JPH07201139A - デジタル信号記録再生装置とその変調回路及び復調回路、及びデジタル信号の変調方法 - Google Patents

デジタル信号記録再生装置とその変調回路及び復調回路、及びデジタル信号の変調方法

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JPH07201139A
JPH07201139A JP6233039A JP23303994A JPH07201139A JP H07201139 A JPH07201139 A JP H07201139A JP 6233039 A JP6233039 A JP 6233039A JP 23303994 A JP23303994 A JP 23303994A JP H07201139 A JPH07201139 A JP H07201139A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 搬送波復元の正確度が高く、高電力効率のデ
ジタル信号記録再生装置、変復調回路とそれら信号の変
調方法を提供する。 【構成】 符号化されたチャネルデータから直流成分を
除去し、4値化→7値化変換をする第1,2高域濾波器
322,327 、搬送波信号発生器325 からの搬送波信号を利
用して第1,2高域濾波器の出力を直交振幅及び位相変
調する変調器323,324,326,328,329 、パイロット信号と
変調器の出力と合成し、出力するパイロット信号合成器
332 、パイロット信号を利用し変調デジタル信号から復
元された搬送波信号を利用して変調デジタル信号を直交
振幅及び位相復調してチャネルデータを出力する復調
器、復調器の2チャネル出力から7値化デジタル信号を
検出する第1,2検出器、第1検出器の7値化デジタル
信号を4値化デジタル信号に変換する第3,4検出器の
出力から元信号に復号化する第5検出器とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル信号記録再生装
置とその変調回路及び復調回路、及びデジタル信号の変
調方法に係り、特に搬送波信号の復元のためにパイロッ
ト信号を挿入して記録/再生する装置において、搬送波
信号の復元の正確度を高めるための変調回路及び復調回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、アナログからデジタルに変換して
デジタル信号を記録及び再生する様々な方法が提供され
ている。このようなデジタル映像信号を記録したり再生
したりするデジタル信号磁気記録再生装置は、アナログ
映像信号を記録したり再生したりするアナログ信号磁気
記録再生装置に比べて画質やダビング性能が優れるが、
同一の映像信号を記録する場合にはテープに記録される
データの量がアナログ信号磁気記録再生装置に比べ10
倍以上に増大する問題点があった。
【0003】デジタル磁気記録再生装置に用いられる従
来の記録変調方式として、直流成分を記録し再生しなけ
ればならないという困難のため、NRZI(Non Return
toZero Inverse)変調,PR(Partial Response)変
調,8−14変調(Eight toFourteen Modulation:E
FM)などのようなベースバンド周波数変調方式が用い
られてきた。このようなベースバンド周波数変調方式で
は、2進符号で表現されるデータ列のゼロランの長さを
変換して、信号の周波数スペクトルを中帯域(mid-ban
d)に集中させ、集中された周波数を有する信号を記録
することにより、結果的に高密度記録を得ている。しか
しながら、記録される信号のレベルが2種類の電位のみ
を有するベースバンド変調方式は、周波数帯域の利用率
が低くて高密度の記録としては充分でなかった。
【0004】高密度の記録に適したチャネルコーディン
グ技術が要求されるにつれ、通信分野で使用されてきた
変調方法を記録/再生に適した形態に変形して適用する
ことにより、周波数帯域の利用効率が増大し、記録チャ
ネル数を増加させなくても記録ビット率の向上が図れる
ようになった。したがって、高密度記録を実現するため
に,通信分野の直交振幅変調方式QAM,直交位相変調
方式PSKなどのマルチレベルデジタル変調方式が導入
され、これを適用した結果、周波数帯域の利用効率が増
大することにより高密度記録に有利となった。
【0005】図1は一般的なデジタル信号記録再生装置
における変調系統図を説明するための図面である。図1
によると、入力信号は,A/D変換器10でデジタル信
号に変換され、QAM変調回路20で直交振幅及び位相
変調され、D/A変換器30でアナログ信号に変換され
る。バイアス信号発生器41から発生するバイアス信号
の周波数FB と記録信号帯域の最大周波数fH とは、次
の(1)式のような関係を有するように磁気記録媒体に
記録される。
【0006】FB ≧3fH …(1) 加算器42では、D/A変換器30から出力された直交
変換変調された信号とバイアス信号とを加算し、加算器
42の出力信号は記録増幅器50を経た後、磁気記録媒
体に磁化信号として記録される。前記バイアス信号は磁
化信号のヒステリシスを補正するのに使用される。
