JPH0720065B2 - デ−タ通信装置 - Google Patents

デ−タ通信装置

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JPH0720065B2
JPH0720065B2 JP60250695A JP25069585A JPH0720065B2 JP H0720065 B2 JPH0720065 B2 JP H0720065B2 JP 60250695 A JP60250695 A JP 60250695A JP 25069585 A JP25069585 A JP 25069585A JP H0720065 B2 JPH0720065 B2 JP H0720065B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はデータ通信装置、とくに所定の時間長の通信可
能時間を超えて通信のできない通信方式に適用可能なデ
ータ通信装置に関する。
従来技術 通常の有線または無線通信方式で通信時間に制約のある
ものは、たとえば有料公衆電話機を除いて一般にはな
い。
無線方式では、通信時間に制約を設けることによって電
波の有効利用を図るシステム、たとえばMCA(マルチチ
ャネルアクセス)方式がある。この方式では、所定の長
さの通信時間が経過すると、通信接続が強制的に切断さ
れる。
しかしMCA方式でファクシミリ通信を行なうと、通信の
途中、たとえば原稿のあるページを送信中に回線接続が
切断されてしまうことがある。このような呼の復旧は、
如何なる理由によるものか受信側ばかりでなく送信側に
おいても判断がつきにくい。したがって、情報の送信が
適切に行なわれないことがある。
そこで、このような通信時間に制約がある通信システム
においても情報が確実に、しかも効率的に送信され、シ
ステム全体が効率的に使用される方式が要求される。
目 的 本発明はこのような要求に鑑み、情報が正常に送信され
なかった理由を受信側利用者が把握できるデータ通信装
置を提供することを目的とする。
構 成 本発明は上記の目的を達成させるため、所定の時間長の
送信可能時間を超えて通信のできない通信系から信号を
受信する受信手段と、受信した信号を出力する出力手段
とを含むデータ通信装置は、通信可能時間の経過による
通信の終了付近を検出する検出手段と、検出手段が通信
の終了付近を検出すると、通信可能時間の経過による通
信終了を示す情報を出力手段に出力させる制御手段とを
含むことを特徴としたものである。
なお本明細書において用語「データ」は、狭義のディジ
タルデータのみならず、たとえばファクシミリ情報など
のアナログ形式の画情報や、音声情報などをも含む広義
に解釈するものとする。以下、本発明の一実施例に基づ
いて具体的に説明する。
第1図を参照すると、本発明によるデータ通信装置の実
施例では、ファクシミリ装置100が送受信器200に接続さ
れている。送受信器200は本実施例では、電波の使用に
時間的制約があるMCA通信方式による無線の送受信装置
であり、所定の帯域の電波を他局へ送信し、また他局か
らこれを受信するように構成されている。本発明はしか
し、このMCA通信方式に限らず、通信時間に制約のある
無線、有線のあらゆる通信システムに効果的に適用され
る。
送受信器200からの信号線102は、変復調器(MODEM)104
およびバッファ106を介して符号化復号器(CODEC)108
に接続されている。バッファ106は、送信すべきファク
シミリデータや受信したファクシミリデータを一時蓄積
するメモリである。変復調器104は、送信すべきファク
シミリ信号を所定の変調方式で変調し、また受信したフ
ァクシミリ信号を復調する変復調装置である。符号化復
号器108は、送信するファクシミリ信号をフレーム化し
て所定の符号化方式に従って圧縮符号化し、また受信し
たファクシミリ信号をデフレームしてその符号化方式で
復号再生する符号化復号回路である。
送信するファクシミリデータは、読取部116の光電変換
素子で原稿からラスタ走査にて順次読み取られ、ライン
バッファ118に1副走査ライン単位で格納される。これ
は、ラインバッファ118から符号化復号器108に順次読み
出され、符号化復号器108の切換えスイッチSW1を通して
バッファ106に転送される。
一方、受信したファクシミリデータは、バッファ106か
ら符号化復号器108に読み出され、符号化復号器108の切
換えスイッチSW2を通してラインバッファ120に1副走査
ライン単位で格納される。これは、ラインバッファ120
から記録部122に順次読み出され、記録部122で記録媒体
500(第3図)にハードコピーとして記録される。勿
論、記録部122は、たとえばCRTなどのソフトコピーを生
