JPH07199277A - 撮影レンズの前側キャップ - Google Patents
撮影レンズの前側キャップInfo
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- JPH07199277A JPH07199277A JP5354439A JP35443993A JPH07199277A JP H07199277 A JPH07199277 A JP H07199277A JP 5354439 A JP5354439 A JP 5354439A JP 35443993 A JP35443993 A JP 35443993A JP H07199277 A JPH07199277 A JP H07199277A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前側キャップ及び後側キャップの保管を容易
とし、キャップ類の紛失を防止する。 【構成】 カメラ本体に取付け交換可能な撮影レンズの
前側を覆う前側キャップに、撮影レンズの後側を覆う後
側キャップを係合する係合部を持つ。
とし、キャップ類の紛失を防止する。 【構成】 カメラ本体に取付け交換可能な撮影レンズの
前側を覆う前側キャップに、撮影レンズの後側を覆う後
側キャップを係合する係合部を持つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ交換可能なカメ
ラシステムにおける撮影レンズの前側キャップに関する
ものである。
ラシステムにおける撮影レンズの前側キャップに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりレンズ交換可能なカメラにおい
て、撮影レンズを使用しない場合には、防塵および傷防
止などのために、撮影レンズの被写体側に前側キャップ
を付け、撮影レンズのカメラボディ側に後側キャップを
付けてレンズの保護をさせている。
て、撮影レンズを使用しない場合には、防塵および傷防
止などのために、撮影レンズの被写体側に前側キャップ
を付け、撮影レンズのカメラボディ側に後側キャップを
付けてレンズの保護をさせている。
【0003】図9は、従来より用いられているこの種の
前側キャップ21及び後側キャップ7と撮影レンズ11
を示したものである。図10は、従来から用いられてい
る前側キャップ21の背面図である。図11は、前側キ
ャップ21と後側キャップ7を装着した撮影レンズ11
を示す正断面図である。
前側キャップ21及び後側キャップ7と撮影レンズ11
を示したものである。図10は、従来から用いられてい
る前側キャップ21の背面図である。図11は、前側キ
ャップ21と後側キャップ7を装着した撮影レンズ11
を示す正断面図である。
【0004】図9〜図11において、前側キャップ21
には、光軸に対して垂直にスライド可能なノブ22及び
23が配設されている。ノブ22及び23にはそれぞれ
撮影レンズ11の被写体側端部の内周面33と係合させ
るための突起22a及び23aが設けられている。また
ノブ22及び23の端部22bおよび23b(図11)
には、圧縮バネ24が当接しており、ノブ22及び23
はその付勢力により外側に押された形となっている。ま
たノブ22及び23の光軸方向における移動を規制する
ための部材25(図11)が、不図示の公知固定手段に
て前側キャップ21に固定されている。
には、光軸に対して垂直にスライド可能なノブ22及び
23が配設されている。ノブ22及び23にはそれぞれ
撮影レンズ11の被写体側端部の内周面33と係合させ
るための突起22a及び23aが設けられている。また
ノブ22及び23の端部22bおよび23b(図11)
には、圧縮バネ24が当接しており、ノブ22及び23
はその付勢力により外側に押された形となっている。ま
たノブ22及び23の光軸方向における移動を規制する
ための部材25(図11)が、不図示の公知固定手段に
て前側キャップ21に固定されている。
【0005】撮影レンズ11のボディ側端部に配設され
たバヨネット爪16a〜16cは、撮影レンズ11をカ
メラボディに脱着させるために配置されたものであり、
複数のバヨネット爪16a〜16cから成り、バヨネッ
ト爪16a〜16cにそれぞれ係合させるべく後側キャ
ップ7には係合爪8a〜8cが設けられている。
たバヨネット爪16a〜16cは、撮影レンズ11をカ
