JP2932259B2 - テープマーカ挿入装置 - Google Patents
テープマーカ挿入装置Info
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Description
ープをリールから送り出して所定長さに切断し、例えば
積み重ねられる紙等のシート間に所定枚数毎の標識とし
て挿入するテープマーカ挿入装置に関する。
一定にするため、リールからの引き出し長さが常に一定
になるようにする必要がある。本出願人は、そのための
一つの技術として、実公昭57−24765号公報に開
示されたものを既に提供している。この従来技術は、リ
ールに支持されたテープの巻回外周面をウェートで押圧
して、テープにテンションを与えるものであって、その
押圧力を常に一定にする(テープの巻回径が変わって
も、テープのテンションを一定にする)ため、リールの
両側の鍔に、傾斜した案内長溝を設け、テープの巻回外
径の縮小に伴い両側の案内長溝に沿ってウェートを摺動
させるようにしている。
るテンションを機械的な方法で一定にすることで、テー
プの切断長さを一定にしようとする機械的なテンション
付与方式では、上記のようなウェートによる構造に限ら
ず、精度を向上させるには限界があり、なかなか一定に
できなかった。また、上記のようなウェートを使用した
場合、テープ交換の際にウェートの着脱操作を伴うた
め、テープ交換が面倒であるとか、ウェートが使用中に
リールから脱落する等の問題があった。
的な方法により精度良く一定にできるとともに、ウェー
ト等のテンション付与部材やテンション調整機構等を省
略できるテープマーカ挿入装置を提供することにある。
自在に支持された巻回状態のテープを、切断送込器の入
口から出口へと挿通させ、この切断送込器内に設けられ
た送り込み機構のテープ送り用モータを駆動させて所定
長さだけ送り出し、切断送込器内に設けられた切断機構
のテープ切断用ソレノイドを駆動させて切断するテープ
マーカ挿入装置において、次のような電気的構成を付加
したことを特徴とする。
に応じたパルスを発生するパルス発生器。 外部から
のテープ挿入信号の入力を検出するテープ挿入信号検出
回路。 テープ挿入信号が入力してからタイマを作動
させてその設定時間後にテープ送り用モータを起動させ
るモータ起動回路。 その起動後にパルス発生器から
出力されるパルスを計数するパルス計数回路。 その
計数値が設定値になったときテープ送り用モータを停止
させるモータ停止回路。 このモータ停止回路による
モータ停止を確認後にテープ切断用ソレノイドをタイマ
による設定時間だけ駆動するソレノイド駆動回路。
挿入信号が入力されると、モータ起動回路によりテープ
送り用モータが起動され、その回転軸の回転数に応じた
パルスがパルス発生器から出力され、パルス計数回路に
よって計数される。そのパルス数が予め決めてある設定
値になると、つまりテープの送り込み長さが設定した長
さになると、テープ送り用モータがモータ停止回路によ
り自動的に停止され、その後、テープ切断用ソレノイド
がソレノイド駆動回路により所定時間だけ駆動されてテ
ープが切断される。
に基づいて詳述する。
挿入装置の全体の機械的構成を示す。このテープマーカ
挿入装置は、一つのセットにして印刷機等に装着するた
め、切断送込器1と取付金具2とリール3とを1本の支
持バー5に取り付けている。切断送込器1は、支持バー
5の先端に固着され、その内部の機械的構造は基本的に
は従来と同じであって、その本体ケース6内には、図示
していないが、テープを上下に挟みV形に折り曲げなが
ら送る送り込み機構として、上下のローラ及びその駆動
を行うテープ送り用モータ、切断機構として、固定刃に
対して可動刃が上下動するカッタ及びその駆動を行うテ
ープ切断用ソレノイド等が内蔵されている。
付けられ、巻芯に巻かれたテープ7を2枚の円形の鍔8
の間で回転自在に支持する。これに支持されたテープ7
は、切断送込器1の送り込み機構でリール3側から引き
出され、本体ケース6中を貫通して印刷機等へ送り込ま
れるが、その際に切断送込器1内の切断機構によって切
断される。
本発明では、切断送込器1のテープ送り用モータ及びテ
ープ切断用ソレノイドを図3に示すような電気的構成に
より制御し、またそのテストを行うために、本体ケース
6から引き出されているカールコード9の先端のコネク
タ10に、テスト用押しボタンスイッチ11を接続して
いる。
は、その回転軸の回転数に応じたパルスを発生するパル
ス発生器13が付設されている。印刷機等の外部機器か
らのテープ挿入信号は、増幅器14で増幅されてからC
PU15に入力される。このCPU15は、外部からの
テープ挿入信号の入力を検出するテープ挿入信号検出回
路16としての機能と、テープ挿入信号が入力してから
設定時間後にテープ送り用モータ12を起動させるモー
タ起動回路17としての機能と、その起動後にパルス発
生器13から出力されるパルスを計数するパルス計数回
路18としての機能と、その計数値が設定値になったと
きテープ送り用モータ12を停止させるモータ停止回路
19としての機能と、その停止後にテープ切断用ソレノ
イド20を所定時間だけ駆動するソレノイド駆動回路2
1としての機能とを併せ持っている。なお、これらの回
路は、半導体等を用いた個別の回路構成としても良い。
イミングチャートを参照してCPU15による制御動作
について説明する。
プ挿入信号がテープ挿入信号検出回路16で検出され、
それがステップS2で確認されると、テープ7を待機さ
せるためにステップS3でタイマが作動する。このタイ
