JPS6146065Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6146065Y2 JPS6146065Y2 JP1980130557U JP13055780U JPS6146065Y2 JP S6146065 Y2 JPS6146065 Y2 JP S6146065Y2 JP 1980130557 U JP1980130557 U JP 1980130557U JP 13055780 U JP13055780 U JP 13055780U JP S6146065 Y2 JPS6146065 Y2 JP S6146065Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- notch
- cam
- fixed
- semi
- cam lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はハンドルを前後振替え可能にした農
業機械のハンドル振替後のの固定装置に関する
考案である。
業機械のハンドル振替後のの固定装置に関する
考案である。
(ロ) 従来技術
従来のハンドル振替式の農業機械の固定装置
としては、回動後に締付けハンドルにより締め
付け固定するものや、実開昭51−87003号公報
の如くピンを嵌入して固定するものがあつたの
であるが、どれの場合にも長時間の使用により
緩んだり、ガタが発生して振動の原因等になつ
ていたのである。
としては、回動後に締付けハンドルにより締め
付け固定するものや、実開昭51−87003号公報
の如くピンを嵌入して固定するものがあつたの
であるが、どれの場合にも長時間の使用により
緩んだり、ガタが発生して振動の原因等になつ
ていたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案はこの点を改良して、カムレバー16
を設けて、該カムレバー16に固設したカム軸
20の切欠残部20aにより、まずハンドルの
回動ロツク状態を作りだし、更にカムレバー1
6に固設した押えカム16aにより押し込む嵌
入カム17を設けて、回動阻止状態に加えて、
ハンドルの緩みやガタを抑える確実な締め付け
固定作用を行つたものである。
を設けて、該カムレバー16に固設したカム軸
20の切欠残部20aにより、まずハンドルの
回動ロツク状態を作りだし、更にカムレバー1
6に固設した押えカム16aにより押し込む嵌
入カム17を設けて、回動阻止状態に加えて、
ハンドルの緩みやガタを抑える確実な締め付け
固定作用を行つたものである。
そして該回動ロツクと次のカムによる締め付
け固定の一連の操作を、カムレバー16の回動
により併せて行うことができるように構成した
ものである。
け固定の一連の操作を、カムレバー16の回動
により併せて行うことができるように構成した
ものである。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案の目的は以上の如くであり、次に該目
的を達成する為の構成を説明すると、 ハンドル固定台12上に下面支持板13を固
定し、該下面支持板13上にハンドル取付フレ
ーム9の基部を固定したドーナツ板状の摺動円
板14を載置し、該摺動円板14の外側にドー
ナツ板状とした支持環状板19を嵌合載置し、
更に該摺動円板14と支持環状板19との接合
部上面を支持する上面支持板15を載置し、該
3層の板を摺動円板14が摺動可能に固定し、
摺動円板14の外周には間隔をおいて半円錐状
の切欠部14aを設け、支持環状板19にはカ
ム軸20の嵌合部のみに半円錐状の切欠部19
aを設け、切欠部14a・19aの対向する位
置のカム軸20に切欠残部20aを設け、カム
軸20にカムレバー16を固設し、該切欠残部
20aが切欠部19a内にある時はカムレバー
16の解除状態とし、切欠残部20aが切欠部
14a内にあるときにはカムレバー16の締付
状態とし、カムレバー16の締付状態におい
て、該二つの半円錐状の切欠部14a・19a
が合致した孔内へ、押えカム16aに押されて
嵌入する嵌入カム17を設け、押えカム16a
をカムレバー16に固設したものである。
的を達成する為の構成を説明すると、 ハンドル固定台12上に下面支持板13を固
定し、該下面支持板13上にハンドル取付フレ
ーム9の基部を固定したドーナツ板状の摺動円
板14を載置し、該摺動円板14の外側にドー
ナツ板状とした支持環状板19を嵌合載置し、
更に該摺動円板14と支持環状板19との接合
部上面を支持する上面支持板15を載置し、該
3層の板を摺動円板14が摺動可能に固定し、
摺動円板14の外周には間隔をおいて半円錐状
の切欠部14aを設け、支持環状板19にはカ
ム軸20の嵌合部のみに半円錐状の切欠部19
aを設け、切欠部14a・19aの対向する位
置のカム軸20に切欠残部20aを設け、カム
軸20にカムレバー16を固設し、該切欠残部
20aが切欠部19a内にある時はカムレバー
16の解除状態とし、切欠残部20aが切欠部
14a内にあるときにはカムレバー16の締付
状態とし、カムレバー16の締付状態におい
て、該二つの半円錐状の切欠部14a・19a
が合致した孔内へ、押えカム16aに押されて
嵌入する嵌入カム17を設け、押えカム16a
をカムレバー16に固設したものである。
(ホ) 実施例
本考案の目的は以上の通りであり、添付の図
面に示した実施例の構成に基づいて本考案の構
成を説明すると。