メラボディに脱着させるために配置されたものであり、
複数のバヨネット爪16a〜16cから成り、バヨネッ
ト爪16a〜16cにそれぞれ係合させるべく後側キャ
ップ7には係合爪8a〜8cが設けられている。
【0006】前側キャップ21は、撮影レンズ11に装
着されない単体の状態では、上述の如くノブ22及び2
3は圧縮バネ24の付勢力により外側に押され、前側キ
ャップ21の外縁部に配置された制限26に当接してい
る。
着されない単体の状態では、上述の如くノブ22及び2
3は圧縮バネ24の付勢力により外側に押され、前側キ
ャップ21の外縁部に配置された制限26に当接してい
る。
【0007】前側キャップ21を撮影レンズ11に装着
する場合には、ノブ22及びノブ23を外側より内側に
同時に押圧し、突起22a及び23aを撮影レンズ11
の内周面13に当接させた状態でノブ22及びノブ23
を外側に戻すことで、撮影レンズ11の内周面13に突
起22a及び23aを係持させる。
する場合には、ノブ22及びノブ23を外側より内側に
同時に押圧し、突起22a及び23aを撮影レンズ11
の内周面13に当接させた状態でノブ22及びノブ23
を外側に戻すことで、撮影レンズ11の内周面13に突
起22a及び23aを係持させる。
【0008】後側キャップ7を撮影レンズ11に装着す
る場合には、後側キャップ7に配設された係合爪8a〜
8cと、撮影レンズ11に配設されたバヨネット爪16
a〜cを係合させる。
る場合には、後側キャップ7に配設された係合爪8a〜
8cと、撮影レンズ11に配設されたバヨネット爪16
a〜cを係合させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り知られている前側キャップ及び後側キャップにおいて
は、使用者はレンズ交換時などに各々のキャップを取り
外して保管することとなる。その際に、それぞれのキャ
ップは別々に分離されて保管することになり、紛失等を
招くおそれがある。特に複数のレンズの前側キャップ及
び後側キャップをそれぞれ保管する場合など、キャップ
類の個数が増加して管理が煩雑となり、レンズを使用し
た後、レンズ保護のために再度キャップを装着しようと
しても、間違えて、異なるキャップを誤装着してしまう
おそれがある。
り知られている前側キャップ及び後側キャップにおいて
は、使用者はレンズ交換時などに各々のキャップを取り
外して保管することとなる。その際に、それぞれのキャ
ップは別々に分離されて保管することになり、紛失等を
招くおそれがある。特に複数のレンズの前側キャップ及
び後側キャップをそれぞれ保管する場合など、キャップ
類の個数が増加して管理が煩雑となり、レンズを使用し
た後、レンズ保護のために再度キャップを装着しようと
しても、間違えて、異なるキャップを誤装着してしまう
おそれがある。
【0010】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、前側キャップ及び後側キャップの保管を容易
とし、キャップ類の紛失を防止することを目的とする。
たもので、前側キャップ及び後側キャップの保管を容易
とし、キャップ類の紛失を防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、カメラ本体に取付け交換可能な撮影レンズ
の前側を覆う前側キャップに、撮影レンズの後側を覆う
後側キャップを係合する係合部を持つように構成されて
いる。
に本発明は、カメラ本体に取付け交換可能な撮影レンズ
の前側を覆う前側キャップに、撮影レンズの後側を覆う
後側キャップを係合する係合部を持つように構成されて
いる。
【0012】
【作用】上記構成の撮影レンズの前側キャップにおいて
は、撮影レンズの後側キャップに前側キャップを取り付
けることが可能となり、前側キャップ及び後側キャップ
の保管が容易となるうえ、キャップ類の紛失を防止する
効果が得られる。
は、撮影レンズの後側キャップに前側キャップを取り付
けることが可能となり、前側キャップ及び後側キャップ
の保管が容易となるうえ、キャップ類の紛失を防止する
効果が得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0014】図1は、本発明による撮影レンズの前側キ
ャップの第1実施例を示す断面図である。図2は、本発
明における前側キャップと後側キャップと撮影レンズを
