JPH0719700B2 - 巻鉄心変圧器及びその製造方法 - Google Patents

巻鉄心変圧器及びその製造方法

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JPH0719700B2
JPH0719700B2 JP12526191A JP12526191A JPH0719700B2 JP H0719700 B2 JPH0719700 B2 JP H0719700B2 JP 12526191 A JP12526191 A JP 12526191A JP 12526191 A JP12526191 A JP 12526191A JP H0719700 B2 JPH0719700 B2 JP H0719700B2
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core
winding
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iron
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成致 廣江
和博 大竹
良二 河村
徹 永田
哲成 井戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非晶質磁性合金薄帯か
らなる1ターンカット形の巻鉄心を用いた変圧器及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、配電用変圧器等に使用する巻鉄心
には、鉄心材料としてけい素鋼帯に代え非晶質磁性合金
薄帯(以下、単に磁性薄帯という。)を用いることが種
々検討されている。この磁性薄帯は磁性合金の融体を超
急冷して製造するもので、鉄損が非常に小さく優れた磁
気特性を備えている。そして、前記磁性薄帯からなる巻
鉄心を用いて例えば、配電用の変圧器を製造する場合に
は、磁性薄帯を連続して巻回することにより、接合部を
全く有しないノーカット方式の巻鉄心を採用しているこ
とが多い。ところが、前記ノーカット方式の巻鉄心は、
巻線を鉄心に直接巻付けしなければならないので、巻線
作業は手間等がかかるとともに、巻線内側の絶縁シリン
ダ内に占める鉄心の占有率を良好に保つ上から、鉄心断
面を円形に近い段付構造としていたので、巻鉄心の製造
工程が複雑化する。その上、巻線自体も特殊な治具を用
いて巻回していたので、必然的に径寸法が大きくなり、
変圧器全体が大形化し、その重量が嵩むばかりか、製造
コストを結果的に高くする等の問題があった。
【0003】一方、巻線に1ターン毎に切断した磁性薄
帯を順次挿入していく1ターンカット方式の巻鉄心を使
用することもある。この場合、巻鉄心は例えば、磁性薄
帯を1ターン毎に切断した単位鉄心を複数枚(数+枚)
にまとめて単位積層鉄心を形成し、この単位積層鉄心を
更に複数層に積層して単位積層ブロック(以下、単に積
層ブロックと称する。)を形成し、巻鉄心の組立に際し
ては、前記積層ブロックを円形に巻回して単位積層鉄心
の両端を順次階段状にずらしながら突合せ又は重ね合わ
せて接合し、この積層ブロックを、更に、所要層数前記
同様に巻回積層して所定の積層厚となした1ターンカッ
ト方式の巻鉄心を構成していた。
【0004】前記のように構成した1ターンカット方式
の巻鉄心は、その突合せ等の接合部を継鉄部の一辺に位
置させて矩形状に成形加工した後、磁場焼鈍を行う。前
記焼鈍後、巻鉄心は各積層ブロック毎に前記継鉄部の接
合部を開き、図16で示すように、各積層ブロック1
a,1bを巻線2の鉄心挿入孔2aに順次組込み、各積
層ブロック1a,1bの接合部3を再び接合することに
より、その磁気回路と導電回路の鎖交結合を終えて巻鉄
心4の組立を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術によって1ターンカット方式の巻鉄心を製造する場合