面に示した実施例の構成に基づいて本考案の構
成を説明すると。
第1図はハンドル振替式農業機械のうち、管
理機の全体側面図である。
理機の全体側面図である。
管理機はミツシヨンケース1を中心に構成さ
れており、ミツシヨンケース1の下端両側に向
けて車軸2・2が突出している。該車軸2・2
に車輪3・3が固設されている。ミツシヨンケ
ース1の後部にヒツチ11が突設され、該ヒツ
チ11にロータリ耕耘装置等が付設される。
れており、ミツシヨンケース1の下端両側に向
けて車軸2・2が突出している。該車軸2・2
に車輪3・3が固設されている。ミツシヨンケ
ース1の後部にヒツチ11が突設され、該ヒツ
チ11にロータリ耕耘装置等が付設される。
ミツシヨンケース1の前方へ向けて、エンジ
ンフレーム4が突出し、該エンジンフレーム4
の下方にスタンド5を枢設し、上方にエンジン
6を載置する。エンジン6よりミツシヨンケー
ス1の入力軸へVベルトにて動力が伝えられ、
該Vベルトをベルトカバー7にて被覆してい
る。ミツシヨンケース1の上部にハンドル固定
台12を固設し、該ハンドル固定台12上に前
後振替可能としたハンドル10のハンドル取付
フレーム9が設けられている。8は走行変速レ
バーであり、ハンドル10の振替と同様に前後
振替可能に構成されている。
ンフレーム4が突出し、該エンジンフレーム4
の下方にスタンド5を枢設し、上方にエンジン
6を載置する。エンジン6よりミツシヨンケー
ス1の入力軸へVベルトにて動力が伝えられ、
該Vベルトをベルトカバー7にて被覆してい
る。ミツシヨンケース1の上部にハンドル固定
台12を固設し、該ハンドル固定台12上に前
後振替可能としたハンドル10のハンドル取付
フレーム9が設けられている。8は走行変速レ
バーであり、ハンドル10の振替と同様に前後
振替可能に構成されている。
第2図はハンドル取付フレーム9近辺の拡大
側面図、第3図は同じく平面図、第4図はカム
レバー16と摺動円板14部分の平面図、第5
図は締付カム装置の側面図である。
側面図、第3図は同じく平面図、第4図はカム
レバー16と摺動円板14部分の平面図、第5
図は締付カム装置の側面図である。
ハンドル固定台12上に下面支持板13を固
定しており、該下面支持板13に、摺動円板1
4と支持環状板19を載置している。支持環状
板19は摺動円板14の外側に嵌合するドーナ
ツ板とし、摺動円板14も中央部をワイヤー等
を通過させる為に開口したドーナツ板とする。
定しており、該下面支持板13に、摺動円板1
4と支持環状板19を載置している。支持環状
板19は摺動円板14の外側に嵌合するドーナ
ツ板とし、摺動円板14も中央部をワイヤー等
を通過させる為に開口したドーナツ板とする。
摺動円板14にハンドル取付フレーム9の基
部が溶接固定されているのである。
部が溶接固定されているのである。
更に、摺動円板14と支持環状板19との接
合部近辺を支持する上面支持板15が載置さ
れ、この3層の板をボルトにて、摺動可能な程
度の強さで締結している。
合部近辺を支持する上面支持板15が載置さ
れ、この3層の板をボルトにて、摺動可能な程
度の強さで締結している。
摺動円板14の外周には間隔をおいて、半円
錐状の切欠部14aが設けられ、支持環状板1
9には締結カム装置のカム軸20部のみに半円
錐状の切欠部119aが設けられている。
錐状の切欠部14aが設けられ、支持環状板1
9には締結カム装置のカム軸20部のみに半円
錐状の切欠部119aが設けられている。
二つの半円錐状の切欠部14a,19aが合
致した位置で、嵌入カム17が押えカム16a
に押されて嵌入し、締付けるものとする。押え
カム16aはカムレバー16の基部に一体的に
設けられており嵌入カム17、押えカム16a
をカム軸20が貫通しナツト21で回動可能な
如く固定している。
致した位置で、嵌入カム17が押えカム16a
に押されて嵌入し、締付けるものとする。押え
カム16aはカムレバー16の基部に一体的に
設けられており嵌入カム17、押えカム16a
をカム軸20が貫通しナツト21で回動可能な
如く固定している。
カム軸は第6図にて示す如く、切欠残部20
aを設けて摺動円板14が回動可能な空間を構
成している。
aを設けて摺動円板14が回動可能な空間を構
成している。
ハンドル10を回動する場合は、カムレバー
16にて現在締結中の摺動円板14の切欠部1
4aを緩めて、カム軸20の切欠残部20aを
回動し、摺動円板14の半円錐状の切欠部14
aに嵌入していた部分を、支持環状板19の半
円錐状の切欠部19a部分に退避させて、摺動
円板14を回動自在にロツク状態を解除してや
り、ハンドルを把んで強く引つ張り回動し、回
動後は他の摺動円板14の半円錐状の切欠部1
4aと、支持環状板19の半円錐状の切欠部1
9aを合致させて、該半円錐状の切欠部19a
に退避していた切欠残部20aを、半円錐状の
切欠部14a内に嵌装して、ロツク状態を作り
出し、更にカムレバー16を回動することによ
り、半円錐状の切欠部14aと半円錐状の切欠
部19aの合致した孔内に、嵌入カム17を押
し込み締め付けるべく押えカム16aにて、嵌
入カム17を押圧するのである。
16にて現在締結中の摺動円板14の切欠部1
4aを緩めて、カム軸20の切欠残部20aを
回動し、摺動円板14の半円錐状の切欠部14
aに嵌入していた部分を、支持環状板19の半
円錐状の切欠部19a部分に退避させて、摺動
円板14を回動自在にロツク状態を解除してや