示す斜視図である。図3は、本発明による前側キャップ
と後側キャップを装着した状態を示す背面図である。図
4は、本発明における前側キャップの平面図である。図
5は、後側キャップの正面図である。
ャップの第1実施例を示す断面図である。図2は、本発
明における前側キャップと後側キャップと撮影レンズを
示す斜視図である。図3は、本発明による前側キャップ
と後側キャップを装着した状態を示す背面図である。図
4は、本発明における前側キャップの平面図である。図
5は、後側キャップの正面図である。
【0015】図1において、前側キャップ1には、光軸
に対し垂直にスライド可能なノブ2及び3が配設されて
いる。ノブ2及び3にはそれぞれ撮影レンズの被写体側
端部の内周面13と係合させるための突起2a及び3a
が設けられている。またノブ2及び3の端部2bおよび
3bには圧縮バネ4が当接しており、ノブ2及び3はそ
の付勢力により外側(図1の上下方向)に押された状態
となっている。
に対し垂直にスライド可能なノブ2及び3が配設されて
いる。ノブ2及び3にはそれぞれ撮影レンズの被写体側
端部の内周面13と係合させるための突起2a及び3a
が設けられている。またノブ2及び3の端部2bおよび
3bには圧縮バネ4が当接しており、ノブ2及び3はそ
の付勢力により外側(図1の上下方向)に押された状態
となっている。
【0016】さらにノブ2及び3上には係合突起2c及
び3cが配置されており、圧縮バネ4の付勢力に抗する
方向にノブ2及び3が押圧された際に、後述する後側キ
ャップ7の内周面7aに装着できる位置に配置されてい
る。またノブ2及び3の光軸方向における移動を規制す
るための部材5が、前側キャップ1にビス止めなどの手
段にて固定されている。
び3cが配置されており、圧縮バネ4の付勢力に抗する
方向にノブ2及び3が押圧された際に、後述する後側キ
ャップ7の内周面7aに装着できる位置に配置されてい
る。またノブ2及び3の光軸方向における移動を規制す
るための部材5が、前側キャップ1にビス止めなどの手
段にて固定されている。
【0017】撮影レンズ11のボディ側端部に配設され
たバヨネット爪16a〜16cは撮影レンズ11をカメ
ラボディに脱着させるために配置されたものであり、バ
ヨネット爪16a〜16cにそれぞれ係合させるべく後
側キャップ7には係合爪8a〜8cが設けられている。
たバヨネット爪16a〜16cは撮影レンズ11をカメ
ラボディに脱着させるために配置されたものであり、バ
ヨネット爪16a〜16cにそれぞれ係合させるべく後
側キャップ7には係合爪8a〜8cが設けられている。
【0018】以下動作についての説明するが、前側キャ
ップ1を撮影レンズ11に装着する動作については従来
例と同様であるので、重複する説明を省略する。
ップ1を撮影レンズ11に装着する動作については従来
例と同様であるので、重複する説明を省略する。
【0019】後側キャップ7を前側キャップ1に装着す
る場合は、ノブ2及びノブ3を外側より内側に同時に押
圧し、突起2c及び3cを後側キャップ7の係合爪8a
〜8cに当接させた状態にて係持させる(図1)。後側
キャップ7と前側キャップ1を離すには、ノブ2及びノ
ブ3を外側より内側に同時に押圧して、突起2c及び3
cと係合爪8a〜8cとの当接を解除して、後側キャッ
プ7と前側キャップ1を分離することで実現される。
る場合は、ノブ2及びノブ3を外側より内側に同時に押
圧し、突起2c及び3cを後側キャップ7の係合爪8a
〜8cに当接させた状態にて係持させる(図1)。後側
キャップ7と前側キャップ1を離すには、ノブ2及びノ
ブ3を外側より内側に同時に押圧して、突起2c及び3
cと係合爪8a〜8cとの当接を解除して、後側キャッ
プ7と前側キャップ1を分離することで実現される。
【0020】このように、後側キャップ7に前側キャッ
プ1を取り付けたり分離したりできるので、前側キャッ
プ1及び後側キャップ7の保管が容易となるうえ、キャ
ップ類の紛失を防止する効果が得られる。
プ1を取り付けたり分離したりできるので、前側キャッ
プ1及び後側キャップ7の保管が容易となるうえ、キャ
ップ類の紛失を防止する効果が得られる。
【0021】図6は、本発明による撮影レンズの前側キ
ャップの第2実施例を示す正面図、背面図、正面図、お
よび断面図である。図6において、前側キャップ31に
は、光軸に対し垂直にスライド可能なノブ32が配設さ