【0007】図2は一般的なデジタル信号記録再生装置
において復調系統図を説明するための図面であり、該復
調過程は変調の逆過程である。再生増幅器60では、磁
気記録媒体に記録された変調信号を再生増幅して、A/
D変換器70でデジタル信号に変換し、再生等化器80
では、伝送系から発生した信号の歪曲及び劣化を補正す
る。QAM復調回路90では、再生等化器80から出力
される変調信号を復調して元の信号に復元した後、D/
A変換器100でアナログ信号に変換して出力する。
【0008】図3は図1に示したQAM変調回路20の
例を示す回路図である。図3によると、マッパ21で
は、図1に示したA/D変換器10から出力される符号
化された一部ビットと符号化されていない残りのビット
とが共に入力され、復号時のコーディングゲインが大き
くなるように必要なビット数ほど並列に同時処理して、
I,Qチャネルに分離する。
【0009】第1,第2レイズドコサインフィルタ(Ra
ised Cosine Filter:以下RCFと略称する)22,2
6では、シンボル間の干渉(Inter-Symbol Interferenc
e :ISI)を除去するために帯域制限及び波形整形を
行う。一方、位相同期ループ器(PLL)24では、搬
送波信号を発生してサイン成分の搬送波信号を第1平衡
変調器23に入力する。位相遷移器25では、PLL2
4の出力を90°位相遷移してコサイン成分の搬送波信
号を第2平衡変調器27に入力する。
【0010】第1平衡変調器23では、第1RCF22
から出力されるIチャネルのデータと第1搬送波信号と
を乗算して平衡変調し、第2平衡変調器27では、第2
RCF26から出力されるQチャネルのデータと第2搬
送波信号とを乗算して平衡変調し、加算器28では、平
衡変調されたI,Qチャネルの信号を合成して出力す
る。
【0011】加算器28の出力スペクトル、すなわちQ
AM変調回路(図1の20)の出力周波数のスペクトル
では、図4に示したように、搬送波周波数fC を基準と
して対称の上下側波帯が形成されfC 帯域では搬送波信
号成分がないことが分かる。図5は、図3に示した第
1,第2RCF22,26の周波数特性を示しており、
第1,第2RCF22,26は、波形整形及び帯域制限
のための低域濾波器で構成されるため、低域通過ナイキ
スト濾波器の特性を有する。
【0012】しかしながら、図3に示したQAM変調回
路が16QAM変調の場合には、搬送波信号を復元する
ために図2のQAM復調回路90に図6の搬送波復元回
路を利用すると、乗算器91では一般のQAM変調時の
16乗をしなければならない。しかし、現実に16乗を
することはほぼ不可能であり、もし実現するとしてもコ
ストが高すぎるという問題点がある。
【0013】一方、復調回路では搬送波復元回路を理論
的に図6のように具現して搬送波信号が復元できるが、
実際には、搬送波周波数fC が高い場合又は基底帯域の
周波数が高い場合、実時間動作が不可能だという問題点
があった。これを解決するために、図7に示したQAM
変調回路(図1の20)の他の形態の回路図は、図3と
比べると、加算器128の後端にパイロット信号発生器
129と加算器130とを付加して、搬送波信号を変調
された信号と共に伝送路に伝送していることに特徴があ
る。
【0014】この変調回路は、電力効率面では図3に示
した変調回路より落ちるが、復調回路に採用される搬送
波復元回路を図10のように具現しても、容易に実時間
で搬送波信号が復元できるという長所がある。一方、図
7に示したQAM変調回路において、パイロット信号発
生器129から搬送波信号の2倍周波数より大きい周波
数を有するパイロット信号を発生して加算器128の出
力信号に挿入するとき、チャネルが伝送する信号帯域よ
り帯域幅が広い場合は良いが、狭い場合には上側波帯域
の周波数では振幅特性がよくなく、信号対雑音比(S/
N比)が悪く、又ジッタも搬送波信号より多く発生する
ため、受信機で完璧な搬送波復元が困難な問題点があっ
た。
【0015】図8はパイロット周波数fP =2fC の際
に、図7に示したQAM変調回路の出力の周波数スペク
トルを示す。この際、パイロット周波数fP を2fC
すれば次のような2つの問題点が発生する。第1に、図
8に示したようにパイロット周波数fP は上側波帯の最
上位部分にあるため、振幅特性すなわち信号対雑音比
(S/N)がよくなく、隣接チャネルの干渉が受けやす
い。第2に、QAM変調回路を録画機及び録音機に用い
る場合には、低周波数よりジッタが相当多くて完璧な搬
送波信号が復元しにくい。
【0016】図9はパイロット周波数fP =fC の際
に、図7に示したQAM変調回路の出力の周波数スペク
トルを示す。パイロット周波数fP をfC にすれば、隣
接チャネルの干渉及び上側波帯の問題は改善されるが、
依然として信号対雑音の比が改善されないことがスペク
トル上で分かる。図10は図2に示したQAM復調回路
90に採用された搬送波復元回路の他の形態の回路図で
あり、図7に示したQAM変調回路により変調されたQ
AM信号から搬送波を復元することを示した回路図であ
る。帯域通過フィルタ191では、受信された信号から
