JPS599383Y2 - テ−プレコ−ダのカセツト蓋装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダのカセツト蓋装置

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Publication number
JPS599383Y2
JPS599383Y2 JP1978136547U JP13654778U JPS599383Y2 JP S599383 Y2 JPS599383 Y2 JP S599383Y2 JP 1978136547 U JP1978136547 U JP 1978136547U JP 13654778 U JP13654778 U JP 13654778U JP S599383 Y2 JPS599383 Y2 JP S599383Y2
Authority
JP
Japan
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lid
cassette lid
cassette
hinge
force bar
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978136547U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5552604U (ja
Inventor
剛郎 北島
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
Priority to JP1978136547U priority Critical patent/JPS599383Y2/ja
Publication of JPS5552604U publication Critical patent/JPS5552604U/ja
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Publication of JPS599383Y2 publication Critical patent/JPS599383Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープレコーダのカセット蓋装置に関する。
マイクロカセット (商品名)を使用する超小型テープ
レコーダにおいては、その特質として機動性と操作性の
良いことが要求され、所謂携帯性に富んでなければなら
ない。
このためにカセット室を覆うカセット蓋は、非常に小さ
なカセットを挿脱する仕易すさから、180゜開きうる
構造を採用しているものが多くみられる。
しかし、従来のカセット蓋は1個の蝶番でレコーダ本体
に取り付けるため、カセット蓋を180゜開きうる様に
するためには蝶番の回転中心(芯金)位置をレコーダ本
体の外面より外方に突設させなければならなかった。
この蝶番芯金部の突設はデザイン上の品位を著しく損う
と共に、ポケットなどに入れる際引掛ることがあり操作
性においても好ましくないものであった。
このため、蝶番の芯金部をカセット蓋の内側に配置して
板バネに枢着し、カセット蓋を開くと板バネによって枢
着部が外方に押し出される様にしたカセット蓋機構が考
えられている。
即ち第1図に示すようにカセット蓋11を閉じた時は、
先端部11 aは本体側のクリック機構によってロック
され、他端は蝶番13による枢着部がバネ12によって
外方に付勢されているのでカセット蓋11の突出部11
bが本体外装ケース15の裏面に当接される。
次にカセット蓋11を開くときはカセット蓋の蝶番13
を矢印で示すように押すと先端部11 aのロックがは
ずれ、バネ12によって枢着部13が本体外装ケースの
外面より外に押し出され、カット蓋11を180゜開き
うる様にしたものである。
だが、この提案はカセット蓋の枢着部を板バネによって
支持する構造であるため、枢着部がぐらつき易く不安定
であり、更に板バネを本体内に配置するためのスペース
を必要とするなどの欠点がある。
この考案の目的は、上述の欠点を除去し、カセット蓋を
閉じた時は蝶番が本体外面より突出しない様にすると共
に、磁気ヘッドのカバーをも兼ね得るテープレコーダの
カセット蓋装置を提供することにある。
以下、この考案を図面にもとすいて説明する。
第2図は、この考案を説明するための概略図である。
この図で示す如く、カセット蓋1を閉じた状態では、蓋
1はヘッド部Aとカセット室Bの上部を覆っており、蓋
1の蝶番3の回転中心が蓋1の内側に配置されているの
で、蓋1の外面はレコーダ本体の上外面8と略同一平面
となるように形威してある。
なお、蓋1は蝶番3によってヘッド力バー2に枢着され
ている。
ヘッド力バー2は、ヘッド部Aの上面を覆う板状の部材
であり、カセット室B側の端部をレコーダ本体に回動自
在に枢支され、蝶番3を有する他端は下からストッパー
7によって支承されている。
第3図、第4図は、この考案における一実施例を示すも
ので略方形をなすヘッド力バー2のカセット室B側端部
には軸4が固着されていてレコーダ本体の側面部(図示
せず)に枢支されている。
この軸4にはバネ5が巻回されていて、その一端をヘッ
ド力バー2に係止し、他方を本体に固定された係止部材
6に係合しており、軸4を中心としたヘッド力バー2の
回動をヘッド部A側(下方)に付勢している。
一方、軸4の固着端と対向するヘッド力バー2の端部に
は、蝶番の芯金3aがヘッド力バー2の上面にある様に
蝶番3が形或され、カセット蓋1を回動自在に枢着して
いる。
この時の芯金3aと蓋1との位置関係は、蓋1を閉じた
時、蓋1の内側に芯金(回転中心)3aがくる様にする
更に、蓋1が閉じた状態では、蓋1の外面と本体の上外
面8とが密接した同一平面を形或する様に、ヘッド力バ
ー2の蓋1との蝶番3を下から支承するためのストッパ
