JPH1032704A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1032704A
JPH1032704A JP8205436A JP20543696A JPH1032704A JP H1032704 A JPH1032704 A JP H1032704A JP 8205436 A JP8205436 A JP 8205436A JP 20543696 A JP20543696 A JP 20543696A JP H1032704 A JPH1032704 A JP H1032704A
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JP8205436A
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Masahito Otani
雅人 大谷
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCITT勧告T.30で規定されている通
信制御手順に従って交信を行う機能のみを有しているフ
ァクシミリ装置からの送信に対しても、受信側におい
て、確実にCIの検出が行えるようにする。 【解決手段】 少なくともV.21HモードとV.8モ
ードによる動作が可能で、2つのモードで同時に動作す
ることができないモデムを有するファクシミリ装置にお
いて、V.21Lモードで使用する周波数帯域の信号を
検出して出力し、V.21Hモードで使用する周波数帯
域の信号を検出しない信号検出手段を設け、被発呼時
に、初期識別のための信号を送出した後、モデムをV.
21Hモードに設定すると共に、信号検出手段の出力を
監視し、信号検出手段から出力があったときは、モデム
をV.8モードに切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、V.8モード対
応ファクシミリ装置に係り、特に、そのモード切り換え
制御を改良したファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置には、CCITT勧告
T.30で規定されている通信制御手順に従ってV.2
1Hモードで交信を行う機能を有する機種の他に、V.
8モード(あるいはV.21Lモード)で交信を行う機
種が混在している。そこで、従来のファクシミリ装置で
は、モデムをV.21Hモードに設定しておき、CIの
検出可能な単純なトーン検出器を使用してトーン検出を
行い、トーンが検出されたときは、モデムをV.8モー
ドに切り換えるようにしている。この切り換え方式によ
れば、送信側もV.8モードの場合には問題はないが、
送信側がCCITT勧告T.30で規定されている通信
制御手順に従って交信を行う機能のみを有しているファ
クシミリ装置の場合には、受信側の端末において、V.
21Hモードの信号レベルが高いときは、V.21Hモ
ードの信号をCIとして誤検出してしまう、という問題
がある。次に、従来のファクシミリ装置の全体構成と、
交信時における通信制御手順とを説明する。
【0003】図7は、従来のファクシミリ装置につい
て、その要部構成の一例を示す機能ブロック図である。
図において、1は操作・表示部、2はシステムメモリ
部、3はシステム制御部、4は符号化・復号化部(DC
R)、5は通信制御部(CCU)、6は記録部(プロッ
タ)、7は画像メモリ部、8は読み取り部(スキャ
ナ)、9はトーン検出部、10はモデム部、11は通信
アナログ部、12はNCU部(網制御装置)、13はシ
ステムバスを示す。
【0004】この図7に示したファクシミリ装置の構成
と動作の概要は、以下のとおりである。操作・表示部1
は、パネル上に設けられた表示用LCDやLED、ファ
ンクションキー、テンキー、回線選択ボタンその他の操
作キーなどから構成されて、装置の動作状態を表示した
り、オペレータが各種動作を指示するための操作を行う
機能を有している。システムメモリ部2は、システム制
御に必要なパラメータやユーザ登録データなどのシステ
ム管理データ等を格納するメモリで、システム制御部3
がプログラムを実行するときにワークエリアとして使用
して、必要なデータ等を記憶するメモリ手段である。シ
ステム制御部3は、この図7の装置のシステム全体の制
御を司る機能を有しており、プログラムが格納されたR
OMやRAM等も内蔵している。符号化・復号化部(D
CR)4は、公知の符号化方式によって送信する画情報
を圧縮し、また、受信した画信号を復号化して元の画情
報に再生する機能を有している。
【0005】通信制御部(CCU)5は、システム制御
部3とのハンドシェークを行い、モデム部10、通信ア
ナログ部11、NCU部12等の通信に関連する各部の
制御を司る機能を有している。記録部(プロッタ)6
は、読み取られた画情報や受信した画情報を所定の解像
度で記録紙に印字し、また種々の管理レポート等を出力
して記録紙に印字する機能を有している。画像メモリ部
7は、受信した画信号や、送信する画像の情報を蓄積す
るメモリである。読み取り部(スキャナ)8は、CCD
や密着センサ等で構成されており、送信あるいはコピー
する画像を所定の解像度で読み取って画情報に変換す
る。トーン検出部9は、回線から入力された信号を検出
する機能を有する検出手段である。モデム部10は、プ
