JP2932259B2 - テープマーカ挿入装置 - Google Patents

テープマーカ挿入装置

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JP2932259B2
JP2932259B2 JP9172749A JP17274997A JP2932259B2 JP 2932259 B2 JP2932259 B2 JP 2932259B2 JP 9172749 A JP9172749 A JP 9172749A JP 17274997 A JP17274997 A JP 17274997A JP 2932259 B2 JP2932259 B2 JP 2932259B2
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勝行 上橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻回されているテ
ープをリールから送り出して所定長さに切断し、例えば
積み重ねられる紙等のシート間に所定枚数毎の標識とし
て挿入するテープマーカ挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置では、テープの切断長さを
一定にするため、リールからの引き出し長さが常に一定
になるようにする必要がある。本出願人は、そのための
一つの技術として、実公昭57−24765号公報に開
示されたものを既に提供している。この従来技術は、リ
ールに支持されたテープの巻回外周面をウェートで押圧
して、テープにテンションを与えるものであって、その
押圧力を常に一定にする(テープの巻回径が変わって
も、テープのテンションを一定にする)ため、リールの
両側の鍔に、傾斜した案内長溝を設け、テープの巻回外
径の縮小に伴い両側の案内長溝に沿ってウェートを摺動
させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テープに与え
るテンションを機械的な方法で一定にすることで、テー
プの切断長さを一定にしようとする機械的なテンション
付与方式では、上記のようなウェートによる構造に限ら
ず、精度を向上させるには限界があり、なかなか一定に
できなかった。また、上記のようなウェートを使用した
場合、テープ交換の際にウェートの着脱操作を伴うた
め、テープ交換が面倒であるとか、ウェートが使用中に
リールから脱落する等の問題があった。
【0004】本発明の目的は、テープの切断長さを電気
的な方法により精度良く一定にできるとともに、ウェー
ト等のテンション付与部材やテンション調整機構等を省
略できるテープマーカ挿入装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、リールに回転
自在に支持された巻回状態のテープを、切断送込器の入
口から出口へと挿通させ、この切断送込器内に設けられ
た送り込み機構のテープ送り用モータを駆動させて所定
長さだけ送り出し、切断送込器内に設けられた切断機構
のテープ切断用ソレノイドを駆動させて切断するテープ
マーカ挿入装置において、次のような電気的構成を付加
したことを特徴とする。
【0006】 テープ送り用モータの回転軸の回転数
に応じたパルスを発生するパルス発生器。 外部から
のテープ挿入信号の入力を検出するテープ挿入信号検出
回路。 テープ挿入信号が入力してからタイマを作動
させてその設定時間後にテープ送り用モータを起動させ
るモータ起動回路。 その起動後にパルス発生器から
出力されるパルスを計数するパルス計数回路。 その
計数値が設定値になったときテープ送り用モータを停止
させるモータ停止回路。 このモータ停止回路による
モータ停止を確認後にテープ切断用ソレノイドをタイマ
による設定時間だけ駆動するソレノイド駆動回路。
【0007】このような装置によると、外部からテープ
挿入信号が入力されると、モータ起動回路によりテープ
送り用モータが起動され、その回転軸の回転数に応じた
パルスがパルス発生器から出力され、パルス計数回路に
よって計数される。そのパルス数が予め決めてある設定
値になると、つまりテープの送り込み長さが設定した長
さになると、テープ送り用モータがモータ停止回路によ
り自動的に停止され、その後、テープ切断用ソレノイド
がソレノイド駆動回路により所定時間だけ駆動されてテ
ープが切断される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
【0009】図1及び図2に本発明によるテープマーカ
挿入装置の全体の機械的構成を示す。このテープマーカ
挿入装置は、一つのセットにして印刷機等に装着するた
め、切断送込器1と取付金具2とリール3とを1本の支
持バー5に取り付けている。切断送込器1は、支持バー
5の先端に固着され、その内部の機械的構造は基本的に
は従来と同じであって、その本体ケース6内には、図示
していないが、テープを上下に挟みV形に折り曲げなが
ら送る送り込み機構として、上下のローラ及びその駆動
を行うテープ送り用モータ、切断機構として、固定刃に
対して可動刃が上下動するカッタ及びその駆動を行うテ
ープ切断用ソレノイド等が内蔵されている。
【0010】リール3は、支持バー5に着脱自在に取り
付けられ、巻芯に巻かれたテープ7を2枚の円形の鍔8
の間で回転自在に支持する。これに支持されたテープ7
は、切断送込器1の送り込み機構でリール3側から引き
出され、本体ケース6中を貫通して印刷機等へ送り込ま
れるが、その際に切断送込器1内の切断機構によって切
断される。
【0011】以上のような構成は従来と同様であるが、
本発明では、切断送込器1のテープ送り用モータ及びテ
ープ切断用ソレノイドを図3に示すような電気的構成に
より制御し、またそのテストを行うために、本体ケース
6から引き出されているカールコード9の先端のコネク
タ10に、テスト用押しボタンスイッチ11を接続して
いる。
【0012】図3において、テープ送り用モータ12に
は、その回転軸の回転数に応じたパルスを発生するパル
ス発生器13が付設されている。印刷機等の外部機器か
らのテープ挿入信号は、増幅器14で増幅されてからC
PU15に入力される。このCPU15は、外部からの
テープ挿入信号の入力を検出するテープ挿入信号検出回
路16としての機能と、テープ挿入信号が入力してから
