JPH07200330A - 故障検出診断装置 - Google Patents
故障検出診断装置Info
- Publication number
- JPH07200330A JPH07200330A JP5336750A JP33675093A JPH07200330A JP H07200330 A JPH07200330 A JP H07200330A JP 5336750 A JP5336750 A JP 5336750A JP 33675093 A JP33675093 A JP 33675093A JP H07200330 A JPH07200330 A JP H07200330A
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- JP
- Japan
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- data
- circuit
- buffer
- control circuit
- ecc
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- Detection And Correction Of Errors (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報記録再生装置で、記録媒体へのデータ記
録及び再生をせずに、データ記録再生回路及びECC回
路の動作チエツクをする。 【構成】 通常の記録時、ホストI/F制御回路からの
データは、制御回路1,2、バツフア3、制御回路4を
通つてECC符号が付加された後、変調7されてドライ
ブ装置の記録媒体に記録される。通常の再生時、再生デ
ータは復調8されて切り換え回路6、回路4,2を通つ
て回路5とバツフア3に送られ、回路5でエラー検出及
び訂正情報を作成してバツフア3のデータを訂正し、ホ
ストへ転送する。故障診断時、切り換え回路6は回路1
出力を回路4入力に接続し、バツフア3に予め保持した
テストデータは、回路2,1,6,4,2を通つてバツ
フア3の別の領域に書き込まれ、これが期待値であるか
チエツクされる。また、4から5にも送られ、ここで誤
り検出と訂正情報の生成をした後、マイクロプロセツサ
9で該情報が期待値に一致するかチエツクされる。
録及び再生をせずに、データ記録再生回路及びECC回
路の動作チエツクをする。 【構成】 通常の記録時、ホストI/F制御回路からの
データは、制御回路1,2、バツフア3、制御回路4を
通つてECC符号が付加された後、変調7されてドライ
ブ装置の記録媒体に記録される。通常の再生時、再生デ
ータは復調8されて切り換え回路6、回路4,2を通つ
て回路5とバツフア3に送られ、回路5でエラー検出及
び訂正情報を作成してバツフア3のデータを訂正し、ホ
ストへ転送する。故障診断時、切り換え回路6は回路1
出力を回路4入力に接続し、バツフア3に予め保持した
テストデータは、回路2,1,6,4,2を通つてバツ
フア3の別の領域に書き込まれ、これが期待値であるか
チエツクされる。また、4から5にも送られ、ここで誤
り検出と訂正情報の生成をした後、マイクロプロセツサ
9で該情報が期待値に一致するかチエツクされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録再生装置の故
障検出診断装置に係り、特に、ECC回路を含むデータ
転送回路の動作を装置の立ち上げ時などに予め確認する
ための故障検出診断装置に関する。
障検出診断装置に係り、特に、ECC回路を含むデータ
転送回路の動作を装置の立ち上げ時などに予め確認する
ための故障検出診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気デイスクや光磁気デイスク
等の記録媒体にデータを書き込みまたはこれよりデータ
を読み出す情報記録再生装置では、記録媒体への書込み
時には、ホストからデータを受信し、受信したデータを
一旦データバツフアに書込み、記録媒体とのタイミング
をとつて、データバツフアからデータを読出し、このデ
ータを変調回路で変調してから記録媒体に送つて書き込
む。記録媒体からの読出し時には、読み出しデータは、
復調回路で復調された後、データバツフアに書込まれる
一方で、同時にECC回路に送られてここでデータエラ
ーの検出と、訂正情報の生成とが行なわれる。そして、
データバツフアの誤りデータを訂正した後にホストにデ