には、次のような種々の問題があった。
【0006】(1) 磁性薄帯は剛性に乏しく、しか
も、焼鈍により非常に脆弱化しているので、前記のよう
に、各積層ブロック毎に順次巻線に挿入して鉄心組立を
行う際、前記積層ブロックが巻線と衝接したり、既に巻
線に組込まれている積層ブロックと衝突したり、あるい
は、巻鉄心の組立後その巻鉄心を用いて変圧器組立を行
っているとき、巻鉄心の積層端面や外周面等に外力が加
えられたりすると、簡単に巻鉄心の角部や積層端面が欠
損したり剥落して破片が生じる。この破片は前記巻鉄心
の組立後に巻線の鉄心挿入孔内等に残留していると、変
圧器の運転中、絶縁油の温度上昇によって生ずる対流に
乗じて漂遊し、巻線の層間に侵入した場合層間短絡事故
を誘発するおそれがあった。
【0007】(2) 更に、磁性薄帯は極薄に製造され
ており、しかも、焼鈍によって脆弱化しているので、各
積層ブロックを順次巻線に組込んだ場合、自立性に極め
て乏しく、腰砕けの状態になってしまうことが多い。こ
のため、巻線に挿入した前層の積層ブロックを、次層の
積層ブロックが挿入されるまでの間、特殊な治具等を用
いて自立させておく必要があった。従って、巻鉄心の組
立効率が非常に悪く、この種巻鉄心及び該巻鉄心を用い
た変圧器の生産性向上を阻む大きな要因となっていた。
【0008】(3) 又、磁性薄帯はその板厚がけい素
鋼帯に比べ約1/10と薄く、しかも、前記のように、
焼鈍により非常に脆くなっているので、巻鉄心の組立に
際し、積層ブロックを個々に分割して組立る場合、図1
6で示すように、矩形成形時の形状を一端崩し、各積層
ブロック毎に鉄心をその接合部3側において大きく開拡
しながら巻鉄心組立を行わなければならないので、内部
歪みが生じやすく、この結果、巻鉄心の磁気特性に悪影
響を与えることがあるため、鉄心組立は細心の注意をは
らって行う必要があった。特に、磁性薄帯は焼鈍により
脆くなっているものの、靱性が残存しているため、組立
作業中に外力等にて剥落現象が生じた場合、剥落によっ
て生じた破片が跳ね返って作業者の身体、即ち、衣服か
ら露出している手とか顔面に突き刺さったりすることが
あり、作業は安全面も考慮して行う必要があり、この種
巻鉄心の組立作業を円滑・良好に行えない問題があっ
た。
【0009】本発明は、前記種々の問題点に鑑み、巻鉄
心の組立を行う場合、巻鉄心をスリーブ状の繊維布によ
って完全に被包することによって保護し、焼鈍後の脆弱
化した磁性薄帯の取扱いに際し、磁性薄帯が剥落したり
欠損するのを極力抑制した巻鉄心変圧器及びその製造方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁性薄帯を1
ターンカット方式で巻回した巻鉄心素体の内,外周面
に、磁性薄帯より板厚が厚い、例えば、けい素鋼帯から
なる必要数の補強枠を配置し、この状態で、前記巻鉄心
素体を矩形状に成形加工して磁場焼鈍を行って巻鉄心を
形成し、この磁場焼鈍後、巻鉄心の内周面に配設した複
数の補強枠のうち、最内側に位置する補強枠の一部を一
旦除去する。つづいて、前記巻鉄心の焼鈍により脆弱化
している脚鉄部積層端面の剥落防止と剛性強化を図るた
めに、例えば、常温硬化性の接着剤を所定の間隔を空け
て部分的に塗布し、この状態で、絶縁紙等薄葉の絶縁物
を、脚鉄部全体を包み込むようにして貼着し、更に、前
記絶縁物の上から粘着テープを巻回貼着して絶縁補強部
を形成する。
【0011】次に、前記巻鉄心の上部継鉄部に設けた接
合部を利用して前記上部継鉄部を脚鉄部と同一線上の方
向に平面形状がU字形となるように開放する。つづい
て、前記U字状に開放した巻鉄心に、例えば、伸縮性に
富み、しかも、ミクロン単位の非常に細かい網目を備え
た繊維布によりスリーブ状に形成した覆布を前記巻鉄心
の形状に沿ってその全域にわたり、密着した状態で被包
し、この状態で巻鉄心を、開放された継鉄部を利用し
て、前記除去した補強枠を内側に備えた巻線の鉄心挿入
孔に嵌挿し、つづいて、開放された継鉄部を被う覆布を