設定時間後にテープ送り用モータ12を起動させるモー
タ起動回路17としての機能と、その起動後にパルス発
生器13から出力されるパルスを計数するパルス計数回
路18としての機能と、その計数値が設定値になったと
きテープ送り用モータ12を停止させるモータ停止回路
19としての機能と、その停止後にテープ切断用ソレノ
イド20を所定時間だけ駆動するソレノイド駆動回路2
1としての機能とを併せ持っている。なお、これらの回
路は、半導体等を用いた個別の回路構成としても良い。
【0013】次に、図4のフローチャート及び図5のタ
イミングチャートを参照してCPU15による制御動作
について説明する。
【0014】図4におけるステップS1において、テー
プ挿入信号がテープ挿入信号検出回路16で検出され、
それがステップS2で確認されると、テープ7を待機さ
せるためにステップS3でタイマが作動する。このタイ
マが設定時間になったことがステップS4で確認される
と、ステップS5でモータ起動回路17によりテープ送
り用モータ12が起動される。このテープ送り用モータ
12が駆動することにより、ステップS6でパルス発生
器13からパルスが出力されてCPU15に入力され、
ステップS7でパルス計数回路18によりパルスが計数
される。そのパルス数が設定値になったことがステップ
S8で確認されると、ステップS9でモータ停止回路1
9によりモータ12が停止される。
【0015】ステップS1からステップS9までの動作
により、テープ7は送り込み機構によって一定の長さだ
け送られる。
【0016】ステップS10でモータ12の停止が確認
されると、ステップS11に進み、ソレノイド駆動回路
21がタイマによる設定時間だけソレノイド20を駆動
し、切断機構の可動カッタが1回だけ可動してテープ7
が切断される。ステップ12でソレノイド20の動作終
了を確認すると、ステップS1に戻って同じ動作を繰り
返す。
【0017】従って、テープ7は、外部からのテープ挿
入信号の入力が検出されるたびごとに、一定の長さずつ
送り出されて切断され、積み重ねられる紙等のシート間
に所定枚数毎の標識として挿入される。
【0018】テスト用押しボタンスイッチ11をオンに
すると、CPU15にテスト用信号が入力され、上記と
同様の動作が行われるので、本テープマーカ挿入装置が
設定どおりに動作するかどうかテストすることができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果がある。
外部からのテープ挿入信号の入力を検出してからタ
イマを作動させてその設定時間後にテープ送り用モータ
を起動させるので、テープ挿入のタイミングを適時に行
うことができる。
【0020】 テープ送り用モータの回転によりパル
ス発生器からパルスを発生させ、そのパルス数を計数し
て設定数になったとき、テープ送り用モータを自動的に
停止させるフィードバック方式であるので、テープの切
断長さを精度良く一定にできる。 電気的なフィード
バック制御によりテープ切断長さを一定にするので、ウ
ェート等のテンション付与部材やテンション調整機構等
を省略できるとともに、切断送込器内部の構造も簡素化
できるので、その小型化が可能である。 モータ停止
を確認後にテープ切断用ソレノイドをタイマによる設定
時間だけ駆動するので、テープ切断を確実に行える。
テンション付与部材やテンション調整機構等が不要に
なるので、テープ交換作業が容易になる。
【0021】請求項2に係る発明によれば、本テープマ
ーカ挿入装置が設定どおりに動作するかどうかテストす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテープマーカ挿入装置の側
面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】電気的な構成を示すブロック図である。
【図4】動作を説明するフローチャートである。
【図5】同じくタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 切断送込器 2 取付金具 3 リール 5 支持バー 6 本体ケース 7 テープ 8 鍔 9 カールコード 10 コネクタ 11 テスト用押しボタンスイッチ 12 テープ送り用モータ 13 パルス発生器 14 増幅器 15 CPU 16 テープ挿入信号検出回路 17 モータ起動回路 18 パルス計数回路 19 モータ停止回路 20 テープ切断用ソレノイド 21 ソレノイド駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 23/18 - 23/198 B65H 33/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リールに回転自在に支持された巻回状態の
    テープを、切断送込器の入口から出口へと挿通させ、こ
    の切断送込器内に設けられた送り込み機構のテープ送り
    用モータを駆動させて所定長さだけ送り出し、切断送込
    器内に設けられた切断機構のテープ切断用ソレノイドを
    駆動させて切断するテープマーカ挿入装置において、前
    記テープ送り用モータの回転軸の回転数に応じたパルス
    を発生するパルス発生器と、外部からのテープ挿入信号
    の入力を検出するテープ挿入信号検出回路と、テープ挿
    入信号が入力してからタイマを作動させてその設定時間
    後に前記テープ送り用モータを起動させるモータ起動回
    路と、その起動後に前記パルス発生器から出力されるパ
    ルスを計数するパルス計数回路と、その計数値が設定値
    になったとき前記テープ送り用モータを停止させるモー
    タ停止回路と、このモータ停止回路によるモータ停止を
    確認後に前記テープ切断用ソレノイドをタイマによる設
    定時間だけ駆動するソレノイド駆動回路とを備えたこと
    を特徴とするテープマーカ挿入装置。
  2. 【請求項2】テスト用スイッチを備え、モータ起動回路
    は、外部からのテープ挿入信号によるほか、このスイッ
    チをオンにすることによっても駆動することを特徴とす
    る請求項1記載のテープマーカ挿入装置。
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