JPH0538223Y2 - - Google Patents

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JPH0538223Y2
JPH0538223Y2 JP1986067222U JP6722286U JPH0538223Y2 JP H0538223 Y2 JPH0538223 Y2 JP H0538223Y2 JP 1986067222 U JP1986067222 U JP 1986067222U JP 6722286 U JP6722286 U JP 6722286U JP H0538223 Y2 JPH0538223 Y2 JP H0538223Y2
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排煙窓等の窓の開閉装置に関する。従
来この種装置については例えば実開昭61−62185
号公報の如き考案が提案されている。
しかしながら、上記従来の装置にあつては窓滑
車に掛架されるワイヤの案内部材は設けてある
が、逆方向に移動するワイヤに対する案内の工夫
は何らされておらず、ワイヤの移動はスムーズで
はなかつた。
また、窓滑車と案内部材とは別体に製作されて
おり、取付時に一体的に取付けるようにしている
ので、作業性も悪いという欠点があつた。
本考案は従来装置のこれらの欠点を解消するこ
とを目的としてなされたものである。
以下本考案を図示する実施例に基づいて詳述す
る。
第1図は、窓1が閉鎖した状態を示すもので、
窓1の下端部が枠2の下端部に枢支されており、
ガススプリングなどの弾機6の付勢力によつて上
端部が外方(第1図左方)に傾動して開く型式の
ものである。窓1の開放側の上端面には窓滑車3
が取付けられており、枠2の上端面下側には枠滑
車4が取付けられている。上記滑車は第4図の平
面図に示すように、枠2に2個の枠滑車4,4が
取付けられ、窓1に取付けられた窓滑車3は上記
枠滑車4,4の間に位置するようにしてある。そ
して両滑車間にワイヤ5がかけ渡されている。ワ
イヤ5の左方は隣接する連窓の左の窓および枠に
のびており、連窓の終端で窓あるいは窓滑車に固
定されている。一方ワイヤ5の右方は上記と同様
に右方に隣接する窓および枠にのびており、その
終端は巻取り装置(図示せず)に接続されてい
る。そして該ドラムの巻取り操作によつてワイヤ
を巻上げ、弾機6の付勢力に抗して窓1を閉鎖す
るようにしてある。
尚上記巻取ドラムにはラチエツト機構が設けて
あり、このラチエツト機構によつてドラムが係止
され窓1は閉鎖状態に保持され、非常ボタン(図
示せず)などの操作によつてラチエツト機構を解
除してドラムを自由に回転させることにより、ワ
イヤ5をくり出して、窓1を開放させる従来公知
の構造のものである。
第2図は、本案の第一の実施例を示すもので、
窓滑車3は第2図a,b,cに示すように、L字
状の取付板7、プーリー8およびケース9とから
構成されており、断面略コの字形のケース9の上
面側板11と下面側板10との間にプーリー8が
軸81によつて回動自在に枢支されている。また
該ケース9は、その折り曲げ部が前記取付板7の
起立片71の上部長手方向に設けた長孔72に挿入
され、該起立片71の先端部73を軸にして揺動自
在に設けてある。組立て方法は、取付板7の長孔
2にケース9の上面側板11を挿通した後、ケ
ース9の両側板10,11間にプーリー8を嵌装
した後、軸81でかしめる。またケース9の下面
側板10は、その先端部両側を折り曲げ、該折曲
片101.101間にワイヤ案内部材12を設けて
ある。
案内部材12の構成は第2図Cに示すように、
上記一対の折曲片101,101に軸13,13に
よつて2個のローラー121,121が各々独立し
て回動可能に枢支してあり、各々のローラー12
,121は軸13,13の軸の長手方向に移動し
ないように、窓滑車3の下面側板10の先端に設
けた保持部102で保持させてある。
上記の如く構成された窓滑車3は取付板7を介
してネジ13によつて窓1の上部端面に取付けら
れている。
一方の枠滑車4は、第3図に示すように、窓滑
車3と同様に取付板14に、プーリー8′が枢支
されたケース15が揺動自在に設けられており、
取付板14を介して枠2に取付けられている。
次に巻取装置のドラムのラチエツト機構を外す
と、ワイヤ5がくり出されるので窓1は弾機6の
付勢力によつて第3図の如く開放する。(第3図
は窓1が約90°開いた状態を示す。)この時、窓1
が開くに連れ窓滑車3および枠滑車4は揺動して
傾く。枠滑車4は窓1の開放角度に対して自由に
揺動できるので、ワイヤ5はプーリー8′から外
れることがないが、窓滑車1の揺動角度は窓1の
端部に当接してある角度以上は揺動しない。その
為窓の開放角度が大きくなるにつれ、第3図に示
すようにワイヤ5はプーリー8から外れる。しか
しプーリーから外れたワイヤ5は、窓滑車3のケ
ース9に設けたワイヤの案内部材12である2個
のローラー121,121に当接し、窓1の端部に
当接することがないので、ワイヤ5はスムーズに
くり出され窓は確実に開放する。
尚、この時くり出されるワイヤ5は、第2図C
の矢印に示す方向に移動するので、各々のローラ
ー121,121はそれぞれ異なる方向に回動力を
受けるが、2個のローラー121,121は各々独
立して回動するので、それぞれワイヤの移動方向
に各々のローラー121,121が逆方向に回動す
るので、ワイヤ5は極めてスムーズに移動し得
る。
第5図は、本案の第二の実施例を示すもので、
窓滑車3′のケース9の下面側板には基板20が
ネジ23,23で固定してあり、端部を折り曲げ
て円筒部25,25を形成してある。そして上記