脚鉄部側に少しずらした状態で、前記開放された継鉄部
を、その結合部において再接合を行って巻鉄心を矩形状
態に再形成するとともに、前記覆布の脚鉄部側にずらし
た部分を、前記再接合を行った継鉄部側において、覆布
の開放端側が互いに重り合うように引戻して前記継鉄部
を完全に被包する。そして、最後に巻鉄心の上,下部の
継鉄部積層端面上において、前記覆布の上から接着剤を
塗布し、前記覆布を各継鉄部の積層端面に接着させるこ
とによって、磁性薄帯からなる巻鉄心を備えた変圧器を
構成するようにしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明は、磁性薄帯からなる巻鉄心の巻線への
組込に当っては、矩形成形した巻鉄心をU字状に開放し
てから、この巻鉄心の全域にわたり、伸縮性に富む網目
の非常に細かい繊維布からなるスリーブ状の覆布を通し
て、前記巻鉄心を覆布により被包密着させた状態で巻線
に組込むように構成されているので、焼鈍により脆くな
っている巻鉄心を構成する磁性薄帯が外力により剥落し
て破片が生じたとしても、この破片は巻鉄心全体を包み
込んでいる袋状の覆布内に封じ込められて外部に飛散す
るようなことが全くないため、破片の発生によって生ず
る巻線の絶縁低下等の弊害を確実に解消することができ
る。又、前記覆布は伸縮性に優れた網目の非常に細かい
繊維布にて形成したものを使用することにより、この覆
布を巻鉄心に被包した場合、自体の伸縮性能によって巻
鉄心の形状に合せて密着・被包することが可能となり、
この結果、巻鉄心の組立時、剥落現象により生じた破片
が飛散して作業者に安全面での悪影響を与えたり、覆布
自体がずれたりして巻鉄心の組立作業に支障を来たすと
いうようなことが全くないため、この種巻鉄心の組立作
業が円滑・良好に行い得、巻鉄心変圧器の生産効率を著
しく向上させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図15に
て説明する。図1において、11は図示しない巻取機に
駆動連結した巻軸で、この巻軸11に円形の巻取枠12
を着脱自在に取付け、前記巻取枠12を回転させて、非
晶質磁性合金薄帯(以下、磁性薄帯という)Tを巻取枠
12に1回分巻取る毎に切断装置13により、磁性薄帯
Tを切断しながら円形に所定回数巻回して1ターンカッ
ト形巻鉄心の原形となる巻鉄心素体14を形成する。な
お、前記巻鉄心素体14の巻回に当っては、巻取枠12
への巻回時において切断される磁性薄帯の単板が、前記
巻取枠12から脱落しないように、巻鉄心素体14の周
面にはガイドローラ15を介して図示しないゴムベルト
が巻掛けられている。
【0014】前記のようにして巻回した円形の巻鉄心素
体14は、その最外周に例えば、図示しない接着テープ
等を貼着し、円形状態を維持させながら、巻軸11から
巻取枠12とともに取外す。この後、巻取機12から取
外した巻鉄心素体14は、図2で示すように、その外周
面に磁性薄帯Tより板厚の厚い、例えば、けい素鋼帯を
1ターンを少し越えて巻回し、その重合部を接着テープ
等により仮止めして外側の補強枠16を設ける。一方、
内周面には巻取枠12を除去した後、同じく図2で示す
ように、けい素鋼帯を用いて平面形状がほぼC形をなし
た内側補強枠17(開口部分aを巻鉄心素体14の接合
部bの位置と対向させる。)と、1ターンを形成しない
範囲でリング状となした最内補強枠(先端の突合部分c
を、内側補強枠17の開口部分aの反対側に位置させ
る。)18とをそれぞれ挿入配置して巻鉄心素体14の
円形状態を維持させる。
【0015】次に、前記円形の巻鉄心素体14を図3で
示すように、成形板19,20を介して油圧プレス等に
より、前・後及び左・右方向から同時に押圧して長円形
に変形する。そして、前記巻鉄心素体14を図3のよう
に、長円形に押圧保持させた状態で、巻鉄心の継鉄部に
相当する位置において、一対の成形金型21,22を、