パイロット信号の載せられた帯域をフィルタリングした
のちに、PLL192で搬送波信号に当たる周波数のク
ロック信号を復元する。
【0017】しかしながら、図7及び図10に示したQ
AM変調回路及び搬送波復元回路では、搬送波位置に元
信号と搬送波信号とを合算して送る搬送波伝送方式にお
いて、周波数帯域上で搬送波のみを復元するためには狭
い帯域幅を有する帯域濾波器BPFを使用する必要があ
り、もし搬送波復元が可能であっても周辺の不要な雑音
(元は情報であるが搬送波側面では雑音として見なされ
る)なので、その過程が非常に難しいという問題点があ
った。
【0018】このような問題点を解決するために使用さ
れる図11に示したQAM変調回路は、図3に示した変
調回路と比較すると、第1及び第2RCF223,22
8の前方に第1,第2バースト信号挿入器222,22
7を採用する点が相異なっている。図12は図11に示
したQAM変調回路の出力の時間軸波形図であり、図1
3はQAM変調回路の出力の周波数スペクトル図であ
る。図11に示した変調回路において、バースト信号を
追加して搬送波を復元する方法は下記のような問題点が
ある。第1に、情報の伝送効率が落ちて情報の空間が減
り、第2に、全区間において搬送波のジッタが情報のジ
ッタと一致せずに搬送波復元の正確度を軽減させる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した問題点を解決するために、デジタル録画機又はデジ
タル伝送機のようなデジタル信号記録再生装置におい
て、搬送波復元のためにパイロット信号を挿入して正確
に搬送波が復元できるデジタル信号記録再生装置とその
変調回路及び復調回路、及びデジタル信号の変調方法を
提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、デジタル信号記録再
生装置において、搬送波付近の帯域では情報を抑制して
記録又は伝送することにより、搬送波復元の正確度を高
めるデジタル信号記録再生装置とその変調回路及び復調
回路、及びデジタル信号の変調方法を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を達成するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明によるデジタル信号記録再生装置の変調
回路は、入力される符号化された第1レベルのマルチレ
ベルデジタル信号を変調して記録又は伝送するデジタル
信号記録再生装置の変調回路であって、前記符号化され
たマルチレベルデジタル信号を、復号時にコーディング
ゲインが大きくなるように必要なビット数ほど並列に同
時処理して、I(in-phase)チャネルデータとQ(quad
rature phase)チャネルデータとに分離して出力するマ
ッパと、前記マッパから出力されるI,Qチャネルデー
タから直流成分を取り除く第1及び第2高域濾波器と、
前記第1及び第2高域濾波器の出力を波形整形及び帯域
制限する第1及び第2波形整形フィルタと、搬送波信号
を発生する搬送波信号発生器と、前記搬送波信号発生器
から発生した搬送波信号を利用して、前記第1及び第2
波形整形フィルタの出力を直交振幅及び位相変調する変
調手段と、パイロット信号を発生して前記変調手段の出
力と合成し、記録又は伝送するために出力するパイロッ
ト信号合成手段とを含むことを特徴とする。
【0022】ここで、前記パイロット信号の周波数は搬
送波周波数とほぼ同一の周波数である。また、前記第1
及び第2高域濾波器は、搬送周波数の載せられる帯域を
抑圧すると同時に、前記マッパの出力を前記第1レベル
より大きい第2レベルのマルチレベルデジタル信号とし
て出力する。また、前記第1及び第2高域濾波器のそれ
ぞれは、前記マッパから出力される信号をシンボル間隔
に当たる期間の間ほど遅延する遅延器と、前記遅延器の
出力と前記マッパの出力信号とを加算する第1加算器と
を含む。また、前記第1及び第2高域濾波器では第1レ
ベルの4値を第2レベルの7値に変換して出力する。ま
た、前記変調手段は、前記搬送波信号発生器から発生す
る搬送波信号を利用して、前記第1及び第2波形整形フ
ィルタの出力を直交振幅及び位相変調する第1及び第2
平衡変調器と、前記第1及び第2平衡変調器の出力を合
成する第2加算器とを含む。また、前記パイロット信号
合成手段は、前記搬送波周波数とほぼ同一の周波数を有
するパイロット信号を発生するパイロット信号発生器
と、前記第2加算器の出力とパイロット信号とを加算し
て出力する第3加算器とを含む。
【0023】又、本発明によるデジタル信号記録再生装
置の復調回路は、符号化された第1レベルのマルチレベ
ルデジタル信号を第2レベルのマルチレベルデジタル信
号に変調した後、パイロット信号と共に記録または伝送
される場合に、該変調されたデジタル信号を復調するデ
ジタル信号記録再生装置の復調回路であって、前記パイ
ロット信号を利用して、前記変調されたデジタル信号か
ら搬送波信号を復元する搬送波復元手段と、前記復元さ
れた搬送波信号を利用して、前記変調されたデジタル信
号を直交振幅及び位相復調して、IチャネルデータとQ
チャネルデータとを出力する復調手段と、前記復調手段
