JPH07196211A - ウェブ巻取方法 - Google Patents
ウェブ巻取方法Info
- Publication number
- JPH07196211A JPH07196211A JP34915293A JP34915293A JPH07196211A JP H07196211 A JPH07196211 A JP H07196211A JP 34915293 A JP34915293 A JP 34915293A JP 34915293 A JP34915293 A JP 34915293A JP H07196211 A JPH07196211 A JP H07196211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- mandrel
- small
- take
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Winding Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンターで紙詰まりや紙送り時の滑り等の
給紙トラブルを起こさない芯無しの小型巻ロールを作成
する。 【構成】 長さ方向に沿って浅い溝１ａを設けた心棒１
とこの心棒１の溝１ａ内に挿脱可能な細棒３とを用い、
細棒３によりウェブＷの先端部分を心棒１の溝１ａ内に
挟んで固定してから心棒１を細棒３と共に回転させて巻
取操作を開始し、所定量のウェブＷを巻き取ってから心
棒１と細棒３を抜き取る。ウェブＷの先端部分が僅かに
波打った状態で固定されて巻取操作が行われ、巻取開始
端部が僅かに曲がっただけの状態で小型巻ロールが形成
できる。したがって、プリンターで小型巻ロールを使用
した時に、最終端が引っ掛かって紙詰まりや紙送り時の
滑り等の給紙トラブルを起こすようなことがない。
給紙トラブルを起こさない芯無しの小型巻ロールを作成
する。 【構成】 長さ方向に沿って浅い溝１ａを設けた心棒１
とこの心棒１の溝１ａ内に挿脱可能な細棒３とを用い、
細棒３によりウェブＷの先端部分を心棒１の溝１ａ内に
挟んで固定してから心棒１を細棒３と共に回転させて巻
取操作を開始し、所定量のウェブＷを巻き取ってから心
棒１と細棒３を抜き取る。ウェブＷの先端部分が僅かに
波打った状態で固定されて巻取操作が行われ、巻取開始
端部が僅かに曲がっただけの状態で小型巻ロールが形成
できる。したがって、プリンターで小型巻ロールを使用
した時に、最終端が引っ掛かって紙詰まりや紙送り時の
滑り等の給紙トラブルを起こすようなことがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、芯無しの小型巻ロール
を形成するウェブ巻取方法に関する。
を形成するウェブ巻取方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、芯無しの小型巻ロールを形成する
方法としては、２つ割れの回転可能な心棒を用い、この
心棒の間にウェブの先端部分を挟んで巻取を開始し、所
定量のウェブを巻き取ってから心棒を抜き取るようにす
る方法が知られている。
方法としては、２つ割れの回転可能な心棒を用い、この
心棒の間にウェブの先端部分を挟んで巻取を開始し、所
定量のウェブを巻き取ってから心棒を抜き取るようにす
る方法が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば電気
やガスの検針時などに使用されるジャーナル伝票用のプ
リンターでは、芯無しの小型巻ロールを使用することで
巻芯の取外し操作を無くすようにしており、この場合プ
リンターは小型巻ロールを最終まで繰り出して全伝票を
処理するようになっている。しかしながら、上記した従
来のウェブ巻取方法ではウェブ先端部分が直径方向に折
れ曲がった状態で小型巻ロールを作成するため、作成し
た小型巻ロールにはウェブの巻取開始端部に「の」の字
形状の折れ曲がり部分が残ることから、この部分が引っ
掛かってプリンターでの紙詰まりを起こしたり、「の」
の字となることによる反発力によってプリンターの紙送
りが滑ったりするという問題点があった。
やガスの検針時などに使用されるジャーナル伝票用のプ
リンターでは、芯無しの小型巻ロールを使用することで
巻芯の取外し操作を無くすようにしており、この場合プ
リンターは小型巻ロールを最終まで繰り出して全伝票を
処理するようになっている。しかしながら、上記した従
来のウェブ巻取方法ではウェブ先端部分が直径方向に折
れ曲がった状態で小型巻ロールを作成するため、作成し
た小型巻ロールにはウェブの巻取開始端部に「の」の字
形状の折れ曲がり部分が残ることから、この部分が引っ
掛かってプリンターでの紙詰まりを起こしたり、「の」
の字となることによる反発力によってプリンターの紙送
りが滑ったりするという問題点があった。
【０００４】本発明は、上記のような問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的とするところは、プリンター
での紙詰まりや紙送り時の滑り等の給紙トラブルを起こ
さない芯無しの小型巻ロールを作製できるウェブ巻取方
法を提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、プリンター
での紙詰まりや紙送り時の滑り等の給紙トラブルを起こ
さない芯無しの小型巻ロールを作製できるウェブ巻取方
法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のウェブ巻取方法は、長さ方向に沿って浅い
溝を設けた心棒とこの心棒の溝内に挿脱可能な細棒とを
用い、細棒によりウェブの先端部分を心棒の溝内に挟ん
で固定してから心棒を細棒と共に回転させて巻取操作を
開始し、所定量のウェブを巻き取ってから心棒と細棒を
抜き取って芯無しの小型巻ロールを形成するようにした
ものである。
に、本発明のウェブ巻取方法は、長さ方向に沿って浅い
溝を設けた心棒とこの心棒の溝内に挿脱可能な細棒とを
用い、細棒によりウェブの先端部分を心棒の溝内に挟ん
で固定してから心棒を細棒と共に回転させて巻取操作を
開始し、所定量のウェブを巻き取ってから心棒と細棒を
抜き取って芯無しの小型巻ロールを形成するようにした
ものである。
【０００６】
【作用】上述の構成からなる本発明のウェブ巻取方法で
は、ウェブの先端部分が僅かに波打った状態で固定され
て巻取操作が行われる。したがって、作成された小型巻
ロールの巻取開始端部は「の」の字状に折れ曲がった状
態とならず、僅かに曲がっただけの状態になる。
は、ウェブの先端部分が僅かに波打った状態で固定され
て巻取操作が行われる。したがって、作成された小型巻
ロールの巻取開始端部は「の」の字状に折れ曲がった状
態とならず、僅かに曲がっただけの状態になる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【０００８】図１及び図２は本発明を実施する巻取装置
の主要部を示すもので、図１はその正面図、図２は図１
のＡ−Ａ断面図である。
の主要部を示すもので、図１はその正面図、図２は図１
のＡ−Ａ断面図である。
【０００９】これらの図において、１は長さ方向に沿っ
て浅い溝１ａを設けた心棒で、その左方の端部における
下半分が半円板２に連結した状態でこの半円板２と一体
になっており、右方の自由端はテーパーが形成されて面
取りされている。３は溝１ａの深さより若干細いピアノ
線からなる細棒で、心棒１と同じ長さとなる状態でその
一方の端部が半円板４に固定されている。半円板２，４
はネジ孔２ａ、４ａによりそれぞれ別の駆動部材（図示
せず）にネジ止めされており、図１の如く２つの半円板
２，４を同一平面とした時に細棒３が心棒１の溝ａ内に
納まった状態になり、半円板４の駆動部材を傾動させ図
３の如く半円板４を半円板２に対して傾けた時に溝ａか
ら出る状態になる。５はテーパーの付いた孔５ａを左側
に備えた押圧部材で、図１の押圧状態では細棒３を心棒
１の溝１ａ内に押し込み、この状態で半円板２，４と共
に回転することで心棒１を細棒３と共に回転させるよう
になっている。また、非回転時において細棒３を心棒１
の溝１ａから出す時には図３のように右方に逃げるよう
になっている。
て浅い溝１ａを設けた心棒で、その左方の端部における
下半分が半円板２に連結した状態でこの半円板２と一体
になっており、右方の自由端はテーパーが形成されて面
取りされている。３は溝１ａの深さより若干細いピアノ
線からなる細棒で、心棒１と同じ長さとなる状態でその
一方の端部が半円板４に固定されている。半円板２，４
はネジ孔２ａ、４ａによりそれぞれ別の駆動部材（図示
せず）にネジ止めされており、図１の如く２つの半円板
２，４を同一平面とした時に細棒３が心棒１の溝ａ内に
納まった状態になり、半円板４の駆動部材を傾動させ図
３の如く半円板４を半円板２に対して傾けた時に溝ａか
ら出る状態になる。５はテーパーの付いた孔５ａを左側
に備えた押圧部材で、図１の押圧状態では細棒３を心棒
１の溝１ａ内に押し込み、この状態で半円板２，４と共
に回転することで心棒１を細棒３と共に回転させるよう
になっている。また、非回転時において細棒３を心棒１
の溝１ａから出す時には図３のように右方に逃げるよう
になっている。
【００１０】上記の巻取装置にてウェブを巻き取るに
は、まず、図３の如く細棒３を心棒１の溝１ａから出し
た状態としてから、図４に示す如く心棒１と細棒３の間
にウェブＷの先端部分を挿入し、次いで半円板４を傾動
させウェブＷの先端部分を挟むように細棒３を心棒１の
溝１ａ内に納め、押圧部材５を左方に移動させて心棒１
の自由端を押圧する。その結果、押圧部材５の孔５ａに
おけるテーパーにより細棒３の自由端が押さえられ、図
５に示すようにウェブＷの先端部分が細棒３により心棒
１の溝１ａ内に固定される。この状態で心棒１を回転さ
せて図６の如く巻取操作を開始し、所定量のウェブＷを
巻き取る。巻取操作が終わった時点で半円板４を駆動し
て細棒３を緩め、心棒１と細棒３を抜き取って図７に示
す芯無しの小型巻ロールＲを形成する。このようにして
形成された小型巻ロールＲは、その巻取開始端部Ｗ’は
僅かに曲がった状態になるだけで、プリンターに装着し
て使用した時に、最終端が引っ掛かることがなく全体が
スムースに繰り出される。
は、まず、図３の如く細棒３を心棒１の溝１ａから出し
た状態としてから、図４に示す如く心棒１と細棒３の間
にウェブＷの先端部分を挿入し、次いで半円板４を傾動
させウェブＷの先端部分を挟むように細棒３を心棒１の
溝１ａ内に納め、押圧部材５を左方に移動させて心棒１
の自由端を押圧する。その結果、押圧部材５の孔５ａに
おけるテーパーにより細棒３の自由端が押さえられ、図
５に示すようにウェブＷの先端部分が細棒３により心棒
１の溝１ａ内に固定される。この状態で心棒１を回転さ
せて図６の如く巻取操作を開始し、所定量のウェブＷを
巻き取る。巻取操作が終わった時点で半円板４を駆動し
て細棒３を緩め、心棒１と細棒３を抜き取って図７に示
す芯無しの小型巻ロールＲを形成する。このようにして
形成された小型巻ロールＲは、その巻取開始端部Ｗ’は
僅かに曲がった状態になるだけで、プリンターに装着し
て使用した時に、最終端が引っ掛かることがなく全体が
スムースに繰り出される。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のウェブ巻
取方法によれば、ウェブの先端部分が僅かに波打った状
態で固定されて巻取操作が行われるので、巻取開始端部
が僅かに曲がっただけの状態で小型巻ロールを形成でき
る。したがって、プリンターでこの小型巻ロールを使用
した時に、最終端が引っ掛かって紙詰まりや紙送り時の
滑り等の給紙トラブルを起こすようなことがない。
取方法によれば、ウェブの先端部分が僅かに波打った状
態で固定されて巻取操作が行われるので、巻取開始端部
が僅かに曲がっただけの状態で小型巻ロールを形成でき
る。したがって、プリンターでこの小型巻ロールを使用
した時に、最終端が引っ掛かって紙詰まりや紙送り時の
滑り等の給紙トラブルを起こすようなことがない。
【図１】本発明を実施する巻取装置の主用部を示す正面
図である。
図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】細棒を心棒の溝から出した状態を示す正面図で
ある。
ある。
【図４】細棒を心棒の溝から出してその間にウェブの先
端部分を挿入した状態を示す斜視図である。
端部分を挿入した状態を示す斜視図である。
【図５】ウェブの先端部分を固定した状態を示す断面図
である。
である。
【図６】ウェブの巻取操作を開始した状態を示す断面図
である。
である。
【図７】形成された小型巻ロールを示す側面図である。
１ 心棒 １ａ 溝 ３ 細棒 Ｗ ウェブ Ｒ 小型巻ロール
Claims (1)
- 【請求項１】 長さ方向に沿って浅い溝を設けた心棒と
この心棒の溝内に挿脱可能な細棒とを用い、細棒により
ウェブの先端部分を心棒の溝内に挟んで固定してから心
棒を細棒と共に回転させて巻取操作を開始し、所定量の
ウェブを巻き取ってから心棒と細棒を抜き取って芯無し
の小型巻ロールを形成することを特徴とするウェブ巻取
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34915293A JPH07196211A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ウェブ巻取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34915293A JPH07196211A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ウェブ巻取方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07196211A true JPH07196211A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18401830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34915293A Pending JPH07196211A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ウェブ巻取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07196211A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117066300B (zh) * | 2023-10-25 | 2024-03-22 | 博路威机械江苏有限公司 | 一种张力可调的轧光机收放卷装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP34915293A patent/JPH07196211A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117066300B (zh) * | 2023-10-25 | 2024-03-22 | 博路威机械江苏有限公司 | 一种张力可调的轧光机收放卷装置 |
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