JP2606696B2 - 有線・無線両用フアクシミリ装置 - Google Patents
有線・無線両用フアクシミリ装置Info
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- JP2606696B2 JP2606696B2 JP62065785A JP6578587A JP2606696B2 JP 2606696 B2 JP2606696 B2 JP 2606696B2 JP 62065785 A JP62065785 A JP 62065785A JP 6578587 A JP6578587 A JP 6578587A JP 2606696 B2 JP2606696 B2 JP 2606696B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
[従来技術] データ伝送回線として、有線電話回線を使用する通常
の有線式ファクシミリ装置に対して、車載ファクシミリ
装置のように無線装置による無線回線を使用する無線式
ファクシミリ装置が知られている。
の有線式ファクシミリ装置に対して、車載ファクシミリ
装置のように無線装置による無線回線を使用する無線式
ファクシミリ装置が知られている。
一般に、有線式ファクシミリ装置は、CCITTの勧告に
準拠した標準の伝送手順や伝送モードで画像伝送が行な
われるが、無線式ファクシミリ装置は、発生頻度の高い
伝送エラーに対応するために各メーカーにより設定され
た非標準の伝送手順や手順信号が使用される場合が多い
上、無線装置の送信・受信状態の切換制御が必要とな
る。
準拠した標準の伝送手順や伝送モードで画像伝送が行な
われるが、無線式ファクシミリ装置は、発生頻度の高い
伝送エラーに対応するために各メーカーにより設定され
た非標準の伝送手順や手順信号が使用される場合が多い
上、無線装置の送信・受信状態の切換制御が必要とな
る。
このため、従来は両者に互換性がなく、一台のファク
シミリ装置を有線式および無線式として兼用することが
できないという不具合があった。
シミリ装置を有線式および無線式として兼用することが
できないという不具合があった。
[目的] 本発明は、有線式と無線式とに兼用できるファクシミ
リ装置を提供することを目的とする。
リ装置を提供することを目的とする。
[構成] このため、本発明は、有線電話回線に対して所定の伝
送制御手順を実行してファクシミリ信号を送受信する有
線側伝送制御手段と、無線回線に対して所定の伝送制御
手順を実行してファクシミリ信号を送受信する無線側伝
送制御手段と、送信時、オフフック信号の状態により有
線電話回線を使用するか、無線回線を使用するかを判別
する送信回線判別手段と、受信時、着信検出信号を得た
場合には有線電話回線を使用すると判別する一方、個別
受信信号を得た場合には無線回線を使用すると判別する
受信回線判別手段と、上記送信回線判別手段または受信
回線判別手段が有線電話回線を使用すると判別している
場合には上記有線側伝送制御手段を用いて有線電話回線
を介してファクシミリ信号を送受信する一方、上記送信
回線判別手段または受信回線判別手段が電話回線を使用
すると判別している場合には上記無線側伝送制御手段を
用いて無線回線を介してファクシミリ信号を送受信する
制御手段の備えたものである。
送制御手順を実行してファクシミリ信号を送受信する有
線側伝送制御手段と、無線回線に対して所定の伝送制御
手順を実行してファクシミリ信号を送受信する無線側伝
送制御手段と、送信時、オフフック信号の状態により有
線電話回線を使用するか、無線回線を使用するかを判別
する送信回線判別手段と、受信時、着信検出信号を得た
場合には有線電話回線を使用すると判別する一方、個別
受信信号を得た場合には無線回線を使用すると判別する
受信回線判別手段と、上記送信回線判別手段または受信
回線判別手段が有線電話回線を使用すると判別している
場合には上記有線側伝送制御手段を用いて有線電話回線
を介してファクシミリ信号を送受信する一方、上記送信
回線判別手段または受信回線判別手段が電話回線を使用
すると判別している場合には上記無線側伝送制御手段を
用いて無線回線を介してファクシミリ信号を送受信する
制御手段の備えたものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリシス
テムのブロック構成図である。
テムのブロック構成図である。
同図において、ファクシミリ装置1は、NCU(網制御
装置)2を介して有線電話回線に接続されると共に、イ