から出力されるI,Qチャネルデータに対して振幅補正
及び歪曲補償をする整合フィルタ手段と、前記整合フィ
ルタ手段より出力されるI,Qチャネルデータから第2
レベルのマルチレベル信号を検出する第1検出手段と、
前記第1検出手段から検出される前記第2レベルのマル
チレベル信号を第1レベルのマルチレベル信号に変換す
る第2検出手段と、前記第2検出手段の出力から元の信
号に復号化する第3検出手段とを含むことを特徴とす
る。
【0024】ここで、前記第1検出手段は、シンボル間
隔に当たるサンプルアンドホールド制御信号を出力する
シンボル時間復元回路と、サンプルアンドホールド回路
から構成され、前記シンボル時間復元回路の出力を利用
して、I,Qチャネルデータの第2レベルのマルチレベ
ルデジタル信号を検出して前記第2検出手段に出力する
と同時に、前記シンボル時間復元回路に出力する検出器
とを含む。また、前記第2検出手段は高域濾波器から構
成される。また、前記第2検出手段は前記第2レベルで
ある7値化信号を前記第1レベルである4値化信号に変
換する。
【0025】又、本発明によるデジタル信号記録再生装
置は、上記変調回路と復調回路とを含むことを特徴とす
る。又、デジタル信号の変調方法は、入力されるデジタ
ル信号を符号化されたマルチレベルデジタル信号に変換
して変調するデジタル信号の変調方法において、入力さ
れる符号化された第1レベルのマルチレベルデジタル信
号をIチャネルデータとQチャネルデータとに分離する
工程と、所定周波数の搬送波信号を発生する工程と、前
記所定周波数付近の情報スペクトルが減少するように、
前記I,Qチャネルデータから直流成分を除去し、前記
第1レベルより大きい第2レベルのマルチレベルデジタ
ル信号に変換する工程と、前記搬送波信号を利用して、
前記第2レベルのマルチレベルデジタル信号を直交振幅
及び位相変調し、所定のパイロット信号と合成する工程
とを備えることを特徴とする。
【0026】
【作用】かかる構成において、搬送波復元のためにパイ
ロット信号を挿入し、完全に搬送波を復元するために搬
送波の載せられる帯域を抑制する高域濾波器を利用する
ことにより、搬送波復元の正確度を向上させて電力効率
を高める。
【0027】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明によるデ
ジタル信号記録再生装置の変調回路及び復調回路の望ま
しい実施例を説明する。図14は本発明によるデジタル
信号記録再生装置の変調回路の一実施例による回路図で
ある。
【0028】本実施例のデジタル信号記録再生装置の変
調回路の構成は、入力される符号化されたデータビット
に対して、復号時のコーディングゲインが大きくなるよ
うに必要なビット数ほど並列に同時処理して、I,Qチ
ャネルデータに分離して出力するマッパ321と、マッ
パ321から出力されるI,Qチャネルデータの直流成
分を除去する第1及び第2高域濾波器322,327
と、第1及び第2高域濾波器322,327の出力を波
形整形及び帯域制限する第1及び第2RCF323,3
28と、搬送波周波数と同一の周波数を有するクロック
信号を発生するPLL325と、PLL325の出力を
90°位相遷移する位相遷移器326と、第1RCF3
23の出力とPLL325の出力とを乗算して平衡変調
する第1平衡変調器324と、第2RCF328の出力
と位相遷移器326の出力とを乗算して平衡変調する第
2平衡変調器329と、第1平衡変調器324と第2平
衡変調器329との出力を合成する第1加算器330
と、搬送波周波数と同一の周波数を有するパイロット信
号を発生するパイロット信号発生器331と、第1加算
器330の出力とパイロット信号発生器331との出力
を加算する第2加算器322とからなる。
【0029】本実施例の構成を図7に示したQAM変調
回路と比較すれば、第1及び第2RCF323,328
の前方に第1及び第2HPF(high-pass filter)32
2,327をそれぞれ追加して、直流付近の成分を除去
した後に変調することが特徴である。次いで、図14に
示したデジタル信号記録再生装置の変調回路の動作を、
図15乃至図20を結び付けて説明する。
【0030】図14において、マッパ321にコンボリ
ューションエンコーディングのような符号化を経たデジ
タル信号が入力されれば、該デジタル信号の信号点間の
関係を復号時のコーディングゲインが大きくなるように
設定したのちに、I,Qチャネルデータに分離して出力
する。第1及び第2高域濾波器322,327ではマッ
パ321から出力される信号のうち直流付近の成分を除
去する。該第1及び第2高域濾波器322,327は図
15に示したように構成される。
【0031】すなわち、元信号をシンボル(符号)間隔
(Symbol Interval :TS )ほど遅延させた後、元の信
号に加えると図16の(A)に示したような周波数特性
が得られる。ここで、高域濾波器の周波数応答特性を見
