JPH07200912A - 材質センサ及び硬貨処理機 - Google Patents

材質センサ及び硬貨処理機

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JPH07200912A
JPH07200912A JP33403793A JP33403793A JPH07200912A JP H07200912 A JPH07200912 A JP H07200912A JP 33403793 A JP33403793 A JP 33403793A JP 33403793 A JP33403793 A JP 33403793A JP H07200912 A JPH07200912 A JP H07200912A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スーパーマーケットなどで回収硬貨を釣り銭に
再利用するのに用いる循環式硬貨処理機を小形,安価に
構成する。 【構成】投入硬貨は搬送部7により振分スリット6を経
て外径別(金種別)に収納庫9に収納され、払出指令が
あると当該硬貨5は払出ベルト11,繰出ベルト10を
介し投出口8に投出される。繰出ベルト10に対向し、
非金属,非磁性のギャップ部材12を介しコイルセンサ
1が設けられている。このコイルセンサ1はLC発振器
のLを構成し、コイルセンサ1のコイルのコア端面から
ギャップ部材12の厚み、つまり定ギャップを隔てて硬
貨5が通過するときの発振出力レベルから当該硬貨の材
質、例えば白銅硬貨か白銅以外の硬貨かが検出され、投
出硬貨の枚数とその金種の誤り有無が判別される。コイ
ルセンサ1を用いた材質センサは、従来の硬貨鑑別部よ
り安価小形で、金種の個数分設けても硬貨処理機を安価
に小形化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬貨などの材質を判別
する材質センサ及びこのセンサを用いた硬貨処理機、即
ちスーパーマーケット等において、受け取った硬貨を金
種別に振分け、釣り銭として再利用するような、いわゆ
る循環式の硬貨処理機に関する。なお、以下各図の説明
において同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】受け取った硬貨を釣り銭として再利用す
る従来の循環式硬貨処理機は、受け取った硬貨の金種を
特定し、かつ枚数を計数する硬貨鑑別部、スリットによ
り外径別(従って金種別)に硬貨を振分ける振分スリッ
トを備え、かつ振分けた硬貨を計数する振分計数部、振
分けの別に各硬貨を収納する硬貨収納部、払出指示に従
い各当該の硬貨をその硬貨収納部から取出しつつ計数
し、指示された枚数払出す払出計数部で構成されてい
る。このように構成されている理由は、硬貨の外径方向
の損傷等により誤振分けが発生した場合、鑑別部の結果
と、振分部の結果を枚数または金額で照合して検出する
ためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
硬貨処理機の硬貨鑑別部に用いられている鑑別用のセン
サは、いわゆる壺形コアにコイルを収納した対のコイル
センサを硬貨通路を挟んで対向させ、このようなコイル
センサの対を必要に応じ複数対設け、このコイルセンサ
を高周波で付勢して硬貨通路に高周波の磁界を作り、硬
貨が通過するときの硬貨のインピーダンスを測定してそ
の金種を判別する方法を用いており、比較的高価で、か
つ大形であった。
【0004】このため硬貨処理機内にこのような硬貨鑑
別部を配置するには、物理的な配置エリアが必要であ
り、装置の単純・小形化の妨げになっていた。そこで本
発明は、このような問題を解消できる材質センサ及び硬
貨処理機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の材質センサ(01など)は、端面が平
面のコア(1bなど)の前記端面に磁束が出入するよう
に前記コアを励磁するコイル(1aなど)を設け、この
