JPH0727665Y2 - 電気・電子製品のコントロール部ドア用油圧ダンパ装置 - Google Patents

電気・電子製品のコントロール部ドア用油圧ダンパ装置

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JPH0727665Y2
JPH0727665Y2 JP1990059129U JP5912990U JPH0727665Y2 JP H0727665 Y2 JPH0727665 Y2 JP H0727665Y2 JP 1990059129 U JP1990059129 U JP 1990059129U JP 5912990 U JP5912990 U JP 5912990U JP H0727665 Y2 JPH0727665 Y2 JP H0727665Y2
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JP
Japan
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door
damper
damper body
shaft
transmission lever
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Application number
JP1990059129U
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JPH0328781U (ja
Inventor
秀 李男
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテレビやテープレコーダなどのような電気・電
子製品のコントロール部に設けられるドアの油圧ダンパ
装置に関する。
従来の技術及び問題点 一般的に、従来のドア用ダンパ装置は、大きくギヤー手
段によるダンパ装置と、弾性手段によるダンパ装置とに
区分することができ、前者の場合には主としてギヤー方
式で構成されているので動作開始から動作完了時までの
速度が一定であって、ドアの開閉時間が長くなると共に
迅速でないという欠点があるし、また、後者の場合には
スプリングのような弾性部材によってドアが開閉される
ようにしているが、上記弾性部材の強力な弾性力によっ
てドアが迅速に開けられる長所があるが、又急なドアの
開き動作によってドアに無理な力が加えられて製品の使
用者に事故を誘発させる問題点があった。
本考案は上記のような問題点を勘案して案出したもので
あって、本考案の目的は、油圧ダンパ内のオイルの流動
量をドアの開く動作によって自動的に制御することによ
って、ドアが初期に開けられる瞬間には迅速に開き、続
いて、完全に開けられる区間には柔らかく開くようにし
て、ドアが開けられる時間を短縮せしめると共に安全性
を有せしめることのできる電気・電子製品のコントロー
ル部ドア用油圧ダンパ装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記のような目的を達成するための本考案の特徴は、一
側を開口された筒形のダンパ体と、ダンパ体の開口に結
合されその中央に軸孔が形成されたキャップと、ダンパ
体内部に正逆回転できるように設置され、その軸が軸孔
を通じて露出される流動ファンと、ダンパ体の内部一側
に設置され流動ファンの回動方向によりダンパオイルの
流動量を制御する制御手段と、軸に固定され一側に長孔
が形成された伝動レバーと、回動可能に設置され、その
端部に設置されたピンが長孔と結合され一方向に回動時
伝動レバーを正逆回動させる連動板と、連動板と一体に
形成されている回動開閉されるドアと、連動板に突設さ
れたヒンジピンに軸支されてドアを開放される方向に付
勢させる弾性手段を備えてなるように構成された電気・
電子製品のコントロール部ドア用油圧ダンパ装置にあ
る。
実施例 以下、本考案の実施例を添付図面によって詳細に説明す
る。
第1図は本考案のドア用油圧装置を示す分解斜視図であ
って、円筒形状のダンパ体1の前方に円筒形キャップ11
が結合されてこのダンパ体1内にダンパオイルの流動フ
ァン2が設けられ、該流動ファン2の軸21に伝動レバー
3が固定されて連動されるように設けられ、コントロー
ル部7から回転式に開閉されるドア4が上記伝動レバー
3の一側と連動されるように構成している。また、上記
ダンパ体1の内面中央には軸溝12が形成されて流動ファ
ン2の軸21の後端を結合して支持するようにし、一側に
はダンパオイルの流動を制御する制御板5が挿入されて
固定させるための支持台6が形成されている。そして、
上記ダンパ体1の外周面の一側にはねじ孔13が突き抜く
固定片14が一体に形成されて第5図に示すように製品の
コントロール部7の一側内壁に突出させたボス8によス
クリュー15としてダンパ体1が固定される。また、上記