ると、次の通りである。 h(t) =δ(t) −δ(t−TS ) H(jw)=F-1{h(t)} =1−exp(−j2πfTS ) =2exp(−j2πfTS/2){exp(j2πfTS/2) −exp(−j2πfTS/2)}/2 =2exp(−j2πfTS/2)sin(2πf×TS/2) |H(jw)|=2sin(πfTS ) …(2) ∠H(jw)=tan-1[sin(2πfTS )/{1−cos(2πfTS )] …(3) 前記(2)式において、f=1/(2TS )の時は大
きさは“2”で、f=0の時は大きさは“0”で、
f=1/TS の時は大きさは“0”である。このような
関係により高域濾波器の周波数特性は、図16の(A)
に示した通りである。そして位相特性は周波数に比例す
る。該位相特性は図16の(B)に示した。ここで、高
域濾波器の他の例としては部分応答系統図を使用しても
可能である。
【0032】図14に示した変調回路の周波数スペクト
ルを見ると、図17に示したように、搬送波周波数付近
の情報スペクトルは相当減少して、搬送波の側から見る
と信号対雑音の比が増加して復調回路で搬送波が復元し
やすく、又変調回路で搬送波信号電力を少なくして送信
しても通信ができるため、電力効率が向上されることが
分かる。特に、高電力効率の要求される機器では相当の
効果が期待できる。
【0033】そして、搬送波復元回路は、前述した様々
な問題点が除去されたので、図10に示した搬送波復元
回路がそのまま使用できる。ここで、パイロット周波数
Pは搬送波周波数fC と同一の周波数を利用する。図
18の(A)は、図14に示したマッパ321を通過し
たQAM信号の配列図であり、該信号を第1及び第2高
域濾波器322,327に通過させれば、図18の
(B)のような配列図となる。すなわち、4値入力が7
値に変換される。
【0034】図19は、図14に示した第1,第2高域
濾波器322,327の出力を表で示したものであり、
符号化されたマルチレベルデジタル値がX1,X3,X
5,X7として4値化されているなら、高域濾波器を通
過する場合X1〜X7として7値化される実施例を示し
ている。図20の(A)は、図15に示した第1,第2
高域濾波器322,327の遅延器333でシンボル間
隔TS ほど遅延された出力信号であり、図20の(B)
は、図15に示した第1,第2高域濾波器322,32
7の入力信号の例を示しており、図20の(C)は、図
15に示した第1,第2高域濾波器322,327を通
過した信号、すなわち減算器334の出力信号である。
【0035】すなわち、図20の(C)に示した高域濾
波器の出力信号を見ると、図20の(B)の高域濾波器
の入力信号に対して中間部分の高域信号は損なわれず通
過する反面、低域信号は抑制されることが分かる。図2
1は本発明によるデジタル信号記録再生装置の復調回路
の一実施例による回路図である。
【0036】本実施例の復調回路の構成は、入力される
変調された信号から搬送波信号を復元する搬送波復元回
路391と、搬送波復元回路391の搬送波信号と入力
される変調された信号とを平衡変調してI,Qチャネル
データに復調する第3及び第4平衡変調器392,39
7と、第3及び第4平衡変調器392,397の出力を
振幅及び位相補正する第3及び第4RCF393,39
8と、サンプルアンドホールド回路で構成され第3及び
第4RCF393,398の出力を積分して7値に変調
された信号を復調する第1及び第2検出器394,39
9と、第1及び第2検出器394,399の出力からサ
ンプルアンドホールド制御信号を生成して第1及び第2
検出器394,399に出力するシンボル時間復元回路
395と、第1及び第2検出器394,399から出力
される7値化信号を4値化信号に変換する第3及び第4
検出器396,400と、第3及び第4検出器396,
400から出力される4値化信号を元の信号に復号する
ビタビデコーダで構成される第5検出器401とからな
る。
【0037】次いで、図21の動作を図22の流れ図と
結び付けて説明する。図21によると、搬送波復元回路
391では、入力される伝送又は再生される変調された
デジタル信号からパイロット信号に当たる帯域をフィル
タリングしたのちに、搬送波信号を復元する。該搬送波
復元回路は、図10に示した構成と同様である。
【0038】第3及び第4平衡変調器392,397で
は、搬送波復元回路391で復元された搬送波信号を利
用して、入力される変調されたデジタル信号をI,Qチ
ャネル信号に直交振幅及び位相復調する。第3及び第4
RCF393、398では、第3及び第4平衡変調器3
92,397で復調された出力の振幅及び位相を補正す
る。第1及び第2検出器394,399では、第3及び
第4RCF393、398の出力である受信された7値
を検出して、第3及び第4検出器396,400及びシ
ンボル時間復元回路395に出力する。
【0039】シンボル時間復元回路395では、第1及
び第2検出器394,399の出力からシンボル間隔T
S に当たる時間間隔でサンプルアンドホールド制御信号
を発生して、第1及び第2検出器394,399にフィ
ードバックする。第3及び第4検出器396,400は
高域濾波器であり、7値として入力される信号を図22
に示した流れ図に従って元のレベルである4値に復元す
る。第5検出器401は、第3及び第4検出器396,
400の出力を入力して元のデータとして出力するマル
