JP2014044309A - アクセサリユニット及び撮像システム - Google Patents

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【課題】撮像装置本体の接眼部に対して容易に着脱が可能であり、一方で、ユーザが意図していないときには外れ難いアイカップを簡易な構成で提供する。
【解決手段】樹脂と弾性材料とが二色成形されたアイカップ107は、ビデオカメラ100の接眼部109と嵌合する樹脂部202と、外観部となるエラストマ部201とを有し、樹脂部202は、対向する2つの側壁部と、2つの側壁部を繋ぐ弾性部212と、側壁部の内側側面において対向するように設けられ、接眼部109に形成された2カ所の嵌合凸部301と嵌合する2カ所の嵌合凹部211と、2つの側壁部の接眼側の端面の外側に設けられた2カ所の突起部213とを備える。2カ所の突起部213を互いに近付ける方向に力を加えたときに、弾性部212に生じる撓みによって嵌合凹部211が嵌合凸部301から離れて嵌合凹部211と嵌合凸部301との嵌合が解除される構造とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置等の接眼部に着脱可能なアクセサリユニットの構造に関する。
撮像装置本体の接眼部(接眼枠)に取り付けられるアクセサリユニット(アイカップ)は、撮影者がファインダを覗くときに外光が入射して視界を妨げることを防止する。外光の入射を防ぐためにアイカップに目の周囲を押し当てて使用する場合が多く、そのため、アイカップは、肌への当たり(触り)を柔らかくするために、ゴムやエラストマ等の弾性部材で形成されていることが多い。また、撮像装置本体の接眼部に対しては、通常よりも外光を遮断しやすくするために大きなアイカップに付け替えたり、ファインダの視度を調整するために補正レンズ(アクセサリの一つ)を装着したりする場合がある。そのため、撮像装置本体の接眼部とアイカップ等のアクセサリとは、着脱が容易な構成であることが望ましい。その一方で、撮像装置をカメラバックに入れている間やカメラバックから取り出すとき等に、ユーザの意図に反してアイカップが外れてしまう等の事態が生じることは避けなければならない。
そこで、撮像装置本体の接眼部に対して容易に着脱が可能であり、ユーザの意図に反して外れることのないアクセサリユニットが提案されている(特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載されたアクセサリユニットは、接眼部の両側面に形成された溝のそれぞれに係合する一対の係合爪部と、この一対の係合爪部をつなぎ、弾性変形することで係合爪部を変位させる弾性部とを有する係合部材を備える。また、このアクセサリユニットは、ユーザの操作により係合爪部と接眼部との係合を解除する方向に係合爪部を変位させるように弾性部を弾性変形させる操作部を有する。更に、このアクセサリユニットは、操作部が操作されることなく接眼部に装着されたアクセサリユニットに対して装着方向とは反対方向の力が加わるときには、弾性部をアクセサリユニットの装着方向とは反対の方向に押圧する押圧部とを有する。そして、押圧部をアクセサリユニット本体に一体的に形成して、弾性部を押圧すると係合爪部と接眼部とが係合する方向に係合爪部が変位するように弾性部を弾性変形させている。
特許第4298756号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたアクセサリユニットは、係合爪部や弾性部を有する係合部材と、爪部の係合を解除する操作部材とを使用しており、また、目に押し当てる部分に配置する弾性部材やアクセサリユニットの構造を保持するための保持部材等を必要とする。そのため、部品点数が多く、組立工数が増えてしまうという問題がある。
本発明は、撮像装置本体の接眼部に対して容易に着脱が可能であり、一方で、ユーザが意図していないときには外れ難いアクセサリユニットを簡易な構成で提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置の接眼部に着脱可能なアクセサリユニットであって、樹脂と弾性材料との二色成形により成形された、前記樹脂からなり前記接眼部に当接する樹脂部と、前記弾性材料からなる外観部とを有し、前記樹脂部は、対向する2つの側壁部と、前記2つの側壁部の間の少なくとも一部に形成される弾性部と、前記側壁部の内側側面において対向するように設けられ、前記接眼部に形成された凸部もしくは凹部のいずれか一方である2カ所の第1嵌合部とそれぞれ嵌合する凸部もしくは凹部のもう一方である2カ所の第2嵌合部と、前記2つの側壁部の接眼側の端面よりも撮影者側に設けられた2カ所の突起部とを備え、前記2カ所の突起部を互いに近付ける方向に力を加えたときに、前記弾性部に生じる撓みによって前記第2嵌合部が前記第1嵌合部から離れて前記第2嵌合部と前記第1嵌合部との嵌合が解除されることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置本体の接眼部に対して容易に着脱が可能であり、一方で、ユーザが意図していないときには外れ難いアクセサリユニットを簡易的な構成にて実現することができる。
