JPH0720054Y2 - 換気扇包装用緩衝材 - Google Patents

換気扇包装用緩衝材

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JPH0720054Y2
JPH0720054Y2 JP5063490U JP5063490U JPH0720054Y2 JP H0720054 Y2 JPH0720054 Y2 JP H0720054Y2 JP 5063490 U JP5063490 U JP 5063490U JP 5063490 U JP5063490 U JP 5063490U JP H0720054 Y2 JPH0720054 Y2 JP H0720054Y2
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勉 吉村
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は筒状胴体部とその先端に筒状胴体部より膨出
する油受け部を有する換気扇を収容し緩衝する換気扇包
装用緩衝材に関するものである。
[従来の技術] 上記この種の換気扇の包装には実公昭57−20540号公報
や実公昭58−11749号公報に示されているような緩衝材
が使用されてきた。前者は、紙板材にスリットと各折線
を設け、各折線を直角に折曲げて得られる底板、外側板
及び内側板及び上板を有する容器状の緩衝材である。上
板はフランジ状に張り出し換気扇の油受け部が受け支え
られ、内側板と外側板の内側端面と底板とで囲まれる空
所に換気扇の筒状胴体部が挿入され保持される。
また後者は上記緩衝材を二分割に構成した対構成で、換
気扇を両側から抱き込むように保持させる。上記何れの
緩衝材も製造において廃材が少なく、組立ても容易で保
管しやすい利点を持っている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の換気扇包装用緩衝材は、上板と内側板とは面接触
で換気扇に当たるが、外側板とはその端面で換気扇に当
たり概ね線接触となる。従って、線接触となる部分での
換気扇にすりきずなどができ易く、また重量のある製品
の場合にはこれを受ける上板の剛性が不足ぎみになると
いった解決すべき課題を含んでいる。
この考案はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、製造及び組立てが容易で、換気扇に対する保護
緩衝機能に優れた換気扇包装用緩衝材を得ることを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案に係る換気扇包装用緩衝材は、紙板材にスリッ
トと各折線を設け、各折線を直角に折曲げて得られる底
板、外側板及び内側板及び上板を有する容器状の緩衝材
であって、上記上板に少なくとも一部が重合し、上記内
側板と外側板との間に上記スリットによりできる開放部
を閉止するフラップを含む補強緩衝部を上記紙板材の中
心線上の両端縁又は中心線と直角の方向の両端縁に一体
に形成したものである。
またこの考案に係る他の換気扇包装用緩衝材は、紙板材
にスリットと各折線を設け、各折線を直角に折曲げて得
られる底板、外側板及び内側板及び上板を有する緩衝材
を二分割に構成した対構成のものに対して、上記上板に
重合し、上記内側板と外側板との間にできる開放部を閉
止するフラップを含む補強緩衝部を上記紙板材の両端縁
に一体に形成したものである。
[作用] この考案のいずれの換気扇包装用緩衝材においても、上
板が補強緩衝部の重合により剛性が増し、重量のある換
気扇にも対応することができ、しかも線接触する部分が
フラップの重なりにより面接触になるので換気扇にすり
きずが出来たりすることがなくなる。
[実施例] 第1図はこの考案による換気扇包装用緩衝材の一実施例
を示す展開図で、第2図はその組立て状態の斜視図、第
3図は包装に供した状態を示す断面図である。また第4
図以降の各図は本考案の他の実施例を示したものであ
る。初めに第1図〜第3図に示す換気扇包装用緩衝材に
ついて説明すると、この換気扇包装用緩衝材は、実公昭
57−20540号公報に示されている容器状の緩衝材を基本
構成として含んでいる。即ち、紙板材1にその中心線V
の両側に位置してそれぞれ一定間隔をもって2本ずつス
リット2が形成され、中心線Vを境にしたそれぞれ2本
ずつのスリット2相互間に中心線Vと平行で、その中心
線V側に第1内側折線3がそれぞれ設けられている。ま