円筒形キャップ11の中央には軸孔16が形成されて上記流
動ファン2の軸21の前端が貫通されて外部に露出され、
この軸21はT字形状の伝動レバー3の上端固定部31と結
合されてスクリュー31aで固定され、上記円筒形キャッ
プ11の上、下部にはオイル注入孔17が形成されて栓18と
して夫々密封されている。
一方、第3図に示すように、制動板5の先端中間には両
側の切開部51によって制動片52が形成され、ダンパ体1
内の支持台6には凹部61が形成されている。
また、上記凹部6によって形成された両側の上、下部支
持片62a,62b中で下部支持片62bは上部支持片62aより幅
Lが広く形成されて凹部61に挿入されて固定される制動
板5の制動片52が上部へは湾曲されることができるが、
下部へは両側の下部支持片62bに支持されて湾曲されな
いように形成されている。
また、上記のダンパオイル流動ファン2は羽根22a,22b,
22cなどを形成することにおいて、羽根22a,22b間の間隔
が異なる羽根間の間隔より大きく形成されていて、軸21
の先端にはゴムなどよりなるパッキングリング23が設け
られ、円筒形キャップ11の軸孔16を通ってオイルが抽出
されることを防止する。
また、伝動レバー3の下端部にはスライド長孔32が形成
されてこのスライド長孔32へドア4の連動板41の上側に
突出させた連動ピン42が嵌合され、連動板51の中間には
ヒンジ孔43が形成されて第5図に示すようにコントロー
ル部7の一側の内壁に突出されたヒンジピン71が嵌合さ
れ、上記ヒンジピン71にはスプリング9が設けられてこ
のスプリングの反発力によってドア4が開くようにコン
トロール部7に弾性的に設けられる。
また、第5図の(A)のようにドア4の上端にはロック
片10aが突出して形成され、このロック片10aと対応する
位置のコントロール部7の内側上面にはロッカ10bが形
成されて上記ロック片10aとロッカ10bとが結合されるよ
うにしている。
このように構成された本考案は、ドア4を開ける時には
第5図の(A)のような状態(実線状態)にて通常の方
法でドア4の上部を押されてロック片10aとコントロー
ル部7のロッカ10bとによってロッキングされている状
態を解除させると、ドア4下側に弾力的に装着されたス
プリングの反発力によってドア4は自動的に開くように
なるが、この際ドア4が図面の仮想線aのように開く
と、連動板41の上端に突出された連動ピン42がヒンジピ
ン71を中心として、スライド長孔32に結合さた状態で反
時計方向に回動する。
従って、伝動レバー3を仮想線bのように時計方向に回
動させ、上記伝動レバー3の上端の固定部31に嵌合され
ている。流動ファン2の軸21によってダンパ体1内に設
けられた流動ファン2が第4図(A)のように同時に時
計方向に回転し、羽根22a,22b,22cなどが夫々仮想線c
の状態に移動する。
このように上記流動ファン2の羽根22a,22b,22cなどが
回動すると、羽根22a,22b間のダンパオイルが時計方向
に押し流されて移動するが、この際これら羽根間にはダ
ンパ体1の支持台6に結合された制動板5が装着され、
この制動板5の後端部中間には両側の切開部51によって
制動片52が形成されていて、この制動片52の両側は上記
支持台6に形成した凹部61の両側の幅が狭い上部支持片
62aによって開放された状態であるので、時間方向に移
動されるダンパオイルの圧力によって第3図及び第4図
の(A)のように制動片52が上向湾曲され、これによっ
て凹部61によるオイルの流通路が広く開放されるので、
ダンパオイルは迅速に制動板5を通過して移動すること
ができる。また、流動ファン2の夫々の羽根22a,22b,22
cはダンパオイルの抵抗力を比較的小く受ける状態で回
動するので、この状態ではドア4が迅速に開くようにな
り、この過程にて連動ピン42は伝動レバー3に形成され
たスライド長孔32の上端側へ移動する。
上記のように連動ピン42がスライド長孔32の上端に到達
すると、それ以上上向されないので、この時にはドア4
の回転力が連動ピン42によって伝動レバー3へ反対に伝
達されて第5図の(B)のように上記伝動レバー3を反
時計方向に回動させることになり、これによって軸21に
よって流動ファン2も第4図の(B)のように反時計方
向に回転されるので、この時には羽根22a,22b間のダン
パオイルが反時計方向に移動するようになる。
この時、制動片52は移動されるダンパオイルの圧力を受
けて下向移動されるが、上記制動片52の両側が幅Lが広
い下部支持片62bなどによって支持されて下部に湾曲さ
れないで、水平状態を維持することによって凹部61によ
って形成されたダンパオイルの流通路が支えられてダン
パオイルの抵抗力が流動ファン2の羽根22a,22bへ伝達
される。
従って、夫々の羽根22a,22b,22cはダンパオイルの抵抗
を受けて、流動ファン2の回転速度が遅延されるので、