ロトコル信号や画情報をV.21H,V.8,V.1
7,V.34等の各モードの規格に従って変復調を行っ
たり、プロトコルやECM送受信時のデータのHDLC
フレーミング/デフレーミング、CRCチェック、ある
いはDTMF信号の送出等を行う機能を有している。
【0006】通信アナログ部11は、NCU部12とモ
デム部10との間で送受信するアナログ信号の処理を行
う。NCU部(網制御装置)12は、公衆電話回線やI
SDN回線等とのインターフェースで、呼出し信号検出
など発着呼の際に所定の回線制御を行う機能を有してい
る。ファクシミリ装置は、以上のような構成と機能を有
している。次に、交信時における通信制御手順(プロト
コル)について説明する。通信制御手順については、C
CITT勧告T.30で規定されており、ファクシミリ
の交信に際して、ファクシミリ装置のそれぞれの識別番
号や名称、またファクシミリ装置における画情報の符号
化方式や、画像密度、転送速度等に関する情報を相互に
通知する。ここでは、送信側のファクシミリ装置におい
て、手動操作によって交信を行う場合について説明す
る。この場合の通信制御手順は、送信側がCCITT勧
告T.30で規定されている通信制御手順に従って交信
を行う機能のみを有しているファクシミリ装置の場合
(以下、適宜T.30のみサポートしているファクシミ
リ装置と略称する)と、V.8モードを有している場合
とで異なっている。
【0007】図8は、送信側がT.30のみサポートし
ている端末の場合について、ファクシミリ交信手順を示
す図である。図において、TXは送信側、RXは受信側
を示す。
【0008】送信側TXがT.30のみサポートしてい
る(V.8モードを有しない)端末の場合には、オペレ
ータは、手動操作により発呼を行い、受信側RXから送
出されるANSamを耳で聞きながら確認した後、スタ
ートボタンを押す。そして、受信側RXからのNSF
(非標準機能識別信号)とDISを受信した後、NSS
(非標準機能設定信号)またはDCSを送出して応答す
る。これに対して、送信側がV.8モードを有する場合
には、通信制御手順が異なる。
【0009】図9は、送信側がV.8モードを有する端
末の場合について、ファクシミリ交信手順を示す図であ
る。図における符号は図8と同様である。
【0010】この図9に示すように、送信側TXがV.
8モードを有する端末の場合にも、手動操作により発呼
を行い、受信側RXから送出されるANSamを耳で聞
きながら確認した後、スタートボタンを押す。ところ
が、送信側TXがV.8モードを有する端末の場合に
は、ANSamが検出できないことがある。その原因
は、このANSamの検出時間は、勧告等で決められて
いない任意事項(いわゆるメーカーマター)であるから
である。このように、ANSamが検出できない場合に
は、送信側TXでは、受信側RXから送出されたNSF
とDISを受信した後、CIを送出して応答する(V.
8モードの応答)。そして、受信側RXからのANSa
mを検出したときは、CMによって応答する。
【0011】以上は送信側TXにおける発呼時の操作で
あるが、逆に、被呼側である受信側RXの動作について
みれば、送信側TXがT.30のみサポートしている端
末の場合と、V.8モードを有する端末の場合とによっ
て、受信側RXの端末で、NSFとDISとを送出した
後に受信する信号(送信側TXからの応答信号)は、N
SS(またはDCS)の場合と、CIの場合とがあり、
そのいずれの信号でも受信が可能でなければならない、
ということになる。しかしながら、一方のNSS(また
はDCS)は、V.21Hモードの信号であるが、他方
のCIは、V.21Lモードの信号(V.8モードで使
用される信号の一つ)であり、通常のモデムは、同時
に、V.21HモードまたはV.8モードのいずれか一
方にしかモード設定することができない。そこで、従来
のファクシミリ装置では、とりあえず一方のモードにモ
デムを設定して受信を行い、他方のモードで使用される
信号がトーン検出部によって検出されたとき、モデムを
他方のモードに切り換えて受信を行うようにしている。
【0012】例えば、従来の方法では、モデムをV.2
1Hモードに設定し、単純にCIの検出が可能なトーン
検出器によってトーンを検出したときは、V.8モード
に切り換えるようにしている。この方法を採用すれば、
送信側もV.8モードの端末の場合には問題はないが、
T.30のみサポートしている(V.8モードを有しな
い)端末の場合には、受信側におけるV.21Hモード
の信号レベルが高いときは、CIとして検出してしまう
ので誤検出が生じる、という問題があった。このような
通信制御手順時における誤検出を防止する従来の方法と
しては、CCITT勧告T.30で規定されている通信
制御手順に従った交信時において、被呼局識別信号CE
Dの送信中に、受信の呼び出し音信号CNGが検出でき
るようにしたファクシミリモデムが提案されている(例
えば特開平6−90330号公報)。このファクシミリ
モデムによれば、被呼局識別信号CEDの送信中に、受
信の呼び出し音信号(ファクシミリ起動信号)CNGが
検出できると共に、CPUにおける信号CNGの検出処
理のための負担を軽減することができる。
【0013】また、他の誤検出の防止方法として、音声
信号とファクシミリ起動信号CNGとが混在する状態で
も、正確に信号CNGが検出できるようにしたファクシ
