JPH0719616A - 空冷式コンデンサー - Google Patents

空冷式コンデンサー

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JPH0719616A
JPH0719616A JP18315593A JP18315593A JPH0719616A JP H0719616 A JPH0719616 A JP H0719616A JP 18315593 A JP18315593 A JP 18315593A JP 18315593 A JP18315593 A JP 18315593A JP H0719616 A JPH0719616 A JP H0719616A
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air
fans
partition plate
cooled condenser
condenser
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Makoto Fukuchi
誠 福地
Kenji Maru
健治 丸
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の送風機を具備する空冷式コンデンサー
において、送風機回転時の騒音が減少しファン効率の高
められる構造に改良する。 【構成】 空冷式コンデンサー8の後部に配される複数
の送風機9と送風機9との間には仕切板21を空冷式コ
ンデンサー8のフィン13と熱伝導するようにファンケ
ース18に取り付ける。仕切板21はファン15相互間
の風切り音を減少させ、また相互の風の干渉をおさえて
ファン効率を上げ、さらに空冷式コンデンサー8の熱を
仕切板21に熱伝導させてファン15の風で放熱させ、
凝縮能力を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷却貯蔵庫に具備されて
いる凝縮ユニットにおける空冷式コンデンサーの構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、冷凍サイクルを構成す
る庫内側ユニットの蒸発器において、特公平5−635
号公報のように、冷気送気用のファンを複数台備えた構
成のものがある。
【0003】これと同様に庫外側ユニットの空冷式コン
デンサーにおいて、例えば大型の冷却貯蔵庫のように冷
凍能力が大きいものでは、空冷式コンデンサーも大型化
して横に長くなり、そのために冷却用の送風機を複数台
有する構造となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、コンデンサー
冷却用の送風機を複数有する空冷式コンデンサーの場合
ファンが同時に回転する時に、ファンとファンの相互間
における風切り音が生じ耳ざわりな騒音を引き起す原因
となっていた。またファン相互間の干渉により送風力が
低下し、ファン効率の悪いものとなっていた。
【0005】更に凝縮ユニットを天部に載置する冷却貯
蔵庫のように機械的強度を多分に必要としなくて、かつ
複数のコンデンサー冷却用ファンを並べて置くほどに大
きい横長な空冷式コンデンサーにおいては、そのファン
ケースも長大となってその強度は小さいものになる。そ
の為、倉庫の在庫時に人に乗られるだとか設置時に踏み
台に使われてファンケースが変形し、ファンロックに至
る事があるなどの問題があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みて成されたもの
で、運転時の騒音を下げ冷却効率、凝縮能力および機械
的強度の向上を、簡単な構造的改良で達成し得る空冷式
コンデンサーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、断熱
箱体の天部に形成された機械室と、前記機械室内に設け
られ、横方向に延在するコンデンサーと、前記コンデン
サーに対応して設けられた複数の送風機と、前記送風機
を固定するファンケースと、前記ファンケースに設けら
れ前記送風機間に設けられると共に、前記コンデンサー
を構成するフィンと熱伝導を行なうように設けられた仕
切板とを備えたものである。
【0008】また請求項2の発明は、前記仕切板は前記
ファンケースの外側に突出し、風の吹き出し方向に延在
しているものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明は、各送風機が同時回転し、外
気が空冷式コンデンサーの前方から後方へと通風して、
該空冷式コンデンサーの配管内を通る冷媒ガスの凝縮が
行なわれる。ここで隣り合う送風機のファンの回転によ
り生ずる風は、その間に配してある仕切板によって互に
干渉し合うのを抑制されているので、風切り音が小さく
なって騒音発生を防げる。風の干渉が抑えられ、また仕
切板によって個々の風路が作られることで乱れのない風
が流れてファン効率が上がり、良好な凝縮作用を得られ
る。そして、コンデンサーのフィンと接触している仕切
板にコンデンサーの熱は伝導し、この仕切板の近くにあ
る送風機からの風を受けて仕切板からの放熱が促進され
る。
【0010】また、請求項2の発明は、ファンケースに
取り付けた仕切板をファンケースの外側に突出し、風の
吹き出し方向へ延在することで風切り音の発生がより一
層抑えられファン効率もさらに高まる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。1はレストラン等の厨房室に設置される冷却貯蔵庫
で、庫内の食材等を出し入れするための4枚の開閉扉2
を備えた断熱箱体3の天部には、前面をグリル板4等で
仕切られた機械室5が設けられている。図2はその機械
室5を上部から見た図である。ここで前記断熱箱体3の
天面には適当な大きさの開口部が形成されて、この断熱
箱体3の天面開口部を施蓋するようにしてユニットベー
ス6が設けられている。そしてこのユニットベース6上
には、圧縮機7や空冷式のコンデンサー8、およびコン
デンサー冷却用の送風機9等が載せられており、凝縮ユ
ニット10を構成している。
【0012】この凝縮ユニット10は、庫内側ユニット
である蒸発器(図示せず)と冷媒配管で接続されて冷凍
サイクルを形成する。また機械室5内には、その他にコ
ントロールボックス11等が配置してある。そしてこの
空冷式コンデンサー8において、その後方側(風下側)
には、送風機9が2台横に並んで設けられるほどに長く
なっている。
【0013】図3はこのコンデンサー冷却用の送風機9
を2台有する空冷式のコンデンサー8の詳細な構成を示