本発明の実施形態に係るレンズ交換式のデジタルビデオカメラの正面側斜視図及び背面側斜視図である。 図1のデジタルビデオカメラに装着される第1実施形態に係るアイカップの構造及びアイカップの構成部品を単体で示す斜視図である。 図1のデジタルビデオカメラの接眼部に対してアイカップを装着する際の動作及びアイカップの変形の態様を示す図である。 図1のデジタルビデオカメラの接眼部からアイカップを取り外す際の動作及びアイカップの変形の態様を示す図である。 図1のデジタルビデオカメラに装着される第2実施形態に係るアイカップの構造及びアイカップの構成部品を単体で示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、撮像装置の一例として、レンズ交換式のデジタルビデオカメラ(以下「ビデオカメラ」という)を取り上げることとするが、本発明はこれに限定されるものではない。
<第1実施形態>
[ビデオカメラ100の構成]
図1は、本発明の実施形態に係るビデオカメラ100の外観斜視図であり、図1(A)は正面側斜視図であり、(B)は背面側斜視図である。ビデオカメラ100の本体(以下「カメラ本体」という)は、カメラ本体に対して交換レンズ101を装着するレンズマウント102を備える。レンズマウント102に対しては、様々な種類のレンズの取り付け/取り外しが可能であり、レンズ交換により撮像光学系の選択の幅を広げることができる。
カメラ本体には、ハンドル部103と、グリップ部104が設けられている。ハンドル部103は、例えば、運搬時やローアングル撮影時にユーザが把持する部位であり、グリップ部104は、例えば、ハイアングル撮影時や通常撮影時にユーザが把持する部位である。これらハンドル部103とグリップ部104により、様々な撮影状態に対してビデオカメラ100を適切な姿勢で保持することができるようになっている。
また、カメラ本体には、電源スイッチ105と、液晶パネル106と、アイカップ107(第1実施形態に係るアクセサリユニット)と、ビューファインダ(本実施形態においては電子ビューファインダ(EVF))108と、接眼部109とを備える。電源スイッチ105は、ビデオカメラ100の電源のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ビデオカメラ100の電源がオン状態にあるときに、交換レンズ101によって取得された光学情報はCCD或いはCMOS等の撮像センサとCPU(共に不図示)によって画像データに変換され、液晶パネル106とビューファインダ108に画像が表示される。こうして、ビデオカメラ100の撮影者(使用者)は、液晶パネル106或いはビューファインダ108を通して、映像を確認することができる。ビデオカメラ100では、ビューファインダ108の周囲を覆う外装カバーに接眼部109が設けられており、接眼部109に覆い被さるようにアイカップ107が装着されている。
[アイカップ107の構造]
アイカップ107の構造について、カメラ本体の接眼部109から取り外された状態を示す図2を参照して説明する。図2は、アイカップ107の構造を単体で示す斜視図である。
図2(A)は、アイカップ107を内側(ビューファインダ108側)から見た斜視図である。アイカップ107は、二色成形により成形されており、主に外観に露出する外観部は、エラストマによって形成された弾性部としてのエラストマ部201となっており、エラストマ部201の内側は樹脂によって形成された樹脂部202となっている。アイカップ107が接眼部109に取り付けられたとき、樹脂部202が接眼部109に当接する。
アイカップ107は、外光を遮光するために撮影者が目の周囲を押しあてて使用する場合が多いため、アイカップ107の外観部をエラストマのような比較的柔らかい弾性材料で形成することにより、肌への当たりを柔らかくしている。また、外観部であるエラストマ部201以外の部分(アイカップ107の骨格を形成する部分)を適度な硬さを有する樹脂材料で形成することにより、組立時の摺動具合や係合爪部の嵌合具合(詳しくは後述する)を良好なものとしている。なお、エラストマや樹脂の材質は、エラストマ(弾性部材)よりも樹脂部202の部材の方が剛性が高ければ、例えば、金属や木材のような材質であっても、二色成形が可能な限りにおいて、適宜、周知の材料から選択することができる。