成する画情報表示装置を含むものであってもよい。
切換えスイッチSW1は、送信側端子Sおよび文字出力端
子Cを有し、文字出力端子CはスイッチSW2の同端子C
とともに最終的には画信号変換部124に接続されてい
る。切換えスイッチSW2の受信側端子Rは、スイッチSW1
とともに最終的にはバッファ106に接続されている。切
換えスイッチSW1およびSW2は、後述のキャリアダウン検
出部152およびシステム制御部136によってその切換えが
制御される。
画信号変換部124は文字発生回路(CG)126に接続され、
文字発生回路126の発生する文字パターンデータを画信
号に変換する回路である。本装置内で生成する文字デー
タを送受信器200から送信する場合、画信号変換部の出
力はスイッチSW1を通してバッファ106に転送され、本装
置内で生成する文字データを記録部122に出力する場合
は、画信号変換部124の出力がスイッチSW2を通してライ
ンバッファ120に転送される。文字発生回路126は、シス
テム制御部136やタイマ回路130からの文字データ出力指
令に応じて文字パターンデータを発生する通常の文字発
生器でよい。
信号線102はまた、手段信号検出部110,手順信号送出部1
12,呼出し検出部114およびキャリアダウン検出部152に
接続されている。手順信号検出部110は、たとえばCCITT
勧告によるG3ファクシミリ伝送制御手順などのファクシ
ミリ伝送制御手段で相手局から送受信器200に受信され
た手順信号を検出する機能を有する。手順信号送出部11
2は、手順信号制御部128の制御の下に、ファクシミリ伝
送制御手順で相手局に送受信器200から送信する手順信
号を送受信器200に送出する機能部である。
呼出し検出部114は、本装置が自動着信モードの場合、
相手局から送受信器200に受信された呼出信号を検出し
てシステム制御部136に通報する機能を有する。呼出し
検出部114の出力は、システム制御部136およびタイマ回
路130に接続されている。
キャリアダウン検出部152は、送受信器200が無線または
有線にて搬送波(キャリア)を受信しているか否かを検
出し、搬送破断すなわちキャリアダウンの状態を検出す
るとシステム制御部136を含む本装置各部にその旨通報
する機能を有する。その出力154は、システム制御部13
6,符号化復号回路108および文字発生回路126に接続され
ている。この機能は勿論、送受信器200の内部に配設さ
れていてもよく、いずれにせよ本実施例では説明の便宜
上、独立した機能ブロック152として図示されている。
タイマ回路130は、後述のように、発信の場合、相手局
を呼び出して通信開始状態になるとシステム制御部136
にて起動され、送受信器200で電波を送出するのに割り
当てられた所定の通信可能時間T(第2図)内における
通信時間の経過を計数し、着信の場合も同様に、送信局
から着信して通信開始状態になるとシステム制御部136
にて起動され、所定の通信可能時間T内における通信時
間の経過を計数する計数回路である。これについては後
に詳述する。タイマ回路130の出力132は、手順信号制御
部128およびキャリアダウン検出部152に接続されてい
る。また、点線にて示すようにシステム制御部136,符号
化復号回路108および文字発生回路126にも接続されてい
る。
これらの本装置内各部の機能や動作は、システム制御部
136によって総括、制御される。システム制御部136は、
本実施例ではたとえばマイクロプロセッサなどの処理シ
ステムによって有利に構成される。
システム制御部136には、点線で示すように表示器136を
接続してもよい。これは、ファクシミリ情報を受信中に
通信可能時間の経過により接続が切断された場合、その
旨を使用者に表示するのに使用される。この表示は、可
視表示でも、また音声による可聴表示でもよい。
ところで通信時間長が制限されている通信システムで
は、1単位のメッセージの受信中に、または伝送制御手
順中に接続が強制切断されることがある。本実施例で
は、そのような回線切断の場合、通信シーケンスの段階
に応じてその理由を示す出力データを記録部122に出力
するように構成されている。タイマ回路130はこの実施
例では、通信可能時間Tの時限を監視する。
第2図に示すように、たとえば通信可能時間Tを超える
ほど長いメッセージを受信する場合、同図の(a)に示
すように、通信可能な残り時間が少なくなると、仮りに
そのまま受信を続けていても突然呼接続が復旧してしま
い、受信局RXの利用者は、その状況を正確に把握するこ
とができなくなってしまう。
のような事態を避けるため、本実施例では、受信局RXの
タイマ回路130で通信経過時間を計数し、通信可能時間
Tの時限にかかるとシステム制御部136に通信可能時間