ンターフェース装置3を介して、データを伝送するため
の無線装置4に接続されている。NCU2は、手動発信自動
着信接続形式(MA形)のNCUであり、電話機5が接続さ
れている。また、インターフェース装置3には、相手先
無線局と通話するためのマイク6が付設されており、イ
ンターフェース装置3は、無線装置4に対して、ファク
シミリ装置1とマイク6を切り換えて接続する。
装置)2を介して有線電話回線に接続されると共に、イ
ンターフェース装置3を介して、データを伝送するため
の無線装置4に接続されている。NCU2は、手動発信自動
着信接続形式(MA形)のNCUであり、電話機5が接続さ
れている。また、インターフェース装置3には、相手先
無線局と通話するためのマイク6が付設されており、イ
ンターフェース装置3は、無線装置4に対して、ファク
シミリ装置1とマイク6を切り換えて接続する。
ファクシミリ装置1において、スキャナ11は送信原稿
の画像を所定の解像度で読み取るものであり、プロッタ
12は受信画像を所定の解像度で記録出力するものであ
る。
の画像を所定の解像度で読み取るものであり、プロッタ
12は受信画像を所定の解像度で記録出力するものであ
る。
操作表示部13は、各種の操作キーおよび操作のガイダ
ンス情報等を表示するための表示自由度の大きい表示器
からなり、オペレータがこのファクシミリ装置を操作す
るためのものであり、符号化復号化部14は、画像データ
を符号化圧縮する機能と符号化圧縮された画像データを
元の画像データに復号化する機能を備えたものである。
ンス情報等を表示するための表示自由度の大きい表示器
からなり、オペレータがこのファクシミリ装置を操作す
るためのものであり、符号化復号化部14は、画像データ
を符号化圧縮する機能と符号化圧縮された画像データを
元の画像データに復号化する機能を備えたものである。
通信制御部15は、有線電話回線による有線通信の場合
にはCCITT勧告T.30に準拠した伝送制御手順を実行する
一方、無線装置4による無線通信の場合には、後述する
他の伝送制御手順を実行し、相手局と画像伝送を行なう
ものである。
にはCCITT勧告T.30に準拠した伝送制御手順を実行する
一方、無線装置4による無線通信の場合には、後述する
他の伝送制御手順を実行し、相手局と画像伝送を行なう
ものである。
モデム16は、伝送手順データを伝送するための低速モ
デム機能と、両情報データを伝送するための高速モデム
機能を備えており、それらの機能は通信制御部15によっ
て切り換えらえる。低速モデム機能としては、例えばCC
ITT勧告V.21の300bpsのものを用いることができ、高速
モデム機能としては、例えばCCITT勧告V.27terの4800bp
sのものを用いることができる。ただし、無線通信によ
る画像伝送時においては、高速モデム機能はただ1つの
伝送速度で機能し、より低速な伝送速度にフォールバッ
クすることはない。
デム機能と、両情報データを伝送するための高速モデム
機能を備えており、それらの機能は通信制御部15によっ
て切り換えらえる。低速モデム機能としては、例えばCC
ITT勧告V.21の300bpsのものを用いることができ、高速
モデム機能としては、例えばCCITT勧告V.27terの4800bp
sのものを用いることができる。ただし、無線通信によ
る画像伝送時においては、高速モデム機能はただ1つの
伝送速度で機能し、より低速な伝送速度にフォールバッ
クすることはない。
切換回路17はモデム16をNCU2側とインタフェース装置
3側とに接続を切り換えるものである。システム制御部
18は、有線電話回線側あるいは無線装置4側への着信の
検知、スイッチ回路17の切り換え、無線装置4への送信
・受信状態の切り換え、上記各部の制御等により、有線
あるいは無線での所定の画像伝送を実行するものであ
る。
3側とに接続を切り換えるものである。システム制御部
18は、有線電話回線側あるいは無線装置4側への着信の
検知、スイッチ回路17の切り換え、無線装置4への送信
・受信状態の切り換え、上記各部の制御等により、有線
あるいは無線での所定の画像伝送を実行するものであ
る。
この制御のために、システム制御部18には、NCU2から
有線電話回線からの着信時にオンする着信検出信号RDT
と、NCU2で発呼操作しているときオンするオフフック信
号OFHとが入力され、またインタフェース装置3からは
無線装置4が呼出されたときオンする個別受信信号RCV
が入力されている。また、システム制御部18からインタ
フェース装置3に、データ送信中にオンする送信指示信
号TRSが出力されている。
