JPS6311Y2 - - Google Patents

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JPS6311Y2
JPS6311Y2 JP1980094237U JP9423780U JPS6311Y2 JP S6311 Y2 JPS6311 Y2 JP S6311Y2 JP 1980094237 U JP1980094237 U JP 1980094237U JP 9423780 U JP9423780 U JP 9423780U JP S6311 Y2 JPS6311 Y2 JP S6311Y2
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JP
Japan
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transmission case
power transmission
cam
lever
hooking
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980094237U
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English (en)
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JPS5718304U (ja
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Publication of JPS5718304U publication Critical patent/JPS5718304U/ja
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  • Agricultural Machines (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は耕耘機のミツシヨンケースからロータ
リー耕耘装置の耕耘ケースへ動力を伝える動力伝
動ケースの着脱装置に関する考案である。
動力伝動ケースは、ミツシヨンケースから突出
するPTO軸と、耕耘ケースから突出する耕耘入
力軸とに、両端のスプロケツトを嵌入させること
により動力を伝えるのであり、スプロケツト挿入
後動力伝動ケース取付台との間で引き付け固定す
る必要がある。
従来は第6図に示す如く、動力伝動ケース取付
台1aに固設したナツト36に動力伝動ケース1
0を貫通する長尺ボルト35を螺装することによ
つて固定していた。しかしこの場合に長尺ボルト
35の部分が動力伝動ケース10を貫通している
ので、動力伝動ケース10内のチエーンが延びて
干渉するという不具合があつたのである。
又、この長尺ボルトが動力伝動ケースを貫通し
ている為に、チエーンによる伝動しかできず、歯
車による動力伝動ケースの構成ができなかつたの
である。
また実公昭47−21362号公報の技術の如く、回
動する螺子杆と雌螺子体により係合して、螺装す
る技術が合つたのであるが、該構成の場合には、
ミツシヨンケースと耕耘ケースの間に広い空間が
ある場合にしか実施出来なかつたのである。
また実公昭50−25604号公報の如き技術が公知
とされているのであるが、該従来技術の場合に
は、掛脱カムと掛脱レバーが動力伝達ケースの内
部に配置されているので、まず最初に掛脱レバー
と掛脱カムを合わせる際に、ケースの内側の見え
ない部分を合致させる為に困難であり、また動力
伝達ケースを掛脱レバーが挿入できるように開口
しておく必要があり、該部分を密封することが出
来ないので、内部に注入された潤滑用のグリース
が溶けて流れ出るという不具合があつたのであ
る。
本考案はこれらの不具合を解消すべく構成した
ものである。
本考案の目的は以上の通りであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて本考案の構成を
説明すると。
第1図は耕耘機の全体側面図である。
中央部にミツシヨンケース1を配置し、該ミツ
シヨンケース1を中心に機体を構成している。ミ
ツシヨンケース1の上端に固設して後方へハンド
ル取付体12を突設し、該ハンドル取付体12よ
りハンドル13を延設する。ハンドル13には左
右の操向クラツチレバー15・15、ベルトテン
シヨン式の主クラツチレバー14等が付設されて
いる。ミツシヨンケース1の下部より前方へ、エ
ンジンフレーム2を突設し、該エンジンフレーム
2の前方にバンパー22を、下方へスタンド3を
設け、上方にエンジン4を載置している。
エンジン4のフライホイール5に設けたエンジ
ンプーリー6よりVベルト8を懸回し、ミツシヨ
ンケース1の入力プーリー24に動力を伝動す
る。フライホイール5、エンジンプーリー6、V
ベルト8、入力プーリー24等をベルトカバー7
にて被覆している。Vベルト8にベルトテンシヨ
ンクラツチ装置の主クラツチが構成され、主クラ
ツチレバー14により作動される。
ミツシヨンケース1の後面にヒツチ19が設け
られ、該ヒツチ19部に耕耘装置が付設される。
耕耘装置は耕耘ケース11にPTO軸34から、
動力伝動ケース10にて動力が伝えられる。
耕耘爪軸25に耕耘爪16が固定されている。
18は耕耘カバー、17は尾輪である。23は耕
耘変速レバーで、耕耘ケース11内で2段に変速
する。ミツシヨンケース1の下端に車軸20を左
右に突出し、車輪9を装着する。
第8図に示す如く、動力伝動ケース10内には
2枚のスプロケツト38・39がチエーン40を
懸回されて固定されており、ミツシヨンケース1
の動力取出軸34と耕耘ケース11の入力軸26
の両軸にスプロケツト39・38が挿入されるの
である。また動力伝動ケース11を逆にすること
により、上下2段の動力取出軸の変速ができるの
である。
第2図は引き付け固定前の状態を示す図面、第
3図は引き付け固定状態を示す図面、第4図はレ
バーピン28の固定金具27の斜視図、第5図は
掛脱レバー30の作用を示す図面である。
動力伝動ケース取付台1aはミツシヨンケース
1の側面に設けられており、該動力伝動ケース取
付台1aにレバーピン28の固定金具27がボル
トにて固定されている。該固定金具27にレバー
ピン28をスプリング31を介して突出自在に支
持し、掛脱レバー30をレバーピン28に貫設し
ている。掛脱カム29は、一枚板をコ字形に折り
曲げ、上面カム29aと下面カム29bを逆向き
に開口させている。該掛脱カムの開口部にカム係
合体を兼務する掛脱レバー30をレバーピン28
を中心に回動させて係合させる。
第6図は従来の動力伝動ケース10の着脱装置
を示す図面、第7図は動力伝動ケース側に掛脱カ
ムを設け、動力伝動ケース取付台1aにレバーピ