コイルのインダクタンスが少なくとも発振周波数を定め
るインダクタンスに含まれるようにLC発振器(2な
ど)を構成し、前記コアの端面に平行に前記端面から
(ギャップ部材12などを介し)所定のギャップを隔て
て被測定硬貨(5など)の一面が位置するときの前記L
C発振器の発振出力レベル(整流回路3の出力など)か
ら、その硬貨の材質を(制御部4などを介し)判別する
ようにする。
【0006】また、請求項2の硬貨処理機は、硬貨を
(振分スリット6などを介し)その外径順に振分け、振
分けられた外径別の硬貨ごとにその数を計数して収納庫
(9など)に収納し、払出指示に従い(払出ベルト1
1,繰出ベルト10などを介し)当該の硬貨を前記収納
庫から夫々この指示に基づく枚数(投出口8などに)払
出す硬貨処理機において、前記収納庫に夫々対応してこ
の収納庫の下流に請求項1の材質センサを有し、前記収
納庫から払出す各当該硬貨の金種が正しいか否かを判別
すると共に、少なくとも自身の判別を経て払出された正
規硬貨の枚数を計数する硬貨判別計数手段を設けてなる
ものとする。
【0007】また、請求項3の硬貨処理機は、硬貨を振
分スリット(6など)を介してその外径順に振分け、振
分けられた外径別の硬貨ごとに収納庫(9など)に収納
し、払出指示に従い(払出ベルト11,繰出ベルト10
などを介し)当該の硬貨を前記収納庫から夫々この指示
に基づく枚数(投出口8などに)払出す硬貨処理機にお
いて、前記収納庫に夫々対応して、この収納庫と前記振
分スリットとの間に請求項1の材質センサを有し、前記
振分スリットによって振分けられた硬貨の金種が正しい
か否かを判別すると共に、少なくとも自身の判別を経て
前記収納庫に収納された正規硬貨の枚数を計数する硬貨
判別計数手段を設けてなるものとする。
【0008】また、請求項4の硬貨処理機では、請求項
2または請求項3に記載の硬貨処理機において、前記硬
貨判別計数手段は前記金種の判別に、全金種の硬貨の別
を鑑別し得る硬貨鑑別手段を用いるものであるようにす
る。
【0009】
【作用】1)請求項1に関わる発明について:コイル
(インダクタンスL),コンデンサ(キャパシタンス
C)と信号増幅手段とによって構成されるLC発振器、
例えばキャパシタンスC1,C2の2つのコンデンサを
用いるコルピッツ発振器においては、発振周波数及び振
幅は夫々次式(1),(2)で与えられる。
【0010】
【数1】 周波数: ω2 =(C1+C2)/(L・C1・C2) (1) 振幅: h=ω2 ・C2・L−1 (2) 従ってL(従ってコイル)の変化によって、周波数,振
幅が変化することがわかる。
【0011】このコイルを開放磁界のコアで構成する
と、開放部に金属を近づけると、その磁性の程度,厚み
等によって周波数,振幅が変化する(磁束の浸透特性に
基づく)。 この周波数・振幅の変化は、コイルと被測定物体の距
離も一つの要素である(磁束の及ぶ距離特性に基づ
く)。
【0012】,の特性から適当な周波数とコアと被
測定物体の距離を設定することによって、発振器は材質
センサとして動作する。本発明での材質センサは、この
発振器の出力を整流し、制御部にて材質判定する。判定
は、マイコンで構成した場合、あらかじめ、メモリ等に
記憶しておいた硬貨の材質別のデジタル値と、整流した
出力(アナログ)をデジタル変換した値と比較し、許容
範囲に入っているか否かによって行う。
【0013】(もちろん、ハードウエアのみでアナログ
値を扱ってもよい) 2)請求項2,4に関わる発明について:日本国硬貨を
括めて、その外径順に材質を示すと表1のようになる。
【0014】
【表1】 表1の材質に着目すると、*印のように白銅が交互に並
んでいることがわかる。従って、材質センサにて白銅の
検知ができれば、誤って振分けられた硬貨(隣の金種の
収納部に収納された硬貨)の検知を、従来振分スリット
よりも上流に配置された硬貨鑑別部を用いないで行うこ
とができる。本発明の硬貨処理機は、この上流の硬貨鑑
別部を用いることなく、払出部に1)項で述べた材質セ
