JPH0719964Y2 - 移動農機におけるハンドルカバー取付装置 - Google Patents

移動農機におけるハンドルカバー取付装置

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JPH0719964Y2
JPH0719964Y2 JP15957888U JP15957888U JPH0719964Y2 JP H0719964 Y2 JPH0719964 Y2 JP H0719964Y2 JP 15957888 U JP15957888 U JP 15957888U JP 15957888 U JP15957888 U JP 15957888U JP H0719964 Y2 JPH0719964 Y2 JP H0719964Y2
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JP
Japan
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cover
handle
mobile agricultural
handle frame
oil filling
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JP15957888U
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JPH0280083U (ja
Inventor
周二 田中
仁行 足立
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はミッションケース注油栓の抜け止めとハンドル
カバーの防振とを同時に達成し得る移動農機におけるハ
ンドルカバー取付装置に関する。
(ロ)従来技術 従来、ミッションケースの後部にハンドルフレームを取
付け、その上部に設けた工具箱の上面をハンドルカバー
で覆い、該ハンドルカバーの一方をハンドルフレームの
穴部に差し込み、他方をノブ付き螺子にて締付け定着す
ることは既に知られている。また、ミッションケースの
上部に注油口を設け、この注油口をハンドルカバーの前
部に位置させ、該注油口にゴムキャップを圧入すること
等は既に知られている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 前記ハンドルカバーの取付装置は穴部や金具の加工が面
倒であり、引掛け金具のがたつき等によりハンドルカバ
ーがずれたり、該ハンドルカバーが振動によりハンドル
フレームに接触して騒音を発する等の問題点があった。
また、注油栓をゴムキャップとしたものは、作業中にゴ
ムキャップが脱落しないように強力に押し込む必要があ
り、その押し込み及び抜き取りが面倒でかつ困難であ
り、その上、ハンドルカバーの振動により前記ビビり音
が発生した。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案はミッションケースの前部にエンジンを配設して
支持し、上部には後方へ向かうハンドルフレームを取付
けた移動農機において、前記ミッションケースの上部に
注油口を設け、該注油口及びハンドルフレームの上部を
開閉可能なカバーで覆い、前記注油口の螺子を有しない
弾性材からなる注油栓を嵌入すると共にその上に前記カ
バーの前部を重合し、上記注油栓の近傍でカバーを螺子
により固定部材に締着することによりハンドルカバーで
ゴムキャップの抜け止めをなし、該ゴムキャップにより
ハンドルカバーの振動音が発生するのを防止するように
して前述の問題点を解決した。
(ホ)作用 ミッションケースに注油する時は、ハンドルカバー前部
の螺着を解除して該ハンドルカバーを開き、ゴムキャッ
プからなる注油栓を抜く。その際、注油栓は強固に押し
込まれていないので容易に抜き出すことができる。
注油後、注油栓を注油口に挿入し、ハンドルカバーを閉
じ、それを注油栓の近傍にて螺子を以って締着する。
作業中、機体及びハンドルカバーは、エンジンの作動等
により振動するが、該ハンドルカバーの前部は、弾性材
にて構成されている注油栓を介して締着されているの
で、ビビり音を発生することがほとんどない。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面に示す移動農機について説明す
ると、1はミッションケースであって、前部に突設した
エンジンフレーム2には、エンジン3を搭載し、後部の
上部よりには操向ハンドル5を取付けたハンドルフレー
ム6をボルト7により螺着してあり、ハンドルフレーム
6の後部は、走行変速レバー8のガイド溝を有する表示
部9となっている。
10は前記ハンドルフレーム6の上部に嵌合されていて中
央に大きな開口部11を有する頂板であって、その下面に
は工具箱12を固定してあり、上記頂板10の前部に穿設し
た孔13はミッションケース1の上部に設けた注油口15に
重合連通しており、該注油口15にはゴム栓16を嵌挿して
ある。
そして、合成樹脂等にて成型されたハンドルフレームカ
バー17は前記工具箱12の上面及び前記ゴム栓16の上部に
亙る部位を覆っており、前記ゴム栓16の後部に接近した
部位に孔18を有し、その回りの下面には規制筒19を固定
してあり、ハンドルフレームカバー17を取付ける時は、
その後端縁を表示部9の上部前面にある段部20に差込ん
で位置決め及び横ずれの防止をなし、前部の孔18にノブ
付のボルト21を挿入すると共に抜け止めのワッシャ22を
螺合し、先端部を前記頂板10の孔23に挿入すると共に下
面に固定したナット25にねじ込むとハンドルフレームカ
バー17の下面は前記ゴム栓16に加圧接触される。
従って、上記ゴム栓16を従来のように強固に圧入して止
着するように構成しなくとも良く、潤滑油が流出しない
程度に緩くしても、ハンドルフレームカバー17により抜
け止め方向に加圧されているので脱落することがない。
また、ゴム栓16は圧縮された状態で防振材として作用す
るので、従来のようにビビり音を発生することがない。
更に、注油する時、ボルト21を戻し回動して抜き出す
と、それに螺合したワッシャ22がハンドルフレームカバ
ー17の下面に当接するのでノブを持って容易に開くこと