図2(B)は、アイカップ107の樹脂部202のみを内側(ビューファインダ108側)から見て示す斜視図であり、図2(C)は、アイカップ107の樹脂部202のみを接眼側(撮影者が目を近づける側)から見た斜視図である。
アイカップ107の樹脂部202は、全体としてファインダ窓の四辺のうち三辺(この場合は下側以外の三辺)に相当する部分を覆うような略U字形状を有している。図2(B),(C)の左右方向を構成する側壁部に対して、側壁部を繋ぐ弾性部212が撓むことによって、U字先端(U字の開口)の幅Lが広がることのできる構造となっている。また、側壁部の内側側面(内壁)には、カメラ本体に設けられた接眼部109の側面に形成された第1嵌合部である2カ所の嵌合凸部301(詳細は後述する)と嵌合する第2嵌合部である2カ所の嵌合凹部211(詳細は後述する)が、互いに対向するように形成されている。
更に、嵌合凹部211が設けられている側壁部の接眼側の端面の外側(撮影者側)には、ビューファインダ108の光軸方向に突出すると共に図2(C)の左右方向に突出する突起部213が形成されている。2カ所の突起部213は、アイカップ107を接眼部109から取り外す際に使用する部位であり、詳細は後述する。
樹脂部202のU字形状に切り欠かれた部分には、エラストマ部201(図2(A)参照)の一部が充填されている。この充填部が弾性部221となっており、弾性部221は樹脂部202のU字先端の幅Lが広がった際に、幅Lが広がった長さ分だけ伸びることができる。逆に言えば、樹脂部202のU字先端の幅Lの広がりは、弾性部221が変形可能な範囲に制限される。
アイカップ107の外観部をエラストマ部201とすることで、樹脂部202をU字形状で構成してもデザインに悪影響を与えることはない。また、アイカップ107を二色成形により成形しているために部品点数は1点であり、組立工数を減らすことができる。
[接眼部109に対するアイカップ107の着脱]
接眼部109に対してアイカップ107を装着する際の動作について、図3を参照して説明する。図3は、接眼部109に対してアイカップ107を装着する際の動作及びアイカップ107の変形の態様を示す図である。
図3(A)は、接眼部109に対するアイカップ107の装着方向を示す斜視図である。アイカップ107は、接眼部109に対して、図3(A)中に示す矢印方向(ビューファインダ108の光軸方向に対して略平行な方向)に取り付けられる。接眼部109の両側側面には嵌合凸部301が形成されており(片側は不図示)、嵌合凸部301はアイカップ107の樹脂部202のU字形状両側に形成された嵌合凹部211と嵌合する。これにより、アイカップ107は接眼部109に固定される。
図3(B)〜(D)は、接眼部109に対してアイカップ107を装着する際のアイカップ107の変形の態様を示す断面図であり、アイカップ107と接眼部109のみを接眼部109に形成された2カ所の嵌合凸部301を通る断面で簡易的に示している。図3(B)はアイカップ107の固定前の状態を、図3(C)は固定途中の状態を、図3(D)は固定後の状態をそれぞれ示している。
アイカップ107は、嵌合位置(嵌合凸部301と嵌合凹部211とが嵌合する位置)に到達するまでは、接眼部109の外形に沿って装着方向に嵌められていく(図3(B))。アイカップ107の先端が高さLの嵌合凸部301に到達すると、アイカップ107の内壁が嵌合凸部301に乗り上げ、その状態で更に装着方向に嵌められていく。このとき、アイカップ107の樹脂部202の弾性部212が変形する。即ち、樹脂部202のU字形状の先端の幅は、接眼部109の両側の嵌合凸部301高さL×2だけ伸びて、L+L×2となっており、エラストマ部201の弾性部221も同等の変形量(嵌合凸部301高さL×2)だけ伸びている(図3(C))。アイカップ107が更に装着方向に進むと、アイカップ107の嵌合凹部211と接眼部109の嵌合凸部301とが嵌合し、アイカップ107は接眼部109に固定される(図3(D))。このとき、樹脂部202のU字形状の先端の幅は、元の幅Lに戻っている。
次に、接眼部109からアイカップ107を取り外す際の動作について、図4を参照して説明する。図4は、接眼部109からアイカップ107を取り外す際の動作及びアイカップ107の変形の態様を示す図である。
図4(A)は、接眼部109からアイカップ107を取り外す際のアイカップ107に対する撮影者の操作を示す斜視図である。接眼部109からアイカップ107を取り外す際には、アイカップ107の両側面の接眼部側(ビューファインダ108から最も離れた、撮影者が目を近付ける側)を摘まむ。