ー7が本体に設けられると共に、蓋1の蝶番3に隣接す
る本体の上外面の端部8aは蝶番3とあまり間隔があか
ないように近接して設けられている。
なお、2aはアジマス調整用の孔である。
この様に構或したカセット蓋装置の作用を説明する。
カセット蓋が閉じている状態は第5図では実線で示され
ている。
ヘッド力バー2の軸4に巻架されたバネ5による付勢に
よってヘッド力バー2の蝶番3はストツパ7に支承され
ているので、カセット蓋1の蝶番3は定位置に保持され
る。
又、蓋1の先端部1aは本体側のクリック機構によって
ロックされているから、カセット蓋1の外面は本体の上
外面8と略同一平面を形或する。
次に、先端部1aのロックを解いて蝶番3を回転中心と
してカセット1を開いていくと、第5図のl点鎖線で示
した如く、ある開き角でカセット蓋1の外面は隣接する
本体上面の端部8aに当接する。
更に蓋1を回転させるとこの端部8aをか支点となって
カセツ1・蓋の蝶番3をバネ5の付勢力に抗して押し上
げるので、蓋1をさらに開くことができ、第5図の2点
鎖線で示した如く、略180゜開いて本体の上外面8上
に蓋1が接する迄開くことができる。
カセット蓋1を閉じる時の作用は上述の逆の順序で行な
われる。
なお、この考案におけるストッパーは、ヘッド力バーの
本体枢着部によるヘッド部側への回動を限定してヘッド
力バーの蓋枢着部の停止位置を定めるものであれば゛良
く、これまで説明してきたストッパー7の位置および形
状に限定されるものではない。
またこの考案の適用範囲は、超小型テープレコーダに限
定されるものでなく、他のテープレコーダにも有効に適
用しうるものであることは云うまでもない。
以上詳述したようにこの考案によるとカセット蓋を閉じ
た時に蝶番などが外面に突出することがなく、しかもカ
セット蓋枢着部が押圧力によってぱくつくことなく保持
しうるものであり、又、カセット蓋は略180゜開くこ
とができ、カセット蓋はヘッド力バーに枢着されている
ので蓋とヘッド力バーを一度に取付けることができ、作
業性もよくなり、しかもテープレコーダ本体内に余分の
スペースを要することもなく、極めて有効に目的を実現
する事のできるテープレコーダのカセット蓋装置を提供
することができる。
更に係止部材6を設ける事なく、軸4とバネ5をテープ
レコーダ本体に直接取付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案と異なる従来技術の解決例を示す図、第
2図は本考案の概略の配置を示す図、第3図、第4図は
本考案の1実施例を示す図、第5図は本考案におけるカ
セット蓋を開く時の作用を示す図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が本体に枢着され、閉方向に付勢されたヘッド力バ
    ーと、 前記ヘッド力バーの他端に枢着され、前記ヘッド力バー
    及びカセット室を覆うように設けられたカセット蓋と、 前記カセット蓋が閉じられた状態で前記カセット蓋の枢
    着部を本体表面から突出しない位置に係止するストッパ
    ーとを具備するテープレコーダのカセット蓋装置。
JP1978136547U 1978-10-04 1978-10-04 テ−プレコ−ダのカセツト蓋装置 Expired JPS599383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978136547U JPS599383Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 テ−プレコ−ダのカセツト蓋装置

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JP1978136547U JPS599383Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 テ−プレコ−ダのカセツト蓋装置

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Publication Number Publication Date
JPS5552604U JPS5552604U (ja) 1980-04-08
JPS599383Y2 true JPS599383Y2 (ja) 1984-03-24

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ID=29107873

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JP1978136547U Expired JPS599383Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 テ−プレコ−ダのカセツト蓋装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256836U (ja) * 1975-10-23 1977-04-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143920U (ja) * 1976-04-26 1977-10-31

Patent Citations (1)

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JPS5256836U (ja) * 1975-10-23 1977-04-25

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JPS5552604U (ja) 1980-04-08

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