有線電話回線からの着信時にオンする着信検出信号RDT
と、NCU2で発呼操作しているときオンするオフフック信
号OFHとが入力され、またインタフェース装置3からは
無線装置4が呼出されたときオンする個別受信信号RCV
が入力されている。また、システム制御部18からインタ
フェース装置3に、データ送信中にオンする送信指示信
号TRSが出力されている。
以上の構成で、本実施例の有線・無線両用ファクシミ
リ装置相互間で画像伝送する場合について説明する。ま
ず、有線電話回線により画像伝送を行なう場合、送信局
TXのオペレータは、第2図に示すようにスキャナ11に送
信原稿をセットし(処理21)、次いで電話機5の送受器
を取って相手局RXの電話番号をダイヤルして発呼操作す
る(処理22)。そして、相手局RXのファクシミリ装置が
応答すると、操作表示部13の送信ボタンを押下する(処
理23)。送受器を取るとNCU2からシステム制御部18に入
力されているオフフック信号OFHはオンする。システム
制御部18は、ここでオフフック信号OFHを判別し(処理2
4)、オンしていると(処理24のY)切換回路17をa側
に切り換える一方、通信制御部15をCCITT勧告T.30とG I
II規格に準拠する伝送制御手順を実行するように制御す
る。
リ装置相互間で画像伝送する場合について説明する。ま
ず、有線電話回線により画像伝送を行なう場合、送信局
TXのオペレータは、第2図に示すようにスキャナ11に送
信原稿をセットし(処理21)、次いで電話機5の送受器
を取って相手局RXの電話番号をダイヤルして発呼操作す
る(処理22)。そして、相手局RXのファクシミリ装置が
応答すると、操作表示部13の送信ボタンを押下する(処
理23)。送受器を取るとNCU2からシステム制御部18に入
力されているオフフック信号OFHはオンする。システム
制御部18は、ここでオフフック信号OFHを判別し(処理2
4)、オンしていると(処理24のY)切換回路17をa側
に切り換える一方、通信制御部15をCCITT勧告T.30とG I
II規格に準拠する伝送制御手順を実行するように制御す
る。
一方、このとき、受信局RXのファクシミリ装置1は最
初待機状態になっている。この場合、システム制御部18
は第3図に示すように、インターフェース装置3からの
個別受信信号RCVによる無線回線側着信の検知(処理3
1)と、NCU2からの着信検知信号RDTによる有線電話回線
側着信の検知(処理32)と、操作表示部13での受信ボタ
ン押下の検知(処理33)とを繰り返し実行している(処
理31のNより処理32、処理32のNより処理33、処理33の
Nより処理31へ)。
初待機状態になっている。この場合、システム制御部18
は第3図に示すように、インターフェース装置3からの
個別受信信号RCVによる無線回線側着信の検知(処理3
1)と、NCU2からの着信検知信号RDTによる有線電話回線
側着信の検知(処理32)と、操作表示部13での受信ボタ
ン押下の検知(処理33)とを繰り返し実行している(処
理31のNより処理32、処理32のNより処理33、処理33の
Nより処理31へ)。
ここで、上記送信局TXより発呼されると、NCU2が着信
して着信検知信号RDTがオンする。システム制御部18は
この信号RDTのオンを判別すると、通信制御部15をCCITT
勧告T.30とG III規格に準拠する伝送制御手順を実行す
るように制御する。
して着信検知信号RDTがオンする。システム制御部18は
この信号RDTのオンを判別すると、通信制御部15をCCITT
勧告T.30とG III規格に準拠する伝送制御手順を実行す
るように制御する。
これにより、第4図に示すように、送信局TXと受信局
RXとの間でCCITT勧告に準拠した周知の伝送制御手順に
より画情報の伝送が実行される。すなわち、受信局RXは
CED信号とDIS信号を送出して、自装置の機能を通知す
る。送信局TXは、これを受信した後、DCS信号を送出し
て、伝送モードを指示すると共に、これを続いてモデム
トレーニングのための信号を送出する。
RXとの間でCCITT勧告に準拠した周知の伝送制御手順に
より画情報の伝送が実行される。すなわち、受信局RXは
CED信号とDIS信号を送出して、自装置の機能を通知す
る。送信局TXは、これを受信した後、DCS信号を送出し
て、伝送モードを指示すると共に、これを続いてモデム
トレーニングのための信号を送出する。
受信局RXは、これを受信して内部状態を確定した後、
受信可を示すCFR信号を送出する。送信局TXは、これを
受信すると、スキャナ11により画情報を読み出し、その