れている。ノブ32にはそれぞれ撮影レンズの被写体側
端部の内周面と係合させるための係合突起32aが設け
られている。ノブ32は圧縮バネ34により外側(図6
の上下方向)に付勢されている。
ャップの第2実施例を示す正面図、背面図、正面図、お
よび断面図である。図6において、前側キャップ31に
は、光軸に対し垂直にスライド可能なノブ32が配設さ
れている。ノブ32にはそれぞれ撮影レンズの被写体側
端部の内周面と係合させるための係合突起32aが設け
られている。ノブ32は圧縮バネ34により外側(図6
の上下方向)に付勢されている。
【0022】ノブ32上には係合突起32b及び32c
が配置されている。係合突起32b及び32cは、圧縮
バネ34の付勢力に抗する方向にノブ32が押圧された
際に、後側キャップ7の係合爪8a〜8cに当接する位
置に配置されている。ノブ32の光軸方向における移動
を規制するための規制部材35が、前側キャップ31に
固定されている。
が配置されている。係合突起32b及び32cは、圧縮
バネ34の付勢力に抗する方向にノブ32が押圧された
際に、後側キャップ7の係合爪8a〜8cに当接する位
置に配置されている。ノブ32の光軸方向における移動
を規制するための規制部材35が、前側キャップ31に
固定されている。
【0023】その他は、図1〜図5で説明した第1実施
例と同様であり、同じ構成部分には同じ参照番号を付し
て重複した説明を省略する。
例と同様であり、同じ構成部分には同じ参照番号を付し
て重複した説明を省略する。
【0024】後側キャップ7を前側キャップ31に装着
する場合は、ノブ32を外側より内側に同時に押圧し、
係合突起32bまたは32cを後側キャップ7の係合爪
8a〜8cに当接させた状態にて係持させる(図6
(d))。後側キャップ7と前側キャップ31を離すに
は、ノブ32を外側より内側に同時に押圧して、係合突
起32bまたは32cと係合爪8a〜8cとの当接を解
除して、後側キャップ7と前側キャップ31を分離する
ことで実現される。
する場合は、ノブ32を外側より内側に同時に押圧し、
係合突起32bまたは32cを後側キャップ7の係合爪
8a〜8cに当接させた状態にて係持させる(図6
(d))。後側キャップ7と前側キャップ31を離すに
は、ノブ32を外側より内側に同時に押圧して、係合突
起32bまたは32cと係合爪8a〜8cとの当接を解
除して、後側キャップ7と前側キャップ31を分離する
ことで実現される。
【0025】このように、後側キャップ7に前側キャッ
プ31を取り付けたり分離したりできるので、前側キャ
ップ31及び後側キャップ7の保管が容易となるうえ、
キャップ類の紛失を防止する効果が得られる。また、こ
の第2実施例においては、前側キャップ31の表裏に設
けられた係合突起32bまたは32cのいずれにも後側
キャップ7を取り付けることができるので、係合突起3
2bまたは32cのいずれかが破損した場合や、後側キ
ャップ7に複数サイズが在る場合にも対応することがで
きる。
プ31を取り付けたり分離したりできるので、前側キャ
ップ31及び後側キャップ7の保管が容易となるうえ、
キャップ類の紛失を防止する効果が得られる。また、こ
の第2実施例においては、前側キャップ31の表裏に設
けられた係合突起32bまたは32cのいずれにも後側
キャップ7を取り付けることができるので、係合突起3
2bまたは32cのいずれかが破損した場合や、後側キ
ャップ7に複数サイズが在る場合にも対応することがで
きる。
【0026】図7は、本発明による撮影レンズの前側キ
ャップの第3実施例を示す正面図、背面図、正面図、お
よび断面図である。図7において、前側キャップ41に
は、光軸に対し垂直にスライド可能なノブ42が配設さ
れている。ノブ42にはそれぞれ撮影レンズの被写体側
端部の内周面と係合させるための突起42aが設けられ
ている。ノブ42は圧縮バネ44により外側(図7の上
下方向)に付勢されている。更に前側キャップ41の被
写体側には、後側キャップ7の係合爪8a〜8cに螺着
させる係合爪43a〜43cが形成されている(図7
(a)参照)。
ャップの第3実施例を示す正面図、背面図、正面図、お
よび断面図である。図7において、前側キャップ41に
は、光軸に対し垂直にスライド可能なノブ42が配設さ
れている。ノブ42にはそれぞれ撮影レンズの被写体側
端部の内周面と係合させるための突起42aが設けられ
ている。ノブ42は圧縮バネ44により外側(図7の上