Tの経過が通報される。タイマ回路130はまた、符号化
復号器108のスイッチSW2を端子Cの側に接続させる。そ
こで、文字発生回路126を動作させ、画像変換部124を通
してその送信中止の理由を示す出力データを文字パター
ンデータとして生成し、これは、記録部122に送出さ
れ、通常の受信ファクシミリ情報と同様にして記録紙50
0の一部502に文字または記号などの可視情報として記録
ないしは表示される。この出力データはたとえば、「規
定時間を超えたため受信中止」の旨のものが有利に使用
される。
ところで送受信器200がMCA方式の無線通信方式を使用す
るものである場合には、電波を使用する時間的制約があ
り、したがってシステム全体からみれば、電波が効率的
に利用される。
第2図を参照して、本装置がCCITT勧告のG3ファクシミ
リ伝送制御手段に従って典型的な複数ページの原稿のフ
ァクシミリ送信を行なう呼接続フローを説明する。この
例の場合、本楝は受信局RXとして機能する。送信局TXは
本装置であっても、他の装置であってもよい。
送信局TXはまず、操作者の指示に応動して受信局RXを呼
び出す。この呼出しは、自動モードであれば呼出信号の
送出によって行なわれる。受信局RXの呼出し検出部114
は、呼出信号を検出してシステム制御部136に着信を通
報する。システム制御部136は、手順信号制御部128を制
御して手順信号送出部112からCED(被呼局識別)信号を
送信局TXに返送し、これに続けてDIS(ディジタル識
別)信号を返送させる。
このような通常の通信制御手順の実行とともにシステム
制御部136は、タイマ回路130を起動する。これによって
タイマ回路130は、通信開始からの経過時間の計数を開
始する。
手動モードであれば送信局TXから音声信号による呼出し
が行なわれ、受信局RXでは操作ボタンの操作によりこれ
に応答する。システム制御部136は、この操作ボタンの
操作によりタイマ回路130を起動する。
送信局TXはCEDおよびDIS信号を検出し、これに応答して
DCS(ディジタル命令)信号を送出する。その後、通常
のファクシミリ伝送制御手段に従って所定のモデムトレ
ーニング用パターン信号を受信局RXに送信して、受信局
RXの変復調装置104のトレーニングを行なう。受信局RX
がトレーニングを終了すると、そのシステム制御部136
は前述と同様にしてCFR(受信準備確認)信号を送信局T
Xに返送する。
送信局TXはCFR信号を検出すると、原稿の画情報の読取
りを開始し、原稿から読み取られた画情報すなわちメッ
セージは、圧縮符号化され、伝送フレームに組み立てら
れ、変調されて電波として送出される。
受信局RXでは、送受信器200でこのメッセージを受信
し、変復調器104にてこれを復調し、符号化復号器108に
てデフレームして符号再生し、最終的には記録紙500に
ハードコピー504としてその記録部122からこれを出力す
る。一般に受信の最初には、発信元情報や日時情報506
が記録される。
本実施例では、こうして1単位分、すなわち本実施例で
は1ページ分の画情報メッセージが送信局TXから伝送さ
れる。次の送信原稿が存在しないとき送信局TXは、終了
処理でEOP(手順終了)信号を送出し、受信局RXは前述
と同様にしてこれに応答し、MCF信号を返送する。送信
局TXは、MCF信号を検出するとDCN(切断命令)信号を受
信局RXへ返送し、この接続を復旧させる。
ところでその間、受信局RXのタイマ回路130はその計数
値を監視している。この計数値、すなわち既通信時間が
前述した所定の通信可能時間Tに達すると、第1図に点
線にて示すように、システム制御部13にその旨を通報す
る。タイマ回路130はまた、符号化復号器108のスイッチ
SW2を端子Cの側に接続させる。そこで、文字発生回路1
26を動作させ、画像変換部124を通してその送信中止の
理由を示す出力データ、たとえば「規定時間を超えたた
め受信中止」の旨を示す文字パターンデータを生成す
る。これは、記録部122に送出され、通常の受信メッセ
ージと同様にして記録紙500の一部502に可視情報として
記録される。
本実施例では、送受信器200で受信する搬送波周波数の
断を検出する機能も有し、これによって、タイマ回路13
0のタイムアウト監視とあわせて通信可能時間の経過に
よる送信停止を監視している。キャリアダウン検出部15
2は、送受信器200にて受信している搬送波が断になると
これを検出し、第1図に実線にて示すように、システム
制御部136にその旨通報するとともに、文字発生回路126
を起動して前述の出力データを記録部122に出力、すな
わち記録ないしは表示させる。この動作は、前述のタイ
マ回路130による場合と同様である。
たとえばあるメッセージを受信中に通信可能時間Tを超
