JPH07197735A - 窓開閉装置 - Google Patents

窓開閉装置

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JPH07197735A
JPH07197735A JP35222893A JP35222893A JPH07197735A JP H07197735 A JPH07197735 A JP H07197735A JP 35222893 A JP35222893 A JP 35222893A JP 35222893 A JP35222893 A JP 35222893A JP H07197735 A JPH07197735 A JP H07197735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
window
braking
closing arm
closing
Prior art date
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Pending
Application number
JP35222893A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Hienae
慶二 稗苗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EITO KIKAKU KAIHATSU SEKKEI KK
Original Assignee
EITO KIKAKU KAIHATSU SEKKEI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by EITO KIKAKU KAIHATSU SEKKEI KK filed Critical EITO KIKAKU KAIHATSU SEKKEI KK
Priority to JP35222893A priority Critical patent/JPH07197735A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓を安全に開き、かつ小さな力で閉じる。 【構成】 開閉アーム10の下面に制動部材25,25
の制動当接面26を当接させると共に、弾性部27への
押圧力を調整ねじ30にて調整する。これによって、制
動部材25,25に開閉アーム10の窓開時の移動方向
とは逆の回転力を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓開閉装置に関し、特
に、窓を開く場合大きな制動力を付与する機構を備える
窓開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】壁等に設けられた枠体に開閉可能に取付
けられている窓において、その開閉を行う場合には、通
常、窓枠に開閉アームの一端を枢支し、かつ枠体側に回
動可能に取付けた装置本体に対し開閉アームを移動可能
に貫通させ、この開閉アームを回動させつつ装置本体よ
り移動させ、窓を開閉している。
【0003】この方式の窓開閉装置は、窓を所定の開位
置で固定する固定機構を枠体側の装置本体に備えている
ので、固定機構の解除を枠体(室内)側で操作でき、従
って、身を乗り出す必要がないので安全性に優れてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の従
来の窓開閉装置は上記したように窓を開位置(角度)で
固定機構により単に固定するだけの構造なので、高層ビ
ルディング等において窓を開く際に窓が風圧により押圧
された場合窓の回動と共に操作者が室外側に引っ張ら
れ、非常に危険であった。また、窓が風圧により加速さ
れて回動する場合には回動限界が過ぎても窓に大きな押
圧力(風圧)がそのまま加わるので、窓枠や窓開閉装置
を損壊する虞れがあった。
【0005】本発明はこのような点を解決するためにな
されたもので、簡単な構造でありながら窓の開閉操作を
安全かつ確実に行うことができる窓開閉装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の窓開閉装置は、
一端が窓枠に枢支されている開閉アームと、枠体に回動
可能に取付けられて開閉アームが移動可能に貫通されて
いる本体ケーシングと、本体ケーシング内に揺動可能に
配されて開閉アームに当接される制動部材と、本体ケー
シングへの螺入で制動部材を押圧して揺動させ、制動部
材の開閉アームへの当接圧力を調整する調整ねじとを含
み、制動部材に、開閉アームが窓枠の開く方向で移動す
る場合にのみ開閉アームの移動を大きく制動する制動当
接面を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】調整ねじの螺入量によって制動部材の揺動量が
決まり、制動部材の開閉アームに対する当接圧力が調整
される。また、制動部材の制動当接面は開閉アームが窓
枠の開方向へ移動する場合にのみ開閉アームに大きな制
動力を付与する。従って、窓を開ける際に大きな風圧が