と同様に端部に円筒部26を形成した揺動片21
をピン24で連結し、揺動片21が基板20に対
して揺動自在に設けてある。また基板20と揺動
片21との間にはバネ27がかけてあり、揺動片
21は第5図aに於て、常に反時計方向へ付勢さ
れている。揺動片21の他端は双股状の突片を設
け、該突片の両側には各々起立片が設けてあり、
該起立片の間にローラー121,121を軸支する
ことによつて案内部材12を形成してある。
第6図および第7図は上記の構成より成る窓滑
車3′を使用した場合を示すもので、第6図は窓
1の閉鎖状態を、第7図は窓の開放状態を示す。
この場合、案内部材12を設けてある揺動片2
1は常に第6図反時計方向に付勢されているの
で、案内部材にはワイヤ5に常に当接している。
(尚、第6図は案内部材12は、枠滑車14に当
接し、それ以上の回動を阻止されているが、枠滑
車4を案内部材12に当接しない位置に充分間隔
をあけて取付けることによつて、案内部材12は
ワイヤ5に当接するようにできる。) そして、窓1の開放に連れ窓滑車3′および案
内部材12が第7図時計方向に揺動し、案内部材
12あるいは該案内部材12を設けてある揺動片
21が窓1に当接してそれ以上の揺動を阻止され
るが、ワイヤ5は案内部材12のローラー121
121に当接し、前記と同様にワイヤ5は極めて
スムーズに移動でき、しかも窓1の端部に接触す
ることはない。
尚上記の第2の実施例では、窓滑車3′の取付
位置の状況によつて窓滑車3′が揺動し得なくて
も、窓滑車3′に設けた揺動片21が揺動するの
で、窓滑車3′が揺動するのと同じ作用効果を奏
する。
以上の如く本案に係る排煙窓の開閉装置によれ
ば、枠に回動自在に枢支され、弾機によつて常時
開放方向に付勢された窓の開放側の端面には窓滑
車が揺動自在に取付けてあり、該窓の開放側の端
部を収納する枠の収納部端面には枠滑車が揺動自
在に取付けてあり、上記窓滑車には2個のローラ
ーよりなるワイヤ案内部材が一体的に設けてあ
り、両滑車には遠隔位置で操作される窓開閉用の
ワイヤがかけ渡されてあり、窓の開放時にくり出
されるワイヤが、また窓閉鎖時には巻取られるワ
イヤが前記滑車のワイヤ案内部材の2個のローラ
ーに案内されるように設けてあるので、2個のロ
ーラーはワイヤの移動方向に合わせて回動するの
で、ワイヤは極めてスムーズに移動し、窓をスム
ーズに且つ迅速、確実に開閉できる。
また、2個のローラーよりなる案内部材は窓滑
車のケースに一体に設けてあるので、取付時の作
業性も良い。
以上の如く、本願考案は実用上多大の効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第2図は、本案の第一の実施例による窓滑車3
を示すもので同aは斜面図、同bは要部縦断側面
図、同cは平面図である。第1図は該窓滑車を使
用した場合の窓閉鎖状態における窓と枠の縦断面
図、第3図は同上窓の開放状態における要部縦面
図、第4図は窓の閉鎖状態における窓滑車と枠滑
車およびワイヤの配置を示す平面図である。 第5図は第二の実施例による窓滑車を示すもの
で、同aは側面図、同bは平面図である。第6図
はその使用状態を示すもので、窓閉鎖状態におけ
る窓と枠の縦断面図、第7図は同上窓の開放状態
における要部縦断面図である。 1……窓、2……枠、3,3′,3″……窓滑
車、4……枠滑車、5……ワイヤ、12……案内
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠2に回動自在に枢支され、弾機6によつて常
    時開放方向に付勢された窓1の開放側の端面には
    窓滑車3を揺動自在に取付けてあり、該窓1の開
    放側の端部を収納する枠の収納部端面には枠滑車
    4が揺動自在に取付けてあり、上記窓滑車3のケ
    ース9の下面側板10に、2個のローラー121
    121を各々独立して回動可能に枢支してなる案
    内部材12を設け、窓滑車3のプーリー8に掛架
    されるワイヤ5の左右が、各々上記ローラー12
    ,121によつてガイドされるように設け、上記
    枠滑車4と窓滑車3に掛架されたワイヤ5の繰り
    出しおよび巻取りによつて窓1を開閉する時にワ
    イヤ5が窓滑車3に設けた案内部材12である2
    個のローラー121,121によつてガイドされる
    ように設けてなることを特徴とする窓の開閉装
    置。
JP1986067222U 1986-05-02 1986-05-02 Expired - Lifetime JPH0538223Y2 (ja)

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JPS62180179U JPS62180179U (ja) 1987-11-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141980A (ja) * 1983-12-27 1985-07-27 中央発條株式会社 揺動開閉窓の付勢装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162185U (ja) * 1984-09-28 1986-04-26
JPS62133867U (ja) * 1986-02-19 1987-08-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60141980A (ja) * 1983-12-27 1985-07-27 中央発條株式会社 揺動開閉窓の付勢装置

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