該金型21,22に凹設した凹溝23を互いに向い合せ
て挿入配置し、この状態で、凹溝23,23間に下端を
上端に対して長さ寸法をやや短くしたテーパー状の型板
24,24(図4参照)をプレスにて凹溝23,23間
に圧入しながら、同時に長円加工した巻鉄心素体14を
成形板19,20により押圧状態を継続させて、図4で
示すように、矩形状に成形する。前記巻鉄心素体14を
矩形状に成形した後、成形板19,20を互いに図示し
ない締付ボルトを用いて固定し、図4のように矩形状に
枠組して成形保持枠25を形成させることにより、巻鉄
心素体14は成形板19,20の押圧を解除しても、前
記成形保持枠25と、成形金型21,22間に圧入した
型板24の押圧付勢力により、矩形状態で良好に保持す
ることができる。又、外側補強枠16は1ターンを形成
して矩形状に、内側補強枠17はU字状に、更に、最内
側の補強枠18は1ターンを形成しない範囲で矩形状
に、それぞれ巻鉄心素体14と同様に成形保持される。
【0016】つづいて、図4に示すように、耐熱性の電
線を巻鉄心素体14の一方の脚鉄部dから前記成形保持
枠25にまたがって巻付けることにより、磁場焼鈍用の
励磁コイル26を設け、このあと、巻鉄心素体14を不
活性ガスを充満させた焼鈍炉に入れ、前記励磁コイル2
6に一定の電流を通電させると同時に所定の加熱温度で
磁場焼鈍を行う。磁場焼鈍後は図5のように、巻鉄心素
体14から励磁コイル26を除去し、かつ、成形保持枠
25を解体し、更に、成形金型21,22の凹溝23,
23から型板24を抜取り、該成形金型21,22とと
もに巻鉄心素体14から除去することによって前記巻鉄
心素体14の矩形保持状態を解き、巻鉄心27を形成す
る。前記のように、磁場焼鈍を行うと巻鉄心27は、矩
形状態を維持するだけの形付が完了し、かつ、内,外の
補強枠16〜18の存在によって良好に矩形状態を維持
させることができる(図5参照)。
【0017】次に、前記矩形成形された巻鉄心27か
ら、1ターンを形成しない範囲で矩形成形された最内側
の補強枠18のみを一旦取外し、この状態で、図6で示
すように、矩形成形された巻鉄心27の窓内に、第2の
成形金型28,29を継鉄部e,f側に配置し、この第
2の成形金型28,29間に板状の型板30を凹溝30
aを利用して圧入し、巻鉄心27が外力によって型崩れ
するのを防止ぐ。前記のように、第2の成形金型28,
29及び型板30によって巻鉄心27に形崩れしない処
置を施した後、図6で示すように、巻鉄心27の脚鉄部
dの積層端面の両側に、例えば、常温硬化性の接着剤を
脚鉄部dの長さ方向に所定の間隔を保って複数個所塗布
して接着部31を形成する。この接着部31を形成した
あと、接着剤が硬化する前に、脚鉄部dの長さ寸法及び
幅寸法を有してコ字状に折曲した一対の比較的薄葉な絶
縁紙の内側部分にも前記同様の接着剤を塗布し、これら
一対の絶縁紙を巻鉄心27の脚鉄部d積層端面の積層方
向から互いに相対向させて脚鉄部d全域を包み込むよう
にして貼着する。
【0018】前記絶縁紙は、該絶縁紙自体に塗布した接
着剤と、既に脚鉄部dの積層端面側に塗布した接着剤と
が良好に馴染み、脚鉄部dに移動不能に貼着することが
できる。このようにして、巻鉄心27の脚鉄部dに、脚
鉄部dの積層端面が、治具等の衝突による外力により、
焼鈍にて脆くなっている磁性薄帯Tが欠損したり、剥落
するのを防ぐための絶縁補強部32を形成する。
【0019】前記絶縁補強部32が脚鉄部d上を移動し
たり、剥離するのを未然に防ぐうえから、脚鉄部dに貼
着した絶縁補強部32の外周に、巻鉄心27にストレス
を与えない程度で粘着テープ33を巻装する等して前記
絶縁補強部32を形成してもよい。又、絶縁紙はコ字状
に折曲する代りに、脚鉄部dに1〜2回程度巻回した
後、この絶縁紙の外周から前記のように、粘着テープを
巻回接着させる等して絶縁補強部を形成するようにして
もよい。更に、脚鉄部dに接着部31を形成するのは、
絶縁補強部32が移動するのを防ぐためのものであり、
従って、脚鉄部d全体に接着部31を設ける必要はな
い。脚鉄部dに絶縁補強部32を形成したあと、第2の
成形金具28,29及び型板30を巻鉄心27から除去
する(図7参照)。
【0020】前記のように、巻鉄心27の脚鉄部dには
絶縁補強部32が形成されているので、巻鉄心27の脚
鉄部dは、その積層端面が外力を受けて剥落するのを防
ぐことができるとともに、内,外の補強枠16,17が
存在していることと相まって、脚鉄部d自体の剛性強化
をはかることが可能となる。この後、外側補強枠16の
重合部(巻鉄心27の上部継鉄部eの上端面)の仮止を
解く。この場合、前記補強枠16は自体の焼鈍温度より
約半分の磁性薄帯Tの焼鈍温度で焼鈍されている関係
上、材料自体の弾性力が残存されているため、容易に開
放でき巻鉄心27の脚鉄部dとほぼ同一線上の位置まで
拡げることができる。次に、磁性薄帯Tを巻回した巻鉄
心27の接合部bが位置する上部継鉄部eを、前記接合
部bの位置で開放する。即ち、巻鉄心27を図7の矩形
状態から図8で示すように、継鉄部eが脚鉄部dとほぼ
同一線上の位置に達するまで、平面形状がU字状となる
よう開放する。この場合、磁性薄帯Tは外側補強枠16
を構成する、例えば、けい素鋼帯に比べその板厚は約1
/10以下であるため、巻鉄心27自体に内部歪みをほ
とんど生じさせることなく、容易に外側補強枠16の開
放位置まで拡げることができる。又、前記の継鉄部eの
開放作業は、巻鉄心27の脚鉄部dに形成した絶縁補強
部32、巻鉄心27の外周面に配置した補強枠16及び
内周面に配置したU字状の内側補強枠17によって、巻
鉄心27自体の剛性が十分に保持されているので、前記
継鉄部eの開放に当たって巻鉄心27は、自重変形を起
こしたり形崩れを生ずることなく、円滑・良好にU字状
に開放することができる。
【0021】次に、前記U字状に開放した巻鉄心27の
上部継鉄部e側には、図8に2点鎖線で示すように、例
えば、先端の底部を相対する方向に傾斜させて設けた一
対の有底筒状の樹脂性キャップ50を、底部を上向きに
して絶縁補強部32と当接する位置まで被嵌する。つづ
いて、下部継鉄部fの積層端面と、その内,外周面との
境界をなす尖鋭な角部に絶縁テープ51を貼着して下部
継鉄部fのエッジ部分を被覆する。この後、前記U字状
に開放した巻鉄心27の上部継鉄部eの一方から図9に
示すスリーブ状の覆布52を被せる。前記覆布52は、
例えば、婦人用靴下(合成繊維性)のように、伸縮性に
富み、かつ、網目がミクロン単位の如く非常に細かく織
った繊維布によって両端が開放された状態で横長に形成
されており、この覆布52の巻鉄心27への嵌め込みに
際しては、一方の開口端を覆布52の伸縮性を利用して
拡げ、上部継鉄部eの一方において、恰度靴下を履くよ
うな状態でキャップ50の外側から嵌め込み、そのま
ま、一方の脚鉄部dの絶縁補強部32を通して下部継鉄
部fの一方のコーナー部に回し、つづいて、下部継鉄部
f全体を被せてから、更に、他方の脚鉄部dに設けた絶
縁補強部32を覆わせて上部継鉄部fの他方から、その
上方に向けて引き上げることによって、図10で示すよ
うに、U字状に開放した巻鉄心27全体を覆布52にて
被包する。
【0022】前記覆布52は伸縮性に優れた繊維布を用
いて形成されており、しかも、この覆布52にて被われ
るU字状に開放した巻鉄心27は、内,外周面に配設し
た補強枠16,17によって剛性が保持され、かつ、そ
のエッジ部分は図8に示すように、図8の上方からキャ
ップ50、絶縁補強部32、絶縁テープ51によって完
全に被覆してあるため、覆布52の巻鉄心27への被覆
作業は、例えば、折曲した金属部材に絶縁チューブを被
せるが如く、ほぼ1動作で円滑、良好に被包することが
できる。又、巻鉄心27のエッジ部分は、すべて外部に
露出しないように絶縁部材を用いて囲繞してあるので、
覆布52の巻鉄心27への被包作業は、覆布52がエッ
ジ部分によって断裂することもなく、良好に被包するこ
とができる。その上、覆布52は伸縮性に富んでいるの
で、図10で示すように、被包後は巻鉄心27に密着さ
せて被覆することができ、この結果、巻鉄心27に外力
が加えられて積層端面の一部が剥落して破片が生じたと
しても、この破片は網目が非常に細かく、しかも、巻鉄
心27自体に密着して被せられている袋状の覆布52に
よって、外部に飛散させることなく完全に覆布52内に
封じ込めることが可能となる。なお、前記のようにして
覆布52を巻鉄心27に被せたあと、上部継鉄部eに被
嵌したキャップ50は覆布52の開放端から抜き取る。
【0023】一方、巻鉄心27に嵌装される巻線34に
は、図10で示すように、巻鉄心27の脚鉄部dに絶縁
補強部32を形成するときに除去した1ターンを形成し
ない範囲で矩形状に形成した最内補強枠18を、鉄心挿
入孔35の最内側に、図10で示すように、矩形状に成
形した状態で嵌め込んでおく。前記の状態で、U字状に
開放されて覆布52を被せた巻鉄心27は、開放した継
鉄部eの接合部bを図10のように、巻線34の鉄心挿
入孔35と相対向させて、巻線34の鉄心挿入孔35に
巻鉄心27の接合部bを備えた継鉄部eから嵌め込む。
この場合、巻鉄心27は脚鉄部dに磁性薄帯Tの剥離防
止と剛性強化を兼ねた絶縁補強部32が構成されてお
り、しかも、巻線34側にはその鉄心挿入孔35内に最
内側の補強枠18が配置されていることと相まって、例
えば、巻鉄心27を図10において巻線34側に押動し
て該巻線34に嵌め込んだ場合、巻鉄心27はその全域
が覆布52により被包されており、一方巻線34には、
最内側の補強枠18がガイドの役目を果すべく嵌め込ま
れているため、巻鉄心27は磁性薄帯Tが巻線34と衝
接することなく、前記補強枠18が覆布52及び絶縁補
強部32と摺接しながら継鉄部eから脚鉄部dにかけて
ほぼ1動作で嵌挿して巻線34に組込むことができる。
従って、前記巻鉄心27の組立に当り、該巻鉄心27に
は脚鉄部dに絶縁補強部32が設けられているので、巻
鉄心27は巻線34への嵌め込みに際し、自重変形した
り、磁性薄帯Tが剥落するということもなく、迅速・容
易に巻線34に嵌め込むことができる(図11参照)。
この際、覆布52は巻鉄心27に密着しているので、巻
鉄心27の巻線34への挿入に対して巻線34と摺接し
て被包がずれるということは全くない。
【0024】巻鉄心27の脚鉄部dを前記のようにし
て、巻線34に挿入した後、図11に示すように、上部
継鉄部eに被せてあった覆布52の開口端側を一旦巻線
34の一方の端面側までずり降ろし、上部継鉄部eを図
11のように外部に露出させ、つづいて、巻線34の軸
方向の端部と、最内補強枠18との間の空所には、図1
2で示すように、絶縁物からなるスペーサ36,37
(スペ−サ36は37に比べ板厚の薄いものを用い
る。)挿入する。この後、開放された巻鉄心27の継鉄
部e全体を図12で示すように、互いに相対する方向に
傾斜させながら、前記ずり降ろした覆布52を継鉄部e
の傾斜に合わせて該継鉄部eの開放部片g側に順次引戻
す。そして、継鉄部eをその最内層部分から開放前の状
態に順次折り曲げ、前記開放部片gを順序よく互いに再
接合して接合部bを再度形成する。この後巻鉄心27の
外周の配置した外側補強枠16の自由端を、接合部bが
位置する継鉄部e外周面において重合し、この部位をス
ポット溶接等にて止着することにより、図13で示すよ
うに、巻鉄心27の巻線34への組立作業を終える。そ
して、前記接合部bの再接合が完了した時点で、覆布5
2の開口端同志を互いに相対する方向に引戻しながら、
一方の開口端に他方の開口端を潜り込ませて重合させる
ことにより、覆布52の開口端を互いに閉塞させて上部
継鉄部eを図13のように完全に被包する。なお、覆布
52による巻鉄心27の被包後スペ−サ36と最内補強
枠18との間の隙間に、楔38を嵌入して巻線34を巻
鉄心34の窓内において固定することは勿論である。
【0025】前記巻鉄心27の接合部bの再接合に際し
ては、脚鉄部dが、絶縁補強枠32及び内,外の補強枠
16,17,18にて強固に固定保持されているので、
変形やずれ等を起こすことなく再接合作業を精度よく、
かつ、覆布52の被包によって磁性薄帯Tの破片をほと
んど生じさせることなく、迅速・容易に行うことができ
る。この結果、巻鉄心27は図13で示すように、覆布
52で完全に包み込むことができる。又、覆布52は、
巻鉄心27を巻線34に挿入したとき、巻線34側に嵌
め込んだ最内側の補強枠18により、巻鉄心27の内周
面との間で、挟着された状態で保持されているととも
に、覆布52自体が巻鉄心27に密着しているので、前
記接合部bの再接合時、覆布52がずれたりして再接合
作業に不都合を生じさせたりすることが全くないので、
巻鉄心27の巻線34への組立作業を円滑に、しかも、
迅速・確実に行うことができる。その上、楔38の嵌入
に当っては、最内側の補強枠18が介在させてあるた
め、嵌入時の衝撃等を緩和させ、接合部bが衝撃によっ
て悪影響が及ぶのを回避することができる。
【0026】巻鉄心27の脚鉄部dを巻線34に嵌挿し
て巻鉄心27を組立てた後、図14で示すように、巻鉄
心27の上,下部の継鉄部e,fの積層端面全域に、覆
布52の外側から接着剤を塗布して塗布面39を形成
し、前記覆布52を継鉄部e,fに接着させるととも
に、塗布面39に薄葉の絶縁物からなる被覆紙40を貼
着することによって図15に示すように、巻鉄心27の
組立作業を最終的に完了するものである。この結果、巻
鉄心27の積層端面は、絶縁補強部32と覆布52と、
前記端面被覆紙40とによって完全に被覆され、かつ、
巻鉄心27の内,外周面は補強枠16〜18にて囲繞さ
れているため、巻鉄心27は外力が加えられたり、振動
等によって、磁性薄帯Tが欠損を生じたり、剥落するよ
うなことは全くない。又、万一、磁性薄帯Tの損傷によ
り破片が生じたとしても、巻鉄心27の外表面は覆布5
2と被覆紙40によって2重構造で外部と遮蔽された状
態で被われているので、破片が外部に漏出して絶縁低下
等の悪影響を及ぼすようなことも全くない。なお、接着
剤により塗布面39を設ける代わりに、継鉄部e,fの
積層端面に、覆布52の上から接着絶縁紙からなる被覆
紙を貼着してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、非晶質磁
性合金薄帯からなる巻鉄心は、その内,外周面において
補強枠を配設し、脚鉄部は前記補強枠も含めて絶縁補強
部にて被覆し、更に、巻鉄心の全域に伸縮性に優れた繊
維布からなる袋状の覆布を密着した状態で被包させて構
成したので、巻鉄心の巻線への組立に際し、巻鉄心に外
力が加えられた場合に生ずる衝撃等によって、磁性薄帯
が剥落するという弊害を確実に解消することができる。
又、万一剥落によって磁性薄帯の破片が生じたとして
も、巻鉄心全体が伸縮性に優れた覆布によって密閉され
ているので、破片を巻鉄心内に封じ込めることが可能と
なり、この結果、破片が外部に飛散したり、油中に漂遊
するという問題を未然に防ぐことができる。更に、巻鉄
心を被包する覆布は、網目が細かく、しかも、伸縮性に
富み、その上、横長でスリーブ状に形成されているの
で、巻鉄心への被包に当っては、自体の伸縮性を有効利
用することにより、ほぼ1動作で巻鉄心に通して被包す
ることができるため、巻鉄心の組立作業が迅速・容易に
行うことができるとともに、これにより、巻鉄心の損傷
が軽減でき、磁気特性に優れた巻鉄心が合理的に生産で
き、その生産性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非晶質磁性合金薄帯の巻取状態を示す概略図で
ある。
【図2】円形状に巻回された巻鉄心素体の平面図であ
る。
【図3】巻鉄心素体の成形途中を示す説明図である。
【図4】巻鉄心素体を矩形成形して焼鈍処理を行う状態
を示す説明図である。
【図5】焼鈍処理を施して矩形状に形付けした巻鉄心の