チレベル検出器であり、ビタビデコーダが利用できる。
該ビタビデコーダは、最尤復号法(MLD:Maximum Li
kelihood Decoding)により受信データ系列とハミング距
離の最も短い経路を選択して復号する。
【0040】図22は図21に示した第3及び第4検出
器396,400で7値を4値に変換するための流れ図
である。図22によると、第1及び第2検出器394,
399から7値化されたデジタル信号を入力し(ステッ
プS1)、X1か否かを判断する(ステップS2)。ス
テップS2でX1ならX1を出力し(ステップS3)、
そうでなければX7か否かを判断する(ステップS
4)。ステップS4でX7ならX7を出力するステップ
S23に進み、X7でなければステップS1に戻る。
【0041】ステップS3でX1を出力したのちに、7
値化されたデジタル信号を第1及び第2検出器394,
399から入力し(ステップS5)、X4か否かを判断
する(ステップS6)。X4ならX1を出力するステッ
プS3を戻り、そうでなければX5か否かを判断し(ス
テップS7)、X5ならX3を出力する(ステップS
8)。
【0042】再び第1及び第2検出器394,399か
ら7値化されたデジタル信号を入力し(ステップS
9)、X3か否かを判断する(ステップS10)。X3
ならX1を出力するステップS3に戻り、そうでなけれ
ばX4か否かを判断する(ステップS11)。ステップ
S11でX4ならX3を出力するステップS8に戻り、
そうでなければX5か否かを判断する(ステップS1
2)。X5ならX5を出力するステップS16に進み、
そうでなければX6か否かを判断する(ステップS1
3)。X6ならX7を出力するステップS23に進み、
X6でなければエラーであることを検出する(ステップ
S14)。
【0043】X5か否かを判断するステップS7でX5
でなければ、X6であるか否かを判断し(ステップS1
5)、X6ならX5を出力する(ステップS16)。再
び第1及び第2検出器394,399から7値化された
デジタル信号を入力し(ステップS17)、X2か否か
を判断する(ステップS18)。X2ならX1を出力す
るステップS3に戻り、そうでなければX3か否かを判
断する(ステップS19)。ステップS19でX3なら
X3を出力するステップS8に戻り、そうでなければX
4か否かを判断する(ステップS20)。X4ならX5
を出力するステップS16に戻り、そうでなければX5
か否かを判断する(ステップS21)。ステップS21
でX5ならX7を出力するステップS23に戻り、そう
でなければエラーを検出する(ステップS21,ステッ
プS14)。
【0044】X6か否かを判断するステップS15でX
6でなければX7か否かを判断して(ステップS2
2)、X7ならX7を出力する(ステップS23)。再
び第1及び第2検出器394,399から7値化された
デジタル信号を入力し(ステップS24)、X1か否か
を判断する(ステップS25)。X1ならX1を出力す
るステップS3に戻り、そうでなければX2かを判断す
る(ステップS26)。ステップS26でX2ならX3
を出力するステップS8に戻り、そうでなければX3か
を判断する(ステップS27)。X3ならX5を出力す
るステップS16に戻る。ステップS27でX3でなけ
ればX4か否かを判断し(ステップS28)、X4なら
X7を出力するステップS23に戻り、そうでなければ
エラーを検出する(ステップS14)。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によるデジタ
ル信号記録再生装置とその変調回路及び復調回路、及び
デジタル信号の変調方法は、搬送波復元のためにパイロ
ット信号を挿入し、完全に搬送波を復元するために搬送
波信号の載せられる帯域を抑制する高域濾波器を利用す
ることにより、搬送波復元の正確度を向上させ電力効率
を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なデジタル信号記録再生装置の変調系統
図を説明するための図である。
【図2】一般的なデジタル信号記録再生装置の復調系統
図を説明するための図である。
【図3】図1に示したQAM変調回路の回路図である。
【図4】図3に示したQAM変調回路の出力周波数スペ
クトル図である。
【図5】図1及び図2に示したQAM変調回路及びQA
M復調回路で用いられるレイズドコサインフィルタの周
波数特性を説明するための図である。
【図6】図3に示したQAM変調回路により変調された
16QAM信号から搬送波信号を復元する搬送波復元回
路のブロック図である。
【図7】図1に示したQAM変調回路の他の形態の回路
図である。
【図8】パイロット周波数fP =2fC の際に、図7に
示したQAM変調回路の出力周波数スペクトルを説明す
るための図である。
【図9】パイロット周波数fP =fC の際に、図7に示
したQAM変調回路の出力周波数スペクトルを説明する
ための図である。
【図10】図7に示したQAM変調回路により変調され
た信号から搬送波信号を復元する搬送波復元回路のブロ
ック図である。
【図11】図1に示したQAM変調回路の又他の形態の
回路図である。
【図12】図11に示したQAM変調回路の出力の時間