下方向)に付勢されている。更に前側キャップ41の被
写体側には、後側キャップ7の係合爪8a〜8cに螺着
させる係合爪43a〜43cが形成されている(図7
(a)参照)。
【0027】その他は、図1〜図5で説明した第1実施
例と同様であり、同じ構成部分には同じ参照番号を付し
て重複した説明を省略する。
例と同様であり、同じ構成部分には同じ参照番号を付し
て重複した説明を省略する。
【0028】後側キャップ7を前側キャップ41に装着
する場合は、いずれか一方を時計方向に回転させて、後
側キャップ7の係合爪8a〜8cを前側キャップ41の
係合爪43a〜43cと螺着させるだけである(図7
(d))。また、後側キャップ7と前側キャップ41を
離すには、いずれか一方を反時計方向に回転させて、後
側キャップ7の係合爪8a〜8cと前側キャップ41の
係合爪43a〜43cとの係合を解除させるだけであ
る。
する場合は、いずれか一方を時計方向に回転させて、後
側キャップ7の係合爪8a〜8cを前側キャップ41の
係合爪43a〜43cと螺着させるだけである(図7
(d))。また、後側キャップ7と前側キャップ41を
離すには、いずれか一方を反時計方向に回転させて、後
側キャップ7の係合爪8a〜8cと前側キャップ41の
係合爪43a〜43cとの係合を解除させるだけであ
る。
【0029】このように、後側キャップ7に前側キャッ
プ41を取り付けたり分離したりできるので、前側キャ
ップ41及び後側キャップ7の保管が容易となるうえ、
キャップ類の紛失を防止する効果が得られる。また、こ
の第3実施例においては、後側キャップ7を前側キャッ
プ41に螺着によって取り付けるので、他の実施例より
は強固に両者を取り付けることができる。
プ41を取り付けたり分離したりできるので、前側キャ
ップ41及び後側キャップ7の保管が容易となるうえ、
キャップ類の紛失を防止する効果が得られる。また、こ
の第3実施例においては、後側キャップ7を前側キャッ
プ41に螺着によって取り付けるので、他の実施例より
は強固に両者を取り付けることができる。
【0030】図8は、本発明による撮影レンズの前側キ
ャップの第4実施例を示す正面図、背面図、正面図、お
よび断面図である。図8において、前側キャップ51に
は、光軸に対し垂直にスライド可能なノブ52が配設さ
れている。ノブ52にはそれぞれ撮影レンズの被写体側
端部の内周面と係合させるための突起52aが設けられ
ている。ノブ52は圧縮バネ54により外側(図8の上
下方向)に付勢されている。更に前側キャップ51の被
写体側には、後側キャップ7の係合爪8a〜8cに嵌合
する突起53a〜53cが形成されている(図8(a)
参照)。
ャップの第4実施例を示す正面図、背面図、正面図、お
よび断面図である。図8において、前側キャップ51に
は、光軸に対し垂直にスライド可能なノブ52が配設さ
れている。ノブ52にはそれぞれ撮影レンズの被写体側
端部の内周面と係合させるための突起52aが設けられ
ている。ノブ52は圧縮バネ54により外側(図8の上
下方向)に付勢されている。更に前側キャップ51の被
写体側には、後側キャップ7の係合爪8a〜8cに嵌合
する突起53a〜53cが形成されている(図8(a)
参照)。
【0031】その他は、図1〜図5で説明した第1実施
例と同様であり、同じ構成部分には同じ参照番号を付し
て重複した説明を省略する。
例と同様であり、同じ構成部分には同じ参照番号を付し
て重複した説明を省略する。
【0032】後側キャップ7を前側キャップ51に装着
する場合は、後側キャップ7の内周を突起53a〜53
cに嵌合させるだけである(図8(d))。また、後側
キャップ7と前側キャップ51を離すには、後側キャッ
プ7の内周と突起53a〜53cとの嵌合を解除させる
だけである。
する場合は、後側キャップ7の内周を突起53a〜53
cに嵌合させるだけである(図8(d))。また、後側
キャップ7と前側キャップ51を離すには、後側キャッ
プ7の内周と突起53a〜53cとの嵌合を解除させる
だけである。
【0033】このように、後側キャップ7に前側キャッ
プ51を取り付けたり分離したりできるので、前側キャ
ップ51及び後側キャップ7の保管が容易となるうえ、
キャップ類の紛失を防止する効果が得られる。また、こ
の第4実施例においては、後側キャップ7を突起53a
〜53cに嵌合によって取り付けるだけので、他の実施