ータが送られる。
等の記録媒体にデータを書き込みまたはこれよりデータ
を読み出す情報記録再生装置では、記録媒体への書込み
時には、ホストからデータを受信し、受信したデータを
一旦データバツフアに書込み、記録媒体とのタイミング
をとつて、データバツフアからデータを読出し、このデ
ータを変調回路で変調してから記録媒体に送つて書き込
む。記録媒体からの読出し時には、読み出しデータは、
復調回路で復調された後、データバツフアに書込まれる
一方で、同時にECC回路に送られてここでデータエラ
ーの検出と、訂正情報の生成とが行なわれる。そして、
データバツフアの誤りデータを訂正した後にホストにデ
ータが送られる。
【0003】従来、このような情報記録再生装置におい
て、そのECC回路の動作を含めたデータ転送動作を確
認するために、データを記録媒体に書き込んだ後、記録
媒体からこのデータを読み出すことが知られている。ま
た、変調回路の出力を復調回路の入力に直接接続する手
段を有することで、記録媒体にデータを書き込んだり記
録媒体からデータを読み出したりすることなく、データ
転送動作の確認ができるようにした従来装置も知られて
いる。
て、そのECC回路の動作を含めたデータ転送動作を確
認するために、データを記録媒体に書き込んだ後、記録
媒体からこのデータを読み出すことが知られている。ま
た、変調回路の出力を復調回路の入力に直接接続する手
段を有することで、記録媒体にデータを書き込んだり記
録媒体からデータを読み出したりすることなく、データ
転送動作の確認ができるようにした従来装置も知られて
いる。
【0004】これらの従来の技術の例として、例えば、
特開昭59−108150号公報が挙げられる。
特開昭59−108150号公報が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、実
際に記録媒体からデータを読んで動作を確認するため、
予めエラーのない記録媒体が必要であり、さらに、EC
C回路自体の動作が正常か否かのチエツクには、エラー
バイト数の決まつている標準となる媒体が必要となる。
際に記録媒体からデータを読んで動作を確認するため、
予めエラーのない記録媒体が必要であり、さらに、EC
C回路自体の動作が正常か否かのチエツクには、エラー
バイト数の決まつている標準となる媒体が必要となる。
【0006】また、変調回路出力を復調回路入力に接続
する手段を設ける従来技術では、ECC回路に入力され
るデータに誤りが生じているか否かを確認することがで
きないため、故障発生箇所がECC回路にあるのか、そ
れ以外の箇所にあるのかを特定することができなかつ
た。
する手段を設ける従来技術では、ECC回路に入力され
るデータに誤りが生じているか否かを確認することがで
きないため、故障発生箇所がECC回路にあるのか、そ
れ以外の箇所にあるのかを特定することができなかつ
た。
【0007】従つて、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解決し、回路論理量の増加を極力抑えながら、
ECC回路自体の動作が正常か否かを確認すると共に、
ECC回路以外の回路である、ホストI/F制御回路、
ドライブI/F制御回路、データバツフア制御回路の動
作を確認(チエツク)することができる故障検出診断装
置を提供することにある。
問題点を解決し、回路論理量の増加を極力抑えながら、
ECC回路自体の動作が正常か否かを確認すると共に、
ECC回路以外の回路である、ホストI/F制御回路、
ドライブI/F制御回路、データバツフア制御回路の動
作を確認(チエツク)することができる故障検出診断装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、上位装置との間でデータ転送を行なうホ
ストI/F制御回路と、データを一時保持するデータバ
ツフアと、データを記録媒体への記録に適した信号に変
調する変調回路と、記録媒体から読み出した信号を元の
データに復調する復調回路と、前記データバツフアから
読み出したデータからECCデータを生成し、記録媒体
から読み出したデータのエラー訂正をするECC回路
と、前記変調回路、復調回路及びECC回路との間でデ
ータの送受を行なうドライブI/F制御回路と、前記ホ
ストI/F制御回路及び前記ドライブI/F制御回路の
前記データバツフアに対するアクセスを制御するバツフ
ア制御回路とを有する情報記録再生装置において、前記
ホストI/F制御回路の出力を前記ドライブI/F制御