ンを装設した実施例を示す図面、第8図は動力伝
動ケース10側にレバーピン28を装設した図
面、第9図は動力伝動ケース10側にレバーピン
28を装設し、動力伝動ケース取付台1a側に掛
脱カム29を固設した実施例を示す図面である。
37は動力伝動ケースを構成する鋳物製のケー
スを固定する為のボルトであり、該ボルト37の
設けられている中央部に掛脱カム29、レバーピ
ン28を設ければ、動力伝動ケースを逆位置に固
定する場合にも掛脱カム28は一個のみで振替え
できる。
第7図、第9図の実施例においては、掛脱カム
29を逆側にも設け、動力伝動ケースが逆に配置
されてもよいように構成している。第8図の41
はチエーン40のリンクの伸びを吸収するための
チエーン張りである。
掛脱カム29と掛脱レバー30は動力伝動ケー
ス10と取付台1aとのどちらに設けてもよく、
掛脱カムは本実施例の形状に限定されたものでは
ない。
以上のように本考案は、動力伝動ケース10と
動力伝動ケース取付台1aとの間の着脱用空間に
おいて、一方からは上下に逆方向の上面カム29
aと下面カム29bにより構成した掛脱カム29
を突出し、他方からはレバーピン28により枢支
され回動可能で両端が前記2枚の掛脱カム29に
逆方向から係合すべく構成した掛脱レバー30を
突出し、該掛脱レバー30と掛脱カム29間を締
め付け方向に付勢するスプリング31を、掛脱レ
バー30側と動力伝動ケース取付台1a側間に介
装し、前記掛脱レバー30を掛脱カム29に回動
して係合するカム係合体に兼用したので、次のよ
うな効果を奏するものである。
第1に、動力伝動ケース10と動力伝動ケース
取付台1aの間は狭い間隔であり、従来は該部分
には掛脱装置は設けられず、動力伝動ケース10
を貫通して杆状の部材を突出し、該部材の動力伝
動ケース10の外側に掛脱装置を設けたり、実公
昭50−25604号公報記載の技術の如く、自動的に
バネにより掛脱レバーを回転して、掛脱カムに係
合させるべく構成していたのである。しかし本考
案においては、上下方向に回動することにより掛
脱する掛脱レバー30としたので、該狭い空間に
掛脱装置を配置することが出来たのである。故に
前記従来技術の如く動力伝動ケース内に掛脱カム
や掛脱レバーを配置する必要が無くなつたもので
ある。
第2に、動力伝動ケース10を貫通する部材を
設けることがないので、動力伝動ケース10内の
チエーンが伸びても杆状の部材に接触することが
なく、またチエーンに代えて歯車伝動とすること
もできるのである。
第3に、掛脱レバー30がカム係合体を兼用し
ているので、該着脱用の狭い空間に掛脱レバー3
0の他に係合用カムを配置する必要がなく、掛脱
レバー30を回動するだけで、確実に動力伝動ケ
ース10の着脱ができるのである。
第4に、掛脱カム29又は掛脱レバー30の側
にスプリング31を介装したので、該スプリング
31により常時付勢して保持することができ、振
動に対してもこれを十分に吸収することが出来る
のである。実公昭50−25604号公報記載の技術の
場合には、バネは介装されているが該バネは係合
用カムを回転させるものであり、動力伝動ケース
を締め付け付勢するものではないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は耕耘機の全体側面図、第2図は引付け
固定前の状態を示す図面、第3図は引付け固定時
の状態を示す図面、第4図はレバーピン28の固
定金具27の斜視図、第5図は掛脱レバー30の
作用を示す図面、第6図は従来の動力伝動ケース
10の着脱装置を示す図面、第7図は動力伝動ケ
ース側に掛脱カムを設け動力伝動ケース取付台1
a側にレバーピン28を装設した実施例を示す図
面、第8図は動力伝動ケース10側にレバーピン
28を装設した図面、第9図は動力伝動ケース1
0側にレバーピン28を装設し動力伝動ケース取
付台1a側に掛脱カム29を固設した実施例を示
す図面である。 1……ミツシヨンケース、1a……動力伝動ケ
ース取付台、10……動力伝動ケース、27……
レバーピン固定金具、28……レバーピン、29
……掛脱カム、30……掛脱レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力伝動ケース10と動力伝動ケース取付台1
    aとの間の着脱用空間において、一方からは上下
    に逆方向の上面カム29aと下面カム29bによ
    り構成した掛脱カム29を突出し、他方からはレ
    バーピン28により枢支され回動可能で両端が前
    記2枚の掛脱カム29に逆方向から係合すべく構
    成した掛脱レバー30を突出し、該掛脱レバー3
    0と掛脱カム29間を締め付け方向に付勢するス
    プリング31を、掛脱レバー30側を動力伝動ケ
    ース取付台1a側間に介装し、前記掛脱レバー3
    0を掛脱カム29に回動して係合するカム係合体
    に兼用したことを特徴とする耕耘機の動力伝動ケ
    ース着脱装置。
JP1980094237U 1980-07-03 1980-07-03 Expired JPS6311Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980094237U JPS6311Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980094237U JPS6311Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5718304U JPS5718304U (ja) 1982-01-30
JPS6311Y2 true JPS6311Y2 (ja) 1988-01-05

Family

ID=29456175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980094237U Expired JPS6311Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6311Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025604U (ja) * 1973-07-02 1975-03-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025604U (ja) * 1973-07-02 1975-03-24

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JPS5718304U (ja) 1982-01-30

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