該コアに巻回された少なくとも1本の導線と、該導線の一端が継線される第1電極と該導線の他端が継線される第2電極とを有するコイル部品とを備え、
該コネクタピンの少なくとも1本は分断され、分断された該コネクタピンの一方には該第1電極が電気的に接続され、分断された該コネクタピンの他方には該第2電極が電気的に接続されていることを特徴とするフィルタ内蔵型コネクタ。 - 該コネクタピンと該第1電極、該第2電極は、それぞれ金メッキされ導電性樹脂を介して互いに電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載のフィルタ内蔵型コネクタ。
- 該コイル部品は、該コアに複数の該導線が巻回されたコモンモードチョークコイルであり、該第1電極と該第2電極よりなる一組の電極が該導線の数に対応して複数組設けられ、該導線の本数と同数の該コネクタピンは分断され、分断された該コネクタピンの一方には該第1電極がそれぞれ電気的に接続され、分割された該コネクタピンの他方には該第2電極がそれぞれ電気的に接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフィルタ内蔵型コネクタ。
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