JPH0110338Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110338Y2 JPH0110338Y2 JP2099184U JP2099184U JPH0110338Y2 JP H0110338 Y2 JPH0110338 Y2 JP H0110338Y2 JP 2099184 U JP2099184 U JP 2099184U JP 2099184 U JP2099184 U JP 2099184U JP H0110338 Y2 JPH0110338 Y2 JP H0110338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- fold line
- piece
- degrees
- diagonal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は折込み式の二重壁構造を有する箱に関
するものであり、接着剤を使用せずに一枚の素材
から簡単に組立てることができ、丈夫であり、素
材の節約を図ることを目的とするものである。
するものであり、接着剤を使用せずに一枚の素材
から簡単に組立てることができ、丈夫であり、素
材の節約を図ることを目的とするものである。
〔従来の技術〕
従来の二重壁構造の箱においては側壁部分は同
じ巾の外側壁２′と内側壁３′を折線を介して中央
壁１′に連設してあるので多量の素材を必要とし、
箱の製造コストがかかりすぎる傾向があつた（第
１図参照）。
じ巾の外側壁２′と内側壁３′を折線を介して中央
壁１′に連設してあるので多量の素材を必要とし、
箱の製造コストがかかりすぎる傾向があつた（第
１図参照）。
本考案はこのような欠点を解消して二重壁構造
の機能を損なわずに、使用する素材の量を極力少
なくすることができ、しかも、製造、組立てが簡
単な箱である。
の機能を損なわずに、使用する素材の量を極力少
なくすることができ、しかも、製造、組立てが簡
単な箱である。
以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
まず、本考案は一例として、第２図に示すよう
に方形状の中央壁１の四方の端部に側壁Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄを連設し、各側壁間を連結部Ｅ，Ｆ，Ｇ，
Ｈにより連結して成り、側壁Ａ，Ｂには、中央壁
１の角部を基点とするほぼ45゜傾斜した斜め折線
ｌ，ｌおよびそれらの端部を結ぶ中央壁１端部に
平行な折線ｍ及び前記斜め折線ｌと折線ｍとの交
点と前記連結部Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈの端部とを結ぶ斜
め切込み１０を設けて台形状の外側壁２、内側壁
３及び三角形状の折込片７が形成されており、さ
らに内側壁３の側端には幅狭の固定片９が連設さ
れている。
に方形状の中央壁１の四方の端部に側壁Ａ，Ｂ，
Ｃ，Ｄを連設し、各側壁間を連結部Ｅ，Ｆ，Ｇ，
Ｈにより連結して成り、側壁Ａ，Ｂには、中央壁
１の角部を基点とするほぼ45゜傾斜した斜め折線
ｌ，ｌおよびそれらの端部を結ぶ中央壁１端部に
平行な折線ｍ及び前記斜め折線ｌと折線ｍとの交
点と前記連結部Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈの端部とを結ぶ斜
め切込み１０を設けて台形状の外側壁２、内側壁
３及び三角形状の折込片７が形成されており、さ
らに内側壁３の側端には幅狭の固定片９が連設さ
れている。
また、側壁Ｃ，Ｄにはその高さをほぼ二分する
位置に中央壁１端部に平行な折線ｎを、中央壁１
の幅よりも狭い長さで設け、その折線ｎの両端部
から連結部Ｅ，Ｈ，Ｆ，Ｇに向つて延びる斜め切
込み１１が設けられ、該斜め切込み１１端部から
連続してほぼ45゜傾斜した部分とその終端から前
記折線ｎの延長線上に延びる部分とから成る切込
み１２が連結部Ｅ，Ｈ，Ｆ，Ｇ内に設けられてお
り、それにより外側壁４、内側壁５、連結片６、
支持片８が形成されている。
位置に中央壁１端部に平行な折線ｎを、中央壁１
の幅よりも狭い長さで設け、その折線ｎの両端部
から連結部Ｅ，Ｈ，Ｆ，Ｇに向つて延びる斜め切
込み１１が設けられ、該斜め切込み１１端部から
連続してほぼ45゜傾斜した部分とその終端から前
記折線ｎの延長線上に延びる部分とから成る切込
み１２が連結部Ｅ，Ｈ，Ｆ，Ｇ内に設けられてお
り、それにより外側壁４、内側壁５、連結片６、
支持片８が形成されている。
なお、支持片８については第５図ロに示すよう
に細い帯状のもの８′でもよいし、同図イに示す
ように省いてもよい。
に細い帯状のもの８′でもよいし、同図イに示す
ように省いてもよい。
次に本考案の第２図に示すものの組立て方につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、内側壁５を折線ｎを介して外側壁４の上
に折重ねるとともに支持片８も連結片６の上に折
重ねる。次に折込片７を斜め折線ｌを介して外側
壁２の上に折重ねながら連結片６と支持片８を外
側壁４、内側壁５に対して90゜折曲げ、なおかつ、
外側壁４、内側壁５を中央壁１に対して90゜起こ
す。最後に支持片８、連結片６を外側壁２と内側
壁３とで挟むようにして外側壁２を90゜起こし、
内側壁３を180゜折込む（第３図参照）。
に折重ねるとともに支持片８も連結片６の上に折
重ねる。次に折込片７を斜め折線ｌを介して外側