例よりは構造が簡単であり安価に製造することができ
る。なお、突起53a〜53cは、図8(a)に示した
ピン状突起以外にも帯状突起とすることもできる。更
に、後側キャップ7の内周で嵌合させるだけでなく、後
側キャップ7の外周で嵌合させることも可能である。
プ51を取り付けたり分離したりできるので、前側キャ
ップ51及び後側キャップ7の保管が容易となるうえ、
キャップ類の紛失を防止する効果が得られる。また、こ
の第4実施例においては、後側キャップ7を突起53a
〜53cに嵌合によって取り付けるだけので、他の実施
例よりは構造が簡単であり安価に製造することができ
る。なお、突起53a〜53cは、図8(a)に示した
ピン状突起以外にも帯状突起とすることもできる。更
に、後側キャップ7の内周で嵌合させるだけでなく、後
側キャップ7の外周で嵌合させることも可能である。
【0034】以上の実施例によれば、撮影レンズ11の
後側キャップ7に前側キャップ1、31、41、または
51を取り付けることが可能となるため、レンズ交換の
際などに各々のキャップを取り外した場合など保管が容
易となり、また一方のキャップを紛失するといったこと
を未然に防ぐ効果が得られる。
後側キャップ7に前側キャップ1、31、41、または
51を取り付けることが可能となるため、レンズ交換の
際などに各々のキャップを取り外した場合など保管が容
易となり、また一方のキャップを紛失するといったこと
を未然に防ぐ効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影レン
ズの後側キャップに前側キャップを取り付けることが可
能となり、前側キャップ及び後側キャップの保管が容易
となるうえ、キャップ類の紛失を防止することが可能と
なる。
ズの後側キャップに前側キャップを取り付けることが可
能となり、前側キャップ及び後側キャップの保管が容易
となるうえ、キャップ類の紛失を防止することが可能と
なる。
【図1】本発明による撮影レンズの前側キャップの第1
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【図2】本発明による撮影レンズの前側キャップの第1
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明による撮影レンズの前側キャップの第1
実施例を示す背面図である。
実施例を示す背面図である。
【図4】本発明による撮影レンズの前側キャップの第1
実施例を説明する正断面図である。
実施例を説明する正断面図である。
【図5】本発明による撮影レンズの前側キャップの第1
実施例を説明する正面図である。
実施例を説明する正面図である。
【図6】本発明による撮影レンズの前側キャップの第2
実施例を示す正面図、背面図、正断面図、および断面図
である。
実施例を示す正面図、背面図、正断面図、および断面図
である。
【図7】本発明による撮影レンズの前側キャップの第3
実施例を示す正面図、背面図、正断面図、および断面図
である。
実施例を示す正面図、背面図、正断面図、および断面図
である。
【図8】本発明による撮影レンズの前側キャップの第4
実施例を示す正面図、背面図、正断面図、および断面図
である。
実施例を示す正面図、背面図、正断面図、および断面図
である。
【図9】従来の前側キャップの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】従来の前側キャップの一例を示す背面図であ
る。
る。
【図11】従来の前側キャップの一例を説明する正断面
図である。
図である。
【符号の説明】 1 前側キャップ 2 ノブ 2a 突起 2b 端部 2c 突起 3 ノブ 4 圧縮バネ 5 部材 7 後側キャップ 7a 内周部 8a〜c 係合爪 11 撮影レンズ 13 内周面 16a〜c バヨネット爪 31 前側キャップ 32 ノブ 32a 突起 33 内周面 34 圧縮バネ 35 規制部材 41 前側キャップ 42 ノブ 42a 突起 43a〜c 係合爪 44 圧縮バネ 51 前側キャップ 52 ノブ 52a 突起 53a〜c 突起 54 圧縮バネ
Claims (8)
- 【請求項1】カメラ本体に取付け交換可能な撮影レンズ
の前側を覆う前側キャップにおいて、 前記撮影レンズの後側を覆う後側キャップを係合する係
合部を有することを特徴とする撮影レンズの前側キャッ