軸の波形図である。
【図13】図11に示したQAM変調回路の出力周波数
スペクトル図である。
【図14】本発明によるデジタル信号記録再生装置の変
調回路の一実施例による回路図である。
【図15】図14に示した高域濾波器の一実施例による
回路図である。
【図16】図15に示した高域濾波器の振幅周波数の特
性図と位相周波数の特性図である。
【図17】図14に示した変調回路の出力周波数スペク
トル図である。
【図18】図14に示したマッパから出力されるQAM
信号の配列図と高域濾波器から出力されるQAM信号の
配列図である。
【図19】図14に示した高域濾波器の出力表である。
【図20】図15に示した遅延器からTS ほど遅延され
た入力信号の波形図と、減算器の入力信号の波形図と、
減算器を通過した出力信号の波形図である。
【図21】本発明によるデジタル信号記録再生装置の復
調回路の一実施例による回路図である。
【図22】図21に示した第1及び第2検出器から検出
された7値化された信号を4値化された信号に変換する
ための流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 27/38 27/20 Z 9297−5K 27/22 9297−5K H04L 27/22 Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される符号化された第1レベルのマ
    ルチレベルデジタル信号を変調して記録又は伝送するデ
    ジタル信号記録再生装置の変調回路であって、 前記符号化されたマルチレベルデジタル信号を、復号時
    にコーディングゲインが大きくなるように必要なビット
    数ほど並列に同時処理して、I(in-phase)チャネルデ
    ータとQ(quadrature phase)チャネルデータとに分離
    して出力するマッパと、 前記マッパから出力されるI,Qチャネルデータから直
    流成分を取り除く第1及び第2高域濾波器と、 前記第1及び第2高域濾波器の出力を波形整形及び帯域
    制限する第1及び第2波形整形フィルタと、 搬送波信号を発生する搬送波信号発生器と、 前記搬送波信号発生器から発生した搬送波信号を利用し
    て、前記第1及び第2波形整形フィルタの出力を直交振
    幅及び位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生して前記変調手段の出力と合成
    し、記録又は伝送するために出力するパイロット信号合
    成手段とを含むことを特徴とするデジタル信号記録再生
    装置の変調回路。
  2. 【請求項2】 前記パイロット信号の周波数は搬送波周
    波数とほぼ同一の周波数であることを特徴とする請求項
    1記載のデジタル信号記録再生装置の変調回路。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2高域濾波器は、搬送周
    波数の載せられる帯域を抑圧すると同時に、前記マッパ
    の出力を前記第1レベルより大きい第2レベルのマルチ
    レベルデジタル信号として出力することを特徴とする請
    求項1記載のデジタル信号記録再生装置の変調回路。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2高域濾波器のそれぞれ
    は、 前記マッパから出力される信号をシンボル間隔に当たる
    期間の間ほど遅延する遅延器と、 前記遅延器の出力と前記マッパの出力信号とを加算する
    第1加算器とを含むことを特徴とする請求項3記載のデ
    ジタル信号記録再生装置の変調回路。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2高域濾波器では第1レ
    ベルの4値を第2レベルの7値に変換して出力すること
    を特徴とする請求項3記載のデジタル信号記録再生装置
    の変調回路。
  6. 【請求項6】 前記変調手段は、 前記搬送波信号発生器から発生する搬送波信号を利用し
    て、前記第1及び第2波形整形フィルタの出力を直交振
    幅及び位相変調する第1及び第2平衡変調器と、 前記第1及び第2平衡変調器の出力を合成する第2加算
    器とを含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル信
    号記録再生装置の変調回路。
  7. 【請求項7】 前記パイロット信号合成手段は、 前記搬送波周波数とほぼ同一の周波数を有するパイロッ
    ト信号を発生するパイロット信号発生器と、 前記第2加算器の出力とパイロット信号とを加算して出
    力する第3加算器とを含むことを特徴とする請求項6記
    載のデジタル信号記録再生装置の変調回路。
  8. 【請求項8】 符号化された第1レベルのマルチレベル
    デジタル信号を第2レベルのマルチレベルデジタル信号
    に変調した後、パイロット信号と共に記録または伝送さ
    れる場合に、該変調されたデジタル信号を復調するデジ