ンサを用いて、硬貨払出時に誤振分けを検知する。
【0015】3)請求項3,4に関わる発明について:
この発明の硬貨処理機は、前記の上流の硬貨鑑別部を用
いることなく、振分部に1)項の材質センサを用いて、
硬貨振分け時に誤振分けを検知する。
【0016】
【実施例】以下図1ないし図11を用いて本発明の実施
例を説明する。図1は請求項1に関わる発明の実施例と
しての材質センサを構成するコイルセンサの構成を示
す。同図において、(B)はコイルセンサの第1の実施
例の側断面図、同図(A)はその平面図である。また、
同図(C)はコイルセンサの第2の実施例の側断面図で
ある。
【0017】同図(A),(B)において1はコイルセ
ンサ、1aはこのコイルセンサ1を構成する円環状のコ
イル、1bは通常フェライトからなり円筒状の外周面を
持つ、いわゆる壺形コア、5は静止しているコイルセン
サ1に対して矢印ARの方向に移動する被測定対象の硬
貨、12はコア1bの端面1Cと硬貨5の面5aとを平
行に所定のギャップ(センサギャップともいう)Gを介
して隔てるギャップ部材である。なお、このギャップ部
材12は非金属、かつ非磁性の材料からなる。また、図
1(C)において1b′は、端面1Cが平面の円柱状の
コアである。
【0018】図2は本発明の一実施例としての材質セン
サ01の構成を示す。同図において1は図1で述べたコ
イルセンサ、2はこのコイルセンサ1のインダクタンス
Lと、例えば図外の2つのコンデンサ(キャパシタンス
C1,C2)を用いて構成されたコルピッツ型などのL
C発振器、3はLC発振器2の出力を整流する整流回
路、4はマイコンなどからなる制御部である。
【0019】コイルセンサ1を含めて構成されたLC発
振器2の出力は整流回路3にて直流の電圧レベルに変換
され、制御部4はこの電圧をA/D変換して読込み、材
質鑑別,枚数カウントを行う。図3は硬貨5の有無によ
って、LC発振器2の出力がどの様に変化するかを示
し、同図(A)と(a)は硬貨無しの場合のコイルセン
サ1及びLC発振器2とその出力波形を夫々示し、同図
(B)と(b)は硬貨有りの場合のコイルセンサ1及び
LC発振器2とその出力波形を夫々示す。即ち、発振出
力振幅は硬貨有りの場合は無しの場合より小さくなる。
【0020】図4(A),(a)、(B),(b)及び
図5(A),(a)、(B),(b)も図3(A),
(a)、(B),(b)と同様に、コイルセンサ1及び
LC発振器2とその出力波形を対比して示す。即ち、図
4(A),(a)はコイルセンサ1と硬貨5の距離(ギ
ャップ)が大きい場合を、同図(B),(b)は小さい
場合を夫々示し、発振出力振幅はギャップ小の方がギャ
ップ大の場合より小さい。
【0021】また、図5(A),(a)は硬貨の材質が
白銅の場合を、同図(B),(b)は材質が白銅以外の
場合を夫々示し、発振出力振幅は白銅以外の方が白銅の
場合より大きい。図6は硬貨を白銅と白銅以外とにグル
ーピングして、コイルセンサ1と被測定硬貨の距離とし
てのセンサギャップG(横軸)と、整流回路3の出力
(同図では8ビットアナログ/デジタル変換した値を記
す)(縦軸)との関係をプロットした実験結果を示す。
この図から白銅硬貨の場合、センサギャップGが0から
約1.2mm位までの間は検出値は飽和しているが、さ
らにギャップGが拡がると検出値は漸減し、材質判定値
(検出値のA/D変換値)を“230”程度に設定すれ
ば、白銅硬貨とそれ以外の材質の硬貨を判定可能である
ことがわかる。
【0022】次に請求項2ないし5に関わる発明を説明
する。図7は上述した材質センサ01を用いた硬貨処理
機の外観図で、同図21はカバー、22は硬貨の投入
口、8は硬貨の投出口である。図8は前記材質センサ0
1を払出センサとして硬貨処理機を構成した例を示し、
同図(A)は硬貨処理機のカバーを外した状態の平面
図、同図(B)は側断面図である。ここで、7は前記投
入口22から投入された硬貨を振分部側に搬送する搬送
部、6は振分部に設けられた振分スリットで夫々硬貨の