えると、第3図に示すように出力データ502が記録紙500
に記録される。通信が切断されると、記録紙500の副走
査方向における長さL1の通常のメッセージの記録504に
続いて長さL2の部分502に上述の出力データ「規定時間
を超えたため受信中止」が記録される。この部分502
は、発信局TXからの通信終了に関する何らかの情報を受
けることなく着信局RXが独自に生成した出力データ502
であり、必ずしも通信可能時間T内である必要はない。
なお同図において、長さLは本来送信されるべき原稿1
枚分の長さを示している。メッセージ受信中以外の制御
手順中に通信可能時間Tが経過すると、これは、タイマ
回路130による時限監視、またはキャリアダウン検出部1
52による搬送波断の検出のいずれによっても検出可能で
あり、それにより、どの手順のときに通信可能時間が経
過したかが判定される。それに応じてシステム制御部13
6は、記録部122から所定の出力データを出力させる。そ
の場合は、長さL2に相当する部分502の記録が行なわ
れ、これによって受信局RXの操作者への通報が行なわれ
る。記録紙500の長さは長さL2と同じである必要はな
い。
またシステム制御部136は、このような通信可能時間T
の経過による通信終了によって表示器138を駆動し、こ
れによってその旨を操作者に表示するように構成しても
よい。
このようにタイマ回路130による時限監視と、キャリア
ダウン検出部152による搬送波断の検出とを併用するの
が有利であるが、いずれか一方でもよいことは明らかで
ある。一般に受信局RXは、無線の場合、到来電波がなく
なったこと、または有線の場合も含めて一般の通信系で
は、搬送波が断になったことより通信可能時間Tの経過
を知ることができる。しかし通常の通信系、とくに通信
系のいずれかの部分に無線を含むシステムでは、搬送波
の瞬断の発生がしばしばありえ得る。したがって、通信
可能時間の経過以外の理由による搬送波断と通信可能時
間の経過によるそれとを何らかの方法にて区別するのが
利用者サービスの観点から好ましい。したがって本実施
例のように、タイマ回路130による時限監視と、キャリ
アダウン検出部152による搬送波断の検出とを併用する
のが有利である。これよって、通信可能時間の経過によ
る通信終了を明確に識別することができる。
このような出力データの記録ないしは表示は、通信終了
前でも、また終了後でもよい。第4図を参照すると、本
発明によるデータ通信装置の他の実施例が示され、これ
は、通信可能時間Tより若干短い時間tで時間経過によ
る送信の終了を判別するように構成されている。つま
り、タイマ回路130は若干の時間taを残してまもなく受
信終了となることを判定するように構成されている。よ
り詳細には、タイマ回路130にはこの時限値tが設定さ
れ、またその出力132は、システム制御部136,手順信号
制御部128,符号化復号回路108および文字発生回路126に
接続されている。この実施例では、第1図に示す実施例
におけるようなキャリアダウン検出部152が設けられて
いない。なお同図において、第1図と同じ構成要素は同
一の参照符号で示されている。
通信可能時間Tの経過前、たとえば第2図(a)の場合
のように、送信局TXから通常のメッセージを受信中など
の時点において時点tにかかったときは、タイマ回路13
0からシステム制御部136にその旨が通報される。タイマ
回路130はまた、符号化復号器108のスイッチSW2を端子
Cの側に接続させる。そこで、文字発生回路126を動作
させ、画像変換部124を通してその送信中止の理由を示
す出力データ「規定時間を超えたため受信中止」の旨を
示す文字パターンデータを生成する。これは、記録部12
2に送出され、通常の受信メッセージに続けて記録紙500
の一部502に記録される。
メッセージ受信中以外の伝送制御手順中でタイマ回路13
0が時限にかかったときは、第1図の実施例と同様に動
作する。勿論この場合も、記録紙500の所定の表示記録5
02を行なうのは、通信が切断された後でよい。
なお、通信可能時間の経過による通信断の際、送信局TX
は、通常の終了処理を行なうことができるように構成し
てもよい。すなわち送信局TXは、EOP信号を送出し、受
信局RXはこれに応答してMCF信号を返送する。送信局TX
は、MCF信号を検出するとDCN信号を受信局RXへ返送し、
この接続を復旧させる。
なお呼出信号による自動着信応答の場合は、前述のよう
に受信局RXのタイマ回路130が自動的に起動され、時限
監視を開始する。したがって、送信局TXにおける通信経
過時間の計数および通信可能時間の時限管理に対する受
信局RXのタイマ回路130による時限管理の差は、一般に
ほとんど無視できるほど小さい。しかし、音声により着