た、スリット2間の外側寄りには第1内側折線3と平行
に第2内側折線4がそれぞれ設けられている。スリット
2の上記中心線V側の端から周縁にかけてその中心線V
と平行にそれぞれ第1外側折線5が形成され、かつこの
第1外側折線5と平行にそれぞれのスリット2の外側寄
りから周縁にかけて第2外側折線6が形成されている。
この紙板材1を上記外第1外側折線5及び上記第1内側
折線3において直角に折曲げて底板7、外側板8及び内
側板9を形成し、上記第2外側折線6及び上記第2内側
折線4において外側に直角に折曲げることにより凹形状
の上板10を形成して容器型とするもので、紙板材1の中
心線Vと直角の方向の両端縁にはそれぞれ補強緩衝部11
が不連続のスリット12を境界として連設されている。各
補強緩衝部11は凹形の上板10に重合する部分と、内側板
9と外側板8との間に上記スリット2によりできる開放
部を閉止する2枚のフラップ13を形成する長方形の膨出
部分として形成され、不連続のスリット12において谷折
りに曲げ、各フラップ13のスリット2の延長線上に形成
された折線14を山折りにすることによって第2図に示す
ような容器型の換気扇包装用緩衝材となる。上板10とこ
れに重合する部分とは接着剤等により接着される。
これにより、換気扇Fの油受け部F1を受け支えることに
なる上板10は剛性の高い二重構造となり、換気扇Fの筒
状胴体部F2が線接触していた外側板の内端面は、内側板
9と外側板8との間にできる開放部を閉止する2枚のフ
ラップ13により被覆され、筒状胴体部F2はすりきずなど
の出来にくい面接触となる。なお、製造面や組立てのし
やすさ、保管に関する利点は基本構成の換気扇包装用緩
衝材をそのまま踏襲している。
第4図と第5図に示した実施例は、紙板材1の中心線V
の方向の両端縁にそれぞれ補強緩衝部11を不連続のスリ
ット12を境界として連設したものである。この実施例で
は第5図に示すように上板10の一部に補強緩衝部11が重
合する。この補強緩衝部11は両側を形成する側板部15を
有し、上板10は補強緩衝部11により形成される上板10a
により連結され、四角の枠状形態となる。従って、全体
の形状の安定性が高くなり、前例同様、フラップ13によ
り筒状胴体部F2はすりきずなどの出来にくい面接触とな
る。
さらに第6図と第7図に示した実施例は、基本的には最
初の実施例のものを中心線Vで切り離し、一対で一組を
なす対構成の換気扇包装用緩衝材に対して適用したもの
である。即ち、紙板材1にその中心線Vの両側に位置し
てそれぞれ一定間隔をもって2本ずつ平行スリット2を
形成する。この2本ずつの平行スリット2の中心線V側
端を中心線Vと平行なスリット16で連絡し、上記中心線
Vを境にしたそれぞれ2本ずつの平行スリット2相互間
にその中心線Vと平行で、その中心線V側に第1内側折
線3をそれぞれ設け、その外側寄りに上記第1内側折線
3と平行に第2内側折線4をそれぞれ設ける。また、平
行スリット2の上記中心線V側の端から周縁にかけてそ
の中心線Vと平行にそれぞれ第1外側折線5を形成し、
かつこの第1外側折線5と平行に上記それぞれの平行ス
リット2の外側寄りから周縁にかけて第2外側折線6を
形成する。この紙板材1を上記中心線Vにおいて分割
し、それぞれの上記第1外側折線5及び上記第1内側折
線3において直角に折曲げて底板7、外側板8及び内側
板9を形成し、上記第2外側折線6及び上記第2内側折
線4において直角に折曲げることにより上板10を形成す
る対構成のものに対して、紙板材1の中心線Vと直角の
方向の両端縁にそれぞれ補強緩衝部11を不連続のスリッ
ト12を境界として連設したものである。この換気扇包装
用緩衝材は二つに分れているためそれぞれが図のように
安定性を持たせる意味でチャンネル型端面形状に組立て
られるが、機能的には第1図に示した換気扇包装用緩衝
材と同様である。
[考案の効果] 以上実施例による説明でも明らかなように、この考案の
いずれの換気扇包装用緩衝材によっても、上板が補強緩
衝部の重合により剛性が増し、重量のある換気扇にも対
応することができ、しかも線接触する部分がフラップの
重なりにより面接触になるので換気扇にすりきずが出来
たりすることがなくなるうえ、製造においても廃材が少
なく、組立ても容易で保管もしやすい利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による換気扇包装用緩衝材の一実施例
を示す展開図、第2図はその組立て状態の斜視図、第3