回路の入力に接続する手段(切り換え回路)を設けるこ
とにより、前記データバツフアのデータを、前記バツフ
ア制御回路、ホストI/F制御回路、ドライブI/F制
御回路、ECC回路、バツフア制御回路を通じてデータ
バツフア(例えば前記データバツフア内の別の領域)に
転送し、これらの回路を含むデータパスの動作を確認す
るように構成したものである。
め、本発明は、上位装置との間でデータ転送を行なうホ
ストI/F制御回路と、データを一時保持するデータバ
ツフアと、データを記録媒体への記録に適した信号に変
調する変調回路と、記録媒体から読み出した信号を元の
データに復調する復調回路と、前記データバツフアから
読み出したデータからECCデータを生成し、記録媒体
から読み出したデータのエラー訂正をするECC回路
と、前記変調回路、復調回路及びECC回路との間でデ
ータの送受を行なうドライブI/F制御回路と、前記ホ
ストI/F制御回路及び前記ドライブI/F制御回路の
前記データバツフアに対するアクセスを制御するバツフ
ア制御回路とを有する情報記録再生装置において、前記
ホストI/F制御回路の出力を前記ドライブI/F制御
回路の入力に接続する手段(切り換え回路)を設けるこ
とにより、前記データバツフアのデータを、前記バツフ
ア制御回路、ホストI/F制御回路、ドライブI/F制
御回路、ECC回路、バツフア制御回路を通じてデータ
バツフア(例えば前記データバツフア内の別の領域)に
転送し、これらの回路を含むデータパスの動作を確認す
るように構成したものである。
【0009】上記データバツフアから読み出すデータ
に、任意の誤りデータを意図的に設定することにより、
ECC回路自体のデータエラー検出機能及びエラー訂正
機能の動作確認(チエツク)をすることもできる。
に、任意の誤りデータを意図的に設定することにより、
ECC回路自体のデータエラー検出機能及びエラー訂正
機能の動作確認(チエツク)をすることもできる。
【0010】この故障検出診断は、電源立ち上げ時等に
電源投入を検知して自動的に行なうことができる。
電源投入を検知して自動的に行なうことができる。
【0011】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0012】本発明によれば、データバツフアの設定し
た領域から、バツフア制御回路を通して読出したデータ
が、ホストI/F制御回路の出力から、ドライブI/F
制御回路の入力に渡され、更にバツフア制御回路によ
り、データバツフアの例えば別の領域に書込まれる。そ
して、同時に、ECC回路にもデータが送られ、ここで
データエラー検出動作及びエラー訂正情報生成動作が行
なわれる。データバツフアから読み出されるデータを正
常データとした場合、正常動作すれば、ECC回路はノ
ーエラーを報告し、かつ、データバツフアに書込まれた
データ(受信データ)は期待値になる。
た領域から、バツフア制御回路を通して読出したデータ
が、ホストI/F制御回路の出力から、ドライブI/F
制御回路の入力に渡され、更にバツフア制御回路によ
り、データバツフアの例えば別の領域に書込まれる。そ
して、同時に、ECC回路にもデータが送られ、ここで
データエラー検出動作及びエラー訂正情報生成動作が行
なわれる。データバツフアから読み出されるデータを正
常データとした場合、正常動作すれば、ECC回路はノ
ーエラーを報告し、かつ、データバツフアに書込まれた
データ(受信データ)は期待値になる。
【0013】また、データバツフアから読み出されるデ
ータを意図的に誤りを含むデータとした場合、正常動作
すれば、ECC回路はデータエラー検出を行なつて誤り
に応じた訂正情報を報告し、かつ、データバツフアに書
込まれたデータは期待値となる。
ータを意図的に誤りを含むデータとした場合、正常動作
すれば、ECC回路はデータエラー検出を行なつて誤り
に応じた訂正情報を報告し、かつ、データバツフアに書
込まれたデータは期待値となる。
【0014】これによつて、データバツフア、バツフア
制御回路、ホストI/F制御回路、ドライブI/F制御
回路、ECC回路の動作確認が行なえる。特にECC回
路の各種データ誤りに対する動作確認が行なえる。
制御回路、ホストI/F制御回路、ドライブI/F制御
回路、ECC回路の動作確認が行なえる。特にECC回
路の各種データ誤りに対する動作確認が行なえる。
【0015】この故障検出診断は、装置の立ち上げ時に
電源投入を検知して自動的に行なうことができる。