画情報を符号化復号化14により符号化し、モデム16によ
り変調して送出する。そして、画情報の送出が終わる
と、その終了を示すEOM信号を送出する。
受信可を示すCFR信号を送出する。送信局TXは、これを
受信すると、スキャナ11により画情報を読み出し、その
画情報を符号化復号化14により符号化し、モデム16によ
り変調して送出する。そして、画情報の送出が終わる
と、その終了を示すEOM信号を送出する。
受信局RXは、上記画情報をモデム16により復調し、符
号化復号化部14により復号化し、プロッタ12により記録
紙に記録する。そして、受信OKを示すMCF信号を送出す
る。送信局TXは、この信号を受信すると、回線断を示す
DCN信号を送出して送信処理を終了する一方(以上、第
2図処理25)、受信局RXはこの信号を受信して受信処理
を終了する(以上、第2図処理34)。
号化復号化部14により復号化し、プロッタ12により記録
紙に記録する。そして、受信OKを示すMCF信号を送出す
る。送信局TXは、この信号を受信すると、回線断を示す
DCN信号を送出して送信処理を終了する一方(以上、第
2図処理25)、受信局RXはこの信号を受信して受信処理
を終了する(以上、第2図処理34)。
次に、無線装置4により画像伝送する場合、送信局TX
のオペレータは、原稿セットの後(第2図、処理21)、
インターフェース装置3のマイク6側からファクシミリ
装置1側に切り換え、無線装置4の操作により所望の受
信局RXの個別呼出しを行なうと共に(処理22)、ファク
シミリ装置1の送信ボタンを押下する(処理23)。
のオペレータは、原稿セットの後(第2図、処理21)、
インターフェース装置3のマイク6側からファクシミリ
装置1側に切り換え、無線装置4の操作により所望の受
信局RXの個別呼出しを行なうと共に(処理22)、ファク
シミリ装置1の送信ボタンを押下する(処理23)。
この個別呼出し操作により、無線回線4は受信局RXに
対応した特定のトーン信号を送信する。また、システム
制御部18はNCUからのオフフック信号OFHをオフしている
ので(処理24のN)、切換回路17をb側に切り換える一
方、通信制御部15を後述する非標準の伝送制御手順を実
行するように制御する。
対応した特定のトーン信号を送信する。また、システム
制御部18はNCUからのオフフック信号OFHをオフしている
ので(処理24のN)、切換回路17をb側に切り換える一
方、通信制御部15を後述する非標準の伝送制御手順を実
行するように制御する。
受信局RXでは、無線回線4がそのトーン信号を受信
し、インタフェース装置3を介してシステム制御部18に
出力している個別受信信号RCVをオンする。システム制
御部18はこの個別受信信号RCVのオンを検知すると(第
3図、処理31のY)、切換回路17をb側に切り換える一
方、通信制御部15を次に説明する非標準伝送制御手順を
実行するようにする。
し、インタフェース装置3を介してシステム制御部18に
出力している個別受信信号RCVをオンする。システム制
御部18はこの個別受信信号RCVのオンを検知すると(第
3図、処理31のY)、切換回路17をb側に切り換える一
方、通信制御部15を次に説明する非標準伝送制御手順を
実行するようにする。
この非標準伝送手順において、送信局TXと受信局RX間
で伝送する手順信号PSは、PSa〜PSfまでの5種類があ
る。この手順信号PSは、第5図(a)に示すように、情
報内容を示す例えば8ビットのコマンドデータCMが1秒
程度の一定時間T1の間、繰り返し連続して伝送されるも
のである。
で伝送する手順信号PSは、PSa〜PSfまでの5種類があ
る。この手順信号PSは、第5図(a)に示すように、情
報内容を示す例えば8ビットのコマンドデータCMが1秒
程度の一定時間T1の間、繰り返し連続して伝送されるも
のである。
受信局RXの通信制御部15は、ここで同図(b)に示す
ように、まず手順信号PSaを送出する。この手順信号PSa
では、自装置の記録紙サイズ等を示すコマンドデータCM
がセットされ、第4図におけるDIS信号に相当する情報
が伝送される。
ように、まず手順信号PSaを送出する。この手順信号PSa
では、自装置の記録紙サイズ等を示すコマンドデータCM
がセットされ、第4図におけるDIS信号に相当する情報
が伝送される。
このとき、送信局TXにおいても、同様に非標準手順に
設定されているので、一定時間T1の間何回も繰り返し送
出されるコマンドデータCMを受信し、各回において同一
データが受信されない場合は、多数決判定により内容が