プ。 - 【請求項2】前記係合部は、 撮影レンズの光軸に対し垂直方向に摺動されるノブと、 前記ノブを撮影レンズの外周方向に付圧するバネと、 撮影レンズの外筒部の内周面に係合する第1の係合爪
と、 前記撮影レンズの後側キャップの内周面に係合する第2
の係合爪を有することを特徴とする請求項1に記載の撮
影レンズの前側キャップ。 - 【請求項3】前記第2の係合爪は、前記撮影レンズ側に
突出した突出部であることを特徴とする請求項2に記載
の撮影レンズの前側キャップ。 - 【請求項4】前側キャップ本体に設けられた貫通孔を有
し、 前記第2の係合爪は、該貫通孔から被写体側に突出した
突出部であることを特徴とする請求項2に記載の撮影レ
ンズの前側キャップ。 - 【請求項5】前記係合部は、 前側キャップ本体の被写体側表面に突出した固定突起部
であり、該固定突起部が前記後側キャップと係合するこ
とを特徴とする請求項1に記載の撮影レンズの前側キャ
ップ。 - 【請求項6】前記固定突起部は、 前側キャップ本体の被写体側表面に突出した柱状突起部
であり、該柱状突起部が前記後側キャップと嵌合するこ
とを特徴とする請求項5に記載の撮影レンズの前側キャ
ップ。 - 【請求項7】前記固定突起部は、 前側キャップ本体の被写体側表面に突出した環状突起部
であり、該環状突起部が前記後側キャップと嵌合するこ
とを特徴とする請求項5に記載の撮影レンズの前側キャ
ップ。 - 【請求項8】前記固定突起部は、 前記後側キャップに設けられたバヨネット爪と係合する
バヨネット爪であり、該バヨネット爪が前記後側キャッ
プと螺合することを特徴とする請求項5に記載の撮影レ
ンズの前側キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5354439A JPH07199277A (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 撮影レンズの前側キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5354439A JPH07199277A (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 撮影レンズの前側キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07199277A true JPH07199277A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18437580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5354439A Pending JPH07199277A (ja) | 1993-12-30 | 1993-12-30 | 撮影レンズの前側キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07199277A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003084332A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-19 | Sony Corp | レンズキャップ及びカメラ装置 |
JP2014044309A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Canon Inc | アクセサリユニット及び撮像システム |
WO2015016513A1 (ko) * | 2013-07-30 | 2015-02-05 | 테라더림 주식회사 | 렌즈캡 |
-
1993
- 1993-12-30 JP JP5354439A patent/JPH07199277A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101530191B1 (ko) * | 2013-07-30 | 2015-06-22 | 테라더림 주식회사 | 렌즈캡 |
CN105593759A (zh) * | 2013-07-30 | 2016-05-18 | 特睿德瑞姆有限公司 | 镜头盖 |
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