この時にはドア4が完全に開く時まで,徐々に柔らかく
回転されて開く。また、上記のように作動するドアを閉
じる場合には通常の方法でドアを手で上げて押さえて閉
じると、すべての作動はドアが開く時と逆の順序で進行
して閉じる。
考案の効果 以上説明したごとき本考案によれば、ダンパ体の内に制
御手段を設けられてこの制御手段の制動板によってダン
パオイルの流動状態を調節することによって、初期には
ドアが迅速に開き、一定間隔に開いた後には完全に開く
時まで、徐々に柔らかく開くようにすることによって、
ドアが開く全体的な時間が短縮され、また、ドアの開閉
時使用者に安全性を与えて製品の信頼度及び高級化を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部を切載した分解斜視図、第2図は
本考案の組立状態を一部切載した斜視図、第3図は、本
考案のダンパオイル制動手段を示す斜視図、第4図の
(A),(B)は本考案のダンパオイル流動ファンの動
作状態を示す側面図、第5図の(A),(B)は本考案
によるドアの開閉状態を示す側面図である。 1…ダンパ体、2…流動ファン、3…伝動レバー、4…
ドア、5…制動板、6…支持台、7…コントール部、8
…ボス、9…スプリング、10a…ロック片、10b…ロッ
カ、11…円筒形キャップ、12…軸溝、13…ねじ孔、14…
固定片、15…スクリュー、16…軸孔、17…オイル注入
孔、18…栓、21…軸、22a,22b,23c…羽根、23…パッキ
ングリング、31…固定部、31a…スクリュー、32…スラ
イド長孔、41…連動板、42…連動ピン、43…ヒンジ孔、
51…切開部、52…制動片、61…凹部、62a,62b…上、下
部支持片、71…ヒンジピン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側を開口された筒形のダンパ体と、 前記ダンパ体の開口に結合されその中央に軸孔が形成さ
    れたキャップと、 前記ダンパ体内部に正逆回動できるように設置され、そ
    の軸が前記軸孔を通じて露出される流動ファンと、 前記ダンパ体の内部一側に設置され前記流動ファンの回
    動方向によりダンパオイルの流動量を制御する制御手段
    と、 前記軸に固定され一側に長孔が形成された伝動レバー
    と、 回動可能に設置され、その端部に設置されたピンが前記
    長孔と結合され一方向に回動時前記伝動レバーを正逆回
    動させる連動板と、 前記連動板と一体に形成されている回動開閉されるドア
    と、 前記連動板に突設されたヒンジピンに軸支されて前記ド
    アを開放される方向に回動付勢させる弾性手段を備えて
    なることを特徴とする電気・電子製品のコントロール部
    ドア用油圧ダンパ装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、ダンパ体の内面一側に形
    成された支持台の先端中間部に凹部を形成して上、下部
    支持片を形成し、上記下部支持片は上部支持片よりその
    幅Lが広く形成し、上記凹部に嵌合される制動板の先端
    中間には両側の切開部によって制動片が形成されるよう
    にした請求項第1項記載の電気・電子製品のコントロー
    ル部ドア用油圧ダンパ装置。
JP1990059129U 1989-06-19 1990-06-04 電気・電子製品のコントロール部ドア用油圧ダンパ装置 Expired - Lifetime JPH0727665Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
KR890008440 1989-06-19
KR1989-8440 1989-06-19

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Publication Number Publication Date
JPH0328781U JPH0328781U (ja) 1991-03-22
JPH0727665Y2 true JPH0727665Y2 (ja) 1995-06-21

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JP1990059129U Expired - Lifetime JPH0727665Y2 (ja) 1989-06-19 1990-06-04 電気・電子製品のコントロール部ドア用油圧ダンパ装置

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JPH0343740Y2 (ja) * 1987-03-10 1991-09-12

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