加わっても開閉アームの移動(速度)が制動されるの
で、窓が徐々に開く。また、窓を閉じる際には制動当接
面の制動作用が働かないので、小さな力で窓を回動させ
て閉めることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図4は窓の閉状態を示す斜視図であり、1
は窓を示している。この窓1は矩形状の窓枠2を備え、
窓枠2は上框2a,下框2b及び左右の縦框2c,2d
から成る。上框2a及び下框2bは中央の回転軸3,3
を介して枠体4の上枠(図示せず)と下枠4aに回転可
能に取付けられている。縦框2c,2dには開閉用のハ
ンドル5がそれぞれ装着されている。尚、窓枠2にはガ
ラス6が嵌め込まれている。
【0009】図1は本発明に係る窓開閉装置の縦断面図
であり、図2は同装置の横断面図である。この窓開閉装
置は窓枠2の下框2bに固定ねじ8を介して固定されて
いる連結板9を有している。この連結板9の下面には開
閉アーム10の一端が枢支ピン11を介して回動可能に
枢支されている。
【0010】開閉アーム10は本体ケーシング12に移
動可能に貫通されている。本体ケーシング12は断面略
台形に形成されて開閉アーム10の挿通されている挿通
穴13を備えている。本体ケーシング12の上部の中央
には押ボタン14が突設されている。この押ボタン14
は押下げケース15の上面に固定されている。押下げケ
ース15には開閉アーム10が移動可能に挿入され、そ
の下面上にはロック軸16が固定されている。また、押
下げケース15は押上げ用の円錐ばね17により支承さ
れている。従って、押下げケース15は円錐ばね17に
て常時押上げられているので、ロック軸16は開閉アー
ム10の下面に押圧される。一方、開閉アーム10の下
面には、図2に示すように、ロック孔18が設けられて
いる。
【0011】本体シーケンス12の底壁19の中央は回
動軸20にて回動可能に支持され、回動軸20の下部は
取付金具21に固定されている。取付金具21は取付ビ
ス22を介して枠体4の下枠4aに固定している。従っ
て、本体ケーシング12は枠体4に対し回動軸20を中
心として回動する。
【0012】ここで、窓1の開操作時のロック動作を説
明する。即ち、ハンドル5を操作して窓1を押すと、窓
1は回転軸3,3を介して回転し、開く。この場合窓1
の回転に伴って開閉アーム10が本体ケーシング12を
回転させつつ回動し、かつこの本体ケーシング12より
矢印方向に移動する。そして、窓1が所定角度、例え
ば、45度回転した時点で開閉アーム10下面のロック
孔18がロック軸16上まで移動するので、ロック軸1
6がロック孔18に係入し、開閉アーム10が固定され
る。従って、窓1を所定角度で開状態にロックすること
ができる。
【0013】また、押ボタン14を押下すると、押下げ
ケース15が下動し、それに伴ってロック軸16も下動
するので、ロック軸16がロック孔18より外れ、ロッ
ク状態が解除する。
【0014】さて、本体ケーシング12内には仕切壁2
3,23が設けられ、これら仕切壁23により収納空間
24が形成されている。これら収納空間24にはプラス
チック製の制動部材25がそれぞれ収納されている。各
制動部材25は両端に揺動軸25aを有し、これら揺動
軸25aを中心として揺動(回動)する。制動部材25
の上面には湾曲面から成る制動当接面26が形成されて
いる。また、制動部材25の下部には上方に向かって伸
長する薄板状の弾性部27が一体的に形成されている。
制動部材25の中央には両側から調整ばね28,29の
一端が係入されている。これら調整ばね28の他端は調
整ねじ30に当接されている。調整ねじ30は本体ケー
シング12の壁部に螺入されている。
【0015】次に、窓1の開操作時の制動動作について
説明する。図3は制動動作の説明図であり、(A)は弱
い制動力を付与した場合を示し、(B)は強い制動力を
付与した場合を示している。即ち、図3(A)に示すよ
うに、調整ねじ30の螺入量を小さくすると、制動部材
25の弾性部27を殆ど押圧しないので、制動部材25
に時計方向の回動力が加わらず、従って、制動当接面2
6の一部の面が開閉アーム10の下面に小さい押圧力で
当接するだけである。この状態で開閉アーム10が窓1
の開操作に伴って矢印方向に移動すると、制動部材25
には制動当接面26を介して反時計方向への回動力が加
わる。この回動力は開閉アーム10の移動方向に沿って
おり、しかも制動当接面26の押圧力が小さいので、制
動当接面26と開閉アーム10の動摩擦力が小さくな
る。従って、開閉アーム10には小さな制動力が加わる
だけである。よって、風圧が強い場合には窓1が加速さ
れて回転する虞れがある。
【0016】これに対し、図3(B)に示すように、調
整ねじ30の螺入量を大きくすると、制動部材25の弾
性部27を強く押圧するので、制動部材25に常時時計
方向の回転力が加わる。また、制動当接面26の開閉ア
ーム10下面への押圧力が大きく、しかも接触面積が大
きくなっている。この状態で開閉アーム10が矢印方向
に移動すると、制動部材25の時計方向の回転力と開閉