    タル信号記録再生装置の復調回路であって、 前記パイロット信号を利用して、前記変調されたデジタ
    ル信号から搬送波信号を復元する搬送波復元手段と、 前記復元された搬送波信号を利用して、前記変調された
    デジタル信号を直交振幅及び位相復調して、Iチャネル
    データとQチャネルデータとを出力する復調手段と、 前記復調手段から出力されるI,Qチャネルデータに対
    して振幅補正及び歪曲補償をする整合フィルタ手段と、 前記整合フィルタ手段より出力されるI,Qチャネルデ
    ータから第2レベルのマルチレベル信号を検出する第1
    検出手段と、 前記第1検出手段から検出される前記第2レベルのマル
    チレベル信号を第1レベルのマルチレベル信号に変換す
    る第2検出手段と、 前記第2検出手段の出力から元の信号に復号化する第3
    検出手段とを含むことを特徴とするデジタル信号記録再
    生装置の復調回路。
  9. 【請求項9】 前記第1検出手段は、 シンボル間隔に当たるサンプルアンドホールド制御信号
    を出力するシンボル時間復元回路と、 サンプルアンドホールド回路から構成され、前記シンボ
    ル時間復元回路の出力を利用して、I,Qチャネルデー
    タの第2レベルのマルチレベルデジタル信号を検出して
    前記第2検出手段に出力すると同時に、前記シンボル時
    間復元回路に出力する検出器とを含むことを特徴とする
    請求項8記載のデジタル信号記録再生装置の復調回路。
  10. 【請求項10】 前記第2検出手段は高域濾波器から構
    成されることを特徴とする請求項8記載のデジタル信号
    記録再生装置の復調回路。
  11. 【請求項11】 前記第2検出手段は前記第2レベルで
    ある7値化信号を前記第1レベルである4値化信号に変
    換することを特徴とする請求項10記載のデジタル信号
    記録再生装置の復調回路。
  12. 【請求項12】 入力されるデジタル信号を符号化され
    たマルチレベルデジタル信号に変換して変調すると共
    に、これを復調するデジタル信号記録再生装置におい
    て、 入力される符号化された第1レベルのマルチレベルデジ
    タル信号を、復号時にコーディングゲインが大きくなる
    ように必要なビット数ほど並列に同時処理して、Iチャ
    ネルデータとQチャネルデータとに分離して出力するマ
    ッパと、 前記マッパより出力されるI,Qチャネルデータから直
    流成分を除去し、前記第1レベルより大きい第2レベル
    のマルチレベルデジタル信号に変換する第1及び第2高
    域濾波器と、 搬送波信号を発生する搬送波信号発生器と、 前記搬送波信号発生器から発生した搬送波信号を利用し
    て、前記第1及び第2高域濾波器の出力を直交振幅及び
    位相変調する変調手段と、 パイロット信号を発生して前記変調手段の出力と合成
    し、伝送又は記録するために出力するパイロット信号合
    成手段とを有する変調回路と、 前記パイロット信号を利用して、前記変調されたデジタ
    ル信号から搬送波信号を復元する搬送波復元手段と、 前記復元された搬送波信号を利用して、前記変調された
    デジタル信号を直交及び位相復調して、I,Qチャネル
    データを出力する復調手段と、 前記復調手段から出力されるI,Qチャネルデータから
    第2レベルのマルチレベル信号を検出する第1検出手段
    と、 前記第1検出手段から検出される前記第2レベルのマル
    チレベルデジタル信号を第1レベルのマルチレベルデジ
    タル信号に変換する第2検出手段と、 前記第2検出手段の出力から元の信号に復号化する第3
    検出手段とを有する復調回路とを含むことを特徴とする
    デジタル信号記録再生装置。
  13. 【請求項13】 前記変調回路は、前記第1及び第2高
    域濾波器の出力を波形整形及び帯域制限をする第1及び
    第2波形整形フィルタを更に含み、 前記復調回路は、前記復調手段の2チャネルの出力に対
    して振幅補正及び歪曲補償をする第2及び第2整合フィ
    ルタを更に含むことを特徴とする請求項12記載のデジ
    タル信号記録再生装置。
  14. 【請求項14】 入力されるデジタル信号を符号化され
    たマルチレベルデジタル信号に変換して変調するデジタ
    ル信号の変調方法において、 入力される符号化された第1レベルのマルチレベルデジ
    タル信号をIチャネルデータとQチャネルデータとに分
    離する工程と、 所定周波数の搬送波信号を発生する工程と、 前記所定周波数付近の情報スペクトルが減少するよう
    に、前記I,Qチャネルデータから直流成分を除去し、
    前記第1レベルより大きい第2レベルのマルチレベルデ
    ジタル信号に変換する工程と、 前記搬送波信号を利用して、前記第2レベルのマルチレ
    ベルデジタル信号を直交振幅及び位相変調し、所定のパ
    イロット信号と合成する工程とを備えることを特徴とす
    るデジタル信号の変調方法。
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