判定される。この処理は、通信状態の不安定な無線回線
において、伝送エラーが生じても誤動作しないようにす
るためであり、この後の各手順信号PSb〜PSfは、受信側
においてこのような判定が行なわれる。
設定されているので、一定時間T1の間何回も繰り返し送
出されるコマンドデータCMを受信し、各回において同一
データが受信されない場合は、多数決判定により内容が
判定される。この処理は、通信状態の不安定な無線回線
において、伝送エラーが生じても誤動作しないようにす
るためであり、この後の各手順信号PSb〜PSfは、受信側
においてこのような判定が行なわれる。
次いで、送信局TXは手順信号PSbを送出する。この手
順信号PSbでは、DCS信号に相当するコマンドデータCMが
伝送される。次いで、モデムトレーニングのために“1"
または“0"を示す固定の信号を一定時間送出する。
順信号PSbでは、DCS信号に相当するコマンドデータCMが
伝送される。次いで、モデムトレーニングのために“1"
または“0"を示す固定の信号を一定時間送出する。
受信局RXは、モデムトレーニング実行後、CFR信号に
相当する手順信号PScを送出する。
相当する手順信号PScを送出する。
以下、第4図の場合と同様の手順で、送信局TXは画情
報を送出する。なお、この場合、前記と同様に、伝送エ
ラーの影響を少なくするため、画情報は符号化されない
で送出され、受信局RXもこれに対応した処理となる。画
情報の終了時点でEOM信号に相当する手順信号PSdを送出
する。受信局RXからは、MCF信号に相当する手順信号PSe
が返送され、これに対してDCN信号に相当する手順信号P
Sfを送出して送信処理を終える(以上、第2図処理26お
よび第3図処理35)。
報を送出する。なお、この場合、前記と同様に、伝送エ
ラーの影響を少なくするため、画情報は符号化されない
で送出され、受信局RXもこれに対応した処理となる。画
情報の終了時点でEOM信号に相当する手順信号PSdを送出
する。受信局RXからは、MCF信号に相当する手順信号PSe
が返送され、これに対してDCN信号に相当する手順信号P
Sfを送出して送信処理を終える(以上、第2図処理26お
よび第3図処理35)。
一方、NCU2より発呼あるいは無線装置4により相手局
を呼出し、発呼側が相手局から画像を受信することも行
なえる。この場合、相手局を呼出して通話により、相手
局のオペレータにファクシミリ装置1の送信ボタンを押
してもらうように通知し、自装置の受信ボタンを押下す
る。
を呼出し、発呼側が相手局から画像を受信することも行
なえる。この場合、相手局を呼出して通話により、相手
局のオペレータにファクシミリ装置1の送信ボタンを押
してもらうように通知し、自装置の受信ボタンを押下す
る。
システム制御部18は、受信ボタンの押下を検知し(第
3図処理33のY)、オフフック信号OFHを判定する(処
理36)。ここで、オフフック信号OFHがオンのとき(処
理36のY)、有線電話回線側で標準の伝送制御手順によ
り受信処理を実行し(処理34)、一方オフフック信号OF
Hがオフのとき(処理36のN)、無線装置4側で非標準
の伝送制御手順で受信処理する(処理35)。
3図処理33のY)、オフフック信号OFHを判定する(処
理36)。ここで、オフフック信号OFHがオンのとき(処
理36のY)、有線電話回線側で標準の伝送制御手順によ
り受信処理を実行し(処理34)、一方オフフック信号OF
Hがオフのとき(処理36のN)、無線装置4側で非標準
の伝送制御手順で受信処理する(処理35)。
以上のように本実施例によれば、ファクシミリ装置1
には、有線電話回線に接続されたNCU2と、無線装置4に
接続されたインタフェース装置3とを接続している。そ
して、送信時にはオフフック信号OFHの状態により有線
電話回線側の発信か無線装置4側の発信かを判別する一
方、受信時にNCU2の着信検出信号RDTと無線装置4の個
別受信信号RCVとによりどちら側の受信かを判別し、所
定の装置側に切り換えると共にそれぞれ所定の伝送制御
手順を実行して画像伝送を行なうようにしている。ま
た、発呼局側の受信時には、受信ボタン押下された後、
オフフック信号OFHにより、上記判別を行なうようにし
ている。
には、有線電話回線に接続されたNCU2と、無線装置4に
接続されたインタフェース装置3とを接続している。そ
して、送信時にはオフフック信号OFHの状態により有線
電話回線側の発信か無線装置4側の発信かを判別する一
方、受信時にNCU2の着信検出信号RDTと無線装置4の個
別受信信号RCVとによりどちら側の受信かを判別し、所