り、ハンドルを把んで強く引つ張り回動し、回
動後は他の摺動円板14の半円錐状の切欠部1
4aと、支持環状板19の半円錐状の切欠部1
9aを合致させて、該半円錐状の切欠部19a
に退避していた切欠残部20aを、半円錐状の
切欠部14a内に嵌装して、ロツク状態を作り
出し、更にカムレバー16を回動することによ
り、半円錐状の切欠部14aと半円錐状の切欠
部19aの合致した孔内に、嵌入カム17を押
し込み締め付けるべく押えカム16aにて、嵌
入カム17を押圧するのである。
(ヘ) 考案の効果
本考案は以上の如く構成したので、次のよう
な効果を奏するものである。
な効果を奏するものである。
第1に、従来の実開昭51−87003号公報に記
載の技術の如く、ハンドルの固定をピンの嵌装
のみによる係合ではなく、カム軸20による回
動不能とするロツク係合と、更に嵌入カム17
による締め付け固定の2段階により行つたこと
により、長時間の使用によるハンドルの緩みが
無くなつたものである。
載の技術の如く、ハンドルの固定をピンの嵌装
のみによる係合ではなく、カム軸20による回
動不能とするロツク係合と、更に嵌入カム17
による締め付け固定の2段階により行つたこと
により、長時間の使用によるハンドルの緩みが
無くなつたものである。
第2に、前記カム軸20のロツク係合と、嵌
入カム17による締め付け固定とを、どちらも
カムレバー16の回動により連続的な操作によ
り行うことができるように成つたのである。
入カム17による締め付け固定とを、どちらも
カムレバー16の回動により連続的な操作によ
り行うことができるように成つたのである。
第1図は管理機の全体側面図、第2図はハンド
ル取付フレーム9近辺の拡大側面図、第3図は同
じく平面図、第4図はカムレバー16と摺動円板
14部分の平面図、第5図は締結カム側面図の側
面図、第6図はカム軸の側面図である。 13……下面支持板、14……摺動円板、14
a……半円錐状の切欠部、15……上面支持板、
16……カムレバー、17……嵌入カム、19…
…支持環状板、19a……半円錐状の切欠部、2
0……カム軸、20a……切欠残部。
ル取付フレーム9近辺の拡大側面図、第3図は同
じく平面図、第4図はカムレバー16と摺動円板
14部分の平面図、第5図は締結カム側面図の側
面図、第6図はカム軸の側面図である。 13……下面支持板、14……摺動円板、14
a……半円錐状の切欠部、15……上面支持板、
16……カムレバー、17……嵌入カム、19…
…支持環状板、19a……半円錐状の切欠部、2
0……カム軸、20a……切欠残部。
Claims (1)
- ハンドル固定台12上に下面支持板13を固定
し、該下面支持板13上にハンドル取付フレーム
9の基部を固定したドーナツ板状の摺動円板14
を載置し、該摺動円板14の外側にドーナツ板状
とした支持環状板19を嵌合載置し、更に該摺動
円板14と支持環状板19との接合部上面を支持
する上面支持板15を載置し、該3層の板を摺動
円板14が摺動可能に固定し、摺動円板14の外
周には間隔をおいて半円錐状の切欠部14aを設
け、支持環状板19にはカム軸20の嵌合部のみ
に半円錐状の切欠部19aを設け、切欠部14
a・19aの対向する位置のカム軸20に切欠残
部20aを設け、カム軸20にカムレバー16を
固設し、該切欠残部20aが切欠部19a内にあ
る時はカムレバー16の解除状態とし、切欠残部
20aが切欠部14a内にあるときにはカムレバ
ー16の締付状態とし、カムレバー16の締付状
態において、該二つの半円錐状の切欠部14a,
19aが合致した孔内へ、押えカム16aに押さ
れて嵌入する嵌入カム17を設け、押えカム16
aをカムレバー16に固設したことを特徴とする
農業機械のハンドル振替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980130557U JPS6146065Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980130557U JPS6146065Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5753977U JPS5753977U (ja) | 1982-03-29 |
JPS6146065Y2 true JPS6146065Y2 (ja) | 1986-12-24 |
Family
ID=29490869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980130557U Expired JPS6146065Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146065Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5187003U (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-13 |
-
1980
- 1980-09-13 JP JP1980130557U patent/JPS6146065Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5753977U (ja) | 1982-03-29 |
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