すもので、整列された複数枚の板状フィン13と、この
板状フィン13を貫挿して蛇行状に配置され、内部を冷
媒が通る配管14と、この配管14を支持固定する両端
の管板12,12とより空冷式コンデンサー8は構成さ
れており、この空冷コンデンサー8自体はこの管板1
2,12によってユニットベース6に固定され、そして
圧縮機7より吐出し配管14内を通ってくる冷媒は、配
管14および板状のフィン13に、前記送風機9,9に
より風を送ることにより冷却され凝縮する仕組みとなっ
ている。
【0014】送風機9はファン15と該ファン15を回
転駆動するファンモータ16とより成り、そのファンモ
ータ16はブラケット17により前記ユニットベース6
に固定されている。18はファンケースにして空冷式コ
ンデンサー8の後方を覆うように配置され、このファン
ケース18には夫々の送風機9,9に対応させて各ファ
ン15,15の径より多少大きい径の穴、すなわち送風
機開口(図示せず)が形成されている。そして送風機
9,9により作り出される風は、このファンケース18
および前記管板12,12によって、ある程度の方向付
けはされて、矢印に図示する如く通風するようにされて
いる。
【0015】ところで、この2個の並んだ送風機9,9
の間には、個々のファン15,15により作り出される
風が干渉し合わないように仕切板21が設けられてい
る。この仕切板21は、ファンケース18の幅方向の中
央部でビス止めされてファンケース18とは直角方向に
取り付けられている。
【0016】そして、仕切板21の一端は空冷式コンデ
ンサー8を構成する板状のフィン13に接触させてい
る。ここで、この仕切板21は、金属部材で形成して空
冷式コンデンサー8で発生する熱が熱伝導されるように
なっている。
【0017】このようにファン15とファン15との間
を仕切る仕切板21を設けることにより、ファン15,
15が回転した時に生ずるファン15相互間の風切り音
が低減し、そしてファン15,15が起こす風が当り合
わないで同じ方向に一定して出るようになりファン効率
が良くなり冷却効果が高まる。
【0018】また、仕切板21には空冷式コンデンサー
8で発生する熱が伝導する。そして、仕切板21には左
右から送風機9,9からの風が当っているため、仕切板
21からの放熱も行なわれる。よって、空冷式コンデン
サー8全体の放熱量が増えて、その凝縮効率を高められ
る。
【0019】さらに、この仕切り板21によって1つ1
つの送風機9に対応して、風路ができ、乱れを生じない
冷気流を流せる。また、ファンケース18は、それに強
い力(例えば人が踏み台にして乗るなど)がかかった場
合、ファンケース18の送風機開口が変形し、押しつぶ
されてファン15、15に接触しファンロックに至ると
いう不具合があるが、本発明では仕切板21がファンケ
ース18と直角に取り付いてある為、上方向からかかる
力に対する強度が増し、設置時などに損品となるのを防
止できる。
【0020】そして、前記仕切板21は、ファン15と
ファン15とを仕切るファンケース18内に位置するだ
けでなく、風の流れ方向と平行し、ファンケース18よ
り突出するよう後方へ長く延ばした延在部分21Bを有
する形体とすると、ファン15,15後方での風の干渉
をより確実に抑え、更に一層の騒音低減、またファン効
率の向上が果たせる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、冷却用
の送風機を複数有する空冷式コンデンサーにおいて、送
風機と送風機の間に仕切板を設け、しかもこの仕切板を
コンデンサーのフィンと熱伝導を行なうようにファンケ
ースに取り付けることにより、先ずファンとファンの回
転による相互間の風切り音が低減でき、製品全体として
の騒音値も下げることができる。
【0022】また、仕切板によって、1つ1つのファン
に個別の空気の流れる風路を作った事になり風を整流す
る作用を得られて、ファン効率を上げることができ、凝
縮能力を良好に保てる。そして、コンデンサーの熱を仕
切板を熱伝導させ、その仕切板に左右から送風機で風を
当てている構成としているので、コンデンサーの放熱効
果も高まり、凝縮能力を上げることができる。
【0023】さらに、仕切板をファンケースに設けるこ
とで強度的に弱かったファンケースの補強材としての機
能を果せて、特に上からの力に対しての強度を増すこと
ができ、ファンケースを倉庫へ収納し管理する時、また
製品の設置時等にファンケースに人が乗るなどして不良
品となるのを防げる。
【0024】そして、この仕切板を風の流れ方向に後方
へ長く延ばしてファンケースに取付けるようにすれば、
ファン後方での風の干渉もより効果的に抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】凝縮ユニットを天部に設けている冷却貯蔵庫の
正面図。
【図2】凝縮ユニットを設けている冷却貯蔵庫天部の平
面図。
【図3】冷却貯蔵庫の天部に配される本発明の空冷式コ
ンデンサーの平面図。
【符号の説明】
1 冷却貯蔵庫 8 空冷式コンデンサー 9 送風機 18 ファンケース 21 仕切板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体の天部に形成された機械室と、 前記機械室内に設けられ、横方向に延在するコンデンサ
    ーと、 前記コンデンサーに対応して設けられた複数の送風機
    と、 前記送風機を固定するファンケースと、 前記ファンケースに設けられ前記送風機間に設けられる
    と共に、前記コンデンサーを構成するフィンと熱伝導を
    行なうように設けられた仕切板とを備えたことを特徴と
    する空冷式コンデンサー。
  2. 【請求項2】 前記仕切板は前記ファンケースの外側に
    突出し、風の吹き出し方向に延在していることを特徴と
    する請求項1記載の凝縮ユニットの空冷式コンデンサ
    ー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109624653A (zh) * 2018-12-26 2019-04-16 郑州科林车用空调有限公司 一种降低客车空调冷凝风机阵列振动干扰的结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109624653A (zh) * 2018-12-26 2019-04-16 郑州科林车用空调有限公司 一种降低客车空调冷凝风机阵列振动干扰的结构

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