図4(B)は、図4(A)に示す操作を行ったときのアイカップ107の変形の態様を示す断面図である。アイカップ107の両側面の接眼部側を摘まむと、アイカップ107の樹脂部202に形成された突起部213には、図4(B)中の矢印F方向(突起部213同士を互いに近付ける方向)の力が掛かる。ここで、突起部213は、接眼部109の側壁(つまり、アイカップ107の側壁部の内壁)よりも、アイカップ107の装着方向と直交する方向(図2(C)の左右方向)に突出するように形成されている。そのため、アイカップ107は、図4(B)中の支点を中心として、アイカップ107の嵌合凹部211が接眼部109の嵌合凸部301から離れるように変形する。そして、嵌合凹部211が嵌合凸部301から高さLだけ変位すると、嵌合凹部211と嵌合凸部301との嵌合が解除され、ビューファインダ108の光軸方向にアイカップ107を接眼部109から引き抜くことができるようになる。なお、この支点は接眼部109の左右の角部のことであり、具体的には嵌合凸部301を有する面とビューファインダ108を有する面とで成す辺(角部)である。
このようなアイカップ107と接眼部109の構造によれば、アイカップ107に目を押し付けたときには、突起部213に対してビューファインダ108の光軸方向に力が掛かるため、図4(B)中の支点を中心として嵌合が外れる方向とは反対の方向に荷重が掛かる。そのため、嵌合凹部211と嵌合凸部301との嵌合が外れることはない。
なお、嵌合凹部211と嵌合凸部301は、嵌合部の一方が凹部で嵌合部のもう一方が凸部であればよい。即ち、凹部と凸部が逆の場合のように、211が凸部であり、301が凹部となっていても構わない。
以上の説明の通り、第1実施形態に掛かるアイカップ107では、撮影者が意図的にアイカップ107の両側面の接眼部側(突起部213周辺)を摘まんだときには接眼部109から容易に取り外すことができる。一方で、撮影者がアイカップ107の両側面の接眼部側(突起部213周辺)以外を持って引っ張ったとしても、2つの嵌合部によって嵌合しているので不用意には外れない構造となっている。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るアイカップ500は、第1実施形態で説明したビデオカメラ100の接眼部109に対して着脱可能に構成される。図5は、アイカップ500の構造を示す斜視図であり、図5(A)はアイカップ500を内側(ビューファインダ108側(接眼部109に装着された状態における交換レンズ101側))から見た斜視図である。アイカップ500は、第1実施形態に係るアイカップ107と同様に、二色成形により形成されている。アイカップ500において、主に外観に露出する外観部は、エラストマによって形成されたエラストマ部501となっており、エラストマ部501の内側は、樹脂によって形成された樹脂部502となっている。なお、樹脂及びエラストマの材料選択は、第1実施形態に準ずる。
図5(B)は、アイカップ500の樹脂部502のみを内側(ビューファインダ108側)から見て示す斜視図である。樹脂部502は全体的に略ロ字形状を有しており、すなわち、ファインダ窓の四辺のうち全辺を覆うに形成されている。樹脂部502の内側側面(内壁)には、接眼部109の両側側面に設けられた嵌合凸部301に嵌合する嵌合凹部521(片側不図示)が設けられている。また、樹脂部502には、嵌合凹部521を挟み、概ねビューファインダ108の光軸方向(アイカップ500の装着方法)に沿うように、一定間隔で片側2カ所ずつ合計4カ所のスリット部524が形成されている。これにより、嵌合凹部521を含むスリット部524に挟まれた部分、すなわち側壁部522は、その根元(接眼部109の左右の角部、すなわち嵌合凸部301を有する面とビューファインダ108を有する面とで成す辺)を支点として、図5(B)の左右方向に撓むことができる。したがって、嵌合凹部521が接眼部109の嵌合凸部301に嵌合する際に、側壁部522が両側の嵌合凸部301の高さL分(L×2)だけ撓む。
側壁部522(嵌合凹部521を含むスリット部524に挟まれた部分)の接眼側の端面の外側には、ビューファインダ108の光軸方向に突出すると共に図5(B)の左右方向に突出する突起部523が形成されている。突起部523は、第1実施形態に係るアイカップ107の樹脂部202の突起部213と同様に、アイカップ500を接眼部109から取り外す際に使用される部位である。突起部213もまた、側壁部(嵌合凹部521を含むスリット部524に挟まれた部分)に形成することができる。
アイカップ500の樹脂部502に形成されたスリット部524は、エラストマ部501のスリット充填部511によって充填されている。そして、スリット充填部511は、側壁部522が接眼部109の嵌合凸部301の高さ分(L×2)撓んだ際に伸びることができる。