定の装置側に切り換えると共にそれぞれ所定の伝送制御
手順を実行して画像伝送を行なうようにしている。ま
た、発呼局側の受信時には、受信ボタン押下された後、
オフフック信号OFHにより、上記判別を行なうようにし
ている。
これにより、1台のファクシミリ装置1が有線式およ
び無線式として兼用できると共に、その切換制御は自動
的に行なわれるので、取扱い操作は容易になる。
び無線式として兼用できると共に、その切換制御は自動
的に行なわれるので、取扱い操作は容易になる。
なお、以上の実施例では、有線電話回線の場合と無線
回線の場合とで、手順信号を変えたが、同一の手順信号
を使用してそれぞれ所定の伝送制御手順を実行するよう
にしてもよい。
回線の場合とで、手順信号を変えたが、同一の手順信号
を使用してそれぞれ所定の伝送制御手順を実行するよう
にしてもよい。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、有線電話回線
に対して所定の伝送制御手順を実行してファクシミリ信
号を送受信する有線側伝送制御手段と、無線回線に対し
て所定の伝送制御手順を実行してファクシミリ信号を送
受信する無線側伝送制御手段と、送信時、オフフック信
号の状態により有線電話回線を使用するか、無線回線を
使用するかを判別する送信回線判別手段と、受信時、着
信検出信号を得た場合には有線電話回線を使用すると判
別する一方、個別受信信号を得た場合には無線回線を使
用すると判別する受信回線判別手段と、上記送信回線判
別手段または受信回線判別手段が有線電話回線を使用す
ると判別している場合には上記有線側伝送制御手段を用
いて有線電話回線を介してファクシミリ信号を送受信す
る一方、上記送信回線判別手段または受信回線判別手段
が電話回線を使用すると判別している場合には上記無線
側伝送制御手段を用いて無線回線を介してファクシミリ
信号を送受信する制御手段を備えたので、1台のファク
シミリ装置で、有線電話回線に接続された相手装置、お
よび、無線回線に接続された相手装置と適切にファクシ
ミリ通信できるという効果を得る。
に対して所定の伝送制御手順を実行してファクシミリ信
号を送受信する有線側伝送制御手段と、無線回線に対し
て所定の伝送制御手順を実行してファクシミリ信号を送
受信する無線側伝送制御手段と、送信時、オフフック信
号の状態により有線電話回線を使用するか、無線回線を
使用するかを判別する送信回線判別手段と、受信時、着
信検出信号を得た場合には有線電話回線を使用すると判
別する一方、個別受信信号を得た場合には無線回線を使
用すると判別する受信回線判別手段と、上記送信回線判
別手段または受信回線判別手段が有線電話回線を使用す
ると判別している場合には上記有線側伝送制御手段を用
いて有線電話回線を介してファクシミリ信号を送受信す
る一方、上記送信回線判別手段または受信回線判別手段
が電話回線を使用すると判別している場合には上記無線
側伝送制御手段を用いて無線回線を介してファクシミリ
信号を送受信する制御手段を備えたので、1台のファク
シミリ装置で、有線電話回線に接続された相手装置、お
よび、無線回線に接続された相手装置と適切にファクシ
ミリ通信できるという効果を得る。
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリシステム
のブロック構成図、第2図はそのファクシミリシステム
の送信処理を示すフローチャート、第3図はそのファク
シミリシステムの受信処理を示すフローチャート、第4
図は有線電話回線による画像伝送時の伝送制御手順の説
明図、第5図(a)は手順信号の信号フォーマットを示
す説明図、同図(b)は無線回線による画像伝送時の伝
送制御手順の説明図である。 1……ファクシミリ装置、2……NCU、3……インター
フェース装置、4……無線装置、5……電話機、6……
マイク、11……スキャナ、12……プロッタ、13……操作
表示部、14……符号化復号化部、15……通信制御部、16
……モデム、17……切換回路、18……システム制御部。
のブロック構成図、第2図はそのファクシミリシステム
の送信処理を示すフローチャート、第3図はそのファク
シミリシステムの受信処理を示すフローチャート、第4
図は有線電話回線による画像伝送時の伝送制御手順の説
明図、第5図(a)は手順信号の信号フォーマットを示
す説明図、同図(b)は無線回線による画像伝送時の伝
送制御手順の説明図である。 1……ファクシミリ装置、2……NCU、3……インター
フェース装置、4……無線装置、5……電話機、6……
マイク、11……スキャナ、12……プロッタ、13……操作