ミリ装置も知られている(例えば特開平6−32684
6号公報)。このファクシミリ装置によれば、ファクシ
ミリ起動信号CNGを正確に検出することができる。し
かし、これらの従来の技術では、いずれも送信側がCC
ITT勧告T.30で規定されている通信制御手順に従
って交信を行う機能のみを有しているファクシミリ装置
(T.30のみサポートしていて、V.8モードを有し
ない端末)からの送信時に、受信側においてV.21H
の信号レベルが高い場合に、CI信号として誤検出する
ことを防止する点に関しては配慮していない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、送信側がCCITT勧告T.30で規定されてい
る通信制御手順に従って交信を行う機能のみを有してい
るファクシミリ装置(T.30のみサポートしているフ
ァクシミリ装置)の場合、受信側において、V.21H
モードに設定されたモデムをV.8モードに切り換える
ためのトーン検出器として、CIの検出が可能な単純な
トーン検出器を使用すると、V.21Hモードの信号レ
ベルが高いときには、信号CIとして誤検出してしま
う、という不都合があった。そして、将来の傾向とし
て、V.8モードのファクシミリ装置が増加することが
予想されるので、信号CIとして誤検出する可能性が高
くなる、という不都合は軽視することができない。
【0015】この発明では、T.30のみサポートして
いるファクシミリ装置からの送信に対しても、確実にC
Iを検出することが可能なトーン検出器を備えたファク
シミリ装置を実現する(請求項1から請求項6の発
明)。言い換えると、少なくともV.21Hモードと
V.8モードによる動作が可能で、しかも、これら2つ
のモードで同時に動作することができないモデムを有す
るファクシミリ装置において、T.30のみサポートし
ているファクシミリ装置からの送信に対しても、受信側
において、確実にCIの検出が行えるようにすることを
課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、少
なくともV.21HモードとV.8モードによる動作が
可能で、かつ、2つのモードで同時に動作することがで
きないモデムを有するファクシミリ装置において、V.
21Lモードで使用する周波数帯域の信号を検出して出
力し、V.21Hモードで使用する周波数帯域の信号を
検出しない信号検出手段を設け、被発呼時に、初期識別
のための信号を送出した後、モデムをV.21Hモード
に設定すると共に、信号検出手段の出力を監視し、信号
検出手段から出力があったときは、モデムをV.8モー
ドに切り換えるようにしている。
【0017】請求項2の発明では、請求項1のファクシ
ミリ装置において、信号検出手段の検出レベルを変更す
る手段を設け、信号検出手段の検出レベルをV.8モー
ドの検出レベルと同等あるいはそのレベルよりも少し高
く設定するようにしている。
【0018】請求項3の発明では、少なくともV.21
HモードとV.8モードによる動作が可能で、かつ、2
つのモードで同時に動作することができないモデムを有
するファクシミリ装置において、V.21Hモードで使
用する周波数帯域の信号を検出して出力し、V.21L
モードで使用する周波数帯域の信号を検出しない信号検
出手段を設け、被発呼時に、初期識別のための信号を送
出した後、モデムをV.8モードに設定すると共に、信
号検出手段の出力を監視し、信号検出手段から出力があ
ったときは、モデムをV.21Hモードに切り換えるよ
うにしている。
【0019】請求項4の発明では、請求項3のファクシ
ミリ装置において、信号検出手段の検出レベルを変更す
る手段を設け、信号検出手段の検出レベルをV.21H
モードの検出レベルと同等あるいはそのレベルよりも少
し高く設定するようにしている。
【0020】請求項5の発明では、少なくともV.21
HモードとV.8モードによる動作が可能で、かつ、2
つのモードで同時に動作することができないモデムを有
するファクシミリ装置において、入力信号の周波数を検
出可能な信号検出手段を設け、被発呼時に、初期識別の
ための信号を送出した後、モデムをV.21Hモードま
たはV.8モードに設定すると共に、信号検出手段の出
力を監視し、モデムがV.21Hモードに設定された場
合に、V.21Lモードの周波数が検出されたときは、
モデムをV.8モードに切り換え、モデムがV.8モー
ドに設定された場合に、V.21Hモードの周波数が検
出されたときは、モデムをV.21Hモードに切り換え
るようにしている。
【0021】請求項6の発明では、請求項5のファクシ
ミリ装置において、信号検出手段の検出レベルを変更す
る手段を設け、信号検出手段の検出レベルを、切り換え
られたモードに対応するモデムの検出レベルと同等ある
いはそのレベルよりも少し高く設定するようにしてい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、この発明のファクシミリ装
置について、図面を参照しながら、その実施の形態を詳
細に説明する。この発明では、少なくともV.21Hモ
ードとV.8モードによる動作が可能で、かつ、2つの
モードで同時に動作することができないモデムを有する
ファクシミリ装置において、V.21Lモードで使用さ
れる周波数帯域(980〜1,180HZ)と、V.21