よって、アイカップ500は、第1実施形態に係るアイカップ107と同様に、撮影者が意図的にアイカップ500の両側面の接眼部側(突起部523周辺)を摘まむことにより接眼部109から容易に取り外すことができる構造となっている。このとき、樹脂部502において突起部523が側壁部522の近傍に形成されているため、アイカップ500を接眼部109から取り外す際の力を効率的に伝えることができる。そして、アイカップ500は、接眼部109に装着された状態では、撮影者がアイカップ107の両側面の接眼部側(突起部523周辺)以外を持って引っ張ったとしても、2つの嵌合部によって嵌合しているので不用意には外れない構造となっている。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。たとえば、本実施形態はレンズ交換式デジタルビデオカメラを例にとって説明してきたが、他の撮像システム、たとえばデジタル一眼レフカメラであってもよい。また、アイカップが取り付けられる撮像装置であればレンズ交換式のデジタルカメラに限られず、また双眼鏡や望遠鏡などの光学機器に取り付けられても構わない。
100 ビデオカメラ(レンズ交換式デジタルビデオカメラ)
107,500 アイカップ(アクセサリユニット)
108 ビューファインダ
109 接眼部
201,501 エラストマ部
202,502 樹脂部
211,521 嵌合凹部
212,522 側壁部
213,523 突起部
221 弾性部
301 嵌合凸部
511 スリット充填部
524 スリット部

Claims (6)

  1. 撮像装置の接眼部に着脱可能なアクセサリユニットであって、
    樹脂と弾性材料との二色成形により成形された、前記樹脂からなり前記接眼部に当接する樹脂部と、前記弾性材料からなる外観部とを有し、
    前記樹脂部は、
    対向する2つの側壁部と、
    前記2つの側壁部の間の少なくとも一部に形成される弾性部と、
    前記側壁部の内側側面において対向するように設けられ、前記接眼部に形成された凸部もしくは凹部のいずれか一方である2カ所の第1嵌合部とそれぞれ嵌合する凸部もしくは凹部のもう一方である2カ所の第2嵌合部と、
    前記2つの側壁部の接眼側の端面よりも撮影者側に設けられた2カ所の突起部とを備え、
    前記2カ所の突起部を互いに近付ける方向に力を加えたときに、前記弾性部に生じる撓みによって前記第2嵌合部が前記第1嵌合部から離れて前記第2嵌合部と前記第1嵌合部との嵌合が解除されることを特徴とするアクセサリユニット。
  2. 前記突起部は、前記接眼部の側壁よりもアクセサリユニットの装着方向と直交する方向に突出していることを特徴とする請求項1のアクセサリユニット。
  3. 前記アクセサリユニットに目を押し当てることによって前記突起部に力が掛かったときに、前記第2嵌合部には、前記第1嵌合部から離れる方向とは反対の方向に荷重が掛かることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアクセサリユニット。
  4. 前記2つの側壁部はそれぞれ、一定間隔で前記アクセサリユニットの装着方向と平行に形成されたスリット部を有し、
    前記側壁部は前記スリット部に挟まれた部分であり、前記側壁部に前記第2嵌合部及び前記突起部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクセサリユニット。
  5. 前記外観部は、前記スリット部に弾性部材が充填され、前記弾性部を形成することを特徴とする請求項4記載のアクセサリユニット。
  6. アクセサリユニットと当該アクセサリユニットが着脱可能な接眼部を備える撮像装置からなる撮像システムであって、
    前記接眼部は、凸部もしくは凹部のいずれか一方である2カ所に設けられた第1嵌合部を有し、
    前記アクセサリユニットは、樹脂と弾性材料との二色成形により成形された、前記樹脂からなり前記接眼部に当接する樹脂部と、前記弾性材料からなる外観部とを有し、
    前記樹脂部は、
    対向する2つの側壁部と、
    前記2つの側壁部の間の少なくとも一部に形成される弾性部と、
    前記側壁部の内側側面において対向するように設けられ、前記接眼部に形成された前記2カ所の第1嵌合部とそれぞれ嵌合する凸部もしくは凹部のもう一方である2カ所の第2嵌合部と、
    前記2つの側壁部の接眼側の端面の外側に設けられた2カ所の突起部とを備え、
    前記2カ所の突起部を互いに近付ける方向に力を加えたときに、前記弾性部に生じる撓みによって前記第2嵌合部が前記第1嵌合部から離れて前記第2嵌合部と前記第1嵌合部との嵌合が解除されることを特徴とする撮像システム。
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