電源投入を検知して自動的に行なうことができる。
【0016】なお、復調前のデータをそのままデータバ
ツフアに書き込んだ後にマイクロプロセツサが再同期パ
ターンを手掛りとして復調する方法に適用することがで
き、この場合、復調した誤りのある可能性のあるデータ
を上記と同様にデータバツフアからデータバツフアの別
の領域へ1順させることによりECC処理をマイクロプ
ロセツサ内で行なうのに比べて、短時間でECC処理を
行なうことができる。
ツフアに書き込んだ後にマイクロプロセツサが再同期パ
ターンを手掛りとして復調する方法に適用することがで
き、この場合、復調した誤りのある可能性のあるデータ
を上記と同様にデータバツフアからデータバツフアの別
の領域へ1順させることによりECC処理をマイクロプ
ロセツサ内で行なうのに比べて、短時間でECC処理を
行なうことができる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0018】図1は、本発明を適用した情報記憶装置の
データ転送制御部の一実施例の回路構成を示すブロツク
図である。
データ転送制御部の一実施例の回路構成を示すブロツク
図である。
【0019】図1において、ホストI/F制御回路1は
図示しないホストコンピユータとのインタフエースを制
御する。バツフア制御回路2は、データバツフアの書込
み・読出しの制御、並びに、ホストI/F制御回路1と
ドライブI/F制御回路4とのデータバツフアアクセス
の競合制御・時分割制御を行なう。データバツフア3
は、ホストコンピユータと、図示しない磁気デイスク装
置や光磁気デイスク装置などのドライブ装置との間のデ
ータ転送の同期を取るために、データを一時保持する。
ドライブI/F制御回路4は、ドライブ装置に対するデ
ータ書込み時には、データバツフア3からのデータ及
び、ECC回路5からのECCデータを変調回路7に送
出する。ドライブI/F制御回路4は、また、ドライブ
装置からのデータ読出し時には、復調回路8からのデー
タを、切り換え回路6を通して、バツフア制御回路2及
びECC回路5に送出する。データエラー検出・訂正を
行なうECC回路5は、ドライブ書込み時には、データ
バツフア3からのデータから、エラーの検出及び訂正を
行なうためのECCデータを生成し、ドライブI/F制
御回路4へ送出する。ECC回路5はまた、ドライブ読
出し時には、復調回路8からのECCデータを含むデー
タから、データエラーの検出及び訂正情報の生成を行な
う。変調回路7は、ドライブI/F制御回路4からのデ
ータを、ドライブ装置に記録し得る信号に変調する。復
調回路8は、ドライブ装置から読出した信号を復調す
る。切り換え回路6は、復調回路8からのデータと、ホ
ストI/F制御回路1からのデータを切り替えて、ドラ
イブI/F制御回路4に送出する。マイクロプロセツサ
9は、装置全体の制御を行なう。
図示しないホストコンピユータとのインタフエースを制
御する。バツフア制御回路2は、データバツフアの書込
み・読出しの制御、並びに、ホストI/F制御回路1と
ドライブI/F制御回路4とのデータバツフアアクセス
の競合制御・時分割制御を行なう。データバツフア3
は、ホストコンピユータと、図示しない磁気デイスク装
置や光磁気デイスク装置などのドライブ装置との間のデ
ータ転送の同期を取るために、データを一時保持する。
ドライブI/F制御回路4は、ドライブ装置に対するデ
ータ書込み時には、データバツフア3からのデータ及
び、ECC回路5からのECCデータを変調回路7に送
出する。ドライブI/F制御回路4は、また、ドライブ
装置からのデータ読出し時には、復調回路8からのデー
タを、切り換え回路6を通して、バツフア制御回路2及
びECC回路5に送出する。データエラー検出・訂正を
行なうECC回路5は、ドライブ書込み時には、データ
バツフア3からのデータから、エラーの検出及び訂正を
行なうためのECCデータを生成し、ドライブI/F制
御回路4へ送出する。ECC回路5はまた、ドライブ読
出し時には、復調回路8からのECCデータを含むデー
タから、データエラーの検出及び訂正情報の生成を行な
う。変調回路7は、ドライブI/F制御回路4からのデ
ータを、ドライブ装置に記録し得る信号に変調する。復
調回路8は、ドライブ装置から読出した信号を復調す
る。切り換え回路6は、復調回路8からのデータと、ホ
ストI/F制御回路1からのデータを切り替えて、ドラ
イブI/F制御回路4に送出する。マイクロプロセツサ
9は、装置全体の制御を行なう。