Hモードで使用される周波数帯域(1,650〜1,8
50HZ)とが異なる点に注目し、一方のモードの周波数
帯域が確実に検出できるようにしたトーン検出部を構成
することによって、T.30のみサポートしている
(V.8モードを有しない)端末からの発呼時に、受信
側においてCI信号の誤検出が生じないようにしてい
る。なお、以下には、機能上の差が明確であるように、
モデムとトーン検出部とを別に設ける場合について説明
するが、モデムの内部にトーン検出部を有する構成とす
ることも可能であることはいうまでもない。
【0023】第1の実施の形態 この第1の実施の形態は、主として請求項1の発明に対
応しているが、請求項2の発明にも関連している。この
第1の実施の形態では、少なくともV.21Hモードと
V.8モードによる動作が可能で、かつ、2つのモード
で同時に動作することができないモデムを有するファク
シミリ装置において、NSF(非標準機能識別信号)と
DISの送出後、モデムをV.21Hモードに設定し、
V.21Lモードで使用する周波数帯域の信号を検出
し、V.21Hモードで使用する周波数帯域の信号を検
出しないトーン検出部を使用して、トーンが検出された
ときのみV.8(あるいはV.21L)モードにモデム
を切り換える点に特徴を有している。具体的にいえば、
この第1の実施の形態では、被呼側の端末において、先
の図8や図9で説明したように、NSF(非標準機能識
別信号)とDISとを送出した後に、モデム部10を
V.21Hモードに設定すると共に、トーン検出部9を
監視する。この場合には、発呼側の端末がV.21Hモ
ードであれば対応可能であるが、V.8(あるいはV.
21L)モードのときは、モデムを対応するモードに切
り換える必要がある。そのために、先の図7のファクシ
ミリ装置において、トーン検出部9を次の図1に示すよ
うに構成する。
【0024】図1は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その第1の実施の形態におけるトーン検出部の要
部構成の一例を示す機能ブロック図である。図におい
て、21はバンドパスフィルター、22はエネルギー平
均化フィルター、23はレベル比較部を示す。
【0025】この図1に示すように、トーン検出部を、
バンドパスフィルター21、エネルギー平均化フィルタ
ー22、およびレベル比較部23とで構成する。バンド
パスフィルター21は、980〜1,180HZのバンド
パスフィルターで、V.21Lの使用周波数帯域の信号
を通過させる。すなわち、このバンドパスフィルター2
1は、V.21Lモードで使用される周波数帯域(98
0〜1,180HZ)を通過させ、かつ、V.21Hモー
ドで使用される周波数帯域(1,650〜1,850H
Z)を通過させないフィルター部である。エネルギー平
均化フィルター22は、このバンドパスフィルター21
を通過した後の信号エネルギーを平均化して、次段のレ
ベル比較部23へ与える。そして、レベル比較部23で
は、入力された信号を所定のスレッシュレベルで比較
し、その比較結果によってトーン検出/非検出の信号を
出力して、NCU部(網制御装置)12へ通知する。例
えば、先の図8のように、送信側TXがNSSを送信し
てきたときは、この図1のトーン検出部では、トーン非
検出を通知し、モデム部10はV.21Hモードのまま
でNSSを受信する。他方、先の図9のように、送信側
TXがCIを送信してきたときは、トーン検出部では、
トーン検出を通知し、モデム部10をV.8(あるいは
V.21L)モードに切り換えてCIの受信を行う。以
上のように、この第1の実施の形態では、NSF(非標
準機能識別信号)とDISとを送出した後に、モデム部
10をV.21Hモードに設定し、図1に示したトーン
検出部で、V.21Lモードで使用される周波数帯域
(980〜1,180HZ)の信号(トーン)を検出した
ときのみ、モデム部10をV.8(あるいはV.21
L)モードに切り換えるようにしている。したがって、
CIを確実に検出することが可能になると共に、NSS
(あるいはDCS)をCIとして誤検出する、という不
都合も防止される。
【0026】第2の実施の形態 この第2の実施の形態は、請求項2の発明に対応してい
るが、請求項1の発明にも関連している。先の第1の実
施の形態では、NSFとDISとを送出した後に、モデ
ム部10をV.21Hモードに設定し、図1に示したト
ーン検出部で、V.21Lモードで使用される周波数帯
域(980〜1,180HZ)の信号(トーン)を検出し
たときのみ、モデム部10をV.8(あるいはV.21
L)モードに切り換える場合について説明した。この場
合には、従来と同様に、トーン検出部の検出レベルが固
定であるため、検出レベルがV.8(あるいはV.21
L)モードの検出レベルより低いときには、V.8(あ
るいはV.21L)モードに切り換えても、モデム部1
0においてCIを受信(検出)することができず、逆
に、V.8(あるいはV.21L)モードの検出レベル
より高いときは、V.8(あるいはV.21L)モード
に切り換えられる確率が減少する、という問題が残され
ている。この第2の実施の形態では、交信を開始する以
前に、トーン検出部の検出レベルを、V.8(あるいは
V.21L)モードの受信レベルと同等あるいは1dB
程度高く設定することによって、V.8(あるいはV.