外径の順に並んで設けられ、各スリットは夫々対応する
外径の硬貨のみを通過させる。なお、この振分スリット
6の部分には、スリットを通過した硬貨を計数する手段
が設けられている。9は振分スリット6を通過した硬貨
を金種別に収納する収納庫で、図(B)に示すようにほ
ぼ逆の直角三角形の側断面を持ち、底面に払出部(この
図の左方)に向かって上昇しながら収納している当該金
種の硬貨5を搬送する払出ベルト11を備えている。1
は払出部に各金種ごとに設けられた、前述の材質センサ
01を構成するコイルセンサ、8は前述した硬貨取出部
としての投出口、10は払出ベルト11により払出部に
搬送された硬貨5をギャップ部材12上を滑らせなが
ら、投出口8側へ搬送して投出す繰出ベルトである。
【0023】薄板状のギャップ部材12は、繰出ベルト
10とコイルセンサ1との間にあって、繰出ベルト10
の搬送面に平行に設けられ、繰出ベルト10によって搬
送される硬貨5の下側の平面とコイルセンサ1のコアの
端面1C(図1)とのギャップGを所定値に保ちつつ、
硬貨5の通路の底面を形成している。この図8の動作を
説明すると、図7の硬貨投入口22に投入された硬貨5
を搬送部7は振分スリット6へ搬送する。振分スリット
6に到達した硬貨5は、このスリット6によってその外
径順に振分けられて収納庫9にそれぞれ収納される。硬
貨払出指示があると、図外の制御手段は繰出ベルト10
と払出ベルト11を硬貨を払出す方向に駆動する。
【0024】図9の〜は、このときの硬貨5の払出
しの動作を時系列順に示す。なお、各図〜はの上側
は平面図、下側は側断面図である。図10は図9の動作
に対応する材質センサ01の整流出力を示し、図10の
〜の時点は夫々図9の〜の動作時点に相当す
る。図9を説明すると、払出す硬貨5はコイルセンサ1
に接近し()、到達する()。そして、コイルセン
サ1の前面を覆い(,)、やがて放出される(,
,)。
【0025】図11はこの時の硬貨の材質の違いによる
材質センサ01の整流出力の相違を示したものであり、
制御部4(図2)はそのピーク値(図11参照)をとら
え、あらかじめ設定してある材質データと比較して、被
測定硬貨の材質を判定する。センサ1を通過した硬貨は
投出口8へ到達する(図8)。以上はコイルセンサ1を
硬貨処理機の払出部に設けた例を説明したが、これを硬
貨の振分スリット6と収納庫9との間に設けても誤振分
けを検出し得ることは明らかである。
【0026】また、上述した硬貨処理機の払出部または
振分部に硬貨の全金種を判別し得る収納庫9と同数の硬
貨鑑別手段を用いても、コストは別として硬貨処理機を
構成し得ることは明らかである。
【0027】
【発明の効果】請求項1に関わる発明によれば、LC発
振器のLを構成して高周波磁界を発生するコイルセンサ
の磁界中をコイルセンサのコア端面に平行に、所定のギ
ャップを隔てて硬貨を通過させ、この時のLC発振器の
発振出力レベルから硬貨の材質の差異を検出するように
したので、材質センサを比較的安価に構成でき、循環式
硬貨処理機の払出部や振分部に設ける場合のように、材
質センサを硬貨種類だけの個数必要とする応用に適して
いる。
【0028】また、請求項2〜4に関わる発明によれ
ば、例えば上記のように構成した安価な構成の材質セン
サを循環式硬貨処理機の払出部または振分部に組込むよ
うにし、高価な硬貨鑑別部を設けずに異材質硬貨の払出
しを検知するようにしたので、確実な硬貨払出が可能と
なり、お客とのトラブルを未然に防げる。さらに硬貨処
理機に鑑別部を設けないため、装置の単純化,小形化が
期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に関わる発明の一実施例としての材質
センサを構成するコイルセンサの構成図
【図2】同じく材質センサの構成を示すブロック図
【図3】図1の材質センサの硬貨の有無に対応する出力
波形の相異例を示す図
【図4】図2の材質センサのコイルセンサと硬貨とのギ