マが設定時間になったことがステップS4で確認される
と、ステップS5でモータ起動回路17によりテープ送
り用モータ12が起動される。このテープ送り用モータ
12が駆動することにより、ステップS6でパルス発生
器13からパルスが出力されてCPU15に入力され、
ステップS7でパルス計数回路18によりパルスが計数
される。そのパルス数が設定値になったことがステップ
S8で確認されると、ステップS9でモータ停止回路1
9によりモータ12が停止される。
により、テープ7は送り込み機構によって一定の長さだ
け送られる。
されると、ステップS11に進み、ソレノイド駆動回路
21がタイマによる設定時間だけソレノイド20を駆動
し、切断機構の可動カッタが1回だけ可動してテープ7
が切断される。ステップ12でソレノイド20の動作終
了を確認すると、ステップS1に戻って同じ動作を繰り
返す。
入信号の入力が検出されるたびごとに、一定の長さずつ
送り出されて切断され、積み重ねられる紙等のシート間
に所定枚数毎の標識として挿入される。
すると、CPU15にテスト用信号が入力され、上記と
同様の動作が行われるので、本テープマーカ挿入装置が
設定どおりに動作するかどうかテストすることができ
る。
外部からのテープ挿入信号の入力を検出してからタ
イマを作動させてその設定時間後にテープ送り用モータ
を起動させるので、テープ挿入のタイミングを適時に行
うことができる。
ス発生器からパルスを発生させ、そのパルス数を計数し
て設定数になったとき、テープ送り用モータを自動的に
停止させるフィードバック方式であるので、テープの切
断長さを精度良く一定にできる。 電気的なフィード
バック制御によりテープ切断長さを一定にするので、ウ
ェート等のテンション付与部材やテンション調整機構等
を省略できるとともに、切断送込器内部の構造も簡素化
できるので、その小型化が可能である。 モータ停止
を確認後にテープ切断用ソレノイドをタイマによる設定
時間だけ駆動するので、テープ切断を確実に行える。
テンション付与部材やテンション調整機構等が不要に
なるので、テープ交換作業が容易になる。
ーカ挿入装置が設定どおりに動作するかどうかテストす
ることができる。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】リールに回転自在に支持された巻回状態の
テープを、切断送込器の入口から出口へと挿通させ、こ
の切断送込器内に設けられた送り込み機構のテープ送り
用モータを駆動させて所定長さだけ送り出し、切断送込
器内に設けられた切断機構のテープ切断用ソレノイドを
駆動させて切断するテープマーカ挿入装置において、前
記テープ送り用モータの回転軸の回転数に応じたパルス
を発生するパルス発生器と、外部からのテープ挿入信号
の入力を検出するテープ挿入信号検出回路と、テープ挿
入信号が入力してからタイマを作動させてその設定時間
後に前記テープ送り用モータを起動させるモータ起動回
路と、その起動後に前記パルス発生器から出力されるパ
ルスを計数するパルス計数回路と、その計数値が設定値
になったとき前記テープ送り用モータを停止させるモー
タ停止回路と、このモータ停止回路によるモータ停止を
確認後に前記テープ切断用ソレノイドをタイマによる設
定時間だけ駆動するソレノイド駆動回路とを備えたこと
を特徴とするテープマーカ挿入装置。 - 【請求項2】テスト用スイッチを備え、モータ起動回路
は、外部からのテープ挿入信号によるほか、このスイッ
チをオンにすることによっても駆動することを特徴とす
る請求項1記載のテープマーカ挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172749A JP2932259B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | テープマーカ挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172749A JP2932259B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | テープマーカ挿入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH115656A JPH115656A (ja) | 1999-01-12 |
JP2932259B2 true JP2932259B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15947619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9172749A Expired - Fee Related JP2932259B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | テープマーカ挿入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2932259B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP9172749A patent/JP2932259B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH115656A (ja) | 1999-01-12 |
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