【0020】図1の構成の装置において、ホストコンピ
ユータからドライブ装置にデータを書込む場合、ホスト
コンピユータからのデータは、ホストI/F制御回路
1、バツフア制御回路2を通してデータバツフア3に一
時蓄えられる。データバツフア3に蓄えられたデータ
は、バツフア制御回路2を通してドライブI/F制御回
路4に読出され、変調回路7、及びECC回路5に送ら
れる。この時、ECC回路5は、データバツフア3から
のデータから、データエラー検出及び訂正に使用するE
CCデータを生成し、ドライブI/F制御回路4に送出
する。ドライブI/F制御回路4は、データバツフア3
からのデータに引き続き、ECCデータを付加して変調
回路に送出する。そして、これらのデータは変調回路7
で変調された後、ドライブ装置にデータが書込まれる。
ユータからドライブ装置にデータを書込む場合、ホスト
コンピユータからのデータは、ホストI/F制御回路
1、バツフア制御回路2を通してデータバツフア3に一
時蓄えられる。データバツフア3に蓄えられたデータ
は、バツフア制御回路2を通してドライブI/F制御回
路4に読出され、変調回路7、及びECC回路5に送ら
れる。この時、ECC回路5は、データバツフア3から
のデータから、データエラー検出及び訂正に使用するE
CCデータを生成し、ドライブI/F制御回路4に送出
する。ドライブI/F制御回路4は、データバツフア3
からのデータに引き続き、ECCデータを付加して変調
回路に送出する。そして、これらのデータは変調回路7
で変調された後、ドライブ装置にデータが書込まれる。
【0021】また、ホストコンピユータがドライブ装置
からデータを読出す場合は次の通りである。
からデータを読出す場合は次の通りである。
【0022】ドライブ装置から読出されたデータは、復
調回路8で復調され、切り換え回路6を通してドライブ
I/F制御回路4に送出される。ドライブI/F制御回
路4は、バツフア制御回路2を通してデータバツフア3
にデータを書込む一方で、ECC回路5にもデータを送
る。
調回路8で復調され、切り換え回路6を通してドライブ
I/F制御回路4に送出される。ドライブI/F制御回
路4は、バツフア制御回路2を通してデータバツフア3
にデータを書込む一方で、ECC回路5にもデータを送
る。
【0023】ECC回路5は、データ及びECCデータ
から、データエラーの検出(エラーがあつたことの検出
とエラー発生位置の検出)を行ない、またエラーがあつ
たときは訂正情報を生成し、マイクロプロセツサ9に報
告する。
から、データエラーの検出(エラーがあつたことの検出
とエラー発生位置の検出)を行ない、またエラーがあつ
たときは訂正情報を生成し、マイクロプロセツサ9に報
告する。
【0024】マイクロプロセツサ9は、データエラーが
ある場合には、ECC回路5からの訂正情報により、デ
ータバツフア3内のデータを訂正する。エラー訂正が終
了したデータは、バツフア制御回路2、ホストI/F制
御回路1を通してホストコンピユータに送られる。
ある場合には、ECC回路5からの訂正情報により、デ
ータバツフア3内のデータを訂正する。エラー訂正が終
了したデータは、バツフア制御回路2、ホストI/F制
御回路1を通してホストコンピユータに送られる。
【0025】通常、上記したような動作を行なう装置に
おいて、本実施例では、電源投入直後、あるいは、ホス
トコンピユータからの指示により、装置の正常動作の確
認をする種々の診断動作を行なう。
おいて、本実施例では、電源投入直後、あるいは、ホス
トコンピユータからの指示により、装置の正常動作の確
認をする種々の診断動作を行なう。
【0026】以下に、本発明で実現する診断動作につい
て、図2,図3を用いて説明する。図2は、本発明の実
施例を動作する場合のデータバツフア内のデータ区分を
示し、図3は、図1の実施例を動作したときのデータの
流れを示したものである。
て、図2,図3を用いて説明する。図2は、本発明の実
施例を動作する場合のデータバツフア内のデータ区分を
示し、図3は、図1の実施例を動作したときのデータの
流れを示したものである。
【0027】診断動作実行時、マイクロプロセツサ9
は、切り換え回路6の入力側を、通常の復調回路8か
ら、ホストI/F制御回路1に切換える。
は、切り換え回路6の入力側を、通常の復調回路8か
ら、ホストI/F制御回路1に切換える。
【0028】そして、マイクロプロセツサ9は、データ
バツフア3の中に図2で示すように、送信データとそれ