表示部、14……符号化復号化部、15……通信制御部、16
……モデム、17……切換回路、18……システム制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】有線電話回線に対して所定の伝送制御手順
を実行してファクシミリ信号を送受信する有線側伝送制
御手段と、 無線回線に対して所定の伝送制御手順を実行してファク
シミリ信号を送受信する無線側伝送制御手段と、 送信時、オフフック信号の状態により有線電話回線を使
用するか、無線回線を使用するかを判別する送信回線判
別手段と、 受信時、着信検出信号を得た場合には有線電話回線を使
用すると判別する一方、個別受信信号を得た場合には無
線回線を使用すると判別する受信回線判別手段と、 上記送信回線判別手段または受信回線判別手段が有線電
話回線を使用すると判別している場合には上記有線側伝
送制御手段を用いて有線電話回線を介してファクシミリ
信号を送受信する一方、上記送信回線判別手段または受
信回線判別手段が電話回線を使用すると判別している場
合には上記無線側伝送制御手段を用いて無線回線を介し
てファクシミリ信号を送受信する制御手段を備えたこと
を特徴とする有線・無線両用ファクシミリ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62065785A JP2606696B2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 有線・無線両用フアクシミリ装置 |
US07/172,084 US4837812A (en) | 1985-12-21 | 1988-03-23 | Dual connection mode equipped communication control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62065785A JP2606696B2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 有線・無線両用フアクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63234665A JPS63234665A (ja) | 1988-09-29 |
JP2606696B2 true JP2606696B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=13297035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62065785A Expired - Fee Related JP2606696B2 (ja) | 1985-12-21 | 1987-03-23 | 有線・無線両用フアクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606696B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6462644B1 (en) * | 1998-11-19 | 2002-10-08 | The Coca-Cola Company | Network of vending machines connected interactively to data-base building host |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61105164A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-23 | Toshiba Electric Appliance Co Ltd | フアクシミリ装置 |
JPS61289758A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-19 | Fujitsu Ltd | 自動切替着信方式 |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP62065785A patent/JP2606696B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63234665A (ja) | 1988-09-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |