JPH07197704A - 把手の取付構造 - Google Patents

把手の取付構造

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Publication number
JPH07197704A
JPH07197704A JP35115393A JP35115393A JPH07197704A JP H07197704 A JPH07197704 A JP H07197704A JP 35115393 A JP35115393 A JP 35115393A JP 35115393 A JP35115393 A JP 35115393A JP H07197704 A JPH07197704 A JP H07197704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
screw
glass plate
handle
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35115393A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Morinaga
理 森永
Yoshihiro Minami
義浩 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP35115393A priority Critical patent/JPH07197704A/ja
Publication of JPH07197704A publication Critical patent/JPH07197704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス板の割れを防いで良好に把手を取付可
能な取付構造の提供を目的とする。 【構成】 表面側にガラス板3を貼着してなる木製板2
には挿入孔2bが形成され、この挿入孔2bと同軸状に
ガラス板3にはガラス孔3aが形成され、把手5にはガ
ラス孔3a内に挿入される雌ねじを形成したネジ管部5
cが設けられ、木製板2の裏側から前記挿入孔2b内に
はパイプ材6が装着され、このパイプ材6内に裏側から
皿ビス7を挿通させて、皿ビス7をネジ管部5cに締め
付けてガラス板3の表面に把手5を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、システムキッチン用
の引き出し前板または扉に取付けられる把手の取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、システムキッチン用
の調理台等の引き出し前板、その他収納庫の扉等の木製
板には、その前面にガラス板が貼着されたものがあり、
このガラス板の表面に把手を取付けるに際し、木製板の
裏側よりビスを把手に締め付けて把手をガラス板の表面
に固定しており、従来においてはビスを締め付ける際に
電動ドリル等を用いると、瞬時にビスの頭部が木製板に
めり込んでゆき、把手の当接部がガラス板に傾むいた状
態で過度に締め付けられて、ガラス板が割れてしまうこ
とが多く、把手の取付構造に問題を生じていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、過度の締め付けを防止
し、ガラス板の割れの生じない状態で把手を取付けるこ
とのできる取付構造を提供せんことを目的とし、その要
旨は、表面側にガラス板を貼設してなる木製板の裏側か
らビスを締め付け前記ガラス板の表面に取付けられる把
手において、該把手には、前記ガラス板に貫通形成され
たガラス孔内に挿入される内側に雌ねじを形成したネジ
管部が設けられ、前記ガラス孔と同軸状に前記木製板に
貫設された挿入孔内には、前記ネジ管部と当接する中空
部材が裏側より装着され、該中空部材内に裏側から挿通
されたビスが前記ネジ管部の雌ねじに締め付けられるこ
とである。
【0004】
【作用】ガラス板の表面側に把手を取付けるに際し、木
製板の裏側から中空部材を介在させた状態でビスが締め
付けられるため、ビスの頭部が木製板にめり込むのを防
止でき、中空部材により把手が過度にガラス板に押し付
けられることが防がれ、これによりガラス板の割れを良
好に防ぐことができる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は把手の取付構造の要部分解断面構成図であ
り、図2は把手とガラス板等の分解斜視構成図である。
【0006】引き出し前板または扉等は木製板2の前面
に窪み状に形成された嵌合凹部2a内にガラス板3を嵌
め込み、このガラス板3を両面テープ等で嵌合凹部2a
内に貼付けて木製板2とガラス板3が一体化されてお
り、このガラス板3の表面側に把手5を取付けるに際
し、本例ではパイプ材6と皿ビス7が用いられる。尚、
木製板2の嵌合凹部2a内周とガラス板3の外周間には
金モール4が嵌め込まれて装飾がなされており、図3の
要部正面図で示すように、正面側からは額縁状に引き出
し前板または扉が形成されるものである。
【0007】前記把手5には一対の脚部5aが後方側に
突出形成されており、この脚部5aの先端には外方へ突
出した大径の鍔部5bが形成されており、さらに鍔部5
bから脚部5aと同軸状に延出されてネジ管部5cが一
体形成され、このネジ管部5cの内周には雌ねじ5dが
形成されたものとなっている。このネジ管部5cは外径
寸法6mmに形成されており、鍔部5bから先端までの長
さは7mmに設定されている。
【0008】また、前記ガラス板3にはあらかじめ貫通
状にガラス孔3aが形成されており、このガラス孔3a
は内径寸法9mmであり、ガラス板3の厚みは7mmである
ためガラス孔3aの長さも7mmとなっている。このガラ
ス孔3aと整合する位置には前記木製板2に貫通状に挿
入孔2bが形成されており、この挿入孔2bは内径寸法
7mmで形成され、その長さは13.3mmとなっている。
この挿入孔2bには裏側から中空状のパイプ材6が挿入
されて、挿入孔2b内にパイプ材6があらかじめ装着さ
れるものであり、パイプ材6は外径寸法9mmであり、本
例では11.2mmの長さに形成されたものである。この
パイプ材6には裏側より皿ビス7を挿入可能であり、皿