21L)モードに切り換えた場合に、CIが確実に受信
(検出)できるようにした点に特徴を有している。
【0027】図2は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その第2の実施の形態におけるトーン検出部の要
部構成の一例を示す機能ブロック図である。図における
符号は図1と同様であり、24はスレッシュレベル変更
部を示す。
【0028】この図2に示すように、先の図1に示した
トーン検出部に、スレッシュレベル変更部24を付加し
て、レベル比較部23のレベルを変更可能に構成する。
具体的にいえば、交信を行う前に、トーン検出部のレベ
ルを、V.8(あるいはV.21L)モードの受信レベ
ルと同等あるいは1dB程度高く設定する。例えば、
V.8モードの受信レベルが−43dBmの場合には、
−42〜−43dBmのような範囲に設定する。このよ
うなトーン検出部のレベル変更は、V.8モードの受信
レベルが変更されるたび毎に実行する。その他の構成と
動作は、先の図1と同様である。以上のように、この第
2の実施の形態では、交信以前にトーン検出部のレベル
をV.8(あるいはV.21L)モードの受信レベルと
同等あるいはそれよりも少し高く設定する。したがっ
て、トーンが検出され、V.8(あるいはV.21L)
モードに切り換えたときに、確実にCIが受信可能とな
る。同時に、検出レベルが悪化する、という不都合も解
消される。
【0029】第3の実施の形態 この第3の実施の形態は、請求項3の発明に対応してい
るが、請求項4の発明にも関連している。先の第1の実
施の形態では、モデム部10の初期設定をV.21Hモ
ードにしているので、将来増加が予想されるV.8モー
ド対応の端末との交信時には、モデム部10の切り換え
頻度が多くなり、切り換え動作に伴う信号の受信遅れ等
の不都合が生じることが想定される。この第3の実施の
形態では、将来のV.8モードの増加にも対応できるよ
うに、モデム部10の初期設定をV.8モードとし、
V.21Hモードとの交信時にのみ切り換え動作を行う
ことにより、モデム部10の切り換え頻度を減少させた
点に特徴を有している。
【0030】図3は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その第3の実施の形態におけるトーン検出部の要
部構成の一例を示す機能ブロック図である。図における
符号は図1と同様であり、31は第2のバンドパスフィ
ルターを示す。
【0031】この図3に示した第2のバンドパスフィル
ター31は、1,650〜1,850HZのバンドパスフ
ィルターで、V.21Hモードの使用周波数帯域の信号
を通過させる。すなわち、このバンドパスフィルター3
1は、V.21Hモードで使用される周波数帯域(1,
650〜1,850HZ)を通過させ、かつ、V.21L
モードで使用される周波数帯域(980〜1,180H
Z)を通過させないフィルター部である。その他の構成
は、先の図1と同様である。以上のように、この第3の
実施の形態では、NSFとDISとを送出した後に、モ
デム部10をV.8(あるいはV.21L)モードに設
定し、図3に示したトーン検出部で、V.21Hモード
で使用される周波数帯域(1,650〜1,850HZ)
の信号(トーン)を検出したときのみ、モデム部10を
V.21Hモードに切り換えるようにしている。したが
って、将来V.8(あるいはV.21L)モード対応の
端末が増加しても、V.21H→V.8モードに切り換
えることによる副作用(モードの切り換え時間だけ遅く
なる等)の影響を減少させることが可能になる。
【0032】第4の実施の形態 この第4の実施の形態は、請求項4の発明に対応してい
るが、請求項3の発明にも関連している。先の第3の実
施の形態では、NSFとDISとを送出した後に、モデ
ム部10をV.8(あるいはV.21L)モードに設定
し、図3に示したトーン検出部で、V.21Hモードで
使用される周波数帯域(1,650〜1,850HZ)の
信号(トーン)を検出したときのみ、モデム部10を
V.21Hモードに切り換える場合について説明した。
この場合には、従来と同様にトーン検出部の検出レベル
が固定であるため、先の第3の実施の形態で説明したの
と同様の理由で、検出レベルがV.21Hモードの検出
レベルより低いときには、V.21Hモードに切り換え
ても、モデム部10においてCIを受信(検出)するこ
とができず、逆に、V.21Hモードのの検出レベルよ
り高いときは、V.21Hモードに切り換えられる確率
が減少する、という問題がある。この第4の実施の形態