に引き続く送信ECCデータを生成し、また、受信デー
タを格納する領域を設定する。なお、この送信データと
しては、故障の検出・診断を行なうために予め工場など
で作成したテスト用のデータパターンを用いることがで
きる。
バツフア3の中に図2で示すように、送信データとそれ
に引き続く送信ECCデータを生成し、また、受信デー
タを格納する領域を設定する。なお、この送信データと
しては、故障の検出・診断を行なうために予め工場など
で作成したテスト用のデータパターンを用いることがで
きる。
【0029】診断動作の設定が完了したら、マイクロプ
ロセツサ9は、データ転送の開始を指示する。送信デー
タ及び送信ECCデータは、データバツフア3からバツ
フア制御回路2に読出され、ホストI/F制御回路1に
送出される。そして、ホストI/F制御回路1は、デー
タをホストI/F制御回路には送出せずに、切り換え回
路6を通して、ドライブI/F制御回路4に送出する。
ドライブI/F制御回路4は、データを、バツフア制御
回路2により、データバツフア3の受信データ領域に書
き込む一方、ECC回路5にもデータを送出する。この
時、バツフア制御回路2は、ホストI/F制御回路1側
のデータの読み出しと、ドライブI/F制御回路4側の
データの書き込みとの時分割制御を行なつていることに
なる。
ロセツサ9は、データ転送の開始を指示する。送信デー
タ及び送信ECCデータは、データバツフア3からバツ
フア制御回路2に読出され、ホストI/F制御回路1に
送出される。そして、ホストI/F制御回路1は、デー
タをホストI/F制御回路には送出せずに、切り換え回
路6を通して、ドライブI/F制御回路4に送出する。
ドライブI/F制御回路4は、データを、バツフア制御
回路2により、データバツフア3の受信データ領域に書
き込む一方、ECC回路5にもデータを送出する。この
時、バツフア制御回路2は、ホストI/F制御回路1側
のデータの読み出しと、ドライブI/F制御回路4側の
データの書き込みとの時分割制御を行なつていることに
なる。
【0030】ECC回路5は、データ及びECCデータ
から、データエラーの検出及び訂正情報の生成を時分割
的に行なつている。
から、データエラーの検出及び訂正情報の生成を時分割
的に行なつている。
【0031】このようにして、データバツフア3を出た
データが1順してデータバツフア3に戻るまでのデータ
転送動作が終了した後に、マイクロプロセツサ9は、こ
の転送動作が正常に行なわれたか、各部をチエツクす
る。まず、ECC回路5からのデータエラー検出の有無
をチエツクする。次に、マイクロプロセツサ9は、デー
タバツフア3の中の受信データとその期待値(例えば送
信前のデータ)とのコンペアチエツクを行なう。いずれ
のチエツクにもエラーが無ければ、データ転送制御部は
正しく動作することが診断できた。また、いずれかのチ
エツクにエラーがあれば、1順する回路系(データパ
ス)中に障害があり、正しく動作しないことが診断でき
る。
データが1順してデータバツフア3に戻るまでのデータ
転送動作が終了した後に、マイクロプロセツサ9は、こ
の転送動作が正常に行なわれたか、各部をチエツクす
る。まず、ECC回路5からのデータエラー検出の有無
をチエツクする。次に、マイクロプロセツサ9は、デー
タバツフア3の中の受信データとその期待値(例えば送
信前のデータ)とのコンペアチエツクを行なう。いずれ
のチエツクにもエラーが無ければ、データ転送制御部は
正しく動作することが診断できた。また、いずれかのチ
エツクにエラーがあれば、1順する回路系(データパ
ス)中に障害があり、正しく動作しないことが診断でき
る。
【0032】本発明によれば、ECC回路5のエラー検
出・訂正機能の診断も行なえる。図2に示したマイクロ
プロセツサ9が生成した送信データ及び送信ECCデー
タに、任意の誤りデータを意図的に設定した後、前述し
た診断データ転送を実行する。データ転送終了後、EC
C回路5が出力したデータエラー検出信号及び訂正情報
を、マイクロプロセツサ9が期待値と比較チエツクを行
なう。一致すれば、ECC回路5は、正常に動作してい
ると診断できる。誤りデータの個数及び誤りパターンを
種々組み合わせれば、ECC回路5の全機能がチエツク
できる。
出・訂正機能の診断も行なえる。図2に示したマイクロ
プロセツサ9が生成した送信データ及び送信ECCデー
タに、任意の誤りデータを意図的に設定した後、前述し
た診断データ転送を実行する。データ転送終了後、EC
C回路5が出力したデータエラー検出信号及び訂正情報