信呼出しがなされる場合は、受信局RXにおける操作ボタ
ンの押下で通信開始としてタイマ回路130を起動するよ
うに構成すると、送信局TXにおける時限管理との差が大
きくなることがある。そのようなときは、第1図または
第4図に示す実施例で採用されいている制御では、タイ
マ回路130のタイムアウトの前に通信が切断されてしま
う不都合が生ずることがある。
これを回避するには、送受信器200で受信した信号を検
波し、その音声入力ないしは信号入力によってタイマ回
路130を起動するように構成するのがよい。たとえば、
それまで何らの入力信号がない状態で音声等の信号入力
があったときは、その音声や信号が自局に向けて発せら
れたものか否かを識別することができる。MCAシステム
では一般に、S/Nが良く混信も極めて少ないので、この
ような識別をたやすく行なうことができる。
以上のようにして受信局RXで時限機能を有し、これによ
って通信時間を監視して通信可能時間の経過によって受
信を終了したときはその旨を受信局の利用者に通報す
る。この通報は、送信局TXからの通信終了に関する何ら
かの情報を受けることなく受信局RXが独自に生成した出
力データ502を記録紙500へ記録したり、表示器138に表
示したりすることによって行なわれる。これによって、
突然の回線断の印象を与えないようにサービスの向上を
図っている。したがって、情報伝達の信頼制が向上す
る。
図示の実施例では、CCITT勧告G3ファクシミリの標準的
な伝送手段について本発明を説明したが、同G2ファクシ
ミリなど他の伝送手順に従うファクシミリや、他のデー
タ伝送にも本発明は効果的に適用される。
効 果 本発明によれば、通信時間長が制約されている通信方式
において、受信局で時限機能を備えて通信時間を監視
し、通信可能時間の経過によって受信を終了したときは
その旨を受信局の利用者に通報することによって、突然
の回線断の印象を着信者に与えないようにサービスの向
上を図っている。したがって、装置の操作性と情報伝達
の信頼性が向上する。したがって、従来方式における情
報伝送の不確実性や、利用者の不便が解消され、たとえ
ばファクシミリ情報を確実かつ効率的に送信することが
できる。とくに無線通信方式では、電波の有効利用を図
るためにも効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ通信装置の実施例を示す機
能ブロック図、 第2図は、第1図に示す実施例において、CCITT勧告のG
3ファクシミリ伝送制御手段に従って典型的な複数ペー
ジの原稿のファクシミリ送信を行なう良接続フローの例
を示すフロー図、 第3図は、第1図の実施例における記録部によるファク
シミリ情報の記録例を示す説明図、 第4図は、本発明の他の実施例を示す第1図と同様の機
能ブロック図である。 主要部分の符号の説明 110……手順信号検出部 114……呼出し検出部 122……記録部 126……文字発生回路 130……タイマ回路 136……システム制御部 152……キャリアダウン検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データ等を送受する通信を対象として
    おり、通信可能時間に制約のある通信系に適用可能なデ
    ータ通信装置において、 前記通信系を介して受信した画像データを記録する記録
    手段と、 通信開始からの時間を計時するタイマ手段と、 前記通信可能時間内である所定時限が前記タイマ手段に
    より計時されることを監視する監視手段と、 通信中に前記タイマ手段が前記所定時限を計時した場合
    には、受信した画像データが記録された記録紙の一部に
    通信中断を示すメッセージを前記記録手段を介して記録
    させる制御手段と を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
JP60250695A 1985-11-11 1985-11-11 デ−タ通信装置 Expired - Lifetime JPH0720065B2 (ja)

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JPS54101208A (en) * 1978-01-26 1979-08-09 Nec Corp Radio telephone set with timer
JPS5936442A (ja) * 1982-08-24 1984-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線装置の状態表示方式

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