では、交信を開始する以前に、トーン検出部の検出レベ
ルを、V.21Hモードの受信レベルと同等あるいは1
dB程度高く設定することによって、V.21Hモード
に切り換えた場合に、NSS(あるいはDCS)が確実
に受信(検出)できるようにした点に特徴を有してい
る。
【0033】図4は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その第4の実施の形態におけるトーン検出部の要
部構成の一例を示す機能ブロック図である。図における
符号は、図2および図3と同様である。
【0034】この図4に示すように、先の図3に示した
トーン検出部に、スレッシュレベル変更部24を付加し
て、レベル比較部23のレベルを変更可能に構成する。
具体的にいえば、交信を行う前に、トーン検出部のレベ
ルを、V.21Hモードの受信レベルと同等あるいは1
dB程度高く設定する。例えば、V.21Hモードの受
信レベルが−43dBmの場合には、−42〜−43d
Bmのような範囲に設定する。このようなトーン検出部
のレベル変更は、V.21Hモードの受信レベルが変更
されるたび毎に実行する。その他の動作は、先の図3と
同様である。したがって、先の第3の実施の形態による
効果に加えて、トーンが検出されてV.21Hモードに
切り換えた場合に、NSS(あるいはDCS)を確実に
受信(検出)することが可能になると共に、検出レベル
の悪化も回避される。
【0035】第5の実施の形態 この第5の実施の形態は、請求項5の発明に対応してい
るが、請求項6の発明にも関連している。先の第1や第
3の実施の形態では、モデム部10の初期設定をV.2
1HモードあるいはV.8(またはV.21L)モード
にするために、バンドパスフィルターによって周波数を
制限しているので、ハードの変更が必要であり、柔軟な
対応ができない、という問題が残されている。この第5
の実施の形態では、フィルターによって通過する周波数
帯域を制限する代りに、周波数の検知を可能にして、ハ
ードウェアの変更なしの対応を可能にした点に特徴を有
している。被呼時において、NSFとDISの送出後に
は、モデム部10をV.21HモードあるいはV.8
(またはV.21L)モードのいずれに設定することも
可能であるが、最初に、V.21Hモードに設定した場
合を説明する。先の図7のファクシミリ装置において、
モデム部10をV.21Hモードに設定すると共に、ト
ーン検出部9を監視する。トーン検出部は、次の図5に
示すように構成する。
【0036】図5は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その第5の実施の形態におけるトーン検出部の要
部構成の一例を示す機能ブロック図である。図におい
て、41はレベル比較部、42は周波数カウンタ部を示
す。
【0037】この図5に示すように、トーン検出部は、
入力された信号を所定のスレッシュレベルで比較し、2
値化出力するレベル比較部41と、2値化された信号の
立ち上がりから立ち上がり、あるいは立ち下がりから立
ち下がりまでの期間をクロックでカウントすることによ
り、入力された信号の周波数を算出する周波数カウンタ
部42とから構成されている。ここでは、モデム部10
がV.21Hモードに設定されて、この図5のトーン検
出部が監視されているとする。このトーン検出部では、
レベル比較部41において、入力された信号を所定のス
レッシュレベルで比較して2値化出力し、次段の周波数
カウンタ部42によりその周波数をカウントして、入力
信号の周波数を検知する。検知した周波数の情報は、シ
ステム制御部3へ伝えられる。例えば、先の図8のよう
に、送信側TXがNSS(非標準機能設定信号)を送出
してきたときは、この図5のトーン検出部では、1,6
50〜1,850HZ周辺の周波数を検知して通知し、モ
デム部10はV.21Hモードに設定したままでNSS
(あるいはDCS)を受信する。他方、図9に示したよ
うに、送信側TXがCIを送出してきたときは、この図
5のトーン検出部では、980〜1,180HZ周辺の周
波数を検知してシステム制御部3へ通知する。この場合
には、モデム部10をV.21HモードからV.8モー
ドに切り換えて、CIの受信を行う。以上の動作は、N
SFとDISの送出後に、モデム部10がV.21Hモ
ードに設定された場合である。
【0038】次に、NSFとDISの送出後に、モデム
部10をV.8(またはV.21L)モードに設定した
場合には、逆の動作を行う。すなわち、この場合には、
この図5のトーン検出部で、980〜1,180HZ周辺
の周波数が検出される。例えば、先の図9に示したよう