を、マイクロプロセツサ9が期待値と比較チエツクを行
なう。一致すれば、ECC回路5は、正常に動作してい
ると診断できる。誤りデータの個数及び誤りパターンを
種々組み合わせれば、ECC回路5の全機能がチエツク
できる。
【0033】また、本発明によれば、データバツフア内
の誤りを含むデータ及びECCデータから、ECC回路
5を用いて、誤り訂正をしたデータを生成することがで
きる。
の誤りを含むデータ及びECCデータから、ECC回路
5を用いて、誤り訂正をしたデータを生成することがで
きる。
【0034】通常、ドライブから読出されたデータは、
各データブロツクの先頭部の同期パターンを用いて復調
回路8で復調され、ドライブI/F制御回路4、バツフ
ア制御回路2を通して、データバツフア3に書き込まれ
る。しかし、データのエラーによつては、データブロツ
クの先頭の同期パターンが検出できず、復調回路8で復
調できない場合がある。この場合のエラーリカバリ動作
として、復調前のデータをそのまま(復調回路を通さ
ず)データバツフア3に書き込んだ後に、マイクロプロ
セツサ9が、復調前データ全体に含まれる再同期パター
ン(同期パターンのほかに、データ間のところどころに
挿入されたいくつもの同期パターン)を手掛りにして、
マイクロプロセツサ9内の復調回路(図示せず)を用い
て復調する方法がある。この方法によつて復調されたデ
ータは、誤りを含んでいる可能性があるため、ECC処
理をしなければならない。ECC処理は、マイクロプロ
セツサ9(図示しない、マイクロプロセツサ9内のEC
C回路)のみで行なうことも可能であるが、ECC回路
5によるECC処理と違つて処理に時間を要する。しか
し、本実施例によれば、マイクロプロセツサ9は、上記
のようにして、データバツフア3に書き込まれた復調前
のデータをマイクロプロセツサ9内の復調回路で復調し
て一旦データバツフア3に書き込んだ後、この復調デー
タを、データバツフア3からバツフア制御回路2、ホス
トI/F制御回路1、ドライブI/F制御回路4を通し
て、ECC回路5に送り、ここでデータエラーの検出及
び訂正情報の生成を行なつて、更にデータバツフア3に
戻すようにすることができるので、ECC処理時間の短
縮が図れる。
各データブロツクの先頭部の同期パターンを用いて復調
回路8で復調され、ドライブI/F制御回路4、バツフ
ア制御回路2を通して、データバツフア3に書き込まれ
る。しかし、データのエラーによつては、データブロツ
クの先頭の同期パターンが検出できず、復調回路8で復
調できない場合がある。この場合のエラーリカバリ動作
として、復調前のデータをそのまま(復調回路を通さ
ず)データバツフア3に書き込んだ後に、マイクロプロ
セツサ9が、復調前データ全体に含まれる再同期パター
ン(同期パターンのほかに、データ間のところどころに
挿入されたいくつもの同期パターン)を手掛りにして、
マイクロプロセツサ9内の復調回路(図示せず)を用い
て復調する方法がある。この方法によつて復調されたデ
ータは、誤りを含んでいる可能性があるため、ECC処
理をしなければならない。ECC処理は、マイクロプロ
セツサ9(図示しない、マイクロプロセツサ9内のEC
C回路)のみで行なうことも可能であるが、ECC回路
5によるECC処理と違つて処理に時間を要する。しか
し、本実施例によれば、マイクロプロセツサ9は、上記
のようにして、データバツフア3に書き込まれた復調前
のデータをマイクロプロセツサ9内の復調回路で復調し
て一旦データバツフア3に書き込んだ後、この復調デー
タを、データバツフア3からバツフア制御回路2、ホス
トI/F制御回路1、ドライブI/F制御回路4を通し
て、ECC回路5に送り、ここでデータエラーの検出及
び訂正情報の生成を行なつて、更にデータバツフア3に
戻すようにすることができるので、ECC処理時間の短
縮が図れる。
【0035】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、情報記録再生装置において、ホストI/F制御回
路の出力データを、ドライブI/F制御回路の入力に接
続する手段を設け、データバツフア内のデータを、ホス
トI/F制御回路、ドライブI/F制御回路を通して、
ECC回路に送出すると共に、1順してデータバツフア
に書き込むように構成したので、単にホストI/F制御
回路の出力データをドライブI/F制御回路に供給する
ように接続するだけの簡単な構成により、ECC回路を
含むデータ転送制御部の故障の検出及び故障の診断を容