アーム10の移動方向とが逆方向となり、かつ制動当接
面26の押圧力及び接触面が大きいので、制動当接面2
6と開閉アーム10間の動摩擦力が大きくなる。従っ
て、開閉アーム10に大きな制動力が作用するので、強
風時に窓1を開く場合でも風圧で窓1が加速回転するこ
とがなく、徐々に開く。
【0017】一方、窓1を閉じる場合には開閉アーム1
0の移動方向に(矢印とは逆方向)制動部材25の時計
方向の回転が一致するので、小さな力で窓1を閉じるこ
とができる。
【0018】図5は本発明の他の実施例に係る制動部材
を示し、同図(A)の制動部材31は断面略C字状に形
成され、弾性部31a,湾曲している制動当接面31b
及び揺動軸31cを有している。また、同図(B)の制
動部材32は断面略三角形状に形成され、同様に弾性部
32a,制動当接面32b及び揺動軸32cを有してい
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構造でありながら調整ねじを回すだけで開閉アー
ムの移動を任意に制動することができる上に窓を閉じる
際には制動力を小さくすることができる。従って、窓の
開操作を安全に行い得る上にその閉操作時には小さな力
で閉じることができる窓開閉装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窓開閉装置の縦断面図である。
【図2】同装置の横断面図である。
【図3】本発明に係る制動部材の動作説明図であり、
(A)は弱い制動力を付与する場合を示し、(B)は強
い制動力を付与する場合を示している。
【図4】窓の閉状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る制動部材の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 窓 2 窓枠 4 枠体 10 開閉アーム 12 本体ケーシング 14 押ボタン 25,31,32 制動部材 25a,31c,32c 揺動軸 26,31b,32b 制動当接面 27,31a,32a 弾性部 30 調整ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に開閉可能に取付けられている窓枠
    を備える窓の開閉装置であって、一端が前記窓枠に枢支
    されている開閉アームと、前記枠体に回動可能に取付け
    られて前記開閉アームが移動可能に貫通されている本体
    ケーシングと、該本体ケーシング内に揺動可能に配され
    て前記開閉アームに当接される制動部材と、前記本体ケ
    ーシングへの螺入で前記制動部材を押圧して揺動させ、
    該制動部材の前記開閉アームへの当接圧力を調整する調
    整ねじとを含み、前記制動部材は前記開閉アームが前記
    窓枠の開く方向で移動する場合にのみ該開閉アームの移
    動を大きく制動する制動当接面を有することを特徴とす
    る窓開閉装置。
JP35222893A 1993-12-28 1993-12-28 窓開閉装置 Pending JPH07197735A (ja)

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JP35222893A JPH07197735A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 窓開閉装置

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JP35222893A JPH07197735A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 窓開閉装置

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JPH07197735A true JPH07197735A (ja) 1995-08-01

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JP (1) JPH07197735A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102691454A (zh) * 2012-01-14 2012-09-26 河南科技大学 一种对开式窗户自动关窗器
CN113085942A (zh) * 2021-02-26 2021-07-09 烟台南山学院 一种高速列车附加制动装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102691454A (zh) * 2012-01-14 2012-09-26 河南科技大学 一种对开式窗户自动关窗器
CN102691454B (zh) * 2012-01-14 2014-11-12 河南科技大学 一种对开式窗户自动关窗器
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