に、送信側TXがCIを送出してきたときは、この図5
のトーン検出部では、980〜1,180HZ周辺の周波
数を検知して通知し、モデム部10はV.8(または
V.21L)モードに設定したままでCIの受信を行
う。他方、先の図8のように、送信側TXがNSSを送
出してきたときは、この図5のトーン検出部では、1,
650〜1,850HZ周辺の周波数を検知してシステム
制御部3へ通知する。この場合には、モデム部10を
V.8モードからV.21Hモードに切り換えて、NS
S(あるいはDCS)の受信を行う。以上のように、こ
の第5の実施の形態では、周波数を検知することによっ
てモードの切り換えを制御している。したがって、ハー
ドウェアを変更する必要なしに実現することができる。
【0039】第6の実施の形態 この第6の実施の形態は、請求項6の発明に対応してい
るが、請求項5の発明にも関連している。先の第5の実
施の形態では、周波数を検知することことによってモー
ドの切り換え制御を行う場合を説明した。この場合に
も、先の第2や第4の実施の形態で説明したように、ト
ーン検出部の検出レベルを固定にすると、検出レベルが
V.21HモードやV.8モードの検出レベルと異なっ
ているときは、モードを切り換えてもNSS(あるいは
DCS)やCIの受信ができなかったり、モード切り換
えの確率が減少する等の問題がある。この第6の実施の
形態では、先の第2や第4の実施の形態と同様に、交信
を開始する以前に、トーン検出部の検出レベルを切り換
え後のモード、例えばV.21HモードあるいはV.8
モードの受信レベルと同等あるいは1dB程度高く設定
することによって、V.21HモードあるいはV.8モ
ードに切り換えた場合に、NSS(あるいはDCS)や
CIが確実に受信(検出)できるようにした点に特徴を
有している。
【0040】図6は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その第6の実施の形態におけるトーン検出部の要
部構成の一例を示す機能ブロック図である。図における
符号は図5と同様であり、43はスレッシュレベル変更
部を示す。
【0041】この図6に示すように、先の図5に示した
トーン検出部に、スレッシュレベル変更部43を付加し
て、レベル比較部41のレベルを変更可能に構成する。
そして、例えば先の第2の実施の形態のように、NSF
とDISとを送出した後に、モデム部10をV.21H
モードに設定し、図5に示したトーン検出部で、V.2
1Lモードで使用される周波数帯域(980〜1,18
0HZ)の信号(トーン)を検出したときのみ、モデム部
10をV.8(あるいはV.21L)モードに切り換え
る場合には、このスレッシュレベル変更部43によっ
て、トーン検出部のレベルを、切り換え後のV.8(あ
るいはV.21L)モードの受信レベルと同等あるいは
1dB程度高く設定することによって、CIが確実に受
信(検出)できるようにする。その他の動作は、先の第
2の実施の形態と同様である。また、先の第4の実施の
形態のように、NSFとDISとを送出した後に、モデ
ム部10をV.8(あるいはV.21L)モードに設定
し、図5に示したトーン検出部で、V.21Hモードで
使用される周波数帯域(1,650〜1,850HZ)の
信号(トーン)を検出したときのみ、モデム部10を
V.21Hモードに切り換える場合には、このスレッシ
ュレベル変更部43によって、トーン検出部のレベル
を、切り換え後のV.21Hモードの受信レベルと同等
あるいは1dB程度高く設定することによって、NSS
(あるいはDCS)の受信を行う。その他の動作は、先
の第4の実施の形態と同様である。
【0042】
【発明の効果】請求項1のファクシミリ装置では、NS
F(非標準機能識別信号)とDISの送出後、モデムを
V.21Hモードに設定し、V.21Lモードで使用す
る周波数帯域の信号を検出し、V.21Hモードで使用
する周波数帯域の信号を検出しないトーン検出部を使用
して、トーンが検出されたときのみV.8(あるいは
V.21L)モードにモデムを切り換えるようにしてい
る。したがって、確実にCIを検出することが可能にな
ると共に、NSS(非標準機能設定信号)あるいはDC
SによるCIの誤検出も回避される。
【0043】請求項2のファクシミリ装置では、請求項
1のファクシミリ装置において、交信以前にトーン検出
部のレベルをV.8(あるいはV.21L)モードの受
信レベルと同等あるいはそれよりも少し高く設定してい
る。したがって、請求項1のファクシミリ装置による効
果に加えて、トーンが検出されてV.8(あるいはV.