平面図である。
【図6】以下本発明の製造方法の要部を示すもので、本
図は巻鉄心の脚鉄部に形成する絶縁補強部の形成途中を
示す説明図である。
【図7】脚鉄部に絶縁補強部を形成した巻鉄心の平面図
である。
【図8】巻鉄心をU字状に開放した状態を示す平面図で
ある。
【図9】巻鉄心を被包する覆布の斜視図である。
【図10】U字状に開放した巻鉄心に巻線を組込む場合
を示す説明図である。
【図11】U字状に開放した巻鉄心に巻線を挿入した状
態を示す説明図である。
【図12】巻鉄心の組立途中を示す説明図である。
【図13】巻線を巻鉄心に組込んだ状態を示す説明図で
ある。
【図14】巻鉄心の継鉄部端面に被覆紙を貼付する状態
を示す説明図である。
【図15】本発明の巻鉄心を示す斜視図である。
【図16】従来の巻鉄心の組立途中を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
16 内側補強枠 17 外側補強枠 18 最内補強枠 27 巻鉄心 32 絶縁補強部 34 巻線 35 鉄心挿入孔 39 塗布面 40 被覆紙 52 覆布 T 非晶質磁性合金薄帯 b 接合部 d 脚鉄部 e 上部継鉄部 f 下部継鉄部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井戸 哲成 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機株 式会社内 審査官 仲間 晃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非晶質磁性合金薄帯を所定回数巻回し、
    かつ、その少なくとも1ヶ所を切断して突合せ等の接合
    部を備えた1ターンカット方式の巻鉄心において、前記
    巻鉄心の内,外周面には非晶質磁性合金薄帯より板厚の
    厚い金属材料からなる補強枠を配設し、前記補強枠を備
    えた巻鉄心の脚鉄部には、これを包み込むようにして絶
    縁補強部を形成するとともに、前記絶縁補強部を設けた
    脚鉄部及びこの脚鉄部と連なる上,下部の継鉄部の全域
    を、繊維布をスリーブ状に形成した覆布にて被包し、前
    記絶縁補強部及び覆布により被覆した巻鉄心の脚鉄部に
    巻線を嵌装するようにしたことを特徴とする巻鉄心変圧
    器。
  2. 【請求項2】 前記覆布は、網目が細かく、しかも、伸
    縮性に富む繊維布にてスリーブ状に形成するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の巻鉄心変圧器。
  3. 【請求項3】 非晶質磁性合金薄帯を所定回数巻回し、
    かつ、その少なくとも1ヶ所を切断して突合せ等の接合
    部を有する巻鉄心において、前記巻鉄心を、その外周面
    に非晶質磁性合金薄帯より板厚を厚くして形成した補強
    枠を備え、内周面には同じく板厚を厚くして形成した複
    数の補強枠を備えて矩形成形する工程と、前記矩形成形
    した巻鉄心を磁場焼鈍する工程と、磁場焼鈍を行った巻
    鉄心の最内側の補強枠のみを一旦除去する工程と、前記
    最内側の補強枠を除去した巻鉄心の脚鉄部に絶縁補強部
    を形成する工程と、前記接合部を有する巻鉄心の継鉄部
    をU字状に開放する工程と、U字状に開放した巻鉄心の
    脚鉄部から継鉄部にまたがる全域にスリーブ状の覆布を
    密着させて被包する工程と、前記覆布を密着させた巻鉄
    心の脚鉄部に前記除去した最内側の補強枠を介在させて
    巻線を組込み、かつ、開放された接合部を前記覆布の一
    部を後退させて再接する工程と、更に、再接合を行った
    継鉄部を前記後退させた覆布にて被包する工程とを備え
    たことを特徴とする巻鉄心変圧器の製造方法
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