ビス7は4mmの径で長さが20mmに設定されており、ネ
ジ部7bの後端は皿状の皿状頭部7aを有するものであ
る。
【0009】把手5をガラス板3の表面に取付けるに際
し、ガラス板3のガラス孔3a内に前記ネジ管部5cを
挿入させ、木製板2の裏側からは前記パイプ材6を装着
して、その状態で木製板2の裏側より皿ビス7をパイプ
材6内に通し、皿ビス7をネジ管部5cの雌ねじ5dに
螺合させて裏側より皿ビス7を締め付けることにより、
皿ビス7のネジ部7bが雌ねじ5dに螺進されて徐々に
締め付けられるが、従来においてはビスのみにより締め
付けていたため、この締め付け時に把手5の鍔部5bが
ガラス板3の表面に傾いて押圧されてガラス板3に割れ
が生じることが多かったが、本例ではパイプ材6が介在
されているため、皿ビス7を強固に締め付けてもパイプ
材6がネジ管部5cと当接して、鍔部5bがガラス板3
の表面に全面で当接し、傾くことがなく、かつ強く押圧
されることがなくなり、皿ビス7を強く締め付けても鍔
部5bによりガラス板3が押圧されて割れを生ずること
がなく、割れの生じない状態で強固に把手5をガラス板
3の表面に取付けることができる。
【0010】尚、皿ビス7の皿状頭部7aは締め付け後
には木製板2の裏面にくい込むこととなり、木製板2の
裏面から頭部7aが裏側へ突出することがなく、例えば
引き出し前板の場合には木製板2の裏面に引き出しの底
板8が当接されるため、木製板2の裏面に図4のように
頭部7aが突出すると、底板8を木製板2に取り付けら
れなくなってしまうが、本例では皿ビス7を使用するた
め皿状頭部7aが裏面に突出することがなく、スッキリ
とした取付状態を得ることができる。
【0011】尚、鍔部5bがガラス板3に強固に当接す
ることを防ぐために、前記パイプ材6の長さは、皿状頭
部7aの木製板2へのくい込み長さ等を考慮して、1
1.0〜11.5mm程度の範囲内の長さ寸法が選択され
るものである。このように本例では、パイプ材6を介在
させた簡単な構造によりガラス板3の割れを防いで、強
固に把手5をガラス板3の表面に取付けることができ、
引き出し前板または扉等の品質を良好に維持することが
できるものである。
【0012】
【発明の効果】本発明の把手の取付構造は、表面側にガ
ラス板を貼設してなる木製板の裏側からビスを締め付け
前記ガラス板の表面に取付けられる把手において、該把
手には、前記ガラス板に貫通形成されたガラス孔内に挿
入される内側に雌ねじを形成したネジ管部が設けられ、
前記ガラス孔と同軸状に前記木製板に貫設された挿入孔
内には、前記ネジ管部と当接する中空部材が裏側より装
着され、該中空部材内に裏側から挿通されたビスが前記
ネジ管部の雌ねじに締め付けられることにより、中空部
材が介在されているため、皿ビスを強固に締め付けても
ガラス板に過度に把手が押圧されることがなく、ガラス
板の割れを良好に防いだ状態で把手を扉等に取付けるこ
とができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】把手の取付け前の構成部材の分解断面構成図で
ある。
【図2】把手およびガラス板,パイプ材,皿ビスの分解
斜視図である。
【図3】把手を取付けた扉等の正面要部構成図である。
【図4】引き出しの要部断面図である。
【符号の説明】
2 木製板 2a 嵌合凹部 2b 挿入孔 3 ガラス板 3a ガラス孔 4 金モール 5 把手 5a 脚部 5b 鍔部 5c ネジ管部 5d 雌ねじ 6 パイプ材(中空部材) 7 皿ビス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側にガラス板を貼設してなる木製板
    の裏側からビスを締め付け前記ガラス板の表面に取付け
    られる把手において、該把手には、前記ガラス板に貫通
    形成されたガラス孔内に挿入される内側に雌ねじを形成
    したネジ管部が設けられ、前記ガラス孔と同軸状に前記
    木製板に貫設された挿入孔内には、前記ネジ管部と当接
    する中空部材が裏側より装着され、該中空部材内に裏側
    から挿通されたビスが前記ネジ管部の雌ねじに締め付け
    られることを特徴とする把手の取付構造。
JP35115393A 1993-12-30 1993-12-30 把手の取付構造 Pending JPH07197704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35115393A JPH07197704A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 把手の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35115393A JPH07197704A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 把手の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07197704A true JPH07197704A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18415411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35115393A Pending JPH07197704A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 把手の取付構造

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JP (1) JPH07197704A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215024A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Union Corp 建築扉用ハンドル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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