易に行なうことができるという効果が得られる。
れば、情報記録再生装置において、ホストI/F制御回
路の出力データを、ドライブI/F制御回路の入力に接
続する手段を設け、データバツフア内のデータを、ホス
トI/F制御回路、ドライブI/F制御回路を通して、
ECC回路に送出すると共に、1順してデータバツフア
に書き込むように構成したので、単にホストI/F制御
回路の出力データをドライブI/F制御回路に供給する
ように接続するだけの簡単な構成により、ECC回路を
含むデータ転送制御部の故障の検出及び故障の診断を容
易に行なうことができるという効果が得られる。
【0036】また、1順させるデータに予め意図的に誤
りを含ませておくことにより、ECC回路自体のエラー
検出機能及びエラー訂正機能をチエツクすることができ
るという効果も得られる。
りを含ませておくことにより、ECC回路自体のエラー
検出機能及びエラー訂正機能をチエツクすることができ
るという効果も得られる。
【図1】本発明を適用した情報記録再生装置のデータ転
送部の一実施例の構成図である。
送部の一実施例の構成図である。
【図2】図1の実施例を動作する場合のデータバツフア
内のデータ区分を示す図である。
内のデータ区分を示す図である。
【図3】図1の実施例を動作したときのデータの流れを
示す図である。
示す図である。
1 ホストI/F制御回路 2 バツフア制御回路 3 データバツフア 4 ドライブI/F制御回路 5 ECC回路 6 切り換え回路 7 変調回路 8 復調回路 9 マイクロプロセツサ 10 データバツフア内データ区分
Claims (1)
- 【請求項1】 上位装置との間でデータ転送を行なうホ
ストI/F制御回路と、データを一時保持するデータバ
ツフアと、データを記録媒体への記録に適した信号に変
調する変調回路と、記録媒体から読み出した信号を元の
データに復調する復調回路と、前記データバツフアから
読み出したデータからECCデータを生成し、記録媒体
から読み出したデータのエラー訂正をするECC回路
と、前記変調回路、復調回路及びECC回路との間でデ
ータの送受を行なうドライブI/F制御回路と、前記ホ
ストI/F制御回路及び前記ドライブI/F制御回路の
前記データバツフアに対するアクセスを制御するバツフ
ア制御回路とを有する情報記録再生装置において、前記
ホストI/F制御回路の出力を前記ドライブI/F制御
回路の入力に接続する手段を設けることにより、前記デ
ータバツフアのデータを、前記バツフア制御回路、ホス
トI/F制御回路、ドライブI/F制御回路、ECC回
路、バツフア制御回路を通じてデータバツフアに転送
し、これらの回路を含むデータパスの動作を確認するよ
うに構成したことを特徴とする故障検出診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336750A JPH07200330A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 故障検出診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336750A JPH07200330A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 故障検出診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07200330A true JPH07200330A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18302375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5336750A Pending JPH07200330A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 故障検出診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07200330A (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5336750A patent/JPH07200330A/ja active Pending
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