21L)モードに切り換えたとき、CIが確実に受信可
能になると共に、検出レベルが悪化することもなくな
る。
【0044】請求項3のファクシミリ装置では、NSF
(非標準機能識別信号)とDISの送出後、モデムを
V.8(あるいはV.21L)モードに設定すると共
に、トーン検出部を監視し、V.21Lで使用する周波
数帯域の信号を検出して、V.21Hモードで使用する
周波数帯域の信号を検出しないトーン検出部を使用し、
トーンが検出されたときのみV.8(あるいはV.21
L)モードにモデムを切り換えるようにしている。した
がって、請求項1のファクシミリ装置と同様の効果に加
えて、将来V.8(あるいはV.21L)モード対応の
端末が増加しても、V.21Hモード→V.8モードに
切り換えることによる副作用(切り換え時間だけ遅くな
る等)の影響を減少させることができる。
【0045】請求項4のファクシミリ装置では、請求項
3のファクシミリ装置において、交信以前にトーン検出
部のレベルをV.21Hモードの受信レベルと同等ある
いはそれよりも少し高く設定している。したがって、請
求項3のファクシミリ装置による効果に加えて、トーン
が検出されてモデムをV.21Hモードに切り換えたと
き、NSS(あるいはDCS)を確実に受信することが
可能になると共に、検出レベルが悪化する、という不都
合も生じない。
【0046】請求項5のファクシミリ装置では、フィル
ターによって通過する周波数帯域を制限する代りに、入
力された信号の周波数を検知することができるように構
成している。したがって、請求項1や請求項3のファク
シミリ装置を、ハードウェアの変更なしに実現すること
ができる。
【0047】請求項6のファクシミリ装置では、請求項
5のファクシミリ装置において、交信以前にトーン検出
部のレベルを、切り換え後のモード、すなわち、V.2
1HモードあるいはV.8(V.21L)モードの受信
レベルと同等あるいはそれよりも少し高く設定してい
る。したがって、請求項5のファクシミリ装置による効
果に加えて、NSS(あるいはDCS)やCIを確実に
受信することが可能になると共に、検出レベルが悪化す
る、という不都合も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファクシミリ装置について、その第
1の実施の形態におけるトーン検出部の要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明のファクシミリ装置について、その第
2の実施の形態におけるトーン検出部の要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。
【図3】この発明のファクシミリ装置について、その第
3の実施の形態におけるトーン検出部の要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。
【図4】この発明のファクシミリ装置について、その第
4の実施の形態におけるトーン検出部の要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。
【図5】この発明のファクシミリ装置について、その第
5の実施の形態におけるトーン検出部の要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。
【図6】この発明のファクシミリ装置について、その第
6の実施の形態におけるトーン検出部の要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。
【図7】従来のファクシミリ装置について、その要部構
成の一例を示す機能ブロック図である。
【図8】送信側がT.30のみサポートしている端末の
場合について、ファクシミリ交信手順を示す図である。
【図9】送信側がV.8モードを有する端末の場合につ
いて、ファクシミリ交信手順を示す図である。
【符号の説明】
21 バンドパスフィルター 22 エネルギー平均化フィルター 23 レベル比較部 24 スレッシュレベル変更部 31 第2のバンドパスフィルター 41 レベル比較部 42 周波数カウンタ部 43 スレッシュレベル変更部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともV.21HモードとV.8モ
    ードによる動作が可能で、かつ、前記2つのモードで同
    時に動作することができないモデムを有するファクシミ
    リ装置において、 V.21Lモードで使用する周波数帯域の信号を検出し
    て出力し、V.21Hモードで使用する周波数帯域の信
    号を検出しない信号検出手段を備え、 被発呼時に、初期識別のための信号を送出した後、モデ
    ムをV.21Hモードに設定すると共に、前記信号検出
    手段の出力を監視し、信号検出手段から出力があったと
    きは、モデムをV.8モードに切り換えることを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のファクシミリ装置において、 信号検出手段の検出レベルを変更する検出レベル変更手
    段を備え、 前記信号検出手段の検出レベルをV.8モードの検出レ
    ベルと同等あるいはそのレベルよりも少し高く設定する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 少なくともV.21HモードとV.8モ
    ードによる動作が可能で、かつ、前記2つのモードで同
    時に動作することができないモデムを有するファクシミ
    リ装置において、 V.21Hモードで使用する周波数帯域の信号を検出し
    て出力し、V.21Lモードで使用する周波数帯域の信
    号を検出しない信号検出手段を備え、 被発呼時に、初期識別のための信号を送出した後、モデ
    ムをV.8モードに設定すると共に、前記信号検出手段
    の出力を監視し、信号検出手段から出力があったとき
    は、モデムをV.21Hモードに切り換えることを特徴
    とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のファクシミリ装置において、 信号検出手段の検出レベルを変更する検出レベル変更手
    段を備え、 前記信号検出手段の検出レベルをV.21Hモードの検
    出レベルと同等あるいはそのレベルよりも少し高く設定
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 少なくともV.21HモードとV.8モ
    ードによる動作が可能で、かつ、前記2つのモードで同
    時に動作することができないモデムを有するファクシミ
    リ装置において、 入力信号の周波数を検出可能な信号検出手段を備え、 被発呼時に、初期識別のための信号を送出した後、モデ
    ムをV.21HモードまたはV.8モードに設定すると
    共に、前記信号検出手段の出力を監視し、 モデムがV.21Hモードに設定された場合に、V.2
    1Lモードの周波数が検出されたときは、モデムをV.
    8モードに切り換え、 モデムがV.8モードに設定された場合に、V.21H
    モードの周波数が検出されたときは、モデムをV.21
    Hモードに切り換えることを特徴とするファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5のファクシミリ装置において、 信号検出手段の検出レベルを変更する検出レベル変更手
    段を備え、 前記信号検出手段の検出レベルを、切り換えられたモー
    ドに対応するモデムの検出レベルと同等あるいはそのレ
    ベルよりも少し高く設定することを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
JP8205436A 1996-07-17 1996-07-17 ファクシミリ装置 Pending JPH1032704A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490056B1 (en) 1998-03-13 2002-12-03 Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. Communication speed switching device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490056B1 (en) 1998-03-13 2002-12-03 Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. Communication speed switching device

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