ができ、それに続いてゴム栓16を軽く引張るとそれを容
易に抜き取ることができる。
また、前記規制筒19は筒体に限らず、第4図に示すよう
に半円筒または棒体でも良く、また、ハンドルフレーム
カバー17の下面の略中央部に取手26を一体成型しておく
と、該取手26が収納した工具のがたつき又はずれを防止
し、ハンドルフレームカバー17を取外して裏返すと、そ
れに工具を入れたり長尺物等を入れ、取手26を持って運
搬することができる。
第5〜7図は、前記ハンドルフレーム6の下方の後部ヒ
ッチ27にロータリ耕耘装置28を取付ける手段について説
明すると、30はチエンケース29の上部の変速部に連繁さ
れていて上下左右に回動し得る作業機変速レバーであっ
て、その横支持パイプには縦パイプ31を作業機変速レバ
ー30と一体的に前後回動するように立設し、それに嵌挿
してスナップピン32により着脱可能に止着した連動棒33
の上部は横方向に折曲してある。
35は受動部35aと規制部35bとをL字状に連結した規制部
材であって、支軸36により回動自在に軸支されていてス
プリング37により戻し付勢され、ストッパー38により回
動を制限されており、走行変速レバー8が後進位置Rに
入っていると規制部35bの上部の折曲部は、作業機変速
レバー30が上方の低速位置L又は高速位置Hにシフトさ
れるのを、連動棒33を介して阻止し、逆に作業機変速レ
バー30が前記L又はHにあると、第7図に示す如く走行
変速レバー8は、前記規制部35bに阻止されて後進位置
Rは又は3速位置にシフトすることができない。
そして、前記規制部材35の受動部35aの前面には、前記
連動棒33の上部の折曲部が係合するフック39を固定して
あり、ロータリ耕耘装置28を作業機として取付ける時、
前記連動棒33の折曲部をフック39に引掛けて第5図に示
すように持上げると、前部の連結部が後部ヒッチ27に嵌
合するから連結レバーにより連結し、次いでスナップピ
ン32を抜き取り、連動棒33をフック39から外し、連動棒
33を元の状態に戻してセットすると、直ちに作業を開始
することができる。
(ト)考案の効果 本考案は、前述のようにミッションケース1の前部にエ
ンジン3を配設して支持し、上部には後方へ向かうハン
ドルフレーム6を取付けた移動農機において、前記ミッ
ションケース1の上部に注油口15を設け、該注油口15及
びハンドルフレーム6の上部を開閉可能なカバーで覆
い、前記注油口15の螺子を有しない弾性材からなる注油
栓を嵌入すると共にその上に前記カバーの前部を重合
し、上記注油栓の近傍でカバーを螺子により固定部材に
締着したことをので、ボルトにより締着したカバーは、
注油栓を押えて抜けるのを阻止することとなり、作業中
に注油栓が抜けて紛失することがなく、かつ注油栓は脱
落することがないので、それを従来のように強固に圧入
する必要がなく、その着脱を軽快にかつ容易に行なうこ
とができる。
また、前記カバーは注油栓の近傍でボルトにより締付け
られて注油栓に圧接されているので、ボルトが緩むこと
がなく、しかもカバーが振動することにより発生する騒
音を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すものであって、第1図は
要部の側面図、第2図は同上一部を破断した側面図、第
3図は移動農機の側面図、第4図(a)は他のカバーの
平面図、(b)は同上A−A断面図、(c)は同上B−
B断面図、第5図は作業機取付装置を有する移動農機の
側面図、第6図は作業機を取付けた状態における同上要
部の1部を破断した側面図、第7図は作業機変速レバー
を変速位置にシフトした状態の同上側面図、第8図は第
6図の背面図である。 1……ミッションケース、6……ハンドルフレーム、12
……工具箱、15……注油口、16……ゴム栓、17……ハン
ドルフレームカバー、21……ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミッションケース1の前部にエンジン3を
    配設して支持し、上部には後方へ向かうハンドルフレー
    ム6を取付けた移動農機において、前記ミッションケー
    ス1の上部に注油口15を設け、該注油口15及びハンドル
    フレーム6の上部を開閉可能なカバーで覆い、前記注油
    口15の螺子を有しない弾性材からなる注油栓を嵌入する
    と共にその上に前記カバーの前部を重合し、上記注油栓
    の近傍でカバーを螺子により固定部材に締着したことを
    特徴とする移動農機におけるハンドルカバー取付装置。
JP15957888U 1988-12-08 1988-12-08 移動農機におけるハンドルカバー取付装置 Expired - Lifetime JPH0719964Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15957888U JPH0719964Y2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 移動農機におけるハンドルカバー取付装置

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JP15957888U JPH0719964Y2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 移動農機におけるハンドルカバー取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0280083U JPH0280083U (ja) 1990-06-20
JPH0719964Y2 true JPH0719964Y2 (ja) 1995-05-10

Family

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JP15957888U Expired - Lifetime JPH0719964Y2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 移動農機におけるハンドルカバー取付装置

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