壁２の上に折重ねながら連結片６と支持片８を外
側壁４、内側壁５に対して90゜折曲げ、なおかつ、
外側壁４、内側壁５を中央壁１に対して90゜起こ
す。最後に支持片８、連結片６を外側壁２と内側
壁３とで挟むようにして外側壁２を90゜起こし、
内側壁３を180゜折込む（第３図参照）。
なお、固定片９は組上がり状態を保持するため
のものであり、また、第３図に示すように中央壁
１と固定片９との間に中央壁１とほぼ同面積の段
ボール等でできた台紙１２を介在させてもよい。
のものであり、また、第３図に示すように中央壁
１と固定片９との間に中央壁１とほぼ同面積の段
ボール等でできた台紙１２を介在させてもよい。
本考案は以上のような構成になつているので、
次のような優れた実用上の効果を有する。
次のような優れた実用上の効果を有する。
(イ) 四方の側壁を全て二重構造としてあるにも拘
らず、素材の大きさは従来の二重壁構造の箱に
比べて格段に小さくて済み、経済的である。
らず、素材の大きさは従来の二重壁構造の箱に
比べて格段に小さくて済み、経済的である。
(ロ) 接着剤を用いずに簡単に組立てられる。
(ハ) 身としても、蓋としても用いることができ、
身・蓋ともに本考案のものを用いれば、大幅な
省資源となる。
身・蓋ともに本考案のものを用いれば、大幅な
省資源となる。
第１図は従来技術を示す展開平面図、第２図乃
至第５図は本考案の一実施例を示すもので、第２
図は展開平面図、第３図は組立過程を示す説明
図、第４図は斜視図、第５図イ，ロはそれぞれ別
の実施例を示す説明図である。 １……中央壁、２，４……外側壁、３，５……
内側壁、６……連結片、７……折込片、８，８′
……支持片、９……固定片、１０，１１……斜め
切込み、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ……側壁、Ｅ，Ｆ，Ｇ，
Ｈ……連結部、ｌ……斜め折線、ｍ，ｎ……折
線。
至第５図は本考案の一実施例を示すもので、第２
図は展開平面図、第３図は組立過程を示す説明
図、第４図は斜視図、第５図イ，ロはそれぞれ別
の実施例を示す説明図である。 １……中央壁、２，４……外側壁、３，５……
内側壁、６……連結片、７……折込片、８，８′
……支持片、９……固定片、１０，１１……斜め
切込み、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ……側壁、Ｅ，Ｆ，Ｇ，
Ｈ……連結部、ｌ……斜め折線、ｍ，ｎ……折
線。
Claims (1)
- 方形状の中央壁の四方の端部にそれぞれ側壁を
連設し、各側壁間を連結部により連結して成り、
一方の対向する側壁にはそれぞれ前記中央壁の角
部を基点とするほぼ45゜傾斜した斜め折線ｌ及び
その斜め折線ｌの端部を結び、中央壁端部に平行
な折線ｍ及び該折線ｍと斜め折線ｌとの交点と前
記連結部の端部とを結ぶ斜め切込み１０を設けて
台形状の外側壁２、内側壁３及び三角形状の折込
片７が形成され、他方の対向する側壁にはその高
さをほぼ二分する位置に、中央壁端部に平行な折
線ｎを中央壁の長さより短い長さで設け、その折
線の両端から前記連結部に向つて延びる斜め切込
み１１を設けて、外側壁４、内側壁５、が形成さ
れ、前記内側壁５を外側壁４の上に折重ね、折込
片７を斜め折線ｌを介して外側壁２の上に折重ね
ながら連結片を前記外側壁４、内側壁５に対して
90゜折曲げ、外側壁４、内側壁５を中央壁１に対
して90゜起こし、支持片８、連結片６を外側壁２
と内側壁３とで挟むようにして外側壁２を90゜起
こし、内側壁３を180゜折込んで成る二重壁構造を
有する箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2099184U JPS60131507U (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 二重壁構造を有する箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2099184U JPS60131507U (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 二重壁構造を有する箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60131507U JPS60131507U (ja) | 1985-09-03 |
| JPH0110338Y2 true JPH0110338Y2 (ja) | 1989-03-24 |
Family
ID=30511987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2099184U Granted JPS60131507U (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 二重壁構造を有する箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60131507U (ja) |
-
1984
- 1984-02-15 JP JP2099184U patent/JPS60131507U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60131507U (ja) | 1985-09-03 |
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