図は同じく包装形態で示す断面図、第4図と第5図はそ
れぞれ他の実施例の換気扇包装用緩衝材を示す展開図と
組立て状態の斜視図、第6図と第7図はそれぞれさらに
別の実施例の換気扇包装用緩衝材を示す展開図と組立て
状態の斜視図である。図において、1は紙板材、2はス
リット(平行スリット)、3は第1内側折線、4は第2
内側折線、5は第1外側折線、6は第2外側折線、7は
底板、8は外側板、9は内側板、10は上板、11は補強緩
衝部、12は不連続なスリット、13はフラップ、14は折
線、15は側板部、16はスリットである。なお、図中同一
符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙板材にその中心線の両側に位置してそれ
    ぞれ一定間隔をもって2本ずつスリットを形成し、上記
    中心線を境にしたそれぞれ2本ずつのスリット相互間に
    その中心線と平行で、その中心線側に第1内側折線をそ
    れぞれ設けるとともに、その外側寄りに上記第1内側折
    線と平行に第2内側折線をそれぞれ設け、上記スリット
    の上記中心線側の端から周縁にかけてその中心線と平行
    にそれぞれ第1外側折線を形成し、かつこの第1外側折
    線と平行に上記それぞれのスリットの外側寄りから周縁
    にかけて第2外側折線を形成し、この紙板材を上記第1
    外側折線及び上記第1内側折線において直角に折曲げて
    底板、外側板及び内側板を形成し、上記第2外側折線及
    び上記第2内側折線において外側に直角に折曲げること
    により上板を形成する換気扇包装用緩衝材において、上
    記上板に少なくとも一部が重合し、上記内側板と外側板
    との間に上記スリットによりできる開放部を閉止するフ
    ラップを含む補強緩衝部を上記紙板材の中心線上の両端
    縁又は中心線と直角の方向の両端縁に一体に形成したこ
    とを特徴とする換気扇包装用緩衝材。
  2. 【請求項2】紙板材にその中心線の両側に位置してそれ
    ぞれ一定間隔をもって2本ずつ平行スリットを形成する
    とともにこの2本ずつの平行スリットの中心線側端を中
    心線と平行なスリットで連絡し、上記中心線を境にした
    それぞれ2本ずつの平行スリット相互間にその中心線と
    平行で、その中心線側に第1内側折線をそれぞれ設ける
    とともに、その外側寄りに上記第1内側折線と平行に第
    2内側折線をそれぞれ設け、上記平行スリットの上記中
    心線側の端から周縁にかけてその中心線と平行にそれぞ
    れ第1外側折線を形成し、かつこの第1外側折線と平行
    に上記それぞれのスリットの外側寄りから周縁にかけて
    第2外側折線を形成し、この紙板材を上記中心線におい
    て分割し、それぞれの上記第1外側折線及び上記第1内
    側折線において直角に折曲げて底板、外側板及び内側板
    を形成し、上記第2外側折線及び上記第2内側折線にお
    いて直角に折曲げることにより上板を形成する対構成の
    換気扇包装用緩衝材において、上記上板に重合し、上記
    内側板と外側板との間に上記平行スリットによりできる
    開放部を閉止するフラップを含む補強緩衝部を上記紙板
    材の中心線と直角の方向の両端縁に一体に形成したこと
    を特徴とする換気扇包装用緩衝材。
JP5063490U 1990-05-15 1990-05-15 換気扇包装用緩衝材 Expired - Lifetime JPH0720054Y2 (ja)

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JPH0410073U JPH0410073U (ja) 1992-01-28
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JP4969497B2 (ja) * 2008-03-18 2012-07-04 三菱電機株式会社 包装装置
JP5241674B2 (ja) * 2009-10-08 2013-07-17 三菱電機株式会社 梱包装置
USD808799S1 (en) 2015-11-17 2018-01-30 Hunter Fan Company Carton with color striping
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