ャップの大小に対応する出力波形の相異例を示す図
【図5】図2の材質センサの白銅硬貨と白銅以外の硬貨
に対応する出力波形の相異例を示す図
【図6】図2の材質センサにおける白銅硬貨と白銅以外
の硬貨についてのセンサギャップと検出出力の関係例を
示す特性図
【図7】硬貨処理機の外観図
【図8】請求項2,4に関わる発明の一実施例としての
硬貨処理機の構成図
【図9】図8の硬貨処理機の硬貨投出時における時系列
別の硬貨の搬出状態を示す図
【図10】図9の時系列別の硬貨の搬出位置と材質セン
サの検出出力との関係例を示す特性図
【図11】図10と同様な特性を白銅硬貨と白銅以外の
硬貨について求めた特性図
【符号の説明】
01 材質センサ 1 コイルセンサ 1a コイル 1b,1b’ コア 1c 端面 2 LC発振器 3 整流回路 4 制御部 5 硬貨 5a 面 6 振分スリット 7 搬送部 8 投出口 9 収納庫 10 繰出ベルト 11 払出ベルト 12 ギャップ部材 G ギャップ 21 カバー 22 投入口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端面が平面のコアの前記端面に磁束が出入
    するように前記コアを励磁するコイルを設け、 このコイルのインダクタンスが少なくとも発振周波数を
    定めるインダクタンスに含まれるようにLC発振器を構
    成し、 前記コアの端面に平行に前記端面から所定のギャップを
    隔てて被測定硬貨の一面が位置するときの前記LC発振
    器の発振出力レベルから、その硬貨の材質を判別するこ
    とを特徴とする材質センサ。
  2. 【請求項2】硬貨をその外径順に振分け、振分けられた
    外径別の硬貨ごとにその数を計数して収納庫に収納し、
    払出指示に従い当該の硬貨を前記収納庫から夫々この指
    示に基づく枚数払出す硬貨処理機において、 前記収納庫に夫々対応してこの収納庫の下流に請求項1
    記載の材質センサを有し、前記収納庫から払出す各当該
    硬貨の金種が正しいか否かを判別すると共に、少なくと
    も自身の判別を経て払出された正規硬貨の枚数を計数す
    る硬貨判別計数手段を設けたことを特徴とする硬貨処理
    機。
  3. 【請求項3】硬貨を振分スリットを介してその外径順に
    振分け、振分けられた外径別の硬貨ごとに収納庫に収納
    し、払出指示に従い当該の硬貨を前記収納庫から夫々こ
    の指示に基づく枚数払出す硬貨処理機において、 前記収納庫に夫々対応して、この収納庫と前記振分スリ
    ットとの間に請求項1記載の材質センサを有し、前記振
    分スリットによって振分けられた硬貨の金種が正しいか
    否かを判別すると共に、少なくとも自身の判別を経て前
    記収納庫に収納された正規硬貨の枚数を計数する硬貨判
    別計数手段を設けたことを特徴とする硬貨処理機。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載の硬貨処理
    機において、 前記硬貨判別計数手段は前記金種の判別に、全金種の硬
    貨の別を鑑別し得る硬貨鑑別手段を用いるものであるこ
    とを特徴とする硬貨処理機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464083B1 (ko) * 2001-08-07 2005-01-03 권영우 자동 동전 계수 및 환전기
US10580245B2 (en) 2017-06-29 2020-03-03 Fuji Electric Co., Ltd. Coin processing apparatus
JP2020204831A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 ローレルバンクマシン株式会社 硬貨処理装置及び硬貨処理方法

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